JPH0373381A - 転写記録媒体 - Google Patents

転写記録媒体

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JPH0373381A
JPH0373381A JP20799289A JP20799289A JPH0373381A JP H0373381 A JPH0373381 A JP H0373381A JP 20799289 A JP20799289 A JP 20799289A JP 20799289 A JP20799289 A JP 20799289A JP H0373381 A JPH0373381 A JP H0373381A
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transfer recording
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microcapsules
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JP20799289A
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Inventor
Masashi Miyagawa
昌士 宮川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプリンターや複写機、或いはファクシミリ等に
用いられる転写記録媒体に関するものである。
[従来の技術] 近年、情報産業の急速な発展に伴ない、種々のhiss
処理システムが開発され、また、それぞれの情報処理シ
ステムに通した記録方法および装置も開発、採用されて
いる。このような記録方法の一つとして、感熱転写記録
方法は、使用する装置が軽qかつコンパクトで騒音がな
く、操作性、保守性にも優れており、最近広く使用され
ている。
この感熱転写記録方法は、一般に、シート状の支持体上
に、熱溶融性バインダー中に着色剤を分散させてなる熱
転写性インクを塗布してなる感熱転写媒体を用い、この
感熱転写媒体をその熱転写性インク層が被転写媒体に接
するように被転写媒体に亀畳し、感熱転写媒体の支持体
側から熱ヘツドにより熱を供給して溶融したインク層を
被転写媒体に転写することにより、被転写媒体上に熱供
給形状に応じた転写インク像を形成するものである。こ
の方法によれば、普通紙を被転写媒体として使用可能で
ある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の感熱転写記録方法にも欠点がない
訳ではない。それは、従来の感熱転写記録方法は転写記
録性能、すなわち印字品質が表面平滑度により大きく影
響され、平滑性の高い被転写媒体には良好な印字が行な
われるが、平滑性の低い被転写媒体の場合には著しく印
字品質が低下することである。しかし、最も典型的な被
転写媒体である紙を使用する場合にも、平滑性の高い紙
はむしろ特殊であり、通常の紙はtIa維の絡み合いに
より種々の凹凸を有する。したがって表面凹凸の大きい
紙の場合には印字時に熱溶融したインクが紙のya維の
中にまで浸透できず表面の凹部あるいはその近傍にのみ
付着するため、印字された像のエツジ部がシャープでな
かったり、像の一部が欠けたりして、印字品質を低下さ
せることになる。
また、従来の感熱転写記録方法では、1回の転写で1色
の画像しか得ることができないため、多色の画像を得る
には、複数回の転写を繰り返して色を重ね合わせること
が必要であった。しかし、色の異なる画像を正確に重ね
合わせることは非常に困難であり、色ずれのない画像を
得ることは難しかった。特に、1つの画素に注目した場
合、1つの画素では色の重ね合わせは、はとんどなされ
ておらず、結局従来の感熱転写記録方法では色のずれた
画素の集合体により多色の画像を形成していた。このた
め、従来の感熱転写記録方法では鮮明な多色画像は得ら
れなかった。
また、従来の感熱転写記録方法で多色の画像を得ようと
した場合、複数のサーマルヘッドを設けたり、あるいは
被転写媒体に逆送、停止等複雑な動きをさせなければな
らず、装置全体が大きく複雑になったり、記録速度が低
下する等の欠点があった。
そこで本件出願人は、光熱感応性の材料を用い画信号に
応じて光エネルギーと熱エネルギーとか付与されたとき
前記材料の反応が急激に進んで転写特性が不可逆的に変
化して、画信号に応した前記特性の違いによる像を形成
し、それを被記録媒体に転写する画像形成方法および転
写記録媒体を発明し既に出願しである(特願昭60−1
50597 )。
また本件出願人らは、色相の選択を行う為の3種の波長
領域の紫外光を生じる蛍光体及びそれに対応した感光波
長域を有する光重合開始剤の組み合わせについても既に
特許出願した(特願昭fil−293157)。
該出願の転写記録媒体は、前記従来の感熱記録方式に於
る不具合、欠点を除去、改良できるものであり、本発明
はその転写記録媒体を更に改良したものであり、特にカ
プセル壁材の改良により高品位かつ高感度で、かぶりや
白抜けのない画像を形成できる転写記録媒体を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、支持体と、該支持体上に設けられたマイクロ
カプセルからなる記録層とを有する転写記録媒体であっ
て、該マイクロカプセルの内部相は、光と熱エネルギー
の付与によって転写特性が変化する少なくとも、エチレ
ン性不飽和二重結合を有する化合物、光重合開始剤とを
含有し、かつマイクロカプセルの壁が、芳香環とカルボ
ニル基とを分子構造中に有するポリマーが2価以上の無
機カチオンイオンにより架橋されている構造を有してい
る高分子化合物であることを特徴とする転写記録媒体で
あり、該転写記録媒体は高感度でかつ転写性が良好なも
のとすることができる。
本発明において、マイクロカプセルはカプセル壁と内部
相により構成されているものであり、該内部相は一般的
にエチレン性不飽和二重結合を有する重合性モノマーと
光重合開始剤とを少なくとも含有してなり、熱と光エネ
ルギーが付与されると重合反応を起し転写特性が変化す
るものであり、また室温では固体状である。
上記光エネルギーは光重合開始剤を感光させる波長域を
有する光により付与されるものであるが、2種以上の光
重合開始剤を用いそれぞれ異なる色相を呈する2種以上
のマイクロカプセルにより記録層を構成する場合、使用
する光重合開始剤を感光させる光の波長域は一般におよ
1l−300〜[i 00 II mの箱間で分けるこ
とが望ましい。それは、うくの光1ft合開始剤はその
分子内に芳香環を含んでおり、芳香環の遷移に妹く吸収
帯か300nm以下に存在する15.300 r+m以
下の波長の光に対していずれも感度を11−シてし・ま
い、感光波長域を分けるのか!A鑓となる。また、60
0nm以−Lの波長の光ては1分な感度が得られなくな
るためである。
本発明の記録媒体は、少なくとも2色以1ての記録に適
したものであり、300〜600 nmの波長域を少な
くとも2つの波長域に分割して、2種の感光波IQ域に
感光特性をfrL、各々異なる色相を呈するマイクロカ
プセルを支持体上に担持することにより好適に構成され
るものである。
本発明は2色以上の多色あるいはフルカラー記録に好適
であるか、以下理解を深める為に2色記録を例C説明を
行う。
支持体上に異なる感光波長域を有しまた異なる色相を!
する2種のマイクロカプセルA、Bを担持して記録媒体
を作製する。ここで、Bの色相の印字を行う場合は、記
録媒体を加熱しつつAのマイクロカプセルの感光波長域
の光を照射すると、Aのマイクロカプセルは硬化して転
写特性な失うXb 、記録媒体を被転写紙と対向してヒ
ートローラー等の加熱加圧手段を通過させると記録紙に
はBの色相の記録が行える。
またAの色相の記録を行う場合は同様にしてBの感光波
長域の光を照射すればよい。
この様な転写記録媒体を感光させる光源のひとつとして
2本発明者らは第21A(b)に示すコンパクトな光源
を提案したく特願昭61−93:168 )。この光源
は、数種の蛍光体を塗り分けした円筒状のガラス管の内
部に豊富に254nmの水銀の輝線を発生ずる励起光源
を配置し、ガラス管の[FA転と同期して励起光源を発
光させるものである。サーマルヘッドに対向した位置に
所望の蛍光体が配置した時に励起光源に通電せしめれば
・、所望の波長域の光を転写記録媒体に照射することが
できる。
この様な光源に使用されるガラス管として石英管を用い
ることか〒ましい。石英は紫外線、特に短波長の光でも
透過性か畠く光を減衰することがなく強い強度の光をi
iIることかできる。しかし、本構成の光源より発生す
る紫外光は、蛍光体より’2 ’t−した尤と共に、励
起光源として用いている254nmの波長のものが含ま
れており、254 nmの水銀の輝線か転写記録媒体に
照射された場合、前記した様に254 nmの光に対し
ては殆どの光重合開始剤は感度を([゛する九、例えば
Aのマイクロカプセルを硬化せしめる2)に対応した光
を照射すると、254 nmの輝線も同時に照射されB
のカプセルも若干反応し硬化してしまう。このため画像
に白抜は等が発生する原因となる。
これを防止する手段の一つとして、分子構造中に芳香環
を有する高分子化合物をマイクロカプセルの壁材として
適用すれば、該芳香環が254nmの輝線を吸収し、フ
ィルターの作用有するため該輝線が内部相中の光重合開
始剤に到達する程度を低減することができる可能性があ
る。しかし、般的には芳香環を有する高分子化合物は反
応性が乏しくカブセリンクの際の硬化処理温度を特に高
くする必要がある。
また、上記硬化処理に於ては、一般的に加熱)に於て行
われる八、本発明に於る転写記録媒体の様に、不飽和二
重結合を有する重合性千ノマーを含有し室温で固体状で
ある内部相は、加熱処理によって特性の劣化を起こす場
合がある。
本発明においては、マイクロカプセル壁材として分子構
造中に芳香環を4fL、かつカルボキシル其を有する高
分子化合物を用いているため、芳香環による波長254
nmの輝線のフィルターとしての上記作用を有しかつ該
壁材は従来のカブセリング操作時の加熱処理をへること
なく形成することができ特性の安定したマイクロカプセ
ルを形成することが可能となる。次に従来のカブセリン
グ方沃の問題点について説明する。
従来、内部相を有するマイクロカプセルの製造方法とし
ては、内部相の固体状粒子を形成した後、ゼラチン−ア
ラビアゴム等のコンプレックスコアセルベージジン法や
尿素−ホルマリン等のインサイチュ重合法により壁材を
形成して製造されている。
しかしコアセルベーション法により形成する壁材は、均
一な被膜が形成できるが、−数的にガラス転移点が低い
材料が多く、潜像を形成した後、転写媒体を被転写体と
対向して加圧、加熱ローラを通過させた場合、硬化した
カプセルであっても、壁材が軟化することにより記録紙
に転写してしまうか、硬化及び未硬化のカプセルが融着
してしまう等の問題が生じる。
また、内部相は光と熱を付与することによりラジカル重
合を起こして硬化し転写性が変化するのであるが、ラジ
カル重合は酸素ガスの存在により重合速度が低下して、
結果として印字スピードの低下を招く。本転写記録媒体
では内部相を壁材で被覆することにより酸素ガスを遮断
し感度の低下を防止しているが、ガスの被膜中での透過
速度はガラス転移点(Tg)を越えると極端に大きくな
る。つまり加熱することにより内部相の重合速度が極め
て高くなるのだが、反面壁材の酸素透過性が高まり、結
果として記録媒体の高感度化を妨げてしまう。
通常、コアセルベーション法で形成した壁材はアルデヒ
ド等により硬化し溶剤に対して不溶化させるが、前述し
た様に壁材のガラス転移点により転写記録媒体の特性が
左右される場合に於ては、壁材を析出した後硬化させる
方法は、析出した固体被膜中に硬化剤が十分に浸透せず
硬化度が上がらないか又は硬化度合が再現性良く制御で
きない為、必ずしも最良の方法とは言えない。
本発明に係る壁材を構成する高分子化合物は芳香環の他
に、カルボニル基をその分子構造中に有するものであり
、2価以上の無機カチオンイオンを介して該カルボニル
基同士か架橋している構造を有しているものである。該
構造は上記加熱処理によらず硬化処理を施すことにより
形成することができ、従来のカブセリング操作による問
題を解決することができる。これは次に示す原理に基づ
いている。即ち、分子構造中にカルボン酸を有する化合
物は一般的に水溶性であり、また該高分子化合物が溶解
した水溶液に2価以上の無機カチオンイオンを滴下する
と、2つのカルボン酸のプロトンカチオンが2価以上の
無機カチオンイオンに置換され、Tgの高い不溶性樹脂
として析出する。
この時、水中にコア粒子が存在すると、前記高分子化合
物は壁材としてコア粒子の表面に析出してマイクロカプ
セルが形成される。この方法によれば、低温にてTgの
高い壁材を有するマイクロカプセルが作製できる。
実際に、芳香環とカルボニル基を有し、該カルボニル基
同士を2価以上の無機カチオンイオンを介して架橋して
なる構造を有するポリマーを製造するには、カルボン酸
と芳香環を有するビニルモノマーとを共重合させ得られ
たポリマーをさらに2価以上のカチオンイオンにてその
カルボキシル基において架橋し、不溶性樹脂とすること
により行なうことができる。尚、アクリル酸、メタクリ
ル酸、無水マレイン酸などは不飽和二重結合を有する化
合物と容易に反応して高分子化するため、これらのモノ
マーと芳香環を有するビニルモノマーとを共重合するこ
とによって、芳香環とカルボニル基を有するポリマーは
容易に得られる。
本発明に於いて用いることのできる上記共重合体として
アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸等のアクリ
ル酸と、芳香環含有千ノマーとしてスチレン、O−メチ
ルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン
、0−エチルスチレン、m−エチルスチレン、p−エチ
ルスチレン、O−クロロスチレン、m−クロロスチレン
、p−クロロスチレン、O−ブロモスチレン、m−ブロ
モスチレン、p−ブロモスチレン、〇−エトキシスチレ
ン、m−エトキシスチレン、p−エトキシスチレン、O
−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、0−
ビニル安息香酸、P−ビニル安息香酸、0−ビニルベン
ゾフェノン、P−ビニルベンゾフェノン、2−ビニルビ
フェニル、3−ビニルビフェニル、4−ビニルビフェニ
ル、1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフタレン、1
−ビニルアントラセン、2−ビニルアントラセン等のス
チレン誘導体、O−アニス酸ビニル、p−アニス酸ビニ
ル、P−エトキシ安息香酸、P−ビニルオキシ安息香酸
、ρ−トルイル酸ビニル、p−エチル安息香酸ビニル等
のビニルエステル類とを共重合したものが挙げられる。
また、共重合した樹脂は水溶性でなければカプセルの壁
材として使用できない島、アクリル酸及びメタクリル酸
、無水マレイン酸の共重合化及び共fi会合体+i合度
は、共重合する芳香環含有モノマーの溶解性に従って適
正化する必要がある。
即ち、水に溶解し難い、芳香環含有モノマーを用いると
アクリル酸等の共重合化を高める必要があり、結果とし
ては254nmの輝線に対してフィルター効果が低下す
る。
方、水に溶解し易い芳香族含有モノマーを用いると架橋
に心安な最低星のアクリル酸の共重合化で良く、結果と
して254nmの輝線に対してフィルター効果が良好に
なる。
又該共重合体は、結果としてカルボン酸とビニルモノマ
ーとの共重合体となっていればよく、例えば、カルボン
酸エステルとビニルモノマーの共重合体を加水分解した
ものを用いることもできる。
又、本発明において用いることのできる2価以上の無機
カチオンイオンとしては、Mg2“、Ca2”Ba2◆
、AI”、Sn”、Pb2+等であり、そレラを含有す
る化合物としてMg5o4.A12(Sn4)3.Mg
(NOa)2゜Ca(:I2.Sn[:12等を用いる
ことができる。好ましいイオンとしてはMg”、Al”
等である。
上記の方法により、粒度3〜30−、カプセル壁厚0.
01〜1.0μ刀程度のカプセルを形成することができ
る。又、このもののガラス転移点は150℃以上の範[
用とすることができる。
尚、共重合反応条件、架橋反応条件等は用いる化合物の
反応性により大きく異なるため、適宜、什込酸やpH条
件等を最適化するが、概ね、F記に示す要領で行なうこ
とができる。すなわち、内部相粒子を3〜20wt%で
分散させた、シェル材の水溶液(シェル材濃度は0.1
〜10wt%)に対して0.1〜twt%のMg(50
4)2水溶液を1滴/sec程度の速度で滴下し、シェ
ルの析出が終了した時点で乾燥を行う。
尚、本発明の上記以外の構成については公知の技?Jr
に基づき実施することかできる。
以−F、本発明による転写記録媒体により記録がIJ′
T能となる原理をフルカラー記録の場合について史に詳
細に説明する。
本発明に於る転写記録媒体は、支持体上に担持されるマ
イクロカプセルが複数種のカプセルより構成されるが、
夫々のカプセルの感光波長域が異なり往つ、異なる色相
を呈すればフルカラー画像の形成が可能となる。
理解を容易にする為に、下記の説明に於てはマイクロカ
プセルは素体(A)、(B)、(C’)の3種からなり
、これらのカプセルの感光波長域が(A ) 300〜
360nm 、  (B ) 360〜430r+m 
(C)430nm以上とし、色材を顔料として説明を行
うが、他の感光波長域の分割方法および色相の発現方法
、例えば顔料、染料、ロイコ染料を使用すること等に対
して本発明はいずれも使用可能である。
本発明に使用される光重合開始剤としては、吸収極大が
λ=300〜360 nmのものとして、ヘンシル、4
.4゛−ジメトキシベンジル、4.4゛−ジメチルベン
ジル、4.4゛−ジヒドロキシベンジル等ジケトン化合
物、また吸収杯大が360〜430 nmのものとして
、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、イソプ
ロピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2.4−ジイソプロピルチオキサントン等チオキサ
ントン誘導体、また吸収極大が430nm以上のものと
して、7−ジエチルアミノ−3,3°−カルポニルビス
タマリン、3.3°−カルボニルビス(7−ジニチルア
ミノクマリン)等のクマリン誘導体とs−トリアジン誘
導体あるいはカンファーキノンとの複合開始剤が用いら
れるが、本発明は上記開始剤に限定されるものではない
前記素体(A)、(B)、(C)におけるエチレン性不
飽和二重結合を有する重合可能な化合物とは、その化学
構造中に少なくとも1つのエチレン性不飽和二重結合を
有する化合物で、モノマー、オリゴマー、ポリマーなど
の化学形態をもつものである。その例としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソク
ロトン酸、マレイン酸などの不飽和カルボン酸とエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、1.3−ブタ
ンジオール、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリ
トールなどの脂肪族多価ポリオール化合物とのエステル
、更にポリイソシアネート(必要に応じてポリオール類
と反応させておいてもよい)とエチレン性不飽和二重結
合を含むアルコール、アミン類の重付加反応により合成
されるウレタンアクリレート類、ウレタンメタクリレー
ト類、およびエポキシ樹脂とアクリル酸またはメタクリ
ル酸との付加反応により合成されるエボキシアクワレー
ト類およびポリエステルアクリレート類、スピンアクリ
レート類などがあげられる。
またポリマーとしては、主鎖にポリアルキル、ポリエー
テル、ポリエステル、ポリウレタンなどの骨格を有し側
鎖にアクリル基、メタクリル基、シンナモイル基、シン
ナミリデンアセチル基、フリルアクリロイル基などに代
表される重合性、架橋性の反応基を導入したものがあげ
られるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また前述の光重合開始剤と不飽和二重結合を有する重合
可能な化合物を含有する素体(A)。
(B)、(C)にはさらに公知のバインダーUV吸収剤
、可塑剤、熱重合防止剤などの添加剤を必要に応じて含
有させることができる。
バインダーとしては不飽和二重結合を有するモノマーま
たはオリゴマーまたはポリマーと相溶性のある有機高分
子量合体であればどのようなものを使用しても構わない
。この様な有機高分子重合体として、ポリメチルアクリ
レート、ポリエチルアクリレートなどのポリアクリル酸
アルキルエステル類、ポリメチルメタクリレート、ポリ
エチルメタクリレートなどのポリメタクリル酸アルキル
エステル類、または塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプ
ロピレンなとの塩素化ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリルまたはこ
れらの共重合体、更にポリビニルアルキルエーテル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンポリアミド
、ポリウレタン、塩素化ゴム、セルロース誘導体などが
あげられるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
これらのポリマーは単一で用いても適当な比で2種以上
混合して用いてもよい。またバインダーとして相溶、非
相溶に限らずワックス類を用いても構わない。これらの
ポリマーは全組成中に任意な量を混和させることができ
る。
また本発明に用いられるマゼンタ顔料としては、に、1
. Pigment No、Red 57−1. Re
d−31,Red−122等のアゾレーキ系、モ“ノア
ゾ系、キナクリドン系の顔料が使用でき、シアン顔料と
しては(:、I。
Pigment No、 Blue−60,Blue−
15−6,Blue−15゜Blue−15−2,Bl
ue−15−3,Blue−15−4等のフタロシアニ
ン系顔料が使用でき、またイエロー顔料としてはYel
low−12,−13,−14,−17,−55,−8
3,−154等ジスアゾ系、ベンズイミダシロン系、等
が使用できるか、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
つぎに前述の成分からなる素体(A)、(B)。
(C)は、固体である場合粒径約3〜約50μm、好ま
しくは7〜15μmの粒子状素体として、また素体(A
)、(B)、(C)が液状もしくは固体であっても粒径
約3〜約50μm、好ましくは7〜15μmのマイクロ
カプセルとして支持体上に物理的および化学的に結着さ
せて記録媒体とする。素体(A)、(B)、(C)の平
均粒径は10μm程度が好ましい。マイクロカプセルを
接着材により支持体上に結着させる場合、結着材として
はエポキシ系接着材、ポリエステル系、ウレタン系、ア
クリル系、ウレタンアクリル系、エチレン−酢酸ビニル
共重合体系接着材等が好ましく用いられる。
次に、本発明の記録媒体を用いた画像形成方法の具体例
を第1図に基き示す。まず、転写記録媒体1をサーマル
ヘッドの発熱抵抗体列20に重ね、サーマルヘッドの全
熱部全域をカバーするように尤を1、Q Q、+する。
照射1−る光は画像形成素体(A>、(B)、(C)が
反応する波長のものを順次照射する。例えば、画像形成
素体(A)。
(B)、(C)がマゼンタ、シアン、イエローのいずれ
かに着色されている場合、波長λ(M)。
λ(C)、λ(Y)の光を順次照射する。
つまり、まず転写記録媒体1の転写記録層1a側から波
長λ(M)の光を照射するとともに、例えばサーマルヘ
ッドの発熱抵抗体20b、20cを発熱させる。すると
マセンタの色材を含有する画像形成素体のうち熱と波長
λ(M)の光の両方が加え6.1また画像形成素体(第
1a図でハツチングの施された部分。塩1、硬化した画
像形成素体をハツチングで示す。)が硬化する。
次に、第1b図に示すように転写記録層1aに波長λ(
C)の光を照射するとともに発熱抵抗体20a、2Ob
 &び20cを発熱させると、シアンの色材の含イfす
る画像形成素体のうち、熱と波長λ(C)の光が加えら
れた画像形成素体が硬化する。更に、第1c図に示すよ
うに、波長λ(Y)の光を照射1−ると共に発熱抵抗体
20c、20dを発熱させるとイエローの色材を含有す
る画像形成素体のうち、熱と波長λ(Y)の光が付与さ
れた画像jじ成素体か硬化し、最終的に硬化しなかった
画像形成素体により転写記録層1に転写像が形成される
。この転写像は次の転写工程で第1d図に示すように被
転写媒体21に転写される。
転写像が形成された転写記録媒体を転写工程で、被転写
媒体と接面させて、転写記録媒体又は被転写媒体側から
加熱し転写像を被転与媒体に選択的に転写して画像を形
成する。従ってこのときの加熱温度は、転写工程におい
て転写像のみが選択的に転写するように定められる。ま
た、転写を効率的に行うために、同時に加圧することも
行動である。加圧は、特に、表面平滑度の低い被転写媒
体を用いる場合(f効である。また、転写特性を支配す
る物性が室温における粘度である場合には、加圧だけで
転写が可能である。
又転写工程で加熱する事は安定的で保存性に優れた堅牢
なう色画像を得るのに通している。
以1−1第1a[メ]〜第1d図で説明した例では、光
をサーマルヘッドの発熱抵抗体列20の全域(照射し・
、サーマルへ・lトの発熱抵抗体を選択的に発熱させて
画像を形成する方法を示したか、転写記録媒体のある部
分を一様に加熱して(第1a図で・15丁サーマルヘッ
ドでいうならば、全発熱抵抗体を発熱させる場合)、光
煕射を選択的に行う事によっても同様に多色の画像を形
成する事ができる。即ち、記録信号に従って変調され、
月つ転写特性を支配する物性を変化させたい画像形成素
体の色調により選択された波長の光エネルギーを熱エネ
ルギ゛−と共に付与する。
第2図(A) 、 (B)を用いて、本発明の記録媒体
を用いる記録装置の好適な例を説明する。図に於いて、
1は長尺シート状の本発明の転写記録媒体であって、ロ
ール状に巻き回して供給ロール2とし−C装置本体Mに
着脱可能に組み込まれている。
即ち、この供給ロール2は、装置本体Mに設けられた回
転自在の軸2aに着脱可能に装填される。
そこで先ずこの転写記録媒体1の先端を供給ロール2、
ガイトローラ12a、サーマルへ91・3a及びガイド
ローラ12bを経由し、転写ローラ4aと加用ローラ4
bの間から剥離ローラ5、ガイトローラ12cgLび1
2dによって変向して巻き取りロール6へtらせ、その
先端を巻き取りロール6にグリッパ−(図示せず)′J
、の手段により係1トする。その後は公知の駆動手段に
よって巻き取りロール6を矢印C力向にトルクをり−え
ながら、転写ローラ4aを回転させることによって、転
写記録媒体1が矢印a力向に繰り出され、巻き取りロー
ル6の周面に順次巻き取られていくものである。
尚、前記巻き取りの際に供給ロール2には、例えばヒス
テリシスブレーキ(図示せず)によって一定のバックテ
ンションが与えられ、このテンション及び前記ガイドロ
ーラ+2a、12bによって、転写記録媒体1はサーマ
ルヘッド3aに対して定の圧力で、且つ一定の角度で圧
接しつつ搬送されるように構成されている。
記録部は熱エネルギーを記録媒体1に付与するための加
熱手段と、光エネルギーを同じく転写記録媒体1に付与
するための光照射手段とから構成されている。
加熱手段は、サーマルヘッド3aの表面に画信号に応じ
て発熱する例えば幅0.2mmであって8ドツト/mm
のA−4サイズ用、ラインタイプの発熱抵抗体列20が
配列されてなり、前述した通り転写記録媒体1の支持体
lb側が搬送の際のパックテンションによって前記発熱
抵抗体列20に所定圧力をもって圧接するように構成さ
れている。尚、前記画信号は用途に応じて、例えばファ
クシミリ、イメージスキャナ、或いは電子黒板等の制御
部から発せられる。
一方、前記サーマルヘッド3aと対向した転写記録層l
a側には、光照射手段が配設されている。光照射手段と
しては、厚さ2mmの石英ガラス製の円筒よりなる回転
体3Cが3組のローラ対3d、3e、3fによって回転
可能に支持され、モーターにより前記ローラ3dを駆動
回転することによって一定速度で回転するように構成し
ても良い。
前記回転体3Cの内面には、3種類の蛍光体100.1
01.+02が円筒方向120度(3等分)づつ塗布さ
れており、これら蛍光体は回転体3c内に配設された光
源3g(例えば東芝製の殺菌ランプGL−20)からの
光によって励起して蛍光を発する。
蛍光体+00.101.102の光はピーク波長が夫々
300〜360 nm、 360〜430 nm、 4
30〜600nmの範囲にあり、その半値幅はなるべく
小さい事がクロストークを抑える上で必要である。
300〜360 n1llの波長域にピーク波長を有す
る蛍光体100としては、タリウム付活カルシウムリン
酸塩(Ca (PO4) 2・TI )あるいは、タリ
ウム付活カルシウム亜鉛リン酸塩((Ca4n) 3 
(PO4) 2 :T1”)を主成分とするものが良い
。これらの蛍光材料は、発光強度が高く非常に好ましい
360〜430 rv+の波長域にピーク波長を有する
蛍光体101としては、ユーロピウム付活ストロンチウ
ムマグネシウムピロリン酸塩((Sr、Mg)zP20
7・Eu )を主成分とするものが好ましい。
430〜600rv+の波長域にピーク波長を有する蛍
光体102としては、ユーロピウム付活バリウムマグネ
シウムアルミン酸塩(Ba、MgAl+502y”Eu
 )を主成分とするものが好ましい。
第3図でわかるように、各蛍光体100.101.10
2のピーク波長は、それぞれ300〜360 nmの範
囲内、360〜430nII+ノ範囲内、430〜60
0nm (1)範囲内に存在する。例えば、タリウム付
活カルシウムリン酸塩は335nm(グラフ100)に
、ユーロピウム付活ストロンチウムマグネシウムビロリ
ン酸塩は395nm(グラフ101)に、またユーロピ
ウム付活バリウムマグネシウムアルミン酸塩は453r
+mにそれぞれピーク波長を有する。
蛍光体100.lOl、102には上記材料の他に、バ
インダーやその他の添加物を混ぜてもかまわないが、蛍
光体100.101゜102のそれぞれの重量に対して
90重量%以上は上記の蛍光を発する材料で占められて
いることが好ましい。
[実施例] 実施例1 第1.2.3表に示す成分の30%クロロホルム溶液を
夫々50gを下記に示す方法にてマイクロカプセル化し
た。
マイクロカプセルの製造方法 100gの水、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体
(クレハ化学社:イソバンー10)のNaO目水溶水溶
液リマー濃度20.6%)26gを混合し、ここにペク
チン3.1gを添加して20分間攪拌した。次いで、2
0%硫酸溶液でpHを4.0とした。
ホモミキサーで3000rpmで攪拌しながら、第1表
に示す成分20gを40gのクロロホルムで溶解した溶
液を10〜15秒間で投入し、そのまま10分間乳化を
行った。乳化液を500m角のビーカーに移し、液温を
0℃とし攪拌羽根で一昼夜攪拌して溶媒を除去した。乳
化液を0℃の水、1文に投入してしばらく攪拌した後、
ヌッチェ濾過器により濾過を行い、得られた内部相粒子
を40℃の順風乾燥機にて1昼夜かけて乾燥した。
5gのイソブチレン−スチレン共重合体〈ゼネラル・サ
イエンスコーポレーション〉を加水分解して溶解した2
00gの水に、前記内部相粒子を展開し、室温に於て 
1wt%Mg5o4水溶液を滴下して壁材の析出を行っ
た。壁材を析出した後、更に10%Mg5o4水溶液を
5cc添加し1時間攪拌した後濾過器でマイクロカプセ
ルを濾過し、乾燥を行った。このもののTgは180℃
であった。
1:17 二二二白) 笛 第 表 表 第 表 第2.3表に示す成分も同様にしてマイクロカプセルと
し素体(A)、(B)、(C)を作製した。
PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム(厚さ
6μm)上に熱可塑性ポリエステル(0本合成化学工業
、ポリエスタ−011)をトルエンで希釈しアプリケー
タにて厚さ0.5μmに塗布した。次いで素体(A>を
フィルムににふりかけて展開し、結着しない粒−Lを振
り落とした。前記フィルムを厚さ100μmと50μm
のPETフィルムで挟み、温度110℃、圧力2〜3k
g/cm2のヒートローラを通過させた後、PETフィ
ルムを剥離し、素体(A)を強固にPETフィルムに付
着させた転写記録媒体を作製した。同様にして、素体(
B)、(C)、及び素体(A)、(B)、(C)を等量
混合した転写記録媒体を作製した。
素体(A)からなる転写記録媒体をロール状に巻き回し
て、第2図に示す装置に組み込んだ。尚サーマルヘッド
としては幅2nun、8ドツト/a+mのA−4サイズ
のラインタイプで、発熱素子列がエツジ部に配列されて
いるものを用いた。また光源としては、ガラス管に各々
120度の塗り分は角にて、タリウム付活カルシウムリ
ン酸塩、ユーロピウム付活ストロンチウムマグネシウム
ピロリン酸塩、ユーロピウム付活バリウムマグネシウム
アルミン酸塩を塗り分けた物を使用した。
次いで、′fJ4図のタイミングチャートに示すように
、ランプ及びサーマルヘッドに通電を行った。尚サーマ
ルヘッドへの通電は素体(A)が約100℃の温度とな
る様に電圧及び駆動信号を制御した。通電時間τを変化
させ、信号が付与された箇所の素体(A)が全く転写し
なくなる時間を求めたところ、そのパルス幅(感度と定
義する)はλp =335 nmの光に対しては15t
ns、素体(B)、素体(C)はλp =390 nm
、λp=450 r+a+の光に対しては夫々25m5
であった。
次いで素体(A)、(B/、(C)より形成される転写
記録媒体に対して第5図に示すタイミングで通電を行っ
たところ、白ヌケのない階調性のよい良好な高品位多色
画像を形成できた。
実施例2 第1.2.3表に示す成分を実施例1と同様にして内部
相粒子を作製し、次いでポリメタクリル酸−スチレン共
重合体(ゼネラルサイエンスコーポレーション)5gを
溶解した水200gに展開して、実施例1と同様にマイ
クロカプセルを作製した。このもののTgは200℃で
あった。
また、比較の為に、ポリメタクリル酸を用いて、上記と
同様な方法によりマイクロカプセルを作製した。
実施例1と同様にして、各素体から成る転写記録媒体を
作製し、各ランプに対する感度を測定した結果を第4表
に示す。
第4表から分かる様に、壁材に芳香環を有しない化合物
を使用すると、励起光である254r+mの光により全
体の感度は高くなるが、この光は全カプセルに対して反
応を励起させる為、カプセルの波長選択性が低下する。
例えば、第2表成分をポリメタクリル酸にてカプセル化
した素体はλp=390 nmの光では20m5の感度
であるが、λp335 nmの光でも40m5で反応し
てしまう。
方、本発明に基づき、スチレンを含有したシェルを用い
たカプセルは、λp =335 nmの光に対する感度
は80m5に低下し、254nmの光の影響が少なくな
り波長選択性が高まったことが分かる。
(以下余白) 第  4 表 [)z明の効果] 以4説明した様に、本発明によれば、分子構造中にy;
s環及びカルボニル基を有する高分子化合物を2(IN
1以上のカチオン性無機イオンでJR橋させて得られた
壁材から成るマイクロカプセルを用いることで、低温硬
化でもTgの高い壁材となり、高「感度で11つ転写性
の良好なカプセルが得られ、かふり、自抜けの少ない多
色の転写記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1間は本発明による転写記録媒体により多色記録が可
能である原理を示す図である。 ’fl 2 (A) 、 (B)図は本発明による転写
記録媒体により多色記録を実施する装、l1llKの一
例を示す図である。 箪3図は蛍光体の発光特性の一例を示1−グラフである
。 箪4,5図は実施例で用いた光源とサーマルヘッドに印
加する信号のタイミングチャートを示す図である。 1 、転写記録媒体 1a 転写記録層 1b=支持体 2 :供給ロール 2a:軸 3a:サーマルヘット 3c:回転体 3d−f:ローラ対 3g:光源 4a:転写ローラ 4b:加圧ローラ 5 :剥離ローラ 6 ・巻き取りロール 12a−dニガイドローラ 20   発熱抵抗体列 20a=d・発熱抵抗体 100、Iol、+02  :蛍光体 M :本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体と、該支持体上に設けられたマイクロカプセルか
    らなる記録層とを有する転写記録媒体であって、該マイ
    クロカプセルの内部相は、光と熱エネルギーの付与によ
    って転写特性が変化する少なくとも、エチレン性不飽和
    二重結合を有する化合物、光重合開始剤とを含有し、か
    つマイクロカプセルの壁が、芳香環とカルボニル基とを
    分子構造中に有するポリマーが2価以上の無機カチオン
    イオンにより架橋されている構造を有している高分子化
    合物であることを特徴とする転写記録媒体。
JP20799289A 1989-08-14 1989-08-14 転写記録媒体 Pending JPH0373381A (ja)

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