JPH0375098B2 - - Google Patents

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JPH0375098B2
JPH0375098B2 JP26013185A JP26013185A JPH0375098B2 JP H0375098 B2 JPH0375098 B2 JP H0375098B2 JP 26013185 A JP26013185 A JP 26013185A JP 26013185 A JP26013185 A JP 26013185A JP H0375098 B2 JPH0375098 B2 JP H0375098B2
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JP
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high frequency
signal
band
terminal
coil
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジヨン受像機等に用いられる
高周波増幅装置に関するものである。
従来の技術 近年、高周波増幅装置として、CATV帯の発
達などに伴い、50MHz以上の周波数帯域で使用さ
れるものが増加している。
以下、図面を参照しながら、従来の高周波増幅
装置の一例について説明する。
第2図は、従来例の高周波増幅装置を示すもの
である。第2図において、2A,2Bは異なつた
帯域の入力端子である。201,202は高周波
増幅器で、それぞれ異つた帯域(ここではVHF
帯域とUHF帯域)の信号を増幅する。203,
204はスイツチングダイオードで、前置の高周
波増幅器201,202中のFET(あるいはバイ
ポーラ)トランジスタのドレイン(あるいはコレ
クタ)に直列に接続されていて、高周波増幅され
たそれぞれの信号の後段への供給をオン/オフさ
せている。205,206はチヨークコイルで、
それぞれスイツチングダイオード203,204
を介して、高周波増幅器201,202のFET
(あるいはバイポーラ)トランジスタのドレイン
(あるいはコレクタ)に接続されている。2C,
2Dはそれぞれの電源の供給端子であり、たとえ
ば、VHF受信時には端子2Cが高レベルとなつ
て端子2Dが低レベルになり、UHF受信時には
逆に端子2Dが高レベルになつて端子2Cが低レ
ベルになる。207は結合容量であり、上記のよ
うな異つた帯域の信号のうちから選択された一方
の信号を出力端子2Eより次段に供給する。
208,209は回路に存在する浮遊容量を示
す。
以上のように構成された高周波増幅装置につい
て、以下その動作について説明する。
まず、第1の帯域(ここでは、VHF帯域とす
る)を受信する時には、端子2Cは高レベル、端
子2Dは低レベルの電源電圧に設定されるから、
高周波増幅器201、スイツチングダイオード2
03、チヨークコイル205および端子2Aから
供給される信号系路がオンになり、端子2Bから
供給される信号系路はオフになる。これにより
VHF帯域の信号のみが増幅されて、結合容量7
を介して端子2Eより次段に供給される。この
時、スイツチングダイオード204は逆バイアス
になり、VHF帯域の信号が減衰するのを防ぐ。
第2の帯域(ここでは、UHF帯域とする)を
受信するときには、上述の場合とは逆に、端子2
Dは高レベル、端子2Cは低レベルの電源電圧に
設定され、UHF帯域用の系路の信号が増幅され、
端子2Eより次段に供給される。(例えば、特開
昭59−36431号公報参照) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような構成では、浮遊容
量208,209が0.5〜1pF程度ある場合には、
一系統の増幅器に比べて、浮遊容量が2倍にな
り、周波数の高いUHF帯域における利得が3〜
4dBも劣化するという問題があつた。
本発明は、上記問題点に鑑み、周波数の高い帯
域での利得劣化を招くことなく2つの帯域の信号
を切換えて一系路に結合することのできる装置を
提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の高周波
増幅装置は、異なつた帯域を増幅する2つの高周
波増幅器に使用するFET(あるいはバイポーラ)
トランジスタのドレイン(あるいはコレクタ)
を、スイツチングダイオードを介してそれぞれの
電源回路に接続されたチヨークコイルに接続し、
それらの2つのチヨークコイルとスイツチングダ
イオードの交点間を、周波数の高い帯域に対して
はチヨークコイルとして作用し、周波数の低い帯
域に対しては直列共振によるピーキング回路とし
て作用するように定数を設定したコイルと容量と
の直列回路によつて結合する。
作 用 本発明は、上記した構成によつて、高い周波数
の帯域を受信しようとしたときに、従来利得劣化
の原因となつていた低い周波数の帯域の系路に発
生する浮遊容量による影響を結合コイルにより軽
減することができ、高い周波数の帯域の信号を受
信する時の利得の劣化を軽減することができるも
のである。
実施例 以下、本発明の一実施例の高周波増幅装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例の高周波増幅装置
の回路を示すものである。第1図において、10
1,102はFET(あるいはバイポーラ)トラン
ジスタを用いた高周波増幅器、103,104は
それぞれのドレイン(あるいはコレクタ)に接続
されたスイツチングダイオード、105,106
はそれぞれのスイツチングダイオード103,1
04と電源端子との間に接続されたチヨークコイ
ル、107は結合容量、108,109は回路に
存在する浮遊容量、110は結合インダクタン
ス、111はダンピング抵抗である。1Aは低い
周波数の第1の帯域(ここでは、VHF帯域)の
信号の入力端子、1Bは高い周波数の第2の帯域
(ここでは、UHF帯域)の信号の入力端子、1C
はVHF帯域の受信時に高レベルとなりUHF帯域
の受信時に低レベルになる電源(VHF電源)端
子、1DはUHF帯域の受信時に低レベルになり
VHF帯域の受信時に高レベルになる電源(UHF
電源)端子、1Eは信号出力端子である。
VHF帯域の信号は、高周波増幅器101、ス
イツチングダイオード103、およびチヨークコ
イル105が直列に接続された系路を通り増幅さ
れる。UHF帯域の信号は、高周波増幅器102、
スイツチングダイオード104およびチヨークコ
イル106が直列に接続された系路を通り増幅さ
れる。2つの系路のスイツチングダイオード10
3,104とチヨークコイル105,106との
交点は結合容量107と結合コイル110と抵抗
111からなる直列回路により結合されている。
108,109は各系路の回路に存在する浮遊容
量である。
以上のように構成された高周波増幅装置につい
て、第1図を用いてその動作を説明する。
まず、VHF帯域の信号は、端子1Aより高周
波増幅器101に供給される。高周波増幅器10
1は、通常、FETがバイポーラトランジスタを
用いて構成され、そのドレイン(あるいはコレク
タ)がスイツチングダイオード103を介してチ
ヨークコイル105に接続されている。電源端子
1Cが高レベルになるとこの系路に電流が流れて
VHF信号が増幅され、スイツチングダイオード
103とチヨークコイル105との交点にVHF
信号が出力される。この信号は、結合容量107
と両端にダンピング抵抗111が接続されている
結合コイル110を介して、出力端子1Eより次
段に供給される。このとき、結合容量107と結
合コイル110とから成る直列共振回路の共振周
波数をVHF帯域の中に選定することにより、
VHF帯域の信号を減衰することなく端子1Eよ
り次段に供給できる。この時には端子1Dは低レ
ベルになつているからスイツチダイオード104
は、逆バイアスになつており、出力端子1Eでの
信号減衰は浮遊容量108と109の並列容量に
よる減衰になるが、その容量値は小さくしかも
VHF帯域では周波数が低いので、その並列容量
による減衰量は問題にはならない。
一方、UHF帯域の信号を受信するときには、
電源端子1Dが高レベルになり端子1Cは低レベ
ルになるため、高周波増幅器102、スイツチン
グダイオード104およびチヨークコイル106
に電流が流れ、UHF帯域の信号が増幅されてス
イツチングダイオード104とチヨークコイル1
06との交点に出力される。この場合、UHF帯
域の信号は浮遊容量109の影響を受けるが、結
合コイル110のインダクタンスがUHF帯域の
信号に対しては充分に大きいため、これにより浮
遊容量108は信号系路から遮断され、浮遊容量
108による影響は極めて少なくすることができ
る。
結合容量107として22pFのコンデンサ、結
合コイル110として直径3mmで7ターンのコイ
ル、抵抗111として100Ωのものを使用するこ
とにより、UHF帯域(470〜770MHz)での利得
を3〜4dB改善することができた。特に、ハイイ
ンピーダンスによる結合時にその改善効果が大き
かつた。
なお、以上の実施例はVHF/UHF帯域の場合
について説明したが、本発明は、これ以外にも、
周波数の差の大きい2以上の帯域の増幅回路用に
実施することができるものである。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、周波数の低い
(VHF帯域等の)帯域に対しては直列共振回路を
構成ししかも周波数の高い(UHF帯域等の)帯
域に対してはチヨークコイルとして作用するよう
に設定したインダクタンスと容量との直列回路を
挿入接続するようにしたことにより、低い周波数
の帯域での利得を損うことなくしかも高い周波数
の帯域での利得を同時に向上させることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による高周波増幅装
置を示す回路図、第2図は従来例の高周波増幅装
置の回路図である。 101,102……高周波増幅器、103,1
04……スイツチングダイオード、105,10
6……チヨークコイル、107……結合容量、1
10……結合コイル、111……抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに異なる周波数帯域をもつ第1、第2の
    信号を増幅するそれぞれのFET(あるいはバイポ
    ーラ)トランジスタのドレイン(あるいはコレク
    タ)をそれぞれスイツチングダイオードとチヨー
    クコイルを介して各々の電源端子に接続し、それ
    ぞれのスイツチングダイオードとチヨークコイル
    の交点どうしを、低い周波数帯域の第1の信号に
    共振し、高い周波数帯域の第2の信号に対しては
    インピーダンスが高くなるように作用するインダ
    クタンスと容量よりなる直列共振回路により結合
    したことを特徴とする高周波増幅装置。 2 直列共振回路は、低い周波数帯域の第1の信
    号に対して、共振の帯域を広くする抵抗を備えた
    ことを特徴とした特許請求の範囲第1項記載の高
    周波増幅装置。
JP26013185A 1985-11-20 1985-11-20 高周波増幅装置 Granted JPS62120108A (ja)

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JP26013185A JPS62120108A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 高周波増幅装置

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JPS62120108A JPS62120108A (ja) 1987-06-01
JPH0375098B2 true JPH0375098B2 (ja) 1991-11-29

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JPS62120108A (ja) 1987-06-01

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