JPH037584Y2 - - Google Patents

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JPH037584Y2
JPH037584Y2 JP1986119269U JP11926986U JPH037584Y2 JP H037584 Y2 JPH037584 Y2 JP H037584Y2 JP 1986119269 U JP1986119269 U JP 1986119269U JP 11926986 U JP11926986 U JP 11926986U JP H037584 Y2 JPH037584 Y2 JP H037584Y2
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relief
pressure
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    • F04B2027/1854—External parameters

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車室内における冷房負荷の変化と対応
させてワツブルプレートの揺動角度を変化させる
事によつて圧縮容量を調整する事が出来る様に設
けられる揺動斜板型圧縮機、更に具体的には冷房
負荷の変化と対応させてクランク室内の圧力を変
化させる事によつてワツブルプレートの揺動角度
を変化させる様に設けられる揺動斜板型圧縮機に
おいて、上記クランク室内の圧力を車室内の冷房
負荷と対応して一定圧力に保持すべく吸入チヤン
バーと連通させて設けられる逃し通路の目詰まり
を防止する為の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に揺動斜板型圧縮機にあつてはクランク室
に横架するドライブシヤフトに軸架させてドライ
ブプレートが揺動回転自在に設けられると共に、
同ドライブプレートにはシリンダーボアに嵌挿す
るピストンに連結させてワツブルプレートがその
回転を規制された状態にて揺動する事が可能な如
く揺動自在に支承される。そして車室内の冷房負
荷の変化と対応してワツブルプレートの揺動角度
を変化させる事によつて圧縮容量を可変させる事
が出来る様に設けられる。即ち、車室内の冷房負
荷が大きい状態においてはクランク室内を吸入圧
力状態に保持する事によつてワツブルプレートが
大きな傾斜角を存して揺動する状態（大容量運転
状態）が得られる一方、車室内の冷房負荷が小さ
い状態においてはクランク室内を吐出圧力状態に
保持する事によつてワツブルプレートの揺動傾斜
角を小さくする（小容量運転状態）様に設けられ
る。そしてこの様な揺動斜板型の圧縮機において
は例えば各シリンダーボアにおいて圧縮室より流
入する冷媒ガス等（ブローバイガス）によつてク
ランク室内の圧力が上昇するのを防止する必要上
クランク室と吸入チヤンバー間に連通させて逃し
通路が形成され、上記ブローバイガスを吸入チヤ
ンバーに逃す事によりクランク室内を常時冷房負
荷に対応した圧力（吸入圧力状態若しくは吐出圧
力状態）に保持する事が出来る様に設けられる。
第３図はその具体的構造を表わす図面であつ
て、ドライブシヤフトａの中心線に沿つて逃し孔
ｂが穿設され、その一方の逃し口はクランク室ｃ
に向けて開口する如く設けられると共に、もう一
方の逃し口はドライブシヤフトａのリヤ側の端部
に形成する凹所ｄ、シリンダーブロツクｅに刻設
する逃し口ｆを介して吸入チヤンバーｇと連通す
る如く吹けられる。又、同ドライブシヤフトａに
遊嵌するスリーブｈとドライブプレートｉの小径
円筒部i′とを繋ぐ連結ピンｊには中空部ｋが形成
され、同中空部ｋの小径円筒部i′側の開口部はラ
ジアル軸受け部１と、又、スリーブｈ側の開口部
は同スリーブｈの内壁面に凹設するポートｍを介
して上記逃し孔ｂの逃し口と連通する如く設けら
れる。そしてクランク室ｃ内に流入したブローバ
イガスをラジアル軸受け部１、連結ピンｊの中空
部Ｋ、スリーブｈの内壁面に凹設するポートｍ、
ドライブシヤフトａに穿設する逃し孔ｂ、ドライ
ブシヤフトａのリヤ側の端部に形成する凹所ｄ、
シリンダーブロツクｅに刻設する逃し孔ｆの各部
を経て吸入チヤンバーｇに逃す事により、同クラ
ンク室ｃ内を一定圧力に保持する様に設けられ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかして上記の様なクランク室圧力の逃し機構
にあつては、ラジアル軸受け部１に形成される隙
間が狭い事に起因して例えば低冷房負荷時におい
て液バツク現象が生じた様な場合には冷媒ガス中
に混入するオイルの粘性により目詰まりを生じ易
い点、そしてこの様に目詰まりが生じた場合には
クランク室ｃ内の圧力が異常に上昇してしまい、
圧縮容量の制御が正常に行なわれなくなるという
不具合が生ずる点に問題点を有する。
本考案は上記の様な問題点を解決するためにそ
の改善を試みたものであつて、逃し通路の目詰ま
りを防止し、クランク室圧力を一定圧力に保持す
る事が出来る様にする点にその解決すべき問題点
を有する。即ち、本考案はドライブシヤフトに穿
設する逃し孔にクランク室と連通させて多数個の
逃し口を設け、常時複数個の逃し口がクランク室
と連通する状態にある様に設ける事によつて上記
問題点を解決する様にした事を特徴とするもので
あつて、その具体的な手段と作用は次の通りであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
シリンダーブロツクに隣接させてクランク室を
形成し、同クランク室にはドライブシヤフトに軸
架するラグプレートと同ドライブシヤフトにスラ
イド自在に遊嵌するスリーブを介してドライブプ
レートを揺動回転自在に設けると共に、同ドライ
ブプレートにはワツブルプレートをその回転が規
制された状態にて揺動させる事が可能な如く設け
る一方、シリンダーブロツクには上記ドライブシ
ヤフトを中心として複数個のボアを同一円周上に
配列させて設け、各ボアには上記ワツブルプレー
トに連結させてピストンを進退自在に嵌挿させて
成る揺動斜板型圧縮機において、そしてクランク
室内の圧力を車室内の冷房負荷の変化と対応して
変化させる事によつて上記ワツブルプレートの揺
動傾斜角を変化させる様に設けられる揺動斜板型
圧縮機において、 上記ドライブシヤフトの中心線に沿つて逃し孔
を穿設し、その一端を吸入チヤンバーと連通させ
ると共に同ドライブシヤフトには上記逃し孔と連
通させて多数個の逃し口をクランク室に臨ませて
一列状に配列させる。そしてクランク室内の圧力
変化と対応してスリーブが進退移動した場合にお
いて、その全ての逃し口がスリーブによつて塞が
れてしまう事なく常時複数個の逃し口がクランク
室と連通状態にある様に設ける。
〔作用〕
ドライブシヤフトには逃し孔に連通させてて多
数個の逃し口が開口され、常時複数個の逃し口が
クランク室と連通状態にある様に設けられている
事により、仮りに一つの逃し口に目詰まりが生じ
た場合でも逃し孔が塞がれてしまう事なく吸入チ
ヤンバーとの連通状態を保持する事が出来る。即
ち、クランク室内の異常な圧力上昇を防止する事
が出来、クランク室内を常時車室内の冷房負荷に
対応して一定の圧力（吸入圧力状態若しくは吐出
圧力状態）に保持する事が出来る。
〔実施例〕
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
第１図は第１の実施例を表わす図面であつて、
１は圧縮機の外殻を形成するハウジングを示す。
同ハウジング１はフロントハウジング１Ｆ、リヤ
ハウジング１Ｒ、シリンダーブロツク２の各部よ
り成り、これら各部を複数本の通しボルト３によ
つて一体に締結する事により形成される。即ち、
フロントハウジング１Ｆの外周縁部より一定の偏
位角を存して複数本の通しボルト３を差し込み、
その先端部に形成する螺子部をシリンダーブロツ
ク２を貫通してリヤハウジング１Ｒに螺合させる
事により締結され、これら複数本の通しボルト３
の内、底部に位置する通しボルト３は後述する様
にワツブルプレート２１の廻り止めガイドを兼ね
て設けられる。そしてフロントハウジング１Ｆに
はクランク室１７が形成され、その中心部には後
述するドライブシヤフト４の軸受け部５Ａが設け
られる一方、リヤハウジング１Ｒには吸入チヤン
バー６と吐出チヤンバー７が環状の隔壁８を介し
て同心円状に設けられる。即ち、吐出チヤンバー
７は中心部に位置して設けられ、吸入チヤンバー
６は同吐出チヤンバー７を囲繞する如く外周部寄
りに位置して設けられる。更に詳しくは両チヤン
バー６，７はバルブプレート１１に開口する吸入
口９及び吐出口１０を介して後述するシリンダー
ボア１４の各圧縮室１５と連通する如く設けられ
る。そして吸入口９には吸入弁１２が後述するピ
ストン１６の吸入行程を介して開閉する如く設け
られ、又、吐出口１０には吐出弁１３が同じくピ
ストン１６の圧縮行程を介して開閉する如く設け
られる。
シリンダーブロツク２の中心部には軸受部５Ｂ
を間に存してその両側に左右一対の凹所２８，２
９が設けられ、その一方の凹所２８はクランク室
１７と、又、もう一方の凹所２９はシリンダーブ
ロツク１に穿設する逃し孔３０を介して吸入チヤ
ンバー６と夫々連通する如く設けられる。又、シ
リンダーブロツク２には上記両凹所２８，２９と
軸受部５Ｂを中心としてその外周部に複数個のシ
リンダーボア１４を穿設するに各シリンダーボア
１４はその一端をクランク室１７と連通させて形
成される。そして各シリンダーボア１４にはリヤ
側に圧縮室１５を存してピストン１６が進退自在
に嵌挿され、各圧縮室１５は吸入口９と吐出口１
０を介して吸入チヤンバー６及び吐出チヤンバー
７に対して選択的に連通する事が可能な如く設け
られる。
一方、クランク室１７には上記両軸受け５Ａ，
５Ｂ間に支承させてドライブシヤフト４が横架さ
れる。そして同ドライブシヤフト４のフロント側
の一端にはレダプレート１８が同ドライブシヤフ
ト４と同行回転可能に軸架され、同ラグプレート
１８にはドライブシヤフト４を囲繞する如く環状
に形成するドライブプレート２０がドライブシヤ
フト４の長手方向に沿つて揺動自在に支承され
る。即ち、ドライブプレート２０は取り付けアー
ム１８′に形成する長孔２３と支持ブラケツト２
０′に横架するガイドピン２４の係合を介してド
ライブシヤフト４と一体に回転し乍ら前後方向に
揺動する事が可能な如く支承される。更に詳しく
は、同ドライブプレート２０はラグプレート１８
と対面させて形成する大径円盤部２０Ａと、同大
径円盤部２０Ａの中心部にシリンダーブロツク２
と対面させて形成する小径円筒部２０Ｂを存して
断面Ｌ字型の環状に形成され、同ドライブプレー
ト２０は小径円筒部２０Ａとの間にラジアル軸受
け２６を介在させて、又、大径円盤部２０Ａとの
間にスラスト軸受け２６を介在させてワツブルプ
レート２１が前述の通しボルト３を介してその回
転が規制された状態にて揺動自在に支承される。
同ワツブルプレート２１はドライブプレート２０
と同様ドライブシヤフト４を囲繞する如く環状に
形成され、同ドライブシヤフト２１と前記各ピス
トン１６間はコンロツド２２によつて連結され
る。又、ドライブシヤフト４にはスリーブ１９が
ドライブプレート２０に連結させてスライド自在
に遊嵌される。即ち、同スリーブ１９は左右一対
の連結ピン２５，２５を介して上記ドライブプレ
ート２０の小径円筒部２０Ｂと連結され、同ドラ
イブプレート２０の揺動と連動して前後方向にス
ライドする事が可能な如く設けられる。そして
又、同ドライブシヤフト４には前後方向（中心線
方向）に延在させてクランク室圧力の逃し孔３１
が穿設され、そのリヤ側の一端は前述の凹所２９
と連通する如く設けられる一方、フロント側の一
端は複数個の逃し口３２……を存してクランク室
１７と連通する如く設けられる。即ち、同逃し口
３２……はドライブシヤフト４の前後方向（中心
線方向）に沿つて一定間隔毎に開口され、スリー
ブ１９のスライド移動に対してその全ての逃し口
３２…が閉塞されてしまう事無く、少なくとも二
つ以上の逃し口３２が常時クランク室１７と連通
状態にある様に設けられる。その他３３は吐出チ
ヤンバー７とクランク室１７間を連通する吐出圧
力の導圧路、３４は同吐出圧力の導圧路３３に介
在させて取り付けられるコントローブバルブであ
つて、同コントローブバルブ３４を開閉させる事
によつて、クランク室１７の圧力制御を行なう事
が出来る様に設けられる。即ち、車室内の冷房負
荷が大きい状態（車室内の温度が設定温度を上回
る状態）においては同コントローブバルブ３４が
閉じられてクランク室１７内を吸入圧力状態とす
る事により、ワツブルプレート２１が大きな傾斜
角を存して揺動する状態（大容量運転状態）が得
られ、又、車室内の冷房負荷が小さい状態（車室
内の温度が設定温度を下回る状態）においては同
コントローブバルブ３４が開かれてクランク室１
７内に吐出圧力を送り込む事により、ワツブルプ
レート２１の揺動傾斜角を小さくする状態（小容
量運転状態）が得られる様に設けられる。
第２図は第２の実施例を表わす図面であつて、
上記第１の実施例においては各逃し口３２……は
同一ピツチを存して開口されるのに対して、本実
施例においては各逃し口３２……は不等プピツチ
を存して開口される。即ち、リヤ側よりフロント
側に向けて徐々に各逃し口３２……間のピツチが
狭くなる様に開口される。
次にその作用について説明する。
第１図に表わす第１の実施例において、車室内
の冷房負荷が大きい状態においてはコントロール
バルブ３４が閉じられてクランク室１７内の圧力
は吸入圧力状態にある事により、ワツブルプレー
ト２１は大きな傾斜角を存して揺動する状態、即
ち、ピストン１６が大きなストロークを存して往
復動する状態（大容量運転状態）が得られる。そ
してこの様にワツブルプレート２１が大きな傾斜
角を存して移動する状態においてはドライブシヤ
フト４に開口される多数個の逃し口３２……の
内、フロント寄りに位置して開口される逃し口３
２はスリーブ１９によつて塞がれてリヤ側に開口
する逃し口３２（複数個）のみがクランク室１７
と連通する状態が得られ、このリヤ側に開口され
る複数個の逃し口３２によりクランク室１７内に
流入するブローバイガスを吸入チヤンバー６に向
けて逃す作用、即ち、クランク室１７内の圧力を
一定圧力（吸入圧力状態）に保持する作用が得ら
れる。
又、車室内の冷房負荷が減少するのに伴いコン
トロールバルブ３４が開かれてクランク室１７内
の圧力が吐出圧力状態となる事により、ワツブル
プレート２１が小さな傾斜角を存して揺動する状
態（小容量運転状態）が得られる。そしてこの様
にワツブルプレート２１が小さな傾斜角を存して
揺動する状態においてはドライブシヤフト４に開
口される多数個の逃し口３２……の内、リヤ寄り
に位置して開口される逃し口３２はスリーブ１９
によつて塞がれてフロント側に開口される逃し口
３２（複数個）がクランク室１７と連通する状態
が得られ、このフロント側に開口される複数個の
逃し口３２によりクランク室１７内に流入するブ
ローバイガスを吸入チヤンバー６に向けて逃す作
用が得られる。特に、小容量運転状態においては
液バツク現象に起因して目詰まりが生じ易いので
あるが、複数個の逃し口３２が常時クランク室１
７と連通状態にある事により、仮りに液バツク現
象に起因してその一つの逃し口３２に目詰まりが
生じた場合においてもクランク室１７内の圧力が
異常に上昇する事なく一定圧力（吐出圧力状態）
に保持する事が出来る。
第２図に表わす第２の実施例において、各逃し
口３２……はリヤ側よりフロント側に向けて徐々
にピツチが狭くなる様に開口されている事によ
り、ワツブルプレート２１が小さな傾斜角を存し
て揺動する状態（小容量運転状態）において、ワ
ツブルプレート２１が大きな傾斜角を存して揺動
する状態（大容量運転状態）と比較してより多く
の逃し口３２が開口する状態を得る事が出来る。
即ち、低冷房負荷時に発生する液バツク現象に起
因する目詰まりに対してより一層有効に対処する
事が出来る。尚、逃し口３２の開口径をフロント
側に向けて徐々に大径にする事により、液バツク
現象に起因する目詰まりに対して有効に対処出来
る事も付言しておく。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様にドライブシヤフトの中心線に沿つてブ
ローバイガスの逃し孔を穿設し、その一端を吸入
チヤンバーと連通させる一方、上記ドライブシヤ
フトには逃し孔と連通させて多数個の逃し口をク
ランク室に臨ませて開口させた事により、そして
クランク室内の圧力変化と対応してワツブルプレ
ートに連結するスリーブの進退移動に対して常時
複数個の逃し口がクランク室と連通状態にある様
に設けた事により、例えば低冷房負荷時において
液バツクに起因してその一つの逃し口に目詰まり
を生じた場合においても吸入チヤンバーとの連通
状態を確保する事が出来るに至り、此によりクラ
ンク室内に異常な圧力上昇を防止する事が出来る
に至つた。即ち、クランク室内を常時車室内の冷
房負荷に対応した一定の圧力（吸入圧力状態若し
くは吐出圧力状態）に保持する事が出来、安定し
た圧縮容量の制御を行なう事が出来るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第１図は第１の実施例を表わす図面であつて、
本考案に係る揺動斜板型圧縮機の全体を表わす断
面図、第２図は第２の実施例を表わす図面であつ
て、揺動斜板型圧縮機の全体を表わす断面図であ
る。又、第３図は従来構造を表わす図面であつ
て、揺動斜板型圧縮機の全体を表わす断面図であ
る。 １……ハウジング、１Ｆ……フロントハウジン
グ、１Ｒ……リヤハウジング、２……シリンダー
ブロツク、３……通しボルト、４……ドライブシ
ヤフト、５Ａ，５Ｂ……軸受け部、６……吸入チ
ヤンバー、７……吐出チヤンバー、８……隔壁、
９……吸入口、１０……吐出口、１１……バルブ
プレート、１２……吸入弁、１３……吐出弁、１
４……シリンダーボア、１５……圧縮室、１６…
…ピストン、１７……クランク室、１８……ラグ
プレート、１８′……取り付けアーム、１９……
スリーブ、２０……ドライブプレート、２０′…
…支持ブラケツト、２０Ａ……大径円盤部、２０
Ｂ……小径円筒部、２１……ワツブルプレート、
２２……コンロツド、２３……長孔、２４……ガ
イドピン、２５……連結ピン、２６……スラスト
軸受け、２７……ラジアル軸受け、２８……凹
所、２９……凹所、３０……逃し孔、３１……逃
し孔、３２……逃し口、３３……吐出圧力の導圧
路、３４……コントローブバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダーブロツクに隣接させてクランク室を
    形成し、同クランク室にはドライブシヤフトに軸
    架するラグプレートと同ドライブシヤフトにスラ
    イド自在に遊嵌するスリーブを介してドライブプ
    レートを揺動回転自在に設けると共に、同ドライ
    ブプレートにはワツブルプレートをその回転が規
    制された状態にて揺動させる事が可能な如く設け
    る一方、シリンダーブロツクには上記ドライブシ
    ヤフトを中心として複数個のボアを同一円周上に
    配列させて設け、各ボアには上記ワツブルプレー
    トに連結させてピストンを進退自在に嵌挿させ、
    上記クランク室内の圧力を車室内の冷房負荷の変
    化と対応して変化させる事によつて上記ワツブル
    プレートの揺動傾斜角を変化させる様に設けられ
    る揺動斜板型圧縮機において、上記ドライブシヤ
    フトの中心線に沿つて逃し孔を穿設し、その一端
    部を吸入チヤンバーと連通させると共に同ドライ
    ブシヤフトには多数個の逃し口をクランク室に臨
    ませて一列状に配列させて成る揺動斜板型圧縮機
    におけるクランク室圧力の逃し機構。
JP1986119269U 1986-08-01 1986-08-01 Expired JPH037584Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119269U JPH037584Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01
US07/078,416 US4729719A (en) 1986-08-01 1987-07-27 Variable displacement wobble plate type compressor with a wobble angle control unit
DE19873725411 DE3725411A1 (de) 1986-08-01 1987-07-31 Taumelscheibenkompressor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119269U JPH037584Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324385U JPS6324385U (ja) 1988-02-17
JPH037584Y2 true JPH037584Y2 (ja) 1991-02-25

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