JPH0377930A - フィルムサイズ切替え可能なカメラ - Google Patents

フィルムサイズ切替え可能なカメラ

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JPH0377930A
JPH0377930A JP1213102A JP21310289A JPH0377930A JP H0377930 A JPH0377930 A JP H0377930A JP 1213102 A JP1213102 A JP 1213102A JP 21310289 A JP21310289 A JP 21310289A JP H0377930 A JPH0377930 A JP H0377930A
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aperture
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィルムの一駒中に連続写真の撮影が可能なカ
メラに関し、更に詳しくは撮影するフィルムサイズを切
替え一駒中に単一又は複数の撮影が可能なカメラに関す
る。
(従来の技術) 従来より一眠レフカメラ等においては、レリーズホタン
が押されている間は、露光動作とフィルム巻上げ動作と
を繰り返し、連続写真の撮影、所謂連写を可能としたも
のが知られている。
他方、フィルムに露光回部な領域をフルサイズとハーフ
サイズとの間で切替え可能なカメラとして、アパーチャ
部材の開口寸法を二段階に変化させる画面サイズOf変
カメラが知られている。
(発明が解決しようとする課題) 然し乍ら、上記のような速写可能なカメラおいては、例
えば1秒間に3駒の速写を行なうとすれば、36枚撮り
のフィルムにおいて12秒の撮影しか行なうことができ
ず、より長時間の連写を行ないたい場合、或はフィルム
を節約したい場合などには不便なものであった。また連
写した写真をアルバム等に整理した観賞する場合、上記
のような装置においては連写した枚数分のプリントをア
ルバムに貼り付けねばならす、速写枚数が多い時にはア
ルバムの1頁に入りきらなくなり、観賞形態の丘におい
ても不具合を有するものであった。
更に、上記のような画面サイズ「11変カメラにおいて
は1例えば1本のフィルム中で撮影サイズを切替えた場
合にフルサイズとハーフサイズとが混在することとなり
、現像所側ではこれに対応できず敬遠されていた。また
フィルムを節約したり、連写時間をのばすために、連写
時のみハーフサイズに切り替えたとしても、アルバムL
でプリントを観賞する際の問題点は解決されなかった。
本発明はこのような聞題点に鑑みてなされたものであり
、wilに、より長時間の速写が可能であり、第2に、
速写時のフィルムを節約し、第3に、アルバム等に貼り
付けて観賞する際に見やすいi1!続写頁撮影装置を得
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 」−記目的達成のために本発明においては、連続写真撮
影時にフィルムの各駒を複数のウィンドウに分割し、各
ウィンドウごとに1シヨツトの撮影を行なうことが出来
るようにした。
具体的には、本発明のフィルムサイズ切替え可能なカメ
ラは、フィルム上の撮影可能な最大領域を決定するアパ
ーチャ部材(1)と、該アパーチャ部材の開口内に進退
可能であり、フィルムが送られる送り方向に関して該ア
パーチャ部材の開口寸法を変化させる遮光板(20)と
、該遮光板を該アパーチャ部材から退避させる第1の位
置と該送り方向の開口寸法を略(1/N)に減少させる
第2の位置との間で該遮光板を切替えo7能な切替え部
材(30)と、該遮光板が第1の位置にあるか第2の位
置にあるかを検出する検出手段(31,32)と、フィ
ルム巻き上げ手段(11,14,52)と、制御手段(
50)と、を備える。
ここにおいて該制御手段は、(a)該検出手段により遮
光板が第1の位置にあると検出されたときには、該フィ
ルム巻上手段にレリーズ毎に第1の巻上げ1a:でフィ
ルムの巻Eげを行なわせ、(b)該遮光板が第1の位置
から第2の位置に9Jり替わったときには、該フィルム
巻戻し手段に第4の巻上げにと同寸の巻戻しを行なわせ
、(c)該遮光板が第2の位置にあると検出されたとき
には、該フィルム巻上げ手段にレリーズ毎に第2の巻」
−げ賃で(N−1)回の巻上げを行なわせその後第3の
巻上げ量で巻」二げを行なわせ、(d)該遮光板が第2
の位置から第lの位置に切替わったときには該フィルム
巻上げ手段に第4の巻上げ量の巻上げを行なわせる。
なお、第2の巻−ヒげ槍は送り方向の開口寸法の略(1
/N)に等しい量である。また、第3の巻上げ間は、第
1の巻上量よりは少ないが第2の巻上量よりは多い量で
あるが、より正確には、以下の関係がみたされる。
(第3の巻上げ縫)+(第2の巻上げl) X(N−1
)   (第1の巻上げ量) また第4の巻き上げ量はフィルム送り方向の−1 開口寸法の略−に等しい間である。
N (作用) 本発明のカメラによれば、フィルム上の1駒をN個のウ
ィンドウに分割し、lショットの撮影を各ウィンドウご
とに行なう、つまり、Nシ覆ットの撮影を1駒の範囲に
1組の撮影として行なう、このようにしてにM部分の撮
影を行なった場合、フィルムの使用量はM部分であるが
MXNショットの記録が可能となる。
ttSf図〜tJ、7図を用いて本発明の第1実施例を
説1!1する。
第1図は本発明の第1実施例の構造を示す部分斜視図で
ある。第1図において、カメラボディーの一部であるア
パーチャ部材lには、フィルムの撮影画面に対応した位
置に7パーチヤー1aがi2けられている。尚、該アパ
ーチャーの大きさは、撮影可能な最大領域に対応し、3
5腸lフイルムのフルサイズの場合縦24×横36mm
になっている。
フィルムの移動を検知するためのスプロケット2の外周
」二に設(すられた4歯の爪2aがフィルムのパー7オ
レーシ璽ンと噛み合い、フィルムの移動に伴なって回転
するようになっている。その回転はギヤ3〜6で増速さ
れてスリ・リド円I!17に伝えられる。スリット円盤
7の回転量は、フォトインタラプタ−8によって検出さ
れる。ここで本実施例においては、フィルムを!部分(
36■禽+空白2層日=38厘層)巻き−1−げろ際に
フォトインタラプタ−8から114個のパルスが出力さ
れるように、前記ギヤ3〜6の増速比が設定されている
シーケンスモーター9は、レリーズに関する各種動作、
即ちミラーのアップ、ダウン、絞りの駆動、シャッター
のチャージ等の動作を行なうためのものである。
スプール10はフィルムの巻き上げを行なうためのもの
でありその内側に設けられたフィルム巻きEげモーター
11の出力は、ギヤ12、減速機構13、ギヤ15を介
してスプールlOの下部に一体に設けられたギヤ10a
に伝達される。このようなスプールの回転により、フィ
ルムの巻き上げが行なわれる。
ここで減速機構13中に設けられた分岐14は、公知の
遊星ギヤ等によるクラッチ機構であり、モーター11が
正転している時にはその回転をギヤ15に、逆転したと
きにはギヤ16に伝達するようになっている。
モーター11はフィルムaS上げ時には正転し、フィル
ム巻戻し時には逆転するように制御される。ここでフィ
ルム巻戻し時にはモーター11の逆転に伴い、その回転
がギヤ16.軸17、ギヤ18〜19と伝達され、ギヤ
19に設けられたフィルムカートリッジのハブと係合す
るフォーク19aを回転させ、フィルムの巻戻しを行う
アパーチャ一部材l前方にはフォーカルプレーンシャッ
ターのユニット25が設けられている。アパーチャー2
5aの内側をこのユニット25に含まれるシャッター幕
が走行することによりフィルムへの露光が行なわれる。
アパーチャ部材lとユニットとの間には、アパーチャー
遮光板20が設けられており、その一端20aは軸22
に巻き付けられている。軸22には不図示のハネにより
遮光板20を巻き取る方向の回動習性が与えられている
。軸22から引き出された遮光板は、軸21で90°曲
−げられ前記アパーチャー1a内に入り込む。
撮影者によって操作Of濠な切替え部材30は1図示し
たrNORMALJ、  rl/3Jの各指標の間をス
ライド可能になっている。これらの指標は、それぞれフ
ルサイズ、3ウインドウでの撮影を意味する。切替え部
材30の位置は、スイッチ31、によって検出される。
即ち「NORMAL」の指標位置ではスイッチ31がO
FF、 「l/3」の指標位置ではスイッチ31がON
となる。又切付え部材30のスライド動作は前記遮光板
20にも連結されている。
第2図(A)、(B)は遮光板20の動作を示す図であ
る。切替え部材30がrNORMALJの位置にあると
きは、遮光板の端部20bはアパーチャー1a外に位置
し、アパーチャ一部材1は遮光板の影響を受けない、他
方切替え部材30がr1/3Jの位置にあるときは、遮
光板の開[]部20cはアパーチャ一部材lの中央に移
動し、アパーチャ部材1のフィルム送り方向の開口寸法
を173に減少させ、撮影可能な領域を中央部に限定す
る。
第3図は第1実施例の回路に関する構成を示すブロック
図である。第3図において、カメラの各種動作を制御す
るマイクロコンピュータ(以ドマイコンと呼ぶ)50に
は、公知の露出制御回路51より被写体の輝度、フィル
ムの感度、シャッタースピード、絞り値等の情報が送ら
れる。
各種アクチュエータを駆動するための駆動回路52には
、前述のフィルム巻き」;げモーター11、シーケンス
モーター15.及びシャッター先幕制御マグネット53
、シャッター後蟇制御マグネット54.絞り制御マグネ
ット55が接続されている。シャッター先幕制御マグネ
ット53、シャッター後幕制御マグネット54は、夫々
シャッターの先幕及び後幕の走行を制御するものである
。絞り制御マグネット55は、上記レリーズシーケンス
モーター15によって絞りの駆動が行なわれているとき
にONI、、絞りを所望の大きさに制御する機能を有す
る。尚、各マグネット53〜55を動作させるタイミン
グは、前記露出制御回路51より送られたデータを基に
、適正露出が得られるようにマイコン50によって決定
される。
マイコン50には前述の7オトインタラプター8からの
信号も入力されている。スイッチ31は前述の切替え部
材30に連動するスイッチ、スイッチ56は公知のレリ
ーズスイッチである。
次に第1実施例の動作を説明する。
先ず、通常の撮影時(切替え部材30がrNORM^L
」の位置)について説明する。レリーズスイッチ56が
ONすると、シーケンスモークー9によってミラーアッ
プ及び絞りの駆動が行なわれ、絞り制御マグネット55
により絞りが制御される。その後、シャッター先幕制御
マグネット53、シャッター後幕制御マグネット54に
より所望の露出時間となるようにシャッターが走行する
。再びレリーズシーケンスモーター9によってミラーダ
ウン、絞りのリセット、シャッターチャージが行なわれ
る。ここまでの動作を本明細Sにおいてはレリーズシー
ケンスと呼ぶ。
通常の動作時には、該レリーズシーケンスに引続きフィ
ルムaき上げモーター11が「−転し、フィルムを1駒
分巻き上げる。これを更に説明すると、レリーズシーケ
ンスの終了を受けてマイコン50は駆動回路52を介し
てフィルム巻き上げモーター11を市松駆動させる。
フィルムaき上げモーター11の1転によりスプール1
0が駆動される。フィルムの巻き上げが開始されると、
フィルムの移動に伴ないスプロケット2を介してスリッ
ト円盤7が回転し、フィルムの移動量はフォトインタラ
プタ−8がらのパルスとなって、マイコン50にフィー
ドバックされる。ここで前述したように、本実施例にお
いてはフィルムを1駒分即ち第iaJ:、げ敏(38m
m)巻き]二(ヂる際のパルス数を114個としている
ので、マイコン5oはフィードバックパルスが114個
、の時点でフィルム巻き上げ動作が終了するように、フ
ィルム巻き上げモーター11を制御する。この動作を本
明細書においては巻き上げシーケンスと呼ぶ。
以上のレリーズシーケンス、巻き上げシーケンスの各動
作により、通常の1回の撮影が完了する。参考のため、
この場合のマイコン50の処理動作を第4図のフローチ
ャートに示す、第4図においてステップ#104からス
テップ#102に戻っているラインは、レリーズボタン
を押し続けた場合に速写が行なわれることを示している
。このようにして撮影されたフィルムの状JIBは、第
7図(A)に示したようなものとなる。
次に切替え部材30が「l13」の指標位置(ウィンド
ウ数;N=3)にあるときの動作について説明する。
まず、切替え部材30がrNORNALJの指標位置か
ら「1/3」の指標位置に移動されると、遮光板20も
移動されて第2図(B)の状態となる。つまり、アパー
チャ一部材開口の中央部の1/3だけが露光可能な状態
となっている。同時にマイコン50はスイッチ31がO
Nになったことを検出し、第5図(a)に示す動作を行
なう、すなわち、ステップ#312でモータ11を逆転
方向に駆動し、フィードバックパルスにして36パルス
分(フィルム長にして12+s+s)の巻戻しを行なう
、このような巻戻しは、通常のrNORNALJ位置で
の撮影からrl/3J位置での撮影に切り替えた場合に
フィルム上に 1/3駒分の空白部が出来ることを防止
するために行なう。
切替え部材30がrl/3Jの指標位置にあるときにレ
リーズスイッチ56が操作されると、マイコン50はス
イッチ56の動作を検出し第5図(b)のフローチャー
トに示す動作を実行する。ステップ#302でレリーズ
シーケンスを実行後、ステップ#303では前記フィー
ドバックパルスが36個になるようなフィルム巻きにげ
を行なう、これはフィルムの移動ら1に換算すると12
m5(第2の巻上げ量)に当たり。
フィルムの送り方向に関する開口寸法の1度1/3に対
応する。さらにステップ#304 。
#305でもう一度ステップ#302゜#303と同じ
動作を繰り返し、ステップ#306で3回目のレリーズ
シーケンスヲ実行する。ステップ#307ではフィード
バックパルス42m分のフィルム巻さ上げを行なう。
これはフィルムの移動晴に換算すると14腸層(第3の
巻りげ量)に当たり、第2の巻上げ量(12−層)に次
の画面との間の空白部2■を加えたものに対応する。こ
のようにして撮影されたフィルムは、第7図(B)に示
すように24腸履X36m層の通常のフレーム内に、連
続した3シヨツトのウィンドウが速写として写し込まれ
る。lフレーム(この場合3シヨツト)の撮影が終了し
た後もレリーズボタンを押し続けていると、第6図にお
いてステップ#308からステップ#302に戻るライ
ンにより、更に同様の速写が繰り返される。
再びすJ巷え部材30がrl/3Jの指標位置からrN
ORMALJの指標位置に移動されると、遮光板20も
移動されて第2図(A)の状態戻る。
つまり、アパーチャー全体が露光11能な状態となって
いる。同時にマイコン50はスイッチ31がOFFにな
ったことを検出し、第5図(C)に示す動作を行なう、
すなわち、ステップ#318でモータ11を正転方向に
駆動し。
フィードバックパルスにして36パルス分(フィルム長
にして12■)の巻上げを行なう、このような巻上げは
、通常のrl/3」位置での撮影からrNORNALJ
位置での撮影に切り替えた場合にフィルムEに1/3駒
分のダブリが出来ることを防止するために行なう。
第6図は第1実施例におけるファインダーを示したもの
である。ファインダースクリーン60には公知の測距範
囲を示す枠61や、測光範囲を示す枠62が設けられて
いる。さらに本実施例においては、3ウインドウ(rl
/3」の指標位置)の速写を行う際に構図の目安となる
指標63が設けられている。即ち3ウインドウの連写を
行う際は第6v4の:a囲Aに被写体が入るように構図
を決めればよい、尚、指標63は、例えば液晶等の電気
光学素子により必要なときだけ表示されるようにしても
よい、また遮光板あるいは液晶等を用いて、撮影の行わ
れない部分(第6図の指fi63の外側)を覆うように
構成してもよい、さらにこの覆われる部分を半透明とす
ればファインダーで視認できる部分が小さくなって構図
を決めづらくなることを防止できる。
第8図〜第11図は本発明の第2実施例を示したもので
ある。第2実施例のカメラの構造は、第1図及び第3図
に示したものとほぼ同様である。また1通常の撮影動作
(フルサイズでの撮影)も第4図に示したものと同様で
ある。
ただし、第1実施例と異なり、本実施例においてはl駒
の中に2個のウィンドウを設け、各ウィンドに1シヨツ
トを写し込むようにした(N=2)、この結果、第2実
施例の遮光板20は、第8図に示すようなものとなる。
切替え部材30がrl/2Jの位置にあるときは、遮光
板20の開口部20cはアパーチャ一部材lの中央に移
動する。すなわち、アパーチャ部材lのフィルム送り方
向の開口寸法を1/2に減少させ、撮影可1后な領域を
中央部に限定する。
以ドに第2実施例の動作の説明を行なうが、通常の撮影
即ち切り替え部材30がrNORMAL」の位置の場合
の動作は第1実施例と同じであるので省略する。
切り替え部材30がr1/2Jの位置にあるときの動作
を以下に説明する。
まず、切替え部材30がrNORMALJの指標位置か
らr1/2」の指標位置に移動されると1時遮光板20
も移動されて第2図(A)から第8図の状態となる。つ
まり、アパーチャー20cの中央部の1/2だけが露光
可能な状態となっている0回時にマイコン50はスイッ
チ31がONになったことを検出する。これに伴って、
第9図(a)に示しであるように、ステップ#212で
モータ11を逆転方向に駆動しフィードバックパルスに
して27パルス分(フィルム長にして9ta履)の巻戻
しを行なう。
このような巻戻は、通常のrNORMAL」位置での撮
影からrl/2J位訝での撮影に切り替えた場合にフィ
ルム上に1/4駒分の空白部が出来ることを防止するた
めに行なう。
切抑え部材30がrl/2Jの指標位置にあるときにレ
リーズが操作されると、マイコン50はスイッチ56の
動作を検出し第9図(b)の70−チャートに示す動作
を実行する。ステップ#202でレリーズシーケンスを
実行後、ステップ#203では前記フィードバックパル
スが54個になるようなフィルム巻きLげ(第2巻上げ
驕)を行う、これはフィルムの移動量に換算すると18
mmにあたり、撮影画面のちょうど l/2に対応する
。そしてステップ#204で再度レリーズシーケンスを
実行して、ステップ#205ではフィードバックパルス
60個分のフィルム巻き上げ(第3巻上げ賃)を行う、
これはフィルムの移gJ量に換算すると20m1にあた
り、撮影画面のちょうど1/2に次の画面との間の空白
部2mmを加えたものに対応する。このようにして撮影
されたフィルムには、第11図(B)に示すように24
mmX36層履の通常のフレーム内に、連続した2シヨ
ツトのウィンドウが写し込まれる。
(なお、第11図(A)は比較のための図であり、通常
の撮影において1シヨツトを1フレームに写込んだもの
である#) lフレーム(この場合2ウインドウ)の撮影が終了した
後もレリーズボタンを押し続けていると、第9図(b)
においてステップ#206からステップ#202に戻る
ラインにより、さらに同様の速写が継続される。
切替え部材30がrl/:Jの指標位置からrNORM
AIdの指標位置にもどされると、遮光板20も移動さ
れて第8図から第2図(A)の状態となる。同時にマイ
コン50はスイッチ31がOFFになったことを検出し
、第9図(C)に示したように、ステップ#218でモ
ータ11を正転方向に駆動し、フィードバックパルスに
して27パルス分(フィルム長にして91■)の巻上げ
を行なう、これはフィルム上に1/4駒分のダブリが生
じることを防とするためである。
第10図に第2実施例におけるファインダーを示した。
第2実施例のファインダは、指標63の間隔がD/2と
なっている点を除けば、第7図の第1実施例のファイン
ダと同様である。
第12図〜第14図は本発明の第3実施例を示したもの
である。第3実施例のカメラは第1実施例同採に1フレ
ームに3ウイ“ンドウの連写を行なうことができる。第
3実施例の構成及び動作は、以下に特に説明する場合を
除き第1実施例とほぼ同様である。
尚、J!上述べた第1.f52の実施例を1台のカメラ
に組み込み、rl/2」とrl/3」を切り替え可能に
構成しても良い、この場合遮光板20にはrl/2J用
とrl/3」用の二つの開口を設けるか、あるいは遮光
板を7パーチヤlaの左右両側から進退可能となるよう
構成し、開口部の寸法を調整すれば良い。
第3実施例は、第12図に示したように、遮光板20の
開r’ RB 20 cの横方向の寸法(フィルム送り
方向の開口寸法)がアパーチャ一部材lのフィルム送り
方向の開口寸法の1/3より若干小さくなっている。
以下にfIS3実施例の動作の説明を行なうが。
通常の撮影(指標がrNORNALJの位置の場合)の
動作は第1実施例と同様なので省略する。
切替え部材30がrNORNALJの指標位置からrl
/3)の指標位置に移動されると、遮光板20も移動さ
れて第2図(A)から第12図の状態となる。同時にマ
イコン50はスイッチ31がONになったことを検出す
る。これに伴って、第13図(a)に示しであるように
、ステップ#312Aでモータ11を逆転方向に駆動し
、フィードバックパルスにして37パルス分(フィルム
長にして12.3−層)の巻戻しを行なう、このような
巻戻を行なうのは、フィルム上の 1/3駒分の空白部
を防止するためである。
第13図(b)のフローチャートは、切り替え部材30
がrl/3Jの位置にあるときにレリーズの操作があっ
た場合を示したものである。ステップ#302Aでレリ
ーズシーケンスを実行後、ステップ#303Aでは前記
フィードバックパルスが37個分のフィルム巻上げ(第
2の巻りげ醍)を行なう、これは、すでに述べたように
フィルムの移動量に換算すると12.3層層にあたり、
第12図に示した開口部20cの11.3mmに[■を
加えた寸法になっている。
さらにステップ#304A、ステップ#3o5Aでもう
一度同じ動作を縁り返し、ステップ#306Aで3回目
のレリーズシーケンスt−実行して、ステップ#307
Aではフィードバックパルス40個分のフィルム巻き上
げ(f!83の巻上げ量)を行なう、これはフィルムの
移動量に換算すると13.3mmにあたり、第12図に
示した開口部の11.3mmに次の画面との間の空白部
21層を加えたものに対応する。このようにして撮影さ
れたフィルムは、第14図に示したものとなる。つまり
、24mmX36■鵬の通常のフレーム内に、連続した
3シミツトのウィンドウが各Is層の空白部をおいて連
写として写し込まれる。
切替え部材30がrl/3Jの指標位置からrNORM
ALJの指標位置に移動されると、遮光板20も移動さ
れて第12図から第2図(A)の状態にもどる。同時に
マイコン50はスイッチ31がOFFになったことを検
出し、第13図(C)に示したように、ステップ#31
8Aでモータ11を正転方向に駆動し、フィードバック
パルスにして37パルス分(フィルム長にして12.3
層厘)の巻上げを行なう、これはフィルム上に1/3駒
分のダブリが生じることを防止するためである。
第15図〜第17図は本発明の第4の実施例を示したも
のである。第4実施例のカメラは第2実施例同様に1フ
レームに2ウインドウの写し込みが可能である。第4実
施例の構成及び動作は、以下に特に説明する事項を除き
第2実施例とほぼ同様である。
第4実施例は、第15図に示したように、遮光板20の
開[1部20cの横方向の寸法(フィルムの送り方向の
開口寸法)が7バーチヤーlaの送り方向の開口寸法の
1/2より若干小さくなっている。
以下に第4施例の動作の説明を行なうが、通常の撮影(
指標がrNORMALJの位置の場合)の動作は第2実
施例と同様なので省略する。
切替え部材30がrNORMAL」の指標位置から「l
/2」の指標位置に移動されると、遮光板20も移動さ
れてm2図(A)から第15図の状態となる。同時にマ
イコン50はスイッチ31がONになったことを検出す
る。これに伴って、第16図(a)に示しであるように
、ステップ#212Aでモータ11を逆転方向に駆動し
、フィードバックパルスにして27.5パルス分(フィ
ルム長にして9.15腸■)の巻戻しを行なう。このよ
うな巻戻しを行なうのは、フィルム上の1/4駒分の空
白部を防止するためである・ 第16図(b)のフローチャートは切り替え部材30が
1/2の位置にあるときレリーズの操作が行なわれた場
合のマイコン50の動作を示したものである。ステップ
#202Aでレリーズシーケンスを実行後、ステップ#
203Aでは前記フィードバックパルスが55個になる
ようなフィルム巻き上げ(第2の巻きLげ祉)を行う。
これはフィルムの移動量に換算すると18.3mi+に
あたり、第15図に示した開口部の17.7層履に0.
611を力11えた寸法になっている。さらにステップ
#204Aでレリーズシーケンスを実行して、ステップ
#205ではフィードバックパルス59個分のフィルム
巻き上げ(第3の巻き上げ量〕を行う、これはフィルム
の移動量に換算すると19.7mmにあたり、第15図
に示した開口部の17.7mmに次の画面との間の空白
部2履諺を加えたものに対応する。このようにして撮影
されたフィルムは、第17図に示すように24mmX3
6mmの通常のフレーム内に、連続した2シヨツトの速
写画面が0.6mmの空白部をおいて写し込まれる。
切替え部材30がrl/2Jの指標位置からrNORM
ALJの指標位置に移動されると、遮光板20も移動さ
れて第15図から第2図(A)の状態にもどる。同時に
マイコン50はスイッチ31がOFFになったことを検
出し、第16図(C)に示したように、ステップ#21
8Aでモータ11を正転方向に駆動し、フィードバック
パルスにして27.5パルス分(フィルム長にして9.
15mm)の巻上げを行なう、これはフィルム上に1/
4駒分のダブリが生じることを防止するためである。
また以上のべた第3.第4の実施例とは逆に、ウィンド
ウとウィンドウを故意に重ねることも可能である。この
場合は例えば第4の実施例のrl/2Jを例にとると遮
光板開口部の寸法は18.3m層とし、第16図のフロ
ーチャートにおける#203A、及び#205Aの巻」
二げ騎をそれぞれ53パルス、61パルスにする。
また#212A、#218Aの巻戻し、al:げ量は2
6.5パルスにする。このようにするとニーつのウィン
ドウは0.6厘層重なって撮影される。同様に第3の実
施例のrl/3Jの場合は遮光板開口部の寸法を12.
6+smとし、第13図のフローチャートにおける#3
03A、#305A、#307Aの巻上げ縫をそれぞれ
35パルス、35パルス、44パルスにし、また#31
2A、#318Aの巻戻し、ahげ埴は35パルスにす
ると、各ウィンドウ間は0.9腸厘の重なりをもって撮
影される。このようにウィンドウとウィンドウを必ず重
ねるようにすれば、ウィンドウ間に空白部がなくなり、
各駒の識別がより容易となる。また被写体の背景等によ
ってウィンドウ間に空白を設けるか、あるいはウィンド
ウを重ねるかを撮影者が切り替え可能にしても良い。
(発明の効果) 以上述べた如く本発明においては、連続写真撮影時にフ
ィルムの各駒を複数のウィンドウに分割し、各ウィンド
ウ毎にlシ褒ットの撮影を行なうことができるようにし
たので1例えば各駒に3つのウィンドウを設けた場合、
通常の連写と比べ、3倍の時間の連写が可能となる。又
同一時間の連写においては、フィルムの使用量はrl/
3Jで済む、更にプリントも11/3Jとなるので、観
賞する際にも見やすいものとなる。更にl駒の中に複数
のショットを記録可能にしたので、例えばゴルフのスウ
ィングを撮影する場合、テークバック中の3シヨツトを
1駒に、インパクト前後の3シヨツトを次の1駒に、そ
してフォロースルーの3シヨツトを最後の1駒に撮影す
るということもOT能となり、今迄にない映像表現が実
現できる。
さらに本発明においては、撮影されるウィンドウがファ
インダーの中央部に対応しているので構図が決めやすく
、また画面中央部を用いるオートフォーカスや自動露出
のための測光手段がそのまま利用できる利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1¥施例を示す斜視図、第2図は第
1実施例における切替え部材と遮光板の位置関係を示す
図、 第31i4は第1′:X施例の回路構成を示すブロック
図、 第4図〜第5図は第1実施例の動作を示すフローチャー
ト、 第6図は第1実施例におけるファインダーを示す図、 第7図は第1実施例を用いたカメラにより撮影されたフ
ィルムの状態を示す図。 第8図は第2″i!施例における切替え部材と遮光板の
位置関係を示す図。 第9図は第2実施例の動作を示すフローチャート。 第10図は第2実施例におけるファインダーを示す図、 第11図は第2実施例により撮影されたフィルムの状態
を示す図、 fJSlZ図は、第3実施例の切替え部材と遮光板を示
す図、 第13図は、第3実施例のh作を示すフローチャート。 第14図は、第3実施例により撮影されたフィルムの状
態を示す図、 第15図は、第4実施例の切替え部材と遮光板を示す図
、 第16図は、第4実施例の動作を示すフローチャート。 第17図は、第4実施例により撮影されたフィルムの状
態を示す図である。 く主要部分の符号の説明〉 1・・・・・・・・・アパーチャ一部材1a・・・・・
・アパーチャー 2・・・・・・・・・スプロケット 8・・・・・・・・・フォトインタラプタ−9・・・・
・・・・・シーケンスモーターlO・・・・・・スプー
ル ト・・・・・フィルム巻き上げモーター0・・・・・・
遮光板 Oc・・・遮光板開口部 0・・・・・・切り替え部材 l・・・・・・検出スイッチ 0・・・・・・マイクロコンピュータ 2・・・・・・駆動回路 6・・・・・・レリーズスイッチ 0・・・・・・ファインダースクリーン3・・・・・・
指標 第6図 (c) 第9図 第1O図 (b) 〉 〉 〉 〉 〉 〉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フィルム上の撮影可能な最大領域を決定するアパー
    チャ部材と、 該アパーチャ部材内に進退可能であり、 フィルムが送られる送り方向に関して該アパーチャ部材
    の開口寸法を変化させる遮光板と、 該遮光板を該アパーチャ部材から退避させて撮影可能な
    領域を最大にする第1の位置と該送り方向の開口寸法を
    略(1/N)に減少させて撮影可能な領域を該アパーチ
    ャ部材の中央部に限定する第2の位置との間で該遮光板
    を切替え可能な切替え部材と、 該遮光板が第1の位置にあるか第2の位置にあるかを検
    出する検出手段と、 フィルム巻上げ手段と、 フィルム巻戻し手段と、 該検出手段により遮光板が第1の位置にあると検出され
    たときには、該フィルム巻上手段によりレリーズ毎に一
    定な第1の巻上げ量でフィルムの巻上げを行なわせ、ま
    た該遮光板が第1の位置から第2の位置に切り替わった
    ときには、該フィルム巻戻し手段により送り方向の開口
    寸法の略(N−1)/2Nに等しい第4の巻上げ量と同
    量の巻戻しを行なわせ、また、該遮光板が遮光板が第2
    の位置にあると検出されたときには、該フィルム巻上げ
    手段によりレリーズ毎にフィルム送り方向の開口寸法の
    略1/Nに等しい第2の巻上げ量で(N−1)回の巻上
    げを行なわせその後第1の巻上げ量よりは少ないが第2
    の巻上げ量よりは多い第3の巻上げ量で巻上げを行なわ
    せ、また該遮光板が第2の位置から第1の位置に切替わ
    ったときには該フィルム巻上げ手段に第4の巻上げ量と
    等しい量の巻上げを行なわせる制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とするフィルムサイズ切替え可能なカメラ。 2、Nの値を変更するための変更手段を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載のフィルムサイズ切替え可能な
    カメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5298929A (en) * 1991-08-09 1994-03-29 Olympus Optical Co., Ltd. Camera
US5493356A (en) * 1991-11-26 1996-02-20 Olympus Optical Co., Ltd. Camera capable of selecting a picture size
US5613170A (en) * 1993-03-26 1997-03-18 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Camera with novel exposure frame

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