JPH0369558A - ＴｉＯ↓２―ＣａＯ系摺動材料の製造法 - Google Patents
ＴｉＯ↓２―ＣａＯ系摺動材料の製造法Info
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- JPH0369558A JPH0369558A JP1207629A JP20762989A JPH0369558A JP H0369558 A JPH0369558 A JP H0369558A JP 1207629 A JP1207629 A JP 1207629A JP 20762989 A JP20762989 A JP 20762989A JP H0369558 A JPH0369558 A JP H0369558A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/46—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は記憶装置、特にフロッピーディスク装置の磁気
ヘッド用スライダもしくはスペーサとして用いられ、ま
た各種テープ装置のテープガイドとしても利用可能なＴ
ｉ０２−ＣａＯ系摺動材料の製造法に関する。
ヘッド用スライダもしくはスペーサとして用いられ、ま
た各種テープ装置のテープガイドとしても利用可能なＴ
ｉ０２−ＣａＯ系摺動材料の製造法に関する。
［従来の技術］
スライダ等に用いる摺動材料は、十分な摺動特性を発揮
するために緻密であることが要求される。
するために緻密であることが要求される。
この摺動材料の一つとしてＴｉ０ａ ＣａＯ系材料が
ある。
ある。
従来は、とのＴｉＯ２−ＣａＯ系原料を大気中で焼成後
、ＨＩＰ処理（熱間静水圧プレス処理）することによっ
て、緻密な摺動用材料を得ていた。
、ＨＩＰ処理（熱間静水圧プレス処理）することによっ
て、緻密な摺動用材料を得ていた。
特に、との摺動材料をヘッドスライダ等に用いる場合、
フェライトと同一面接合を行う必要があるため、黒色フ
ェライトとの区別をつけるため、ＴｉＯ２−ＣａＯ系材
料の本来の白色（ベージュ）であることが好ましく、シ
かも全体が均一な色が要求される。
フェライトと同一面接合を行う必要があるため、黒色フ
ェライトとの区別をつけるため、ＴｉＯ２−ＣａＯ系材
料の本来の白色（ベージュ）であることが好ましく、シ
かも全体が均一な色が要求される。
しかし、上記従来の製造方法では、ＨＩＰ処理に使用す
る圧力媒体がアルゴン等であるため、ＨＩＰ処理中にＴ
ｉＯ２−ＣａＯ材料中のルチル相に酸素欠陥が生じ、材
料が黒色化するとともに、電気抵抗が低くなるといった
問題があった。
る圧力媒体がアルゴン等であるため、ＨＩＰ処理中にＴ
ｉＯ２−ＣａＯ材料中のルチル相に酸素欠陥が生じ、材
料が黒色化するとともに、電気抵抗が低くなるといった
問題があった。
そのため、従来は、ＨＩＰ処理後の材料を、再び、大気
中で焼成することによって酸素欠陥を消失させて、材料
の色をベージュに戻すとともに、電気抵抗を高くしてい
た。
中で焼成することによって酸素欠陥を消失させて、材料
の色をベージュに戻すとともに、電気抵抗を高くしてい
た。
ところが、このような再度の焼成によって、ボ−
アが発現し、緻密化が損なわれる場合があった。
この問題を解決するため２こ、ＴｉＯ２とＣａＯとを含
む材料を、酸素濃度の存在下ｊこおいてＨＩＰ処理する
ことにより、摺動特性に優れた材料を得ることが提案さ
れている（特開昭６３−１３４５８０ｒＴｆＯｐ
ＣａＯ系磁気ヘッド用スライダの製造方法」）。
む材料を、酸素濃度の存在下ｊこおいてＨＩＰ処理する
ことにより、摺動特性に優れた材料を得ることが提案さ
れている（特開昭６３−１３４５８０ｒＴｆＯｐ
ＣａＯ系磁気ヘッド用スライダの製造方法」）。
しかしながら、本発明者が試験したところ、上記技術で
好ましい範囲としている酸素濃度５％以上では、原因は
不明であるが、色の再現性が悪く、また、ＴｉＯ２−Ｃ
ａＯ系セラミックの本来の色と比べて、黒色化しており
、洗浄した際に汚れの有無が確認しがたいことがわかっ
た。
好ましい範囲としている酸素濃度５％以上では、原因は
不明であるが、色の再現性が悪く、また、ＴｉＯ２−Ｃ
ａＯ系セラミックの本来の色と比べて、黒色化しており
、洗浄した際に汚れの有無が確認しがたいことがわかっ
た。
［発明が解決しようとする課題］
本発明は良好な摺動特性を損なうことなく、上記のよう
な問題の無いＴ ｉ ０２−Ｃａ Ｏ系摺動材料を製造
する方法を提供することを目的とする。
な問題の無いＴ ｉ ０２−Ｃａ Ｏ系摺動材料を製造
する方法を提供することを目的とする。
［課題を）Ｗ決するための手段］
本発明の要旨は、
ＴｉＯ２−ＣａＯ系原料を大気雰囲気下で焼成後、酸素
濃度が４％以下（但し、０％は含まない）である酸素と
不活性ガスとの混合ガスの雰囲気の下で熱間静水圧プレ
ス処理することを特徴とするＴ ｉ ０２−Ｃａｏ系摺
動材料の製造法にある。
濃度が４％以下（但し、０％は含まない）である酸素と
不活性ガスとの混合ガスの雰囲気の下で熱間静水圧プレ
ス処理することを特徴とするＴ ｉ ０２−Ｃａｏ系摺
動材料の製造法にある。
［作用コ
本発明では、ＨＩＰ処理においてＭ素と不活性ガスとの
混合物を使用することにより、ルチル相の酸素欠陥の発
生がおさえられ、十分な電気抵抗を有する緻密な摺動材
料が得られる。
混合物を使用することにより、ルチル相の酸素欠陥の発
生がおさえられ、十分な電気抵抗を有する緻密な摺動材
料が得られる。
さらに、酸素濃度を４％以下（但し、０％は含まない）
とすることによって、得られた摺動材料の色の再現性を
よくシ、黒色化も防ぐことができる。
とすることによって、得られた摺動材料の色の再現性を
よくシ、黒色化も防ぐことができる。
［実施例コ
本発明の詳細な説明する。
最終焼成体において、Ｔ ｒ Ｏａ ５４モル％、Ｃａ
ｏ ４８モル％となるようにＣａ Ｔ ｉ Ｏ３粉末
とＴ ｉ Ｏ２粉末とを秤量し、水を加えてシリンダー
で湿式混合する。これを仮焼し、再び水等を加えてシリ
ンダーで湿式混合する。ふるい後、ポリビニルアルコー
ル等のバインダーを添加して増粒する。それを１ ｔｏ
ｎ／ ａｍ２以上でブレス成形し、■１５０〜１３００
″Ｃで大気雰囲気下で焼成後、下記表に示す条件でＨＩ
Ｐ処理を行う。ついで、この焼成体を研削し、ラップし
て所定のスライダ材料を作成する。
ｏ ４８モル％となるようにＣａ Ｔ ｉ Ｏ３粉末
とＴ ｉ Ｏ２粉末とを秤量し、水を加えてシリンダー
で湿式混合する。これを仮焼し、再び水等を加えてシリ
ンダーで湿式混合する。ふるい後、ポリビニルアルコー
ル等のバインダーを添加して増粒する。それを１ ｔｏ
ｎ／ ａｍ２以上でブレス成形し、■１５０〜１３００
″Ｃで大気雰囲気下で焼成後、下記表に示す条件でＨＩ
Ｐ処理を行う。ついで、この焼成体を研削し、ラップし
て所定のスライダ材料を作成する。
なお、原料やシリンダー等から混入する微量のＣａｂｌ
ＳｒＯ，Ａｌ２０３１ ＳｉＯ２，ＺｒＯ２等は本
発明の効果には何らの影響も与えない。
ＳｒＯ，Ａｌ２０３１ ＳｉＯ２，ＺｒＯ２等は本
発明の効果には何らの影響も与えない。
ＨＩＰ処理条件及びこのようにして得られた摺動材料の
物性値（色、硬度、電気抵抗、ボア）を比較例の物性値
とともに表に示す。
物性値（色、硬度、電気抵抗、ボア）を比較例の物性値
とともに表に示す。
試料Ｎａ １〜５は、本発明の実施例である。
試料Ｎ［１６〜１１は比較例であり、試料Ｎ１１６〜９
はＨＩＰ処理における酸素濃度が本発明の範囲よりも高
いものであり、試料Ｎ１１１０は酸素ガスの存在しない
条件のＨＩＰ処理によるものであり、試料Ｎ１１ｌはＨ
ＩＰ処理を行わないものである。
はＨＩＰ処理における酸素濃度が本発明の範囲よりも高
いものであり、試料Ｎ１１１０は酸素ガスの存在しない
条件のＨＩＰ処理によるものであり、試料Ｎ１１ｌはＨ
ＩＰ処理を行わないものである。
表における各物性値は以下の通りである。
色： ＪＩＳＺ８７２２によって測定し、ＪＩＳ２８
７３０によって表示した。表において、Ｌ。
７３０によって表示した。表において、Ｌ。
は明度＋ ａ’ は赤−縁方向、ｂｏは黄−前方向の
色度であり、併せて目視による色合いを表示した。
色度であり、併せて目視による色合いを表示した。
硬度： ビッカース硬度であり、単位はＨｖである。
抵抗二体積固有抵抗であり、単位はΩ・ＣＩＮである。
ボア：電子顕微鏡の観察による。
表から以下のことがわかった。
（１）試料Ｎα６〜９のように、酸素濃度が４％より高
いと、硬度、電気抵抗、ボアについては問題無いが、黒
色化している（Ｌ−が小さい）。
いと、硬度、電気抵抗、ボアについては問題無いが、黒
色化している（Ｌ−が小さい）。
（２）試料Ｎａ １０のように、酸素を含まない雰囲気
でＨＩＰ処理を行うと、ボアについては問題無いが、黒
色化、電気抵抗の低下という問題がある。
でＨＩＰ処理を行うと、ボアについては問題無いが、黒
色化、電気抵抗の低下という問題がある。
（３）試料Ｎ１１ｌのように、大気中で焼成すると、色
、電気抵抗については問題無いが、ボアが太きい。
、電気抵抗については問題無いが、ボアが太きい。
したがって、色、電気抵抗、ボアについて十分な性能を
有する摺動材料を得るためには、酸素濃度が４％以下（
但し、０％は含まない）でＨＩＰ処理する必要がある。
有する摺動材料を得るためには、酸素濃度が４％以下（
但し、０％は含まない）でＨＩＰ処理する必要がある。
［発明の効果コ
以上のように、所定酸素濃度の雰囲気下でＨＩＰ処理す
ることにより、色、電気抵抗、ボアについて十分な性能
を有する摺動材料を製造できる。
ることにより、色、電気抵抗、ボアについて十分な性能
を有する摺動材料を製造できる。
Claims (1)
- ＴｉＯ＿２−ＣａＯ系原料を大気雰囲気下で焼成後、
酸素濃度が４％以下（但し、０％は含まない）である酸
素と不活性ガスとの混合ガスの雰囲気の下で熱間静水圧
プレス処理することを特徴とするＴｉＯ＿２−ＣａＯ系
摺動材料の製造法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1207629A JPH0369558A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ＴｉＯ↓２―ＣａＯ系摺動材料の製造法 |
| KR1019900012099A KR930002640B1 (ko) | 1989-08-09 | 1990-08-07 | 이산화티탄-산화칼슘 계 섭동재료의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1207629A JPH0369558A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ＴｉＯ↓２―ＣａＯ系摺動材料の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369558A true JPH0369558A (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=16542961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1207629A Pending JPH0369558A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ＴｉＯ↓２―ＣａＯ系摺動材料の製造法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0369558A (ja) |
| KR (1) | KR930002640B1 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63134560A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-07 | アルプス電気株式会社 | ＴｉＯ↓２−ＣａＯ系磁気ヘツド用スライダの製造方法 |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP1207629A patent/JPH0369558A/ja active Pending
-
1990
- 1990-08-07 KR KR1019900012099A patent/KR930002640B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63134560A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-07 | アルプス電気株式会社 | ＴｉＯ↓２−ＣａＯ系磁気ヘツド用スライダの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR910004510A (ko) | 1991-03-28 |
| KR930002640B1 (ko) | 1993-04-07 |
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