JPH0374924A - 電流スイッチ回路 - Google Patents

電流スイッチ回路

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JPH0374924A
JPH0374924A JP21112489A JP21112489A JPH0374924A JP H0374924 A JPH0374924 A JP H0374924A JP 21112489 A JP21112489 A JP 21112489A JP 21112489 A JP21112489 A JP 21112489A JP H0374924 A JPH0374924 A JP H0374924A
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circuit
switch
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Toshio Isono
磯野 寿男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マトリクスセル方式のディジタル/アナログ
変換器に使用される電流スイッチ回路に関する。
[従来の技術] 近年、HDTV及びIDTVといった新しい映像メディ
アの登場に伴って、映像機器の高画質化が進められてい
る。映像機器の高画質化において欠かせないのが、ビデ
オ信号のディジタル処理技術であるが、現在のところデ
ィジタル映像機器の価格は非常に高く、これが市場拡大
の阻害要因となっている。
高価格化の大きな要因の一つとしては、ビデオ信号をA
/Dコンバータでディジタル信号に変換し、変換された
ディジタル信号をメモリに記憶し、貯えられたディジタ
ル信号を適宜読み出して演算処理プロセッサによる処理
を行い、更に処理されたディジタル信号をD/Aコンバ
ータにて再びビデオ信号に変換するという大がかりな映
像信号処理回路の存在が、1チツプ化を困難にしている
ということがあげられる。とりわけ、小面積で高速及び
高精度なモノリシックビデオD/Aコンバータの実現は
、この種の機器の低価格化を図るうえで重要である。
従来、この種の機器に使用されるマトリクスセル方式の
D/Aコンバータとしては、例えば特開昭56−153
832号に開示されたものが知られている。
このD/Aコンバータは、行列状に配置された電流スイ
ッチセルを行方向及び列方向からのエンコード信号によ
り制御し、総和電流をディジタル値に応シてコントロー
ルするものである。従って、電流スイッチ姻ルのスイッ
チングスピード及び出力インピーダンス等の特性は、D
/Aコンバータの性能を太き(左右する。また、例えば
8ビツトD/Aコンバータを全て等しい重み付けの電流
スイッチセルで構成した場合、255個もの電流スイッ
チセルが必要であり、そのセルサイズがD/Aコンバー
タ全体のサイズに与える影響は大きい。
第2図は、従来の電流スイッチ回路の回路図である。ソ
ースが共通接続された電流スイッチ用FET(電界効果
トランジスタ)Q、、Q2は、ドレインが夫々電流出力
端子1.2に接続されたらのとなっている。F E T
 Q 1のゲートにはバイアス端子3からのバイアス電
圧が与えられており、FETQ2のゲートには2人力A
NDゲート7乙3人力NORゲート8との複合ゲート回
路框の出力が15.えられている。複合ゲート回路はの
3つの入力端はスイッチコントロール入力端子9.10
゜11に接続されている。また、電流スイッチ用FET
QI 、Q2の共通接続されたソースと電源端子5との
間には、ゲートがバイアス端子6に接続された電流源用
FETQ3が接続きれている。
いま、電源端子5の電位レベルを“L”、その反対のレ
ベルを“■”とすると、スイッチコントロール入力端子
9,10.11に夫々“h”H”H”が入力されると、
複合ゲート回路4のlJj力は141.”になるので、
FETQ2はカットオフし、電流Lb力端子1を介して
出力電流が流れる。
また、スイッチコントロール入力端子9.10゜11に
夫々“L”   ”H″  “L”が入力されると、複
合ゲート回路4の出力は“H″になるので、FETQ2
はオンし、電流出力端子2を介して出力電流が流れる。
この回路によれば、FETQ2のソースとゲートとの間
に、3人力NORゲート8を介して負帰還がかかってい
るので、その帰還凰に相当する分だけ電流出力端子2に
おける出力インピーダンスが改善され、出力インピーダ
ンスを大きくすることができるという利点がある。
一方、第3図は、従来の他の電流スイッチ回路を示す図
である。なお、この図において第2図と同一部分には同
一符号を付し、重複する部分の説明は省略する。
この回路では、電流出力端子1と電流源用FETQ3の
ドレインとの間に、電流スイッチ用FETQ11.QI
2の直列回路と、電流スイッチ用FETQ1.iとを並
列に接続することによって、複合ゲート回路4と等碩の
論理を実現しており、これらFETQ、I Q12.Q
13の各ゲートは夫々コントロール入力端子9.10.
11に接続されている。
また、電流スイッチ用FETQ2のゲートはバイアス端
子12に接続されている。
この回路では、第2図の回路のように大きな出力インピ
ーダンスを得ることができないものの、回路規模を小さ
くすることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第2図の回路では、出力インピーダンス
を大きくすることができるという利点があるものの、ス
イッチコントロール信号をいくつかの論理ゲートを通し
て電流スイッチ用FETQ2のゲートに伝えるようにし
ているため、スイッチ動作が遅く、且つその論理ゲート
部の素子数分だけ電流スイッチ回路のセルサイズが太き
く ?jるという欠点がある。
また、第3図の回路では、高速スイッチングが可能であ
るが、大きな出力インピーダンスが得られないという欠
点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
出力インピーダンスが大きく、高速動作が可能で、しか
も回路サイズの小型化を図ることができる電流スイッチ
回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る電流スイッチ回路は、ソースが電源端子に
接続されゲートがバイアスされた電流源用電界効果トラ
ンジスタと、第1の電流出力端子と前記電流源用電界効
果トランジスタのドレインとの間に接続され夫々のゲー
トにスイッチコントロール信号を入力する複数の第1の
電流スイッチ用電界効果トランジスタと、第2の電流出
力端子と前記電流源用電界効果トランジスタのドレイン
との間に接続された第2の電流スイッチ用電界効果トラ
ンジスタと、入力端が前記電流源用電界効果トランジス
タのドレインに接続され出力端が前記第2の電流スイッ
チ用電界効果トランジスタのゲートに接続された反転増
幅回路とを有することを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、第2の電流スイッチ用電界効果トラン
ジスタのソースとゲートとの間の負帰還経路に反転増幅
回路を接続したので、第2の電流出力端子から見た出力
インピーダンスを、反転増幅回路の電圧利得の分だけ高
めることができる。
また、この発明によれば、第1の電流出力端子と電流源
用電界効果トランジスタのドレインとの間に接続された
、複数の第1の電流スイッチ用電界効果トランジスタに
てスイッチコントロール信号を直接受けるようにしてい
るので、高速動作が可戦、で、しかも回路サイズの小型
化を図ることができる。
[実施例コ 以下、添付の図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例に係る電流スイッチ回路の構成
を示す回路図である。なお、第1図において、第3図と
同一部分には同一符号を付し、重複する部分の説明は省
略する。
この回路が第3図に示した従来の回路と異なる点は、電
流スイッチ用F E T Q 2のソートとゲートとの
間に、ソース側を入力端、ゲート側を出力端としてイン
バータ13が介挿されている点である。
インバータ13は、出力電流が電流出力端子2から得ら
れる状態にあるとき、つまり電流スイッチ用F E T
 Q 1を及びQ+□又はQ13がカットオフするよう
なエンコード信号(スイッチコントロール信号)がスイ
ッチコントロール入力端子9〜10に与えられていると
き、電圧利得(−A)倍が得られる動作点にあって、電
流出力端子2からみた出力インピーダンスを高めるよう
に機能している。
また、出力電流が電流出力端子1から得られる状態にあ
るとき、つまり電流スイッチ用FETQ11及びQ12
又はQ 1Gが飽和領域にあるようなエンフード信号が
スイッチコントロール入力端子9〜10に与えられてい
るとき、電流スイッチ用FETQ2のソース電位が変化
し、インバータ13の伝達特性に従って、FETQ2の
ゲート・ソース間電圧が下がる方向に変化する。それ故
、FET Q 2はカットオフし、出力電流は電流出力
端子1に表れる。
この回路は、第2の回路と比較して、次のような利点を
有している。
第1に、本実施例の回路においては、第2図における複
合ゲート回路4に相当する回路がないので、素子数が少
ない。例えば、第2図における複合ゲート回路4を相補
形MOS)ランジスタで構成した場合、6素子が必要で
あるが、本実施例の回路においては、その代わりにイン
バータ13の2素子と電流スイッチ用の2素子が増えて
いるだけであるので、全体として2素子分少なくするこ
とができる。
第2図に、本実施例の回路はスイッチインダスピードが
速いという利点がある。つまり、行方向又は列方向のエ
ンコーダからの信号を論理回路を通さず、直接電流スイ
ッチ用F E T Q tt、Q 12−Q13で受け
ているため、論理回路の遅延がない分だけ動作速度を高
めることができる。
また、本実施例の回路は、第3図の回路と比較しても、
次のような利点を有する。
第1に、本実施例の回路は、高出力インピーダンスであ
る。即ち、第1図においてF E T Q 2のゲート
Φソース間に(−A)倍の負帰還がかかるので、帰還が
ない場合に比してA倍だけ電流出力端子1における出力
インピーダンスが向上する。
通常、相補形MOS)ランジスタによるインバータ回路
の電圧利得は−・30乃〒−40であるから、この回路
によれば、1桁以上の改曽効果が得られる。
第2に、個々のトランジスタのサイズを小さくすること
ができるという利点がある。以F1この理由を説明する
第3図において、スイッチコントロール入力端子8乃至
11には、FETQIl、Q10がカプトオフするよう
な電圧が印加され、端子j、1.12には、夫々V I
II V 12なる電圧が印加され、更に、FETQ、
3.Q2は同じチャネrし長及び同じチャネル幅に設定
されたものであるとする。まず、出力電流が端子1に現
れるスイッチ状@(これを状態Iとする)のとき、即ち
、FETQ、、が飽和領域に入るような信’If’V 
II(I )が端子11に印加され、FETQ2がカッ
トオフするような信号V=2(1)が端子12に印加さ
れているときのFETQ3のドレイン(節点A)の電位
VA (1)は、下記(」)式により表される。
VA  (I ) :’V1+ (I ) −Vos 
  ・・・(1)ここで、VO8はF E T Q i
=1.Q2に一定電流を流すためのバイアス電圧で一定
の値を持つ。
更に、状態Iのとき、FETQ2はカットオフしていな
ければならないので、次の関係が心魂である。
V、2(I)−VA (I)<VT   ・・・(2)
ここで、VTはFETQ2.Q10のスレッシ」ルド電
圧で一定の値を持つ。従って、上記(1)。
(2)式より、次の(3)式が得られる。
Vl2 (I ) =V+t (I ) +GOS<V
T・・・(3) 一方、出力電流が端子2に出力されるスイッチ状態(こ
れを状態■とする)のとき、即ち、FETQ13がカッ
トオフするような信号V、、(II)が端子1工に印加
され、FETQ2が飽和領域に入るような信号Vl2(
n)が端子12に印加されているときは、次の3つの式
が成り立たなければならない。
VA  (II) =VI2 (II)  Vos  
 ・−(4)V+i (II)−VA  NI)<VT
   −(5)−’−Vrr (II)  Vl2 (
II) +VO8<VT・・・ (6) なお、ここでVA (TI)は状態■での節点Aの電位
である。
従って、(3)式と(6)式とを満足するには、Vll
(I)は大きい程、またV、(■)は小さい程良いが、
これは電源電圧の範囲に限られる。また、Vl□(■)
は小さい程良<、Vl2 (II) ハ大きい程良い。
ところが、第3図の回路においては、Vl2は一定電圧
なので、V□2(1)及びVl2(IN)は、両式のバ
ランスを考えて一定電圧に設定するしかない。結局、(
3)、(6)式をある程度のマージンをもって満足させ
るには、vasを下げるしかなく、出力電流値を保持し
たままそれを行うにはFE T Q2= 013のチャ
ネル幅を拡げるしかない。
これに対し、本実施例による第1図の電流スイッチ回路
においては、FETQ2のゲートへの印加電圧をVl3
とすれば、前記(3)、(6)式に相当する条件式は次
のようになる。
Vl3 (I ) −Vll (I ) +VQS<V
T(7) V、(II)−VlG (IN) 十V。8くV7・・
・ (8) (7)式は端子1に電流が出力されるスイッチ状態■の
条件式であり、(8)式は端子2に電流が出力されるス
イッチ状75 [の条件式である。
(7)、(8)式において、V、、(I)は大きい程良
<、V、t(n)は小さい程良いが、これは電流電圧の
範囲に限られ、(3)、(6)式ど同様である。
これに対し、Vl3(I) 、Vl3(n)は、(3)
(6)式のVl。(I) 、V、2(TI)とは異なり
、一定バイアス電圧ではなく、インバータ13によって
状態Iにおいては小さく、状態Hにおいては大きくなる
値である。従って、vasの設定値を大きくすることが
でき、トランジスタサイズの縮小化を図ることが可能に
なる。
第1図と第3図の回路において、同じ出力電流を得る場
合、第1図のFETQ2 、Qsr、Q10゜QlGの
ゲート・ソース間電圧を第3図のFETQ 21 Q 
r l+ Q s。IQ+3のそれの3/4に設定でき
たとすると、ドレイン電位I。は概ねチャネル幅とゲー
ト・ソース間電圧の2乗に比例することから、第1図の
F ETQ2− Qll、Q12. QIOのチャネル
幅は第3図のF E T Q2 、 Q tt−Q 1
2゜QI+1のそれの9716の大きさにすることがで
きる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、第2の電流スイ
ッチ用電界効果トランジスタのソースとゲートとの間の
負帰還経路に反転増幅回路を接続すると共に、複数の第
1の電流スイッチ用電界効果トランジスタにてスイッチ
コントロール信号を直接受けるようにしているので、出
力インピーダンスの改善と高速動作が可能で、しかも回
路サイズの小型化を図ることができる。
よって、本発明による電流スイッチ回路をマトリクスセ
ル方式のD/Aコンバータに適用した場合には、高速且
つ高精度はもとより、小チツプサイズのモノリシックD
/AコンバータとしてLSIの複合化に大きく貢献する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る電流スイッチ回路の回路
図、第2図は従来の電流スイッチ回路の回路図、第3図
は従来の他の電流スイッチ回路の回路図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ソースが電源端子に接続されゲートがバイアスさ
    れた電流源用電界効果トランジスタと、第1の電流出力
    端子と前記電流源用電界効果トランジスタのドレインと
    の間に接続され夫々のゲートにスイッチコントロール信
    号を入力する複数の第1の電流スイッチ用電界効果トラ
    ンジスタと、第2の電流出力端子と前記電流源用電界効
    果トランジスタのドレインとの間に接続された第2の電
    流スイッチ用電界効果トランジスタと、入力端が前記電
    流源用電界効果トランジスタのドレインに接続され出力
    端が前記第2の電流スイッチ用電界効果トランジスタの
    ゲートに接続された反転増幅回路とを有することを特徴
    とする電流スイッチ回路。
JP21112489A 1989-08-16 1989-08-16 電流スイッチ回路 Expired - Lifetime JP2797499B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0595289A (ja) * 1991-08-07 1993-04-16 Fuji Photo Film Co Ltd 電流スイツチセルとそれを用いたda変換器
US6072413A (en) * 1996-11-28 2000-06-06 Nec Corporation Current output type digital-to-analog converter capable of suppressing output current fluctuation using a current mirror

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0595289A (ja) * 1991-08-07 1993-04-16 Fuji Photo Film Co Ltd 電流スイツチセルとそれを用いたda変換器
US6072413A (en) * 1996-11-28 2000-06-06 Nec Corporation Current output type digital-to-analog converter capable of suppressing output current fluctuation using a current mirror

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