JPH0372377A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像記録装置に関し、さらに詳しくは、装置内
部に設けてある交換キットの支持構造に関する。

（従来の技術） 周知のように、画像記録装置の一つであるレーザープリ
ンタにあっては、レーザー光を用いた感光体上への静電
潜像の形成を介して複写画像を得るようになっているが
、この複写画像を得るための現像装置におけるトナーカ
ートリッジや感光体表面のクリーニングを行なうクリー
ニング装置を一体化して構成した交換キットを用いる構
造がある。

すなわち、上述した交換キットは、消耗品を交換する際
に一々装置内に手を差し入れて行なう作業を装置外で行
なうようにして交換の際の操作性を改善するために構成
されている。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上述した交換キットは、装置内への装着およ
び装置外への引き出しを可能にするため、装置内に設け
てあるホルダに対し着脱可能とされ、装着時には、ホル
ダに装備しであるバネ等の付勢手段によって一定した位
置決めがなされて支持されるようになっているが、この
ホルダ内に挿入された場合の装置内の各部品との間での
位置関係が正確に行なわれていないと、交換キット内の
部品による作用が充分に得られない虞れがある。

つまり、例えば、交換キット内に装着される部品の加工
上誤差により、上述した付勢手段による位置決めが行な
われても、実際には所望する位置決めがされていないこ
ともあり、上述したクリーニング装置でいうと、クリー
ニング装置における感光体に対するクリーニングブレー
ドの当接位置あるいは当接角度が交換される毎に不揃い
であると、クリーニングにムラが生じ、適正な画像形成
のためのクリーニングが行なえなくなる。

そこで、本発明の目的は上述した従来の交換キットの支
持構造における問題に鑑み、キットの交換に際し、常に
交換キット内の部品とこれに対応する部品との間の位置
関係を正確に割り出すことのできる交換キットの支持構
造を備えた画像記録装置を得ることにある。

（課題を解決するための手段） この目的を達成するため、本発明は、電子写真プロセス
による画像形成のための部品の一部である現像装置内の
トナーカートリッジとクリーニング部材とを交換キット
内に納め、この交換キットを装置本体に対して着脱可能
に支持する構造を備えた画像記録装置において、上記交
換キットを保持するために上記装置内に設けてあるホル
ダにおける上記部品の押さえバネの荷重を、上記交換キ
ット収納時において、クリーニング装置側が上記トナー
カートリッジ側よりも大きく、かつ、上記クリーニング
装置側では、そのクリーニング装置内の部品を押さえる
バネのいずれをも同じとし、そして、上記トナーカート
リッジ側では、トナー補給部材の駆動側を同トナーカー
トリッジ内での他の部分よりも大きくなるように設定す
ることを提案するものである。

（作　用） 本発明によれば、交換キット内の装置部品のうち、主要
部品を基準としてその位置決めが行なわれ） （実　施　例） 以下、第１図乃至第８図において１本発明実施例の詳細
を説明する。

第１図は画像記録装置の一例であるレーザープリンタの
全体構成を示しており、感光体ドラム１の周囲には、矢
印で示す回転方向に沿って順に、帯電器２、現像ユニッ
ト３、転写チャージャ４、クリーニングユニット５がそ
れぞれ配置してあり、帯電器２と現像ユニット３との間
の位置６で感光体ドラム１に書き込み光線が入射して露
光するように書き込み光学ユニット７が設けてある。

帯電器２、光書き込みユニット７は、感光体ドラム１、
現像ユニット３、クリーニングユニット５の下方に設け
てある。また、転写チャージャ４は、感光体ドラム１の
上方に配置しである。

さらに、給紙カセット８は、光書き込み光学ユニット７
のさらに下側に設けてあり、給紙カセット８内の転写紙
はフィードコロ９とコーナ爪１０により１枚づつ分離し
て送り出され、さらに中間ローラ対１１およびガイド板
により現像ユニット３の上方に送られ、レジストローラ
対１２により感光体ドラム１上に形成された画像と位置
が整合するようにタイミングを合わせて転写部に給送さ
れる。

また、転写後の転写紙経路には除電ブラシｉ３、吸着フ
ァン１４、定着ユニット１５および排紙トレイ１６が設
けてある。

帯電器２と書き込みユニット７により感光体ドラム１上
に形成された静電潜像は、レジストローラ対１２により
給送された転写紙に転写チャージャ４により転写される
。転写後、除電ブラシ１３により、感光体ドラム１より
分離された転写紙は吸着ファン１４により吸着保持され
ながら、定着ユニット１５に送られ、定着されて排紙ト
レイ１６に排出される。

一方、転写後、感光体ドラム１上に残留したトナーは、
クリーニングユニット５によりクリーニングされ、また
感光体ドラム１上の電荷は除電器１７により除電され、
次の作像プロセスに備える。

レーザプリンタの上カバー１８は、上下開閉可能に形成
しである。

第２図において、上カバー１８は、支軸２１により本体
２２に上下開閉可能に枢着され１図の如く開放される。

上カバー１８には、転写チャージャ４が固定され、レジ
ストローラ対１２の上レジストローラ１９が回転支持さ
れる軸受２３がバネ２４の作用により保持されて上カバ
ー１８と一体状に開閉動される。

上カバー１８が開かれると、定着ユニット１５を除いて
転写紙の搬送路が上方に開放される。この時、図示しな
いが、定着ローラ対１５′、１５”の圧を同時に解除し
てもよい。

また、定着ローラ１５′を上カバー１８に保持するよう
に構成することもできる。上カバー１８は上記のように
転写チャージャ４と上レジストローラ１９を有するユニ
ットとして構威しである。

上カバー１８が開いた第２図に示す状態では、感光体ド
ラム１は本体２２に保持される。このとき、感光体ドラ
ム１を支持するドラムユニット２５が、第３図示のよう
に、本体２２に保持される。

なお、ドラムユニット２５は、第４図、第５図に示すよ
うに、上カバー１８に保持され、帯電チャージャ４、レ
ジストローラ対１２（上レジストローラ１９および下レ
ジストローラ２０）と共に、開閉動されるこ起もできる
。

第４図および第５図に示すように、ドラムユニット２５
が上カバー１８と共に開放動されると、その間放動に連
動してキットホルダー２６が上昇回動し。

キットホルダー２６に支持された交換キット２７が本体
２２の上方開放部に出現する。

交換キット２２には、クリーニングユニット５、帯電器
２．および現像ユニット３のトナーカートリッジ２８が
一体に構成しである。

交換キット２２は、第６図に示すように、矢印方向に引
き抜いてキットホルダー２６より取り外されることが可
能になっている。

交換キットｚ２は、第７図示のように、トナーカートリ
ッジ２８ヒクリーニングユニツト５とが、その側部に位
置するアーム２９により一体的に連結されており、この
アーム２９をキットホルダー２６内に差し込むことでレ
ーザプリンタ本体内に装備されることになる。

上述したキットホルダー２６には、第８図示のように、
キットアーム２９の上部に対向する第工乃圭第４の押さ
えバネ３０〜３３が設けてある。

上述した押さえバネは、キットアーム２９をキットホル
ダー２６内で固定保持するためのものであり、キットホ
ルダー２６の長手方向に沿って揺動支軸側から揺動端に
かけての２カ所に設けてある。従って、キットアーム２
９は、押さえバネにより、差し込み方向の２カ所で、両
方では４カ所で押圧されて下面をキットホルダー２６の
下片内面に押しつけられるようになっている。

上述した押さえバネは、その弾性力による荷重を次の関
係に設定されている。

すなわち、キットホルダー２６の揺動支軸側に位置する
第１および第３の押さえバネ３０．３２は、等しくされ
、そして、このキットホルダー２６の揺動端側に位置す
る第２．第４の押さえバネ３１．３３は。

第１の押さえバネ３０＝第３の押さえバネ３２〉第２の
押さえバネ３１〉第４の押さえバネ３３の関係とされて
いる。

このような荷重の関係の設定は、キットホルダー２６の
揺動支軸側に位置して感光体に対して最も平行度を要求
されるクリーニングユニットＳ内のクリーニングブレー
ドの支点となる回転軸５０の位置決めを確実に行なって
、上述した感光体に対する平行度を確保し、この位置決
めされた部分を基準として、他の固定保持部では、ある
程度の許容誤差範囲を設定して感光体に対する対応関係
を柔軟に得ようとするためである。

本実施例の場合、実験により、第１および第３の押さえ
バネ３０．３２での荷重を６５０ｇｆとし、そして、第
２および第４の押さえバネ３１．３３での荷重を４５０
ｇｆおよび３５０ｇｆとしてそれぞれ設定したεころ、
略、一定した感光体との間での位置関係を得ることがで
きた。

（発明の効果） 以上、本発明によれば、挿脱関係にある部材の抑圧に用
いる加圧手段である押さえバネの荷重を、感光体との位
置関係において最も重要とする位置での荷重を他の部分
よりも大きく採ることにより、感光体との位置関係を予
め良好となる状態に固定し、この荷重設定により固定さ
れた部分を基準として他の部分の位置決めが行なえるの
で、感光体との最も重要とされる部分の位置決めをその
要求に見合う状態に固定することで、常に、感光体に対
し、重要とされる部分での位置関係を一定化することが
可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例による画像記録装置の全体構成を
示す概略構成図、第２図ないし第６図は第１図に示した
装置の作用を説明するための第１図相当の概略構成図、
第７図は第１図に示した装置に適用される装置構造を示
す斜視図、第８図は本考案実施例による画像記録装置に
おける要部を示す斜視図である。 １・・・感光体ドラム、２・・・帯電器、３・・・現像
ユニット、４・・・転写チャージャ、５・・・クリーニ
ングユニット、２２・・・交換キット、２６・・・キッ
トホルダー、２８・・・トナーカートリッジ、３０・・
・クリーニングユニット側に位置する第１の押さえバネ
、３１・・・第２の押さえバネ、３２・・・クリーニン
グユニット側に位置する第３の押さえバネ、３３・・・
第４の押さえバネ。 第８ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電子写真プロセスによる画像形成のための部品の一部で
   ある現像装置内のトナーカートリッジとクリーニング部
   材とを交換キット内に納め、この交換キットを装置本体
   に対して着脱可能に支持する構造を備えた画像記録装置
   において、 上記交換キットを保持するために上記装置内に設けてあ
   るホルダにおける上記部品の押さえバネの荷重を、上記
   交換キット収納時において、クリーニング装置側が上記
   トナーカートリッジ側よりも大きく、かつ、上記クリー
   ニング装置側では、そのクリーニング装置内の部品を押
   さえるバネのいずれをも同じとし、そして、上記トナー
   カートリッジ側では、トナー補給部材の駆動側を同トナ
   ーカートリッジ内での他の部分よりも大きくなるように
   設定したことを特徴とする交換キットの支持構造を備え
   た画像記録装置。