JPH0368689A - 自動車用燃料油添加剤 - Google Patents
自動車用燃料油添加剤Info
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- JPH0368689A JPH0368689A JP20385189A JP20385189A JPH0368689A JP H0368689 A JPH0368689 A JP H0368689A JP 20385189 A JP20385189 A JP 20385189A JP 20385189 A JP20385189 A JP 20385189A JP H0368689 A JPH0368689 A JP H0368689A
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- alcohol
- additive
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- Pending
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Landscapes
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明は、自動車その他の燃料タンク中においてガソリ
ンまたは軽油中に自然に凝縮分離して存在するに至った
水滴を、該燃料中に分散・吸収・あるいは溶解させ、そ
の燃料の燃焼に伴い、それら水分を水蒸気として燃焼ガ
スとともに排出せしめるための燃料用添加剤に関する。
ンまたは軽油中に自然に凝縮分離して存在するに至った
水滴を、該燃料中に分散・吸収・あるいは溶解させ、そ
の燃料の燃焼に伴い、それら水分を水蒸気として燃焼ガ
スとともに排出せしめるための燃料用添加剤に関する。
［背景技術］
燃料タンク中において発生する凝縮水滴は、タンク中の
空気に含まれている水分が、外気温の変化によって凝縮
する結果生ずるものであるが、これを放置しておくと、
燃料タンク内で発錆の原因となり、更にエンストを起こ
したり、特に軽油車では、プランジャーの傷っけや焼付
きのトラブルの原因となるので、この水滴を除去するこ
とは、関連技術分野においては必須のこととされている
。このような燃料中の水滴な除去する方法としては、燃
料油中に、いわゆる水抜き剤を添加することによって、
タンク中に存在している水滴を、該燃料油中に分散・吸
収・乳化あるいは溶解させ、燃料の燃焼の際に水蒸気と
して排出させる方法が一般に採用されている。この水抜
き剤の材料としては、現在アルコール類特にイソプロピ
ルアルコール（以下ｒｌＰＡＪ と略記する）が広く汎
用されている。
空気に含まれている水分が、外気温の変化によって凝縮
する結果生ずるものであるが、これを放置しておくと、
燃料タンク内で発錆の原因となり、更にエンストを起こ
したり、特に軽油車では、プランジャーの傷っけや焼付
きのトラブルの原因となるので、この水滴を除去するこ
とは、関連技術分野においては必須のこととされている
。このような燃料中の水滴な除去する方法としては、燃
料油中に、いわゆる水抜き剤を添加することによって、
タンク中に存在している水滴を、該燃料油中に分散・吸
収・乳化あるいは溶解させ、燃料の燃焼の際に水蒸気と
して排出させる方法が一般に採用されている。この水抜
き剤の材料としては、現在アルコール類特にイソプロピ
ルアルコール（以下ｒｌＰＡＪ と略記する）が広く汎
用されている。
ＩＰＡは、アルコール類中でも最も水抜き性能が優れて
いるとされているが、その有効使用量は、例えば、燃料
油中の水滴量の０．０１ Ｖ％に対し、これを完全に吸
収または分散溶解させるためのＩＰＡの最小濃度は、ガ
ソリン中の場合で１．ＯＶ％、軽油中の場合で１．２Ｖ
％を必要とし、特に軽油の場合においては、市販軽油専
用水抜き剤（ＩＰＡタイプ）でも白濁するのが一般的と
なっている。
いるとされているが、その有効使用量は、例えば、燃料
油中の水滴量の０．０１ Ｖ％に対し、これを完全に吸
収または分散溶解させるためのＩＰＡの最小濃度は、ガ
ソリン中の場合で１．ＯＶ％、軽油中の場合で１．２Ｖ
％を必要とし、特に軽油の場合においては、市販軽油専
用水抜き剤（ＩＰＡタイプ）でも白濁するのが一般的と
なっている。
［発明の開示］
本発明者らは、カチオン系およびノニオン系両界面活性
剤を特徴とする特殊な配合組成物が、上記のＩＰＡタイ
プの水抜き剤の性能に比し、著しく少量で効果を達成す
るとともに、従来の水抜き剤の如く添加した軽油の白濁
化を発生しないことを見出した１本発明はかかる知見に
基づいてなされたちのである。すなわち本発明は、カチ
オン系界面活性剤とノニオン系界崩活性剤とを基材とし
て用い、これらを石油系中間留分とアルコール類との混
合油中に溶解し、引火点を２５〜４０℃、粘度を５〜９
ｃｓｔ（４０℃）に調整した透明油液からなることを特
徴とする自動車用燃料油の水抜きのための添加剤を提供
するものである０本発明の自動車用燃料油添加剤に更に
防錆性を付与するために、油溶性防錆剤を添加すること
ができる。
剤を特徴とする特殊な配合組成物が、上記のＩＰＡタイ
プの水抜き剤の性能に比し、著しく少量で効果を達成す
るとともに、従来の水抜き剤の如く添加した軽油の白濁
化を発生しないことを見出した１本発明はかかる知見に
基づいてなされたちのである。すなわち本発明は、カチ
オン系界面活性剤とノニオン系界崩活性剤とを基材とし
て用い、これらを石油系中間留分とアルコール類との混
合油中に溶解し、引火点を２５〜４０℃、粘度を５〜９
ｃｓｔ（４０℃）に調整した透明油液からなることを特
徴とする自動車用燃料油の水抜きのための添加剤を提供
するものである０本発明の自動車用燃料油添加剤に更に
防錆性を付与するために、油溶性防錆剤を添加すること
ができる。
本発明の自動車用燃料油添加剤を、以下に具体的に実施
例を揚げて説明する。
例を揚げて説明する。
実施例
表−１に示す配合原料を用い、それら原料を配合割合の
範囲において配合する。得られた燃料油用添加剤の物性
は、表−２に示すとおりである。
範囲において配合する。得られた燃料油用添加剤の物性
は、表−２に示すとおりである。
表−２
−５に示した。軽油に対しては、ＩＰＡタイプよりも添
加量が半減され、燃料の性状には、殆ど影響が見られな
いことが判かる。ガソリンに対しての影響を見るため実
車走行テストを行なったところ、添加量はＩＰＡタイプ
のものよりも半減することができ、排気ガス中のＣ０５
ＨＣを減少させ、排煙もクリーン化し、始動性および加
速性等には、全く変動が見られなかった。
加量が半減され、燃料の性状には、殆ど影響が見られな
いことが判かる。ガソリンに対しての影響を見るため実
車走行テストを行なったところ、添加量はＩＰＡタイプ
のものよりも半減することができ、排気ガス中のＣ０５
ＨＣを減少させ、排煙もクリーン化し、始動性および加
速性等には、全く変動が見られなかった。
本発明の添加剤を燃料に添加した場合の添加量と水抜き
効果との関係を従来の市販ＩＰＡタイプと比較して実験
例−２，３に示す、さらに、本発明の添加剤を燃料に添
加した場合、その燃料の粘度および引火点の変化につい
て、軽油の場合を実験例−４に、ガソリンの場合を実験
例実験例− １ 市販 ■ ＰＡタイプと本発明の添加剤 との物性比較 表−３ 実験例−４ 軽油に対する粘度及び引火点への影 響 市販の軽油水抜き剤は、一般に軽油１゛００１に対し、
０．４Ｖ％（４００ｃｃ）が注入されているが１本発明
添加剤は０．２ｖ％でも前者より十分性能を発揮する。
効果との関係を従来の市販ＩＰＡタイプと比較して実験
例−２，３に示す、さらに、本発明の添加剤を燃料に添
加した場合、その燃料の粘度および引火点の変化につい
て、軽油の場合を実験例−４に、ガソリンの場合を実験
例実験例− １ 市販 ■ ＰＡタイプと本発明の添加剤 との物性比較 表−３ 実験例−４ 軽油に対する粘度及び引火点への影 響 市販の軽油水抜き剤は、一般に軽油１゛００１に対し、
０．４Ｖ％（４００ｃｃ）が注入されているが１本発明
添加剤は０．２ｖ％でも前者より十分性能を発揮する。
この場合の両者の粘度及び引火点の変化を測定した。結
果は表−６に示す通りであった。
果は表−６に示す通りであった。
実験例−５本発明添加剤注入（０，２Ｖ％）ガソリンの
琲ガスのクリーン化測定 ・使用車種：８産ブルーバードパン ６２年型１６００
ｃｃ 走行距離 ６６、ＯＯＯｋｍ （ＩＩｌｌＩ定時） ・測定場所：民間車検場 小林自動車工業（株）・測定
結果は表−７に示す。
琲ガスのクリーン化測定 ・使用車種：８産ブルーバードパン ６２年型１６００
ｃｃ 走行距離 ６６、ＯＯＯｋｍ （ＩＩｌｌＩ定時） ・測定場所：民間車検場 小林自動車工業（株）・測定
結果は表−７に示す。
７３８−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）カチオン系界面活性剤とノニオン系界面活性剤とを
基材として用い、これらを石油系中間留分とアルコール
類との混合油中に溶解し、引火点を２５〜４０℃、粘度
を５〜９ｃｓｔ（４０℃）に調整した透明油液からなる
ことを特徴とする自動車用燃料油の水抜きのための添加
剤。 ２）前記のカチオン系界面活性剤が、ジアルキルジメチ
ルアンモニウムクロライドおよびソイビーンジメチルエ
チルアンモニウムサルフェイトであり、前記のノニオン
系界面活性剤が、ポリオキシエチレンソルビタンオレー
トおよびオレイン酸ジエタノールアミドである請求項１
に記載の添加剤。 ３）前記のカチオン系界面活性剤とノニオン系界面活性
剤の配合割合が、全添加剤基算で ３０〜５５重量％である請求項１に記載の添加剤。 ４）前記のアルコール類が、イソプロピルアルコールお
よびｎ−ブタノールの単体もしくはその混合物である請
求項１に記載の添加剤。 ５）前記の、カチオン系界面活性剤とノニオン系界面活
性剤の配合割合が、１．０：１．０〜１．０：１．５の
範囲にある請求項１に記載の添加剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20385189A JPH0368689A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車用燃料油添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20385189A JPH0368689A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車用燃料油添加剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0368689A true JPH0368689A (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=16480748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20385189A Pending JPH0368689A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車用燃料油添加剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0368689A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5467772A (en) * | 1992-06-16 | 1995-11-21 | Terumo Kabushiki Kaisha | Automatic sphygmomanometer |
| ES2098184A1 (es) * | 1994-12-30 | 1997-04-16 | Muniesa Manuel Almela | Productos para la eliminacion del agua contenida en los depositos de combustible de vehiculos. |
| GB2336119A (en) * | 1998-04-09 | 1999-10-13 | Coval Technologies Limited | Solubilising water and petrol |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP20385189A patent/JPH0368689A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5467772A (en) * | 1992-06-16 | 1995-11-21 | Terumo Kabushiki Kaisha | Automatic sphygmomanometer |
| ES2098184A1 (es) * | 1994-12-30 | 1997-04-16 | Muniesa Manuel Almela | Productos para la eliminacion del agua contenida en los depositos de combustible de vehiculos. |
| GB2336119A (en) * | 1998-04-09 | 1999-10-13 | Coval Technologies Limited | Solubilising water and petrol |
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