JPH0376328A

JPH0376328A - 携帯無線装置用バーコードシステム

Info

Publication number: JPH0376328A
Application number: JP1210678A
Authority: JP
Inventors: Daisuke Ishii; 大助石井
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1989-08-17
Filing date: 1989-08-17
Publication date: 1991-04-02
Anticipated expiration: 2013-07-09
Also published as: AU635556B2; JP2773277B2; AU6107990A; GB2235077B; GB9018041D0; GB2235077A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、携帯無線装置に固有の装置情報をバーコー
ドラベルを使用せずに携帯無線装置から読み取って表示
するようにした携帯無線装置用バーコードシステムに関
する。

［従来の技術］従来、自動車電話機、携帯電話機、ポケットベルなどの
携帯無線装置に固有の装置情報、すなわち、電話番号、
ＩＤ番号、製造番号などを管理する携帯無線装置用バー
コードシステムにおいては、携帯無線装置の装置情報を
示すバーコードを印刷したバーコードラベルが携帯無線
装置の筐体表面に貼付されるようになっている。

ここで、従来の携帯無線装置用バーコードシステムのｆ
ｉｌ！或について説明しておく。

第５図は従来の携帯無線装置用バーコードシステムにお
けるシステム構成図である。１３はバーコードラベル１
２に印刷されたバーコードである。１４はバーコードス
キャナ１６からでる読み収り光、１５はバーコードスキ
ャナ１６を機械的あるいは電気的に走査した結果間られ
るバーコードの黒白に応じた反射信号光である。１７は
反射信号光１５に応じてバーコードスキャナ１６から出
力される電気信号、すなわち、バーコード信号をデジタ
ル信号に変換する信号処理部、１８はこのデジタル信号
に応じた表示を行う表示部である。また、バーコードス
キャナ１６、信号処理部１７、および表示部１８によっ
てバーコードリーダＲが構成されている。

次に、動作について説明する。第６図（ａ）は、１文字
分のバーコードを示したものであり、コード３９　（Ａ
ｌｌ、ＩＵｓＤ−３＞によって数字の「９」を示してい
る。この第６図（ａ）に示したバーコードをバーコード
スキャナ１６を使用してＸ方向に走査すると、第６図（
１）〉に示すように時間的に直列なバーコード信号がバ
ーコードスキャナ１６から信号処理部１７に出力される
。第６図（ｂ）においてＴは時間を示している。このバ
ーコード信号は信号処理部１７によってデジタル信号に
変換されて表示部１８に出力される。この結果、表示部
１８は数字の「９」を表示する。

なお、この第６図（ｂ）では、バーコードの黒い部分を
「Ｈ」、白い部分を「Ｌ」に対応させているが、この逆
でもよい。

［発明が解決しようとする課題］しかし、上述した従来の携帯無線装置用バーコードシス
テムにおいては次に示すような欠点があった。

■携帯して使用される携帯無線装置は小形化が要求され
るため、バーコードラベルを貼付する場所が限られ、場
合によってはバーコードラベルを貼る場所がないことが
ある、 ■バーコードラベルを貼付する面積が小さい場合には、
バーコードのバーの最小幅を狭くしている。しかし、バ
ーコードリーダはバーコードを読み収る際、読み取り可
能な最小幅が決まっている。また、バーコードラベルを
印刷するバーコードプリンタにも印刷できるバーの最小
幅が決まっている。したがって、バーコードリーダおよ
びバーコードプリンタの制約条件からバーコードラベル
の大きさを小さくすることには限界がある、■携帯無線
装置の筐体に貼付されたバーコードラベル（よ、携帯無
線機が長い期間携帯して使用している間に摩擦などの原
因により剥離したり、または印刷されたバーコードが薄
くなり消えたりしてしまう、 ■携帯無線装置の筐体の一部をバーコードラベルが占め
るので、筐体のデザインの自由度が失われる、 ■バーコードラベルそのものは、携帯無線装置を携帯す
る使用者にとっては読み取ることのできない不必要なも
のである、 ■製造面においては、バーコードラベルという部品を管
理しなければならない。

従来の携帯無線装置用バーコードシステムにおいては、
バーコードラベルからバーコードを解読するので、上述
したような課題が生じていた。

ところで、携帯無線装置の固有の装置情報はバーコード
ラベルにバーコードの形で印刷、保持されているだけで
はなく、携帯無線装置の内部にあるＲＯＭなどの記憶部
にも記憶、保持されている。この装置情報は携帯無線装
置の製造過程、保守過程において読み出されて検査や装
置の管理に使用されるでいる。

また、携帯無線装置用バーコードシステムは前述した第
５図のように構成されており、信号処理部１７に装置情
報を示すバーコード信号を入力すれば、バーコードを解
読することができる。したがって、携帯無線装置の記憶
部から装置情報を取り出してこの装置情報を示すバーコ
ード信号に対応する光信号を出力する手段をバーコード
ラベルやバーコードの代わりに設け、上記光信号をバー
コード信号に変換する手段をバーコードスキャナ■６の
代わりに設ければ、バーコードスキャナ１６でバーコー
ド１３を走査したのと同様にバーコードを解読すること
ができることになる。

また、上記光信号の代わりに音信号を利用する方法、す
なわち、携帯無線装置の記憶部から装置情報を収り出し
てこの装置情報を示すバーコード信号に対応する音信号
を出力する手段を設け、音信号を人力して波形整形しバ
ーコード信号に再変換する手段をバーコードスキャナ１
６の代わりに設ければ、同様にバーコードを解読するこ
とができることになる。

この発明はこのような考察に基づいてなされたものであ
り、上述した課題を解決するためになされたものである
。

［課題を解決するための手段］この発明の携帯無線装置用バーコードシステムは次の手
段を有している。

（ａ）携帯無線装置に固有の装置情報を記憶する記憶部
、（ｂ）記憶部から読み出された装置情報をバーコード信
号に変換するバーコード信号発生部、（Ｃ）このバーコ
ード信号を光信号および音信号に変換して出力する手段
。

（ｄ）光信号および音信号をバーコード信号に変換する
手段、（ｅ）変換されたバーコード信号を装置情報に変換して
表示する手段。

［作用］携帯無線装置に固有な装置情報は記憶部がら読み出され
てバーコード信号に変換され、さらにこのバーコード信
号に対応した光信号および音信号に変換されて出力され
る。この光信号および音信号は、バーコードリーダによ
ってバーコード信号に変換され、さらにこのバーコード
信号に相当する装置情報に変換されて表示される。これ
により、携帯無線装置に固有な装置情報をバーコードラ
ベルからバーコードスキャナを使用して読み取る必要が
なくなる。

［実施例］次に、この発明について図面を参照して説明する。

第を図はこの発明の携帯無線装置用バーコードシステム
の一実施例における携帯無線装置１例えば、選択無線呼
び出し受信機（ポケットベル）のブロック図である。

２はアンテナ１で受信された電波を増幅、検波、波形整
形してデジタル信号に変換して制御部３に出力する無線
部である。４はこの選択無線呼び出し受信機の固有の装
置情報、すなわち、識別番号を記憶、保持する記憶部で
ある。′＃ｉ１ｍ部３は無線部２から送出される情報と
記憶部４に記憶されている識別番号と比較して一致すれ
ば、発光体駆動部５、発音体駆動部７に呼び出し信号を
送るようになっている。発光駆動部５は呼び出し信号を
入力すると、発光ダイオードなどで構成された発光体６
を駆動して点灯させるようになっている。また１発音駆
動部７は呼び出し信号を入力すると、スピーカなどで構
成された発音体８を駆動して音を出すようになっている
。また、制御部３は無線部２から送出された情報に表示
情報がある場合には、この表示情報に応じた表示信号を
表示駆動部９に送って表示部１０に表示情報を表示させ
るようになっている。１１はスイッチの操作により制御
部３に起動用信号を送出するスイッチ部、１２は制御部
３から装置情報を入力してバーコード信号を生成するバ
ーコード信号発生部である。

次に、バーコード信号発生のメカニズムについて説明す
る。

スイッチＭ１１により制御部３に起動用信号を送ると、
制御部３は記憶部４に記憶されている識別番Ｚなどの装
置情報を読み出す。第２図（ａ）は記憶部４に記憶され
ている装置情報を模写的に示したものである。各セルＳ
ｌ〜Ｓ４は記憶部の１ビツトを表し、２進数ｒｌｏｏ１
．、すなわち、「９」が記憶されている状態を示してい
る。

この装置情報は制御部３の読み出し信号に従って記憶部
４から読み出される。すなわち、この装置情報は第２図
（ｂ）に示すように第２図（ａ）の「０」に「Ｌ」が対
応し、ｒｌ」にｒ）（Ｊが対応した時間的に直列な信号
として読み出され、制御部３を介してバーコード信号発
生部１２に送られる。バーコード信号発生部１２は、第
２図（ｂ）に示すデジタル信号から第２図（Ｃ）に示す
ようなバーコード信号を生成して発光体駆動部５および
発音体駆動部７に出力する。

発光体駆動部５は制御部３から送出されたバーコード信
号に応じて発光体６を駆動し、バーコード信号に応じて
光を点滅させる。一方、発音体駆動部７は同様に制御部
３から送出されたバーコード信号に応じて発音体８を駆
動し、バーコード信号に応じた断続音を出力させる。

このようにして、選択無線呼び出し受信機から出力され
たバーコード信号に対応する光および音は、第３図およ
び第４図に示すようなバーコードリーダＲ１，Ｒ２によ
ってバーコードが解読されて表示がなされる。

すなわち、第３図は、携帯無線袋Ｗ（選択無線呼び出し
受信機〉１９からバーコードリーダＲ１に対してバーコ
ード信号に対応する光信号２０が送出される場合の携帯
無線装置用バーコードシステムを示している。このバー
コードリーダＲ１は、光信号２０をフォトダイオード、
フォトトランジスタなどの光電変換素子によって電気信
号に変換する受光部２１、信号処理部２２、および表示
部２３から構成されている。

携帯無線装置１９から送出されるバーコード信号に対応
した光信号２０は、受光部２■において電気信号に変換
された後、波形整形されてバーコード信号に変換され、
信号処理部２２に出力さレル。このバーコード信号は信
号処理部２２でデジタル信号に変換され表示部２３に出
力される。

この結果、表示部２３において携帯無線機１９から読み
出された装置情報に応じた表示がなされることになる。

また、第４図は、携帯無線機２４からバーコードリーダ
Ｒ２に対してバーコード信号に対応する音信号２５が送
出される場合の携帯無線装置用バーコードシステムを示
している。このバーコードリーダＲ２は、音信号２５を
電気信号に変換する集音部２６、この電気信号を積分し
て波形整形する波形整形部２７、信号処理部２８、およ
び表示部２９から構成されている。

携帯無線装置２４から送出されるバーコード信号に対応
した音信号２５は、集音部２６において電気信号に変換
された後、波形整形部２７で積分されて波形整形され、
バーコード信号に変換され、信３処理部２８に出力され
る。このバーコード信号は信号処理部２８でデジタル信
号に変換され表示部２９に出力される。この結果、表示
部２９において携帯無線機２４から読み出された装置情
報に応じた表示がなされることになる。

なお、上述した第３図、第４図における信号処理部２２
．２８および表示部２３．２９は、従来の携帯無線装置
用バーコードシステムを示す第５図における信号処理部
１７および表示部１８と同様のものが使用できることは
いうまでもない。

また、第３図の受光部２１および第４図の集音器２６．
波形整形部２７は、第５図のバーコードスキャナ１６に
相当するが、このバーコードスキャナ１６と違ってバー
コードを走査するための複雑な機構が必要ないので、簡
単に構成できる。

なお、第１図に示した選択無線呼び出し受信機において
は、スイッチ部１１により制御部３に起動信号を与える
ようにしているが、これに限られるものではない０例え
ば、この選択無線呼び出し受信機の電源回路の立ち上げ
によって起動し一定時間をカウントするタイマ回路を設
けておき、選択無線呼び出し受１３機を電源オンとした
とき、バーコード表示を開始し、上記一定時間後にこの
表示を停止させるように起動信号を制御することもでき
る。したがって、スイッチ部１１はいわゆるスイッチに
限られるものではなく、起動信号を送出する手段であれ
ばよい。

［発明の効果］以上説明したようにこの発明の携帯無線装置用バーコー
ドシステムによれば、携帯無線装置に固有な装置情報は
記憶部から読み出されてバーコード信号に変換され、さ
らにこのバーコード信号に対応した光信号および音信号
に変換されて出力される。この光信号および音信号は、
バーコードリーダによってバーコード信号に変換され、
さらにこのバーコード信号に相当する装置情報に変換さ
れて表示される。これにより、携帯無線装置に固有な装
置情報をバーコードラベルからバーコードスキャナを使
用して読み取る必要がなくなる。

したがって、バーコードを走査するために複雑な機構を
有していたバーコードスキャナは不要となるので、バー
コードリーダは簡単なｔ＃造で構成することができる。

また、従来と違ってバーコードラベルを使用する必要が
なくなるため、次の効果を生じる。

■携帯無線装置においてバーコードラベルを貼る場所が
不要になる、 ■バーコードラベルの大きさを検討する必要がなくなる
、 ■携帯無線装置の筐体に貼付されたバーコードラベルの
剥離や印刷されたバーコードが薄くなることを考慮する
必要がない、 ■携帯無線装置の筐体の一部をバーコードラベルが占め
ることがなくなるので、筐体のデザインの自由度が向上
する、 ■携帯無線装置を携帯する使用者にとって不必要なバー
コードラベルを貼付しなくてよい、■製造面においてバ
ーコードラベルを管理する必要がなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の携帯無線装置用バーコードシステム
の一実施例における選択無線呼び出し受信機（ポケット
ベル）のブロック図、第２図０）〜（Ｃ）は同実施例に
おける信号図、第３図、第４図は同実施例における携帯
無線装置用バーコードシステムの構成図、第５図は従来
の携帯無線装置用バーコードスキャナードシスデム第６
図（ａ〉。（＋））はバーコード、およびこのバーコードに対応す
るバーコード信号を示す対応図である。３・・・制御部、４・・・記憶部、５・−・発光体駆動
部、６・・−発光体、７・・・発音体駆動部、８・・・
発音体、１２・・・バーコード信号発生部。

Claims

【特許請求の範囲】　携帯無線装置に固有の装置情報をこの携帯無線装置か
らバーコードリーダによって読み取って表示する携帯無
線装置用バーコードシステムにおいて、携帯無線装置に、この携帯無線装置に固有の装置情報を
記憶する記憶部と、記憶部から読み出された装置情報を
バーコード信号に変換するバーコード信号発生部と、こ
のバーコード信号を光信号および音信号に変換して出力
する手段とを設け、バーコードリーダに、前記光信号および音信号をバーコ
ード信号に変換する手段と、変換されたバーコード信号
を装置情報に変換して表示する手段とを設けたことを特
徴とする携帯無線装置用バーコードシステム。