JPH0373408A - 強磁性薄膜型磁気記録媒体 - Google Patents

強磁性薄膜型磁気記録媒体

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JPH0373408A
JPH0373408A JP17241489A JP17241489A JPH0373408A JP H0373408 A JPH0373408 A JP H0373408A JP 17241489 A JP17241489 A JP 17241489A JP 17241489 A JP17241489 A JP 17241489A JP H0373408 A JPH0373408 A JP H0373408A
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JP
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magnetic recording
thin film
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ferromagnetic thin
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JP17241489A
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Yasuyuki Yamada
泰之 山田
Hiroshi Hashimoto
博司 橋本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体、特に高密度記録用の強磁性薄膜
型磁気記録媒体に関し、特にその走行耐久性、スチル耐
久性、摩擦特性が改良された強磁性薄膜型磁気記録媒体
に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
高密度磁気記録媒体では記録密度向上の為、非磁性支持
体フィルムの表面が極めて平滑なものを使用している。
前記非磁性支持体フィルムの表面性が平滑であると搬送
ローラーに対する摩擦抵抗が大となり、しばしば蛇行を
起こしたり、シワが生じたりする。又、前記非磁性支持
体フィルム間の摩擦抵抗が増大し巻取りロールの形状に
歪みが生じたりもする。特に、最近蒸着、スパッタリン
グ等により、Go−Ni、、Co−Cr、Fe−N等の
強磁性gi膜を設けた磁気記録媒体も開発されつつある
が、磁性層として、強磁性粉末及び結合剤樹脂を主体と
する塗布型の磁性層にくらべて、はるかに平滑であり、
かつ薄いので上記問題は更に増大している。
これらの問題を解決する為に種々の試みがなされてきて
いる。それは磁性層と支持体の中間に塗布型の中間層を
設けることである。この中間層は場合により、下地層と
も呼ばれることもある。
例えば特開昭56−116115号公報、特開昭51−
128683号公報、2時間開54−94574号公報
、特開昭56−10455号公9!。
特開昭56−16937号公報では非磁性支持体の表面
形状を微細且つ、均一に粗面化することによりヘッドタ
ッチを良好にし、更に走行性も改良しようとするもので
ある。更に特開昭58−68227号公報では0.01
〜0.2μmの微粒子を局在せしめた粒状、又はミ5ズ
状皮膜を表面に有するプラスチンクフイルム上に強磁性
薄膜を形成させる方法が記載されている。又更に特開昭
59−48825号公報ではコロイド状シリカをバイン
ダーと共に下地層として配設して高さ30〜500Åの
粒子状突起を1ooo個/ am ”以上とする提案が
なされている。
しかし、これらの方法においては、粒子を均一に結合剤
中に分散させ、はぼ均一に分散された状態で下地層とし
て支持体上に配設することが難しく、現在のところ高密
度記録用の磁気記録媒体として満足するべき特性を安定
に賦与しうるには至っていない。
〔発明が解決しようとする問題点] 高密度記録用の金属薄膜型磁気記録媒体用の下地層とし
て超微粒子を含有した層に於 て層中の微粒子が充分に
分散されずに凝集された形で、支持体上に配設されてし
まうので、■ヘッドと磁性層間の間隙損失が大きくなり
出力が低下したり、■スチル耐久性が短かくなる原因と
なり、更に■走行耐久性が劣ると云う問題点が残されて
いる。
本発明の目的は、高密度記録用の強磁性薄膜型磁気記録
媒体の非磁性中間層において超微粒子が均一に分散され
た、走行性、耐久性の優れた磁気記録媒体を提供するこ
とである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記本発明の目的は、非磁性支持体と磁性層との中間に
結合剤樹脂と超微粒子を含有してなる非磁性中間層を有
する強磁性薄膜型磁気記録媒体に於いて、該超微粒子の
直径が5乃至250nmであり且つ前記結合剤樹脂が極
性基として少なくとも一5o、M、−0H1OS 03
M、−COOM、   0M H,、L i、Na、K、又は炭化水素基、R:H、ア
ルキル基、X:ハロゲン)のいずれかを含有することを
特徴とする強磁性fIIII型磁気記録媒体もしくは、
非磁性支持体と磁性層との中間に結合剤樹脂と超微粒子
を主体とする非磁性中間層を有する強磁性薄膜型磁気記
録媒体において、咳超微粒子の直径が5乃至250 n
mでありかつ該結合剤樹脂の動力学的損失係数(tan
δ)のピーク温度が10乃至90℃であることを特徴と
する強磁性薄膜型磁気記録媒体にまり達成される。
本発明の強磁性薄膜型磁気記録媒体において、非磁性支
持体と磁性層との非磁性中間層の結合剤樹脂として、−
sow M、−OH,−3o、M、−COOM、−PO
(OM)ヨ、−NR□、−NRlX(但し、Mは、K又
は炭化水素基、Rは、H又はアルキル基、Xは、ハロゲ
ン原子を表す、)のいずれかの極性基を含有する結合剤
樹脂を使用した場合は、5乃至250nmの超微粒子が
均一に分散されるので前記非磁性中間層は、凹凸の高さ
の上面が比較的揃い、従ってヘッドとの接触が均一にな
りスチル耐久性の向上をもたらしている。さらに、前記
非磁性中間層の表面には微小でかつ大きさ、分布共に均
一な凹凸があるので、ヘッド等との接触面積が小さく、
摩擦係数も小さく、また大きな凝集ブツによるヘッドの
スキップがなく、間隙損失が小さくなって出力の低下が
少なくなる。
本発明の強磁性薄膜型磁気記録媒体において、非磁性支
持体と磁性層との非磁性中間層の結合剤樹脂として、力
学的損失係数(tanδ)のピーク温度が10乃至90
 ’Cである結合剤樹脂を使用した場合は、真空蒸着時
に加わる熱に耐えて蒸着される磁性層の表面性が比較的
平滑である。
そのため、■ヘッドとの接触がスムースであり、スチル
耐久性が向上する。
■ヘッドと前記磁性層表面の接触が緊密であり、間隙損
失がなくなり出力が向上する。
■走行耐久性が向上する。
と云う効果がもたらされる。
本発明における結合剤樹脂の力学的損失係数(tanδ
)のピーク温度は、結合剤樹脂の皮膜の粘弾性特性を周
波数110Hz、昇温速度2 dos/分の条件で測定
したときの値で表L7たものである。
本発明の強磁性IM型磁気記録媒体の前記非磁性中間層
に用いる前記超微粒子としては、各種の無機粉末、有機
粉末を使用することができ、中でもT I Ot、 F
 e 103、CaC0a、Ba5Oa、Si()g、
Al!202、SiC,CrzOs等の無機粉末が好ま
しく、特に好ましくはS i Ot、A f gos 
、S i C,Cr tch等の壬−ス硬度が6以上の
無機粉末が走行耐久性の点で好まし2い。
最も好ましいものはS10.であり、しかもシリカゲル
と称される有機溶媒中に不定形の無水ケイ酸(シリカ)
微粒子が分散されたものである。
前記超微粒子の粒子サイズは直径が5乃至250nmの
であって、望ましくは10〜80nrr+である1粒子
サイズが小さいとスチル耐久性及び走行性改善への寄与
が小さく、逆に粒子サイズが大きいとヘンF′と記録媒
体間の間隙損失が大きくなり出力が充分に得られなくな
るので好ましくない。
なお、前記超微粒子の直径とは、粒子の最大径のことで
ある。
本発明の強磁性薄膜型磁気記録媒体の前記非磁性中間層
に使用される結合剤樹脂のうち、少くとも一503M、
  OH,0305M、−COOM、れかの極性基を含
有するポリマーとしてはポリウレタン、ポリエステル、
塩酢ビ系樹脂が好ましく、分子量として数平均分子量で
1万〜10万程度のものが良い2分子量が小さすぎると
非磁性支持体との密着が悪くなり、大きすぎると前記超
微粒子の均一分散が困難となる。又これらの極性基の濃
度としては1 x 10−”eq/ gからI X 1
0−’eq/gが良く、好ましくはI X 10−”e
q/ gから7×10 ”’eq/ gである。極性基
の濃度が高いと前記結合剤樹脂の有m溶剤への溶解性が
悪くなり、逆に極性基濃度が低いと本願の目的である超
微粒子の均一な分散が困難となる。
また、本発明の強磁性薄膜型磁気記録媒体の前記非磁性
中間層に使用される力学的損失係数(tanδ)のピー
ク温度が10乃至90’Cである結合剤樹脂としては、
例えば、 スタフィックス(富士フィルム■製ポリエステル樹脂)
、 バイロン#200(東洋紡■製ポリエステル樹脂)、 パイロナール#1400(東洋紡■製ポリエステル樹脂
)、 400X110A(日本ゼオン@製、ポリ塩化ビニル樹
脂)、 tJR−8200(東洋紡■製ポリウレタン柑脂)、 N−2301(日本ポリウレタン■製ポリウレタン樹脂
)、 等が好ましく、さらにその分子内に一3o、M、−0H
1S Oz M 、  C00M、−PO(OM)、、
−NR,、−NR3X (但し、Mは、H,Li、Na
、K又は炭化水素基、Rは、H又はアルキル基、Xは、
ハロゲン原子を表す、)のいずれかの極性基があると本
発明の目的を効果的に連成することができる。
本発明における結合剤樹脂の力学的損失係数(tanσ
)のピーク温度は、結合剤樹脂単一の皮膜を25μm厚
さの皮膜となし、粘弾性測定装置を用いて測定された。
そのときの測定条件は前述したように昇温温度2℃/分
周波数110Hzである。
力学的損失係数(tanδ)のピーク温度が10℃未満
であると蒸着又はスパッター時の熱負けにより磁性層の
表面が均一にならない。
また力学的損失係数(tanδ)のピーク温度が、90
℃を越えると支持体との密着が低下して、強磁性薄膜型
磁気記録媒体を長時間走行させると媒体エノジから磁性
層が欠落するようにもなり問題となる。
また、分子量としては数平均分子量で1万乃至lO万で
あることが望ましい。
また、本発明の強磁性簿膜型磁気記録媒体の前記非磁性
中間層における前記超微粒子の配設密度は1乃至100
個/μ+yfであることが望ましい。
さらに好ましい範囲は3〜70催/μポ、最も好まL<
は4〜30催/μポである。この範囲外の少い方だとμ
(直も高くなり、スチルも劣るこの範囲外の多い方だと
、を磁変換特性的にノイズが大きくなり好ましくない。
本発明の強磁性’ill膜型磁気記録媒体の前記非磁性
中間層における前記超微粒子と前記結合剤樹脂の混合割
合は、!Ii量比で1./3乃至l/80である。
前記超微粒子を前記結合剤樹脂中に分散し、得られた塗
布液を、非磁性支持体上に塗布し、乾燥して前記非磁性
中間層を形成する。
前記非磁性中間層の膜厚は、望ましい範囲は1nrn乃
至1100nであり、更に好ましい範囲は3〜50nm
である。これらの範囲外では本願の目的とする特性が得
られない。
本発明の強磁性薄膜型磁気記録媒体の前記非磁性中間層
用の塗布液の分散、調合、塗布の際に使用する有a溶媒
としては、任意の比率でアセトン、メチルエチルケト〉
′、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソ
ホロン、テトラヒドロフラン等のケトン系;メタノール
、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソブチル
アルコール、イソプロピルアルコール、メチルシクロヘ
キサノールなどのアルコール系;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピル、
乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエーテル等のエ
ステル系;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、グ
リコールジメチルエーテル、グリコールモノエチルエー
テル、ジオキサンなどのエーテル系;ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クレゾール、クロルベンゼン、スチレン
などのタール系(芳香族炭化水素〉;メチレンクロライ
ド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホルム、
エチレンクロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化
炭化水素、N、N−ジメチルホルムアルデヒド、ヘキサ
ン等のものが使用できる。
本発明に使用される非磁性支持体の素材としては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフ
タレート等のポリエステル類;ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン類、セルローストリアセテー
ト等のセルロース誘導体、ポリカーボネート、ポリイミ
ド、ボリア逅トイミド等のプラスチック、さらにアルミ
ニウム、またはその合金、銅、ガラス、セラミックス等
が用いられる。
本発明の強磁性薄膜型磁気記録媒体の中間層を設ける際
、前記超微粒子を前記結合剤樹脂とよく混練して分散さ
せる為にはロールミル、サンドグライングーミル、ボー
ルミル、高速撹拌ミル等の一般市販されている混線分敵
機が利用出来これにより塗布液を作ることが出来る。出
来た塗布液は、バーコーター、コイルバーコーター、マ
イクログラビヤコーター、ドクターブレードコーター、
リバースロールコータ−、カーテンコート、エクストロ
ーションコーター等により、塗布出来、乾燥工程を経て
非磁性中間層を非磁性支持体上に塗布する事が出来る。
乾燥温度、乾燥用の風量等は均一に乾燥出来る条件から
選ばれる。
上記のようにして形成された非磁性中間層上に蒸着、ス
パッタリング等の真空成膜技術によって強磁性yI膜か
らなる磁性層を設ける。
本発明に適用される強磁性薄膜の形成性は真空槽内で膜
を形成する方法あるいはメツキ法によればよく、金属薄
膜の形成速度の速いこと、製造工程が簡単であること、
あるいは排液処理等の必要のないこと等の利点を有する
真空槽内で膜を形戒する真空成膜法が好ましい。ここで
いう真空成膜法とは希薄な気体あるいは真空空間中にお
いて析出させようという物質またはその化合物を蒸気あ
るいはイオン化した蒸気として基体となる支持体上に析
出させる方法で真空蒸着法、スパッタリング法、イオン
ブレーティング法、化学気相メツキ法等がこれに相当す
る。
さらに本発明の強磁性薄膜型磁気記録媒体において磁性
層となるべき強磁性薄膜としては鉄、コバルト、ニッケ
ルその他の強磁性金属あるいはFe−Co、Fe−Ni
、Fe−N、Co−Ni。
Fe−3i、Fe−Rh、Go−PSCo−B1Co−
5i、Go−V、Co−Y、、Co−La。
Co−Ce、Co−Pr、Co−3m、C。
Pt、、Co−Mn、Fe−Co−Ni、C。
N i −P、 Co−N 1−BSCo−N t −
Ag。
Co−Ni−Na、Co−Ni−Ce5Co−Ni−Z
n、、Co−N1−Cu、、Co−Ni −W。
Co−Ni−Re、Co−3m−Cu等の強磁性合金又
はFe−N5Fe−N−○等を真空槽内で膜を形威する
方法あるいはメツキ法によって薄膜状に形成せしめたも
ので、その膜厚は磁気記録媒体として使用する場合0.
05μm〜2μmの範囲であり特に0.1μm〜0.4
μmが好ましい。
また本発明の強磁性薄膜型磁気記録媒体上には潤滑剤、
防錆剤等を塗布することによりさらに走行耐久性を向上
せしめ、さらに、潤滑剤、防錆剤等をバック層の中に含
有させ補給する事も可能である。
7、/ 〔発明の効果〕 極性基を含有した結合剤樹脂もしくは、力学的m失係数
(tanδ)のピーク温度が10乃至90 ’Cである
結合剤樹脂を用いて5乃至250nmの超微粒子が均一
に分散された非磁性中間層を設けることにより出力が大
きくかつ走行耐久性の優れた強!B性′gJ膜を磁性層
とする磁気記録媒体を得ることができる。
以下の実施例をもって本発明の効果を更に具体的に説明
するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
(実施例−1) 非磁性支持体として厚さlOIIm、巾Loomのポリ
エチレンテレフタレートフィルムに対して次に示す成分
A、威分Bおよび成分Cよりなる塗布液を塗布して10
0℃の熱風で強制乾燥して乾燥膜j!J、8nmの非磁
性中間層を得た。
(成分A) ポリエステル樹脂(ネオペンチルグリコール−イソフタ
ル酸系(結合剤樹脂) 分子量 4,5万      12重量部5OsNaと
して3. 5 X 10−”eq/gシクロヘキサノン
/MEK (wt比6/4)による固形分10%溶液)(成分B) シリカコロイドゾル(超微粒子) (S i O1粒子径: 20 nm)シクロヘキサノ
ン/MEK (wt比6/4)中に固形分5%混入 2重量部 (成分C) シクロヘキサノン/MEK(wt比6/4)786重量
部 次にこの非磁性中間層の七に第1図に示した巻取り式真
空蒸着装置Iを用いて斜めW着法によりCo−Nt (
Ni−20a L%)の蒸着磁性薄膜を形威し磁気テー
プ原反を作製した。マスク13により規制される蒸気流
の入射角(冷却キャン9上に立てた法線とCo−Ni蒸
気流とのなす角)は35@である。ガス導入口14.1
5より酸素ガスを導入しつつ蒸着を行った。
非磁性支持体6の搬送速度は20m/分で、磁性層のI
t!Jffとしては2000Åとした。更にこれらの上
にパーフルオロポリエーテル系潤滑剤を80入の厚さと
なるように塗布した。
次いで、巻き取られた原反日を8m/m巾にツスリソト
して、8mビデオテープ用の強磁性Fil型磁気記録媒
体の試料#1を得た。
また、結合剤樹脂として使用した前記ポリエステル樹脂
の皮膜をメチルエチルケトン/トルエン(9/I重量比
)を溶媒とした20%溶液から、キャスティング法によ
り乾燥厚味25μmになる様に作成した。
これらについて動的粘弾性測定装置を用いて昇温温度2
deg/分、振動周波数110Hzにより動的弾性率か
ら力学的tX失係数tanδのピーク温度を求めたとこ
と65℃であった。
(実施例−2) (成分A)のポリエステル樹脂を塩化ビニル樹脂に代え
た他は実施例−1と同一の条件で強磁性薄膜型磁気記録
媒体の試料#2を得た。
(実施例−3) (成分A)のポリエステル樹脂をポリウレタンに代えた
以外は、実施例−1と同一の条件で強磁性薄膜型磁気記
録媒体の試料#3を得た。
(比較例−1) (成分A)のポリエステル樹脂を極性基がない塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体(78−22wt比 重合度4
20)代えた以外は、実施例−1と同一の条件で強磁性
薄膜型磁気記録媒体の試料#C−1を得た。
(比較例−2) (成分A)のポリエステル樹脂を極性基がないポリエス
テル樹脂(分子量4.5万、5OsNaが3.5X10
−”当1/ダラム)に代えた以外は、実施例−月と同一
の条件で強磁性薄膜型磁気記録媒体の試料#C−2を得
た。
(実施例−4) 実施例−1に於ける酸分6)のシリカコロイドゾルを直
径が60nmの以下の微粒子に代えて強磁性薄膜型磁気
記録媒体の試料#4〜#10を得た。
試料#4・・・・・・・・・・・・keto3試料#5
・・・・・・・・・・・・SiC試料#6・・・・・・
・・・・・・Cr、O。
試料#7・・・・・・・・・・・・T i Oz試料#
8・・・・・・・・・・・・Fe!Os試料#9・・・
・・・・・・・・・CaCO3試料#10・・・・・・
・・・B a S Oa(実施例−5) (成分A)のポリエステル樹脂における5o3Naの濃
度を次の様に変えた以外は、実施例−1と同一の条件で
強磁性gi膜型磁気記録媒体の試料#1−#16を得た
#11で用いたポリエステル樹脂は、(シクロヘキサノ
ン/MEK)溶媒中への溶解性があまりよくなく、また
、成分Bのシリカコロイドゾルの分散も良くなく凝集塊
があった。また、#1Gで用いたポリエステル樹脂の場
合は、成分Bのシリカコロイドゾルの分散が充分になさ
れない超微粒子のa集がみられた。
(実施例−6) (成分B)の量を変えて、非磁性中間層の超微粒子の配
設密度を以下のようにした以外は実施例1と同一の条件
の強磁性金属薄膜の試料#17〜#22を得た。
試料#17・・・・・・・・・超微粒子の配設密度0個
/μ (成分Bを加え なかった。) 試料#18・・・・・・・・・超微粒子の配設密度1個
/μボ 試料#19・・・・・・・・・超微粒子の配設密度5個
/μM 試14#!20・・・・・・・・・超微粒子の配設密度
10個/μnf 試F1#21・・・・・・・・・超微粒子の配設密度1
5個/μM 試料#22・・・・・・・・・超微粒子の配設密度30
個/μnf 以上のようにして得られた強磁性薄膜型磁気記録媒体の
試料#l〜#22、#C−1、#C−2のスチル耐久性
、7MHz出力、10分分長o。
バスの出力低下及び非磁性中間層における超微粒子の均
一分散性を以下のような条件で測定したや得られた結果
を第1表に示す。
評価条件は以下の通りである。
使用した評価機はいずれも富士写真フィルム■製フシッ
クスM−6の改造機であった。
■スチル耐久性:20gの荷重がテープにかかる状態で
23℃20%RI(の雰囲気にて測定した。H初の出力
よりも3dB低下する迄の時間を測った。
■7 M Hz出カニ7MHzの周波数で録再した時の
最大出力を試料#lを基準(OdB>として相対値で示
した。測定環境条件は23’C50%RHであった。
■120分長10Oバスの出力低下:カラーパー信号を
録再した時のRF出力の初期値からの低下量を測った。
測定環境条件は23℃50%RHであった。
■均一分散性: FE−3EMで50,000倍の倍率
で写真撮影し、これにより評価を行った。
〔実施例−7〕 ($、分A)として、主成分のネオペンチルグリコール
とイソフタル酸の成分比が異なりその被膜の力学的損失
係数(tanδ)のピーク温度が8℃であるポリエステ
ル樹脂を使用した以外、実施例−1と同一の条件で8閣
ビデオ用の強磁性薄膜型磁気記録媒体の試t’4#23
を得た。
(実施例−8) (成分A)として、主成分のネオペンチルグリコールと
イソフタル酸の成分比が異なりその被膜の力学的t@失
失敗数(anδ)のピーク温度が85℃であるポリエス
テル樹脂を使用した以外、実施例−1と同一の条件で8
II11ビデオ用の強磁性薄膜型磁気記録媒体の試料#
24を得た。
〔比較例−3〕 (成分A)として、主成分のネオペンチルグリコールと
イソフタル酸の成分比が異なりその被膜の力学的損失係
数(tan σ)のピーク温度が4℃であるポリエステ
ル樹脂を使用した以外、実施例−1と同一の条件で8M
ビデオ用の強磁性薄膜型磁気記録媒体の試料#C−3を
得た。
〔比較例−4〕 (成分A)として、主成分のネオペンチルグリコールと
イソフタル酸の成分比が異なりその被膜の力学的損失係
数(tan δ)のピーク温度が100℃であるポリエ
ステル樹脂を使用した以外、実施例−1と同一の条件で
8閣ビデオ用の強磁性薄膜型磁気記録媒体の試料#C−
4を得た。
〔比較例−5〕 (成分B)として、Sin、の粒子径が3nmのシリカ
コロイドゾルを使用した以外、実施例−1と同一の条件
で8II11ビデオ用の強磁性薄膜型磁気記録媒体の試
料#C−5を得た。
(比較例−6) (成分B)として、sio、の粒子径が300nmのシ
リカコロイドゾルを使用した以外、実施例−1と同一の
条件で8mmビデオ用の強磁性薄膜型磁気記録媒体の試
料#C−6を得た。
得られた試料#23、#24、#C−3〜#C−5の評
価結果を、第2表に示す。
第2表 第1図
【図面の簡単な説明】
■・・・真空槽、3・・・蒸着室、6・・・非磁性支持
体、9・・・冷却キャン、11・・・′RM材料、I3
・・・マスク、1.4.15・・・ガス導入口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体と磁性層との中間に結合剤樹脂と超
    微粒子を含有してなる非磁性中間層を有する強磁性薄膜
    型磁気記録媒体に於いて、該超微粒子の直径が5乃至2
    50nmであり且つ前記結合剤樹脂が極性基として少な
    くとも−SO_3M、−OH、−OSO_3M、−CO
    OM、▲数式、化学式、表等があります▼、−NR_2
    、−^+NR_3X^−(但しM:H、Li、Na、K
    、又は炭化水素基、R:H、アルキル基、X:ハロゲン
    )のいずれかを含有することを特徴とする強磁性薄膜型
    磁気記録媒体。
  2. (2)非磁性支持体と磁性層との中間に結合剤樹脂と超
    微粒子を主体とする非磁性中間層を有する強磁性薄膜型
    磁気記録媒体において、該超微粒子の直径が5乃至25
    0nmでありかつ該結合剤樹脂の動力学的損失係数(t
    anδ)のピーク温度が10乃至90℃であることを特
    徴とする強磁性薄膜型磁気記録媒体。
  3. (3)前記結合剤樹脂の力学的損失係数(tanδ)の
    ピーク温度が10乃至90℃である請求項1記載の強磁
    性薄膜型磁気記録媒体。
JP17241489A 1989-05-12 1989-07-04 強磁性薄膜型磁気記録媒体 Pending JPH0373408A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63161517A (ja) * 1986-12-25 1988-07-05 Toyobo Co Ltd 磁気記録媒体
JPS63224020A (ja) * 1987-03-12 1988-09-19 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録媒体

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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