JPH0370597A - 被洗濯物の延展方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカバー、シーツ等の被洗濯物の延展方法及びそ
の装置に関するものである。

〔従来の技術〕

車輌、船舶、航空機等の座席の育児れ用カバーを洗濯し
てアイロン仕上げ等を施す場合、その前工程として被洗
濯物を引き延しているが、この作業は人手に依存してい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

車輌等の育児れ用カバーＡの裏面には、第７図に示され
る如く、“かみあいテープ′の一方であるループ片を密
集させた結合手段ＢＩが複数設けられており、これを育
児れの上部背面に設けられている鉤片を密集させた°か
みあいテープの他方の結合手段に圧着させることにより
該育児れの所定位置に対してカバーを簡単に装着し、ま
た、これを引き離すことにより容易に取り外している。

本発明は、かかる結合手段に着目し、該結合手段を介し
てこれらの洗濯物を自動的に延展するようにしたもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明方法においては、複数
の結合手段Ｂ、、Ｂｌ’を有する被洗濯物を、中央で左
右に分離されてそれぞれ斜め外方へ回動する無端ベルト
上に該結合手段Ｂ＋　　、Ｂ＋に対応する結合手段Ｂ！
ｌ！′を設けた延展用コンベヤにより、被洗濯物の複数
の結合手段Ｂ。

、Ｂ、′を分離された左右側の無端ベルトにおける結合
手段Ｂ２　　、Ｂ％に結合させた状態で移動させ、該無
端ベルトの移動により被洗濯物を延展することを特徴と
し、 また、本発明装置においては、被洗濯物の投入シュート
、該投入シュートにおいて上向きの噴出空気流を作る空
気噴出装置、及び中央で分離されてそれぞれ斜め外方へ
回動する無端ベルト上に被洗濯物に対する結合手段を設
けた延展用コンベヤから成ることを特徴とする。

〔実施例〕

第１図において、１は被洗濯物の供給コンベヤ、２はシ
ュート、３はシュート２の周囲に設けられた被洗濯物は
ぐし用空気噴出孔、４，４′はシュートの下部に設けら
れた被洗濯物の受板、５，５′、　６　、６’は被洗濯
物の重合解離用コンベヤとロール、７，７は被洗濯物を
左右方向へ振り分ける選別用コンベヤ、８，８′は延展
用コンベヤである。

供給コンベヤ１には収容ワゴン１ａが連設されていて、
前記結合手段ＢＩを有する背凭れ用カバーＡを一定量づ
つシュート２に投入する。シュート２には空気噴出孔３
により上向きの噴出空気流があり、これにより落下する
被洗濯物Ａをほぐす。

落下した被洗濯物Ａはシュート２の相対向する壁面から
交互に突出する受板４，４′に受けられて滑り落ちる。

５．６はブラシ状のコンベヤ、５’、６’　はコンベヤ
５，６の進行方向に対して逆方向に回転するブラシ状ロ
ールであり、後段のコンベヤとロール６．６′を前段の
コンベヤとロール５，５′より早く回転させてこれらに
より被洗濯物Ａの重なり合いを解く。

コンベヤ６の下部には一対の選別用コンベヤ７．７が上
部を近接させた状態で垂直方向に配設され、その無端ベ
ル）Ｔａ上には、第２図に示される如く、“かみあいテ
ープの他方の結合手段Ｂアとしての鉤片が起立して設け
られている。従って、コンベヤ７．７上に落下した背凭
れ用カバーＡは、結合手段Ｂ１の向き具合によってこれ
と対向する右左何れかの無端ベルト７ａの結合手段ＢＩ
により捕捉されて一方の無端ベルト７ａにより搬送され
、該無端ベル）７ａの下部に付設した掻き落とし片９に
より分離されて延展用コンベヤ８，８上に落下する０選
別用コンベヤ７．７により捕捉されなかった背凭れ用カ
バーＡはトレー１０内に収容され、供給コンベヤｌに戻
される。

第３図に示される如く、延展用コンベヤ８には中央分離
帯８ａの左右において、それぞれ斜め外方へ向けて回動
する複数の無端ベルト８ｂが略扇子状に配設され、無端
ベル）８ｂには、前記無端ベルト７ａと同様に、鉤片か
らなる結合手段ＢＩが設けられている。

従って、背凭れ用カバーＡにおける複数の結合手段Ｂ＋
が中央分離帯８ａの左右における無端ベルト８ｂの結合
手段Ｂ２により別々に捕捉されることにより、該無端ベ
ルト８ｂの回動につれて背凭れ用カバーＡは左右方向へ
引っ張られて延展される。延展用コンベヤ８には同様構
成にして短尺の延展用コンベヤ８′が重合して配設され
ており、結合手段ＢＩが上向き状態で延展用コンベヤ８
上に落下した背凭れカバーＡ’ｆ３延展用コンベヤ８′
により延展する。

延展用コンベヤ８，８′の終端部には掻き落とし片９が
設けられ、分離された被洗濯物としての背凭れ用カバー
Ａは受具１１上に集積される。

上記実施例においては、結合手段として“かみあいテー
プ”を用いたが、他の実施例として、被洗濯物Ａに金属
繊維を有するシート又は金属薄膜を有するシート等の磁
性シートから戒る結合手段Ｂ、／を設け（第６図）、こ
れに対応する磁石片から威る結合手段Ｂ、／を、前記選
別用コンベヤ７と延展用コンベヤ８，８′の無端ベルト
１ａ　。

８ｂに設ける（第４図、第５図）。

〔発明の効果〕

本発明は上記した如くに成るものであるから、シート状
の被洗濯物を自動的に延展することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例についての説明図、第２図は
選別用コンベヤの平面図、 第３図は延展用コンベヤの平面図、 第４図は選別用コンベヤの他の実施例についての平面図
、 第５図は延展用コンベヤの他の実施例についての平面図
、 第６図及び第７図はそれぞれ結合手段を用する被洗濯物
を示す。 Ａ・・・被洗濯物、Ｂｌ　　、Ｂｌ　　　、Ｂ、、Ｂ、
　　・・・結合手段、２・・・シュート、３・・・空気
噴出装置、８．８′・・・延展用コンベヤ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の結合手段Ｂ＿１、Ｂ＿１′を有する被洗濯
   物を、中央で左右に分離されてそれぞれ斜め外方へ回動
   する無端ベルト上に該結合手段Ｂ＿１、Ｂ＿１′に対応
   する結合手段Ｂ＿２、Ｂ＿２′を設けた延展用コンベヤ
   により、被洗濯物の複数の結合手段Ｂ＿１、Ｂ＿１′を
   分離された左右側の無端ベルトにおける結合手段Ｂ＿２
   、Ｂ＿２′に結合させた状態で移動させ、該無端ベルト
   の移動により被洗濯物を延展することを特徴とする被洗
   濯物の延展方法。
2. （２）被洗濯物の投入シュート、該投入シュートにおい
   て上向きの噴出空気流を作る空気噴出装置、及び中央で
   分離されてそれぞれ斜め外方へ回動する無端ベルト上に
   被洗濯物に対する結合手段を設けた延展用コンベヤから
   成ることを特徴とする被洗濯物の延展装置。