JPH0374129A - 鳥害防止器 - Google Patents

鳥害防止器

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JPH0374129A
JPH0374129A JP20865489A JP20865489A JPH0374129A JP H0374129 A JPH0374129 A JP H0374129A JP 20865489 A JP20865489 A JP 20865489A JP 20865489 A JP20865489 A JP 20865489A JP H0374129 A JPH0374129 A JP H0374129A
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JP20865489A
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JPH0474927B2 (ja
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Kenichi Washino
賢一 鷲野
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Kinki Denki Co Ltd
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Kinki Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バリヤー棒材を林立させた棒材体を、高圧送
配電用の鉄塔頂部等の取付場所の形状に副わせるように
、変更自在に角度を設定・保持できるように構成した鳥
害防止器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、高圧送配電用の鉄塔頂部に取付けられた避雷
器等に鳥が飛来し、接触して故障等のトラブルを起こす
のを防ぐのに使用する、鳥害防止器は知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種の避雷器の取付姿勢は縦型、横型
、さらには上下左右の何れかに偏向した状態等、任意で
あるのに、従来の鳥害防止器ではバリヤー棒材は取付角
度を考慮することなく固定した状態に取付けられている
ために、使用状態でしばしばバリヤー棒材が避雷器から
離れてしまい、折角取付けながら所期の効果が得られな
い、重大な課題があった。
それ故に本発明の目的は、このような課題を解決した鳥
害防止器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の鳥害防止器は、送配電用鉄塔の腕金等に取付け
られる基台に対して保持台を着脱自在に取付け、該保持
台には左右一対に長い支持杆にバリヤー棒材を林立させ
た棒材体の基端部を回動自在に支持させると共に、これ
らの棒材体は前記支持杆を任意の振り角度にて固定維持
させ、さらに該保持台の上面にバリヤー棒材の単体を複
数本星いに放射状に設けて構成される。
〔作用〕
保持器に左右一対にかつ基端部を回動自在に支持させた
各棒材体は夫々支持杆を直立させた状態で保持器と基台
を一体或いは互いに分離させて持ち運び、基台を鉄塔頂
部に取付けられた避雷器の傍に取付け、この基台に保持
器を取つける。そして、各棒材体は支持杆の振り角度を
避雷器の表面に副うようにワンタッチ操作にて変更設定
し、固定させれば、避雷器に対して各バリヤー棒材を最
適間隔に保って使用することができる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面と共に説明する。
図において1は先端を尖らせて針棒状に形威した、単体
にて使用されるバリヤー棒材である。
2は支持杆3上に複数本のバリヤー棒材4を互いに角度
を変えて林立させた棒材体であり、バリヤー棒材4は前
記バリヤー棒材1より小振りのものを使用している。
前記支持杆3の基端には円柱形状の水平軸5を固設する
。この水平軸5は一端を円弧状にし、他端寄りの外周に
凹凸面6aを設け、さらに他端面の中央に支持ピン7を
突設する。
8は中央に水平軸5を枢軸する軸孔9を設けた軸受部材
であり、円柱体を割り二分割した半体8a、8bの分割
端面の一端寄りにダボ10.10とダボ孔11.11を
対設して、これらの嵌合で合体させる。前記軸孔9は一
方の半体8aでは貫通し、他方の半体8bでは円弧側で
蓋をした盲孔状とし、孔の奥寄り周面に前記凹凸面6a
に噛合する凹凸面6bを形成し、さらに盲蓋部12の中
央に支持ピン7を挿通させるビン孔13を貫通させる。
そして、半体8a、3bの分割端面側に支持杆3が回動
自在でかつ最大角度を規制する切欠き14を設ける。ま
た、半体8aの外周面には後述するキー28を嵌挿させ
る切込み15を形成する。
16は各バリヤー棒材1、並びに各棒材体2.2の基端
、即ち軸受部材8.8を支持せる保持台であり、上型1
6aと下型16bとに二分割して形成される。また、1
7は鉄塔の腕金等に取付は固定して保持台16を着脱自
在に取付は支持させる基台であり、下面には締付ボルト
(図示せず)を挟持させる溝付きの取付板18を垂直状
に突設し、上面には一方々向に横断するアリ溝19を設
ける。
保持台16の下型16bの下面には前記アリ溝19に嵌
挿させる台部20を突設し、上面には左右一対に軸受部
材8,8の下部を支承させる円形状の凹窪部21.21
を設けて、これらの凹窪部21.21の側壁22、22
には互いに対称位置に所定幅にわたり凹凸面23a、2
3aを形威し、さらに下型16bの左右両端には凹窪部
21.21の底部を切落として、支持杆3.3を介在さ
せる開口した切込み24.24を設ける。
一方、保持台16の上型16aの下部に前記凹窪部21
、21に対応する空間部25.25を設け、上型16a
の上面と左右側面に前記切込み24.24に対向して支
持杆3.3を介在させる開口した切込み26.26及び
27.27を連通状に設ける。さらに上型16aの上面
にはキー28を移動自在に嵌挿させる円弧状溝29.2
9を開設する。これらの円弧状!29.29の外側壁面
は前記凹溝部21.21の側壁22.22と同径として
、凹凸面23a、23aと同様の凹凸面30a、30a
とし、さらにこの凹凸面30a、30aの下端沿いに支
持壁31.31を同一の円弧状にて垂設する。
そして、前記キー28の外側面の上下両端に前記凹凸面
23a及び30aに夫々噛合する凹凸面23b及び30
bを形成する。
さらに該上型16aの上面にバリヤー棒材1の基端部を
嵌挿させる嵌挿孔32を計7個開設する。これらの嵌挿
孔32は第4図に示すように上型16aの下面に突設し
た軸部32aに連通させて傾斜させ、バリヤー棒材lの
7本が互いに放射状に配置されるようにする。
前記上型16aと下型16bは四隅角に連通状にビス孔
33.33aを設け、これにビス34を挿通して−体的
に連結させる。
また、前記上型16aの上面から下型16bを貫通して
、取付板1日から基台17のアリ溝19に達する直線孔
35を穿設して連結ピン36を抜脱自在に嵌挿させて、
保持台16と基台17を連結させ、この連結ピン36を
引抜くことで保持台16を単独に取扱かえるようにして
いる。
次にこのように形成された本発明の鳥害防止器の使用例
を説明する。
先ず、保持台16と基台17とを分離させ、さらに保持
台16を上型16aと下型16bとを分離させた状態で
、下型16bの各凹窪部21.21に各棒材体2゜2の
軸受部材8.8下面を嵌挿してから上型16aを被せ、
各ビス孔33.33aにビス34を挿通して締付け、上
型16aと下型16bを一体的に連結する。
この状態で各棒材体2.2基端の水平軸5,5は夫々軸
孔9にフリーの状態に枢軸されていて、支持杆3は切欠
き14及び切込み26.27の幅一杯まで上下左右に首
を振る如くに角度を変えることができる。
そこで、これらの支持杆3を所望の角度に首振りさせた
状態で位置決めして、円弧状溝29に臨むキー28を第
6図鎖線位置から実線位置に押下げてやれば、該キー2
8が水平軸5の円弧状に形成した端面に摺接して押圧し
、水平軸5を第6図鎖線から実線の位置へ移動させて軸
孔9の凹凸面6bと水平軸5の凹凸面6aが噛合し、支
持杆3の上下の開角度を設定通りの仰角、水平或いは俯
角に固定し、さらに、同時的にキー28の背面側上下両
端に設けた凹凸面23b、30bが夫々対向する凹凸面
23a、30aに噛合して支持杆3の前後方向の向きを
設定通りに確実に固定する。
このようにして、各棒材体2.2は使用条件に合わせて
支持杆3,3の角度を決め、ついで保持台16上面に設
けた各嵌挿孔32に夫々バリヤー棒材1を嵌挿し、さら
に直線孔35に連結ピン36を挿通することで第1図に
示すように組付けは完成する。
そして、持ち運んだり、鉄塔上へ持ち上げたりするとき
は第7図に示すように各バリヤー棒材1を一旦抜脱し、
さらに各棒材体2,2は支持杆3゜3を直立した状態に
固定させれば突出部分が少なくて取扱かい易い。
第8図以降には、実際の使用状態の一例を示したもので
、第8図では、鉄塔Aの最頂部で腕金Bに基台17の取
付板18をボルト締め等により固定して取付け、各棒材
体2.2は支持杆3.3が鉄塔へ頂部に水平状で左右一
対に配設された長幹碍子C9Cの夫々中央寄りの各アー
クホンD、Dのカーブに略々副うように、各支持杆3.
3が何れも若干仰角でしかも左右で前後方向の角度を違
えて所望の角度を保つように設定し、使用条件に合うよ
うに調整しである。
また、第9図に示したものは、左右一対に鈍角をなすよ
うに配設した長幹碍子C2Cに取付けた使用例であり、
中央最頂部に配置した二連ヨーク已に基台17の取付板
18を挟着固定させ、各棒材体2.2は支持杆3.3が
各長幹碍子C5Cの設置角度に副うように夫々俯角をな
して長幹碍子C9Cの上面に平行となるように調節して
いる。
さらに、第10図に示したものは、垂直状に設置された
長幹碍子Cの頂部上で、鉄塔取付金具Fに基台17の取
付板18を固定し、各棒材体2.2は支持杆3.3が長
幹碍子Cの上部に略へ字状に配したアークホーンD、D
に副うように、二等辺三角形の二辺をなす如き俯角にて
調節し、上部で左右に突出させたアークホーンD、Dに
所定間隔を夕って平行する角度を保つようにした使用例
である。
これらの各使用例からも明らかなように本発明に係わる
鳥害防止器は各棒材体2.2は支持杆3゜3を使用環境
に合わせて上下方向並びに左右方向の何れにも自由に角
度を変えて最適の状態に調節して使用することができる
また、これらの使用状態において、例えば避雷器の保守
点検その他の工事等に際しては、保持器16より連結ピ
ン36を抜き取れば、保持器工6を基台17から取外せ
るから、棒材体2,2を所定角度に開角させたままで保
持器16を一時的に除去できて工事を支障なく行なうこ
とができ、工事終了後の再取付けも簡単にワンタッチ的
に行なえ、工事の能率を顕著に向上させることができる
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明の鳥害防止器は、保持台に左
右一対に支持させた、バリヤー棒材を林立した支持杆を
主体とする棒材体を、互いに上下方向並びに前後方向に
自由に角度を変えることができて、避雷器等の設置環境
に合致する状況で使用できるから、避雷器等に烏が飛来
したり、接触したりすることに伴なう事故発生を完全に
防止することができる。
さらに、保持台が基台に着脱自在に取付けられる構成で
あるから、鉄塔上での取付けや、取付は後の取外しもす
べて極く簡単に行なうことができて、取扱かい性に顕著
に向上することができるといった利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例に係わるもので第1図は斜視図、
第2図は要部拡大斜視図、第3図は分解斜視図、第4図
は保持台上型の下面図、第5図は要部の縦断面図、第6
図は棒材体基部の水平軸を中心にした作用説明図、第7
図は各支持杆を直立させた状態の斜視図、第8図乃至第
10図は使用状態の説明図である。 1、 4・・・バリヤー棒材、2,2・・・棒材体、3
゜3・・・支持杆、16・・・保持台、17・・・基台
、35・・・直線孔、36・・・連結ピン、A・・・送
配電用鉄塔、B・・・読合。 第2図 第5図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送配電用鉄塔の腕金等に取付けられる基台に対し
    て保持台を着脱自在に取付け、該保持台には左右一対に
    長い支持杆にバリヤー棒材を林立させた棒材体の基端部
    を回動自在に支持させると共に、これらの棒材体は前記
    支持杆を任意の振り角度にて固定維持させ、さらに該保
    持台の上面にバリヤー棒材の単体を複数本互いに放射状
    に設けたことを特徴とする鳥害防止器。
  2. (2)保持台の上面から基台に達する直線孔を穿設して
    該直線孔に連結ピンを着脱自在に嵌挿させた請求項(1
    )記載の鳥害防止器。
JP20865489A 1989-08-11 1989-08-11 鳥害防止器 Granted JPH0374129A (ja)

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JP20865489A JPH0374129A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 鳥害防止器

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JP20865489A JPH0374129A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 鳥害防止器

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JPH0374129A true JPH0374129A (ja) 1991-03-28
JPH0474927B2 JPH0474927B2 (ja) 1992-11-27

Family

ID=16559832

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017807A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Marusan Technos:Kk 鳥害防止用装置
CN107912418A (zh) * 2017-12-27 2018-04-17 郑州天舜电子技术有限公司 一种交错式电力电网用保护设备
JP2020137481A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 中国電力株式会社 鳥害防止具

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