JPH0368976A - 静電記録装置 - Google Patents
静電記録装置Info
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- JPH0368976A JPH0368976A JP20518189A JP20518189A JPH0368976A JP H0368976 A JPH0368976 A JP H0368976A JP 20518189 A JP20518189 A JP 20518189A JP 20518189 A JP20518189 A JP 20518189A JP H0368976 A JPH0368976 A JP H0368976A
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トナー像保持体から転写材へのトナー像の転
写にベルトローラ転写方式を採用した静電記録装置に関
する。
写にベルトローラ転写方式を採用した静電記録装置に関
する。
従来、電子写真式の記録(複写)プロセスでは、転写/
分離に直流や交流のコロナ放電を用いたものがほとんど
であった。けだし、トナー付着量、環境変化および転写
材(転写用紙)条件が限られており、簡単な構造で比較
的安定した性能が得られるからである。
分離に直流や交流のコロナ放電を用いたものがほとんど
であった。けだし、トナー付着量、環境変化および転写
材(転写用紙)条件が限られており、簡単な構造で比較
的安定した性能が得られるからである。
ところが、磁性トナーのように転写における環境依存性
の高いものの場合や、カラーコピーの場合のように、従
来の3倍程度のトナー量を転写しなければならないプロ
セスにおいては、従来の転写方式の適用では限界があっ
た。
の高いものの場合や、カラーコピーの場合のように、従
来の3倍程度のトナー量を転写しなければならないプロ
セスにおいては、従来の転写方式の適用では限界があっ
た。
そこで、従来からベルト転写方式の研究がなされており
、原理的には高い性能が得られると考えられていた。
、原理的には高い性能が得られると考えられていた。
しかしながら、技術的な問題やコスト上の関係から、実
用化された例は少ない。実用化されたものとして、高抵
抗ベルトとコロナ放電極を用いたものがあるが、最近で
はオゾン発生について厳しく抑制することが要求されて
おり、コロナ放電を使用しない方式が望まれている。
用化された例は少ない。実用化されたものとして、高抵
抗ベルトとコロナ放電極を用いたものがあるが、最近で
はオゾン発生について厳しく抑制することが要求されて
おり、コロナ放電を使用しない方式が望まれている。
そこで本発明者は、無端状の転写材搬送ベルトを電極ロ
ーラにより感光体の方向に押圧し、この転写材搬送ベル
トと電極ローラとの間に転写材を進入させて感光体上の
トナー像を転写材に転写させるベルトローラ転写方式の
転写分離部を開発した。
ーラにより感光体の方向に押圧し、この転写材搬送ベル
トと電極ローラとの間に転写材を進入させて感光体上の
トナー像を転写材に転写させるベルトローラ転写方式の
転写分離部を開発した。
ところでこのベルトローラ転写方式においては、転写材
を感光体から効果的に分離させる必要があるが、転写材
に転写材搬送ベルトと同極性の電荷が残っているとそこ
から反発力によりその転写材が感光体側に巻き付き、分
離不良が発生するおそれがある。
を感光体から効果的に分離させる必要があるが、転写材
に転写材搬送ベルトと同極性の電荷が残っているとそこ
から反発力によりその転写材が感光体側に巻き付き、分
離不良が発生するおそれがある。
本発明の目的は、このような問題点を解決した分離転写
部を有する静電記録装置を提供することである。
部を有する静電記録装置を提供することである。
このために本発明は、転写材搬送ベルトの転写材流入側
に電極ローラの極性と反対の極性の電圧を印加した導電
性部材を設け、該導電性部材により上記転写材搬送ロー
ラと上記トナー像保持体との間に進入する転写材に分離
用電荷を付与するようにした。
に電極ローラの極性と反対の極性の電圧を印加した導電
性部材を設け、該導電性部材により上記転写材搬送ロー
ラと上記トナー像保持体との間に進入する転写材に分離
用電荷を付与するようにした。
以下、本発明の実施例について説明する。第1図はその
一実施例の静電記録装置の概略構成を示す図であり、1
はトナー像担持体としての感光体、2は帯電極、3は画
像情報を担持したレーザ光、4はイエロートナー現像器
4Y、マゼンタトナー現像器4Mおよびシアントナー現
像器4Cを具備する現像部、5は分離転写部、6はクリ
ーニング部である。
一実施例の静電記録装置の概略構成を示す図であり、1
はトナー像担持体としての感光体、2は帯電極、3は画
像情報を担持したレーザ光、4はイエロートナー現像器
4Y、マゼンタトナー現像器4Mおよびシアントナー現
像器4Cを具備する現像部、5は分離転写部、6はクリ
ーニング部である。
この静電記録装置では一1帯電極2で高圧帯電された感
光体lが矢印a方向に回転する間において、その感光面
がレーザ光3で露光されることによりそこに静電潜像が
形成され、これが現像部4の内の選択された1個の現像
器で現像される。そして感光体1が3回転する間に、レ
ーザ露光および現像がイエロー画、マゼンタ画およびシ
アン画について合計3回行われると、感光体1の表面に
イエロー、マゼンタおよびシアンによる3色重ね合わせ
トナー像が形成される。この間、分離転写部5およびク
リーニング部6は感光体1から隔離されている。そして
、上記のように3色トナー像が感光体1に形成された後
に、分離転写部5が感光体1に圧接され、その3色トナ
ー像が矢印す方向から所定のタイミングで給送される転
写材(用紙〉7に転写される。この3色トナーが転写さ
れた転写材7は図示しない熱定着部で定着された後排出
される。また、クリーニング部6も上記3色トナー像が
形成された後に感光体1の表面にそのブレード61が接
触して、3色トナーを転写材7に転写した後も感光体1
の表面に残留しているトナーを除去する。
光体lが矢印a方向に回転する間において、その感光面
がレーザ光3で露光されることによりそこに静電潜像が
形成され、これが現像部4の内の選択された1個の現像
器で現像される。そして感光体1が3回転する間に、レ
ーザ露光および現像がイエロー画、マゼンタ画およびシ
アン画について合計3回行われると、感光体1の表面に
イエロー、マゼンタおよびシアンによる3色重ね合わせ
トナー像が形成される。この間、分離転写部5およびク
リーニング部6は感光体1から隔離されている。そして
、上記のように3色トナー像が感光体1に形成された後
に、分離転写部5が感光体1に圧接され、その3色トナ
ー像が矢印す方向から所定のタイミングで給送される転
写材(用紙〉7に転写される。この3色トナーが転写さ
れた転写材7は図示しない熱定着部で定着された後排出
される。また、クリーニング部6も上記3色トナー像が
形成された後に感光体1の表面にそのブレード61が接
触して、3色トナーを転写材7に転写した後も感光体1
の表面に残留しているトナーを除去する。
第2図は上記した転写分離部5の詳細な構成を示す図で
ある。この転写分離部5は、無端状の半導体から成る転
写材搬送ベル)501、その転写材搬送ベルト501を
支持伸長する駆動ローラ5O2、電極ローラ(導電性ロ
ーラ)503および引張ローラ504、電極ローラ50
3に転写電界を印加する電源505等を具備する。電極
ローラ503の感光体1への圧接は、そのローラ503
の軸503aに懸架した弾性部材506により、また電
源505の電圧の電極ローラ503への印加は、先端が
電極軸503bに摺接するブレード電極507により行
われる。508は転写材搬送ベルト501面上のトナー
をブレード方式により除去するクリーニング部材である
。509は導電性ガイド板であり、給紙経路内に設けら
れ、電極ローラ503の電荷と反対の極性の電圧(本実
施例では接地電位)が印加され、その先端が転写材7を
押圧するようになっている。510.511は転写材7
の搬送ガイドである。
ある。この転写分離部5は、無端状の半導体から成る転
写材搬送ベル)501、その転写材搬送ベルト501を
支持伸長する駆動ローラ5O2、電極ローラ(導電性ロ
ーラ)503および引張ローラ504、電極ローラ50
3に転写電界を印加する電源505等を具備する。電極
ローラ503の感光体1への圧接は、そのローラ503
の軸503aに懸架した弾性部材506により、また電
源505の電圧の電極ローラ503への印加は、先端が
電極軸503bに摺接するブレード電極507により行
われる。508は転写材搬送ベルト501面上のトナー
をブレード方式により除去するクリーニング部材である
。509は導電性ガイド板であり、給紙経路内に設けら
れ、電極ローラ503の電荷と反対の極性の電圧(本実
施例では接地電位)が印加され、その先端が転写材7を
押圧するようになっている。510.511は転写材7
の搬送ガイドである。
この転写分離部5では、転写材搬送ベルト501と感光
体1との間に転写材7が挟持された状態で進入する際、
電rA505により、感光体1の表面電荷と同一極性で
かつそれより高い電荷を電極ローラ503に対して印加
することより、その感光体1面上のトナーが転写材7の
面に転写される。
体1との間に転写材7が挟持された状態で進入する際、
電rA505により、感光体1の表面電荷と同一極性で
かつそれより高い電荷を電極ローラ503に対して印加
することより、その感光体1面上のトナーが転写材7の
面に転写される。
このとき、電極ローラ503から転写搬送ベル501に
電荷が付与された後その部分が感光体lから離れるまで
の間において、転写材7側に電荷注入を起こさないよう
にする必要がある。けだし、電荷が転写材7に注入され
ると、転写材7と感光体1との間に静電気力が発生して
、転写材7の分離不良が発生するからである。
電荷が付与された後その部分が感光体lから離れるまで
の間において、転写材7側に電荷注入を起こさないよう
にする必要がある。けだし、電荷が転写材7に注入され
ると、転写材7と感光体1との間に静電気力が発生して
、転写材7の分離不良が発生するからである。
また、転写材搬送ベル)501が一周して再度電極ロー
ラ503の同し位置にくるまでに電荷をあるレベルにま
で消失させる必要がある。これは、転写材搬送ベルト5
01と転写材7あるいは感光体1が分離した後に、電極
ローラ503と逆極性の電荷が転写材搬送ベルト501
の表面上に残り、次回の転写を阻害することを防ぐ必要
からである。
ラ503の同し位置にくるまでに電荷をあるレベルにま
で消失させる必要がある。これは、転写材搬送ベルト5
01と転写材7あるいは感光体1が分離した後に、電極
ローラ503と逆極性の電荷が転写材搬送ベルト501
の表面上に残り、次回の転写を阻害することを防ぐ必要
からである。
このようなことから、電極ローラ503によって付与さ
れた電荷が転写材搬送ベルト501の内面から表面にま
で移動してい(時間経過を表す電荷保持時定数は、0.
01〜1Qsecが適当である。
れた電荷が転写材搬送ベルト501の内面から表面にま
で移動してい(時間経過を表す電荷保持時定数は、0.
01〜1Qsecが適当である。
本実施例ではこのために、転写材搬送ベル)501の電
気抵抗値を、体積抵抗値で1o10ΩcIIl〜1o1
1Ω印、例えば101’Ωcm程度に設定する。
気抵抗値を、体積抵抗値で1o10ΩcIIl〜1o1
1Ω印、例えば101’Ωcm程度に設定する。
この転写材搬送ベルト501の材質としては、ベルト駆
動が安定していること、永久変形等の経時変化が少ない
こと、感光体1との接触で化学変化を起こさないこと、
寸法精度が高いこと、耐オゾン性に優れていること、電
気抵抗値の制御が可能で電気特性が安定していこと、等
の特性が要求される。これを満足するる材料として、ポ
リウレタン等の高分子フィルムあるいはウレタンゴムが
適している。弾性率は450 g /l112程度が適
当である。
動が安定していること、永久変形等の経時変化が少ない
こと、感光体1との接触で化学変化を起こさないこと、
寸法精度が高いこと、耐オゾン性に優れていること、電
気抵抗値の制御が可能で電気特性が安定していこと、等
の特性が要求される。これを満足するる材料として、ポ
リウレタン等の高分子フィルムあるいはウレタンゴムが
適している。弾性率は450 g /l112程度が適
当である。
また、転写材搬送ベル)501の表面処理は次のように
する。この転写材搬送ベルト501は、転写材7の載る
範囲以外の部分に感光体1上のトナーが付着するため、
クリーニング部材508によりクリーニングを行う必要
がある。寸法、構造の簡便さから本実施例では、前述し
たようにこのクリーニング部材508にブレード方式を
用いている。このため、転写材搬送ベルト50■の表面
性はこのクリーニング法に適する必要がある。そこで本
実施例では、ベルト表面を適当な荒さにするか、フン素
ゴムやFLC等のコーティングを施す。
する。この転写材搬送ベルト501は、転写材7の載る
範囲以外の部分に感光体1上のトナーが付着するため、
クリーニング部材508によりクリーニングを行う必要
がある。寸法、構造の簡便さから本実施例では、前述し
たようにこのクリーニング部材508にブレード方式を
用いている。このため、転写材搬送ベルト50■の表面
性はこのクリーニング法に適する必要がある。そこで本
実施例では、ベルト表面を適当な荒さにするか、フン素
ゴムやFLC等のコーティングを施す。
更に、転写材搬送ベルト501の厚みについては次よう
にする。まず、電極ローラ503に印加する電圧はほぼ
厚みに比例させる必要がある。けだし、転写材搬送ベル
)501が厚くなると電極ローラ503と感光体lとの
間の静電容量が小さくなり、充分な電荷を転写材搬送ベ
ルト501に付与できなくなるからである。ゴムベルト
を使用する場合には実用的には、0 、3 x*〜ln
+が適当である。これより薄い場合は製造上の安定性が
悪くなり、またベルト搬送が困難になる等の問題が起こ
る。フィルムの場合は0.05 w〜0.5n程度が実
用的である。
にする。まず、電極ローラ503に印加する電圧はほぼ
厚みに比例させる必要がある。けだし、転写材搬送ベル
)501が厚くなると電極ローラ503と感光体lとの
間の静電容量が小さくなり、充分な電荷を転写材搬送ベ
ルト501に付与できなくなるからである。ゴムベルト
を使用する場合には実用的には、0 、3 x*〜ln
+が適当である。これより薄い場合は製造上の安定性が
悪くなり、またベルト搬送が困難になる等の問題が起こ
る。フィルムの場合は0.05 w〜0.5n程度が実
用的である。
次に、電極ローラ503の材質および電気抵抗値につい
て説明する。まず、その材質としてはアルミニウム、ス
テンレスあるいは鉄等の導電性金属を使用するが、トナ
ー付着量の多い画像の転写で高い転写電界が必要な場合
には、転写材搬送ベルト501と感光体1との間で異常
放電が発生し画像が乱れるため、工夫が必要である。こ
れは、転写材搬送ベルト501と感光体1が高電圧下で
急激に接近するために起こると考えられる。この点につ
いては、電極ローラ503の周面を105ΩCff1〜
10”Ω値の抵抗値で厚さ5關程度のウレタンゴム等で
被覆して、急激に電界が上昇しないようにすることで、
防止することができる。実験では10”Ω0の抵抗値で
良好な結果を得た。また、このウレタンゴムのゴム硬度
を306〜60゜とすることで、転写材搬送ベルト50
1と感光体1との間の密着性が向上し、転写ムラの発生
も抑制することができる。
て説明する。まず、その材質としてはアルミニウム、ス
テンレスあるいは鉄等の導電性金属を使用するが、トナ
ー付着量の多い画像の転写で高い転写電界が必要な場合
には、転写材搬送ベルト501と感光体1との間で異常
放電が発生し画像が乱れるため、工夫が必要である。こ
れは、転写材搬送ベルト501と感光体1が高電圧下で
急激に接近するために起こると考えられる。この点につ
いては、電極ローラ503の周面を105ΩCff1〜
10”Ω値の抵抗値で厚さ5關程度のウレタンゴム等で
被覆して、急激に電界が上昇しないようにすることで、
防止することができる。実験では10”Ω0の抵抗値で
良好な結果を得た。また、このウレタンゴムのゴム硬度
を306〜60゜とすることで、転写材搬送ベルト50
1と感光体1との間の密着性が向上し、転写ムラの発生
も抑制することができる。
次に、電極ローラ503の感光体1に対する押圧力につ
いて説明する。この押圧力は、それが弱いと転写ムラの
発生や転写率の低下の問題を起こし、逆に強すぎるとト
ナー付着量の多い文字や細線が潰れる傾向がある。この
押圧力は、実験的には10〜1500gf/cm、特に
54 f g/amで良好な結果を得た。
いて説明する。この押圧力は、それが弱いと転写ムラの
発生や転写率の低下の問題を起こし、逆に強すぎるとト
ナー付着量の多い文字や細線が潰れる傾向がある。この
押圧力は、実験的には10〜1500gf/cm、特に
54 f g/amで良好な結果を得た。
この電極ローラ503の感光体Iへの押圧位置は、転写
材7の感光体1からの分離に大きな影響を及ぼす。ベル
トローラ転写方式では、転写材7はそれ自身の腰の力で
感光体1と電極ローラ5゜3の内の曲率の小さい方に分
離する。よって、転写材搬送ベルl−501の曲率をで
きる限り小さくする必要がある。本実施例では、第2図
に示すように、電極ローラ503の押圧位置、つまり転
写材搬送ベルト501が感光体1に電極ローラ503に
より押圧されるニップ面Aが、転写材搬送ベルト501
が感光体1から離れる位置Bよりも上流側となるように
設定した。実験では、ニソプ面Aの下流端と分離位置B
との間が2〜4nで良好な結果を得た。
材7の感光体1からの分離に大きな影響を及ぼす。ベル
トローラ転写方式では、転写材7はそれ自身の腰の力で
感光体1と電極ローラ5゜3の内の曲率の小さい方に分
離する。よって、転写材搬送ベルl−501の曲率をで
きる限り小さくする必要がある。本実施例では、第2図
に示すように、電極ローラ503の押圧位置、つまり転
写材搬送ベルト501が感光体1に電極ローラ503に
より押圧されるニップ面Aが、転写材搬送ベルト501
が感光体1から離れる位置Bよりも上流側となるように
設定した。実験では、ニソプ面Aの下流端と分離位置B
との間が2〜4nで良好な結果を得た。
また、この分離に関して、転写材7は転写材搬送ベルト
501側に自重で載るのではなく吸引すれた状態で載っ
て感光体1から離れることが望ましく、このために本実
施例では、所定の電圧を印加した導電性ガイド板509
を設けて、この導電性ガイド板509で転写材7を押圧
し、これにより転写材7に対して電極ローラ503の電
荷の極性と反対の極性の電荷を付与し、感光体lと転写
材搬送ベル)501との間に流入する転写材7を転写材
搬送ベルト5o1側に静電的に吸引させてその吸引力が
感光体1との間のそれよりも強くなるようにし、感光体
lの排出側からの分離が良好に行われるようにしている
。なお、この導電性ガイド板509は、転写材7がそこ
にないときは転写材搬送ベルト501に接してもまた接
しないようにしても良い。また、このようにして転写材
7に付与された電荷は、分離の後に後記するように必要
に応じて除電される。
501側に自重で載るのではなく吸引すれた状態で載っ
て感光体1から離れることが望ましく、このために本実
施例では、所定の電圧を印加した導電性ガイド板509
を設けて、この導電性ガイド板509で転写材7を押圧
し、これにより転写材7に対して電極ローラ503の電
荷の極性と反対の極性の電荷を付与し、感光体lと転写
材搬送ベル)501との間に流入する転写材7を転写材
搬送ベルト5o1側に静電的に吸引させてその吸引力が
感光体1との間のそれよりも強くなるようにし、感光体
lの排出側からの分離が良好に行われるようにしている
。なお、この導電性ガイド板509は、転写材7がそこ
にないときは転写材搬送ベルト501に接してもまた接
しないようにしても良い。また、このようにして転写材
7に付与された電荷は、分離の後に後記するように必要
に応じて除電される。
次に、駆動ローラ502について説明する。この駆動ロ
ーラ502の材質は、金属の無垢のローラあるいはゴム
ローラ等のように精度高く製造できるものであれば良い
。
ーラ502の材質は、金属の無垢のローラあるいはゴム
ローラ等のように精度高く製造できるものであれば良い
。
次に、クリーニング部材508について説明する。前述
したように転写材搬送ベルト501の表面にはトナーが
付着するので、これを除去しないと転写材の裏面の汚れ
や分離不良を生じる。クリーニング方式としては、ブレ
ード方式やファーブラシ等を使用することができるが、
小型、省スペースおよびコスト等の点から本実施例では
ゴムブレード508aを使用するブレード方式を採用し
た。
したように転写材搬送ベルト501の表面にはトナーが
付着するので、これを除去しないと転写材の裏面の汚れ
や分離不良を生じる。クリーニング方式としては、ブレ
ード方式やファーブラシ等を使用することができるが、
小型、省スペースおよびコスト等の点から本実施例では
ゴムブレード508aを使用するブレード方式を採用し
た。
転写材搬送ベルト501の寄りの防止には、駆動ローラ
502、電極ローラ503或いは引張ローラ504に鍔
を設ける方法や、ガイドを設ける方法があるが、実験に
よれば、4mm程度の高さの鍔を設ける方がベルトに損
傷を与えることなく、良好な性能を得ることができた。
502、電極ローラ503或いは引張ローラ504に鍔
を設ける方法や、ガイドを設ける方法があるが、実験に
よれば、4mm程度の高さの鍔を設ける方がベルトに損
傷を与えることなく、良好な性能を得ることができた。
この転写材搬送ベル)501は、感光体1から分離した
とき、転写材7がその転写材搬送ベルト501から分離
したとき等に、付与した分離用電荷等によりそれぞれ電
荷が残る。前述したように、この転写材搬送ベルト50
1に適当な時定数を持たせた場合には特に除電の必要は
ないが、抵抗値(つまり、電荷保持時定数)の高いベル
トを使用する場合には、除電しないと次回の転写時に適
正な転写電界を形成できない。また、転写材についても
、適当に除電されていないと、トナー散りが生じてしま
う。これらの対策として、除電ブラシを設ける方法や交
流コロナ放電による方法等があるが、本実施例では、必
要に応じて、転写材7と転写材搬送ベルト501が分離
した後の位置に除電ブラシを設ける(図示せず)か、或
いはその位置において転写材搬送ベル)501と転写材
7の上から交流コロナ放電を行う(図示せず)。
とき、転写材7がその転写材搬送ベルト501から分離
したとき等に、付与した分離用電荷等によりそれぞれ電
荷が残る。前述したように、この転写材搬送ベルト50
1に適当な時定数を持たせた場合には特に除電の必要は
ないが、抵抗値(つまり、電荷保持時定数)の高いベル
トを使用する場合には、除電しないと次回の転写時に適
正な転写電界を形成できない。また、転写材についても
、適当に除電されていないと、トナー散りが生じてしま
う。これらの対策として、除電ブラシを設ける方法や交
流コロナ放電による方法等があるが、本実施例では、必
要に応じて、転写材7と転写材搬送ベルト501が分離
した後の位置に除電ブラシを設ける(図示せず)か、或
いはその位置において転写材搬送ベル)501と転写材
7の上から交流コロナ放電を行う(図示せず)。
次に、転写材搬送ベルト50Iの駆動方法について説明
する。感光体1の周速度と転写材搬送ベル)501の移
動速度との差は、転写像の縦倍の変化として問題となる
。この倍率の変化は、ベルト速度に依存したものとなる
。従って、この速度差を補正するため、駆動ローラ50
2を高い精度で制御する必要があるが、コストの上昇、
ベルトやローラの耐久性等の問題を生じる。本実施例で
は、転写材搬送ベルト501を電極ローラ503によっ
て感光体1に圧着させるため、電極ローラ503側にも
駆動力が生じ、原理的にはこの駆動によれば速度差は発
生しないことになる。しかし、クリーニング部材508
等の負荷が存在するため、スリツプを生じ問題となる。
する。感光体1の周速度と転写材搬送ベル)501の移
動速度との差は、転写像の縦倍の変化として問題となる
。この倍率の変化は、ベルト速度に依存したものとなる
。従って、この速度差を補正するため、駆動ローラ50
2を高い精度で制御する必要があるが、コストの上昇、
ベルトやローラの耐久性等の問題を生じる。本実施例で
は、転写材搬送ベルト501を電極ローラ503によっ
て感光体1に圧着させるため、電極ローラ503側にも
駆動力が生じ、原理的にはこの駆動によれば速度差は発
生しないことになる。しかし、クリーニング部材508
等の負荷が存在するため、スリツプを生じ問題となる。
そこで、駆動ローラ502と転写材搬送ベル)501と
の間の摩擦係数をやや低くしておき、駆動ローラ502
をO〜1%程度だけベルト移動速度よりも速く動かして
、電極ローラ503による駆動力を補助するようにした
ことろ、問題の速度差はほぼ解消できた。
の間の摩擦係数をやや低くしておき、駆動ローラ502
をO〜1%程度だけベルト移動速度よりも速く動かして
、電極ローラ503による駆動力を補助するようにした
ことろ、問題の速度差はほぼ解消できた。
次に、電a505の電圧値について説明する。
印加電圧の最適値は、トナーの付着量、転写材7の厚み
や電気物性、転写材搬送ベルl−501の厚みや電気物
性等により変化する。従って、機械の要求性能や仕様等
によってバランスの良い点を決める必要がある。印加電
圧を切り換える場合には、転写材7の厚みや物性等を何
等かの手段により検知して行う。また手差し機構を働か
せるような場合には、電圧を上げる等の方法が考えられ
る。本実施例では、カセット給紙の場合3KVに設定し
、手差しの場合はOHPや封筒等のように厚い紙がほと
んどであるので、手差し信号により印加電圧を高<
(4KV)切り換えるようにした。なお、電流容量は最
大20μAとした。もちろん、厚紙をプリントすること
を使用者がキー等でインプットすることにより、電圧が
変更されるようにすることもできる。
や電気物性、転写材搬送ベルl−501の厚みや電気物
性等により変化する。従って、機械の要求性能や仕様等
によってバランスの良い点を決める必要がある。印加電
圧を切り換える場合には、転写材7の厚みや物性等を何
等かの手段により検知して行う。また手差し機構を働か
せるような場合には、電圧を上げる等の方法が考えられ
る。本実施例では、カセット給紙の場合3KVに設定し
、手差しの場合はOHPや封筒等のように厚い紙がほと
んどであるので、手差し信号により印加電圧を高<
(4KV)切り換えるようにした。なお、電流容量は最
大20μAとした。もちろん、厚紙をプリントすること
を使用者がキー等でインプットすることにより、電圧が
変更されるようにすることもできる。
ところで、引張ローラ504を用いないで転写材搬送ベ
ルト501を電極ローラ503に対して180度かけ渡
した場合、電極ローラ503に印加する転写電界を高く
すると、千鳥状のハジキが生じる。このハジキの発生は
、画像前半と後半で比べると前半の方が顕著で後半は少
ない。これらの原因として考えられるのは、電極ローラ
503および感光体1が共にローラであり、このローラ
503と感光体1の面部分が回転により相互に接触する
直前の領域において気中放電するに充分な電界が形成さ
れトナーが逆帯電してしまうことである。この放電は、
実際には転写材7と感光体1との間で起ると考えられる
。これに対する対策としては、前述した電極ローラ50
3の表面に10’Ω(2)〜101°Ωcmの抵抗値の
ウレタンゴム等を被覆することに加えて、転写材搬送ベ
ルト501および転写材7の通路を変更して、高電界が
転写直前に生じないように、つまり、転写材7の進入経
路にそって急激に電界が上昇しないように、その経路を
設定すれば良い。
ルト501を電極ローラ503に対して180度かけ渡
した場合、電極ローラ503に印加する転写電界を高く
すると、千鳥状のハジキが生じる。このハジキの発生は
、画像前半と後半で比べると前半の方が顕著で後半は少
ない。これらの原因として考えられるのは、電極ローラ
503および感光体1が共にローラであり、このローラ
503と感光体1の面部分が回転により相互に接触する
直前の領域において気中放電するに充分な電界が形成さ
れトナーが逆帯電してしまうことである。この放電は、
実際には転写材7と感光体1との間で起ると考えられる
。これに対する対策としては、前述した電極ローラ50
3の表面に10’Ω(2)〜101°Ωcmの抵抗値の
ウレタンゴム等を被覆することに加えて、転写材搬送ベ
ルト501および転写材7の通路を変更して、高電界が
転写直前に生じないように、つまり、転写材7の進入経
路にそって急激に電界が上昇しないように、その経路を
設定すれば良い。
そこで本実施例では、電極ローラ503の転写材7進入
側に引張ローラ504を配置して、転写材搬送ベルl−
501が電極ローラ503と感光体1とに対して、その
電極ローラ503の接線方向に近い方向から進入するよ
うした。
側に引張ローラ504を配置して、転写材搬送ベルl−
501が電極ローラ503と感光体1とに対して、その
電極ローラ503の接線方向に近い方向から進入するよ
うした。
以上のように本発明によれば、流入する転写材に予め分
離用の電荷を付与するようにしたので、転写部分から流
出する転写材が転写材搬送ベルト側に静電力で吸引され
、トナー像保持体から確実に分離するようになり、分離
不良を防止することができるという利点がある。
離用の電荷を付与するようにしたので、転写部分から流
出する転写材が転写材搬送ベルト側に静電力で吸引され
、トナー像保持体から確実に分離するようになり、分離
不良を防止することができるという利点がある。
第1図は本発明の一実施例の静電記録装置の概略構成図
、第2図は転写分離部の具体的構成を示す図である。 1・・・感光体(トナー像保持体)、2・・・帯電極、
3・・・レーザ光、4・・・現像部、5・・・転写分離
部、6・・・クリーニング部、7・・・転写材、501
・・・転写材搬送ベルト、502・・・駆動ローラ、5
03・・・電極ローラ、504・・・引張ローラ、50
5・・・電源、506・・・弾性部材、507・・・ブ
レード電極、508・・・クリーニング部材、509・
・・導電性ガイド板、510.511・・・転写材のガ
イド。
、第2図は転写分離部の具体的構成を示す図である。 1・・・感光体(トナー像保持体)、2・・・帯電極、
3・・・レーザ光、4・・・現像部、5・・・転写分離
部、6・・・クリーニング部、7・・・転写材、501
・・・転写材搬送ベルト、502・・・駆動ローラ、5
03・・・電極ローラ、504・・・引張ローラ、50
5・・・電源、506・・・弾性部材、507・・・ブ
レード電極、508・・・クリーニング部材、509・
・・導電性ガイド板、510.511・・・転写材のガ
イド。
Claims (1)
- (1)、無端状の転写材搬送ベルトを電極ローラにより
トナー像保持体の方向に押圧し、上記転写材搬送ベルト
と上記電極ローラとの間に転写材を進入させて上記トナ
ー像保持体上のトナー像を上記転写材に転写させるベル
トローラ転写方式の転写分離部を有する静電記録装置に
おいて、 上記転写材搬送ベルトの上記転写材流入側に上記電極ロ
ーラの極性と反対の極性の電圧を印加した導電性部材を
設け、該導電性部材により上記転写材搬送ローラと上記
トナー像保持体との間に進入する転写材に分離用電荷を
付与するようにしたことを特徴とする静電記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20518189A JPH0368976A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 静電記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20518189A JPH0368976A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 静電記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0368976A true JPH0368976A (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=16502761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20518189A Pending JPH0368976A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 静電記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0368976A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5426485A (en) * | 1992-11-16 | 1995-06-20 | Mita Industrial Co., Ltd. | Cleaning device for a transfer belt of an image forming apparatus |
DE4291112C2 (de) * | 1991-04-12 | 1997-01-30 | Hitachi Ltd | Einrichtung zur elektrophotographischen Bildaufzeichnung |
JP4527246B2 (ja) * | 2000-06-19 | 2010-08-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP20518189A patent/JPH0368976A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4291112C2 (de) * | 1991-04-12 | 1997-01-30 | Hitachi Ltd | Einrichtung zur elektrophotographischen Bildaufzeichnung |
US5426485A (en) * | 1992-11-16 | 1995-06-20 | Mita Industrial Co., Ltd. | Cleaning device for a transfer belt of an image forming apparatus |
JP4527246B2 (ja) * | 2000-06-19 | 2010-08-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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