JPH03754Y2 - - Google Patents

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JPH03754Y2
JPH03754Y2 JP6263885U JP6263885U JPH03754Y2 JP H03754 Y2 JPH03754 Y2 JP H03754Y2 JP 6263885 U JP6263885 U JP 6263885U JP 6263885 U JP6263885 U JP 6263885U JP H03754 Y2 JPH03754 Y2 JP H03754Y2
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JP
Japan
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mounting hole
magnetic core
screwed
threaded
protrusion
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JP6263885U
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JPS61179828U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、手動同調軸を回転することにより、移
動板を移動し、これにより可変同調素子を可変し
て選局を行うことができる例えばカーラジオ用の
手動同調器に関する。
従来の技術 従来、手動同調軸を回転することにより、移動
板を移動し、これにより可変同調素子を可変して
選局を行うことができる例えばカーラジオ用の手
動同調器において、移動板を合成樹脂製とすると
共に、これに内周に沿つて突条部を有した取付孔
を開設し、この取付孔に、可変同調素子の磁気コ
ア先端に設けたネジ部を、前記突状部に喰い込む
ように螺合して取付けた構成の手動同調器は、例
えば実公昭56−23925号公報などにおいて公知で
ある。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記した公知の構成によれば、磁気
コアのネジ部と、取付孔の突条部との螺合は、専
ら移動板を構成する合成樹脂それ自体のもつ弾性
に依存するものであるから、移動板を比較的硬い
合成樹脂材より構成するときは、螺合操作時に無
理な力が作用して、ネジ山を欠損したり、或は螺
合操作が至難となるなどの不都合を有し、また比
較的軟かい合成樹脂材より構成するときは、機械
的安定性並びに螺合強度を欠くなどの不都合があ
つた。
問題点を解決するための手段 本願は、上記した従来の不都合を改善すること
を目的としたものであり、その要旨とするところ
は、可変同調素子の磁気コアに設けたネジ部を、
移動板の合成樹脂部に開設した取付孔に螺合して
成る手動同調器において、前記取付孔の内周に沿
つて、前記磁気コアのネジ部と螺合する複数の突
条部を隔設すると共に、この突条部と対向する取
付孔の外周位置に、スリツトを同心状に配設した
ことを特徴とするものである。
作用及び実施例 第1図は手動同調器の総体平面図を示してお
り、1は前支持板1aと、側板1bと、底板1c
と、中間支持板1dとを夫々有して成る支持枠、
2は前記前支持板1aと中間支持板1dとの間に
回転自在に軸承した同調軸、3は前記中間支持板
1dの後方に配設した可変同調素子で、その後方
にはさらに電気回路ユニツト4が配設されてい
る。5は前記同調軸2のネジ部2′に螺合され、
かつ前記可変同調素子3の磁気コア3aに設けた
ネジ部3′を軸着して、同調軸2の回転により前
後方向に移動する移動板で、その全体を合成樹脂
から構成してもよいが、好ましくは第2,3図で
示すように前記同調軸2のネジ部2′と螺合する
螺合部5′aを含む中間部分5aを金属製とし、
前記磁気コア3aネジ杆3′を軸着する周縁部分
5bを合成樹脂製とし、これら2つの部分5aと
5bとをかしめなどにより一体に結着し、さらに
前記磁気コア3aのネジ部3′と螺合する取付孔
6は、その挿込み側口部を広径6aとし、これと
反対側口部の内周に円周方向に沿う複数の突条部
6bを隔設してあり、かつこの突条部6bと夫々
対向する取付孔6の外周位置には、弾力を強調す
るスリツト7が、同心状に隔設してあり、このよ
うに構成された移動板5の下縁の左右位置に、支
持枠1の底板1cと摺接する摺接部8と9が夫々
設けてあり、本例においては、前記同調軸2のネ
ジ部2′に近い摺接部8を膨出状態に形成し、か
つネジ部2′より遠い摺接部9に、大きい弾圧付
与機能をもたせるために、これを細幅でかつ斜め
下向きに延びる突状片より形成してある。
しかして、磁気コア3aを移動板5に取付ける
ときは、そのネジ部3′を前記取付孔6の広径部
6aより圧入し、これを旋回して突条部6bにネ
ジ部3′を螺入するものであり、このトラツキン
グ調整操作は、磁気コア3′の後端部に形成した
例えば角状の凹部aに、操作杆の先端に設けた角
状の突部を嵌合し、これを回転することにより行
われる。そして磁気コア3aのネジ部3′が取付
孔6の突条部6bに圧入する際に、スリツト7の
形成により取付孔6は放射状方向に弾性的に伸縮
して、ネジ部3′と突条部6aの圧入を許容する
と共に、取付孔6及び磁気コア3aの径の製作上
における誤差をも吸収し、従つて磁気コアの螺合
操作が容易となると共に、確実な螺合支持を行う
ことができる。
なお移動板5を金属製部分5aと合成樹脂製部
分5bとにより構成したので、同調軸2のネジ部
2′との螺合部の摩耗を防止し得ると共に、機械
的強度を増し、かつ温度変化による影響を軽減で
きるという利点を有する。
考案の効果 以上のように本願によれば、取付孔の内周に沿
つて、磁気コアのネジ部と螺合する複数の突条部
を隔設すると共に、その突条部と対向する取付孔
の外周位置に、スリツトを同心状に配設して成る
ので、取付孔の突条部と磁気コアのネジ部との螺
合が確実かつ容易に行うとができると共に、ネジ
山或いは突条部が欠損する惧れもなく、従つて移
動板に対する磁気コアの取付けが確実にかつ安定
した状態となるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は総
体平面図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は移動板の断面図、第4図及び第5図は移動
板の取付孔の部分平面図及び断面図、第6図は磁
気コアを取付けた状態の取付孔の部分断面図であ
る。 図中1は支持枠、1cは底板、2は同調軸、
2′はネジ部、3は可変同調素子、3aは磁気コ
ア、3′はネジ部、5は移動板、5′aは螺合部、
5aは中間部分、5bは周縁部分、6は取付孔、
6aは広径部、6bは突条部、7はスリツト、
8,9は摺接部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 可変同調素子の磁気コアに設けたネジ部を、
    移動板の合成樹脂部に開設した取付孔に螺合し
    て成る手動同調器において、前記取付孔の内周
    に沿つて、前記磁気コアのネジ部と螺合する複
    数の突条部を隔設すると共に、この突条部と対
    向する取付孔の外周位置に、スリツトを同心状
    に配設したこを特徴とする手動同調器。 (2) 取付孔の一方の端部が広径に形成され、他方
    の端部内周面に突条部を隔設して成る実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の手動同調器。
JP6263885U 1985-04-27 1985-04-27 Expired JPH03754Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6263885U JPH03754Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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JP6263885U JPH03754Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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Publication Number Publication Date
JPS61179828U JPS61179828U (ja) 1986-11-10
JPH03754Y2 true JPH03754Y2 (ja) 1991-01-11

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JP6263885U Expired JPH03754Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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JPS61179828U (ja) 1986-11-10

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