JPH0373748B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0373748B2 JPH0373748B2 JP59188928A JP18892884A JPH0373748B2 JP H0373748 B2 JPH0373748 B2 JP H0373748B2 JP 59188928 A JP59188928 A JP 59188928A JP 18892884 A JP18892884 A JP 18892884A JP H0373748 B2 JPH0373748 B2 JP H0373748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- liner
- cylinder body
- head
- cylinder liner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 17
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 15
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 229910001026 inconel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0085—Materials for constructing engines or their parts
- F02F7/0087—Ceramic materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はセラミクスを利用した断熱内燃機関、
特に内熱機関におけるシリンダライナの取付構造
関するものである。
特に内熱機関におけるシリンダライナの取付構造
関するものである。
[従来の技術]
耐熱性と断熱性の優れたセラミクスを内燃機関
の燃焼室の壁部に使用し、排気ガスを高温の状態
で排気タービンへ送るなどしてエネルギを回収す
ることにより熱効率を高める断熱内燃機関はすで
に提案されているが、いまだ種々の問題で実用の
段階に達していない。
の燃焼室の壁部に使用し、排気ガスを高温の状態
で排気タービンへ送るなどしてエネルギを回収す
ることにより熱効率を高める断熱内燃機関はすで
に提案されているが、いまだ種々の問題で実用の
段階に達していない。
第3図に示すように、既提案の断熱内燃機関
は、金属製のシリンダヘツド1に円筒部1aを形
成し、円筒部1aの内部にカツプ形をなすセラミ
クス製のヘツドライナ3を、上下1対の位置決め
リング12により〓間を存して嵌挿し、円筒部1
aの内端面1bとヘツドライナ3の上端面との間
に断熱ガスケツト16を介装される。ヘツドライ
ナ3の上端壁に吸(排)気ポート8が形成され、
かつ同じくセラミクス製の吸(排)気弁7により
開閉される。シリンダライナ4はシリンダ本体2
の円筒面20に嵌挿される。必要により、シリン
ダ本体2に冷却用油室21,22が備えられる。
は、金属製のシリンダヘツド1に円筒部1aを形
成し、円筒部1aの内部にカツプ形をなすセラミ
クス製のヘツドライナ3を、上下1対の位置決め
リング12により〓間を存して嵌挿し、円筒部1
aの内端面1bとヘツドライナ3の上端面との間
に断熱ガスケツト16を介装される。ヘツドライ
ナ3の上端壁に吸(排)気ポート8が形成され、
かつ同じくセラミクス製の吸(排)気弁7により
開閉される。シリンダライナ4はシリンダ本体2
の円筒面20に嵌挿される。必要により、シリン
ダ本体2に冷却用油室21,22が備えられる。
燃焼室の主要部はセラミクス製のヘツドライナ
3とセラミクス製のピストン26の冠部5とによ
り区画され、ヘツドライナ3は燃焼室の主要部か
ら離れた部分でシリンダライナ4と突き合され
る。実際には、ヘツドライナ3とシリンダライナ
4との熱膨張差による応力を回避するために、ヘ
ツドライナ3の下端面とシリンダライナ4の上端
面4aとの間に極めて僅かな〓間が備えられ、ヘ
ツドライナ3の下端面とシリンダ本体2の上端面
との間にシール部材17が介装され、シリンダヘ
ツド1はボルトによりシリンダ本体2に結合され
る。
3とセラミクス製のピストン26の冠部5とによ
り区画され、ヘツドライナ3は燃焼室の主要部か
ら離れた部分でシリンダライナ4と突き合され
る。実際には、ヘツドライナ3とシリンダライナ
4との熱膨張差による応力を回避するために、ヘ
ツドライナ3の下端面とシリンダライナ4の上端
面4aとの間に極めて僅かな〓間が備えられ、ヘ
ツドライナ3の下端面とシリンダ本体2の上端面
との間にシール部材17が介装され、シリンダヘ
ツド1はボルトによりシリンダ本体2に結合され
る。
ピストン26はセラミクス製の冠部5と金属製
のスカート部6とを、ボルト11とナツト13に
より結合して構成される。冠部5の上端面に燃料
と空気との混合を促す窪み9が設けられ、下端周
縁に沿つて突条10が備えられる。
のスカート部6とを、ボルト11とナツト13に
より結合して構成される。冠部5の上端面に燃料
と空気との混合を促す窪み9が設けられ、下端周
縁に沿つて突条10が備えられる。
スカート部6は外周壁にピストンリング41,
42を装着される一方、上端周縁に円筒部14を
形成され、円筒部14に前述した冠部5の突条1
0が嵌合される。また、スカート部6の上端部中
心に突部15が形成され、突部15に冠部5が載
置され、前述のように両者を貫通するボルト11
にナツト13を螺合して結合される。
42を装着される一方、上端周縁に円筒部14を
形成され、円筒部14に前述した冠部5の突条1
0が嵌合される。また、スカート部6の上端部中
心に突部15が形成され、突部15に冠部5が載
置され、前述のように両者を貫通するボルト11
にナツト13を螺合して結合される。
上述の断熱内燃機関では、燃料の燃焼期間の大
半がヘツドライナ3と冠部5とにより囲まれる空
間で行われ、ヘツドライナ3とシリンダライナ4
との突合せ部は、燃焼ガスの温度が最高になる部
分から離れているので、シール部材17の熱負荷
が軽減される。
半がヘツドライナ3と冠部5とにより囲まれる空
間で行われ、ヘツドライナ3とシリンダライナ4
との突合せ部は、燃焼ガスの温度が最高になる部
分から離れているので、シール部材17の熱負荷
が軽減される。
ヘツドライナ3にはチツ化ケイ素(Si3N4)
が、シリンダライナ4には普通の鋳鉄または熱伝
導率の小さいチツ化ケイ素が、冠部5にはチツ化
ケイ素がそれぞれ用いられる。
が、シリンダライナ4には普通の鋳鉄または熱伝
導率の小さいチツ化ケイ素が、冠部5にはチツ化
ケイ素がそれぞれ用いられる。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、上述のようにヘツドライナ3とシリ
ンダライナ4とが直接衝合しないように、ヘツド
ライナ3とシリンダ本体2との間にシール部材1
7が介装される構造では、シリンダ本体2とシリ
ンダライナ4との熱膨張率の相違から両者の嵌合
部に〓間が生じると、燃焼室の燃焼ガスがヘツド
ライナ3の下端面とシリンダライナ4の上端面と
の〓間から、シリンダ本体2の円筒面20とシリ
ンダライナ4の外周面との間の〓間を経てクラン
ク室へ吹き抜ける恐れがある。
ンダライナ4とが直接衝合しないように、ヘツド
ライナ3とシリンダ本体2との間にシール部材1
7が介装される構造では、シリンダ本体2とシリ
ンダライナ4との熱膨張率の相違から両者の嵌合
部に〓間が生じると、燃焼室の燃焼ガスがヘツド
ライナ3の下端面とシリンダライナ4の上端面と
の〓間から、シリンダ本体2の円筒面20とシリ
ンダライナ4の外周面との間の〓間を経てクラン
ク室へ吹き抜ける恐れがある。
ヘツドライナ3を直接シリンダライナ4の上端
面に強く衝合すれば、上述の問題は解消される
が、その場合には熱応力によりヘツドライナ3ま
たはシリンダライナ4が割れる恐れがある。
面に強く衝合すれば、上述の問題は解消される
が、その場合には熱応力によりヘツドライナ3ま
たはシリンダライナ4が割れる恐れがある。
実開昭58−169137号公報)に開示されるセラミ
クス製シリンダライナの取付構造では、シリンダ
ヘツドをシリンダ本体へ結合するボルトの締付力
に対して、緩衝リングが撓んでシリンダライナが
受ける圧縮荷重を緩和し、また緩和リングのばね
力により、シリンダライナの上端面をガスケツト
へ押し付けて、燃焼ガスがシリンダライナの外側
へ洩れるのを防止する。
クス製シリンダライナの取付構造では、シリンダ
ヘツドをシリンダ本体へ結合するボルトの締付力
に対して、緩衝リングが撓んでシリンダライナが
受ける圧縮荷重を緩和し、また緩和リングのばね
力により、シリンダライナの上端面をガスケツト
へ押し付けて、燃焼ガスがシリンダライナの外側
へ洩れるのを防止する。
しかし、上述の取付構造では、断熱性を高める
ために、シリンダ本体にセラミクス製シリンダラ
イナを備えるだけでなく、シリンダヘツドにもカ
ツプ形のセラミクス製ヘツドライナを備えた場合
に、ヘツドライナとシリンダライナとが互いに衝
突しないように、両者の間に〓間を積極的に設け
ることはできない。また、上述の取付構造では、
ガスケツトの熱負荷が非常に大きく、耐久性に問
題があり、長期使用の内に一旦シリンダヘツドの
下端面とシリンダライナの上端面との間に〓間が
生じると、燃焼ガスの吹き抜けを抑えることはで
きなくなる。
ために、シリンダ本体にセラミクス製シリンダラ
イナを備えるだけでなく、シリンダヘツドにもカ
ツプ形のセラミクス製ヘツドライナを備えた場合
に、ヘツドライナとシリンダライナとが互いに衝
突しないように、両者の間に〓間を積極的に設け
ることはできない。また、上述の取付構造では、
ガスケツトの熱負荷が非常に大きく、耐久性に問
題があり、長期使用の内に一旦シリンダヘツドの
下端面とシリンダライナの上端面との間に〓間が
生じると、燃焼ガスの吹き抜けを抑えることはで
きなくなる。
本発明の目的は従来の構成に変更を加えない簡
単な構造で、燃焼室の燃焼ガスがシリンダライナ
とシリンダ本体との〓間を経てクランク室へ吹き
抜けるのを防止する、内燃機関におけるシリンダ
ライナの取付構造を提供することにある。
単な構造で、燃焼室の燃焼ガスがシリンダライナ
とシリンダ本体との〓間を経てクランク室へ吹き
抜けるのを防止する、内燃機関におけるシリンダ
ライナの取付構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の構成はシ
リンダヘツドの下面の円筒部へ嵌挿したカツプ形
をなすセラミクス製のヘツドライナの下端面とシ
リンダ本体の円筒部へ嵌挿したセラミクス製のシ
リンダライナの上端面との間に〓間を備え、シリ
ンダ本体の円筒部とシリンダライナの各下端部に
断面V形の環状溝を形成し、シリンダ本体とシリ
ンダライナの嵌合部を封止する弾性シール部材
を、シリンダ本体に結合した押え板により環状溝
へ圧接したものである。
リンダヘツドの下面の円筒部へ嵌挿したカツプ形
をなすセラミクス製のヘツドライナの下端面とシ
リンダ本体の円筒部へ嵌挿したセラミクス製のシ
リンダライナの上端面との間に〓間を備え、シリ
ンダ本体の円筒部とシリンダライナの各下端部に
断面V形の環状溝を形成し、シリンダ本体とシリ
ンダライナの嵌合部を封止する弾性シール部材
を、シリンダ本体に結合した押え板により環状溝
へ圧接したものである。
[作用]
シリンダライナの下端部とシリンダ本体との間
に装着した弾性シール部材は、シリンダ本体とシ
リンダライナの嵌合部を封止し、ヘツドライナの
下端面とシリンダライナの上端面との間に備えら
れた僅かな〓間から、シリンダライナとシリンダ
本体の円筒部との〓間へ燃焼室の燃焼ガスが流れ
込んでも、クランク室へ吹き抜けるのを防止す
る。
に装着した弾性シール部材は、シリンダ本体とシ
リンダライナの嵌合部を封止し、ヘツドライナの
下端面とシリンダライナの上端面との間に備えら
れた僅かな〓間から、シリンダライナとシリンダ
本体の円筒部との〓間へ燃焼室の燃焼ガスが流れ
込んでも、クランク室へ吹き抜けるのを防止す
る。
[発明の実施例]
第1図に示すように、本発明はシリンダライナ
4の下端面4bの外周側を斜め(テーパ)に面取
する一方、同様にシリンダ本体2の円筒面20の
下端部を面取りして両者の間にV形の環状溝を形
成し、環状溝に所定断面形状の弾性シール部材3
3を嵌合し、さらに環状の押え板31をシリンダ
本体2の円筒面20を形成する壁部の下端面に押
し当てボルト32により締結したものである。第
3図に示すように、押え板31は相隣接するシリ
ンダ本体2との関係で外形がほぼ楕円形に構成さ
れ、両側に各2本のボルト32を挿通する穴35
が設けられる。
4の下端面4bの外周側を斜め(テーパ)に面取
する一方、同様にシリンダ本体2の円筒面20の
下端部を面取りして両者の間にV形の環状溝を形
成し、環状溝に所定断面形状の弾性シール部材3
3を嵌合し、さらに環状の押え板31をシリンダ
本体2の円筒面20を形成する壁部の下端面に押
し当てボルト32により締結したものである。第
3図に示すように、押え板31は相隣接するシリ
ンダ本体2との関係で外形がほぼ楕円形に構成さ
れ、両側に各2本のボルト32を挿通する穴35
が設けられる。
燃焼ガスの温度は燃焼ガスがシリンダライナ4
の下端部へ達するまでにかなり低下するので、環
状の弾性シール部材33には一般に用いられるゴ
ム、合成樹脂、金属などでもよいが、耐熱製に優
れたフツ素系ゴム、ステンレス、インコネルなど
が好ましい。
の下端部へ達するまでにかなり低下するので、環
状の弾性シール部材33には一般に用いられるゴ
ム、合成樹脂、金属などでもよいが、耐熱製に優
れたフツ素系ゴム、ステンレス、インコネルなど
が好ましい。
[発明の効果]
本発明は上述のように、シリンダヘツドの下面
の円筒部へ嵌挿したカツプ形をなすセラミクス製
のヘツドライナの下端面とシリンダ本体の円筒部
へ嵌挿したセラミクス製のシリンダライナの上端
面との間に〓間を備え、シリンダ本体の円筒部と
シリンダライナの各下端部に断面V形の環状溝を
形成し、シリンダ本体とシリンダライナの嵌合部
を封止する弾性シール部材を、シリンダ本体に結
合した押え板により環状溝へ圧接したものである
から、熱膨張に伴いセラミクス製ヘツドライナと
セラミクス製シリンダライナとの衝突による損傷
を回避でき、かつ燃焼ガスがシリンダライナとシ
リンダ本体円筒部との〓間を経てクランク室へ吹
き抜けるのを完全に防止できる。
の円筒部へ嵌挿したカツプ形をなすセラミクス製
のヘツドライナの下端面とシリンダ本体の円筒部
へ嵌挿したセラミクス製のシリンダライナの上端
面との間に〓間を備え、シリンダ本体の円筒部と
シリンダライナの各下端部に断面V形の環状溝を
形成し、シリンダ本体とシリンダライナの嵌合部
を封止する弾性シール部材を、シリンダ本体に結
合した押え板により環状溝へ圧接したものである
から、熱膨張に伴いセラミクス製ヘツドライナと
セラミクス製シリンダライナとの衝突による損傷
を回避でき、かつ燃焼ガスがシリンダライナとシ
リンダ本体円筒部との〓間を経てクランク室へ吹
き抜けるのを完全に防止できる。
本発明は従来の機関の主要部を変更しないで適
用でき、弾性シール部材は熱負荷の最も軽いシリ
ンダの下端部に配設されるので、一般的な材料を
採用しても耐久性に問題がないなど、コスト節減
に役立つ。
用でき、弾性シール部材は熱負荷の最も軽いシリ
ンダの下端部に配設されるので、一般的な材料を
採用しても耐久性に問題がないなど、コスト節減
に役立つ。
第1図は本発明に係るシリンダライナの取付構
造を備えた内燃機関の要部を示す正面断面図、第
2図は同機関における弾性シール部材を支持する
押え板の平面図、第3図は同機関の正面断面図で
ある。 1:シリンダヘツド、2:シリンダ本体、3:
ヘツドライナ、4:シリンダライナ、33:弾性
シール部材、20:円筒面、26:ピストン、3
1:押え板、32:ボルト。
造を備えた内燃機関の要部を示す正面断面図、第
2図は同機関における弾性シール部材を支持する
押え板の平面図、第3図は同機関の正面断面図で
ある。 1:シリンダヘツド、2:シリンダ本体、3:
ヘツドライナ、4:シリンダライナ、33:弾性
シール部材、20:円筒面、26:ピストン、3
1:押え板、32:ボルト。
Claims (1)
- 1 シリンダヘツドの下面の円筒部へ嵌挿したカ
ツプ形をなすセラミクス製のヘツドライナの下端
面とシリンダ本体の円筒部へ嵌挿したセラミクス
製のシリンダライナの上端面との間に〓間を備
え、シリンダ本体の円筒部とシリンダライナの各
下端部に断面V形の環状溝を形成し、シリンダ本
体とシリンダライナの嵌合部を封止する弾性シー
ル部材を、シリンダ本体に結合した押え板により
環状溝へ圧接したことを特徴とする、内燃機関に
おけるシリンダライナの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18892884A JPS6166849A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 内燃機関におけるシリンダライナの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18892884A JPS6166849A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 内燃機関におけるシリンダライナの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6166849A JPS6166849A (ja) | 1986-04-05 |
JPH0373748B2 true JPH0373748B2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=16232340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18892884A Granted JPS6166849A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 内燃機関におけるシリンダライナの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6166849A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58169137U (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-11 | トヨタ自動車株式会社 | セラミツクス製シリンダライナの取付構造 |
-
1984
- 1984-09-11 JP JP18892884A patent/JPS6166849A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6166849A (ja) | 1986-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3701239B2 (ja) | 内燃機関 | |
JPH0373748B2 (ja) | ||
CA2067393A1 (en) | Cylinder head/cylinder sealing device for a reciprocating pressurized gas machine | |
US20070170661A1 (en) | Fire ring seal | |
JP3104090U (ja) | 内燃エンジン | |
JPH05187309A (ja) | 内燃機関のシリンダ構造 | |
JP2855926B2 (ja) | 内燃機関のシリンダ | |
JPS6218676Y2 (ja) | ||
JPS6166848A (ja) | 断熱ピストン | |
JPH0435562Y2 (ja) | ||
JPS63235648A (ja) | エンジンの断熱ピストン構造 | |
JPH0226701B2 (ja) | ||
JPH0357299B2 (ja) | ||
JPH037561Y2 (ja) | ||
JPH0424117Y2 (ja) | ||
JPS6321700Y2 (ja) | ||
JPH068621B2 (ja) | 断熱エンジンのシ−ル構造 | |
JPH0238027Y2 (ja) | ||
JPH0118817Y2 (ja) | ||
JPH0533714Y2 (ja) | ||
JP2591062Y2 (ja) | 排気マニホルドの取付構造 | |
JPH0319902B2 (ja) | ||
JPH0236925Y2 (ja) | ||
JPH0247250Y2 (ja) | ||
JPH0131023B2 (ja) |