JPH0376635A - ラベル連続体の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はラベル連続体の製造方法に関し、特にたとえ
ば、帯状の剥離シート材の長平方向に間隔を隔てて一時
的にかつ剥離可能に仮着されたラベル連続体を自動的に
送り、剥離シート材よりラベルを剥離して被貼着体に貼
着するラベル貼着装置に用いられるに適する、ラベル連
続体の製造方法に関する。

（従来技術） 第３図は、この発明の背景となる従来のラベル連続体の
製造方法の一例を示す図解図であり、第４図は、第３図
に示す従来のラベル連続体の製造方法によって製造され
たラベル連続体の一例を示す図解図である。

ラベルｌがその裏面の粘着剤層２をもって帯状の剥離シ
ート材３に仮着されたものを製造する場合、このラベル
１は、たとえばグイロールなどの型抜き装置４によって
ダイカットすることにより、ラベル原紙を抜き所定の形
状に成形している。また、型抜きされたラベル原紙のカ
ス５部分は、カス取りリール６に巻き取られ、必要なラ
ベルｌのみが剥離シート材３に仮着される。そして、こ
のようにして製造されたラベル連続体は、再び巻取りロ
ーラ７に巻き取られ、たとえば自動ラベル貼付装置（図
示せず）に装填し得るように巻き重ねられる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のラベル連続体の製造方
法によって製造されたラベル連続体では、型抜き装置４
によって形成された型抜き溝８は、剥離シート材３の剥
離層の表面より深く喰い込み、第４図に示すように、ラ
ベル型抜き跡９を形威してしまう。

したがって、この従来のラベル連続体をたとえば、剥離
シート材３より１枚ずつラベル１を剥離して自動的に被
貼着物に貼り付けするようなラベル自動貼り機（図示せ
ず）に装填して使用する場合に、ラベルが正常に剥離さ
れず、時に、剥離シート材３に引張力がかかり、型抜き
跡９部分で破れて切断してしまうことがあり、トラブル
の原因となっていた。

それゆえに、この発明の主たる目的は、剥離シート材が
破れて切断されることなく、剥離シート材よりラベルを
剥離することができる、ラベル連続体の製造方法を提供
することである。

（課題を解決するための手段） この発明は、適宜所定のラベル形状に成形された枚葉形
の複数のラベルを準備する工程と、帯状の剥離シート材
の一方主面に複数のラベルを接着剤で仮着する工程とを
含む、ラベル連続体の製造方法である。

〈発明の作用・効果） この発明によれば、所定のラベル形状に成形された枚葉
形のラベルを、剥離シート材に仮着するので、剥離シー
ト材に型抜き跡を形威しないラベル連続体を製造できる
。したがって、製造されたラベル連続体は、たとえば、
ラベル自動貼り機に装填して使用した場合でも剥離シー
ト材が型抜き跡部分で破れて切断されるといったことは
なく、トラブルを防止することができる。

この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。

（実施例） 第１図はこの発明に係る製造方法を実施するための製造
装置の一例を示す図解図であり、第２図は第１図に示す
製造装置によって製造されるラベル連続体の断面図解図
である。

このラベル連続体１０は、帯状の剥離シート材としての
剥離台紙１２を含み、この剥離台紙１２の一方主面には
、その長平方向に間隔を隔ててラベル１４がその裏面に
たとえば感圧性接着剤を塗布することによって形成され
る接着剤層１６をもって仮着されている。なお、剥離台
紙１２は、たとえば紙および合成樹脂などの帯状のシー
ト材を含み、シート材の表面には、たとえばシリコンな
どの剥離剤が塗布されることによって、剥離剤層が形威
されている。したがって、ラベル１４は、剥離台紙１２
に一時的にかつ剥離可能に仮着されている。

次に、このラベル連続体１０の製造方法の一例について
、第１図に示す代表的な製造装置に基づき以下説明する
。

まず、適宜所定のラベル形状に成形された枚葉形の複数
のラベル１４を準備し、これら複数枚のラベル１４を装
置５０のラベル保持部５２に収納保持して順次ラベル連
続体の製造工程に送り出すことができるように形成する
。

この装置５０は、複数の枚葉形のラベル１４を収納保持
するためのラベル保持部５２を含む。保持部５２の近傍
には、吸引装置５４が配置される。

この吸引装置５４は、ラベル保持部５２内に収納された
複数のラベル１４を吸引して取り出すためのものであり
、吸引ローラ５６を含む。この吸引ローラ５６には、負
圧を発生する適当な負圧源（図示せず）が接続されてい
る。この吸引ローラ５６は、その外周面に複数の吸引孔
（図示せず）を形威し、負圧源（図示せず）を作動する
ことによって吸引孔に負圧を発生させることができる。

したがって、吸引ローラ５６はその外周面に発生する負
圧によってラベル保持部５２内の複数のラベル１４を１
枚ずつ吸引保持して回転する。

この吸引ローラ５６の近傍には、印刷塗布装置５８が配
置される。この印刷塗布装置５８は、吸引ローラ５６に
よって吸引保持されたラベル１４の表面にたとえば感圧
接着性接着剤などの接着剤１６ａを印刷塗布するための
ものであり、２つのローラ５８ａおよび５８ｂを含む。

この場合、ローラ５８ａの外周面は、吸引ローラ５６に
吸引保持されたうベル１４の表面に接触するようにして
設けられる。さらに、ローラ５８ｂは、その下部がパン
５４Ｃに溜めた接着剤１６ａに浸漬されている。したが
って、ローラ５４ａおよび５４ｂを回転させることによ
って、吸引ローラ５６とローラ５８ａとの間に導かれた
ラベル１４の表面に接着剤１６ａが印刷塗布される。

そして、接着剤１６ａが印刷塗布されたラベル１４は、
吸引ローラ５６の外周面の接線方向から導かれる帯状の
剥離台紙１２の一方主面と接触することによって、剥離
台紙１２の表面に複数のラベル１４を仮着することがで
きる。

すなわち、帯状の剥離台紙１２が、別の保持ローラ６０
にロール状に保持される。そして、この剥離台紙１２は
、その一端が解きほどかれ、ガイドローラ６２を介して
巻取りローラ６４へ巻き取られる。この場合、ガイドロ
ーラ６２は、吸引ローラ５６の外周面と接触するように
設けられている。そのため、吸引ローラ５６とガイドロ
ーラ６２との間に導かれた剥離台紙１２の表面には、吸
引ローラ５６に吸引保持されたラベル１４が接着剤１６
ａをもって順次仮着され、ラベル連続体１０として形成
される。そして、このようにして形成されたラベル連続
体１０は、巻取りローラ６４によってロール状に巻き取
られ保持される。

このようにして製造されたラベル連続体１０では、その
剥離台紙１２に、たとえば第３図に示すような型抜き跡
９が形成されることがないので、剥離台紙１２が破れて
切断することなく、剥離シート材よりラベルを剥離する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る製造方法を実施するための製
造装置の一例を示す図解図である。 第２図は、第１図に示す製造装置によって製造されるラ
ベル連続体の断面図解図である。 第３図は、この発明の背景となる従来のラベル連続体の
製造方法の一例を示す図解図である。 第４図は、第３図に示す従来のラベル連続体の製造方法
によって製造されたラベル連続体の一例を示す図解図で
ある。 図において、１０はラベル連続体、１２は剥離台紙、１
４はラベル、１６は接着剤層、１５ａＬまラベル保持部
、５４は吸引装置、５６は吸引ローラ、５８は印刷塗布
装置、６０は保持ローラ、６２はガイドローラ、６４は
巻取りローラを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 適宜所定のラベル形状に成形された枚葉形の複数のラベ
   ルを準備する工程、および 帯状の剥離シート材の一方主面に複数の前記ラベルを接
   着剤で仮着する工程を含む、ラベル連続体の製造方法。