JPH0374003A - 露光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は液晶表示装置、複写機、照明器具などの露光面
を照射する露光装置に関する。

（従来の技術） 従来のこの種の露光装置、例えば、液晶表示装置は、第
６図に示すように、液晶パネル１の内面側に拡散板２を
配置し、この拡散板２に対向した複数の光源３にこの光
源３から照射された光を拡散板２に向けて反射させる反
射体４を設け、この反射体４の反射面は鏡面に形成した
構造が採られていた。

また従来この種の液晶表示装置は、第７図および第８図
に示すように、液晶パネル１の内面側に拡散板２を配置
し、この拡散板２に対向した複数の光源３にこの光源３
から照射された光を拡散板２に向けて反射させる反射体
４を設け、この反射体４の反射面は鏡面に形成し、また
光源として略Ｕ字状の片口金形蛍光ランプ５を用い、こ
のランプ５を拡散板２に直交する方向に配置した構造が
採られていた。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来の構造の第６図に示す液晶表示装置は、鏡面の
反射面を有する反射体４を用いているため、ある視認方
向では、光源の発光部を見込む範囲と反射体を見込む範
囲の輝度差により液晶パネル面に輝度むらが発生し、あ
る視認方向では、反射面で正反射する強い反射光が得ら
れるため、高輝度面が得られるが、その方向を外れると
、輝度の低下が著しく、拡散板２上に輝度むらが生じ、
表示品質を悪化させる問題があった。すなわち第９図ａ
に示すように、反射体４に入射される光は、反射体４で
反射して指向性を有する反射光となって照射するため、
第６図のＡ方向から見た場合、光源３の直射光が照射さ
れる範囲ａと、正反射光が照射される範囲すが生じ、こ
の正反射光の範囲では、強い反射光となり、明るくなり
、またＢ方向から見た場合も、光１１１３の直射光が照
射される範囲ａ′と、反射光が照射される範囲ｂ′が生
じ、反射光の範囲では正反射の領域をはずれるため弱い
反射光となり、暗くなり、第８図すに示すように、液晶
パネル１の一側には強い影が生じる。

また第７図および第８図に示す従来の液晶表示装置では
、あらゆる視認方向で、光源の発光部を見込む範囲より
反射体を見込む範囲が大きく、その輝度差により液晶パ
ネル面１に輝度むらが発生し、平均輝度を低下させる問
題を有している。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、視認範囲の
ほとんどにおいて、光源の高輝度面を見ることができ、
露光面上の輝度差が小さく、露光面を略均−の輝度面に
形成でき、表示、照明などの品質を向上した露光装置を
提供するものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 請求項１に記載の発明の露光装置は、露光面に対向して
配設されこの露光面を照射する光源を備え、前記光源は
少くとも一対の片口金形のランプからなり、この各ラン
プは露光面に対して傾斜され中間部を交差させて配置し
、この各ランプの非発光部を前記露光面から離反する奥
側に配置したものである。

請求項２に記載の発明の露光装置は、請求項１に記載の
発明の露光装置において、各ランプの発光部の先端側を
露光面の略中心線上に配置したものである。

（作用） 請求項１に記載の発明の露光装置は、視認範囲のほとん
どにおいて、光源の高輝度面を見ることができ、光源上
の輝度差が小さく、露光面の輝度の均一性が向上される
。

請求項２に記載の発明の露光装置は、露光面の略中心線
位置の輝度が均一となり、光源上の輝度差がより小さく
、露光面の輝度の均一性がさらに向上される。

（実施例） 本発明の露光装置の一実施例の構成を液晶表示装置につ
いて、第１図ないし第４図に基き説明する。

１１は液晶表示ユニット本体で、偏平面状に形成され、
前面に複数の露光面となる液晶パネル１２が左右方向に
並列に配設され、この液晶パネル１２の背面には、拡散
板１３が配設されている。

また前記拡散板１３の背面側に光源、例えば、片口金形
の略Ｕ字状の蛍光ランプ１４が先端側を前記拡散板１３
側に位置させ取付は部１５の非発光側を奥側に位置させ
て中間部が交差するように傾斜状に配設されている。

また前記ランプ１４にはそれぞれ奥側に添接させこのラ
ンプ１４から照射されて光を前記拡散板１３側に反射さ
せる反射板１６が設けられている。この反射板１６の反
射面は白色拡散面にて形成されている。

さらに１７は駆動用回路基板で、両側上下部にそれぞれ
配設されている。またこの駆動用回路基板１丁の後端に
は信号用コネクタ１８および電源用コネクタ１ｇが接続
されている。

次にこの実施例の作用を説明する。

ランプ１４の点灯で、このランプ１４から照射された光
は直射光と、反射板１６にて反射された反射光とが拡散
板１３に向かって照射される。そして反射板１６の反射
面は、高反射、高拡散性を有している白色拡散面である
ためランプ１４から反射板１６の反射面に入射される光
はあらゆる方向に略均−に高反射率で反射され、露光面
となる表示面をみる方向によって生じる輝度むらがなく
なる。第１０図ａに示すように、反射体１６に入射され
る光は、反射体１６で反射して拡散性を有する反射光と
なって照射するため、ランプ１４の直射光が照射される
範囲と、反射光が照射される範囲とで輝度差がなくなり
、直射光の範囲で強い反射光となり、その他の範囲で極
端に弱い反射光となることがなく、全面的に明るくなり
、視認方向によって輝度むらがなくなり、第１０図すに
示すように、液晶パネル１２の一例には僅かに影が生じ
る程度となる。

またランプ１４は拡散板１３に対して傾斜して配設され
ているので、視認範囲のほとんどにおいてランプ１４の
直射光による高輝度面を見ることができ、拡散板１３上
の輝度差が小さくなり、液晶バネ・部１２の表示面の輝
度が均一になる。

前記実施例ではランプ１４に対向して反射板１６を設け
た構造について説明したが、必ずしも反射板は必要では
ない。

次に他の実施例の構成を第５図について説明する。

この実施例の構造では、露光面となる液晶パネル１２の
内側に設けた拡散板１３の背面側に光源、例えば、片口
金形の略Ｕ字状の蛍光ランプ１４が先端側を前記拡散板
１３側に位置させ取付は部１５の非発光側を奥側に位置
させて中間部が交差するように傾斜状に配設され、この
ランプ１４の発光部の先端側は露光面となる液晶パネル
１２の高さ方向の中心線Ｐ上に位置されている。

この実施例の構造では、露光面となる液晶パネル１２の
高さ方向の中心線Ｐ上の輝度が略均−となり、第１１図
に示すように、この中心線Ｐから遠ざかる周辺部は多少
輝度が低くなってもほとんど差異がなくなる。すなわち
、第１！図ａに示すように、第１図乃至第４図に示す構
造では、ランプ１４の発光部の先端側が位置する部分に
対し中心線を挟んだ部分は多少暗くなるが、第１１図す
に示すように第５ｒＩ！Ｊの構成では殆ど輝度差がなく
なる。従って、例えば、液晶表示装置のように露光面と
なる液晶パネル１２面を縦横方向に並列配置する場合に
隣接液晶パネル１２との輝度差がなくなる。

なお、前記実施例で、露光面の高さ方向の略中心線上に
ランプの先端側を配置したが、露光面の形状によっては
幅方向の略中心線上に配置することもできる。

また前記ヌ施例では、光源として片口金形の略Ｕ字状の
ランプ１４を用いたが、このランプに限らず、片口金形
の直管形で両端に電極を形成したランプ、または片口金
形で略Ｕ字状に形成され中間部を複数屈曲した形状のラ
ンプでもよい。

さらに、前記実施例では、液晶表示装置について説明し
たが、表示装置に限らず、複写機、照明器具など露光面
を照射する各種露光装置に適用できる。

〔発明の効果〕

請求項１に記載の発明によれば、光源は少くとも一対の
片口金形のランプからなり、この各ランプは露光面に対
して傾斜され中間部を交差させて配置し、この各ランプ
の非発光部を露光面から原反する奥側に配置したので、
視認範囲のはとんどにおいて、光源の高輝度面を見るこ
とができ、光源上の輝度差が小さく、露光面の輝度の均
一性が向上されるものである。

請求項２に記載の発明によれば、各ランプの発光部の先
端側を露光面の略中心線上に配置したので、露光面の略
中心線位置の輝度が均一となり、光源上の輝度差がより
小さく、露光面の輝度の均一性がさらに向上され、特に
複数の露光面を並列に配設する場合、隣接の露光面との
輝度差が殆ど感じなくなるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す露光装置の光源の配置
を示す平面図、第２図は同上正面図、第３図は同上駆動
用回路基板の配置を示す平面図、第４図は同上側面図、
第５図は本発明の他の実施例を示す露光装置の光源の配
置を示す正面図、第６図は従来の装置の説明図、第７図
は従来の装置の平面図、第８図は同上正面図、第９図ａ
、ｂは従来の装置の配光および表示面の説明図、第１０
図は本溌明の露光装置の同上配光および表示面の説明図
、 第１１図ａ。 ｂは本発明の輝度を示す説明図 である。 １２・ ・露光面となる液晶パネル、 １４・ 光源。 １釣り壮 さ１柑膚

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）露光面に対向して配設されこの露光面を照射する
   光源を備え、 前記光源は少くとも一対の片口金形のランプからなり、 この各ランプは露光面に対して傾斜され中間部を交差さ
   せて配置し、この各ランプの非発光部を前記露光面から
   離反する奥側に配置したことを特徴とする露光装置。
2. （２）各ランプの発光部の先端側を露光面の略中心線上
   に配置したことを特徴とする請求項１に記載の露光装置
   。