JPH0369654B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0369654B2
JPH0369654B2 JP61309383A JP30938386A JPH0369654B2 JP H0369654 B2 JPH0369654 B2 JP H0369654B2 JP 61309383 A JP61309383 A JP 61309383A JP 30938386 A JP30938386 A JP 30938386A JP H0369654 B2 JPH0369654 B2 JP H0369654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
index table
arms
gripping
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61309383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63169209A (ja
Inventor
Yoshio Nirasawa
Yasuo Okuyama
Kozaburo Oshimi
Hideo Kaizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
Priority to JP61309383A priority Critical patent/JPS63169209A/ja
Publication of JPS63169209A publication Critical patent/JPS63169209A/ja
Publication of JPH0369654B2 publication Critical patent/JPH0369654B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、タイヤホイール等の加工品の表面
のバリを自動的に除去するための自動バリ取り装
置に関する。
[従来の技術] 鋳造され、あるいは機械加工によつて製作され
たタイヤホイール等の加工品は、角部にバリが残
つており、そのままでは、取り扱い中に人が怪我
をしたり、美観を損なつたりするという問題があ
る。そのために、バリを除去する作業が必要であ
り、このようなバリを除去する作業は、従来、人
がグラインダを持つて行つていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような作業は、重労働であ
り、能率が悪く、また、足場が悪くて安全上も問
題のある作業であつた。そこで、多関節ロボツト
の先端にバリ取り用の切削装置を設けて、作業を
自動化することが考えられるが、搬送されてきた
タイヤホイール等の加工品の姿勢を、その都度判
断し、さらに、複雑な表面形状に合わせてバリ取
りを行うのは困難であつた。そこで、回転可能な
テーブル上に加工品を位置決めして保持し、これ
を研削あるいは研磨用工具を擁する多関節ロボツ
トにより自動的にバリ取り加工を行うようにする
ことが考えられる。この場合、加工品が位置決め
された状態であるので、多関節ロボツトの操作
は、予め入力した経路に沿つて移動させるプログ
ラム操作あるいは、これをテーブル上の基準とな
る指標を検出して補助し制御するなどして行うこ
とができる。
このような場合、加工品がタイヤホイールのよ
うなリング状の物であるときには、テーブル上に
中心を決めて載せ、さらにその中心回りに回転さ
せて位置決めする必要があり、装置と操作が複雑
なものとなつていた。テーブルと同心に一つの加
工品を載置するのではなく、複数の加工品を周方
向に均等に配置するのが作業効率上好ましいが、
このような場合には装置構成が複雑となり、上記
の課題の解決の重要性が増すこととなつた。
[問題点を解決するための手段] 上記のような問題点を解決するために、この発
明は、加工品を把持してインデツクステーブル上
の所定位置に移送し、該リング状の加工品を把持
してインデツクステーブル上の所定位置に移送す
る把持装置と、加工品が所定の回転位置に達した
ことを検知して位置決めする位置決め装置と、位
置決めされた加工品を上記インデツクステーブル
に固定するクランプ装置と、上記インデツクステ
ーブルに固定された加工品の表面のバリを除去す
るバリ取り装置とを設け、上記把持装置を、互い
に平行かつ開閉自在な一対のアームと、これらの
アームの内方に突出してかつ上記アームの開閉面
内で自転可能に設けられて、上記アームの閉鎖時
に上記加工品の外周に当接し、該加工品をその軸
線回りに回転自在に把持するローラと、このロー
ラを回転させる回動機構と、上記一対のアームを
該アームの基端側に設けられた共通の回転軸の回
りに上記開閉面に直交する軸回りに回転させる反
転機構とを具備する構成としたものである。
[作用] このような自動バリ取り装置においては、把持
装置は、一対のアームを開閉して搬送されてきた
リング状の加工品を把持し、回転軸回りにこれら
のアームを回転させて加工品を反転し、インデツ
クステーブル上の所定位置の上方に移動させる。
さらに、回動機構を作動させて加工品を把持した
状態でこの加工品を回動させ、インデツクステー
ブルに対して位置決めし、その後さらにアームを
回転させてインデツクステーブル上に載置する。
位置決めされた加工品はクランプ装置によりイン
デツクステーブル上に固定され、予め加工品の表
面形状に沿つて移動しつつバリ取りを行うように
設定されたバリ取り装置が、インデツクステーブ
ルに固定された加工品の所要箇所のバリを迅速、
確実に除去する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図ないし第8図において、1は把持装置で
あり、基台2上に設けられた一対の軸受3に支持
された回転軸4と、この回転軸4の両端部近傍に
固着された一対のフレーム5と、このフレーム5
に軸受5aを介して回動自在に支持されたねじ軸
6と、これらの回転軸4とねじ軸6に挿通されて
支持された一対の把持アーム7とを備えて構成さ
れている。この把持アーム7は、自由端側の折曲
部7aと、基端側の平行部7bからなつており、
この折曲部7bは互いに内側に凹部8を形成する
ようになつている。上記回転軸4の中央部分は、
軸方向に溝が形成されたスプライン軸4aとなつ
ており、一方、把持アーム7の平行部7bには、
上記スプライン軸4aと嵌合するブツシユ9が固
着されている。そして、回転軸4の一端には、タ
イミングプーリ10がトルクリミツタ11を介し
て取り付けられ、このタイミングプーリ10がタ
イミングベルト12を介して、基台2に設置され
た反転用モータ13に連結されており、反転用モ
ータ13が作動して回転軸4が回転すると、フレ
ーム5、把持アーム7が回転軸4を中心にして一
体に回転して、一方の水平面位置から180度反転
して他方の水平面位置に移動するようになつてい
る。また、上記ねじ軸6は、その外周に、中央を
境にして一方側に右ねじを他方側に左ねじを刻設
してなる雄ねじ14が設けられており、一方、各
把持アーム7の平行部7bには、それぞれこの雄
ねじ14に螺合する雌ねじ15が形成されたナツ
ト16が固着されている。そして、上記ねじ軸6
の一端は、フレーム5に設置されたブレーキ付き
エアモータ17に連結されており、このエアモー
タ17が駆動すると、ねじ軸6が回転し、それに
よつてナツト16が固着された把持アーム7が左
右対称に移動するようになつている。なお、18
は、把持アーム7の回転における負荷を減少する
ために基端部に装着されたバランスウエイトであ
る。
また、把持アーム7の折曲部7aの互いに対向
する位置には、水平面内に回動自在に一対の把持
輪19,20が装着されている。この把持輪1
9,20は、外周部がゴムタイヤからなり、基端
側の把持輪20の軸20aはタイミングプーリ2
1、タイミングベルト22を介して把持アーム7
の平行部7bに設置されたホイール回動用モータ
23の出力軸23aに連結されており、このホイ
ール回転用モータを駆動することにより、4つの
把持輪19,20で把持した加工品(タイヤホイ
ール)Wを把持した状態でその加工品Wの中心の
回りに回動できるようになつている。
上記把持装置1の基台2に隣接する基台31上
には、インデツクステーブル32が設けられてい
る。このインデツクステーブル32は、基台31
上に旋回座ベアリング33が設けられ、この旋回
座ベアリング33には、上面を120度毎に仕切
板32aで仕切られた円盤状のテーブル本体34
が回転自在に載置され、基台31に設置されたイ
ンデツクス用モータ35の出力軸に固定した小歯
車35aが、インデツクステーブル32の下面に
固定したリング歯車32aに噛み合つており、該
インデツク用モータ35の回転により、インデツ
クステーブル32が回動されるようになつてい
る。テーブル本体34の上面の各仕切部34aの
中央には、タイヤホイールWよりやや小径に形成
された円孔36が、インデツクステーブル32の
中心と同心の円周上に中心を位置させて形成さ
れ、この円孔36の縁部には、リング状の固定治
具37が取り付けられており、また、円孔36の
周囲には、ロツドの回転と昇降作動ができるスイ
ングシリンダ38aと該スイングシリンダ38a
のロツドに固定したクランパ38bとからなる3
つのスイングクランプ38が設けられて、位置決
めされたタイヤホイールWをテーブル本体34の
上面に固定されたクランプ受具37aに該クラン
パ38aの先端で押し付けてテーブル本体34に
固定するようになつている。また、各仕切部34
aのそれぞれ対応する位置には、後述するバリ取
り装置が始動するときに基準点として検出される
標識ピン39が立設されている。このテーブル本
体34の下側には、基台31に固定したエアシリ
ンダ40により上下されるロケートピン41が設
けられ、各仕切部が所定の位置に来る毎に、この
エアシリンダ40が作動して、ロケートピン41
をテーブル本体34の下部に形成された位置決め
穴(図示略)に嵌入させてテーブル本体34を所
定位置に停止させるようになつている。
上記インデツクステーブル32の周囲の上記把
持装置1から約120度回転した位置には、台座4
2が形成され、この台座42上には、水平面内に
回動自在な基部43と、この基部43上に昇降自
在に取り付けられた垂直アーム(図示略)と、こ
の垂直アームの頂部に水平に取り付けられた伸縮
自在な水平アーム45と、この水平アーム45の
先端に取り付けられたグラインダ46から成るバ
リ取り装置47が設置されている。このバリ取り
装置47は、上記標識ピン39を検出してその位
置を基準として、予め記憶装置(図示略)に記憶
されたデータに従つてその先端部を移動させて、
タイヤホイールWの表面のバリを切削除去するよ
うになつているものである。
上記インデツクステーブル32の下側の上記把
持装置1に対向する部分には、位置決め装置51
が設けられている。この位置決め装置51は、基
台52に立設された筒体53に摺動自在に嵌入さ
れた4本のシヤフト54と、このシヤフト54の
上端に固設されたテーブル55と、このテーブル
55と基台52との間に設けられてテーブル55
を昇降する駆動機構56と、このテーブル55の
上面に立設され、上端にタイヤホイールWの中央
孔Hに嵌入する中心体57がボルト58により取
り付けられた柱体59と、この柱体59の中間部
周囲に固設された取付板60と、この取付板60
の上面に取り付けられたセンサ61と、この取付
板60に90度毎に3つ設けられた直線案内用ボー
ルベアリング62と、このボールベアリング62
に摺動自在に嵌入された位置決めピン63と、該
位置決めピン63を昇降させる位置決めシリンダ
63aとから構成されている。このセンサ61
は、タイヤホイールWの下面に光パルスを発信
し、他の係止凹所64より浅く形成された位置決
め凹所65を検知するもので、この検知信号を制
御装置(図示略)が受けて、上記位置決めシリン
ダ63aを作動し、位置決めピン63を上昇させ
てその頭部66を上記係止凹所64に嵌入させて
タイヤホイールWをその中心回りの所定位置に位
置決めするように構成されている。
なお、上記インデツクステーブル32には、そ
の外周の適宜位置において下部から立ち上がつて
テーブル本体34上部で折れ曲がり、テーブル本
体34の中心において垂下した主管67aと、さ
らに、この主管67aより左右に分岐した分岐管
67bとから形成されたエア配管67が設けら
れ、このエア配管67における分岐管67bの末
端には、円弧状のノズル管68aを介して複数の
エアノズル68がテーブル本体34の外周側に向
けて配置されている。一方、インデツクステーブ
ル32の外周囲には、切粉が外に飛ぶのを防ぐ円
形の適宜高さの防塵板69が上記基台31,52
を囲んで設けたフレーム31aの上に固定して設
けられており、該防塵板69のテーブル本体34
より下方に位置した底板69aには、上記エアノ
ズル68により吹き飛ばされた切粉を排出する排
出孔70が形成され、また、テーブル本体34の
外周部には、その回転に伴つて上記底板69aの
上の切粉を上記排出孔70に落とし込むスクレー
パ34bが、支持片34cを介して複数個設けら
れている。また、テーブル本体34の下部には、
上記バリ取り装置47に臨む仕切部34aの円孔
36の下側に、バリ取り装置47によつて切削さ
れた切粉を受ける排出樋71が設けられており、
この排出樋71は上記排出孔70に取り付けられ
た排出樋72とともに切粉箱73に通じるように
されている。
次に、上記のように構成された自動バリ取り装
置の作用について述べる。
タイヤホイールWは、筒状の外壁部81と、中
央孔Hを有するボス部82と、この外壁部81と
ボス部82を連結する底板83と、上記ボス部8
2と外壁部81との間に放射状に形成されたリブ
84から構成されており、この底板83の下側の
中央孔Hの周囲の部分には、上記の3つの係止凹
所64と位置決め凹所65とが形成されている。
そして、この底板83側を上にした状態で、搬送
帯85上を搬送され、把持装置1の前の所定位置
において停止される。
把持装置1の把持アーム7は、その間の距離を
開き、かつ、上方に傾動した状態で待機させられ
ており、搬送帯85の所定位置にタイヤホイール
Wが来たことが確認されると、反転用モータ13
が作動して、回転軸4を中心としてフレーム5を
回動し、把持アーム7をタイヤホイールWの把持
高さまで降ろす。次に、エアモータ17が作動さ
れ、ねじ軸6を一定方向に回転すると、このねじ
軸6に螺合されたナツト16の作用によつて把持
アーム7の平行部7bが互いに近付く方向に移動
され、やがて、把持輪19,20の外周のゴムタ
イヤがタイヤホイールWに接し、さらにタイヤホ
イールWを一定の力で把持するとエアモータ17
のブレーキが作動されて把持アーム7が固定され
る。次に、反転用モータ13が作動されて、回転
軸4をフレーム5が上昇する方向に180度回転さ
せ、それによつて、タイヤホイールWは底板83
を下にしてインデツクステーブル32のテーブル
本体34の上に保持される。このとき、インデツ
クステーブル32は空の仕切部34aが待機して
おり、タイヤホイールWは、円孔36上で浮いた
状態になつている。そして、位置決め装置51の
駆動機構56が作動されて、テーブル55が上昇
し、円孔36から中心体57が突出して、タイヤ
ホイールWの中央孔Hに嵌入される(第7図参
照)。この状態で、もしセンサ61が位置決め凹
所65を検知していない場合は、ホイール回転用
モータ23が作動され、その出力軸23aの回転
はタイミングベルト22及びタイミングプーリ2
1を介して把持輪20の軸20aに伝えられ、把
持輪20の回転によつてタイヤホイールWがその
軸心回りに回転される。取付板60に取り付けら
れたセンサ61がタイヤホイールWのボス部82
下面に形成された位置決め凹所65を検知する
と、ホイール回転用モータ23を停止する信号が
出されるとともに、位置決めシリンダ63aが作
動され、位置決めピン63が上昇されてその頭部
66が係止凹所64に嵌入され、タイヤホイール
Wが位置決めされる。このようにして位置決めが
終わると、スイングランプ38が作動され、その
スイングシリンダ38aによりクランパ38bが
タイヤホイールW側に回転しながら下降し、固定
治具37のクランプ受具37aとクランパ38b
の先端との間に下部フランジ部Fを介して固定さ
れ、その後、把持装置1のエアモータ17が作動
されて把持アーム7が開かれ、さらに、反転用モ
ータ13が作動されて把持アーム7が上方に移動
される。そして、位置決めシリンダ63aが作動
されて位置決めピン63が下げられ、駆動機構5
6が作動して位置決め装置51が降下し、インデ
ツクステーブル32のテーブル本体34は回転可
能な状態になる。そこで、エアシリンダ40が作
動してロケートピン41が下がり、インデツクス
用モータ35が駆動されてテーブル本体34が
120度、第1図中矢印イで示す方向に回転され、
再度ロケートピン41が上昇して位置決めされ
る。
この状態において、バリ取り装置47が作動を
開始され、最初に垂直アーム、水平アーム45を
適当な長さに伸ばした状態で基部43を回動さ
せ、標識ピン39を検知し、この標識ピン39の
位置を基準として、予め決められた経路に従つて
先端部を移動させ、タイヤホイールWのリブ84
の相互間の底板83のバリの除去を行う。このと
きに切削によつて生じる切粉は、エア配管67の
先端のエアノズル68から噴出される空気により
吹き飛ばされ、一部は、インデツクステーブル3
2の外周部を覆う防塵板69に当たつて下に落
ち、該防塵板69の底板69aの上に溜まり、テ
ーブル本体34の回転に伴つてスクレーパ34b
によつて掻き寄せられて排出口70より排出樋7
2通つて切粉箱73に送られ、また、一部は円孔
36から排出樋71を通つて切粉箱73に送られ
る。
バリの除去が終わると、インデツクステーブル
32が120度回転され、タイヤホイールWは搬出
位置に移動され、ここでスイングクランプ38が
解除され、タイヤホイールWは適宜搬出装置によ
つてインデツクステーブル32より取り出されて
他へ搬出される。
なお、上記は、一つの仕切部34aについて述
べたもので、他の仕切部34aにおいても、同様
の過程が並行して行われてよいことは言うまでも
ない。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明は、リング状の
加工品を把持してインデツクステーブル上の所定
位置に移送する把持装置と、加工品が所定の回転
位置に達したことを検知して位置決めする位置決
め装置と、位置決めされた加工品を上記インデツ
クステーブルに固定するクランプ装置と、上記イ
ンデツクステーブルに固定された加工品の表面の
バリを除去するバリ取り装置とを設け、上記把持
装置を、互いに平行かつ開閉自在な一対のアーム
と、これらのアームの内方に突出してかつ上記ア
ームの開閉面内で自転可能に設けられて、上記ア
ームの閉鎖時に上記加工品の外周に当接し、該加
工品をその軸線回りに回転自在に把持するローラ
と、このローラを回転させる回動機構と、上記一
対のアームを該アームの基端側に設けられた共通
の回転軸の回りに上記開閉面に直交する軸回りに
回転させる反転機構とを備えて構成したものであ
るので、加工品がインデツクステーブル上の所定
の位置に確実に位置決めされ、バリ取り装置によ
り、加工品の表面のバリを迅速、確実に除去し、
それにより、従来人手で行われた危険で能率が悪
い作業を自動化して効率的に行うことができると
いう優れた効果を奏するものである。また、加工
品をインデツクステーブルに載置するときに加工
品を完全に位置決めするので、インデツクステー
ブル上で位置決めする必要がなく、複数の加工品
を載置するインデツクステーブルであつても装置
の複雑化を防止することができる。また、インデ
ツクステーブルへの移送と位置決めとを並行して
行うこともできるので、作業の総計の時間が減ら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動バリ取り装置の全体を
示す平面図、第2図はその側面図、第3図は把持
装置の平面断面図、第4図はその一部を破断した
側面図、第5図は位置決め装置の平面図、第6図
はその一部を破断した側面図、第7図は位置決め
を行つている状態を示す断面図、第8図はタイヤ
ホイールの一例を示す平面図である。 1……把持装置、32……インデツクステーブ
ル、38……スイングクランプ、39……標識ピ
ン、47……バリ取り装置、51……位置決め装
置、W……加工品(タイヤホイール)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リング状の加工品を把持してインデツクステ
    ーブル上の所定位置に移送する把持装置と、 該加工品が所定の回転位置に達したことを検知
    し位置決めする位置決め装置と、 位置決めされた加工品を上記インデツクステー
    ブルに固定するクランプ装置と、 上記インデツクステーブルに固定された加工品
    の表面のバリを除去するバリ取り装置とを備え、 上記把持装置は、 互いに平行かつ開閉自在な一対のアームと、 これらのアームの内方に突出してかつ上記アー
    ムの開閉面内で自転可能に設けられて、上記アー
    ムの閉鎖時に上記加工品の外周に当接し、該加工
    品をその軸線回りに回転自在に把持するローラ
    と、 このローラを回動させる回動機構と、 上記一対のアームを、該アームの基端側に設け
    られた共通の回転軸の回りに上記開閉面に直交す
    る軸回りに回転させる反転機構とを具備すること
    を特徴とする自動バリ取り装置。
JP61309383A 1986-12-29 1986-12-29 自動バリ取り装置 Granted JPS63169209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61309383A JPS63169209A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 自動バリ取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61309383A JPS63169209A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 自動バリ取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63169209A JPS63169209A (ja) 1988-07-13
JPH0369654B2 true JPH0369654B2 (ja) 1991-11-01

Family

ID=17992342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61309383A Granted JPS63169209A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 自動バリ取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63169209A (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2816204B2 (ja) * 1989-11-06 1998-10-27 株式会社日立製作所 自動溶断によるバリ取機
JP3096837B2 (ja) * 1994-05-17 2000-10-10 株式会社礒野製作所 旋盤の被加工物保持装置
JP2000000713A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Topy Ind Ltd ホイールのハブ取付け面の切削加工方法
JP2003007661A (ja) * 1999-01-06 2003-01-10 Tokyo Seimitsu Co Ltd 平面加工装置及び平面加工方法
JP4797223B2 (ja) * 2000-04-11 2011-10-19 日産自動車株式会社 ロードホイールの仕上げ装置および仕上げ方法
JP4638017B2 (ja) * 2000-11-13 2011-02-23 トヨタ自動車北海道株式会社 タイヤホイール加工用チャック
JP4732597B2 (ja) * 2001-01-23 2011-07-27 株式会社岡本工作機械製作所 基板の研磨装置
JP4511754B2 (ja) * 2001-03-09 2010-07-28 本田技研工業株式会社 シール剤入りタイヤチューブのシール剤封入装置
JP4511753B2 (ja) * 2001-03-09 2010-07-28 本田技研工業株式会社 シール剤入りタイヤチューブのシール剤封入装置
JP4395758B2 (ja) * 2005-02-02 2010-01-13 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 部品保持装置
ITMI20050251A1 (it) * 2005-02-18 2006-08-19 Sgm S R L Macchina perefezionata per sbavatura termica
JP4533307B2 (ja) * 2005-12-08 2010-09-01 日信工業株式会社 バーハンドル車両用連動ブレーキ機構
CN104985257B (zh) * 2015-06-19 2017-06-27 海盐沃企机电设备有限公司 带有定位装置的焊缝切割机及其定位装置
CN105478916B (zh) * 2015-12-23 2017-11-24 佛山欧亚特机械设备有限公司 一种五轴切割机
CN106424960A (zh) * 2016-12-05 2017-02-22 无锡市创恒机械有限公司 倒角机
CN106964847A (zh) * 2017-04-13 2017-07-21 武汉华夏精冲技术有限公司 一种全自动多工位倒角机
CN208696761U (zh) * 2018-07-20 2019-04-05 惠亚科技(东台)有限公司 一种高架地板的后处理设备
CN114102336B (zh) * 2021-12-15 2023-10-27 安徽金福瑞家具股份有限公司 一种用于木制家具加工中的木板去毛刺设备及去毛刺方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5376478A (en) * 1976-12-17 1978-07-06 Hitachi Ltd Automatic fit assembler
JPS5943073U (ja) * 1982-09-13 1984-03-21 三洋電機株式会社 小型電気機器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943073Y2 (ja) * 1981-07-27 1984-12-19 本田技研工業株式会社 工作機械における切粉飛散防止装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5376478A (en) * 1976-12-17 1978-07-06 Hitachi Ltd Automatic fit assembler
JPS5943073U (ja) * 1982-09-13 1984-03-21 三洋電機株式会社 小型電気機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63169209A (ja) 1988-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0369654B2 (ja)
CN1075422C (zh) 晶片自动研磨系统
CN110977752B (zh) 一种整体式轴瓦工件外圈全自动研磨设备
CN206047065U (zh) 一种自动化铸件清理装置
US5478271A (en) Milling, surfacing and polishing machine with automatic tool change and corresponding device
CN108161536A (zh) 一种用于调整转销端部的定位工装及其定位调整方法
JP2002542954A (ja) マニピュレータを有する工作機械
JPH1029143A (ja) バリ取装置
US1886699A (en) Universal automatic grinder, polisher or buffer
JP3562022B2 (ja) 加工工具の自動交換装置
CN215240144U (zh) 一种用于带有凹面的半球全自动研磨装置
JPH0329083Y2 (ja)
CN210281649U (zh) 圆口刀开刃机床
JP3852050B2 (ja) 工作機械におけるシャフト加工方法並びに同加工装置
JPH0749179B2 (ja) 歯車用ローディング装置
JPS6317579B2 (ja)
JP2002028839A (ja) 研磨装置
JPH0512100B2 (ja)
JPH0645311Y2 (ja) ワーク受け渡し装置
KR19990080300A (ko) 필터 베이스플레이트의 탭핑장치
JPH0645327Y2 (ja) バリ取り研摩機
JPS6195876A (ja) 研磨機におけるキヤリア位置決め方法
JPH02237764A (ja) 丸い加工片を心出しする研削盤
JPS6144752Y2 (ja)
KR200197514Y1 (ko) 절삭장치