JPH036918A - 適合非連続フィルタ - Google Patents

適合非連続フィルタ

Info

Publication number
JPH036918A
JPH036918A JP2128111A JP12811190A JPH036918A JP H036918 A JPH036918 A JP H036918A JP 2128111 A JP2128111 A JP 2128111A JP 12811190 A JP12811190 A JP 12811190A JP H036918 A JPH036918 A JP H036918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
algorithm
formula
multiplier
formulas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2128111A
Other languages
English (en)
Inventor
Petrus C W Sommen
ペトラス クリスティアヌス ウイルヘルムス ソンメン
Valburg Christinus J Van
クリスティヌス ヨハネス ヴァン ヴァルバーグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH036918A publication Critical patent/JPH036918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H21/00Adaptive networks
    • H03H21/0012Digital adaptive filters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/238Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using initial training sequence

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求項1の前提部分による適合非連続トランス
バーサルフィルタに係る。
この種のフィルタは、たとえば、特殊送受話装置でのエ
コーキャンセラーに用いられる。かかる電話器では、受
信器の拡声器により再生された受信信号記号はマイクロ
フォンにより受信され再送信される。これは許容できな
い音響フィードバック(「シンキング」)に帰結する。
「送信」器でのエコーキャンセラーは、ここでその任務
として、エコー信号を形成し受信器のマイクロフォンを
介して受信し返されるそれ自身の信号記号についての補
償を最適化し、もってこれら記号が送信器の拡声器に到
達するのを防ぐ。トランスバーサルフィルタは最新に送
った記号とその記号の前に送ったN記号の線型結合から
エコーキャンセル信号を構成し、ここでNは、送信器自
体により送られた記号が該送信器により受信される記号
に影響を与える時間に依存する。各送信記号間隔中、ト
ランスバーサルフィルタはN個の記号の夫々につき、適
合制御回路からの係数変更を受信し、信号のエコー信号
に対する貢献は、各記号にき、関連する最新の係数を記
号レベルで乗することにより計算される。トランスバー
サルフィルタでの適合係数制御の説明のため、1979
年12月、I EEEトランスASSP−27巻第6号
768〜781頁、N、A、M、 ヴエルホエックス他
の「基底帯域伝送用のデジタルエコーキャンセレーショ
ン」を参照されたい。
上記記事に示された適合制御回路では、係数は各送信記
号間隔中に「リースト・ミーン・スクエアJ  (LM
S)アルゴリズムにより更新される。
このアルゴリズムは、簡単で計算時間が殆どかからず、
ハードウェアに実施するのが容易であるという利点を有
する。しかし、1985年ニューシャーシー・エングル
ウッドクリフス・プレンティスホール出版のB、ウィド
ロー及びS、D、スターンスの「適合信号処理」から、
LMSアルゴリズムのコンバージェンス特性は、入力信
号、すなわち送信信号が強力に自己相関される際には、
強力に低下することが知られている。強力に自己相関さ
れた入力信号の一例は、音声信号であり、LMSアルゴ
リズムによるエコーキャンセレーションは特殊送受話装
置間で送信される信号に特有の問題を抱える。
「日本における電子及び通信J 1984年第67A巻
第5号19〜27頁、K8オゼキ及びT。
ウメダによる「アファイン部分空間への正射影及びその
特性を用いた適合フィルタリングアルゴリズム」と題す
る記事では、自己相関入力信号についても良いコンバー
ジェンス特性を有する適合アルゴリズムが示されている
。しかし、以下にさらに説明するように、このアルゴリ
ズムの欠点は、係数の夫々の新しい値につき必要とされ
る計算の回数がLMSアルゴリズムを用いた場合の2倍
以上であるという事実であり、これは必要なハードウェ
アの量と必要計算時間を増大させる。
たとえば、1976年スプリスプー・ヴアーラグ出版の
J、D、マーケル及びA、H,グレイ・Jr、による「
音声の線型予測」から、音声信号の無声部分x[k、]
は以下により与えられるp(AR(p))のオーダの自
己回帰モデルによりアプローチされる。
ここでn [k]は平均してn [k]の種々の要素が
共通の交換を示さないような不規則信号である。
本発明の目的は、各送信記号間隔中にに、オゼキ及びT
、ウメダによる記事で示されたアルゴリズムのそれより
も優れたコンバージェンス特性を有しLMSアルゴリズ
ムのそれと匹敵する複雑さ即ち各係数に必要な計算の数
をさらに有するアルゴリズムにより係数が計算されつる
ようなAR(p)形式の入力信号用適合非連続トランス
バーサルフィルタを提供することにある。
この目的のため、本発明は、請求項1の特徴部分に示さ
れた特性を有する適合非連続トランスバーサルフィルタ
を提供する。
実施例 第1A図は、本発明による適合フィルタが使用可能な従
来のエコーキャンセラーのブロック系統図である。不連
続入力信号x [k]は図に符号1で示されインパルス
応答りを有するエコーバスを通ってエコー信号e [k
]として反射される。特殊送受話装置間での接続の場合
には、このエコーパスは送路と、受信器の拡声器とその
マイクロフォンとの間の音響帰還と、送信器に戻る送路
とにより形成される。加算器2においては雑音信号S[
k]がこのエコー信号に加算される。この雑音信号はエ
コー信号により生ずるのでない妨害信号を示し、−船釣
にエコー信号に対して無視可能なほどに小さい。係数w
 [k]を有する信号X[k]の相乗に用いられるトラ
ンスバーサルフィルタユニット3と係数制御回路4とよ
り成る適合フィルタは、エコー信号推定値e [k]を
生成し、該エコー信号は加算器5で受信信号e [k]
 +s[k]から減じられ、その後残留信号r [k]
が残る。
トランスバーサルフィルタ3はそれ自体は既知である第
1B図に示される構成を有する。これは第1セクシヨン
を除き夫々がこの段階の入力信号を送信記号間隔にわた
って遅延させる遅延段31i  (i=1. 2. 、
 、 、 、 N−1)を有するNセクションより成る
。第1セクシヨンの遅延されない入ツノ信号と遅延段3
1iの夫々の出力信号は専用の乗算器32i  (i=
0.1,2、...、Nl)で係数W1 [k] (i
=0.l、29.。
、、N−1)により乗算される。全ての乗算器の出力信
号は加算回路33で加算されてエコーキャンセル信号e
 [k]を形成する。
係数w+[k]の継続的適合に頻繁に用いられるアルゴ
リズムは、リースト・ミーン・スクエア(LMS)アル
ゴリズムであり、そこでWl[k+1]は以下の公式に
より決定される。
ただし、i;0.l、21.。、、N−1(0) 第1C図はこのアルゴリズムが実現される方法を示す。
この目的のため、係数制御回路4は、各段階の入力信号
を送信記号間隔にわたって遅延させるためにN−1の遅
延段41iより成る。実際には、遅延線31及び41は
単一の遅延線に結合される。専用乗算器42iでは入力
信号X[k]及び遅延段41iの出力信号が乗算器43
の出力信号により乗算される。この乗算器43は残留信
号r [k]を係数2 a / N P x  [k 
]で乗算する。係数P、[k]は入力信号x [k]の
強度の概算であり、Wl  [k]の連続値を正常にす
るのに使用される。αは適合定数として知られ、O〈α
〈Iである。加算器45iで乗算器42jの出力信号は
遅延段46iにより生成された、W[k]の前の値であ
るV/1  (k  1)に加算される。遅延段46i
の出力信号は、簡単に検証できるように、公式(0)を
満たす。w[k−i]とr [k]との間に相互関係が
存する限り、係数はこの公式により適合される。
ベクトル記法ではLMSアルゴリズムは以下により示さ
れる。
ここで、 工T [kl ・(x。
w”[k コ ・(we Ix[kl =x”  [kl [kl 、、、、、  XN−1 [kl 、、、、、 WN−+ ”=<2≦−[kl 。
五[kl [kl ) [kl ) x  [kl  > (2) ここで、Tはベクトルの移項、<、、、>は2つのベク
トルの内積の記号を示す。残留信号r[klは以下のよ
うに書き表せる。
r  [kl  =x”  [kl  ・d  [kl
  +s  [k]=  <x  [kl  ・d  
[kl  >  +s  [kl  (3)ここで、d
 [klは次のように定義される。
d  [k コ =二h−w  [klそこで、h” 
= (ho 、、、、、h、−+ )    (4)公
式(1)では、l lx [kl  l l”はLMS
アルゴリズムでの強度正常化の表示であり、公式(0)
でのNP、  [klと比較されつる。LMSアルゴリ
ズムを適用する際、  IIx[kl2の効率概数Px
[klが、以下の帰納を反復することにより得られる。
Px [k+1] =yPx [k] +(1−γ)X”[kl ただし、Oくγ< 1        +5)これ自体
は、CASでのIEEEトランザクション1987年7
月CA334巻7号、P、ソンメンらによる「指数の強
度平均化及び−膜化された窓機能を有する周波数領域適
合フィルタのコンバージェンス分析」と題する記事から
知られる。
(5)を用いて、アルゴリズムの複合度の大体の測定と
しての、以下「MD」として参照される複数の乗法を採
用すると、各標本間隔中にe [klの値をLMSアル
ゴリズムで計算しフィルタ係数を適合させるには2Nの
オーダの複数のMDが必要となると思われる。
上述の如く、LMSへの障害の主要なものの一つは、入
力信号x [klが自己相関される場合にはコンバージ
ェンス特性が相当に低下するということである。かかる
相関信号の一例は、上述のようにその無声部分がp (
AR(p) )のオーダの自己回帰信号x [klでア
プローチされるような音声信号であり、該回帰信号は、
ベクトル記法では下記に従って特徴づけられる。
ここで、n”  [kl =(no  [kl、、、、
、ns−+  [klは不規則信号を示す。これは、あ
らゆるlit≧1についてn [klは統計的にn[k
−1]から独立であることが維持されることを意味する
K、オゼキ及びT、ウメダによる上述の記事から、強力
に自己相関された入力信号の場合にはコンバージェンス
特性がLMSアルゴリズムに対して改善されるような適
合フィルタが知られている。
このアルゴリズムは正射影法(以下OP法と略称する)
の名で知られ、lまたは2時限での投影の結果において
より概括的に説明され、したがって、AR(p)タイプ
の信号とともに用いるために説明される。
1次元OP法は、s [kl =0の前提のもとて第2
A図を参照しながら説明される。この前提は上述の通り
、音響において適用される際には許容範囲のものである
。ベクトルx [klでの異なるベクトルd [klの
投影のため、d [klは以下に分解される。
ここで、x [klに対しdL [klは直交、d″[
klは平行である。
これは、以下を意味する。
く工[kl、亘L [kl>=0   およびd’  
 [kl    =c  −x  [k コ   (8
)ここで、Cは無作為の目盛り係数である。公式(8)
を公式(3)に代入することにより、(S[kl =O
) 、以下が得られる。
ら直接生じる。これは第2A図に示される如く、d’ 
 [klから少しを減することにより達成される。かく
て、以下が適用される。
d [k+1] =d [kl −2αd’ [klr
  [kl  =<x  [kl、  d  [kl>
=<x  [kl。
d   [kl > =c・11五[klこの式から目
盛係数Cは計算され、公式(8)とともに平行構成要素
d  [klは以下のように書き表される。
残留信号r [klを減少させるため、ベクトルd [
klの長さと回転を、それがx [kl に対してより
短くまたより直交するような方法で変えることが重要で
ある。これらの状態は公式(3)か公式(4)による差
ベクトルの定義と組み合わせて、この公式(10)は公
式(I)に導かれ、L M SアルゴリズムはOP法の
1次元の結果に明らかに等しい。
x [klが非相関信号のときは、ベクトルX[kl 
とx[k−1]は直交する。概して、音声のような入力
信号についてはこれは該当しない。
したがって、上述の1次元方法を実施するときは、w 
[klの連続適合は相互に影響しあい、これはコンバー
ジェンスの結果を不調にする。この問題に対する解決を
見出すため、K、オセキ及びT。
ウメダの上述の記事は、種々の次元にOP法を拡大適用
することを提案している。簡潔を期すため、以下では2
次元方法、つまり投影が線ではなく面においてなされる
ものしか説明しない。
第2B図は、グラム−シュミット法を用いていかにして
、ベクトルx [kl及びx[k−1]にわたる面につ
き正規直交基底が得られるかを示す。
これはx[k−1]を不変にし、以下にしたがってx 
[klを構成することにより実行される。
〈五[k−1] 、d’  [kl > =0(121 もしくは、d   [kl は五[kl と入[k−1
]の線型合計として書き表され、すなわち、d   [
kl Co  x  [kl  +C+  x  [k   
Iコ(13) ここでX″[klはマ[k−1]に直交し、x[kl”
=(x[kl1.、、、xN−+  [kl)である。
引続き、投影は2つの直交するベクトルx [k−1]
及びx [klによりにわたる面でd [klでなされ
る。これはdL [klがx [kl及びX[k−1]
の両者に直交であるような方法でなされ、したがって以
下が適用可能である。
〈五[kl 、dL [kl > =OおよびここでC
o及びCiは目盛係数である。これらの目盛係数を計算
するため、2つの「新しい」残留信号が、s [kl 
=Oを想定して定義される。
r  [kl = 〈盈 [kl 、旦 [kl 〉r
+  [k  1] =<x  [k  l]、d  
[kl>;五”  [k−1]  ・亘[kl   (
圓この関係では、公式(3)、(11)、(14)によ
り、そしてs  [kl−0と仮定すると、r  [k
lは以下のように書き表される。
ヱ [k] =ヌ、”  [k]  ・ d  [kコ
ここでr [k]は公式(3)による残留信号に等しい
が、r+  [k  1Fは前の信号ベクトルX[k 
−1]及び現在の差ベクトルの内積である。
前述の1次元計算の場合と同様に、目盛係数C@及びc
lにつき以下の式がここで得られる。
r [k] ==(、I l五[kll+”r、[k−
1コ =c+  l  lx  [k   1 コ 1
18(161 以下によりd  [k]と反対方向に差ベクトルを更新
し、 さらに上記の公式を書き直すことにより、以下のOPア
ルゴリズムが得られる。
m アルゴリズム(18)は本質的に、K、オゼキによる上
述の記事で示された2次元アルゴリズムに等しい。各反
復kによりOPアルゴリズムは2つの直交方向での更新
を可能にする。LMSアルゴリズムに比較してこれは自
己相関入力信号についてはより良いコンバージェンス特
性に結びつく。しかし、乗算MDの数は2次元の場合の
OPアルゴリズムについては5Nのオーダであり、した
がって自己相関(音声)信号で適当なコンバージェンス
を得るには、相当に多数の計算が必要となり、その結果
、より複雑でひいてはより高価なハードウェアが必要と
なる。
上述の通り、AR処理によりモデル化された信号は入力
信号の重要なカテゴリーを成し、OP法はこの種の信号
については以下で終了する。簡潔を期すため、入力信号
はAR(1)処理によりモデル化されると仮定しておく
x  [k]  =ax  [k−11+n  [k]
(19) 引続き、x [k]は以下のように定義される。
x  [k]  =x  [k]  −ax  [k−
1コ      axカここでaは定数aの予想値であ
る。公式(19)によりAR(1)処理について内積<
x [k] 。
x[k−1]>を計算し、n [k]が相関されていな
いと仮定すると、以下が得られる。
<x  [k] 、  x  [k−1] >=a l
  l x  [k−1]  1  l”     、
(21)これは、aの考えられる予想値が以下により与
えられていることを如実に示すものである。
公式(12)で与えられたのと同じx [k]の構成が
得られる。公式(22)の使用は、以下がAR(1)処
理に適用されることを示す。
〈−2≦−[kコ 、 −29二 [k−i  コ 〉
 = 0ただし、i≧1(23) 言葉で説明すると、これは、x [k]を公式(11)
で与えられたようにAR(1)処理により構成すると、
x [k]は前に構成された全ベクトルx[k−i]と
直交することを意味する。以上により証明されるのは、
AR(1)入力信号の場合には公式(18)によるOP
アルゴリズムの第1の部分のみが使用される必要があり
、第2の部分は妨害高価しか有さないためこの第2の部
分は省くことができる。これはAR(1)処理につき以
下のOPアルゴリズムに帰結する。
aのこの値を公式(20)に代入することにより、(2
4) 1987年11415日から18日の日本の東京でのグ
ローブコムコンフッランス49. 7. 1−49. 
7. 5ページのに、クロサワ及びT、フルサワによる
「適合アルゴリズムの幾何学的解釈」から、適合アルゴ
リズムは公式(24)と似ていることが知られていると
認められる。しかし、この既知のアルゴリズムでは、r
 [k]の代わりにr [k]が使用され、その結果こ
の既知のアルゴリズムは低い特性のコンバージェンス処
理しかしない。
公式(24)によるアルゴリズムは差ベクトルを、各反
復にで、差ベクトルの前の更新すべてに対して直交の方
向に変化させる。これはOPアルゴリズム間で差を生じ
させるが、x [k]及び五[k−1]にわたる面は工
[k−1コ及び五[k2]にわたる前の更新の面に対し
て直交である必要はない。AR(1)信号についてのこ
のOPアルゴリズムに必要なMDの数は4Nのオーダで
あり、限られた単純化のみが得られる。
実際にはaは時間とともに変化するので、結果としてa
は時間の関数として与えられ、a [k]で表される。
ASSPでのIEEEトランス1988年2月ASSP
36巻2号286〜287ページ、S、カー二及びG、
ゼンによる「単峰形作動表面を有する適合IIRアルゴ
リズム」では、そのアルゴリズムがa [k]を計算す
るのに用いられるLMS特性を有するアルゴリズムが示
されている。ここでの場合にはこのアルゴリズムは以下
のように公式化される。
a  [k+1]  =■1[k] + 2 βXe   [k]  x  [k−1コ  
    (25)ここでβは適合定数である。このアル
ゴリズムは公式(22)で与えられるのと同じエラー測
定に収束する。
第3A図から3C図は公式(24)によるアルゴリズム
の実施を示す。
公式(24)は以下のように書き直すことができる。
W +  [k + 1 ] w、  [kコ r+  [k−1]  =e  [k−1]ただし、i
 =0.1、...、N−1(26) 公式(20)から以下のようになり、 [kコ =x+[k コ a  [k]  X+  [k−1] ただし、i =0.1、...、N−1(27) また、公式(15)及び(22)からは、となり、最後
に、公式(4)、(14)、(22)により、またxT
 [k−1]  ・h=e [k−1]であるため、以
下が適用可能である。
第3A図は第1A図のそれと類似性を有するエコーキャ
ンセラーの構成を示し、そこにおいては同じ構成要素は
同じ図で示されているが、係数制御回路4はAR(1)
信号についてのOPアルゴリズムにより構成されている
。この目的のため、その構成は第3B図及び30図に示
される一対の回路48及び49が係数制御回路4に延び
、該回路は他の部分については第1C図に示されたのと
同じ構成をとる。回路48はx [k]からi[k]へ
の変換を提供し、回路49はr [k]がらr [k]
への変換を提供する。
この目的のため、回路48はN個のセクションから成り
、夫々は(i=o、  ]、 2..... N−1)
の遅延段50iと、乗算器51iと、加算器52iとを
有する。各遅延段50iでは、入力信号x [k]は記
号間隔にわたって遅延される。
各乗算器51iにおいては、遅延段50iの出力信号は
=a [klにより乗算され、各加算器では乗算器51
iの出力信号は遅延段50iの入力信号で総計され、そ
の結果、簡単に導かれるように、x [klからx [
klへの所望の変換が得られる。
第3C図は回路49の構成をより詳細に示す。
後者はそれ自体既知の渦巻き回路53、たきえばトラン
スバーサルフィルタより成り、x[k−1]でw [k
lの相乗を生ず。回路53の出力信号は加算器54で信
号e[k−1]から減じられ、その出力信号は引続き乗
算器55で−a [klにより乗算され、最後に加算器
56において乗算器55の出力信号をr [klに加算
することにより、公式(28)によるr [klの所望
の式が得られる。
第3A図から3C図はまた、公式(24)によるAR(
1)信号についてのOPアルゴリズムの計算のためには
、複雑でしたがって高価な回路が必要であり、それは組
み込まれた状態では嵩張り、したがって魅力的でない。
最初の段落で既に述べた通り、本発明の目的は、LMS
アルゴリズムのそれと同じ大きさのオーダの複雑さであ
りながらAR(1)信号についてのOPアルゴリズムの
有利なコンバージェンス特性を保つようにして、AR(
1)信号についてのOPアルゴリズムを単純化すること
である。この複雑さの軽減は2つのステップにより実現
される。まず最初に、公式(141によるrl  [k
  l]の計算での余分な相乗は単一の乗算で置き換え
られる。このために、係数の適合は平均して直交である
と仮定すると、以下の近似計算がαの小さい値について
用いられる。
この仮定が許容できるという事実は、K、クロサワ及び
T、フルサワの上記記事から結論づけられている。した
がって、rl  [k  I]は以下のように書き表さ
れる。
これは、公式(28)とともに、r [klの以下の近
似値r’  [klに導かれる。
第2に、a [k]〜、 1.”a [k−N−11と
仮定される。これは、a [klが時間とともに非常に
ゆっくりと変化するので、許容される。これを仮定する
と、x [klの近似値x’  [klは、公式(20
)を用いると、以下のように書き表される。
X+   [kl  =x  [k   il−;r 
[k−il x [k−1−ili =0. I、、、
、、N−1(33)結果として、以下でさらに述べるよ
うに、X[klの計算には、−回の乗算とN段階の遅延
線以上のものは必要でない。
公式(22)から(24)と、(30)から(34)と
から、本発明によるAR(1)信号についての有効OP
アルゴリズムは以下のようになる。
x’  ”   [kl   =Xo      [k
  コ 、、、、   X。
N+lコ ((34)から) Xs    [kl  =x  [kコ −a[klx
[k−1コr’  [kl  =r  [kl [k− したがって、 [kコ =x+ [k−il +2βXQ   [kl  x  [k−1]Px’ 
 [k+ 1]  =Px’  [k]+(1−γ)x
o”[k] このアルゴリズムの複雑さは、2NのMDのオーダであ
り、前記の目的は達成される。
音声の無音部分は一般的にp〜8−12であるようなA
R(p)処理で適切にモデル化される。
AR(1,)信号の本発明によるアルゴリズムを示す公
式(35)及び(36)は、pの任意の値につき適用可
能な公式に簡単に変換されうる。pの任意の値につき、
公式(35)は不変であるが、以下が適用される。
交”[k]=マ。’  [k] 、、、。
1111111 ;′。’  [k−N+1])”O’
  [k] =x [k] P’;’   [k+I  コ =P”’;’   [
k]+(1−γ)マ0′![k] palについても、w[k]の連続値の計算上の複雑さ
は2のMDのオーダであり、自己相関入力信号のコンバ
ージェンス特性は依然として充分なものである。
第4図は本発明によるアルゴリズムに基づいて作動する
エコーキャンセラーを示し、そのキャンセラーにおいて
同じ構成要素はけ第1図及び第3図による構成要素と同
じに参照される。この回路ではw [k]の値は、公式
(35)及び(36)から直接に得られる以下の式に基
づいて計算される。
al [k+1]=コ、[k] +2βxo’[kコ x[kj] ここでr  [k]はp=l及びp>1についての公式
(36)及び(37)をそれぞれ満たし、また、文。 
 [k−i] =x  [k−i]であり、これは公式
(34)及び(37)から直接得られる。
第4図から示されるように、回路48′でX[k]を計
算するには、第3b図で示される回路の単一のセクショ
ン、すなわち、−本の遅延線50、−個の乗算器51、
−個の加算器52以上のものは必要でない。r’  [
k]を計算する回路49は、信号r [k]を1記号間
隔にわたって遅延させる遅延段57と、段階57の出力
信号をl−8の出力に連結された乗算器55と、乗算器
55の出力信号と信号r [k]を総計する加算器56
とより成る。これは相当に単純化されたもので、したが
って第3図によるものよりも魅力的なエコーキャンセラ
ーの構成であり、それでいてAR(1)信号につき得ら
れたコンバージェンスは実質的に同じである。
第5図は、第1図、第3図、第4図によるエコーキャン
セラーで得られた結果を示す。この図において反復の回
数は水平軸に沿って示され、目盛分割の各線は2000
反復を表し、得られた相対誤差のdBでの測定値は垂直
軸に沿って示される。
選択された値は、Nが200に等しい時、適合定数αに
つき0.25、βにつきO,Of、a+につき0.9で
ある。この図において曲線Aは非相関入力信号の場合の
LMSアルゴリズムにより得られる誤差測定値を示し、
曲線BはAR(1)タイプの入力信号の場合のLMSア
ルゴリズムにより得られる誤差測定値を示す。これら2
つの曲線から、入力信号が相関された場合にどの程度の
大きさでLMSアルゴリズムのコンバージェンス動作が
低下するかが明らかとなる。
第5図における曲線C及びDは、AR(1)タイプの入
力信号について、公式(23)にしたがってOPアルゴ
リズムにより得られた測定誤差 (曲線5−C)及び本
発明によるアルゴリズムにより得られた測定誤差(曲線
5D)を示す。これら2つの曲線を曲線Aと比較すると
、OPアルゴリズムでも本発明によるアルゴリズムでも
、AR(1)タイプの入力信号により、非相関入力信号
の場合のLMSアルゴリズムのそれと匹敵する測定値及
びコンバージェンス速度が得られるが、本発明によるア
ルゴリズムは、第4図を参照して示したように、相当に
単純化された方法で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1A、IB、Ic図は従来技術のエコーキャンセラー
のブロック系統図、 第2A、2B図は正射影法を説明する系統図、第3A、
3B、3C図はAR(p)タイプの信号の正射影法に従
って作動する適合フィルタのブロック系統図、 第4図は本発明による有効正射影法に従って作動する適
合フィルタのブロック系統図、第5図は種々のフィルタ
で得られた結果のグラフ表示図である。 I°゛°エコーパス、2,5,52,54.56−・加
KW、3°゛°トランスバーサルフイルタ、4・・・係
数制御回路、31,41,46,50.57・・・・遅
延、32.42,43,51,55.58−一乗算器、
33°°゛加算回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号x[k]のN個の同期標本からキャンセ
    ル信号■[k]を形成するインパルス応答h[i]を有
    し、該インパルス応答を実現するi=0、1、2、..
    .、N−1である調節可能係数w_1を有するトランス
    バーサルフィルタと、フィルタ係数W_1を調節する手
    段と、キャンセル信号■[k]と信号e[k]+s[k
    ]から残留信号r[k]を形成する手段とより成り、こ
    こでe[k]はエコー信号を表わし、s[k]は雑音状
    信号である適合非連続フィルタであって、同期標本は公
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ に従ってpのオーダの自己回帰モデルにより表される形
    式のものであることを特徴とし、ここでn[k]は非相
    関白色雑音(不規則)信号であり、そこにおいて公式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ただし、i=0、1、...N−1 ここで、 ▲数式、化学式、表等があります▼ に従って連続標本間隔kの間の係数w_1を決定する手
    段が設けられ、またここでαは0<α<1の適合係数で
    あり、P■′[k]はx[k]の強度の予想値であり、
    ■_1[k]は自己回帰モデルのパラメータa_1の予
    想値である適合非連続フィルタ。
  2. (2)P■′[k]につき、 P■′[k+1] =P■′[k] +(1−γ)■_0′^2[k] が適用可能で、γは0<γ<1である定数であることを
    特徴とする請求項1記載の適合非連続フィルタ。
  3. (3)パラメータa_1の予想値■_1[k]につき、
    ■_1[k+1]=■_1[k]+2・β■_0′[k
    ]x[k−j] が適用可能で、j=1、2、...、pであり、βは定
    数であることを特徴とする請求項1又は2記載の適合非
    連続フィルタ。
JP2128111A 1989-05-19 1990-05-17 適合非連続フィルタ Pending JPH036918A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8901247A NL8901247A (nl) 1989-05-19 1989-05-19 Adaptief tijddiscreet transversaal filter.
NL8901247 1989-05-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH036918A true JPH036918A (ja) 1991-01-14

Family

ID=19854670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2128111A Pending JPH036918A (ja) 1989-05-19 1990-05-17 適合非連続フィルタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5581494A (ja)
EP (1) EP0398441B1 (ja)
JP (1) JPH036918A (ja)
DE (1) DE69015693T2 (ja)
NL (1) NL8901247A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109697986A (zh) * 2018-09-19 2019-04-30 四川大学 一种基于最小三次方绝对值的自适应偏差补偿回声消除方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19601405B4 (de) * 1996-01-17 2007-02-01 Deutsche Telekom Ag Verfahren und Vorrichtung zur Systemidentifikation und Echokompensation in Übertragungssystemen
FI106489B (fi) 1996-06-19 2001-02-15 Nokia Networks Oy Kaikusalpa ja kaiunpoistajan epälineaarinen prosessori
US5933797A (en) * 1997-02-28 1999-08-03 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Adaptive dual filter echo cancellation
US5909426A (en) * 1997-03-31 1999-06-01 Rockwell Science Center, Inc. Orthogonal LMS algorithms for fast line echo canceler training
US6535860B1 (en) 1999-08-02 2003-03-18 National Science Council Design and hardware synthesis of adaptive weighted fuzzy mean image filter
US8755426B1 (en) 2012-03-15 2014-06-17 Kandou Labs, S.A. Rank-order equalization

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4791390A (en) * 1982-07-01 1988-12-13 Sperry Corporation MSE variable step adaptive filter
US4591669A (en) * 1984-09-26 1986-05-27 At&T Bell Laboratories Adaptive filter update gain normalization
US4939685A (en) * 1986-06-05 1990-07-03 Hughes Aircraft Company Normalized frequency domain LMS adaptive filter
US4947362A (en) * 1988-04-29 1990-08-07 Harris Semiconductor Patents, Inc. Digital filter employing parallel processing
US4989170A (en) * 1988-06-09 1991-01-29 National Semiconductor Corporation Hybrid stochastic gradient for convergence of adaptive filter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109697986A (zh) * 2018-09-19 2019-04-30 四川大学 一种基于最小三次方绝对值的自适应偏差补偿回声消除方法
CN109697986B (zh) * 2018-09-19 2020-12-18 四川大学 一种基于最小三次方绝对值的自适应偏差补偿回声消除方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5581494A (en) 1996-12-03
EP0398441B1 (en) 1995-01-04
NL8901247A (nl) 1990-12-17
DE69015693T2 (de) 1995-07-27
DE69015693D1 (de) 1995-02-16
EP0398441A1 (en) 1990-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8594173B2 (en) Method for determining updated filter coefficients of an adaptive filter adapted by an LMS algorithm with pre-whitening
Feintuch et al. A frequency domain model for'filtered'LMS algorithms-stability analysis, design, and elimination of the training mode
KR100594563B1 (ko) 선형 컨벌루션 및 인과 필터링을 사용하는 스펙트럼 감산에 의한 신호 잡음 감소
JP4104659B2 (ja) 入力信号の妨害成分を抑圧するための装置
US5568558A (en) Adaptive noise cancellation device
US20040264610A1 (en) Interference cancelling method and system for multisensor antenna
US20060251243A1 (en) Reduced complexity transform-domain adaptive filter using selective partial updates
JPH09139696A (ja) 適応識別とそれに関する適応エコーキャンセラのための方法と装置
Jain et al. Review paper on noise cancellation using adaptive filters
JP3787088B2 (ja) 音響エコー消去方法、装置及び音響エコー消去プログラム
JPH036918A (ja) 適合非連続フィルタ
US6895094B1 (en) Adaptive identification method and device, and adaptive echo canceller implementing such method
JP3756839B2 (ja) 反響低減方法、反響低減装置、反響低減プログラム
EP1055292B1 (en) Echo canceller
JP4041770B2 (ja) 音響エコー消去方法、その装置、プログラム及びその記録媒体
US11315543B2 (en) Pole-zero blocking matrix for low-delay far-field beamforming
JP2007511966A (ja) 通信システムにおけるエコーを低減するための方法および装置
KR100545832B1 (ko) 간섭신호에 강인한 음향 반향 제거장치
JP2002223182A (ja) 反響消去方法、その装置、そのプログラム及びその記録媒体
JPH09261135A (ja) 音響エコー消去装置
Okuno et al. Adaptive cross-spectral technique for acoustic echo cancellation
Mukherjee et al. A novel sub-band filtering based LMS adaptive algorithm for acoustic echo cancellation
Kallinger et al. Enhanced double-talk detection based on pseudo-coherence in stereo
US7917562B2 (en) Method and system for estimating and applying a step size value for LMS echo cancellers
Verma et al. Echo Cancellation Using Different Adaptive Algorithm in Digital Signal Processing