JPH037084B2 - - Google Patents
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- JPH037084B2 JPH037084B2 JP56170219A JP17021981A JPH037084B2 JP H037084 B2 JPH037084 B2 JP H037084B2 JP 56170219 A JP56170219 A JP 56170219A JP 17021981 A JP17021981 A JP 17021981A JP H037084 B2 JPH037084 B2 JP H037084B2
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- lever
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- shutter
- biasing
- Prior art date
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/081—Analogue circuits
- G03B7/083—Analogue circuits for control of exposure time
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プログラム自動露出制御装置、詳し
くは、絞りをその開口面積が小から大に向かうよ
うに開き、測光手段からの信号に基き開放動作途
中で開口閉じ動作を行う露出制御装置の改良に関
する。
くは、絞りをその開口面積が小から大に向かうよ
うに開き、測光手段からの信号に基き開放動作途
中で開口閉じ動作を行う露出制御装置の改良に関
する。
上述の如き従来の自動露出制御装置は、絞り兼
用シヤツタ（以下、単にシヤツタという）の開口
が連続的に拡大して、測光手段から信号が出ると
閉口するようなものであり、一般的には測光回路
のCdS光電素子のγ値を0.5にして、被写体から
の入射光量が1EV変化すると、シヤツタ速度が
0.5EV相当変化し、絞りが0.5EV相当変化するよ
うなものであつた。したがつて、明るい被写体を
撮影する場合にも絞り効果を重視した撮影を行う
ことができなかつた。すなわち、例えばASA100
でLV13の光量のときもＦ／Ｔが5.6／250〜８／
125の程度になり、絞り効果を重視した撮影が行
われないから、それだけ高い焦点調節の精度が要
求されるような装置であつた。
用シヤツタ（以下、単にシヤツタという）の開口
が連続的に拡大して、測光手段から信号が出ると
閉口するようなものであり、一般的には測光回路
のCdS光電素子のγ値を0.5にして、被写体から
の入射光量が1EV変化すると、シヤツタ速度が
0.5EV相当変化し、絞りが0.5EV相当変化するよ
うなものであつた。したがつて、明るい被写体を
撮影する場合にも絞り効果を重視した撮影を行う
ことができなかつた。すなわち、例えばASA100
でLV13の光量のときもＦ／Ｔが5.6／250〜８／
125の程度になり、絞り効果を重視した撮影が行
われないから、それだけ高い焦点調節の精度が要
求されるような装置であつた。
本発明の目的は、上述のような従来のプログラ
ム自動露出制御装置によつてはなし得なかつた明
るい被写体に対する絞り効果を重視した撮影、例
えばASA100でLV13以上では絞りをF11以上にし
た撮影を可能にし、しかも手振れ等の影響が強調
されることもないプログラム自動露出制御装置を
提供するためになされたものである。
ム自動露出制御装置によつてはなし得なかつた明
るい被写体に対する絞り効果を重視した撮影、例
えばASA100でLV13以上では絞りをF11以上にし
た撮影を可能にし、しかも手振れ等の影響が強調
されることもないプログラム自動露出制御装置を
提供するためになされたものである。
本発明は、絞り兼用シヤツタ羽根と、前記絞り
兼用シヤツタ羽根の拡開動作を段階的に行わせる
ように、階段状の絞り規制カム部を有する往復可
能な制御部材と、前記制御部材を１方向に付勢す
る付勢部材と、前記制御部材を前記付勢部材の付
勢力に抗してチヤージ位置に保持する係止部材
と、前記制御部材の作動に伴う前記絞り規制カム
部との係合を介して、前記絞り兼用シヤツタ羽根
を拡開させるように、回動可能に設けた羽根駆動
部材と、前記羽根駆動部材を介して前記絞り兼用
シヤツタ羽根を閉じるように付勢部材により付勢
して設けた羽根閉じ部材と、被写体の明るさを検
出して電気信号を出力する光電素子を含む測光手
段と、前記光電素子を介して充電されるコンデン
サと、前記絞り兼用シヤツタ羽根の拡開状態に対
応して前記光電素子を介しての前記コンデンサへ
の充電条件を変えるように前記制御部材と連動す
る切り換え手段と、前記コンデンサへの充電電圧
が基準電圧以上になるまで、前記羽根閉じ部材を
前記付勢部材の付勢力に抗して所定位置に保持
し、前記充電電圧が基準電圧以上になると、前記
付勢部材による羽根閉じ部材の作動を行う電磁部
材とを有することを特徴とするプログラム自動露
出制御装置にあり、かかる構成によつて目的の達
成を可能ならしめている。
兼用シヤツタ羽根の拡開動作を段階的に行わせる
ように、階段状の絞り規制カム部を有する往復可
能な制御部材と、前記制御部材を１方向に付勢す
る付勢部材と、前記制御部材を前記付勢部材の付
勢力に抗してチヤージ位置に保持する係止部材
と、前記制御部材の作動に伴う前記絞り規制カム
部との係合を介して、前記絞り兼用シヤツタ羽根
を拡開させるように、回動可能に設けた羽根駆動
部材と、前記羽根駆動部材を介して前記絞り兼用
シヤツタ羽根を閉じるように付勢部材により付勢
して設けた羽根閉じ部材と、被写体の明るさを検
出して電気信号を出力する光電素子を含む測光手
段と、前記光電素子を介して充電されるコンデン
サと、前記絞り兼用シヤツタ羽根の拡開状態に対
応して前記光電素子を介しての前記コンデンサへ
の充電条件を変えるように前記制御部材と連動す
る切り換え手段と、前記コンデンサへの充電電圧
が基準電圧以上になるまで、前記羽根閉じ部材を
前記付勢部材の付勢力に抗して所定位置に保持
し、前記充電電圧が基準電圧以上になると、前記
付勢部材による羽根閉じ部材の作動を行う電磁部
材とを有することを特徴とするプログラム自動露
出制御装置にあり、かかる構成によつて目的の達
成を可能ならしめている。
以下、本発明を図示例に基づいて説明する。
第１図は本発明の制御装置の一例を示す斜視
図、第２図は電気回路図、第３図は絞り−シヤツ
タ秒時グラフである。
図、第２図は電気回路図、第３図は絞り−シヤツ
タ秒時グラフである。
第１図、第２図において、１はシヤツタ地板、
２は絞り兼用のシヤツタ羽根、３はシヤツタ羽根
２の駆動ピン３ａと絞り規制部３ｂと閉じ被動部
３ｃとを有する羽根駆動レバー、４は羽根閉じレ
バー、５は羽根駆動レバー３と羽根閉じレバー４
の回動中心軸、６は絞り規制カム部６ａを有する
制御レバー、７は制御レバー６の係止レバー、８
は制御レバー６の調速レバー、９はガンギ装置、
１０は羽根閉じレバー４の係止レバー、１１はソ
レノイドレバー、１２は係止レバー１０とソレノ
イドレバー１１の回動中心軸、１３はソレノイ
ド、１４は係止レバー７によつて作動されるスイ
ツチ片、１５は低輝度警告回路接片、１６はソレ
ノイド回路接片、１７は接地端子、１８は制御レ
バー６に取付けた摺動接片、１９は測光情報蓄積
条件を切換える切換端子板、２０は電源電池、２
１は主スイツチ、２２は低輝度警告回路スイツ
チ、２３〜２５は同一基板上に形成したCdS光電
素子、２６は測光情報蓄積用のコンデンサ、２
７，２８はコンパレータ、２９は低輝度警告用の
LEDである。
２は絞り兼用のシヤツタ羽根、３はシヤツタ羽根
２の駆動ピン３ａと絞り規制部３ｂと閉じ被動部
３ｃとを有する羽根駆動レバー、４は羽根閉じレ
バー、５は羽根駆動レバー３と羽根閉じレバー４
の回動中心軸、６は絞り規制カム部６ａを有する
制御レバー、７は制御レバー６の係止レバー、８
は制御レバー６の調速レバー、９はガンギ装置、
１０は羽根閉じレバー４の係止レバー、１１はソ
レノイドレバー、１２は係止レバー１０とソレノ
イドレバー１１の回動中心軸、１３はソレノイ
ド、１４は係止レバー７によつて作動されるスイ
ツチ片、１５は低輝度警告回路接片、１６はソレ
ノイド回路接片、１７は接地端子、１８は制御レ
バー６に取付けた摺動接片、１９は測光情報蓄積
条件を切換える切換端子板、２０は電源電池、２
１は主スイツチ、２２は低輝度警告回路スイツ
チ、２３〜２５は同一基板上に形成したCdS光電
素子、２６は測光情報蓄積用のコンデンサ、２
７，２８はコンパレータ、２９は低輝度警告用の
LEDである。
第１図、第２図はいずれもレリーズ操作前のチ
ヤージ状態を示しており、この状態から主スイツ
チ２１をオンすると、コンパレータ２７の一端子
には抵抗Ｒ１とＲ２で分配された基準電圧が入力
され、＋端子にはCdS光電素子２３〜２５の合計
抵抗（Ｒ２３＋Ｒ２４＋Ｒ２５）と抵抗Ｒ３で分
配された被写体輝度電圧が入力されるようにな
る。そこで、低輝度警告回路スイツチ２２をオン
すると、被写体輝度が十分で、合計抵抗（Ｒ２３
＋Ｒ２４＋Ｒ２５）が小さく、したがつて被写体
輝度電圧が基準電圧より高いときはLED２９は
点灯しないが、被写体輝度が不十分で、合計抵抗
（Ｒ２３＋Ｒ２４＋Ｒ２５）が大であり、したが
つて被写体輝度電圧が基準電圧より低いときは
LED２９が点灯した低輝度であることを知らせ
る。スイツチ２２は常開スイツチであり、低輝度
チエツクを終えたら開放される。また、主スイツ
チ２１のオンは、コンパレータ２８を介してソレ
ノイド１３を励磁し、ソレノイドレバー１１をそ
のばねによる左回動の付勢に抗して吸着保持す
る。
ヤージ状態を示しており、この状態から主スイツ
チ２１をオンすると、コンパレータ２７の一端子
には抵抗Ｒ１とＲ２で分配された基準電圧が入力
され、＋端子にはCdS光電素子２３〜２５の合計
抵抗（Ｒ２３＋Ｒ２４＋Ｒ２５）と抵抗Ｒ３で分
配された被写体輝度電圧が入力されるようにな
る。そこで、低輝度警告回路スイツチ２２をオン
すると、被写体輝度が十分で、合計抵抗（Ｒ２３
＋Ｒ２４＋Ｒ２５）が小さく、したがつて被写体
輝度電圧が基準電圧より高いときはLED２９は
点灯しないが、被写体輝度が不十分で、合計抵抗
（Ｒ２３＋Ｒ２４＋Ｒ２５）が大であり、したが
つて被写体輝度電圧が基準電圧より低いときは
LED２９が点灯した低輝度であることを知らせ
る。スイツチ２２は常開スイツチであり、低輝度
チエツクを終えたら開放される。また、主スイツ
チ２１のオンは、コンパレータ２８を介してソレ
ノイド１３を励磁し、ソレノイドレバー１１をそ
のばねによる左回動の付勢に抗して吸着保持す
る。
そこで、被写体輝度が十分のときは、レリーズ
釦（図示せず）を押す。それによつて制御レバー
６の係止レバー７は、被動部７ａを押されて、ば
ね付勢に抗し右回動し、スイツチ作動部７ｂがス
イツチ片１４を押して低輝度回路接片１５との接
触から離し、さらにソレノイド回路接片１６に接
触せしめると共に、ソレノイド回路接片１６を接
地端子１７から離す。また、係止レバー７は、ス
イツチ片１４がソレノイド回路接片１６に接触す
る前に、制御レバー６の係止から外れる。それに
よつて制御レバー６は、ばね６ｂに引かれて右行
を開始し、右行すると直ぐに摺動接片１８を切換
端子板１９の接地端子部Ａに接触させて、コンデ
ンサ２６を放電させる。したがつて、スイツチ片
１４がソレノイド回路接片１６に接触し、ソレノ
イド回路接片１６が接地端子１７から離れるの
は、摺動接片１８が接地端子部Ａに接触し、コン
デンサ２６が放電している間である。なお、制御
レバー６の右行は、それに植設した速度規制ピン
６ｃが調速レバー８を介してガンギ装置９に係合
しているので、所定速度に調速される。調速レバ
ー８には速度規制ピン６ｃと常時接触を保つよう
な右回動習性が与えられていることは言うまでも
ない。
釦（図示せず）を押す。それによつて制御レバー
６の係止レバー７は、被動部７ａを押されて、ば
ね付勢に抗し右回動し、スイツチ作動部７ｂがス
イツチ片１４を押して低輝度回路接片１５との接
触から離し、さらにソレノイド回路接片１６に接
触せしめると共に、ソレノイド回路接片１６を接
地端子１７から離す。また、係止レバー７は、ス
イツチ片１４がソレノイド回路接片１６に接触す
る前に、制御レバー６の係止から外れる。それに
よつて制御レバー６は、ばね６ｂに引かれて右行
を開始し、右行すると直ぐに摺動接片１８を切換
端子板１９の接地端子部Ａに接触させて、コンデ
ンサ２６を放電させる。したがつて、スイツチ片
１４がソレノイド回路接片１６に接触し、ソレノ
イド回路接片１６が接地端子１７から離れるの
は、摺動接片１８が接地端子部Ａに接触し、コン
デンサ２６が放電している間である。なお、制御
レバー６の右行は、それに植設した速度規制ピン
６ｃが調速レバー８を介してガンギ装置９に係合
しているので、所定速度に調速される。調速レバ
ー８には速度規制ピン６ｃと常時接触を保つよう
な右回動習性が与えられていることは言うまでも
ない。
制御レバー６がさらに右行すると、ばねにより
右回動の付勢を与えられている羽根駆動レバー３
の絞り規制部３ｂが制御レバー６の絞り規制カム
部６ａの一段目に落ち込んで、羽根駆動レバー３
はその分右回動し、駆動ピン３ａがシヤツタ羽根
２を例えば第３図に示したようにＦ１１の絞りに
開口する。その開口の時機と摺動接片１８が切換
端子板１９の接地端子部Ａを離れて絶縁地部Ｂに
接するようになる時機とは一致せしめられてい
る。したがつて、シヤツタ羽根２の開口と同時に
コンデンサ２６にCdS光電素子２３〜２５を介し
て充電が再開されることになり、その充電電圧が
抵抗Ｒ４とＲ５によつて分配された基準電圧以上
になるとコンパレータ２８はソレノイド１３の励
磁を断つ。先にソレノイド１３の励磁によつて吸
着保持されていたソレノイドレバー１１は、制御
レバー６が係止された位置にあるときには、ソレ
ノイド１３の励磁がなくてばね付勢により左回動
しようとしても、制御レバー６の係止部６ｄによ
つて阻止されて回動できない。しかし、制御レバ
ー６が右行すると係止部６ｄが阻止する位置から
外れるので、ソレノイド１３の励磁が断たれて保
持を解放されたソレノイドレバー１１は、ばね付
勢によつて左回動し、その作動フツク部１１ａに
よつて羽根閉じレバー４の係止レバー１０を押
し、その右回動のばね付勢に抗して左回動させ
て、羽根閉じレバー４の係止から外す。係止を外
された羽根閉じレバー４はばね付勢によつて左回
動して羽根駆動レバー３の被動部３ｃを押し、羽
根駆動レバー３をそのばね付勢に抗して左回動さ
せて、それによりシヤツタ羽根２を閉じさせる。
右回動の付勢を与えられている羽根駆動レバー３
の絞り規制部３ｂが制御レバー６の絞り規制カム
部６ａの一段目に落ち込んで、羽根駆動レバー３
はその分右回動し、駆動ピン３ａがシヤツタ羽根
２を例えば第３図に示したようにＦ１１の絞りに
開口する。その開口の時機と摺動接片１８が切換
端子板１９の接地端子部Ａを離れて絶縁地部Ｂに
接するようになる時機とは一致せしめられてい
る。したがつて、シヤツタ羽根２の開口と同時に
コンデンサ２６にCdS光電素子２３〜２５を介し
て充電が再開されることになり、その充電電圧が
抵抗Ｒ４とＲ５によつて分配された基準電圧以上
になるとコンパレータ２８はソレノイド１３の励
磁を断つ。先にソレノイド１３の励磁によつて吸
着保持されていたソレノイドレバー１１は、制御
レバー６が係止された位置にあるときには、ソレ
ノイド１３の励磁がなくてばね付勢により左回動
しようとしても、制御レバー６の係止部６ｄによ
つて阻止されて回動できない。しかし、制御レバ
ー６が右行すると係止部６ｄが阻止する位置から
外れるので、ソレノイド１３の励磁が断たれて保
持を解放されたソレノイドレバー１１は、ばね付
勢によつて左回動し、その作動フツク部１１ａに
よつて羽根閉じレバー４の係止レバー１０を押
し、その右回動のばね付勢に抗して左回動させ
て、羽根閉じレバー４の係止から外す。係止を外
された羽根閉じレバー４はばね付勢によつて左回
動して羽根駆動レバー３の被動部３ｃを押し、羽
根駆動レバー３をそのばね付勢に抗して左回動さ
せて、それによりシヤツタ羽根２を閉じさせる。
一方、制御レバー６の右行によつて摺動接片１
８が切換端子板１９の接地端子部Ａから離れたと
きから、絶縁地部Ｂを経て、CdS光電素子２５を
短絡する第一短絡端子部Ｃに接触するまでの時
間、第一短絡端子部Ｃに接触したときから、CdS
光電素子２４と２５を短絡する第二短絡端子部Ｄ
に接触するまでの時間、および第二短絡端子部Ｄ
に接触している時間は、制御レバー６の調速と切
換端子板１９における各端子部の配置によつて、
例えば第３図に示したように、それぞれ1/60，1/
８３秒および1/83秒になるように設定されており、
制御レバー６に設けたカム部６ａの絞りF11を与
える一段目の長さは、摺動接片１８が接地端子部
Ａを離れてから第一短絡端子部Ｃに接触するまで
の長さに相当し、絞りF5.6を与える二段目の長さ
は、摺動接片１８が第一短絡端子部Ｃに接触して
から第二短絡端子部Ｄに接触するまでの長さに相
当し、三段目は絞りF2.8を与えるように構成され
ている。それに応じて、CdS光電素子２３〜２５
は、被写体の明るさが例えばASA１００でLV１
３以上のときは、コンデンサ２６がCdS光電素子
２３〜２５を介して1/60秒以内にコンパレータ２
８の基準電圧以上に充電され、LV11以上LV13以
下のときは、CdS光電素子２３〜２５を介する段
階を経てCdS光電素子２３と２４を介して（1/60
＋1/83）秒以内に基準電圧以上に充電され、
LV11以下では低輝度警告がなされないLV9以上
において、CdS光電素子２３〜２５を介する段
階、CdS光電素子２３，２４を介する段階を経て
CdS光電素子２３を介して（1/60＋2/83）秒以内
に基準電圧以上に充電されるように設定されてい
る。そのため、手振れによる問題発生等の危険が
少ないシヤツタ秒時（上述例では1/60秒）を限度
として、被写体が明るい場合（ASA100でLV13
以上）は絞り効果を重視（絞りF11）した撮影が
でき、それより暗い場合（ASA100でLV11〜13、
あるいはLV9〜11）も、絞り（F5.6あるいはさら
にF2.8へ）の変化に伴つてコンデンサ２６を充電
する条件を変えるようにしているから、一般に従
来の制御装置によるよりも絞り効果を重視した撮
影ができる。しかも、被写体が暗い場合にシヤツ
タ秒時が長くなつても、絞りが絞り込まれていた
段階（F11、あるいはF5.6）における秒時（1/60
秒あるいはさらに1/83秒）の間は手振れによる問
題発生への影響が少ないから、従来の制御装置に
よるよりも手振れによる問題発生が多くなるとい
うことはない。
８が切換端子板１９の接地端子部Ａから離れたと
きから、絶縁地部Ｂを経て、CdS光電素子２５を
短絡する第一短絡端子部Ｃに接触するまでの時
間、第一短絡端子部Ｃに接触したときから、CdS
光電素子２４と２５を短絡する第二短絡端子部Ｄ
に接触するまでの時間、および第二短絡端子部Ｄ
に接触している時間は、制御レバー６の調速と切
換端子板１９における各端子部の配置によつて、
例えば第３図に示したように、それぞれ1/60，1/
８３秒および1/83秒になるように設定されており、
制御レバー６に設けたカム部６ａの絞りF11を与
える一段目の長さは、摺動接片１８が接地端子部
Ａを離れてから第一短絡端子部Ｃに接触するまで
の長さに相当し、絞りF5.6を与える二段目の長さ
は、摺動接片１８が第一短絡端子部Ｃに接触して
から第二短絡端子部Ｄに接触するまでの長さに相
当し、三段目は絞りF2.8を与えるように構成され
ている。それに応じて、CdS光電素子２３〜２５
は、被写体の明るさが例えばASA１００でLV１
３以上のときは、コンデンサ２６がCdS光電素子
２３〜２５を介して1/60秒以内にコンパレータ２
８の基準電圧以上に充電され、LV11以上LV13以
下のときは、CdS光電素子２３〜２５を介する段
階を経てCdS光電素子２３と２４を介して（1/60
＋1/83）秒以内に基準電圧以上に充電され、
LV11以下では低輝度警告がなされないLV9以上
において、CdS光電素子２３〜２５を介する段
階、CdS光電素子２３，２４を介する段階を経て
CdS光電素子２３を介して（1/60＋2/83）秒以内
に基準電圧以上に充電されるように設定されてい
る。そのため、手振れによる問題発生等の危険が
少ないシヤツタ秒時（上述例では1/60秒）を限度
として、被写体が明るい場合（ASA100でLV13
以上）は絞り効果を重視（絞りF11）した撮影が
でき、それより暗い場合（ASA100でLV11〜13、
あるいはLV9〜11）も、絞り（F5.6あるいはさら
にF2.8へ）の変化に伴つてコンデンサ２６を充電
する条件を変えるようにしているから、一般に従
来の制御装置によるよりも絞り効果を重視した撮
影ができる。しかも、被写体が暗い場合にシヤツ
タ秒時が長くなつても、絞りが絞り込まれていた
段階（F11、あるいはF5.6）における秒時（1/60
秒あるいはさらに1/83秒）の間は手振れによる問
題発生への影響が少ないから、従来の制御装置に
よるよりも手振れによる問題発生が多くなるとい
うことはない。
以上述べたところから明らかなように、本発明
の制御装置によれば、絞り効果を重視した撮影が
行われるから、焦点調節精度を従来の制御装置に
おけるよりも要求しなくて済すことになり、その
ことは、特に自動合焦カメラのように自動的に焦
点調節が行われるものにあつては、自動合焦装置
の簡略化、低コスト化、あるいは耐久性の向上に
大いに貢献する。
の制御装置によれば、絞り効果を重視した撮影が
行われるから、焦点調節精度を従来の制御装置に
おけるよりも要求しなくて済すことになり、その
ことは、特に自動合焦カメラのように自動的に焦
点調節が行われるものにあつては、自動合焦装置
の簡略化、低コスト化、あるいは耐久性の向上に
大いに貢献する。
扨て、摺動接片１８が切換端子板１９の二短絡
端子部Ｄの終端に達した時点で、制御レバー６
は、そのガイドの役も兼ねている係止レバー１０
とソレノイドレバー１１の回動中心軸１２、また
は制御レバー６の付勢ばねの張設ピン１ａによつ
て右行を止められ、それまでの間に前述のような
シヤツタ羽根２の開口および開口が行われて撮影
が終了する。そして、最初のチヤージ状態への復
元は、例えばフイルムの巻上げ等に連動して、制
御レバー６を左行させ、制御レバー６の係止レバ
ー７がそのばね付勢によつて制御レバー６に係合
することによつて完了する。すなわち、制御レバ
ー６が第１図位置に左行すると、調速レバー８お
よびガンギ装置９もその復元習性によつて図示位
置に戻り、制御レバー６の復元作動ピン６ｅは羽
根閉じレバー４をそのばね付勢に抗して押して右
回動させ、同じく制御レバー６の係止部６ｄはソ
レノイドレバー１１をばね付勢に抗して右回動さ
せ、それによつて羽根閉じレバー４の係止レバー
１０は、ソレノイドレバー１１の押しを解放され
て、ばね付勢により右回動するようになり、羽根
閉じレバー４が図示位置に回動したときにそれに
係合して羽根閉じレバー４を係止する。摺動接片
１８が制御レバー６と共に左行して図示位置に戻
ることは勿論であり、制御レバー６が図示位置に
戻つて係止レバー７が係合すると、それによつて
スイツチ片１４およびソレノイド回路接片１６も
元の状態に戻ることになつて、全装置は完全に最
初の状態に戻されたことになる。
端子部Ｄの終端に達した時点で、制御レバー６
は、そのガイドの役も兼ねている係止レバー１０
とソレノイドレバー１１の回動中心軸１２、また
は制御レバー６の付勢ばねの張設ピン１ａによつ
て右行を止められ、それまでの間に前述のような
シヤツタ羽根２の開口および開口が行われて撮影
が終了する。そして、最初のチヤージ状態への復
元は、例えばフイルムの巻上げ等に連動して、制
御レバー６を左行させ、制御レバー６の係止レバ
ー７がそのばね付勢によつて制御レバー６に係合
することによつて完了する。すなわち、制御レバ
ー６が第１図位置に左行すると、調速レバー８お
よびガンギ装置９もその復元習性によつて図示位
置に戻り、制御レバー６の復元作動ピン６ｅは羽
根閉じレバー４をそのばね付勢に抗して押して右
回動させ、同じく制御レバー６の係止部６ｄはソ
レノイドレバー１１をばね付勢に抗して右回動さ
せ、それによつて羽根閉じレバー４の係止レバー
１０は、ソレノイドレバー１１の押しを解放され
て、ばね付勢により右回動するようになり、羽根
閉じレバー４が図示位置に回動したときにそれに
係合して羽根閉じレバー４を係止する。摺動接片
１８が制御レバー６と共に左行して図示位置に戻
ることは勿論であり、制御レバー６が図示位置に
戻つて係止レバー７が係合すると、それによつて
スイツチ片１４およびソレノイド回路接片１６も
元の状態に戻ることになつて、全装置は完全に最
初の状態に戻されたことになる。
本発明は以上述べた例に限られるものではな
く、例えば測光回路に１個の光電素子を用いて、
測光情報の蓄積条件変化を別の抵抗切換えやコン
デンサの容量切換えによつて与えるようにするこ
ともできるし、光起電力を発生する光電素子を用
いることもできる。また例えば、主スイツチ２１
をシヤツタ釦の第１段ストロークでオンしてその
オンが保持され、羽根閉じレバー４の羽根閉じ回
動で保持が解放されるようにし、低輝度警告回路
スイツチ２２を常閉スイツチとして係止レバー７
の係止解除回動で開放されるようにすれば、レリ
ーズ操作と別個に主スイツチ２１や低輝度警告回
路スイツチ２２を操作する必要がなくなる。さら
に、低輝度警告回路スイツチ２２を省略すること
も可能である。
く、例えば測光回路に１個の光電素子を用いて、
測光情報の蓄積条件変化を別の抵抗切換えやコン
デンサの容量切換えによつて与えるようにするこ
ともできるし、光起電力を発生する光電素子を用
いることもできる。また例えば、主スイツチ２１
をシヤツタ釦の第１段ストロークでオンしてその
オンが保持され、羽根閉じレバー４の羽根閉じ回
動で保持が解放されるようにし、低輝度警告回路
スイツチ２２を常閉スイツチとして係止レバー７
の係止解除回動で開放されるようにすれば、レリ
ーズ操作と別個に主スイツチ２１や低輝度警告回
路スイツチ２２を操作する必要がなくなる。さら
に、低輝度警告回路スイツチ２２を省略すること
も可能である。
第１図は本発明の制御装置の一例を示す斜視
図、第２図は電気回路図、第３図は絞り−シヤツ
タ秒時グラフである。 １……シヤツタ地板、２……シヤツタ羽根、３
……羽根駆動レバー、４……羽根閉じレバー、６
……制御レバー、７……制御レバーの係止レバ
ー、８……調速レバー、９……ガンギ装置、１０
……羽根閉じレバーの係止レバー、１１……ソレ
ノイドレバー、１３……ソレノイド、１４……ス
イツチ片、１５……低輝度警告回路接片、１６…
…ソレノイド回路接片、１７……接地端子、１８
……摺動接片、１９……切換端子板、２０……電
源電地、２１……主スイツチ、２２……低輝度警
告回路スイツチ、２３〜２５……CdS光電素子、
２６……コンデンサ、２７，２８……コンパレー
タ、２９……LED。
図、第２図は電気回路図、第３図は絞り−シヤツ
タ秒時グラフである。 １……シヤツタ地板、２……シヤツタ羽根、３
……羽根駆動レバー、４……羽根閉じレバー、６
……制御レバー、７……制御レバーの係止レバ
ー、８……調速レバー、９……ガンギ装置、１０
……羽根閉じレバーの係止レバー、１１……ソレ
ノイドレバー、１３……ソレノイド、１４……ス
イツチ片、１５……低輝度警告回路接片、１６…
…ソレノイド回路接片、１７……接地端子、１８
……摺動接片、１９……切換端子板、２０……電
源電地、２１……主スイツチ、２２……低輝度警
告回路スイツチ、２３〜２５……CdS光電素子、
２６……コンデンサ、２７，２８……コンパレー
タ、２９……LED。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 絞り兼用シヤツタ羽根と、 前記絞り兼用シヤツタ羽根の拡開動作を段階的
に行わせるように、階段状の絞り規制カム部を有
する往復可能な制御部材と、 前記制御部材を１方向に付勢する付勢部材と、
前記制御部材を前記付勢部材の付勢力に抗してチ
ヤージ位置に保持する係止部材と、 前記制御部材の作動に伴う前記絞り規制カム部
との係合を介して、前記絞り兼用シヤツタ羽根を
拡開させるように、回動可能に設けた羽根駆動部
材と、 前記羽根駆動部材を介して前記絞り兼用シヤツ
タ羽根を閉じるように付勢部材により付勢して設
けた羽根閉じ部材と、 被写体の明るさを検出して電気信号を出力する
光電素子を含む測光手段と、 前記光電素子を介して充電されるコンデンサ
と、前記絞り兼用シヤツタ羽根の拡開状態に対応
して前記光電素子を介しての前記コンデンサへの
充電条件を変えるように前記制御部材と連動する
切り換え手段と、 前記コンデンサへの充電電圧が基準電圧以上に
なるまで、前記羽根閉じ部材を前記付勢部材の付
勢力に抗して所定位置に保持し、前記充電電圧が
基準電圧以上になると、前記付勢部材による羽根
閉じ部材の作動を行う電磁部材とを有することを
特徴とするプログラム自動露出制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56170219A JPS5872131A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | プログラム自動露出制御装置 |
| US06/435,112 US4497563A (en) | 1981-10-26 | 1982-10-18 | Programmed automatic exposure control |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56170219A JPS5872131A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | プログラム自動露出制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5872131A JPS5872131A (ja) | 1983-04-30 |
| JPH037084B2 true JPH037084B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=15900873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56170219A Granted JPS5872131A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | プログラム自動露出制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4497563A (ja) |
| JP (1) | JPS5872131A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6133028U (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-28 | 日本電産コパル株式会社 | 露出制御装置 |
| JPH0823649B2 (ja) * | 1984-12-24 | 1996-03-06 | 株式会社コパル | 露出制御装置 |
| JPH0823651B2 (ja) * | 1984-12-24 | 1996-03-06 | 株式会社コパル | 露出制御装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4057812A (en) * | 1967-04-01 | 1977-11-08 | Prontor-Werk Alfred Gauthier Gmbh | Camera shutter having an electronic timing device |
| DE7235116U (de) * | 1972-09-23 | 1973-11-29 | Kodak Ag | Photographische kamera mit einem blendenverschluss und einem hemmwerk |
| DE2521824A1 (de) * | 1975-05-16 | 1976-11-25 | Agfa Gevaert Ag | Fotografische kamera mit einem elektronisch gesteuerten verschluss |
| JPS539836U (ja) * | 1976-07-09 | 1978-01-27 | ||
| JPS54155830A (en) * | 1978-05-29 | 1979-12-08 | Seiko Koki Kk | Electromagnetic release device for camera |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP56170219A patent/JPS5872131A/ja active Granted
-
1982
- 1982-10-18 US US06/435,112 patent/US4497563A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5872131A (ja) | 1983-04-30 |
| US4497563A (en) | 1985-02-05 |
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