JPH0374877A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0374877A JPH0374877A JP21098989A JP21098989A JPH0374877A JP H0374877 A JPH0374877 A JP H0374877A JP 21098989 A JP21098989 A JP 21098989A JP 21098989 A JP21098989 A JP 21098989A JP H0374877 A JPH0374877 A JP H0374877A
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- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
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- Thyristors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、トランジスタ等の半導体装置に関するもので
あり、高耐圧・大電流の制御に特に適するものである。
あり、高耐圧・大電流の制御に特に適するものである。
[従来の技術]
電力制御用の半導体装置としては、従来、バイポーラト
ランジスタ、MOSFET、サイリスタ、GTO(ゲー
トターンオフ型サイリスタ)、5IT(静電誘導トラン
ジスタ)、SIサイリスタ(静電誘導サイリスタ〉が用
いられている。近年、電気機器へのインバータ回路の応
用が広がっており、インバータ回路をitしている主要
部品であるスイッチング素子(電力用半導体装置)の高
性能化が必要とされている。
ランジスタ、MOSFET、サイリスタ、GTO(ゲー
トターンオフ型サイリスタ)、5IT(静電誘導トラン
ジスタ)、SIサイリスタ(静電誘導サイリスタ〉が用
いられている。近年、電気機器へのインバータ回路の応
用が広がっており、インバータ回路をitしている主要
部品であるスイッチング素子(電力用半導体装置)の高
性能化が必要とされている。
[発明が解決しようとする課M]
SIサイリスタはゲートの電位を変えることによって駆
動することが可能であるが、実回路上では遮断時にゲー
ト部分の電荷を引き抜く必要があるため、かなりの駆動
電流が必要である。このため、SIサイリスタの駆動回
路は単なる電圧印加のための回路ではなく、電流を制御
できる必要があり、その回路構成が複雑になるという問
題があった。GTOではさらにパワーを要するゲート転
流回路が必要であり、その制御回路は単純ではない。
動することが可能であるが、実回路上では遮断時にゲー
ト部分の電荷を引き抜く必要があるため、かなりの駆動
電流が必要である。このため、SIサイリスタの駆動回
路は単なる電圧印加のための回路ではなく、電流を制御
できる必要があり、その回路構成が複雑になるという問
題があった。GTOではさらにパワーを要するゲート転
流回路が必要であり、その制御回路は単純ではない。
また、GTOではゲート転流回路の誤動作や容量の不整
合等で、電流を遮断できなくなる危険性を内在している
。IGBT(絶縁ゲート型パイボーラトランジスタ〉は
MOSFETと同様の絶縁ゲートを有しているため、基
本的に電圧駆動型であり、制御回路は簡便になり得るが
、IGBTでも内部のPNPNスイッチ(サイリスク)
が点弧されると、ゲート信号では電流を遮断できなくな
る危険性がある。
合等で、電流を遮断できなくなる危険性を内在している
。IGBT(絶縁ゲート型パイボーラトランジスタ〉は
MOSFETと同様の絶縁ゲートを有しているため、基
本的に電圧駆動型であり、制御回路は簡便になり得るが
、IGBTでも内部のPNPNスイッチ(サイリスク)
が点弧されると、ゲート信号では電流を遮断できなくな
る危険性がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、駆動回路の単純化と動作の安全
性の向上が達成できる半導体装置を提供することにある
。
の目的とするところは、駆動回路の単純化と動作の安全
性の向上が達成できる半導体装置を提供することにある
。
[課題を解決するための手段]
本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第1
図に示すように、第1導電型の半導体基板(N層3)の
表面に離間されて形成された第2導電型の第1層(1層
1)を有し、離間された第1層の間に形成された掘り込
み領域4を有し、掘り込み領域の壁面に絶縁膜5を介し
て形成された第1電極(ゲート電tiG)を有し、半導
体基板表面と第1層に接続された第2電1(カソード電
極K)を有し、半導体基板の裏面に第2導電型の第2層
(9層2)を有し、第2Nに接続された第3電極(アノ
ード電極A)を有することを特徴とするものである。
図に示すように、第1導電型の半導体基板(N層3)の
表面に離間されて形成された第2導電型の第1層(1層
1)を有し、離間された第1層の間に形成された掘り込
み領域4を有し、掘り込み領域の壁面に絶縁膜5を介し
て形成された第1電極(ゲート電tiG)を有し、半導
体基板表面と第1層に接続された第2電1(カソード電
極K)を有し、半導体基板の裏面に第2導電型の第2層
(9層2)を有し、第2Nに接続された第3電極(アノ
ード電極A)を有することを特徴とするものである。
[作用]
本発明にあっては、掘り込み領域4がMO3構造となっ
ており、第1電極(ゲート電極G)への印加電圧を変化
させることによって、掘り込み領域4の半導体基板壁面
の表面部のキャリアの分布や密度を制御できる。第1層
(P層l)からは掘り込み領域4の方向にも空乏層が形
成されており、この空乏層と第1電極(ゲート電iG)
の印加電圧のバランスによって、掘り込み領域4のMO
3構造の表面部分のチャンネル形成を制御することが可
能であり、これによって第2電8i!(カソード電極K
)から第3電r71(アノード電極A)へのキャリアの
注入と遮断を制御できるものであり、電圧制御型の駆動
回路で導通及び遮断を制御できる0本発明にあっては、
さらに、PNPN接合が存在しないため、サイリスタ点
弧の危険性は無い。
ており、第1電極(ゲート電極G)への印加電圧を変化
させることによって、掘り込み領域4の半導体基板壁面
の表面部のキャリアの分布や密度を制御できる。第1層
(P層l)からは掘り込み領域4の方向にも空乏層が形
成されており、この空乏層と第1電極(ゲート電iG)
の印加電圧のバランスによって、掘り込み領域4のMO
3構造の表面部分のチャンネル形成を制御することが可
能であり、これによって第2電8i!(カソード電極K
)から第3電r71(アノード電極A)へのキャリアの
注入と遮断を制御できるものであり、電圧制御型の駆動
回路で導通及び遮断を制御できる0本発明にあっては、
さらに、PNPN接合が存在しないため、サイリスタ点
弧の危険性は無い。
[実施例]
第1図は、本発明の一実施例の断面図である。
単結晶シリコン等よりなる半導体基板には、表面側のN
層3と裏面側の9層2からなるPN接合が形成されてい
る。N層3の表面には離間して1層1が形成されている
。1層1の間には掘り込み領域4が形成されている。掘
り込み領域4の壁面には二酸化シリコン等の絶縁膜5を
介してアルミニウムや多結晶シリコン等の材料を用いた
ゲート電極Gが配置されている。このように、掘り込み
領域4にはMO3l’l造が形成される。カソード電極
には1層1とN層3とに接続されており、アノード電極
Aは裏面側の9層2に接続されている。
層3と裏面側の9層2からなるPN接合が形成されてい
る。N層3の表面には離間して1層1が形成されている
。1層1の間には掘り込み領域4が形成されている。掘
り込み領域4の壁面には二酸化シリコン等の絶縁膜5を
介してアルミニウムや多結晶シリコン等の材料を用いた
ゲート電極Gが配置されている。このように、掘り込み
領域4にはMO3l’l造が形成される。カソード電極
には1層1とN層3とに接続されており、アノード電極
Aは裏面側の9層2に接続されている。
1層1と掘り込み領域4の間隔、及び1層1の不純物濃
度とN層3の不純物濃度は、1層1から伸びた空乏層が
掘り込み領域4に到達し、ゲート電位がしきい値以下の
とき、アノード電極Aからカソード電極にへの電流を遮
断できるように設計されている。ゲート電iGにしきい
値以上の正の電圧を印加すると、掘り込み領域4におけ
るMO8構造の半導体表面部分に電子の蓄積層を形成す
ることができる。このとき、この蓄積層をチャンネルと
する電子電流によってカソード電極にとアノード電極A
の間を導通状態とすることができる。
度とN層3の不純物濃度は、1層1から伸びた空乏層が
掘り込み領域4に到達し、ゲート電位がしきい値以下の
とき、アノード電極Aからカソード電極にへの電流を遮
断できるように設計されている。ゲート電iGにしきい
値以上の正の電圧を印加すると、掘り込み領域4におけ
るMO8構造の半導体表面部分に電子の蓄積層を形成す
ることができる。このとき、この蓄積層をチャンネルと
する電子電流によってカソード電極にとアノード電極A
の間を導通状態とすることができる。
この導通状態のときは、電子電流の流れと共に正孔の注
入が開始され、バイポーラモードでの導通状態が可能と
なる。ゲート電位をしきい値以下のレベルに低下させる
と、1層1からの空乏層が伸びて、電子の蓄積層である
チャンネルを消滅させ、カソード電極にとアノード電i
Aの間は遮断状態となる。
入が開始され、バイポーラモードでの導通状態が可能と
なる。ゲート電位をしきい値以下のレベルに低下させる
と、1層1からの空乏層が伸びて、電子の蓄積層である
チャンネルを消滅させ、カソード電極にとアノード電i
Aの間は遮断状態となる。
[発明の効果]
本発明は上述のように、表面に配置されたPN接合の空
乏層でMOSFET構造のチャンネル部分をノーマルオ
フ状態としておいて、MOSFETのゲートに電圧を印
加することで、チャンネル部の空乏層の表面部分に蓄積
層を発生させ、導通状態にすることができる。すなわち
、絶縁ゲートによってバイポーラ電流が制御できる半導
体装置が実現できる。さらに、構造的なPNPN接合を
有しないため、ラッチアップ(サイリスタ点弧)の危険
性は極めて少ない。したがって、絶縁ゲートによって駆
動回路が単純化でき、しかもラッチアップの危険性が少
なく、信頼性の高い動作が実現できるという効果がある
。
乏層でMOSFET構造のチャンネル部分をノーマルオ
フ状態としておいて、MOSFETのゲートに電圧を印
加することで、チャンネル部の空乏層の表面部分に蓄積
層を発生させ、導通状態にすることができる。すなわち
、絶縁ゲートによってバイポーラ電流が制御できる半導
体装置が実現できる。さらに、構造的なPNPN接合を
有しないため、ラッチアップ(サイリスタ点弧)の危険
性は極めて少ない。したがって、絶縁ゲートによって駆
動回路が単純化でき、しかもラッチアップの危険性が少
なく、信頼性の高い動作が実現できるという効果がある
。
第1図は本発明の一実施例に係る半導体装置の断面図で
ある。 1.2はP層、3はN層、4は掘り込み領域、5は絶縁
膜である。
ある。 1.2はP層、3はN層、4は掘り込み領域、5は絶縁
膜である。
Claims (1)
- (1)第1導電型の半導体基板の表面に離間されて形成
された第2導電型の第1層を有し、離間された第1層の
間に形成された掘り込み領域を有し、堀り込み領域の壁
面に絶縁膜を介して形成された第1電極を有し、半導体
基板表面と第1層に接続された第2電極を有し、半導体
基板の裏面に第2導電型の第2層を有し、第2層に接続
された第3電極を有することを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21098989A JPH0374877A (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21098989A JPH0374877A (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374877A true JPH0374877A (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=16598477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21098989A Pending JPH0374877A (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0374877A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008294189A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 静電誘導サイリスタ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650564A (en) * | 1979-10-01 | 1981-05-07 | Semiconductor Res Found | Insulated gate type static induction thyristor |
JPS62247566A (ja) * | 1986-08-21 | 1987-10-28 | Semiconductor Res Found | 静電誘導サイリスタ |
-
1989
- 1989-08-15 JP JP21098989A patent/JPH0374877A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650564A (en) * | 1979-10-01 | 1981-05-07 | Semiconductor Res Found | Insulated gate type static induction thyristor |
JPS62247566A (ja) * | 1986-08-21 | 1987-10-28 | Semiconductor Res Found | 静電誘導サイリスタ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008294189A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 静電誘導サイリスタ |
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