JPH0370720A - 熱硬化性ポリエステルアロイ及びそれより作られるコーティング組成物 - Google Patents

熱硬化性ポリエステルアロイ及びそれより作られるコーティング組成物

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JPH0370720A
JPH0370720A JP15248290A JP15248290A JPH0370720A JP H0370720 A JPH0370720 A JP H0370720A JP 15248290 A JP15248290 A JP 15248290A JP 15248290 A JP15248290 A JP 15248290A JP H0370720 A JPH0370720 A JP H0370720A
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Georges Gravanis
ジョージ グラバニ
Loick Rabajoie
ルワク ラバジョワ
Jean-Claude Joseph A Vidla
ジャン‐クローデ ヨゼフ アントワン ビドラ
Jean Jacques Trescol
ジャン‐ジャーク トレコル
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Akzo NV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は広く、独立に架橋した二双上のポリマー系のポ
リマーアロイ、特に自動車及びコイルコーティング分野
のような産業用途に使用し得るそれらポリマーアロイに
関する。本発明は特に、上記の用途に使用し得る熱硬化
性ポリエステルアロイに関する。
[従来の技術] 上述のような広いタイプのポリマーアロイは時折、相互
侵入ポリマーネットワーク(inter−penetr
atingpolymer networks : I
 P N )と呼ばれる。IPNは一般に、永久的な絡
み合いにより結び付けられた、その間に共有結合または
グラフトがない(″′完全な”IPN)または僅かしか
ない(擬”IPN)、独立に共−架橋(co−cros
s−ink) L/たポリマー系の均質混合物として記
述される。IPNは、種々のポリマー系が別個に架橋し
て得られるものよりもしばしば優れた特性を有する。
IPNは種々のポリマー系の共−ホモ架橋(CO−ho
mocrosslinking)  (それは通常、逐
次的な方法あるいは同時的な方法のいずれによっても達
成され得る)によって作ることができる。逐次的な方法
においては、第一の架橋ポリマー系は第二の系の七ノマ
ー及び架橋剤で膨潤され、それが次に第一のポリマー系
中でインサイツで硬化される。同時的な方法においては
、種々の系の七ノマー及び架橋剤は共に配合され、次に
同時的にホモ架橋される。
IPN及びその製造方法は、米国特許4302553及
び4468485M明細書の開示によって例示された技
術より公知である。コーティング組成物中でのIPNの
使用も、米国特許4569964.4594397号明
細書及び欧州特許出願[P−A−0117512号公報
の記載より例示されるように、一般に公知である。
[発明の構成] 本発明は、第一のポリマー系と第二のポリマー系との共
−ホモ架橋した生成物を含有するポリエステルアロイに
おいて、 (1)第一のポリマー系が、 (a)バインダーとしての、実質的に飽和したポリエス
テルポリオール、及び (b)ポリエステルポリオールのヒドロキシル基のため
の架橋剤 に基づく第一の熱硬化性ポリエステル系であり、(2)
第二のポリマー系が (a)バインダーとしての、遊離基的に架橋し得る、実
質的に活性水素不含のポリエステルに基づく第二の熱硬
化性ポリエステル系であることを特徴とする特定の熱硬
化性ポリエステル70イに関する。
共−ホモ架橋したとは、前文に及び先に引用した文献に
一般的に記載されているように、第一の及び第二のポリ
マー系が逐次的に及び/または同時的に架橋されること
を意味する。しかしながら、第−の及び第二のポリマー
系は、同時的にホモ架橋されるのが好ましい。
そのような熱硬化性ポリエステルアロイは、高程度の耐
溶剤性を保ちながら、個々の成分に比べ、硬さと可撓性
とのより優れた折衷を提供すると言うことが見出された
本発明はさらに、先述の第一の及び第二の熱硬化性ポリ
エステル系を、高められた温度で共−ホモ架橋すること
によって上記熱硬化性ポリエステルアロイを製造する方
法に関する。
本発明はさらに、前iLの第一の及び第二の熱硬化性ポ
リエステル系を含有するコーティング組成物、及び上記
の第一の及び第二の熱硬化性ポリエステル系を基体に施
与し、次に高められた温度で共−ホモ架橋、好ましくは
同時的にホモ架橋することによって基体をコートする方
法に関する。
上に引用した文献には、ポリマーアロイの製造に用いる
ことの出来る多数の系及びそのような系から製造される
多数のポリマーアロイが開示されているものの、熱硬化
性ポリマーアロイ及び特に熱硬化性ポリエステルアロイ
(これは、本発明の物のように、自動車及びコイルコー
ティング用途に有用である)は開示も示唆もされていな
い。
本発明のこれらの及び他の特徴及び利点は、当業者であ
れば以下の詳細な説明及び共に示された実施例を読むこ
とにより、より容易に理解することができるであろう。
上記のように、本発明の熱硬化性ポリエステルアロイは
、第一のポリマー系と第二のポリマー系が共−ホモ架橋
した生成物を含有し、 (1)第一のポリマー系が、 (a)バインダーとしての、実質的に飽和したポリエス
テルポリオール、及び (b)ポリエステルポリオールのヒドロキシル基のため
の架橋剤 に基づく第一の熱硬化性ポリエステル系であり、(2)
第二のポリマー系が、 (a)バインダーとしての、遊離基的に架橋し得る、実
質的に活性水素不含のポリエステルに基づく第二の熱硬
化性ポリエステル系であることを特徴とする。
好ましくは、これらの熱硬化性ポリスチルアロイは、約
10〜90重量%の、より好ましくは約20〜80銀星
%の第一のポリマー系、及び約10〜90重量%の、よ
り好ましくは約20〜80重量%の第二のポリマー系か
ら成る共−ホモ架橋された生成物を含有する。ここでの
重量%は、第一の及び第二のポリマー系の総重量に基づ
く。
適当なポリエステルポリオールは、熱硬化性コーティン
グ用途で使用し得る種々のヒドロキシル基含有ポリエス
テル類を包含する。これらのポリエステルは、例えば二
価及び多価アルコールと二及び多塩基性カルボン酸く任
意的に酸アルコール及びラクトン成分を含む〉との重縮
合によって製造することができる。そのようなポリエス
テルポリオールはまた、その構造中に酸基、エーテル及
び/またはウレタン結合を含んでも良い。
上に一般的に記述したように、ポリエステルポリオール
は、実質的に飽和していなくてはならない。実質的に飽
和したとは、上記ポリエステルポリオールが例えばエチ
レン性不飽和のような不飽和(これは第二のポリマー系
の遊離基架橋反応に容易に参加し得る)を実質的に含有
しないことを意味する。例えば芳香族性及びカルボニル
性不飽和のような不飽和は、上記遊離基架橋反応に容易
に参加し得ないので、これらポリエステルポリオール中
に存在しても良い。
上記のポリエステルポリオールは、例えば欧州特許EP
−8−0111986@公報に例示されたような先行技
術より、当業者に周知である。
ポリエステルポリオールのヒドロキシル基のための適当
な架橋剤として、イソシアネート及びアミノプラストに
基づく種々の化合物を挙げることができる。イソシアネ
ートに基づく化合物の例として、先に引用した欧州特許
EP−8−0111986号公報に開示されたような、
ブロックされたもしくはブロックされていないイソシア
ヌレート化合物、またはブロックされたもしくはブロッ
クされていない脂肪族、脂環式もしくは芳香族二価、三
価もしくは多価イソシアネートを挙げることができる。
ポリエステルポリオールのヒドロキシル基のための特に
好ましい架橋剤は、例えばブロックされたトリイソシア
ネート及びメラミンに基づく化合物を包含する。
第二のポリマー系の遊離基的に架橋し得る適当なポリエ
ステル類は、例えば0日基が遊離基的に反応性の基で置
き換えられたまたは交換された上述のポリエステルポリ
オール類を包含する。
遊離基的に架橋し得る好ましいポリエステルとして、欧
州特許出願EP−A−0203296号公報に開示され
た、アクリロイル及びメタクロイル基含有ポリエステル
化合物を挙げることができる。特に好ましいのは、先に
引用した文献中で議論されたような、ポリエステルポリ
オールのアクリル酸及びメタクリル酸エステルである。
第二のポリマー系は、任意的に架橋反応のための遊離基
開始剤を含有して良い。そのようなものの例として、過
酸化物、とドロペルオキシド類、及びアリルオキシ化合
物を挙げることができる。
特に好ましいのは、遊離基開始剤として作用するだけで
なく、架橋反応に反応性架橋剤としても参加する、ポリ
アリルオキシ基含有化合物である。
そのようなポリアリルオキシ基含有化合物は、例えば米
国特許4145248号明細書中に開示されている。
本発明に従うポリマーアロイは、第−及び第二のポリマ
ー系を、高められた温度で共−ホモ架橋することによっ
て製造される。共−ホモ架橋とは、前文に及び先に引用
した文献中に記載されたように、第一の及び第二のポリ
マー系が逐次的に及び/または同時的にホモ架橋される
ことを意味する。しかしながら、第一の及び第二のポリ
マー系は、同時的にホモ架橋されるのが好ましい。
架橋条件は、熱硬化性分野で通常見られるものであり、
当業者に周知である。勿論、該架橋条件は、選択された
特定の系及び所望の応用分野(例えばオンライン自動車
コーティング対コイルコテイング)を包含する多数の要
因に応じて、異なって良い:しかしながら、これらの及
び他の周知の要因に基づき、適当な架橋条件を選択する
ことは全く当業者の能力の範囲内である。
例えば、オンライン及びオフライン自動車コーティング
分野については、適当な架橋条件は20〜60分間の約
60〜180℃の温度を包含し、コイルコーティング分
野については、適当な架橋条件は約20〜60秒間の1
96〜260℃のピーアイシー メタル温度(pic 
metal temperatures)を包含する。
コーティング分野のためには、第一の及び第二のポリマ
ー系が実質的に同じ速度で架橋するのが好ましく、この
ことにより、ポリマー系のより均一な混合がもたらされ
、例えばより高い光沢がもたらされる。
本発明はまた、前記の熱硬化性ポリエステルアロイの第
一の及び第二のポリマー系に基づくコーティング組成物
に関する。
そのような第一の並びに第二のポリマー系及びそれらに
基づくコーティング組成物は、さらに通常の補助剤及び
添加剤、例えば染料、顔料、顔料分散剤、フィラー、酸
化防止剤、Uv安定化剤、垂れ防止剤、レオロジーコン
トロール剤、腐蝕防止剤、可塑剤、光沢改良剤等を含有
しても良い。
本発明のコーティング組成物は、特に顔料を含有するの
が好ましい。適当な顔料の例として、通常のタイプの、
すなわち有機のまたは無機の、酸性の、塩基性のまたは
中性の顔料を挙げることができる。該顔料は、任意的に
予備処理されてその特性が改変されても良い。適当な顔
料の特定の例として、二酸化チタン、べん柄、クロム酸
鉛、カーボンブラック、及びフタロシアニン系顔料を包
含する。顔料と言う語はまた、メタリック顔料、例えば
アルミニウム及びステンレス鋼をも指す。
基体は、第一の及び第二のポリマー系を基体に施与し、
次に該系を本発明の熱硬化性ポリエステルアロイを製造
するための上記のような条件下で共−ホモ架橋すること
によって、これらコーティング組成物でコートすること
ができる。ここでも、第一の及び第二のポリマー系は同
時的にホモ架橋されるのが好ましい。
該コーティング組成物はどのような適当な方法、例えば
ローラーコーティング、噴霧、静電的噴霧、はけ塗り、
ふりかけ、流し塗りまたは浸漬等によって施与されても
良い。
適当な基体は、種々の物質を包含し得るが、しかし、一
般に、予備処理されたまたはされていない金属または合
金例えば鉄、亜鉛めっきされた鉄、鋼、シート金属及び
アルミニウムである。
上記のような熱硬化性ポリエステルアロイ及びコーティ
ング組成物は、一般に産業上の用途に使用することがで
きる。特に好ましい使用は、自動車のオンライン、オフ
ライン、及びコイルコーティング分野におけるものであ
る。
本発明のこれらの及び他の特徴及び利点は、以下の詳細
な実施例によってさらに説明される。これら実施例は、
説明のためのものであり、上記の発明を限定するもので
はない。
[実施例] これらの実施例においては、三つの異なる熱硬化性ポリ
エステル系を使用した:  (1)NGOで架橋された
系、(2)メラミンで架橋された系、(3)遊離基開始
で架橋された系。本発明に従うポリエステルアロイは、
系(1)と(3)、及び系(2)と(3)の種々の組み
合わせによって作られた。
ポリエステル類の調製 (A)ポリエステルポリオールA 攪拌機、カラム(column)及び温度計を備え、窒
素雰囲気下に保たれた反応器中に、 19゜29重量部の1,2−プロパンジオール15.8
7重量部のネオペンチルグリコール2.86重量部のト
リメチロールプロパン、及び0.05重量部のジブチル
スズオキシドを仕込んだ。
反応混合物の温度を100〜115℃に上げ、61.9
3重量部のイソフタル酸を添加し、その後に、該温度を
220〜225℃へと再び上昇させ、酸価(KOHのm
l/乾燥樹脂9にて表される)が20未満となるまでこ
の範囲に保った。次に、カラムを水分離器及び還流器と
交換し、その一方で3重量部の芳香族混合溶媒〔エクソ
ン ケミカル社(Exxon Chemical )よ
り5olvesso 100の商標にて市販されている
〕を反応混合物に加えた。酸価が2未満に低下するまで
該温度を220〜225℃に保ち、酸価が2未満となっ
た時点で温度を180℃に下げ、反応混合物を33.7
5重量部の5OIVeSS0100及びプロピレングリ
コールアセテートのモノメチルエーテル〔ダウ ケミカ
フ1社(Dow Chemical )よすoOWan
ol P)IAの商標で市販されている)9.19重撮
部で継続的に希釈した。
得られたポリエステルポリオールAは、溶剤配合物中で
の65%の固形分含量、及び70.1のヒドロキシル価
CKO口のIItg/乾燥樹脂qにて表される〉を有し
た。
(B)不飽和ポリエステルB 攪拌機、還流器、導入器(i ncorporator
)及び温度計を備え、窒素雰囲気下に保たれた反応器中
に、28.51重量部のイソホロンジイソシアネート1
5.75重量部の5OIVeSSO1003,94重量
部のDOWaool P)IA及びO,OS重量部の、
5olvesso 100/Dowanol PHA(
80/20>配合溶剤中のジブチルスズジラウレート1
0%溶液 を仕込んだ。
反応混合物の温度を50℃に上昇させ、一方で35・3
3重量部のポリカプロラクトンジオール〔インテロツク
ス社(Interox)よりCapa200の商標で市
販されている〕を2時間に亘って添加した・それから該
温度を、NGOの比率が8.5±0.2%となるまで5
0℃に保ち、その後に、0.02重量部の前)ボのジブ
チルスズジラウレート溶液を加えた。
16.38重量部のヒドロキシルエチルアクリレートを
次の1時間に亘って加え、該温度を55℃に上昇させ、
すべてのNCO基が反応するまでこの温度に保った。
得られた不゛飽和ポリエステルBは、溶剤配合物中で8
0%の固形分含量を有した。
豊又恩糸 (1)NCOで架橋された系(Sl〉 NCOで架橋された系は、バインダーとしてポリエステ
ルポリオールAを含有した。ポリイソシアネート架橋剤
はへキサメチレンジイソシアネートに基づくイソシアヌ
レート〔ロース プーラン社(Rhone Poule
nc)より丁olonate IIDTの商標で市販さ
れている〕であり、それはメチルエチルケトオキシムで
完全にブロックされ、[)owanol PHAで80
%の固形分含量へと希釈された。
コーティング組成物は、 42.08重量部のポリエステルポリオールへ8.59
重辺部のポリイソシアネート架橋剤(NCO:0目=0
.80) 0.86重量部の前述のジブチルスズジラウレート溶液 0.86重量部の、流れ剤(blow agent) 
(ユニオンカーバイド社(Union Carbide
)より5iliconResin L750()の商標
で市販されている〕の10%溶液 25:64重量部のTiO2顔料〔クロノス社(Kro
−nos )よりCL310の商標にて市販されている
)18.97重量部の5olvesso 100及び3
.04重量部のDOWanOI PHAより調製された
得られたコーティング組成物は、60重量%の固形分含
量を有し、0.6#厚さのアルミニウムパネル上に25
μ■の乾燥フィルム厚が得られるような量にてハンドコ
ーターで施与された・該コーティングは二つの異なる条
件: (a)オーブン中160℃で35分間焼き付けた(通常
の自動車の硬化条件を模倣〉 (b)オーブン中300℃で50秒間焼き付けて、24
0℃のピーアイシー メタル温度に到達させた(通常の
コイルコーティング条件を模倣) の下で硬化された。
そのようにして施与され硬化されたコーティングを、硬
化の後23℃で24時間保管し、以下のようにしてテス
トした: (A)耐溶剤性−メチルエチルケトンを用い、2Kg/
dの圧力で100回の往復こすりの摩擦テスト(B)表
面硬度−ペルゾ振子法(Persoz pendulu
mmethod) 、秒単位で表される (C)光沢−60℃でのもの、%として表される(D)
可撓性−(I)ノツチなしのT−曲げテスト、ECCA
 TT基準に従うTの数値で表される (II)ノツチなしの裏面衝撃テスト、N−m(インチ
−ポンド〉で表される (II[)破断伸度−1m/分のクロスヘツド速度にて
In5tron Ten5ileTesterを用い、
%として表される(E)ガラス転移温度(Tg15℃/
分の昇温速度で、丁hermomechanical 
AnalyZerを用い、℃として表される。
(a)の条件下で硬化されたコーティング組成物につい
てのテスト結果を第1表に、(b)の条件下で硬化され
たコーティング組成物についての結果を第2表に示す。
両方のケースに見られるように、系(1)は比較的硬い
がしかし脆いコーティングを生じた。
(2)メラミンで架橋された系(S2)メラミンで架橋
された系は、バインダーとして、先にNGOで架橋され
た系に使用したのと同じポリエステルポリオールを含有
した。アミノプラスト架橋剤は、メトキシル化されたメ
ラミン樹脂(アメリカン  シアナミド社(Ameri
Can Cyanamid)よりCymel 303の
商標で市販されている)であった。
コーティング組成物は、 40、91重量部のポリエステルポリオールへ6.65
重量部のアミノプラスト架橋剤1.00重量部の、5o
lvesso 100/Dowanol PMA (8
0/20)溶剤配合物中の、ブロックされたp−トルエ
ンスルホン酸(アメリカン シアナミド社よりCyca
t 4045の商標で市販されている)の10%溶液 0.82重量部の前述の流れ剤溶液 24.94重量部の前述のTiO2顔料及び25.68
重量部の5OIVeSSO100/Dowanol P
HA (80/20)溶剤配合物 より調製された。
得られたコーティング組成物は、60%の固形分含量を
有し、施与され、(b)の硬化条件下で硬化され、NG
Oで架橋された系と同様にテストされた。(b)の条件
下で硬化されたコーティング組成物についての結果を第
3表に示す。ここで見られるように、系(2)は比較的
硬いがしかし脆いコーティングを生じた。
(3)遊離基的に架橋された系〈S3〉遊離基的に架橋
された系は、バインダーとして、不飽和なポリエステル
Bを含有した。遊離基開始剤/架橋剤としては、ポリア
リルオキシ基を含有する脂肪族液状オリゴマー〔モンサ
ント社(Hon−5anto)より5antolink
 Xl−100の商標で市販されている)を使用した。
コーティング組成物践 39、2()重量部の不飽和ポリエステルB4.70重
量部の開始剤/架橋剤 0.21重量部の、コバルトオクタノエートのホワイト
スピリット中の6%溶液 0.79重量部の前述の流れ剤溶液 0.12重量部のビニルトリメトキシシラン23、53
重量部の前述のT t o2顔料及び31.45重量部
の5olvesso 100/Dowanol PHA
  (130/20)溶剤配合物 より調製された。
得られたコーティング組成物は、60%の固形分含量を
有し、施与され、硬化されて、NCOで架橋された系と
同様にテストされた。(a)の硬化条件下で硬化された
コーティング組成物についての結果を第1表に、(b)
の条件下で硬化されたコーティング組成物についての結
果を第2表及び第3表に示す。両方のケースに見られる
ように、系(3)は比較的可撓性だがしかし軟らかいコ
ーティングを生じた。
ポリエステルアロイ−実施 1〜15 系(1)と(3)及び系(2)と(3)の種々の混合物
を、上記のようにして施与、硬化し、テストした。
(a)の条件下で硬化された系(1)と(3)の混合物
についての結果を第1表に、(b)の条件下で硬化され
た系(1)と(3)の混合物についての結果を第2表に
、(b)の条件下で硬化された系(2)と(3)の混合
物についての結果を第3表に示す。
これらの結果より認められるように、本発明に従う、比
較的硬くて脆い系(1及び2)とより軟らかくてかつ可
撓性の系(3〉との組み合わせにより、表面硬度と可撓
性の従来はない折衷を備えた、改善された機械的特性を
示すポリマーアロイが生じる。特定の特性(例えば表面
硬度)の幾分線形な挙動と他の特性(例えば可撓性、光
沢並びに伸度)の幾分非線形な挙動との組み合わせは、
種々の系の単なる配合からは期待できない相乗的な効果
を示す。言い替えると、本発明に従うポリマーアロイは
、用いられた個々の系に基づき期待されるよりも予想外
に有益である。
さらに該ポリマーアロイは、先に議論したように、それ
らを自動車及びコイルコーティング分野に非常に適した
ものとなす、表面硬度、可撓性及び耐溶剤性の良好な組
み合わせを示す。
ここで詳細に記述した詳細な実施態様について、本発明
の概念から本質的に逸れることなく、多くの改変及び変
化を行うことができる。従って、ここに記載された本発
明の好ましい形態は単に例示のためのものであり、本発
明の範囲を限定するものではないと言うことが、明瞭に
理解されるであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第一のポリマー系と第二のポリマー系との共−ホモ
    架橋した生成物を含有するポリマーアロイにおいて、該
    ポリマーアロイが (1)第一のポリマー系が、 (a)バインダーとしての、実質的に飽和したポリエス
    テルポリオール、及び (b)ポリエステルポリオールのヒドロキシル基のため
    の架橋剤 に基づく第一の熱硬化性ポリエステル系であり、(2)
    第二のポリマー系が、 (a)バインダーとしての、遊離基的に架橋し得る、実
    質的に活性水素不含のポリエステル に基づく第二の熱硬化性ポリエステル系であるところの
    熱硬化性ポリエステルアロイであることを特徴とするポ
    リマーアロイ。 2、ポリエステルポリオールのヒドロキシル基のための
    架橋剤が、イソシアネート及び/またはメラミン架橋剤
    であることを特徴とする、請求項第1項記載のポリマー
    アロイ。 3、第二のポリマー系が遊離基開始剤を含むことを特徴
    とする。請求項第1項記載のポリマーアロイ。 4、遊離基開始剤がポリアリルオキシ基含有化合物を含
    むことを特徴とする、請求項第3項記載のポリマーアロ
    イ。 5、ポリマーアロイが、第一の及び第二のポリマー系の
    同時的にホモ架橋した生成物を含有することを特徴とす
    る、請求項第1項記載のポリマーアロイ。 6、ポリマーアロイが、約10〜90重量%の第一のポ
    リマー系と約10〜90重量%の第二のポリマー系(こ
    こで重量%は第一の及び第二のポリマー系の総重量に基
    づく)を含有する熱硬化性ポリエステルアロイであるこ
    とを特徴とする、請求項第1項記載のポリマーアロイ。 7、請求項第1項〜第4項及び第6項のいずれか一つに
    記載の第一のポリマー系及び第二のポリマー系を含有す
    るコーティング組成物。 8、さらに顔料を含有することを特徴とする、請求項第
    7項記載のコーティング組成物。 9、請求項第1項〜第4項及び第6項のいずれか一つに
    記載の第一のポリマー系と第二のポリマー系とを、高め
    られた温度で共−ホモ架橋することによつてポリマーア
    ロイを製造する方法。 10、第一の及び第二のポリマー系が、高められた温度
    で同時的にホモ架橋されることを特徴とする、請求項第
    9項記載の方法。 11、請求項第1項〜第4項及び第6項のいずれか一つ
    に記載の第一のポリマー系及び第二のポリマー系を含有
    するコーティング組成物を基体に施与し、次に第一の及
    び第二のポリマー系を高められた温度で共−ホモ架橋す
    ることによって基体をコートする方法。 12、第一の及び第二のポリマー系が、高められた温度
    で同時的にホモ架橋されることを特徴とする、請求項第
    11項記載の方法。 13、コーティング組成物がさらに顔料を含有すること
    を特徴とする、請求項第11項記載の方法。
JP15248290A 1989-06-09 1990-06-11 熱硬化性ポリエステルアロイ及びそれより作られるコーティング組成物 Pending JPH0370720A (ja)

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