JPH0368788B2 - - Google Patents

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JPH0368788B2
JPH0368788B2 JP17958385A JP17958385A JPH0368788B2 JP H0368788 B2 JPH0368788 B2 JP H0368788B2 JP 17958385 A JP17958385 A JP 17958385A JP 17958385 A JP17958385 A JP 17958385A JP H0368788 B2 JPH0368788 B2 JP H0368788B2
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JP
Japan
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electrode
welding
polarity
tip
dots
Prior art date
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Expired
Application number
JP17958385A
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English (en)
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JPS6240979A (ja
Inventor
Kazuyoshi Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dengensha Toa Co Ltd
Original Assignee
Dengensha Manufacturing Co Ltd
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Application filed by Dengensha Manufacturing Co Ltd filed Critical Dengensha Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、整流式抵抗溶接方法に関し、とくに
スポツト溶接機の電極極性交換を行うことによつ
て、電極の寿命を延長することを目的とする。
(従来の技術) 整流式スポツト溶接法、たとえば単相、三相、
二相、インバータ等の整流式抵抗溶接方法は、交
流式スポツト溶接法に較べて溶接電流、通電時
間、電極加圧力等に多少のバラツキがあつても、
溶接に与える影響が少ないので、優れた溶接法と
して注目され、最近、実用化が急速に進められて
いる。
(発明の解決しようとする問題点) 従来の整流式スポツト機は、たとえば合金化亜
鉛メツキ鋼板のスポツト溶接の場合について見る
と、第4図のごとく、溶接点数が増すにつれて、
一方のマイナス側の電極チツプEの先端面uが、
円弧状にへこむという現象が発生し、溶接品質を
次第に低下させるだけでなく電極先端面のドレツ
シングを頻繁に行わなければならず、電極の寿命
を短かくするという欠点があつた。
第5図に示す図は、単相整流式スポツト溶接機
により一定方向から電流を流して合金化亜鉛メツ
キ鋼板をスポツト溶接した際の、プラス側(上)
の電極チツプとマイナス側(下)の電極チツプと
の先端形状をカーボン紙で型取つたものである
が、一見して打点数が増すにつれて、マイナス側
の電極チツプの先端がへこんでいくのが判かる。
実際、このような状態で溶接を継続すると、強
度上適当な大きさのナゲツトができず、ドウナツ
のように真中が溶融されない不完全なナゲツトが
できる。
(問題を解決するための手段) そこで、本発明は、上述した現象による弊害を
除去するため、被溶接物を正負一対の電極を介し
て溶接する整流式抵抗溶接方法において、前記電
極の極性をn回溶接する毎に、自動的に切替えて
溶接することを特徴とする溶接方法を開発した。
(作用) そして、本発明では、正負一対の電極間に給電
する溶接電流の流れる向きを、n回溶接後に切替
えて溶接するため、マイナス側の電極の消耗を少
なくし、電極先端のドレツシングサイクルや電極
交換サイクルを延長し、電極寿命の延長効果によ
り、生産性向上を図る。
(実施例) 以下、本発明の方法を実施するための溶接機に
ついて、図面を参照して説明する。
なお、第1図は、電極の極性切替を機械的に行
う場合の直流スポツト溶接機の一例を示す側面図
であり、また第2図は、電極の極性変換を電気的
に行う場合のブロツク回路図である。
第1図において、1は、スポツト溶接機の本
体、2は、上腕、3は、下腕を示す。4は、上腕
の先端に固定された加圧シリンダ、5は、加圧シ
リンダのロツド6に固定された電極支持部材、7
は、電極支持部材5にアーム8を介して支持され
た上部電極ホルダ、9は、上部電極ホルダに挿入
された電極チツプである。10は、下腕に支持さ
れた電極支持部材、11は、電極支持部材10に
アーム12を介して支持された下部電極ホルダ、
13は、下部電極ホルダに挿入された電極チツプ
である。14は、溶接トランス、15は、溶接ト
ランスの二次側に接続された整流スタツフ、1
6,17は、整流スタツフ15の出力端子側に接
続された導体、18,19は、極性切替装置で、
上記二つの導体16,17の上面と下面とにそれ
ぞれ対向するコンタクタa,b及びc,dが、第
3図に示すように、絶縁板20を介してコの字形
に一体に形成され、これをシリンダ21,22で
上下動することによつて、上記導体16,17の
上面又は下面にコンタクタa,b及びc,dをそ
れぞれ接触ないし開放して極性切替えを行う。
23,24,25,26は、各コンタクタa,
b及びc,dと、上・下各電極支持部材5,10
との間にそれぞれ接続されたフレキシブルな二次
導体で、うち二次導体23と24とが対をなし、
また25と26の二次導体が対応して、交互に溶
接電流の流れる方向の異なる通電路を形成する。
かくして、溶接過程中に、マイナス側の電極チ
ツプに電極面のへこみ現象が発生し始める打点数
に達したときに、上記の極性切替装置18,19
のシリンダ21,22への流体圧回路の電磁弁
(図省略)に起動信号を送り、各シリンダ21及
び22を作動し、各導体16,17に対して、コ
ンタクタa,b及びc,dの接続切替えを機械的
に交互に行うことによつて溶接電流の流れる向き
を切替える。
次に、第2図において、この実施例は、電極の
極性切替えを、サイリスタコンタクタを用いて行
う場合の一例である。
溶接トランス14の一次回路には、主電流を制
御するサイリスタコンタクタ27等の電子スイツ
チを介して200V又は400V定格の溶接電源が直接
接続されている。
溶接トランスの二次回路には、サイリスタコン
タクタ28,29ガ挿入され、4つのサイリスタ
のうち、THY2AとTHY2Bが、またTHYIA
とTHY1Bが対応するように、それぞれ逆並列
に接続されている。
正負一対をなす電極9には、サイリスタコンタ
クタ28に接続された二次導体30が溶接トラン
スの二次側に接続され、他方の電極13にはセン
タタツプに接続された二次導体31が溶接トラン
スの二次側に接続されている。二次回路に接続さ
れた各サイリスタコンタクタ28,29には、極
性切替回路32が接続されている。極性切替回路
32には、一次側のサイリスタコンタクタ27に
接続されたタイマー33からの通電信号をnカウ
ントするプリセツトカウンタ34が接続されてい
る。
かくして、今、プリセツトカウンタ34に電極
極性を変更する時のn打点回数をたとえば100打
点にセツトし、サイリスタコンタクタ28及び2
9のサイリスタTHY1AとTHY1Bを点弧し
た状態でタイマー33からの指令によつて加圧通
電を開始すると、溶接トランスの二次回路に流れ
る電流は、矢印イのごとく上部電極9から下部電
極13に向けけ流れ、被溶接物W,W′間にナゲ
ツトNを生成する。
そして、加圧通電毎にタイマー33からサイリ
スタコンタクタ27へ送られる溶接開始信号を、
遂次プリセツトカウンタ34によつて計数し、そ
の溶接回数が予め設定した回数100打点に達した
ときに、プリセツトカウンタ34から極性切替回
路32へパルス信号を発信し、この極性切替回路
32からの指令によつてサイリスタTHY1A及
びTHY1Bを消弧し、THY2A及びTHY2B
を点弧して電極の極性を反転する。この電極極性
の切替えにより、溶接トランスの二次回路に流れ
る電流は、矢印ロのごとく下部電極13から上部
電極9へ逆方向に流れる。このように、n打点置
きにプラス側とマイナス側の電極極性を交互に切
替えながら、溶接を進行することによつて、一方
的な電極面の異常消耗を防ぎ、電極先端のドレツ
シングサイクル及び電極交換サイクルを延長し、
電極の寿命を伸ばすことができる。
なお、本実施例において極性切替を1打点毎に
行うか、または段階的にたとえば50打点以降は5
点毎に、あるいは10点置きに交互に極性切替えを
行つても同様の作用が得られる。
(発明の効果) 以上、本発明にかかる溶接方法は、従来の整流
式抵抗溶接方法において、常時一定方向から電流
を流してスポツト溶接すると、溶接打点数の増加
に伴つてマイナス側の電極が異常消耗するところ
に着目して、n打点回数毎に電極の極性切替えを
自動的に行うことで、マイナス側の電極の片減り
をなくし、電極先端面のドレツシングサイクルや
電極交換サイクルを延長し、電極の寿命および生
産性等の向上に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の整流式抵抗溶接方法を実施
するための、電極の極性切替を機械的に行う場合
の直流スポツト溶接機の実施例を示す側面図。第
2図は、本発明の溶接方法において電極の極性交
換を電気的に行う場合の一例を示す電気ブロツク
図。第3図は、極性切替装置18,19の実施例
を示す説明図。第4図は、従来の整流式スポツト
溶接によるマイナス側の電極チツプの先端形状を
示す側面図。第5図は、従来の整流式スポツト溶
接によるプラス側の電極チツプと、マイナス側電
極チツプの先端形状の変化を、溶接打点数毎にカ
ーボン紙にて型取つたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被溶接物を正負一対の電極を介して溶接する
    整流式抵抗溶接方法において、前記電極の極性
    を、n回溶接毎に、自動的に切換えて溶接するこ
    とを特徴とする整流式抵抗溶接方法。
JP17958385A 1985-08-15 1985-08-15 整流式抵抗溶接方法 Granted JPS6240979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17958385A JPS6240979A (ja) 1985-08-15 1985-08-15 整流式抵抗溶接方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP17958385A JPS6240979A (ja) 1985-08-15 1985-08-15 整流式抵抗溶接方法

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Publication Number Publication Date
JPS6240979A JPS6240979A (ja) 1987-02-21
JPH0368788B2 true JPH0368788B2 (ja) 1991-10-29

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ID=16068261

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JP17958385A Granted JPS6240979A (ja) 1985-08-15 1985-08-15 整流式抵抗溶接方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237507Y2 (ja) * 1987-05-29 1990-10-11
JPH01159974U (ja) * 1988-04-21 1989-11-07
KR200380648Y1 (ko) * 2005-01-21 2005-03-31 황원규 아크겸용 티그용접기의 전극 전환장치
US9908199B2 (en) * 2013-03-07 2018-03-06 GM Global Technology Operations LLC Programmable polarity module for DC resistance spot welding
JP7037936B2 (ja) * 2017-12-28 2022-03-17 Art-Hikari株式会社 スイッチ機構

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