JPH0377673A - 2トーン塗装方法 - Google Patents

2トーン塗装方法

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JPH0377673A
JPH0377673A JP21316389A JP21316389A JPH0377673A JP H0377673 A JPH0377673 A JP H0377673A JP 21316389 A JP21316389 A JP 21316389A JP 21316389 A JP21316389 A JP 21316389A JP H0377673 A JPH0377673 A JP H0377673A
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JP
Japan
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intermediate coating
mica
paint
coating
tone
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JP21316389A
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English (en)
Inventor
Masami Sugiura
杉浦 正美
Hiromi Aoyama
青山 博美
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Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aisin Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車外板を始めとし、車両、家電製品等の装
置!!塗装に幅広く適用できる2−トーン塗装方法に関
する。
[従来の技#i] 従来、2ト一ン色の塗膜を形成するには、まず第1色の
カラー中塗り塗膜を形成し、第2色の塗布部分の塗膜を
水研しマスキングをして第2色の上塗りカラー塗膜を形
成することで2ト一ン色を形成している。
上記の塗装法では、マスキング工数、第1色と第2色と
の段差部分の不具合、付着不良などの問題点を有する。
この塗装方法の改良として特開昭62−160169号
公報には、下塗り塗膜の上に第1色のカラー中塗り塗膜
を形成し、見切り線にそってマスキングした後、第2色
の上塗りカラー塗膜を形成しさらに全体に可視域での光
線透過率が10〜90%の着色クリア、マイカ塗料から
なるクリア塗膜を形成する多色塗装方法の開示がある。
【発明が解決しようとする課題] 前記の方法では、上塗りカラー塗膜の上にマイカベース
塗料を塗布するため、境界部の段差が目立たなくなりデ
ザイン的には良好であるが、上塗りカラー塗膜とマイカ
ベース塗膜との間の付着性が不十分であるという問題が
ある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、意匠性に優
れ層間付着性の向上した2トーン塗膜を形成することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の2トーン塗装方法は、第1中塗り塗料の明度と
第2中塗り塗料の明度の差が15以上はなれており、該
第1中塗り塗料から形成された第1中塗り塗膜と、該第
2中塗り塗料から形成された第2中塗り塗膜よりなる2
トーンの中塗り塗膜を形成する第1工程と、 前記中塗り塗膜表面に干渉マイカ顔料の含有率が固形分
換算で30重量%以下のマイカベース塗料を塗布し、続
いてウェット−オン−ウェットでクリア塗料を塗布して
一体的に焼付ける第2工程と、からなることを特徴とす
る。
この塗装方法の特徴は、第1中塗り塗料と第2中塗り塗
料とで塗り分けこと、および干渉マイカ顔料の含有率が
30重鑞%以下のマイカベース塗料を用いることにある
第1中塗り塗膜の明度と第2中塗り塗膜の明度差が10
以下になると、マイカベース塗料を塗布した後の干渉色
が似かよった色調となり2トーン性が発揮されないため
好ましくない。
干渉マイカ顔料の含有量の上限は、マイカベース塗料の
固形分換算で30重量%以下である。干渉マイカ顔料の
含有率が30重量%を超えるとマイカベース塗料による
隠蔽率が高くなる。そのため中塗り塗膜からの光線の反
射が少なくなり、塗膜はマイカベース塗料の色調が主と
なり、2ト一ン色の意匠性を発現しなくなり好ましくな
い。また干渉マイカWR利の量が多くなると中塗り塗膜
との層間付着性が低下する傾向がある。
それぞれの中塗り塗料は、通常中塗り塗料樹脂として使
われる樹脂(たとえば、オイルフリーアルキッド樹脂、
ポリエステル樹脂、エポキシ変性樹脂など)に、二酸化
チタン、カーボンブラックなどで明度L*値を合せ、赤
、黄、青色などに色相を調整して形成される。
マイカベース塗料としては、干渉マイカ(二酸化チタン
コーティングマイカ、金属メツキマイカ〉と顔料との組
合せなどを用いることができる。この干渉マイカは、半
透明性で反射光が干渉してバール状の色彩を呈するもの
である。このマイカベース塗料に用いるベース樹脂とし
ては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂が用いられる。
さらにこのマイカベース塗料は赤色、青色などに着色さ
れていてもよい。
クリア塗料はマイカベース層を保護するもので、耐久性
に優れ透明性のあるものであれば利用できる。なかでも
アクリル/メラミン焼付系の樹脂が好適である。
この塗装方法は、第1中塗り塗料と第2中塗り塗料を、
それぞれ所定の場所にマスキング法を適用して塗り分け
る。また場合によっては第1中塗り塗料を全体に塗布し
て形成した塗膜の上に第2中塗り塗料をマスキング法に
より所定の箇所に形成する塗装法によってもよい。
この中塗りカラー塗膜は、第1中塗り塗料と第2中塗り
塗料をそれぞれ塗布した後同時に焼付けて硬化しても良
い。またそれぞれの一方を塗布した後に焼付は別々に硬
化させる2コート2ベーク法によってもよい。
[作用] 本発明の2トーン塗装方法は、第1中塗り塗料と、第、
2中塗り塗料を塗り分は硬化させた2トーンの中塗り塗
膜を形成する第1工程と、前記中塗り塗膜表面に干渉マ
イカ顔料の含有率が固形分換算で30重量%以下のマイ
カベース塗料を塗布し、続いてウェット−オン−ウェッ
トでクリア塗料を塗布して一体的に焼付ける第2工程と
、からなる。
中塗り塗料は、上塗り塗料と異なり通常その膜上面に上
塗り塗膜が形成されることを考慮して塗料設計がなされ
ており層間付着性はよい。
そして本発明では、マイカベース塗料は上記の中塗り塗
膜の上に塗布される。したがって中塗り塗膜との付着性
がよい。ざらにマイカベース塗膜を保護するために上面
にクリア塗料が塗布される。
したがって、中塗り塗料同士は相溶性がよいので塗り分
けた界面が均一となり同時に硬化させることができるの
で段差の無い硬化塗膜が2ベークで形成できる。このた
め焼付けに要する熱エネルギーが節約できる。
この方法で形成された塗膜は、正面では明度の高い第1
中塗り塗膜部分では中塗り色が主となる発色を、明度が
低い第2中塗り塗膜部分では干渉マイカの発色が大とな
り、一方シエートでは、明度の高い第1中塗り塗膜部分
では干渉マイカの発色が主となり、明度が低い第2中塗
り塗膜部分が中塗り塗膜の発色が主となる優れた色調の
意匠性を示す2トーン塗膜が形成される。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
鋼板のテストピース(300x300xO,8M)を脱
脂してカチオン電着塗料で下塗り塗膜を形成したものを
塗布基板として使用した。
(塗料の配合) (中塗り塗料〉 アルキッド樹脂の「ベラコライトM6205−60」 
(大日本インキ化学工業([4)とメラミン樹脂「スー
パーベッカミンG32l−60J  (大日本インキ化
学工業1111u)の比率(固形分比、以下同じ)を8
0/20とした樹脂に対し、酸化チタンrCR−90J
  (石原産業#製〉とカーボンブラックrMA−10
0J  (三菱カーボン(ll製)との割合を調整して
塗膜したときの明度L*92.75.65.45.35
.3の塗料をを作製した。
なお明度L*は、上記の中塗り塗料の乾燥塗膜をスガ試
験機社製色差計(SM−4、C口型)で測定した。
(マイカベース塗料) バールマイカ 1riodin  225WS(干渉ブ
ルー〉 (メルク@製)6重量部、アクリル樹脂「アク
リディック47−712J  (大日本インキ化学工業
■製)75.2重量部、メラミン樹脂「スーパーベッカ
ミンL−117−60J(大日本インキ化学工業II製
>18.8重量部の配合とした。
バールマイカの色調を実施例No、3ではIri od
 i n235Ws (り’)−ン> ’Fr:、No
、4では1riodin215Ws(レッド〉を、No
、5ではIr + od i n205Ws (イエロ
ー)に代えた他は同一の組成である。
比較例No、2はTriodin225WS35重量部
、アクリディック47−71252.0重量部、スーパ
ーベッカミンL−117−6013,0重量部の組成と
しpwcは35重担%である。
(クリアー塗料〉 アクリル樹脂アクリディック44−179 (大日本イ
ンキ化学工業■製)70重量部、メラミン樹脂スーパー
ベッカミンL−117−60(大日本インキ化学工業(
1り製>301ff1部の配合とした。
(塗装方法) 表に示す明色塗料と暗色塗料の組合せで、まず中塗り塗
料を「ミニベル」 (日本ランズバーグ■製〉によりマ
スキングをおこなって第1中塗り塗料を塗布し、ついで
マスクキングを外して第1中塗り塗膜部分をたとえば、
ついたてで区切るというような機械的なマスキングで第
2中塗り塗料を塗布する。第1中塗り塗料と第2中塗り
塗料との境は、塗膜が硬化されていないので混じりあい
段差の不具合はおきない。塗布後、140℃で30分焼
付【プして乾燥膜厚30μmの中塗り塗膜を2コート1
ベークで形成した。
次に上記のマイカベース塗料を酢酸エチル/トルエン=
60/40で粘度を(No、4フオードカツプ)13秒
に調整してエアースプレーガン、ワイダー#77で18
±2μmの膜厚にtl!装してマイカベース塗膜を形成
した。
ざらに上記のクリア塗料をツルペッツ#100で塗料粘
度を(No、4フオードカツプ>20秒に調整しエアー
スプレーガン、ワイダー#70で30±3μmにウェッ
ト−オン−ウェット(フラッシュタイム5分)で塗装し
、セツティングタイムを10分保持したvR140℃で
30分焼付けをおこなって2トーン塗膜を形成した。
表に第1中塗り塗料および第2中塗り塗料のそれぞれの
塗膜の明度L*値と、マイカの種類およUpwc値を示
す。
(評価) 上記の実施例No、1〜5、比較例No、1〜2の7種
の塗装基板について意匠性、層間付着性を目視とゴバン
目試験により判定した。
第1中塗り塗料と、第2中塗り塗料で形成した中塗り塗
膜に、干渉マイカ顔料の含有量(pwc)が30以下の
干渉マイカ塗料を塗布した実施例のNo、1〜5では、
意匠性および居間付着性も優れていた。
比較例No、1の干渉マイカ顔料の量が35pWCと多
い場合も意匠性が低下していた。居間付着性は、Xであ
った。
比較例No、2〜4では第1中塗り塗料と、第2中塗り
塗料の明度(L*〉が近ずぎ、良好な2トーン意匠効果
を発揮できなかった。
[発明の効果] 本発明の2トーン塗装方法では、第1中塗り塗膜と第2
中塗り塗膜の明度L*の差が15以上はなれるようにし
た2色の中塗り塗料を部分的に塗り分けて硬化させ、次
いでその塗膜の上面に干渉マイカの含有率が30重量%
以下の干渉マイカ塗料を塗布し、その上にクリア塗料′
を塗布し焼付ける方法である。
したがって、形成された2ト一ン色塗膜は、中塗り塗膜
とマイカベース塗膜との間の層間付着性に優れ、塗装面
の正面から見るとL*が高い側では中塗り塗膜に近いバ
ール色でL*値が低い方は干渉マイカによるメタリック
調であり、シェードでは、L*が高い側では淡い干渉マ
イカ色を示し、L*が低い方は中塗り塗膜の暗色が主と
ななり意匠性に優れた2色性を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1中塗り塗料の明度L*と第2中塗り塗料の明
    度の差が15以上はなれており、該第1中塗り塗料から
    形成された第1中塗り塗膜と、該第2中塗り塗料から形
    成された第2中塗り塗膜よりなる2トーンの中塗り塗膜
    を形成する第1工程と、前記中塗り塗膜表面に干渉マイ
    カ顔料の含有率が固形分換算で30重量%以下のマイカ
    ベース塗料を塗布し、続いてウェット−オン−ウェット
    でクリア塗料を塗布して一体的に焼付ける第2工程と、
    からなることを特徴とする2トーン塗装方法。
JP21316389A 1989-08-18 1989-08-18 2トーン塗装方法 Pending JPH0377673A (ja)

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