JPH0372629B2 - - Google Patents

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JPH0372629B2
JPH0372629B2 JP57175445A JP17544582A JPH0372629B2 JP H0372629 B2 JPH0372629 B2 JP H0372629B2 JP 57175445 A JP57175445 A JP 57175445A JP 17544582 A JP17544582 A JP 17544582A JP H0372629 B2 JPH0372629 B2 JP H0372629B2
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JP
Japan
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formula
compound
propyl
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pyrano
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JP57175445A
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Goodon Matsukurii Raito Robaato
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Fisons Ltd
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Fisons Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0372629B2 publication Critical patent/JPH0372629B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D491/00Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00
    • C07D491/02Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D491/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な方法に関する。
4−アルキルアミノキノリン誘導体はたとえば
英国特許出願第2035312A号明細書に記載のよう
に通常は4−キノロンの4−オキソ基を離脱性基
に変換しついでその離脱性基をアルキルアミンで
置換することにより製造されている。
しかしながら、この方法はキノロン出発物質が
たとえば4−オキソ−4−H−ピラノ−2−カル
ボキシ環と反応するような他の官能基を有する場
合には不適当である。
本発明によれば、式 (式中、Rは水素またはメチルであり、R10
プロピルであり、そしてXは活性化作用基−AR6
である)の化合物またはその適当な誘導体を加水
分解または還元分解することにより活性化作用基
Xを除去し、次いで得られた化合物を所望により
または必要に応じてその薬学的に許容しうる塩、
エステルまたはアミドに変換するかあるいはその
逆の変換を行なうことからなる、式 (式中、RおよびR10は前述の定義を有する) の化合物またはその薬学的に許容しうる塩、エス
テルまたはアミドの製造法が提供される。
活性化作用基Xは基−AR6である。ここでAは
COまたはSO2でありそしてR6はハロゲン(たと
えば塩素)、ハロアルキル、C16のアルコキシ
(たとえばエトキシ)、C69のアリールオキシ
(たとえばクロロフエノキシ)、または場合により
C16のアルキルにより置換されていてもよいフ
エニルである。さらに詳しく云えば、この活性化
作用基は−COCC3、−SO2OR7(ここでR7は場合
によりハロゲンたとえば塩素により置換されてい
てもよいフエニルである)または好ましくはp−
トルエンスルホニルであるのが好ましい。
活性化作用基−AR6の除去は加水分解による
か、あるいはたとえば亜鉛および酢酸を用いるか
または水素および木炭上パラジウム触媒での還元
的分解によりなされうる。加水分解は塩基性(た
とえば水酸化ナトリウム)条件下でかまたは酸性
条件を使用して実施されうる。活性化作用基がp
−トルエンスルホニルである場合にはたとえば硫
酸を使用するかあるいは酢酸と臭化水素酸との混
合物を使用するような酸加水分解によつて除去す
るのが好ましい。この加水分解は約5〜120℃の
温度で実施されうる。この加水分解は反応条件下
で不活性な溶媒、たとえばC16のアルカノール
(たとえばエタノールまたはメタノール)中で実
施されうる。
所望により、活性化作用基−AR6を除去するこ
とおよびカルボキシ基のうちの1個または両方の
適当な誘導体を分解させてカルボキシ基にするこ
とはたとえば硫酸を使用して同時に実施されう
る。
式の化合物は新規でありそして文献中に先例
のない全く新規な反応により製造されうる。
すなわち本発明のさらに別の特徴によれば、 式 (式中、R10は前述の定義を有する) の化合物またはその適当な誘導体を式 X−N=C=O (式中Xは前述の定義を有する)の化合物と反
応させることからなるRが水素である式の化合
物またはその適当な誘導体の製法が提供されるも
のである。
この反応は反応条件下で不活性な溶媒、たとえ
ばジクロロエタン、ジクロロメタンまたはアセト
ニトリル中で実施されうる。この反応は約15℃〜
150℃の温度、たとえば反応混合物の還流温度で
実施されうる。本発明者等の知見によれば溶媒中
における5〜30%W/Vの式の化合物を使用し
そして式の化合物1当量当り約0.8〜1.5当量、
好ましくは1当量の式の化合物を使用して反応
を実施するのが好ましい。
Rがメチルである式の化合物またはその適当
な誘導体を製造するにはRが水素である式の対
応する化合物またはその適当な誘導体をプロトン
受容体(たとえば炭酸カリウム)の存在下で反応
条件下において不活性である溶媒(たとえばN−
メチルピロリドン)中においてたとえばジメルチ
ル硫酸、メチルトシレートまたは好ましくはメチ
ルハライド(たとえば沃化メチル)のようなアル
キル化剤を使用してアルキル化するがでよい。
本発明者等の知見によれば前記反応がカルボン
酸基のたとえば塩、アミドまたはより好ましくは
エステルのような誘導体を使用して実施されるの
が好ましい。適当な塩の例としてはたとえばアン
モニウム塩、アルカリ金属(たとえばナトリウ
ム、カリウムおよびリチウム)塩およびアルカリ
土類金属(たとえばカルシウムまたはマグネシウ
ム)塩および適当な有機塩基との塩たとえばメチ
ルアミンまたはエチルアミンのような低級アルキ
ルアミンとの塩があげられる。適当なエステルの
例としてはたとえば簡単な低級アルキルエステル
たとえばエチルエステル、塩基性基含有アルコー
ル(たとえばジ低級アルキルアミノ置換アルカノ
ール)から誘導されるエステルたとえば2−(ジ
エチルアミノ)エチルエステルおよびアシルオキ
シアルキルエステルたとえば低級アシルオキシ低
級アルキルエステル(たとえばピバロイルオキシ
メチルエステル)があげられる。適当なアミドの
例としてはたとえば未置換アミドあるいは1〜6
個の炭素原子を有するモノアルキルアミドまたは
ジアルキルアミドあるいはフエニルアミドがあげ
られる。
式の化合物およびその薬学的に許容しうる
塩、エステルおよびアミドはたとえば抗アレルギ
ー性化合物としてのような薬学上既知の用途を有
する。
式の化合物の薬学的に許容しうる塩、エステ
ルおよびアミドの例としてはたとえば2−カルボ
ン酸基および/または8−カルボン酸基の薬学的
に許容しうる塩、エステルおよびアミドがあげら
れる。適当な塩の例としてはたとえばアンモニウ
ム塩、アルカリ金属(たとえばナトリウム、カリ
ウムおよびリチウム)塩およびアルカリ土類金属
(たとえばカルシウムまたはマグネシウム)塩お
よび適当な有機塩基との塩たとえばヒドロキシル
アミン、低級アルキルアミン(たとえばメチルア
ミンまたはエチルアミン)との塩、置換低級アル
キルアミン(たとえばトリス(ヒドロキシメチ
ル)メチルアミンのようなヒドロキシ置換アルキ
ルアミン)との塩、簡単な単環式窒素複素環式化
合物(たとえばピペリジンまたはモルホリン)と
の塩、アミノ酸(たとえばリジン、オルニチン、
アルギニンまたはそのいずれかのN−アルキル特
にN−メチル誘導体)との塩またはアミノ糖(た
とえばグルカミン、N−メチルグルカミンまたは
グルコサミン)との塩があげられる。具体的には
たつた1個の−COOH基が塩形態である化合物
があげられる。適当なエステルの例としてはたと
えば簡単な低級アルキルエステル(たとえばエチ
ルエステル)、塩基性基含有アルコール(たとえ
ばジ低級アルキルアミノ置換アルカノール)から
誘導されるエステルたとえば2−(ジエチルアミ
ノ)エチルエステルおよびアシルオキシアルキル
エステルたとえば低級アシルオキシ低級アルキル
エステル(たとえばピバロイルオキシメチルエス
テル)があげられる。また式の化合物の薬学的
に許容しうる酸付加塩たとえば塩酸塩、臭化水素
酸塩、蓚酸塩、マレイン酸塩またはフマール酸塩
も包含される。アミド類はたとえば未置換である
かまたはC16のモノアルキルまたはジアルキル
のアミドあるいはフエニルのアミドであることが
できる。
具体的にはRがメチルである式の化合物が好
ましい。
式の化合物およびそのための中間体はそれ自
体既知の慣用手段を使用してそれらの反応混合物
から単離されうる。
以下に、本発明を実施例により説明するが、本
発明はそれらに限定されるものではない。
実施例 1 ジエチル6−メチルアミノ−4−オキソ−10−
プロピル−4H−ピラノ〔3,2−g〕キノリン
−2,8−ジカルボキシレート (a) エチル8−メトキシカルボニル−4−オキソ
−10−プロピル−6(4−トルエンスルホンア
ミド)−4H−ピラノ〔3,2−g〕キノリン−
2−カルボキシレート 室温においてエチル6,9−ジヒドロ−4,6
−ジオキソ−8−メトキシカルボニル−10−プロ
ピル−4H−ピラノ〔3,2−g〕キノリン−2
−カルボキシレート(38,5g、0.1モル)をジ
クロロエタン(200ml)中に懸濁し、これに4−
トルエンスルホニルイソシアネート(15.1ml、
0.1モル)を加えた。ついで全体を16時間濁流し、
放置して冷却させしめついで過して上記化合物
を明黄色立方晶44.0g(82%)(m.p.219℃)とし
て得た。
(b) エチル8−メトキシカルボニル−4−オキソ
−10−プロピル−6(N−メチル−4−トルエ
ンスルホンアミド)−4H−ピラノ〔3,2−
g〕キノリン−2−カルボキシレート 工程(a)の生成物(5.38g、0.01モル)をN−メ
チルピロリドン(40ml)中に懸濁し、これに炭酸
カリウム(1.38g、0.01モル)加えて5分間室温
で攪拌して濃赤色溶液を得た。ついで沃化メチル
(2ml)を加え、全体を40℃に加温して1時間攪
拌を続けた。この溶液を水(150ml)中に注いで
過することにより上記化合物5.44g(98.6%)
(m.p.173〜174℃)を白色粉末として得た。
(c) ジエチル6−メチルアミノ−4−オキソ−10
−プロピル−4H−ピラノ〔3,2−g〕キノ
リン−2,8−ジカルボン酸 工程(b)の生成物(5.52g、0.01モル)を濃硫酸
(98%、5ml)中に溶解しそして激しく攪拌しな
がら1時間50℃において加温した。ついで全体を
エタノール(50ml)中に徐々に注ぎそして3時間
還流した。ついでこの溶液を水性アンモニア溶液
(0.88比重、15ml)を含有する水(35ml)に徐々
に加えて濃橙色沈殿を得た。これを過して所望
の生成物3.16g(76%)(m.p.235〜237℃)を淡
橙色粉末として得た。
実施例 2 エチル8−メトキシカルボニル−6−メチルア
ミノ−4−オキソ−10−プロピル−4H−ピラノ
〔3,2−g〕キノリン−2−カルボキシレート 室温において前記工程1(b)の生成物(10g、
0.018モル)を硫酸(98%、20ml)中に溶解した。
溶解の間、途中の温度は40℃に上昇してその溶液
は濃赤色になつた。ついでこの溶液を2時間攪拌
し、この間に反応の温度は250℃に低下した。温
度を10℃以下に保ちながらこの酸性溶液を2分か
けて氷/水(200ml)に加えた。生成される水溶
液は赤褐色溶液であつた。添加開始から約5分後
に黄色沈殿が生成した。この攪拌黄色スラリーに
水性アンモニア溶液(0.88比重)を加え、そして
pHが上昇するにつれてこのスラリーは橙色に変
わつた。スラリーのpHが9に達したらアンモニ
ア添加を止めた。この橙色沈殿を過し、水(50
ml)で洗浄しついで70℃で真空中において乾燥さ
せて前記表題化合物6.8g(95%)を得た。これ
の高速液体クロマトグラフイー(HPLC)は純度
93.5%であることを示した。N.m.r.CDC3
δ:8.6,s,1H、7.1,s,1H、7.05,s,1H、
5.85,広いq,1H、4.45,q,2H、3.95,s,
3H、3.75,t,2H、3.15,d,2H、1.8,m,
2H、1.5,b,3H、1.05,t,3H。
実施例 3 6−メチルアミノ−4−オキソ−10−プロピル
−4H−ピラノ〔3,2−g〕キノリン−2,8
−ジカルボン酸 前記工程1(b)の生成物(5g、0.009モル)を
硫酸(98%、50ml)中に溶解しついで100℃に加
熱した。100℃での加熱を18時間維持しついでそ
の溶液を30℃に冷却し、これを氷/水(500ml)
に加えて黄色沈殿を得た。この沈殿を過により
単離し、水(100ml)で洗浄しついで60℃で16時
間かけて真空中において乾燥させて3.0g(93%)
の上記化合物を得た。酢酸アンモニウム/メタノ
ールを溶離剤としてこの生成物のHPLC(標準と
して上記化合物の既知ジナトリウム塩を使用)に
よりこの化合物が同定されそして95%の純度が示
された。
実施例 4 エチル6−アミノ−8−メトキシカルボニル−
4−オキソ−10−プロピル−4H−ピラノ〔3,
2−g〕キノリン−2−カルボキシレート (a) エチル6(4−クロロフエノキシスルフアミ
ド)−8−メトキシカルボニル−4−オキソ−
10−プロピル−4H−ピラノ〔3,2−g〕キ
ノリン−2−カルボキシレート ジクロロエタン(20ml)中におけるエチル6,
9−ジヒドロ−4,6−ジオキソ−8−メトキシ
カルボニル−10−プロピル−4H−ピラノ〔3,
2−g〕キノリン−2−カルボキシレート(3.85
g、10ミリモル)の懸濁液に4−クロロフエノキ
シスルホニルイソシアネート(2.0ml、2.90g)
を加えついでこれを4時間還流した。真空蒸留に
より溶媒を除去しそしてエーテルで磨砕して所望
生成物5.05g(88%)を黄色結晶として得た。
微量分析(C26H23CN2O9S) C% H% N% 計算値 54.31 4.00 4.87 実測値 53.96 3.99 4.79 (b) エチル6−アミノ−8−メトキシカルボニル
−4−オキソ−10−プロピル−4H−ピラノ
〔3,2−g〕キノリン−2−カルボキシレー
ト 工程(a)の生成物(1.0g)をエタノール性塩化
水素(50ml)中に溶解しそして0.2時間還流した。
淡黄色溶液を水性アンモニア溶液(100ml)中に
注ぎ、0℃に冷却しそして得られた橙色沈殿を
過し、水洗して所望の生成物0.55g〔m.p.267〜
270℃(分解)〕を橙色粉末として得た。
実施例 5 エチル6−アミノ−8−メトキシカルボニル−
4−オキソ−10−プロピル−4H−ピラノ〔3,
2−g〕キノリン−2−カルボキシレート (a) エチル8−メトキシカルボニル−4−オキソ
−10−プロピル−6−トリクロロアセトアミド
−4H−ピラノ〔3,2−g〕キノリン−2−
カルボキシレート 室温においてジクロロメタン(20ml)中におけ
るエチル6,9−ジヒドロ−4,6−ジオキソ−
8−メトキシカルボニル−10−プロピル−4H−
ピラノ〔3,2−g〕キノリン−2−カルボキシ
レート(3.85g、10ミリモル)の溶液にトリクロ
ロアセチルイソシアネート(1.18ml、10ミリモ
ル)を加えた。ついでこの溶液を室温で24時間静
かに振盪させ、その後溶媒を真空蒸留により除去
した。生成する固体をエーテルで磨砕して前記副
題化合物4.25g(80%)(m.p.167〜169℃)を黄
色立方晶として得た。
(b) エチル6−アミノ−8−メトキシカルボニル
−4−オキソ−10−プロピル−4H−ピラノ
〔3,2−g〕キノリン−2−カルボキシレー
ト 工程(a)の生成物(1.0g)を濃硫酸(1ml)中
に溶解して、0.5時間激しく攪拌した。ついでこ
の濃赤色溶液を氷冷した水性アンモニア溶液
(100ml)中に注ぎそして沈殿を過して前記化合
物0.5g〔m.p.265〜270℃(分解)〕を橙色粉末と
し得た。
実施例 6 エチル6−アミノ−8−メトキシカルボニル−4
−オキソ−10−プロピル−4H−ピラノ〔3,2
−g〕キノリン−2−カルボキシレート アセトニトリル(5ml)中におけるエチル6,
9−ジヒドロ−4,6−ジオキソ−8−メトキシ
カルボニル−10−プロピル−4H−ピラノ〔3,
2−g〕キノリン−2−カルボキシレート(385
mg、1ミリモル)の懸濁液に4−クロロフエノキ
シスルホニルイソシアネート(0.2ml、290mg)を
加えついで0.5時間還流した。この溶液を放置し
て冷却させしめ、エタノール塩化水素溶液(2
ml)を加えそして5分後にその淡黄色溶液を5℃
で水性アンモニア溶液(0.88比重、5ml)中に注
いで濃橙色沈殿を得た。これを過しそしてエタ
ノール(10ml)で洗浄して前記化合物320mg(83
%)〔m.p.268〜270℃(分解)〕を橙色粉末として
得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、Rは水素またはメチルであり、R10
    プロピルであり、そしてXは活性化作用基−AR6
    (ここで、AはCOまたはSO2であり、そしてR6
    ハロゲン、C16−ハロアルキル、C16−アルコ
    キシ、C69−アリールオキシまたは場合によつ
    てはC16−アルキルにより置換されたフエニル
    である)である〕の化合物またはその適当な誘導
    体を加水分解または還元分解することにより活性
    化作用基Xを除去し、次いで得られた化合物を所
    望によりまたは必要に応じてその薬学的に許容し
    うる塩、エステルまたはアミドに変換するかある
    いはその逆の変換を行なうことからなる、式 (式中、RおよびR10は前述の定義を有する) の化合物またはその薬学的に許容しうる塩、エス
    テルまたはアミドの製造法。 2 活性化作用基−AR6が−COCC3、p−ト
    ルエンスルホニルまたは−SO2OR7(ここでR7
    場合によつてはハロゲンにより置換されたフエニ
    ルである)である前記特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 3 活性化作用基−AR6がp−トルエンスルホニ
    ルである前記特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の方法。 4 活性化作用基−AR6の除去が酸加水分解によ
    つて行なわれる前記特許請求の範囲第1〜3項の
    何れかの項記載の方法。 5 反応生成物が6−メチルアミノ−4−オキソ
    −10−プロピル−4H−ピラノ〔3,2−g〕キ
    ノリン−2,8−ジカルボン酸またはその薬学的
    に許容しうる塩、エステルまたはアミドである前
    記特許請求の範囲第1〜4項の何れかの項記載の
    方法。
JP57175445A 1981-10-10 1982-10-07 4−アルキルアミノキノリン誘導体の製法 Granted JPS5872587A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8130643 1981-10-10
GB8130643 1981-10-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5872587A JPS5872587A (ja) 1983-04-30
JPH0372629B2 true JPH0372629B2 (ja) 1991-11-19

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ID=10525083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57175445A Granted JPS5872587A (ja) 1981-10-10 1982-10-07 4−アルキルアミノキノリン誘導体の製法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US4471119A (ja)
EP (1) EP0077090B1 (ja)
JP (1) JPS5872587A (ja)
AT (1) ATE17486T1 (ja)
DE (1) DE3268574D1 (ja)

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