JPH0374924A - 電流スイッチ回路 - Google Patents
電流スイッチ回路Info
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- JPH0374924A JPH0374924A JP21112489A JP21112489A JPH0374924A JP H0374924 A JPH0374924 A JP H0374924A JP 21112489 A JP21112489 A JP 21112489A JP 21112489 A JP21112489 A JP 21112489A JP H0374924 A JPH0374924 A JP H0374924A
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、マトリクスセル方式のディジタル/アナログ
変換器に使用される電流スイッチ回路に関する。
変換器に使用される電流スイッチ回路に関する。
[従来の技術]
近年、HDTV及びIDTVといった新しい映像メディ
アの登場に伴って、映像機器の高画質化が進められてい
る。映像機器の高画質化において欠かせないのが、ビデ
オ信号のディジタル処理技術であるが、現在のところデ
ィジタル映像機器の価格は非常に高く、これが市場拡大
の阻害要因となっている。
アの登場に伴って、映像機器の高画質化が進められてい
る。映像機器の高画質化において欠かせないのが、ビデ
オ信号のディジタル処理技術であるが、現在のところデ
ィジタル映像機器の価格は非常に高く、これが市場拡大
の阻害要因となっている。
高価格化の大きな要因の一つとしては、ビデオ信号をA
/Dコンバータでディジタル信号に変換し、変換された
ディジタル信号をメモリに記憶し、貯えられたディジタ
ル信号を適宜読み出して演算処理プロセッサによる処理
を行い、更に処理されたディジタル信号をD/Aコンバ
ータにて再びビデオ信号に変換するという大がかりな映
像信号処理回路の存在が、1チツプ化を困難にしている
ということがあげられる。とりわけ、小面積で高速及び
高精度なモノリシックビデオD/Aコンバータの実現は
、この種の機器の低価格化を図るうえで重要である。
/Dコンバータでディジタル信号に変換し、変換された
ディジタル信号をメモリに記憶し、貯えられたディジタ
ル信号を適宜読み出して演算処理プロセッサによる処理
を行い、更に処理されたディジタル信号をD/Aコンバ
ータにて再びビデオ信号に変換するという大がかりな映
像信号処理回路の存在が、1チツプ化を困難にしている
ということがあげられる。とりわけ、小面積で高速及び
高精度なモノリシックビデオD/Aコンバータの実現は
、この種の機器の低価格化を図るうえで重要である。
従来、この種の機器に使用されるマトリクスセル方式の
D/Aコンバータとしては、例えば特開昭56−153
832号に開示されたものが知られている。
D/Aコンバータとしては、例えば特開昭56−153
832号に開示されたものが知られている。
このD/Aコンバータは、行列状に配置された電流スイ
ッチセルを行方向及び列方向からのエンコード信号によ
り制御し、総和電流をディジタル値に応シてコントロー
ルするものである。従って、電流スイッチ姻ルのスイッ
チングスピード及び出力インピーダンス等の特性は、D
/Aコンバータの性能を太き(左右する。また、例えば
8ビツトD/Aコンバータを全て等しい重み付けの電流
スイッチセルで構成した場合、255個もの電流スイッ
チセルが必要であり、そのセルサイズがD/Aコンバー
タ全体のサイズに与える影響は大きい。
ッチセルを行方向及び列方向からのエンコード信号によ
り制御し、総和電流をディジタル値に応シてコントロー
ルするものである。従って、電流スイッチ姻ルのスイッ
チングスピード及び出力インピーダンス等の特性は、D
/Aコンバータの性能を太き(左右する。また、例えば
8ビツトD/Aコンバータを全て等しい重み付けの電流
スイッチセルで構成した場合、255個もの電流スイッ
チセルが必要であり、そのセルサイズがD/Aコンバー
タ全体のサイズに与える影響は大きい。
第2図は、従来の電流スイッチ回路の回路図である。ソ
ースが共通接続された電流スイッチ用FET(電界効果
トランジスタ)Q、、Q2は、ドレインが夫々電流出力
端子1.2に接続されたらのとなっている。F E T
Q 1のゲートにはバイアス端子3からのバイアス電
圧が与えられており、FETQ2のゲートには2人力A
NDゲート7乙3人力NORゲート8との複合ゲート回
路框の出力が15.えられている。複合ゲート回路はの
3つの入力端はスイッチコントロール入力端子9.10
゜11に接続されている。また、電流スイッチ用FET
QI 、Q2の共通接続されたソースと電源端子5との
間には、ゲートがバイアス端子6に接続された電流源用
FETQ3が接続きれている。
ースが共通接続された電流スイッチ用FET(電界効果
トランジスタ)Q、、Q2は、ドレインが夫々電流出力
端子1.2に接続されたらのとなっている。F E T
Q 1のゲートにはバイアス端子3からのバイアス電
圧が与えられており、FETQ2のゲートには2人力A
NDゲート7乙3人力NORゲート8との複合ゲート回
路框の出力が15.えられている。複合ゲート回路はの
3つの入力端はスイッチコントロール入力端子9.10
゜11に接続されている。また、電流スイッチ用FET
QI 、Q2の共通接続されたソースと電源端子5との
間には、ゲートがバイアス端子6に接続された電流源用
FETQ3が接続きれている。
いま、電源端子5の電位レベルを“L”、その反対のレ
ベルを“■”とすると、スイッチコントロール入力端子
9,10.11に夫々“h”H”H”が入力されると、
複合ゲート回路4のlJj力は141.”になるので、
FETQ2はカットオフし、電流Lb力端子1を介して
出力電流が流れる。
ベルを“■”とすると、スイッチコントロール入力端子
9,10.11に夫々“h”H”H”が入力されると、
複合ゲート回路4のlJj力は141.”になるので、
FETQ2はカットオフし、電流Lb力端子1を介して
出力電流が流れる。
また、スイッチコントロール入力端子9.10゜11に
夫々“L” ”H″ “L”が入力されると、複
合ゲート回路4の出力は“H″になるので、FETQ2
はオンし、電流出力端子2を介して出力電流が流れる。
夫々“L” ”H″ “L”が入力されると、複
合ゲート回路4の出力は“H″になるので、FETQ2
はオンし、電流出力端子2を介して出力電流が流れる。
この回路によれば、FETQ2のソースとゲートとの間
に、3人力NORゲート8を介して負帰還がかかってい
るので、その帰還凰に相当する分だけ電流出力端子2に
おける出力インピーダンスが改善され、出力インピーダ
ンスを大きくすることができるという利点がある。
に、3人力NORゲート8を介して負帰還がかかってい
るので、その帰還凰に相当する分だけ電流出力端子2に
おける出力インピーダンスが改善され、出力インピーダ
ンスを大きくすることができるという利点がある。
一方、第3図は、従来の他の電流スイッチ回路を示す図
である。なお、この図において第2図と同一部分には同
一符号を付し、重複する部分の説明は省略する。
である。なお、この図において第2図と同一部分には同
一符号を付し、重複する部分の説明は省略する。
この回路では、電流出力端子1と電流源用FETQ3の
ドレインとの間に、電流スイッチ用FETQ11.QI
2の直列回路と、電流スイッチ用FETQ1.iとを並
列に接続することによって、複合ゲート回路4と等碩の
論理を実現しており、これらFETQ、I Q12.Q
13の各ゲートは夫々コントロール入力端子9.10.
11に接続されている。
ドレインとの間に、電流スイッチ用FETQ11.QI
2の直列回路と、電流スイッチ用FETQ1.iとを並
列に接続することによって、複合ゲート回路4と等碩の
論理を実現しており、これらFETQ、I Q12.Q
13の各ゲートは夫々コントロール入力端子9.10.
11に接続されている。
また、電流スイッチ用FETQ2のゲートはバイアス端
子12に接続されている。
子12に接続されている。
この回路では、第2図の回路のように大きな出力インピ
ーダンスを得ることができないものの、回路規模を小さ
くすることができる。
ーダンスを得ることができないものの、回路規模を小さ
くすることができる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、第2図の回路では、出力インピーダンス
を大きくすることができるという利点があるものの、ス
イッチコントロール信号をいくつかの論理ゲートを通し
て電流スイッチ用FETQ2のゲートに伝えるようにし
ているため、スイッチ動作が遅く、且つその論理ゲート
部の素子数分だけ電流スイッチ回路のセルサイズが太き
く ?jるという欠点がある。
を大きくすることができるという利点があるものの、ス
イッチコントロール信号をいくつかの論理ゲートを通し
て電流スイッチ用FETQ2のゲートに伝えるようにし
ているため、スイッチ動作が遅く、且つその論理ゲート
部の素子数分だけ電流スイッチ回路のセルサイズが太き
く ?jるという欠点がある。
また、第3図の回路では、高速スイッチングが可能であ
るが、大きな出力インピーダンスが得られないという欠
点がある。
るが、大きな出力インピーダンスが得られないという欠
点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
出力インピーダンスが大きく、高速動作が可能で、しか
も回路サイズの小型化を図ることができる電流スイッチ
回路を提供することを目的とする。
出力インピーダンスが大きく、高速動作が可能で、しか
も回路サイズの小型化を図ることができる電流スイッチ
回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る電流スイッチ回路は、ソースが電源端子に
接続されゲートがバイアスされた電流源用電界効果トラ
ンジスタと、第1の電流出力端子と前記電流源用電界効
果トランジスタのドレインとの間に接続され夫々のゲー
トにスイッチコントロール信号を入力する複数の第1の
電流スイッチ用電界効果トランジスタと、第2の電流出
力端子と前記電流源用電界効果トランジスタのドレイン
との間に接続された第2の電流スイッチ用電界効果トラ
ンジスタと、入力端が前記電流源用電界効果トランジス
タのドレインに接続され出力端が前記第2の電流スイッ
チ用電界効果トランジスタのゲートに接続された反転増
幅回路とを有することを特徴とする。
接続されゲートがバイアスされた電流源用電界効果トラ
ンジスタと、第1の電流出力端子と前記電流源用電界効
果トランジスタのドレインとの間に接続され夫々のゲー
トにスイッチコントロール信号を入力する複数の第1の
電流スイッチ用電界効果トランジスタと、第2の電流出
力端子と前記電流源用電界効果トランジスタのドレイン
との間に接続された第2の電流スイッチ用電界効果トラ
ンジスタと、入力端が前記電流源用電界効果トランジス
タのドレインに接続され出力端が前記第2の電流スイッ
チ用電界効果トランジスタのゲートに接続された反転増
幅回路とを有することを特徴とする。
[作用]
本発明によれば、第2の電流スイッチ用電界効果トラン
ジスタのソースとゲートとの間の負帰還経路に反転増幅
回路を接続したので、第2の電流出力端子から見た出力
インピーダンスを、反転増幅回路の電圧利得の分だけ高
めることができる。
ジスタのソースとゲートとの間の負帰還経路に反転増幅
回路を接続したので、第2の電流出力端子から見た出力
インピーダンスを、反転増幅回路の電圧利得の分だけ高
めることができる。
また、この発明によれば、第1の電流出力端子と電流源
用電界効果トランジスタのドレインとの間に接続された
、複数の第1の電流スイッチ用電界効果トランジスタに
てスイッチコントロール信号を直接受けるようにしてい
るので、高速動作が可戦、で、しかも回路サイズの小型
化を図ることができる。
用電界効果トランジスタのドレインとの間に接続された
、複数の第1の電流スイッチ用電界効果トランジスタに
てスイッチコントロール信号を直接受けるようにしてい
るので、高速動作が可戦、で、しかも回路サイズの小型
化を図ることができる。
[実施例コ
以下、添付の図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例に係る電流スイッチ回路の構成
を示す回路図である。なお、第1図において、第3図と
同一部分には同一符号を付し、重複する部分の説明は省
略する。
を示す回路図である。なお、第1図において、第3図と
同一部分には同一符号を付し、重複する部分の説明は省
略する。
この回路が第3図に示した従来の回路と異なる点は、電
流スイッチ用F E T Q 2のソートとゲートとの
間に、ソース側を入力端、ゲート側を出力端としてイン
バータ13が介挿されている点である。
流スイッチ用F E T Q 2のソートとゲートとの
間に、ソース側を入力端、ゲート側を出力端としてイン
バータ13が介挿されている点である。
インバータ13は、出力電流が電流出力端子2から得ら
れる状態にあるとき、つまり電流スイッチ用F E T
Q 1を及びQ+□又はQ13がカットオフするよう
なエンコード信号(スイッチコントロール信号)がスイ
ッチコントロール入力端子9〜10に与えられていると
き、電圧利得(−A)倍が得られる動作点にあって、電
流出力端子2からみた出力インピーダンスを高めるよう
に機能している。
れる状態にあるとき、つまり電流スイッチ用F E T
Q 1を及びQ+□又はQ13がカットオフするよう
なエンコード信号(スイッチコントロール信号)がスイ
ッチコントロール入力端子9〜10に与えられていると
き、電圧利得(−A)倍が得られる動作点にあって、電
流出力端子2からみた出力インピーダンスを高めるよう
に機能している。
また、出力電流が電流出力端子1から得られる状態にあ
るとき、つまり電流スイッチ用FETQ11及びQ12
又はQ 1Gが飽和領域にあるようなエンフード信号が
スイッチコントロール入力端子9〜10に与えられてい
るとき、電流スイッチ用FETQ2のソース電位が変化
し、インバータ13の伝達特性に従って、FETQ2の
ゲート・ソース間電圧が下がる方向に変化する。それ故
、FET Q 2はカットオフし、出力電流は電流出力
端子1に表れる。
るとき、つまり電流スイッチ用FETQ11及びQ12
又はQ 1Gが飽和領域にあるようなエンフード信号が
スイッチコントロール入力端子9〜10に与えられてい
るとき、電流スイッチ用FETQ2のソース電位が変化
し、インバータ13の伝達特性に従って、FETQ2の
ゲート・ソース間電圧が下がる方向に変化する。それ故
、FET Q 2はカットオフし、出力電流は電流出力
端子1に表れる。
この回路は、第2の回路と比較して、次のような利点を
有している。
有している。
第1に、本実施例の回路においては、第2図における複
合ゲート回路4に相当する回路がないので、素子数が少
ない。例えば、第2図における複合ゲート回路4を相補
形MOS)ランジスタで構成した場合、6素子が必要で
あるが、本実施例の回路においては、その代わりにイン
バータ13の2素子と電流スイッチ用の2素子が増えて
いるだけであるので、全体として2素子分少なくするこ
とができる。
合ゲート回路4に相当する回路がないので、素子数が少
ない。例えば、第2図における複合ゲート回路4を相補
形MOS)ランジスタで構成した場合、6素子が必要で
あるが、本実施例の回路においては、その代わりにイン
バータ13の2素子と電流スイッチ用の2素子が増えて
いるだけであるので、全体として2素子分少なくするこ
とができる。
第2図に、本実施例の回路はスイッチインダスピードが
速いという利点がある。つまり、行方向又は列方向のエ
ンコーダからの信号を論理回路を通さず、直接電流スイ
ッチ用F E T Q tt、Q 12−Q13で受け
ているため、論理回路の遅延がない分だけ動作速度を高
めることができる。
速いという利点がある。つまり、行方向又は列方向のエ
ンコーダからの信号を論理回路を通さず、直接電流スイ
ッチ用F E T Q tt、Q 12−Q13で受け
ているため、論理回路の遅延がない分だけ動作速度を高
めることができる。
また、本実施例の回路は、第3図の回路と比較しても、
次のような利点を有する。
次のような利点を有する。
第1に、本実施例の回路は、高出力インピーダンスであ
る。即ち、第1図においてF E T Q 2のゲート
Φソース間に(−A)倍の負帰還がかかるので、帰還が
ない場合に比してA倍だけ電流出力端子1における出力
インピーダンスが向上する。
る。即ち、第1図においてF E T Q 2のゲート
Φソース間に(−A)倍の負帰還がかかるので、帰還が
ない場合に比してA倍だけ電流出力端子1における出力
インピーダンスが向上する。
通常、相補形MOS)ランジスタによるインバータ回路
の電圧利得は−・30乃〒−40であるから、この回路
によれば、1桁以上の改曽効果が得られる。
の電圧利得は−・30乃〒−40であるから、この回路
によれば、1桁以上の改曽効果が得られる。
第2に、個々のトランジスタのサイズを小さくすること
ができるという利点がある。以F1この理由を説明する
。
ができるという利点がある。以F1この理由を説明する
。
第3図において、スイッチコントロール入力端子8乃至
11には、FETQIl、Q10がカプトオフするよう
な電圧が印加され、端子j、1.12には、夫々V I
II V 12なる電圧が印加され、更に、FETQ、
3.Q2は同じチャネrし長及び同じチャネル幅に設定
されたものであるとする。まず、出力電流が端子1に現
れるスイッチ状@(これを状態Iとする)のとき、即ち
、FETQ、、が飽和領域に入るような信’If’V
II(I )が端子11に印加され、FETQ2がカッ
トオフするような信号V=2(1)が端子12に印加さ
れているときのFETQ3のドレイン(節点A)の電位
VA (1)は、下記(」)式により表される。
11には、FETQIl、Q10がカプトオフするよう
な電圧が印加され、端子j、1.12には、夫々V I
II V 12なる電圧が印加され、更に、FETQ、
3.Q2は同じチャネrし長及び同じチャネル幅に設定
されたものであるとする。まず、出力電流が端子1に現
れるスイッチ状@(これを状態Iとする)のとき、即ち
、FETQ、、が飽和領域に入るような信’If’V
II(I )が端子11に印加され、FETQ2がカッ
トオフするような信号V=2(1)が端子12に印加さ
れているときのFETQ3のドレイン(節点A)の電位
VA (1)は、下記(」)式により表される。
VA (I ) :’V1+ (I ) −Vos
・・・(1)ここで、VO8はF E T Q i
=1.Q2に一定電流を流すためのバイアス電圧で一定
の値を持つ。
・・・(1)ここで、VO8はF E T Q i
=1.Q2に一定電流を流すためのバイアス電圧で一定
の値を持つ。
更に、状態Iのとき、FETQ2はカットオフしていな
ければならないので、次の関係が心魂である。
ければならないので、次の関係が心魂である。
V、2(I)−VA (I)<VT ・・・(2)
ここで、VTはFETQ2.Q10のスレッシ」ルド電
圧で一定の値を持つ。従って、上記(1)。
ここで、VTはFETQ2.Q10のスレッシ」ルド電
圧で一定の値を持つ。従って、上記(1)。
(2)式より、次の(3)式が得られる。
Vl2 (I ) =V+t (I ) +GOS<V
T・・・(3) 一方、出力電流が端子2に出力されるスイッチ状態(こ
れを状態■とする)のとき、即ち、FETQ13がカッ
トオフするような信号V、、(II)が端子1工に印加
され、FETQ2が飽和領域に入るような信号Vl2(
n)が端子12に印加されているときは、次の3つの式
が成り立たなければならない。
T・・・(3) 一方、出力電流が端子2に出力されるスイッチ状態(こ
れを状態■とする)のとき、即ち、FETQ13がカッ
トオフするような信号V、、(II)が端子1工に印加
され、FETQ2が飽和領域に入るような信号Vl2(
n)が端子12に印加されているときは、次の3つの式
が成り立たなければならない。
VA (II) =VI2 (II) Vos
・−(4)V+i (II)−VA NI)<VT
−(5)−’−Vrr (II) Vl2 (
II) +VO8<VT・・・ (6) なお、ここでVA (TI)は状態■での節点Aの電位
である。
・−(4)V+i (II)−VA NI)<VT
−(5)−’−Vrr (II) Vl2 (
II) +VO8<VT・・・ (6) なお、ここでVA (TI)は状態■での節点Aの電位
である。
従って、(3)式と(6)式とを満足するには、Vll
(I)は大きい程、またV、(■)は小さい程良いが、
これは電源電圧の範囲に限られる。また、Vl□(■)
は小さい程良<、Vl2 (II) ハ大きい程良い。
(I)は大きい程、またV、(■)は小さい程良いが、
これは電源電圧の範囲に限られる。また、Vl□(■)
は小さい程良<、Vl2 (II) ハ大きい程良い。
ところが、第3図の回路においては、Vl2は一定電圧
なので、V□2(1)及びVl2(IN)は、両式のバ
ランスを考えて一定電圧に設定するしかない。結局、(
3)、(6)式をある程度のマージンをもって満足させ
るには、vasを下げるしかなく、出力電流値を保持し
たままそれを行うにはFE T Q2= 013のチャ
ネル幅を拡げるしかない。
なので、V□2(1)及びVl2(IN)は、両式のバ
ランスを考えて一定電圧に設定するしかない。結局、(
3)、(6)式をある程度のマージンをもって満足させ
るには、vasを下げるしかなく、出力電流値を保持し
たままそれを行うにはFE T Q2= 013のチャ
ネル幅を拡げるしかない。
これに対し、本実施例による第1図の電流スイッチ回路
においては、FETQ2のゲートへの印加電圧をVl3
とすれば、前記(3)、(6)式に相当する条件式は次
のようになる。
においては、FETQ2のゲートへの印加電圧をVl3
とすれば、前記(3)、(6)式に相当する条件式は次
のようになる。
Vl3 (I ) −Vll (I ) +VQS<V
T(7) V、(II)−VlG (IN) 十V。8くV7・・
・ (8) (7)式は端子1に電流が出力されるスイッチ状態■の
条件式であり、(8)式は端子2に電流が出力されるス
イッチ状75 [の条件式である。
T(7) V、(II)−VlG (IN) 十V。8くV7・・
・ (8) (7)式は端子1に電流が出力されるスイッチ状態■の
条件式であり、(8)式は端子2に電流が出力されるス
イッチ状75 [の条件式である。
(7)、(8)式において、V、、(I)は大きい程良
<、V、t(n)は小さい程良いが、これは電流電圧の
範囲に限られ、(3)、(6)式ど同様である。
<、V、t(n)は小さい程良いが、これは電流電圧の
範囲に限られ、(3)、(6)式ど同様である。
これに対し、Vl3(I) 、Vl3(n)は、(3)
(6)式のVl。(I) 、V、2(TI)とは異なり
、一定バイアス電圧ではなく、インバータ13によって
状態Iにおいては小さく、状態Hにおいては大きくなる
値である。従って、vasの設定値を大きくすることが
でき、トランジスタサイズの縮小化を図ることが可能に
なる。
(6)式のVl。(I) 、V、2(TI)とは異なり
、一定バイアス電圧ではなく、インバータ13によって
状態Iにおいては小さく、状態Hにおいては大きくなる
値である。従って、vasの設定値を大きくすることが
でき、トランジスタサイズの縮小化を図ることが可能に
なる。
第1図と第3図の回路において、同じ出力電流を得る場
合、第1図のFETQ2 、Qsr、Q10゜QlGの
ゲート・ソース間電圧を第3図のFETQ 21 Q
r l+ Q s。IQ+3のそれの3/4に設定でき
たとすると、ドレイン電位I。は概ねチャネル幅とゲー
ト・ソース間電圧の2乗に比例することから、第1図の
F ETQ2− Qll、Q12. QIOのチャネル
幅は第3図のF E T Q2 、 Q tt−Q 1
2゜QI+1のそれの9716の大きさにすることがで
きる。
合、第1図のFETQ2 、Qsr、Q10゜QlGの
ゲート・ソース間電圧を第3図のFETQ 21 Q
r l+ Q s。IQ+3のそれの3/4に設定でき
たとすると、ドレイン電位I。は概ねチャネル幅とゲー
ト・ソース間電圧の2乗に比例することから、第1図の
F ETQ2− Qll、Q12. QIOのチャネル
幅は第3図のF E T Q2 、 Q tt−Q 1
2゜QI+1のそれの9716の大きさにすることがで
きる。
[発明の効果コ
以上説明したように、本発明によれば、第2の電流スイ
ッチ用電界効果トランジスタのソースとゲートとの間の
負帰還経路に反転増幅回路を接続すると共に、複数の第
1の電流スイッチ用電界効果トランジスタにてスイッチ
コントロール信号を直接受けるようにしているので、出
力インピーダンスの改善と高速動作が可能で、しかも回
路サイズの小型化を図ることができる。
ッチ用電界効果トランジスタのソースとゲートとの間の
負帰還経路に反転増幅回路を接続すると共に、複数の第
1の電流スイッチ用電界効果トランジスタにてスイッチ
コントロール信号を直接受けるようにしているので、出
力インピーダンスの改善と高速動作が可能で、しかも回
路サイズの小型化を図ることができる。
よって、本発明による電流スイッチ回路をマトリクスセ
ル方式のD/Aコンバータに適用した場合には、高速且
つ高精度はもとより、小チツプサイズのモノリシックD
/AコンバータとしてLSIの複合化に大きく貢献する
ことができる。
ル方式のD/Aコンバータに適用した場合には、高速且
つ高精度はもとより、小チツプサイズのモノリシックD
/AコンバータとしてLSIの複合化に大きく貢献する
ことができる。
第1図は本発明の実施例に係る電流スイッチ回路の回路
図、第2図は従来の電流スイッチ回路の回路図、第3図
は従来の他の電流スイッチ回路の回路図である。
図、第2図は従来の電流スイッチ回路の回路図、第3図
は従来の他の電流スイッチ回路の回路図である。
Claims (1)
- (1)ソースが電源端子に接続されゲートがバイアスさ
れた電流源用電界効果トランジスタと、第1の電流出力
端子と前記電流源用電界効果トランジスタのドレインと
の間に接続され夫々のゲートにスイッチコントロール信
号を入力する複数の第1の電流スイッチ用電界効果トラ
ンジスタと、第2の電流出力端子と前記電流源用電界効
果トランジスタのドレインとの間に接続された第2の電
流スイッチ用電界効果トランジスタと、入力端が前記電
流源用電界効果トランジスタのドレインに接続され出力
端が前記第2の電流スイッチ用電界効果トランジスタの
ゲートに接続された反転増幅回路とを有することを特徴
とする電流スイッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21112489A JP2797499B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 電流スイッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21112489A JP2797499B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 電流スイッチ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374924A true JPH0374924A (ja) | 1991-03-29 |
JP2797499B2 JP2797499B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=16600792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21112489A Expired - Lifetime JP2797499B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 電流スイッチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797499B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0595289A (ja) * | 1991-08-07 | 1993-04-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電流スイツチセルとそれを用いたda変換器 |
US6072413A (en) * | 1996-11-28 | 2000-06-06 | Nec Corporation | Current output type digital-to-analog converter capable of suppressing output current fluctuation using a current mirror |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP21112489A patent/JP2797499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0595289A (ja) * | 1991-08-07 | 1993-04-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電流スイツチセルとそれを用いたda変換器 |
US6072413A (en) * | 1996-11-28 | 2000-06-06 | Nec Corporation | Current output type digital-to-analog converter capable of suppressing output current fluctuation using a current mirror |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2797499B2 (ja) | 1998-09-17 |
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