JPH037559B2 - - Google Patents
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- JPH037559B2 JPH037559B2 JP60098789A JP9878985A JPH037559B2 JP H037559 B2 JPH037559 B2 JP H037559B2 JP 60098789 A JP60098789 A JP 60098789A JP 9878985 A JP9878985 A JP 9878985A JP H037559 B2 JPH037559 B2 JP H037559B2
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- Japan
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- water
- hull
- bow
- personal watercraft
- running resistance
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 41
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B1/00—Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B34/00—Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
- B63B34/10—Power-driven personal watercraft, e.g. water scooters; Accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63C—LAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
- B63C9/00—Life-saving in water
- B63C9/28—Adaptations of vessel parts or furnishings to life-saving purposes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/52—Parts for steering not otherwise provided for
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Toys (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、運転者が搭乗しての走航時と単に
水面に浮かした状態とで吃水線を著しく異ならし
める水ジエツト噴射式の小型滑走艇に於いて、運
転者の無い状態で自動旋回機能を備えた小型滑走
艇に関する。
水面に浮かした状態とで吃水線を著しく異ならし
める水ジエツト噴射式の小型滑走艇に於いて、運
転者の無い状態で自動旋回機能を備えた小型滑走
艇に関する。
（従来技術）
一般にこの種の小型滑走艇は、レジヤー用品と
して使用され、船体前部にエンジン等が搭載さ
れ、船体後部に運転者が搭乗するようにした構成
のもので、運転者が搭乗して全体の重量バランス
が採れて高速走航や急速旋回等の運転が行われ
る。
して使用され、船体前部にエンジン等が搭載さ
れ、船体後部に運転者が搭乗するようにした構成
のもので、運転者が搭乗して全体の重量バランス
が採れて高速走航や急速旋回等の運転が行われ
る。
従つて運転者は滑走艇と一体になつてバランス
を上手に採りながら操縦するシステムのものであ
る。
を上手に採りながら操縦するシステムのものであ
る。
一方、滑走艇自体の構造からすると、走航中に
運転者が落水した場合、沈没することがなく而も
転覆からの自動復元性を持たせるために、船体中
央部から運転者が搭乗する船尾部にかけては船内
各所に浮力増強用の発泡材が充填されており、船
体の重心はエンジン等が搭載してある船首がわに
寄つた位置にあり、運転者が無く単に水面に浮か
した状態では船首部を水中に突つ込む形でトリム
し、運転走航時とは吃水線を著しく異ならしめる
ものである。
運転者が落水した場合、沈没することがなく而も
転覆からの自動復元性を持たせるために、船体中
央部から運転者が搭乗する船尾部にかけては船内
各所に浮力増強用の発泡材が充填されており、船
体の重心はエンジン等が搭載してある船首がわに
寄つた位置にあり、運転者が無く単に水面に浮か
した状態では船首部を水中に突つ込む形でトリム
し、運転走航時とは吃水線を著しく異ならしめる
ものである。
従つて、この種の滑走艇では走航中に運転者が
落水すると直ちに滑走艇自体は船首部を水中に突
つ込む形でトリムすることにより、走航抵抗を急
増させると共に、エンジンは自動的にアイドル回
転に保持されて自航を継続する。
落水すると直ちに滑走艇自体は船首部を水中に突
つ込む形でトリムすることにより、走航抵抗を急
増させると共に、エンジンは自動的にアイドル回
転に保持されて自航を継続する。
この場合、走航中に運転者が落水するような時
は方向が定まらないままに自航することになる。
は方向が定まらないままに自航することになる。
そこで、この種の滑走艇に於いて、運転者が落
水した場合に滑走艇が自動的に運転者の落水点近
くで自動的に旋回するようにしてその捕捉を容易
にすべく、本出願人によつて滑走艇のジエツト推
進装置のステアリングノズルを一定方向に自動回
動させる機構を備えた滑走艇が提案されている。
（特公昭54−30197号参照） （発明が解決使用とする問題点） ところで、上記するジエツト推進装置のステア
リングノズルを一定方向に自動的に回動させて滑
走艇の自動旋回を図る機構を運転者がル無く単に
水面に浮かした状態では船首部を水中に突つ込む
形で比較的大きくトリムする種類の小型滑走艇に
適用した場合、運転者が落水した途端に船尾部は
高く浮上する姿勢を採り、水ジエツトを噴射する
ステアリングノズルは水面付近にきていてこれが
特定方向に向けることになり、このステアリング
ノズルの向きによる滑走艇の自動旋回に対する操
船機能はそれほど期待出来なくなる。
水した場合に滑走艇が自動的に運転者の落水点近
くで自動的に旋回するようにしてその捕捉を容易
にすべく、本出願人によつて滑走艇のジエツト推
進装置のステアリングノズルを一定方向に自動回
動させる機構を備えた滑走艇が提案されている。
（特公昭54−30197号参照） （発明が解決使用とする問題点） ところで、上記するジエツト推進装置のステア
リングノズルを一定方向に自動的に回動させて滑
走艇の自動旋回を図る機構を運転者がル無く単に
水面に浮かした状態では船首部を水中に突つ込む
形で比較的大きくトリムする種類の小型滑走艇に
適用した場合、運転者が落水した途端に船尾部は
高く浮上する姿勢を採り、水ジエツトを噴射する
ステアリングノズルは水面付近にきていてこれが
特定方向に向けることになり、このステアリング
ノズルの向きによる滑走艇の自動旋回に対する操
船機能はそれほど期待出来なくなる。
この発明は上記の点に鑑がみなされたものであ
つて、小型滑走艇の船尾部に装備するステアリン
グノズルによる操船機能に頼らず、船首部の船体
構造よりして小型滑走艇の左右舷側の吃水線部に
於ける自航走航抵抗に差をつけるようにし、極め
て効果的に自動旋回を実現した小型滑走艇を提供
することを目的とする。
つて、小型滑走艇の船尾部に装備するステアリン
グノズルによる操船機能に頼らず、船首部の船体
構造よりして小型滑走艇の左右舷側の吃水線部に
於ける自航走航抵抗に差をつけるようにし、極め
て効果的に自動旋回を実現した小型滑走艇を提供
することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
上記の目的を解決するためのこの発明の要旨と
するところは、自重のみで水面に浮上する状態で
船首部の吃水線部位における片方の舷側に走航抵
抗手段を配設したことを特徴とする小型滑走艇に
ある。
するところは、自重のみで水面に浮上する状態で
船首部の吃水線部位における片方の舷側に走航抵
抗手段を配設したことを特徴とする小型滑走艇に
ある。
（実施例）
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図ａ，ｂはこの発明を適用した小型滑走艇
の浮上態様を示す説明図である。
の浮上態様を示す説明図である。
図において、１はこの発明が適用される小型滑
走艇で、その船首部２にエンジン及び燃料タンク
等が搭載される。船尾部３にはジエツト推進装置
のステアリングノズル４が装着され、エンジンに
よつて駆動されるインペラにより吸い込み口から
吸い込んだ水を圧縮してステアリングノズル４か
ら噴出させてその反作用でジエツト推進力を発生
させる。また船尾部３に設けた操縦フロア３ａに
は運転者Ａが搭乗し、ステアリングノズル４に連
結したハンドル５を両手で持つて操作することに
よつてステアリングノズル４を左右に振らせて操
舵する。上記滑走艇１の主要構成は周知の滑走艇
同様のものである。
走艇で、その船首部２にエンジン及び燃料タンク
等が搭載される。船尾部３にはジエツト推進装置
のステアリングノズル４が装着され、エンジンに
よつて駆動されるインペラにより吸い込み口から
吸い込んだ水を圧縮してステアリングノズル４か
ら噴出させてその反作用でジエツト推進力を発生
させる。また船尾部３に設けた操縦フロア３ａに
は運転者Ａが搭乗し、ステアリングノズル４に連
結したハンドル５を両手で持つて操作することに
よつてステアリングノズル４を左右に振らせて操
舵する。上記滑走艇１の主要構成は周知の滑走艇
同様のものである。
然して、図ａは滑走艇１に対して運転者が無く
単に水面に浮かした状態を示し、滑走艇１の重量
配分からこの状態では、船首部２を水中に突つ込
む形でトリムして吃水線Ｋ１を採る。図ｂは運転
者Ａが搭乗した通常の走航時の状態を示し、船首
部２を大きく水面上に露呈する形でトリムして吃
水線Ｋ２を採る。
単に水面に浮かした状態を示し、滑走艇１の重量
配分からこの状態では、船首部２を水中に突つ込
む形でトリムして吃水線Ｋ１を採る。図ｂは運転
者Ａが搭乗した通常の走航時の状態を示し、船首
部２を大きく水面上に露呈する形でトリムして吃
水線Ｋ２を採る。
この発明は上記滑走艇１が自重のみで水面に浮
上する状態で船首部吃水線部位に対応して船首が
わ舷側６の片方に走航抵抗手段７（第２〜第６図
参照）を配備する。
上する状態で船首部吃水線部位に対応して船首が
わ舷側６の片方に走航抵抗手段７（第２〜第６図
参照）を配備する。
第２図は第１実施例を示す小型滑走艇の船首部
に於ける船体断面図である。
に於ける船体断面図である。
この実施例は、船首部２（第１図）の左右の舷
側６ａ，６ｂを上下に２分する形で横に延びるシ
エルフランジ８ａ，８ｂを有する船体構造の滑走
艇１（第１図）に適用されるもので、シエルフラ
ンジ８ａ，８ｂはその断面に於いて水平部と垂直
部とよりなり、舷側６ａ，６ｂ間で下向きの溝条
９を形成している。
側６ａ，６ｂを上下に２分する形で横に延びるシ
エルフランジ８ａ，８ｂを有する船体構造の滑走
艇１（第１図）に適用されるもので、シエルフラ
ンジ８ａ，８ｂはその断面に於いて水平部と垂直
部とよりなり、舷側６ａ，６ｂ間で下向きの溝条
９を形成している。
然してこの実施例では、滑走艇１（第１図）の
重心Ｇを船体１ａの軸線０を含む垂直面内より片
がわにずらした位置に設定し、運転者が無く水面
に浮かべた状態で船体１ａがヒールして船首部片
がわの舷側シエルフランジ８ａの水没量が他方の
舷側シエルフランジ８ｂの水没量に比較して大き
くなることによつて左右舷側６ａ，６ｂのシエル
フランジ８ａ，８ｂの水没走航抵抗に差をつける
ようにし、この片がわ舷側シエルフランジ８ａ部
を走航抵抗手段７とするものである。
重心Ｇを船体１ａの軸線０を含む垂直面内より片
がわにずらした位置に設定し、運転者が無く水面
に浮かべた状態で船体１ａがヒールして船首部片
がわの舷側シエルフランジ８ａの水没量が他方の
舷側シエルフランジ８ｂの水没量に比較して大き
くなることによつて左右舷側６ａ，６ｂのシエル
フランジ８ａ，８ｂの水没走航抵抗に差をつける
ようにし、この片がわ舷側シエルフランジ８ａ部
を走航抵抗手段７とするものである。
尚、上記する滑走艇１の重心Ｇをずらす一例と
してエンジンや燃料タンク等を船体中心より片が
わにずらす方法があるが、これに限るものではな
い。
してエンジンや燃料タンク等を船体中心より片が
わにずらす方法があるが、これに限るものではな
い。
第３図および第４図は第２実施例を示す小型滑
走艇の側面図と船首部に於ける断面図である。
走艇の側面図と船首部に於ける断面図である。
この実施例も上記の第１実施例同様に、船首部
２の左右の舷側６ａ，６ｂを上下に２分する形で
横に延びるシエルフランジ８ａ，８ｂを有する船
体構造の滑走艇１に適用される。
２の左右の舷側６ａ，６ｂを上下に２分する形で
横に延びるシエルフランジ８ａ，８ｂを有する船
体構造の滑走艇１に適用される。
然してこの実施例では、滑走艇１の重心Ｇは船
体１ａの軸線０を含む垂直面内に設定し、運転者
が無く水面に浮かべた状態で船体１ａがトリムす
る時、船体１ａは左右のバランスを採り左右の舷
側６ａ，６ｂのシエルフランジ８ａ，８ｂは同等
に水没するようにしたものであるが、この実施例
では、水没する範囲内に於いて片がわ舷側のシエ
ルフランジ８ａの一部を他方の舷側のシエルフラ
ンジ８ｂと非対称形状に変形させた変形シエルフ
ランジ部８ｃを設け、この変形シエルフランジ部
８ｃを左右のシエルフランジ８ａ，８ｂの水没走
航抵抗に差をつけるようにした走航抵抗手段７と
するものである。
体１ａの軸線０を含む垂直面内に設定し、運転者
が無く水面に浮かべた状態で船体１ａがトリムす
る時、船体１ａは左右のバランスを採り左右の舷
側６ａ，６ｂのシエルフランジ８ａ，８ｂは同等
に水没するようにしたものであるが、この実施例
では、水没する範囲内に於いて片がわ舷側のシエ
ルフランジ８ａの一部を他方の舷側のシエルフラ
ンジ８ｂと非対称形状に変形させた変形シエルフ
ランジ部８ｃを設け、この変形シエルフランジ部
８ｃを左右のシエルフランジ８ａ，８ｂの水没走
航抵抗に差をつけるようにした走航抵抗手段７と
するものである。
第５図および第６図は第３実施例を示す小型滑
走艇の側面図と船首部に於ける断面図である。
走艇の側面図と船首部に於ける断面図である。
この実施例は滑走艇１の舷側シエルフランジの
有無に係わりなく適用される。
有無に係わりなく適用される。
然してこの実施例では、滑走艇１の重心Ｇは船
体１ａの軸線を含む垂直面内に設定し、運転者が
無く水面に浮かべた状態で船体１ａがトリムする
時、船体１ａは左右のバランスを採り左右の舷側
６ａ，６ｂが同等に水没するようにしたものであ
るが、この実施例では、この時の吃水線Ｋ１に対
応して片がわ舷側６ａに凹凸条等からなる走航抵
抗面体１０を設け、この走航抵抗面体１０を左右
の舷側６ａの水没走航抵抗に差をつけるようにし
た走航抵抗手段７とするものである。
体１ａの軸線を含む垂直面内に設定し、運転者が
無く水面に浮かべた状態で船体１ａがトリムする
時、船体１ａは左右のバランスを採り左右の舷側
６ａ，６ｂが同等に水没するようにしたものであ
るが、この実施例では、この時の吃水線Ｋ１に対
応して片がわ舷側６ａに凹凸条等からなる走航抵
抗面体１０を設け、この走航抵抗面体１０を左右
の舷側６ａの水没走航抵抗に差をつけるようにし
た走航抵抗手段７とするものである。
（作 用）
上記構成に於いて、次に作用を説明する。
滑走艇１が高速走航中に於いて、運転者Ａが万
一滑走艇１から落水すると、滑走艇１は途端にそ
の船首部２を水面に突つ込むような形にトリム
し、第１図ａに示す吃水線Ｋ１を採り、滑走艇１
は慣性による自航力と共に、エンジンがアイドル
回転に保持されての水ジエツト噴出口からのジエ
ツト推進力によつて速度を落としつつも走航を継
続する。
一滑走艇１から落水すると、滑走艇１は途端にそ
の船首部２を水面に突つ込むような形にトリム
し、第１図ａに示す吃水線Ｋ１を採り、滑走艇１
は慣性による自航力と共に、エンジンがアイドル
回転に保持されての水ジエツト噴出口からのジエ
ツト推進力によつて速度を落としつつも走航を継
続する。
ところが、滑走艇１はその船首部２を水面に突
つ込むような形にトリムすることにより、船首部
２の吃水線部位に於いて片方の舷側６ａに配備し
た走航抵抗手段７が水没し、滑走艇１の走航でこ
れが強い走航抵抗を生じる結果、滑走艇１の直進
性が阻害されて滑走艇１は走行抵抗手段７の配備
された舷側６ａを内がわにする方向へ旋回するこ
とになる。
つ込むような形にトリムすることにより、船首部
２の吃水線部位に於いて片方の舷側６ａに配備し
た走航抵抗手段７が水没し、滑走艇１の走航でこ
れが強い走航抵抗を生じる結果、滑走艇１の直進
性が阻害されて滑走艇１は走行抵抗手段７の配備
された舷側６ａを内がわにする方向へ旋回するこ
とになる。
（効 果）
上記のように、この発明の小型滑走艇では、滑
走艇が自重のみで水面に浮上する状態で船首部吃
水線部位に対応して船首がわ舷側の片方に走航抵
抗手段を配備した船体構造からして、滑走艇の走
航中に運転者が落水しても、途端に滑走艇はその
船首部を突つ込むような形にトリムして速度を落
すと共に、滑走艇は運転者の落水地点の近傍を特
定の方向に向かつて小半径の下に自動的に旋回を
開始するようにしたから、運転者が滑走艇を見失
うことがなく、容易に捕捉できるものである。
走艇が自重のみで水面に浮上する状態で船首部吃
水線部位に対応して船首がわ舷側の片方に走航抵
抗手段を配備した船体構造からして、滑走艇の走
航中に運転者が落水しても、途端に滑走艇はその
船首部を突つ込むような形にトリムして速度を落
すと共に、滑走艇は運転者の落水地点の近傍を特
定の方向に向かつて小半径の下に自動的に旋回を
開始するようにしたから、運転者が滑走艇を見失
うことがなく、容易に捕捉できるものである。
また構造上からは通常走航では全く影響のない
船体の一部に走航抵抗手段を配備したものである
から、特別な部品や可動部材等を必要とせず、し
かも運転時に運転者の走航アンバランス感覚もな
い走航を実現し、その実用的効果は多大なもので
ある。
船体の一部に走航抵抗手段を配備したものである
から、特別な部品や可動部材等を必要とせず、し
かも運転時に運転者の走航アンバランス感覚もな
い走航を実現し、その実用的効果は多大なもので
ある。
第１図ａ，ｂはこの発明を適用した小型滑走艇
の浮上態様を示す説明図、第２図は第１実施例の
船首部における船体断面図、第３図は第２実施例
を示す小型滑走艇の側面図、第４図は同船首部に
於ける断面図、第５図は第３実施例を示す小型滑
走艇の側面図、第６図は同船首部に於ける断面図
である。 １……滑走艇、２……船首部、３……船尾部、
４……ステアリングノズル、５……ハンドル、６
……船首がわ舷側、７……走航抵抗手段、８……
シエルフランジ、９……溝条、１０……走航抵抗
面体。
の浮上態様を示す説明図、第２図は第１実施例の
船首部における船体断面図、第３図は第２実施例
を示す小型滑走艇の側面図、第４図は同船首部に
於ける断面図、第５図は第３実施例を示す小型滑
走艇の側面図、第６図は同船首部に於ける断面図
である。 １……滑走艇、２……船首部、３……船尾部、
４……ステアリングノズル、５……ハンドル、６
……船首がわ舷側、７……走航抵抗手段、８……
シエルフランジ、９……溝条、１０……走航抵抗
面体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 自重のみで水面に浮上する状態で船首部吃水
線部位における片方の舷側に走航抵抗手段を配備
したことを特徴とする小型滑走艇。 ２ 舷側を上下に２分する形で横に延びるシエル
フランジを有する船体に於いて、上記走航抵抗手
段が、滑走艇の重心を船体の軸線を含む垂直面内
より片がわにずらした位置に設定し、船体がヒー
ルすることにより水没する片方の舷側シエルフラ
ンジ部であることを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の小型滑走艇。 ３ 舷側を上下に２分する形で横に延びるシエル
フランジを有する船体に於いて、上記走航抵抗手
段が、船体がトリムする時に水没する左右舷側で
非対称形状にした片方の変形舷側シエルフランジ
部であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の小型滑走艇。 ４ 上記走航抵抗手段が、船体がトリムする時の
吃水線に対応して片方の船首部舷側に設けた走航
抵抗面体であることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の小型滑走艇。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60098789A JPS61257389A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 小型滑走艇 |
| US06/857,992 US4768453A (en) | 1985-05-08 | 1986-05-01 | Watercraft |
| EP86303467A EP0201326B1 (en) | 1985-05-08 | 1986-05-07 | Small watercraft |
| DE8686303467T DE3662372D1 (en) | 1985-05-08 | 1986-05-07 | Small watercraft |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60098789A JPS61257389A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 小型滑走艇 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61257389A JPS61257389A (ja) | 1986-11-14 |
| JPH037559B2 true JPH037559B2 (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=14229134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60098789A Granted JPS61257389A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 小型滑走艇 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4768453A (ja) |
| EP (1) | EP0201326B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61257389A (ja) |
| DE (1) | DE3662372D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0304821B1 (en) * | 1987-08-28 | 1993-08-04 | Yamaha Motor Co., Ltd. | Jet boat |
| JP2676345B2 (ja) * | 1987-08-28 | 1997-11-12 | ヤマハ発動機株式会社 | 小型滑走艇 |
| JPH0228093A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-30 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 小型滑走艇 |
| ES2249965B1 (es) * | 2003-12-23 | 2006-12-01 | Miguel Angel Carballo Castellano | Diseño de casco "s" para esloras pequeñas. |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US30978A (en) * | 1860-12-18 | Machine fob | ||
| US3369518A (en) * | 1966-11-03 | 1968-02-20 | Clayton J. Jacobson | Aquatic vehicle |
| FR2133003A5 (ja) * | 1971-04-05 | 1972-11-24 | Bruckl Franz | |
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