JPH0371005A - 薄膜状塗布剤の検査装置 - Google Patents

薄膜状塗布剤の検査装置

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JPH0371005A
JPH0371005A JP20739689A JP20739689A JPH0371005A JP H0371005 A JPH0371005 A JP H0371005A JP 20739689 A JP20739689 A JP 20739689A JP 20739689 A JP20739689 A JP 20739689A JP H0371005 A JPH0371005 A JP H0371005A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被塗布材に塗布された薄膜状の塗布剤の塗布
状態を検査する方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車の組立工程において、フロントガラスやリヤ、ガ
ラスなどの窓ガラスは、その全周辺部にシーリング材が
塗布された後に車体の窓枠に組み付けられるが、シーリ
ング材の塗布に先立ってブラックプライマーが塗布され
、接着の信頼性の向上が図られている。
窓ガラスに塗布されたブラックプライマーの塗布状態を
検査するための装置として、本出願人は特開昭61−2
42666号公報に記載の装置を先に提案した。この従
来の検査装置は、窓ガラスを挟んで投光器及び受光器を
配置しておき、窓ガラスを透過する光量に応じて受光器
から出力される検出信号を増幅した後、その出力信号を
基準レベルと比較しその大小に応じて制御信号を出力す
るように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、ガラスの周辺部に黒色セラ案ノク処理を行った
、いわゆるセラミックガラスを窓ガラスとして使用した
場合には、ブラックプライマーを塗布する部分が黒色で
あるために光透過率が低く(例えば0.1%程度以下)
、シかも、ブラックプライマーの塗布前と塗布後との光
透過率の変化が少ない。
そのため、上述した従来の検査装置では、受光器から出
力される検出信号、及び、塗布前後における検出信号の
変化量が極めて小さいため、正しい検査を行うことがで
きなかった。
つまり、塗布剤であるブラックプライマーと塗布面であ
るセラミックガラスの周辺部とが、共に黒色で光透過率
が低いため、工業用テレビカメラや上述・の検査装置な
どによる自動検査が不可能であり、また熟練者による目
視検査さえも極めて困難であった。
本発明は、上述の問題に鑑み、セラ〔ソクガラスに塗布
されたブラックプライマーのように、光透過率の低い被
塗布材に塗布された塗布剤の塗布状態を確実に検査する
ことのできる検査方法及び検査装置を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、請求項1の発明は、被塗布
材に塗布された薄膜状の塗布剤の検査方法であって、前
記被塗布材を挟んで配置された投光器及び受光器と、前
記受光器からの検出信号を増幅する増幅器と、前記増幅
器からの出力信号を基準レベルと比較してその大小に応
じて制御信号を出力する比較器とを備え、前記増幅器の
出力信号の大きさを、前記受光器を遮光した状態に対し
ては零レベル値で且つ塗布剤が塗布される以前の被塗布
材に対しては一定のチューニング値になるように調整し
ておき、塗布剤が塗布された後の前記被塗布材に対する
前記増幅器の出力信号を前記比較器により比較する検査
方法である。
請求項2の発明は、被塗布材に塗布された薄膜状の塗布
剤の検査装置であって、前記被塗布材を挟んで配置され
た投光器及び受光器と、前記受光器からの検出信号を増
幅する増幅器と、前記増幅器からの出力信号を基準レベ
ルと比較してその大小に応じて制御信号を出力する比較
器と、前記増幅器の出力信号を零レベル値に調整する零
点調整手段と、前記増幅器の出力信号の大きさが一定の
チューニング値になるように調整するチューニング手段
とを有してなることを特徴として構成される。
請求項3の発明は、請求項2の発明の構成に加え、前記
チューニング手段が、前記増幅器の増幅率を調整する増
幅率調整部と、前記投光器の発光強度を調整する発光強
度調整部とを有して構成される。
〔作 用〕
投光器から発して被塗布材などを透過した光は受光器に
入射する。
受光器は、入射光量に応した検出信号を出力する。
増幅器は、受光器からの検出信号を増幅し、比較器はそ
れを基準レベルと比較してその大小に応した制御信号を
出力する。
零点調整手段は、受光器が遮光された状態で、増幅器の
出力信号を零レベル値に調整するために用いられる。
チューニング手段は、外部からの適当な開始信号又は手
動による開始信号などにより、塗布前の被塗布材に対す
る増幅器の出力信号の大きさが一定のチュ−ニング時に
なるように調整する。
チューニング時において、増幅率調整部は、増幅器の出
力信号の大きさがヂューニング値になるように、増幅器
の増幅率を調整する。また、発光強度調整部は、同様に
投光器の発光強度を調整する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係る検査装置1の構成を示すフ′ロン
ク図である。
検査装置1は、被塗布材であるワークWに塗布されたブ
ラックブライマーBP(FJ膜状塗布剤)の塗布状態の
良否を検査し、検査結果に応じた制御信号S6を出力す
るように構成され′ζいる。
ワークWは、周辺部に黒色セラミック処理が施されたセ
ラミックガラスからなる自動車用の窓ガラスである。黒
色セラミック処理が施された部分の光透過率は極めて低
く、例えば0.1%程度である。ワークWは、例えば図
示しないコンベアにより搬送され、塗布兼検査ステーシ
ョンで位置決めされて、そこで後述するチュ−ニング時
行われた後、ブラックプライマーBPの塗布が行われ、
塗布の直後にその塗布状態の検査が行われる。
第1図において、検査装置1は、検出センサー11、発
振器21、発光制御部22、フィルタ31、復調器32
、増幅器33、チューニング部34、比較器35、出力
制御部36、及び、図示しない電源部、電圧計、操作ス
イッチや表示灯などをマウントした操作パネル部などか
ら構成されている。
検出センサー11は、図示しないロボフトのマニプレー
タによって一体的に保持された投光器12と受光器13
とからなる。投光器12は、近赤外線を発する発光ダイ
オードである。
発振器21は、数KHzの周波数のパルス信号を出力す
る。
発光制御部22は、発振器21からのパルス信号によっ
て変調を受け、投光器12に電力(パルス出力)を供給
して発光させる。また発光制御部22は、チューニング
部34からの信号S12に応じて、投光器12の発光強
度を制御するように動作する。詳細については後述する
フィルタ31は、受光器13からの検出信号S1の内、
投光器12からの周波数成分のみを通過させる帯域通過
フィルタである。
復調器32は、発振器21の出力信号に同期して作動し
、フィルタ31からの出力をその振幅に応した直流電圧
信号に復調する。
増幅器33は、復調器32からの出力を増幅する。なお
、実際にはフィルタ31の前段にも増幅器が設けられて
いる。
これら発振器21、発光制御部22、フィルタ31、復
調器32、及び増幅器33は、1個の筐体内に組み込ま
れ、検出センサー11の近くに設置されている。なお、
チューニング部34など他の構成部分は別の筐体内に検
出装置本体として組み込まれており、これらの間は多数
の信号線によって接続されている。また検出装置本体は
、塗布兼検査ステーションの全体を管理又は制御する制
御装置と多数の信号線で接続されており、種々の信号の
授受が行われるようになっている。
次に、チューニング部34は、増幅器33から出力され
る信号S2を可変増幅し、チューニング時においてその
出力する信号S3の大きさが一定のチューニング値■1
になるように調整するためのものである。これについて
は後で詳述する。
比較器35は、チューニング部34から出力される信号
S3と、設定部37により予め設定された基準電圧S4
とを比較し、その大小に応じて信号S5を出力する。
出力制御部36は、比較器35から出力される信号S5
に基づいて制御信号S6を出力する。制御信号S6は、
例えばワークWに塗布されたプライマーBPの塗布状態
が「不良」であるときにオンする不良信号である。した
がって制御信号S6は、検出センサー11による適当な
検出タイミングで出力されるように制御されている。
さて、チューニング部34は、増幅器41、差動増幅器
42、絶対値検出部43、VF変換器44、ゲート45
,49、カウンタ46,50、DA変換器47.51工
ンド検出部4B、52、制御部53などから構成されて
いる。
増幅器41は、D’A変換器47からの信号S11の大
きさによって増幅率が可変設定される。また、受光器1
3に入射する光が遮断された状態において増幅器41の
出力する信号S3をOポルトに調整するための零点調整
器61が設けられてい差動増幅器42は、増幅器41の
信号S3のチューニング値■1を決定するためのもので
、信号S3と設定器62により設定された電圧とを比較
し、その差に応した電圧を出力する。
絶対値検出部43は、差動増幅器42の出力電圧の絶対
値を出力する。
VF変換器44は、絶対値検出部43の出力電圧に応し
た周波数(個数)のパルス信号を出力する。
ゲート45.49は、制御部53からの信号によって開
閉し、VF変換器44からのパルス信号をそれぞれカウ
ンタ46.50に伝える。
カウンタ46,50は、差動増幅器42の出力電圧の正
負に応じて加算又は減算するアップダウンカウンタであ
り、そのカウント値はそれぞれDA変換器47.51に
入力される。
DA変換器47.51は、カウンタ46,50から出力
されるそれぞれのカウント値に応じた電圧の信号Sll
、12に変換する。
2 エンド検出部48.52は、カウンタ4650のそれぞ
れのカウント値が、増幅器41又は発光制御部22にお
いて制御可能な範囲を越えるような値になったときに、
それぞれエンド検出信号を出力する。
制御部53は、チューニング部34の全体を制御する。
次に、制御部53によるチューニングの動作について説
明する。
チューニングを行う前に、投光器12と受光器13との
間に金属板などを挿入することによって受光器13を完
全に遮光した状態で、増幅器41の出力電圧である信号
S3が0ボルトになるように零点調整器61を調整する
。なお、このときの増幅器41の増幅率は最大である。
零点調整が終われば、金属板を取り外し、第1図に示す
ように塗布前のワークWをセットする。
チューニングは、チューニング開始信号SIOが人力さ
れることによって開始される。チューニング開始信号S
IOは、自動運転時には塗布兼検査ステーシゴンの全体
の制御装置から入力され、また、図示しない押し釦スィ
ッチなどによって手動で入力することも可能である。
チューニング開始信号310が入力されると、ゲート4
5を開け、VF変換器44からのパルス信号をカウンタ
46に入力してカウントを開始する。カウント値に応じ
てDA変換器47が信号S11を出力し、信号311に
応じて増幅器41の増幅率が低下する。これによって増
幅器41の出力する信号S3が設定器62に設定された
値に等しくなると、差動増幅器42の出力電圧は零とな
ってカウンタ46へはパルス信号が入力されなくなり、
増幅器41の出力する信号S3がチューニング値V1に
調整されてチューニングが完了する。
増幅器41の増幅率の低下のみでは信号S3がチューニ
ング値■1にまで低下しない場合には、カウンタ46の
カウント値が上限値に達したときにこれをエンド検出部
48が検出し、エンド検出部48からのエンド検出信号
によってゲート45を閉じてゲート49を開く。これに
よって、VF変換器44の出力するパルス信号はカウン
タ50に入力され、カウンタ50のカウントが開始され
る。カウンタ50のカウント値に応じてDA変換器51
が信号S12を出力し、信号312に応じて発光制御部
22の出力が減少し、投光器12の発光強度が低下する
。投光器12の発光強度が低下することによって受光器
13の検出信号31の大きさが低下し、その結果、増幅
器41の出力する信号S3が低下してチューニング値V
lに達しチューニングが完了する。
もし、カウンタ50のカウント値が上限値に達した場合
には、これをエンド検出部52が検出し、エンド検出部
52からのエンド検出信号によってエラー信号S13を
出力する。エラー信号S13が出力されるのは、ワーク
Wの塗布前の状態が、すなわちセラミックガラス自体の
光透過率が、検査可能な上限値を越えている場合である
。また、セラミックガラスの光透過率が検査可能な下限
値を越えている場合もエラー信号S 1.3が出力され
る。
つまり、チューニングは、まず増幅器41の増幅率を調
整することによって行われ、これによっては調整しきれ
ない場合に、発光制御部22の出力が調整され、これに
よって投光器12の発光強度が調整される。増幅器41
及び発光制御部22の両方によっても調整しきれない場
合には、エラー信号S13が出力される。
したがって、通常は、チューニングが完了した時点では
、増幅器41の信号S3の値(電圧値)がチューニング
値V1となっている。チューニング値V1としては、例
えば400mVに設定される。また、エラー信号S ]
、 3が出力された時点では、増幅器41の増幅率及び
発光制御部22の出力が、最大又は最小となっている。
なお、エラー信号31.3が出力された場合であっても
、−船間には検査装置1の動作を停止させることな(検
査を続行する。しかし、この場合には、当該ワークWに
ついての塗布状態の検査結果の信頼性は低い。したがっ
て、エラー信号S ]、 3に基づいて検査装置1を停
止さセ、又は警報を発5 するようにしてもよい。
次に、検査動作について説明する。
チューニングが完了すると、ワークWにブラックブライ
マーBPが塗布される。検出センサー11は、ワークW
にブランクブライマーBPを塗布したその直後の軌跡に
沿って移動されるか、又は塗布が完了した後にその塗布
軌跡に沿って移動される。
その間において、受光器J3は、ブラックブライマーB
Pの塗布後の透過光に応した検出信号S1を出力し、増
幅器41の出力する信号S3はこれに応じて変化(減少
)する。その信号S3と設定部37により設定された基
準電圧S4とが比較器35で比較され、その大小に応じ
て信号S5が出力される。
基準電圧S4の値は、適当数のザンプル品のテストによ
って決められるが、例えば上述のチューニング値■1の
115〜1/2程度に設定される。
つまりこの場合には、ワークWにブラックプライマーB
Pを塗布することによって、光透過率が26 0〜50%以下に低下した場合の塗布状態を「良」とす
ることになる。
出力制御部36からは、塗布状態が「不良」である場合
に制御信号S6が出力される。出力制御部36では、検
出センサー11が塗布軌跡を検出しているタイミング以
外で制御信号S6が出力されないように制御が行われて
いる。
次に、上述した検査装置1の全体的な動作について、第
2図に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、零点調整を行う(ステップ#11〉。零点調整は
、上述のように受光器13を遮光した状態で行われる。
次に、塗布前のワークWがセットされ(ステップ#12
)、チューニングが行われる(ステップ#13)。
チューニングの結果、ワークWの光透過率が検査可能な
範囲を越えていれば(ステソプ#14でノー)、エラー
信月S13が出力される(ステンプ#15)。
チューニングが完了しくステップ#14でイエス)、又
はエラー信号513が出力された後に(この場合には、
増幅器41の増幅率及び発光制御部22の出力は、エラ
ー信号313が出力されたときの状態のままに設定され
る。)、ワークWにブラックプライマーBPが塗布され
る(ステップ#16)。
塗布後のワークWについて塗布状態の検査を行う(ステ
ップ#17)。このとき、検出センサー11は、ワーク
WにブラックプライマーBPが塗布された部分を挟んだ
状態で、ブラックプライマーBPの塗布軌跡に沿って移
動される。
検査の良否の判定結果が「良」でない場合には(ステッ
プ#18でノー)、制御信号S6が出力され(ステップ
#19LワークW及び塗布装置のチエツクや不良ワーク
Wの除去などの所定の復帰処理が行われる(ステップ#
20)。
検査の判定結果が「良」である場合には(ステップ#1
8でイエス)、再び新しいワークWがセットされ、ステ
ップ#12以降の動作が繰り返される。
上述の実施例によると、光透過率の異なる種々のワーク
Wに対して、光透過率に応じて増幅器41の増幅率が可
変設定され、増幅器41から出力される信号S3が一定
のチューニング値V1になるようにチューニングされる
ので、セラQ7クガラスのように光透過率の低いワーク
Wであっても検査を確実に行うことができ、また広い範
囲の光透過率のワークWに対しても確実に検査を行うこ
とができる。さらに、増幅器41の増幅率を可変するこ
とでは対応できない場合には、発光制御部22の出力を
可変して投光器12の発光強度を可変するので、さらに
広い範囲の光透過率のワークWの検査を確実に行うこと
ができる。
上述の実施例において、チューニング(!V1を400
mVとしたが、他の適当な値としてよい。
チューニング部34の構成は、上述した以外の種々の構
成とすることができる。増幅器33においても零点調整
や増幅率の調整を行うことが可能である。零レベル値と
して、増幅器41の信号S39 をOボルトに設定したが、0ボルト以外の値であっても
よい。また、零点調整を自動的に行うようにすることも
可能である。
上述の実施例において、投光器12としては、発光ダイ
オード、半導体レーザ、又は電球などを、受光器4とし
ては、フォトダイオード、フォトトランジスタ、又はC
CDなどを、それぞれ採用することが可能である。
上述の実施例において、検査装置1の構成、及びその各
部の構成は、上述した以外の種々の構成とすることがで
き、また、検査装置1から出力される信号は種々の制御
のために使用することが可能である。
上述した検査装置1は、光透過率の測定装置として用い
ることも可能である。すなわち、上述のチューニングを
行う際に、ワークWに代えて光透過率が既知の基準フィ
ルタを用いてチューニングを行い、チューニングが完了
した後で、基準フィルタに代えて光透過率が未知のワー
クWをセットし、これについて増幅器41の出力する信
号S30 の電圧値を測定することによって、ワークWの基準フィ
ルタに対する光透過率の比が求められる。
この場合には、基準フィルタの光透過率の値を人力する
ためのスイッチ又はキーボード、演算装置、表示装置な
どを実装しておけばよい。
〔発明の効果〕
本発明によると、セラミックガラスに塗布されたブラッ
クブライマーのように、光透過率の低い被塗布材に塗布
された塗布剤の塗布状態を確実に検査することができる
特に請求項3の発明によると、チューニングに際して増
幅器の増幅率の調整と投光器の発光量の調整とが行われ
るので、より広い範囲の光透過率の被塗布材に対して塗
布状態の検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る検査装置の構成を示すブロック図
、第2図は第1図の検査装置の動作の概略を示すフロー
チャートである。 1・・・検査装置、12・・・投光器、13・・・受光
器、22・・・発光制御部(発光強度調整部)、34・
・・チューニング部(チューニング手段)、35・比較
器、41・・・増幅器(増幅率調整部)、61・・・零
点調整器(零点調整手段)、Sl・・・検出信号、S2
・・・信号(検出信号)、S3・・・信号(出力信号)
、S4・・・基準電圧(基準レベル)、S6・・・制御
信号、■1・・・チューニング値、W・・・ワーク(被
塗布材)、BP・・ブラックプライマー(塗布剤)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被塗布材に塗布された薄膜状の塗布剤の検査方法
    であって、 前記被塗布材を挟んで配置された投光器及び受光器と、 前記受光器からの検出信号を増幅する増幅器と、 前記増幅器からの出力信号を基準レベルと比較してその
    大小に応じて制御信号を出力する比較器とを備え、 前記増幅器の出力信号の大きさを、前記受光器を遮光し
    た状態に対しては零レベル値で且つ塗布剤が塗布される
    以前の被塗布材に対しては一定のチューニング値になる
    ように調整しておき、 塗布剤が塗布された後の前記被塗布材に対する前記増幅
    器の出力信号を前記比較器により比較する ことを特徴とする薄膜状塗布剤の検査方法。
  2. (2)被塗布材に塗布された薄膜状の塗布剤の検査装置
    であって、 前記被塗布材を挟んで配置された投光器及び受光器と、 前記受光器からの検出信号を増幅する増幅器と、 前記増幅器からの出力信号を基準レベルと比較してその
    大小に応じて制御信号を出力する比較器と、 前記増幅器の出力信号を零レベル値に調整する零点調整
    手段と、 前記増幅器の出力信号の大きさが一定のチューニング値
    になるように調整するチューニング手段と を有してなることを特徴とする薄膜状塗布剤の検査装置
  3. (3)前記チューニング手段は、 前記増幅器の増幅率を調整する増幅率調整部と、 前記投光器の発光強度を調整する発光強度調整部と を有してなる請求項2に記載の薄膜状塗布剤の検査装置
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