JPH02132171A - 被覆用組成物及びそれを用いた複層塗膜形成方法 - Google Patents

被覆用組成物及びそれを用いた複層塗膜形成方法

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JPH02132171A JP28536588A JP28536588A JPH02132171A JP H02132171 A JPH02132171 A JP H02132171A JP 28536588 A JP28536588 A JP 28536588A JP 28536588 A JP28536588 A JP 28536588A JP H02132171 A JPH02132171 A JP H02132171A
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Kazunori Mayumi
真弓 和徳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,鋼扱及びその他の被塗物に塗装するための被
覆用組成物及びこれを用いた塗股形成方法に関するもの
である. (従来の技術) 被塗物(鋼板等)を被覆する組成物としては、着色顔料
及び熱硬化性16]脂又は熱可塑姓樹脂を含む組成物で
、一般にソリッドカラー塗トIとして知られている組成
物や、さらにメタリック顔柑として、例えば、アルミニ
ウム、酸化チタン及び/又は酸化鉄によって被覆された
雲母片,銅、真鋳、雲母状酸化鉄、青銅、ステンレスス
チール、ヂクン、クロムなどのリン片状メタリック扮末
を含有する,一般にメタリックカラー塗料として知られ
ている組成物がある。そして、この様な組成物で被塗物
を被覆する方法としては、被塗物に直接もしくは硬化又
は乾燥した中塗塗膜面に、前記ソリッドカラー塗祠また
はメタリックカラー塗f1を塗装し、それを硬化又は乾
燥するlコー1・方式、さらに透明塗膜を形成するクリ
ヤー塗料を塗装し、再び硬化又は乾燥するか又は該両]
$4を上記順序で塗装し、1回で両塗膜を同時に硬化又
は乾燥せしめる2コート方式、該2コート方式によって
形成せしめた塗面にさらにクリヤー塗利を塗り重ね、再
度硬化又は乾燥せしめる3コート方式などが知られてい
る.これらのうち、塗装工程数、仕上り外観、11M性
能などを総合的に判断してソフッドカラー塗膜ではlコ
ート方式及びソリッドカラー塗料と透明クリヤーを前記
順序で塗装し、同時に硬化又は乾燥せしめる2コー1・
方式が多く採用されている.一方、メタリックカラー塗
膜ではメタリックカラー塗枳と透明クリヤーを前記順序
で塗装し同時に硬化又は乾燥セしめる2つ一ト方式が多
く採用されている. ソリッドカラー塗膜の反射光は塗膜中に含有せしめた菅
色顔Flから帰ってくる選択吸収をすませた特定色の拡
敗光であり、キラキラした輝きはともなわないのに対し
、メタリック塗膜の反q・t光は、塗膜中に含有せしめ
た着色顔別から帰ってくる選択吸収をすませた特定色光
とメタリック顔tj+で反射される光と混在している.
これら両者の光の間に干渉の現象が生じるために、メタ
リック塗膜の色は入射する光量や反射角度によって、反
射光の構造がかなり異なり、多彩なキラメギをみせる. そして、メタリック塗膜の見え方の特徴は、塗面にほぼ
垂直の方向から観察の角度を増していくと、明るさは減
少し、しばしば色相の変化を伴うことがある.このよう
な色の変化は゛’flop”又は”two 10ne”
といわれる.塗面に対してほぼ垂直方向から見られる色
は゛’face color”と呼ばれ、垂直方向から
離れた大きな角度で見られる色は”flop colo
r”と呼ばれる,  ”face color”がメタ
リック顔ネ4からの反射光の大部分を含むのに対して゛
’flop color”はメタリック顔料からの反射
光がほとんど含まれていない. 従来の被塗物を塗膜で被覆する方法としては、前記のソ
リッドカラー又はメタリックカラーが用いられているの
であるが、ソリッドカラーはメタリックカラーのキラギ
ラ感がなく、拡散先による発色である。
−・方、メタリックカラーは多彩なキラメキをみセるこ
とと゛’flop”又は゛’twc t.one”とい
われる見え方に特長があり,ソリッドカラーとは異なっ
た見え方をするものである。
被塗物を塗膜で被覆する方法において、前記のソリッド
カラーのlコー1〜方式では、塗装作業・[;シ、仕上
り外観、塗膜性能などを総合的に判断して25〜40P
mの膜厚範囲が一般的である。また,2コーl・方式で
は,ソリッドカラーとメタリックカラーのどちらの場合
でも、ベースコートの膜厚範囲は10〜25pm程度が
一般的であり、トツブフートの膜厚範囲は25〜40p
mが般的である。そして、このことから仙記の膜厚範囲
で、色ムラなどの仕上り欠陥のない夕}観を得るのに、
1コー1・仕上げソリッドカラーでは、J I S 1
1.1ペイ率試験紙による目視での完全隠ペイの条件で
、通常は30〜40pm程度の隠ペイ性能が必要とされ
る.また、2コー1・方法では、通常は15〜20PM
程度の隠ペイ性能が必要とされる. 前記の隠ペイ性能を満たさない塗ネー1の場合は、前記
の膜厚範囲で仕」二けた場合にスケによる色ムラなどの
仕−トり欠陥が余り目立たない範囲で用いられることも
ある。しかし、前紀の膜厚範囲で色ムラなどの発生jる
1 14については、例λはカラー中塗を使用するどか
、特公昭61−1’o l 9 0号公報に記叔されて
いる方注(中塗として上塗塗膜との色差が小さい灰色を
選定することにより、−ト塗のインベーイカの不足を助
けるこどができる.)力科末用されるこどもある.前記
の隠ペイ性能を達成するのには、塗相への顔料の混入量
と顔月自体の隠ペイ力が太き《関わってくる.例えば、
カーボンブラックの様な隠ベーr力の大きい顔1−1を
用いれば少ない混入量で1!メペイ性能の良い塗本−1
が得られる。一方、ルチル型2酸化チタン顔相は1;ツ
1ペイカが小さいので、混入量を多くしなければならな
い。
ソリッドカラー2」一ト方式でJL!I帛゜必要とされ
る15〜20pm程度の1;3ベイ性能を達成するには
、カーボンブラ・ンクのような隠ベイカの大きい顔料を
塗料に混入することで得られるが、しかしながら、カー
ボンプラックは着色力が大きいために塗色の明度、彩度
が低下し、限られた色域範囲でしか隠ペイ性能が達成で
きない.隠ペイ性能を向上させる他の方法としては、上
塗塗料中に顔ネzlの混入量を多くすることで可能であ
るが、多量に混入することにより通常の状態では不具合
が発生する.例えば、塗料が高粘度になるとか耐候性が
悪くなるなどの問題が発生する.特に、自動車などの上
塗塗膜では、高度の塗膜性能が必要とされることから好
ましくない.そして、塗膜の色のマンセルバリューを高
くするほど、ホワイト顔料としてのルチル型2酸化チタ
ン顔料の多くの混入を必要とし、前記のような不具合が
発生する.前記の状況から、現在は高明度色域での2コ
ート方式ソリッドカラーでは隠ペイ性能が15〜20F
より劣る上塗塗籾を採用し、その結果発生する色ムラの
問題を解決するために併せて、カラー中塗を使用すると
か、特公昭61−10190号公報に記載されている方
法が主に揉用されている.しかしながら上記の方法では
上塗にあわせた中塗が必要であり、また上塗塗膜を透過
して中塗に達する光による中塗塗膜の性能の劣化なども
考慮しなければならず、このことから生産効率の低下、
中塗塗料のコストアップなどの問題があった. (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、前記した情況に鑑み、従来、カラ中塗や特公
昭61−10190号公報に記載されている方法が必要
とされている隠ペイ性能の劣る2コートソリッドカラ一
色域範囲において、塗料中への顔料の混入量を極力少な
くし、しかも隠ペイ性能に優れた、ソリッドカラーの拡
敗光による発色の特徴を極力損なわないで、かつメタリ
ックカラーのキラキラ感も極力少なくした、ソリッドカ
ラーのような見え方をする2コー1・ソリ・ンド調カラ
ーを提供することを目的とするものである. (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、前記した問題点を解決するため鋭意研究
を重ねた結果、上記問題点は顔料としてルチル型2酸化
チタンとリン片状アルミニム扮を併せ含む塗膜で被覆す
ることによって解決できることを見出し、本発明を完成
するに至った.かくして本発明に従^ば,ルチル型二酸
化チタン(A)と少なくとも80重量%が1〜32Pm
の粒子径を有するリン片状アルミニウム扮(B)を合計
で少なくとも60重皿%含有し、且つ(A)/ (B)
の割合が99/l〜90/10(重■比)の範囲からな
る顔料組成物を樹脂固形分100重量部に対して10〜
200重量部の範囲内で含有することを特徴とする被覆
用組成物、並びに基体上にベースコートとして上記の被
覆組成物を少なくとも一層塗装し、該ベースコートが未
乾燥の間にその上に透明トップコートを少なくとも一層
塗装し,両塗膜を同時に乾燥させることを特徴とする複
層塗膜形成方法が提供される.本発明において、該被覆
用組成物により被塗物を被覆し、硬化又は乾燥せしめる
と,被覆塗膜に入射した光は該ベースコートに含有せし
めたルチル型2酸化チタン顔ネ」により拡敗反射光を生
じ、一方リン片状アルミニウム扮によって金属光沢を発
するのであるが、前記の範囲でルチル型2酸化ヂクン顔
料とリン片状アルミニウム扮を塗膜中に併せ含め、しか
も、リン片状アルミニウム扮は、少な《とも80%が1
〜32pmの粒子サイズである場合は、リン片状アルミ
ニウム扮によって生ずる金属光沢は、通常の条件、例え
ば、直射日光の当たらない北側昼光などでは、もはや、
メタリックカラーの特徴であるキラキラ感や”Flop
”又は”two 10ne”といわれるものはほとんど
確認することができず、従来のソリッ1:カラーとほと
んど識別することができない.しかも、前記のアルミニ
ウム扮による隠ペイ性能を向上さセる効果はすぐれてお
り、少量の混入で容易にIf!.ペイ性能を向上させる
ことができる.また、前記のアルミニウム粉は明るいグ
レー色であり、従来、塗膜の色調のコントロールと隠ペ
イ性能を向上させるために通常混入されるカーボンプラ
ックより,ルチル型2酸化チタン顔料との明度差が少な
く、しかも1{ツ.ベイカが大きくて着色力が小さいこ
とから、ルグル型2酸化ヂタンの明度を余りダウンさせ
ることなく、隠ペイ性能を向上させることができる.以
下に本発明において使用する被覆用組成物およびこれら
を用いる被覆方法についてさらに具体的に説明する. 本被覆用組成物は、萌記の顔料組成物を前記の範囲で含
有し、また、それ自体すでに公知の熱可塑性樹脂又は熱
硬化性樹脂を含有している被覆用組成物であり、さらに
有機溶剤を含有し、必要に応じて着色顔ネ4}、体質顔
ネ4、粘度調整剤、塗面調整剤などを配合してなる被覆
用組成物である。
酵可塑性樹脂としては、例えは、熱可塑性アクノル樹脂
、ヤシ油または7Jまし油変性アルキド樹脂、セルロー
ス系樹脂(硝化綿またはセルロースアセ1−1・ブチレ
ー1・)などが好適である.方、熱硬化性樹脂としては
、例^ば、アルギド樹脂、ポリエスデルIAI脂、アク
リル樹脂、セル[トース系16{脂などから選ばれた基
体樹脂と例えばアミノ樹脂、イソシアネーl一樹脂(ブ
ロツクしたものも含む)などから選ばれる架橋剤とがら
なるものが好適であり、これらの基体樹脂、架橋剤は、
それ自体すでに公知のものが使用できる.該被覆用組成
物の形態は、有機溶剤溶液型もしくは非水分散液型が好
ましい.また、該顕料組成物は、前記の熱可塑性樹脂又
は熱硬化性樹脂100重量部に対して通常は10〜20
0重量部であり、好まし《は30〜100重1部の範囲
が適当である.顔料組成物が10重皿部未満では、従来
品と比べてメリットがなく、また、200重量部を超え
ると、塗枳が高粘度になるとか塗膜の耐候性が悪くなる
などの問題が発生ずる.顔月組成物中には、ルヂル型2
酸化チタン(A)およびリン片状アルミニウム扮(B)
を合計で60〜100重量%含有し、好ましくは90〜
100重量%の範囲で含有する.この合計量が60重量
%未満では、塗膜の隠ベイカが劣る.また,(A)と(
D)の比率は、(A)/(B)=99/1〜90/10
の重量比であり、好ましくは99/1〜95/5の範囲
である.この重l比が99/1未満では、塗膜の隠ベイ
カが劣り、90/10を超えるとメタリック感がでると
いう不都合がある. 本発明において、上記被覆用組成物は、被塗物に直接塗
芯することもできるが、従来がら公知の熱硬化型又は熱
可塑型ブライマーおよび熱硬化型又は熱可塑型中塗り塗
享:}を塗装し、これらの塗膜を硬化又は乾燥させたの
らに塗装することが好ましい. 塗装機としてはπ化式塗装機を用いることが好ましく、
たとえば、エアースプレー塗装機、エアー霧化式もし《
は回転式静電塗装機などがあげられ、塗装時の塗す4粘
度は、フォードカツプ#4でIO〜40秒、特に1l−
20秒(20”C)(7)範囲内に調整しておくことが
好ましく、また、塗装膜厚は加熱硬化膜厚に基づいて一
般に2〜3 0 Jam、特に10=2511肩の範囲
内が適している. 本発明では、面記被覆用組成物を塗装後、顔′!コ{を
さまない、熱可塑性−1二塗り塗料、又は、熱硬化イ生
上塗り塗羊−1が塗装される。
該上塗り塗料は特に限定されるものではなく前記の被覆
用組成物と同様の樹脂成分から12る透明塗料であるこ
とができ、その塗料の形態は有磯溶液型もしくは非水分
敗液型が好適である。さら1こ、かくして形成せしめた
被覆面に、而記の透明塗料と同様の上塗り塗相を再度塗
装することもできる. (作用及び発明の効果) かくして仕上げた塗膜は、顔料の混人二を極力増やすこ
となく、隠ペイ性能がアップ−づるので、従来、カラー
中塗や特公昭61−10190に記載されでいる方法な
どで仕上げられる2コートソリッドカラーでスケの問題
のある色域範囲の一部にも、スケの問題を考慮しないで
適用することができる.しかも、仕−トり外観は、直射
日光の当たらない北III昼光のもとなどでは、2コー
トソリッドカラーとほとんど同じ(、二見えろ5そして
、15〜201ffi程度の隠ペイ性能を有するベース
コ− 1−を10〜2 5 pm稈度の膜厚範囲で被覆
したときに、色ムラなどの仕上り欠陥が目立たないベー
スコートの色域範囲を拡大することができる.これは、
生産効率の向上、中塗塗料のコストタウンなど業界に益
するところ極めて大である. (実施例) 以下、本発明を実施例によって更に具体的に説明する.
なお,部及び%は重量部及び重量%を示す. ベースコートの1@VJI1 スチレン15%、メチルメタアクリレート15%、プチ
ルメタアクリレート40%、2−エチルへキシルアクリ
レート13%、ヒドロキシエチルメタアクリレート15
%およびアクリル酸2%を重合開始剤アゾビスイソブチ
ロニトリルを用いてキシロール中で共重合せしめて、加
熱残分50%、溶液酸価80、溶液粘度Y(ガードナー
25゜C)のアクリル樹脂溶液AC−1を得た.このア
クリル樹脂溶液AC−1を用いて下記配合でベースコー
ト3種類を作成した. C注−1) 三井東圧化学(閑製 商品名 ユーバン2
8SE {注−2} 旭化成メクルズ(…製 アルミペースト試
作品名 8−004 (注−3)帝国化工(川製 商品名 Titanium
Dioxide J R − 7 0 1なお、製造は
各成分を混合、分敗し、ついで酢酸エチル35部、トル
エン35部、イソブクノル10部、スワゾール1000
 (丸善石油製)20部からなる混合溶剤で粘度14秒
(フォードカップ#4/20℃)に調整した. ベースコ−1・のE告12 下記配合で製造例lと同様にして3種類のベスコートを
調製した. (注−4) 三菱化成工業(株)製 商品名 三菱カー
ボンブラックMA−1.00 (注−5)戸田工業((1)製 商品名 トダカラーK
N−0 (注−6) 大日精化(l1製 商品名 Cvanin
e Blue5240K トップコートの“告例l ベースコートの製造で用いた50%AC−1140部と
55%メラミンホルムアルデヒド樹脂50部を用いてベ
ースコートの製造例lと同様にしてトップコートを調製
した. 1皿血止 リン酸亜鉛系化成処理を施した厚さ0.8mmのダル鋼
板上にポリブタジエン糸電看塗料を乾燥塗膜厚が約20
pmとなるよう電着塗装して170゜Cで20分間焼き
付けた後、#400のサンドペーパーで研ぎ、石油ベン
ジンで拭いて脱脂する.ついで自動車用中塗り勺−フェ
ーサーを乾燥塗膜厚が約25pmとなるようエアースプ
レー塗装し、140℃で30分間焼き付けた後、#40
0のり゛ンドペーパーで水研ぎし、水切り乾燥する.つ
いで石油ベンジンで脱脂し試験用の素材とするその上に
前記製造例で得たベースコート1−A,1−B.l−C
をそれぞれエアースプレーガン(岩田塗装機(tlU製
ワイダー#71)を用いて乾燥膜厚が10〜25−にな
る様に塗布し、さらに常c品で5分間放置した後、前記
製造例で得たl・ツブコー1・を乾燥膜厚が35〜40
pmになる様にエアースプレーにより塗布する。そして
10分間常温で放置した後、電気熱風乾燥機で、140
’Cx30分間加熱硬化せしめ塗膜を形成した. 比1d号ユ 実施例lにおいて、ベースコートl−A.1−B.l−
Cの代わりに、ベースコート2−A  2−IC  2
−Cをそれぞれ用いた以外は同様にして11を形成した
. 前記実施例1及び比較例1で得た塗膜についてマクベス
社製自記分光器マクベスMS2020により、測定条件
がC光源、正反q]光を含む測定(SCI)での分光反
q・t率の測定を実施し、L“a0、b0を求めた. その結果は下記表−1に示す. 表−1 また、ベースコート1−A.1−B.l−C及び2−A
,2−8.2−Cの隠ペイ膜厚を白黒隠ペイ紙で、目視
で完全隠ペイの条件で測定した結果は,いずれも隠ペイ
膜厚がi5pmであった.さらに、ベースコー}1−A
.1−B.1−C及び2−A.2−8.2−Cの樹脂1
00重量部に対する顔料重量部と表−1のL0値との関
係をまとめた結果を第1図に示す. この第1図から、実施例1が比較例1に比べて同じ隠ベ
イ膜厚で、同じL ”値で、塗膜中への顔ネー1の混入
を少なくすることができることが明らかである.
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わるベースコート(1一A.1−
B.1−C)と従来のベースコート(2−A.2−8.
2−C)について、塗膜の明度(L”値)と塗月中の顔
料配合量との関係を示す.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ルチル型二酸化チタン(A)と少なくとも80重量
    %が1〜32μmの粒子径を有するリン片状アルミニウ
    ム粉(B)を合計で少なくとも60重量%含有し、且つ
    (A)/(B)の割合が99/1〜90/10(重量比
    )の範囲からなる顔料組成物を樹脂固形分100重量部
    に対して10〜200重量部の範囲内で含有することを
    特徴とする被覆用組成物。 2、基体上にベースコートとして請求項1の被覆組成物
    を少なくとも一層塗装し、該ベースコートが未乾燥の間
    にその上に透明トップコートを少なくとも一層塗装し、
    両塗膜を同時に乾燥させることを特徴とする複層塗膜形
    成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998020984A1 (en) * 1996-11-08 1998-05-22 Kansai Paint Co., Ltd. Method of forming multiple-layered coating film
US6238748B1 (en) 1995-05-17 2001-05-29 Kansai Paint Co., Ltd. Multilayer coating film formation process

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