JPH0370081B2 - - Google Patents

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JPH0370081B2
JPH0370081B2 JP59137114A JP13711484A JPH0370081B2 JP H0370081 B2 JPH0370081 B2 JP H0370081B2 JP 59137114 A JP59137114 A JP 59137114A JP 13711484 A JP13711484 A JP 13711484A JP H0370081 B2 JPH0370081 B2 JP H0370081B2
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JP
Japan
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gas
pressure
turbine
expansion
heat exchanger
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59137114A
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English (en)
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JPS6116203A (ja
Inventor
Hidekazu Nakamoto
Susumu Harada
Norimoto Matsuda
Norihide Saho
Kazuo Ihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13711484A priority Critical patent/JPS6116203A/ja
Publication of JPS6116203A publication Critical patent/JPS6116203A/ja
Publication of JPH0370081B2 publication Critical patent/JPH0370081B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D3/00Machines or engines with axial-thrust balancing effected by working-fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、膨張タービンに係り、特に小形のヘ
リウム冷凍機に使用するのに好適な膨張タービン
に関するものである。
〔発明の背景〕
膨張タービンのスラスト軸受構造については、
作動流体の一部を使用し、スラストカラーを静圧
ガスによつて浮上させる構造が一般的である。最
近ジヨセフソン素子の冷却や医療用核磁気共鳴診
断装置(通称NMR−CT)における超電導マグ
ネツトの冷却時、小形ヘリウムの液化冷凍機への
ニーズが高まるにつれてメンテナンスフリーで長
期間連続運転が可能な小形の膨張タービンへの要
求が強まつてきた。小形の膨張タービンに前記の
スラスト軸受を適用しようとすればタービン効率
の低下が起り適用が困難である。第5図、第6図
により従来の大形、中形の膨張タービン式ヘリウ
ム液化冷凍機の構造、作用ならびに問題点につい
て説明する。まず、液化冷凍機の全体システムを
第5図により説明すると、圧縮機1を出た高圧常
温のヘリウムガスは高圧ライン2を通つて第1熱
交換器3に入り、ここで冷却された後、一部は第
2熱交換器4に送られ残りはタービン入口圧力制
御弁52を有する配管14を経て第1膨張タービ
ン8に供給される。第1膨張タービン8で断熱膨
張して中圧、低温になつたヘリウムガスは第3熱
交換器5の中圧ライン15を通る過程で低圧ライ
ン12を流れる低温のヘリウムガスと熱交換して
冷却され、第2膨張タービン9に入る。第2膨張
タービン9で断熱膨張してさらに低圧低温になつ
たヘリウムガスは、配管16を通り、第4熱交換
器6と第5熱交換器7の間で低圧ライン12に合
流する。
一方第2熱交換器4に送られた高圧ライン2の
ヘリウムガスは第3熱交換器5、第4熱交換器
6、第5熱交換器7を通過する過程で、低圧ライ
ン12のヘリウムによつて冷却され、最終的に第
5熱交換器7を通過する過程で、低圧ライン12
のヘリウムによつて冷却され、第5熱交換器7を
出たところでは10K以下となり膨張弁10を通過
する過程で、ジユールトムソン効果によつて等エ
ンタルピ膨張をしながら一部のガスが液化する。
膨張弁10を出た低圧低温のガスはクライオスタ
ツト17の中に設置された凝縮熱交換器11を通
りここでガス中の液化ガスが蒸発して被冷却体
(例えば超電導マグネツト)19を浸漬している
液体ヘリウム18がクライオスタツト17への熱
侵入によつて気化するのを再凝縮させる。凝縮熱
交換器11を出た低圧低温のガスは第5熱交換器
7、第4熱交換器6、第3熱交換器5、第2熱交
換器4、第1熱交換器3の低圧ライン12を通過
する過程で、高圧ライン2および中圧ライン15
を流れる高圧ガスまたは中圧ガスを冷却しなが
ら、自身は温度上昇して圧縮機1にもどる。これ
ら各熱交換機3〜7および膨張タービン8,9は
熱侵入を低減させるために真空に保持された保冷
槽13の中に設置されている。第6図により静圧
形スラスト軸受を採用している膨張タービンにつ
いて説明する。20a,20bはハウジング、2
0bは膨張タービン8,9を保冷槽13に固定す
るフランジを有している。24は膨張タービンの
シヤフト、25はシヤフト24の高速回転を維持
するための上部ジヤーナル軸受、26は同じく下
部ジヤーナル軸受である。27は上スラスト軸
受、28は下スラスト軸受、29は上下のスラス
ト軸受の位置を決めるスペーサ、41は上下スラ
スト軸受に流すガスの供給経路で、所定のガス圧
を加えることによりシヤフト24に設けられたス
ラストカラーを浮上させる静圧軸受を構成する。
31はシヤフト24の高温端にあつてシヤフト2
4の回転数を制御するためのブレーキフアン、3
2はシヤフト24の低温端にあつて断熱膨張を行
なうタービン翼、33はタービン翼32に高圧ガ
ス(または中圧ガス)を供給するノズル、34は
その上流のノズル供給圧力を制御する制御弁52
と接続する高圧ガス(または中圧ガス)の導入
路、36はデイフユーザ、37は膨張後のガスを
次に送る配管である。38,39はブレーキフア
ン31を流れるヘリウムガスの導入路および排出
路である。排出路39を出たガスは循環回路内に
設けた熱交換器により冷却された後に再び導入路
38に循環される。ここで膨張タービンの作用に
ついて説明すると、高圧ガス導入部34より供給
された作動ガスがノズル33からタービン翼32
に吹きつけられるとタービン翼32およびタービ
ン翼32と一体のシヤフト24が高速で回転す
る。その際にタービン翼32を通過する作動ガス
は断熱膨張して圧力および温度を低下させ、寒冷
を発生してデイフユーザ36を経て配管37より
次の機器に送られる。一方、シヤフト24の他端
にあるブレーキフアン31はシヤフト24の回転
数を制御させつつ、ここで圧縮仕事を行い、ター
ビン翼32での作動ガスの膨張にともなうエネル
ギーを吸収する。圧縮にともなつて発生した熱
は、排出路39から出て系外で冷却される。シヤ
フト24の高速回路を確保するためのジヤーナル
およびスラスト軸受としては作動ガスの汚染を防
止する目的で作動ガスと同じガスを用いた気体軸
受が一般的である。ジヤーナル軸受にはテイルテ
イングパツド式軸受が採用され、スラスト軸受に
は、静圧形軸受が採用されている。タービン翼3
2に高圧ガスがノズルから供給されてシヤフト2
4が回転を始めると、回転起動直後にはノズル入
口の高圧ガスによつて上向き方向のスラスト力が
作用し、回転中には、タービン翼内で高圧ガスが
膨張し低圧ガスになるために下向き方向のスラス
ト力が常時作用している。このためスラスト軸受
にはこれらの負荷に耐えるように軸受供給圧が調
整されている。
従来の膨張タービンの起動時には、上向き方向
の急激な力が加わるのを防止するため、制御弁5
2によつて供給圧力を調整しながら徐々に供給圧
力を上昇させる操作を行い、この問題に対処して
来た。しかし気体軸受を使用した回転機械を設計
仕様値よりも低速で回転させることは気体軸受に
発生する圧力が低下し気体膜の厚さが薄くなり、
ジヤーナル軸受の損傷の原因となる欠点がある。
起動時や回転中のスラスト力軽減の例として、
実公昭55−29396、実公昭54−36801等が提案され
ているが、小形の動圧軸受を採用した膨張タービ
ンには適用が困難であるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、起動時等に発生するスラスト
力を低減できる膨張タービンを提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、タービン翼とブレーキフアンとを有
した膨張タービンにおいて、タービン翼側の作動
ガスを制御弁を介してブレーキフアン側に供給す
る回路を設けた構成とすることによつて、タービ
ン起動時等のスラスト力が発生するときに回路を
開くことにより、タービン側の圧力の高い作動ガ
スがブレーキフアン側に流れ、タービン起動時等
に生じるタービン翼側とブレーキフアン側との圧
力差が少なくなる。これにより、膨張タービンの
起動時に発生するスラスト力を低減できものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図によ
り説明する。第1図において第5図と同一部分、
第2図において第6図と同一部分は同一符号で示
し説明を省略する。
第2図で、本実施例が第5図、第6図に示した
従来例と相違する点はブレーキフアン31側とタ
ービン翼32側とを連通するバイパス回路55を
設けたことにある。高圧ガス導入部35の一部と
ブレーキフアン作動ガス導入路38の一部に設け
たバイパス入口部60b、バイパス出口部60
a、それらを連結するバイパス回路55は、バイ
パス回路遮断弁53を有している。本実施例にお
いて膨張タービン起動時の動作以外の動作につい
ては従来例と全く同様のため説明を省略する。
本実施例の起動時の動作について説明する。第
1図、第2図で、圧縮機1により所定の供給圧力
に加圧された高圧ガスが供給配管34より高圧ガ
ス導入部35へ供給され、ノズル33からタービ
ン翼32へと流れる。一方高圧ガス導入部35の
ガスの一部はバイパス管入口60bからバイパス
回路遮断弁53を通りバイパス管出口60aより
ブレーキフアン作動ガス導入路38へ流れて行
く。この時遮断弁53はタービン翼32の出口圧
力とブレーキフアン導入路38の圧力差が、所定
の差圧以下になるようにガス流量を制限してい
る。ノズル33からタービン翼32に高圧ガスが
供給されシヤフトが回転を開始する。この時、タ
ービン出口の圧力とブレーキフアン側の圧力差は
バイパス回路によりノズル入口の高圧ガスの一部
が流入するためノズル入口圧力に対応する一定の
圧力となり、急激な上向きのスラスト力を発生し
ない。このためノズル供給圧力は規定の圧力まで
速やかに上昇させることが出来、規定の回転数ま
で短時間に到達させることができる。
また、定格の回転数に達した後、一定時間運転
しバイパス回路遮断弁を閉じる。この時軸受室圧
力はタービンロータ背面からわずかにもれるガス
によつて上昇する軸受室圧力と同等に達している
ためスラスト軸受には所定の下向きのスラスト負
荷荷重以外作用せず、定格回転数のまま安定して
回転を継続することができる。
さらに、短時間で定格回転数に達するので、気
体軸受の気体膜も完全に形成され、シオフトとテ
イルテイングパツド、スラストカラーとスラスト
軸受の接触を防止出来、軸受寿命の延長に効果が
ある。
なお、本実施例によれば、バイパス回路を介し
てノズル入口の高圧ガスの一部がブレーキフアン
側に流入して同圧となり、スラスト力を低減でき
るので、膨張タービンの起動時以外、例えば停止
時等にも有効である。
第3図に本発明の他の実施例を示す。第3図で
第2図に示した構成要素と同一のものについては
同一番号で示す。
第3図で、タービンブレーキフアン側とタービ
ン入口側の高圧ガス側を連結するバイパス回路5
5においてタービン入口側の高圧ガス部をタービ
ンロータ出口部60cに設置している。本実施例
の動作および効果については前述の実施例と同一
のため省略する。
更にその他の実施例を第4図に示す。本実施例
では、ノズル入口の高圧ガスラインのバイパス回
路55入口を、圧縮機1出口の高圧ライン2から
取つた場合である。動作については前述のものと
同一のため省略する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、タービン翼とブレーキフアン
とを有した膨張タービンにおいて、タービン翼側
の作動ガスを制御弁を介してブレーキフアン側に
供給する回路を設けた構成とすることにより、起
動時等に発生するスラスト力を低減できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による膨張タービンを適用し
たクロードサイクル式ヘリウム液化冷凍機の系統
図、第2図は、本発明による膨張タービンの一実
施例を示す縦断面図、第3図は、本発明による膨
張タービンの他の実施例を示す縦断面図、第4図
は、本発明による膨張タービンの更に他の実施例
を示す縦断面図、第5図は、従来の膨張タービン
を適用したクロードサイクル式ヘリウム液化冷凍
機の系統図、第6図は、従来の膨張タービンの縦
断面図である。 31……ブレーキフアン、32……タービン
翼、53……制御弁、55……バイパス回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端にタービン翼を取付け他端にブレーキフ
    アンを取付けた主軸を、スラストおよびジヤーナ
    ルの気体軸受で支持し、これらをハウジング内に
    組み込み構成した膨張タービンにおいて、前記タ
    ービン翼側の作動ガスを制御弁を介して前記ブレ
    ーキフアン側に供給する回路を設けたことを特徴
    とする膨張タービン。
JP13711484A 1984-07-04 1984-07-04 膨張タ−ビン Granted JPS6116203A (ja)

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JP13711484A JPS6116203A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 膨張タ−ビン

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JP13711484A JPS6116203A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 膨張タ−ビン

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JPS6116203A JPS6116203A (ja) 1986-01-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2632918B2 (ja) * 1988-05-13 1997-07-23 株式会社アマダ 板材折曲げ加工機
JP2632919B2 (ja) * 1988-05-13 1997-07-23 株式会社アマダ 板材折曲げ加工機
JP2801470B2 (ja) * 1992-07-08 1998-09-21 株式会社神戸製鋼所 膨張タービン

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