JPH037495A - デジタルボタン電話装置の信号伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタルボタン電話装置の信号伝送装置に関し
、特にボタン電話主装置とボタン電話機間の制御データ
、ＰＣＭ音声データ、非音声データ等のデジタル信号を
送受それぞれ２本づつの４線伝送路上で送受信するデジ
タルボタン電話装置の信号伝送装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のデジタルボタン電話装置の信号伝送装置
は、ボタン′：４話主装置とボタン電話機とを接続して
いる４１１伝送路の内、送信及び受信のそれぞれ２線内
で接続極性を逆にしてしまうと、伝送信号の論理値も反
転してしまうため、受信部で正しいデータが受信できな
くなってしまうようになっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のデジタルボタン電話装置の信号伝送装置
は、ボタン電話主装置とボタン電話機間の信号伝送線１
各の接続極性を逆にすると信号の論理値も反転してしま
い、受信部で正しいデータが受信できなくなるようにな
っているので、設置時の伝送線路の配線を行うとき、そ
の極性に注意しなければならないという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のデジタルボタン電話装置の信号伝送装置は、伝
送路上をパイフェーズ符号で送られてきた信号を“１”
、“０“の論理値に変換するためのエツジ検出回路、Ｎ
ＡＮＤゲート、第１のカウンタ回路、クロック発生器お
よびシフトレジスタから成るデコード回路と、前記伝送
路上を予め設定された一定の周期で送られてくる予め定
められてある固定パターンのデータを検出することによ
ってフレームの同期かまたは非同期かを検出するフレー
ム非同期検出回路と、このフレーム非同期検出回路から
の出力パルスをカウントしてある予め定められた回数カ
ウントしたときにパルスを出力する第２のカウント回路
と、このカウンタ回路からのパルスが入力されるごとに
論理値“１”“０”を交互に出力するフリップフロップ
と、このフリップフロップからの出力が“０“の論理値
のときに受信した前記バイフェーズ符号をそのまま出力
し、前記フリップフロップからの出力が“１”の論理値
のときに受信した前記パイフェーズ符号を反転させるた
めのエクスクルーシブ・オア・ゲートとを有している。

〔実施区〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本実施例の中の各部の出力波形を示す波形図である。

第１図において、本実施例はデジタルボタン電話装置の
ボタン電話装置及びボタン電話機内に含まれる信号伝送
装置である。

伝送線ｉ！′８１３上で伝送されてきた信号は、パルス
トランス１４を通して受信される。Ｈ端抵抗１５は伝送
線路１３と本実施例のインピーダンスとの整合をとるた
めのものである。波形整形回路ｌは伝送線路１３によっ
て歪んだ信号波形を整形するためのらのであり°、波形
整形された信号はコンパレーター２によって“１”、“
０”の２値に変換される。“ｌ”、“Ｏ”の２ｆｆｆで
表わされたバイフェーズ符号の立ち上り及び立ち下りエ
ッジ３エツジ検出回路３にて検出する。検出されたエツ
ジの内バイフェーズ符号の特長である伝送りロック成分
を含むエツジ（周期的に発生するエツジ）をＮＡＮＤゲ
ート４によって選択する。ＮＡＮＤゲート４によって選
択されたエツジパルスによってカウンタ回路５はリセッ
トされ、カウンタ回路５の出力が第２図に示すようなタ
イミングで立ち上るようにクロック発生回路６からのク
ロックをカウントする。カウンタ回路５の出力するタイ
ミングでシフトレジスタ８が受信したバイフェーズ符号
をラッチするとシフトレジスタ８の出力は、バイフェー
ズ符号がＣ０ＤＥＣ及びマイクロプロセッサ等を有する
データ処理回路で処理可能なＮＲＺ符号に変換される９
以上がパイフェーズ符号のデコード回路である。

フレーム非同期検出回路９は一定のフレーム周期で送ら
れてくるある固定パターンのデータであるフレームヘッ
ダーを常に検出し、フレームヘッダーが検出されなかっ
たときには非同期であると判断し、パルスを出力する。

カウンタ回路１０はフレーム非同期検出回路９からのパ
ルスをカウントし、予め設定した回数カウントしたとき
にパルスを出力する。フリップフロップ（Ｆ／Ｆ）１１
はカウンタ回路１０からのパルスが入力されるたびに論
理値“１”、“０”を交互に出力する。エクスクル−シ
ブ・オア・ゲー）　（ＥＸＯＲ）７は、フリップフロッ
プ（Ｆ／Ｆ）１１からの出力が“０“のときは受信した
パイフェーズ符号をそのまま出し、フリップフロップ（
Ｆ／Ｆ）１１からの出力が“１パのときはバイフェーズ
符号３灰転して出力する。

したがって、伝送線路１３の接続極性が逆の場合、受信
したデータの論理値も逆になり、フレームヘッダーが正
しく検出されないので、受信したバイフェーズ符号が反
転され、正しいデータが受信されるようになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、周期的に送られてくるフ
レームヘッダーが検出されず非同期状態をある回数カウ
ントしたとき、受信したバイフェーズ符号を反転させて
からデコード処理することにより、設置時に伝送路上の
信号の極性を気にせずに、ボタン電話主装置とボタン電
話機間の伝送線路の配線を行うことができる効果がある
。

である。

１・・・・・・波形整形回路、２・・・・・・コンパレ
ータ、３・・・・・・エツジ検出回路、４・・・・・・
ＮＡＮＤゲート（ＮＡＮＤ）、５・・・・・・カウンタ
回路、６・・・・・・クロック発生回路、７・・・・・
・エクスクルーシブ・オア・ゲート（ＥＸＯＲ）、８・
・・・・・シフトレジスタ、９・・・・・・フレーム非
同期検出回路、１０・・・・・・カウンタ回路、１１・
・・・・・フリップ・フロップ（Ｆ／Ｆ）、１２・・・
・・・データ処理回路、１３・・・・・・伝送線路、１
４・・・・・・パルストランス、１５・・・・・・終端
抵抗。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝送路上をバイフェーズ符号で送られてきた信号を“１
   ”、“０”の論理値に変換するためのエッジ検出回路、
   ＮＡＮＤゲート、第１のカウンタ回路、クロック発生器
   およびシフトレジスタから成るデコード回路と、前記伝
   送路上を予め設定された一定の周期で送られてくる予め
   定められてある固定パターンのデータを検出することに
   よってフレームの同期かまたは非同期かを検出するフレ
   ーム非同期検出回路と、このフレーム非同期検出回路か
   らの出力パルスをカウントしてある予め定められた回数
   カウントしたときにパルスを出力する第２のカウント回
   路と、このカウンタ回路からのパルスが入力されるごと
   に論理値“１”、“０”を交互に出力するフリップフロ
   ップと、このフリップフロップからの出力が“０”の論
   理値のときに受信した前記バイフェーズ符号をそのまま
   出力し、前記フリップフロップからの出力が“１”の論
   理値のときに受信した前記バイフェーズ符号を反転させ
   るためのエクスクルーシブ・オア・ゲートとを有するこ
   とを特徴とするデジタルボタン電話装置の信号伝送装置
   。