JPH0368001B2 - - Google Patents

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JPH0368001B2
JPH0368001B2 JP62129862A JP12986287A JPH0368001B2 JP H0368001 B2 JPH0368001 B2 JP H0368001B2 JP 62129862 A JP62129862 A JP 62129862A JP 12986287 A JP12986287 A JP 12986287A JP H0368001 B2 JPH0368001 B2 JP H0368001B2
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JP
Japan
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chitosan
seeds
solution
chitosanase
mildly
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JP62129862A
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Masato Izume
Juzo Kinooka
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Katakura Chikkarin Co Ltd
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Katakura Chikkarin Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、種子の処理に関し、詳しくは、収穫
量を増加するための種子の処理に関する。 本発明は農業および園芸に利用することがで
き、特に農業生産に利用するのに適している。 〔技術の背景および従来技術の説明〕 農業作物の種子の発芽率を向上するために、農
業作物の種子を、その播種前に、水に浸漬した
り、薬剤で処理することは、古くから行なわれ、
最近では、粘土または過酸化カルシウムで農業作
物の種子を、その播種前にコーテイングすること
が知られている。 一方において、キトサンは、エビやカニなどの
甲殻類の殻に含まれるキチンを脱アセチル化して
得られる多糖類であつて、D−グルコサミンがβ
−1,4結合した直鎖状の多糖類である。 またキトサンを分解して得られる低重合度のキ
トサン分解物も既に知られており、キトサンを分
解する方法には、塩酸による加水分解法、亜硝酸
による酸化分解法および塩素による酸化分解法な
どの化学的な方法の他に、酵素(キトサナーゼ)
による酵素分解法が知られている。 キトサンは、フアイトアレキシンの誘起剤であ
つて、フアイトアレキシンが植物病原菌の生育を
阻害することも知られている〔アラン・シ−・ア
ール他:エクスペリメンタル マイコロジー
(Allan C.R.etal:Experimental Mycology)第
3巻第85頁(1979年)〕、〔ハドウイガー・エル・
エー他:プラントフイジオロジ−(Hadwiger L.
A.etal:Plant Physiology)第66巻 第205頁
(1980年)〕、〔ウオーカー−シモンズ・エム:バイ
オケミカル・アンド・バイオフイジカル・リサー
チ・コミユニケーシヨンズ(Walker−Simmons
M・etal:Biochemical and Biophysical
Reserch Communications)第110巻 第194頁
(1983年)〕。またキトサンは、植物体におけるキ
サナーゼ活性を誘起することが知られており〔ニ
コルス・イ−・ジエイ他:プラントフイジオロジ
ー(Nicols.E.J.etal:Plant Physiology)第66巻
第199頁(1980年)〕、さらにキトサンは、傷の
ついた小麦の葉におけるリグニン化を促進するこ
とが知られている〔ピアース・アール・ビー他:
フイジオロジカル・プラントパソロジー
(Pearce R.B.etal:Physiological Plant
Pathology)第20巻 第119頁(1982年)〕。さら
にまたキトサンによつて種子を被覆すると、その
種子の使用による小麦の収穫量が8〜13%増加す
ることも知られている〔ハドウイガー・エル・エ
ー他:キチン・キトサン・アンド・リレイテツ
ド・エンザイムス(Hadwiger L.A.etal:
Chitin,Chitosan,and Related Enzymes)第
291頁(1984年)アカデミツク プレス
(Academic ress)〕。 本発明者らは、キトサンについて永年研究を続
けているが、その研究において、キトサン軽度分
解物ないしキトサンオリゴ糖により種子をコーテ
イングすると、その種子を用いた作物の裁培にお
ける収穫量が増大することを見出し、その知見に
基づいて本発明に到達した。 〔発明の目的および発明の要約〕 本発明の目的は、作物の収穫量を増加するため
の種子のコーテイング剤および種子の処理方法を
提供することにある。 本発明は、キトサンオリゴ糖またはキトサン軽
度分解物を有効成分とすることを特徴とする種子
のコーテイング剤である。 本発明は、作物の種子は、キトサンオリゴ糖ま
たはキトサン軽度分解物の溶液に浸漬した後、乾
燥し、それによつて作物の種子をキトサンオリゴ
糖またはキトサン軽度分解物によりコーテイング
することを特徴とする種子の処理方法である。 本発明の種子の処理方法において、作物の種子
を、キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物
の溶液に浸漬し、これにアンモニア水または石灰
水のようなアルカリ性物質の水溶液を加え、それ
によつてキトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分
解物を作物の種子上に析出することができ、また
キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物の溶
液は、その酢酸水溶液を用いることができる。 本発明におけるキトサンオリゴ糖またはキトサ
ン軽度分解物は、キトサンをキトサナーゼにより
分解して得たものであつて、20〜600mg・D−グ
ルコサミン/1g・キトサンの生成還元糖量のも
のを用いることができ、またキトサナーゼは、バ
チルスNo.7−M(微工研菌寄第8139号)により生
産されたキトサナーゼを用いる。 〔発明の具体的な説明〕 本明細書において、mg・D−グルコサミン/
1g・キトサンにより表わされる生成還元糖量は、
1gのキトサンの分解生成物が有する還元力をD
−グルコサミンの還元力に換算した数値であつ
て、1112mg・D−グルコサミン/1g・キトサン
は、100%の脱アセチル化度のキトサンが完全に
分解されて、100%D−グルコサミンになつたこ
とを示す数値である。 本発明におけるキトサンオリゴ糖は、キトサン
の分解生成物であつて、2〜8個のD−グルコサ
ミンおよび/またはN−アセチル−D−グルコサ
ミンからなるオリゴサツカライドであつて、400
〜600mg・D−グルコサミン/1g・キトサンの生
成還元糖量を有するものである。 また本発明におけるキトサン軽度分解物は、キ
トサンの分解生成物であるが、その分解の程度が
低く、それを構成するD−グルコサミンおよび/
またはN−アセチル−D−グルコサミンの数はキ
トサンオリゴ糖の2〜8よりも大きいが、正確に
その数を計測することが困難であるものも含むも
のであつて、20〜400mg・D−グルコサミン/
1g・キトサンの生成還元糖量を有するものであ
る。 キトサンオリゴ糖およびキトサン軽度分解物を
構成するモノサツカライドにおけるD−グルコサ
ミンとN−アセチル−D−グルコサミンの比率
は、その原料のキトサンの脱アセチル化度に依存
する。 キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物に
よつて種子をコーテイングするには、先ずキトサ
ンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物の溶液を調
製し、この溶液に種子を浸漬して、種子にキトサ
ンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物の溶液を付
着させた後、その種子を乾燥する。 キトサン軽度分解物は、遊離形では水に難溶で
あるが、有機酸の塩の形では水に溶けるから、通
常の場合は、キトサンオリゴ糖またはキトサン軽
度分解物を有機酸の水溶液に溶解して、キトサン
オリゴ糖またはキトサン軽度分解物の溶液を調製
するが、キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分
解物が塩の形であつて、水に溶ける場合は、キト
サンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物を水に溶
解してその溶液を調製することもできる。またキ
トサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物をアル
コールに溶解して、その溶液を調製することもで
きる。 キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物の
溶液に、種子のコーテイングに通常用いられる固
体または液体の不活性担体を加えることができる
が、ゼラチンまたはケラチンなどの蛋白質、アル
ギン酸ナトリウムまたはカルボキシメチルセルロ
ースなどの糖類あるいはポリビニルアルコールな
どの合成高分子を加えることもでき、それによつ
てキトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物の
種子への付着を向上することができる。 キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物の
溶液におけるキトサンオリゴ糖またはキトサン軽
度分解物の濃度は1g/l以上(好ましくは10〜
500g/l)とすることを必要とする。 キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物を
溶解するための有機酸は、キトサンオリゴ糖また
はキトサン軽度分解物を溶解するものであれば、
いかなるものであつても、これを使用することが
できるが、酢酸または乳酸を使用するのが好まし
い。 キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物に
よる種子のコーテイングにおいて、種子をキトサ
ンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物の溶液に浸
漬した後、その溶液にアンモニア水または石灰水
などのアルカリ性物質を加えて、溶液を中性ない
し弱アルカリ性とすることができる。キトサンオ
リゴ糖またはキトサン軽度分解物の溶液にアルカ
リ性物質を加えて、中性ないし弱アルカリ性にす
ると、キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解
物は種子表面に析出するから、キトサンオリゴ糖
またはキトサン軽度分解物による種子のコーテイ
ングをより完全に、かつ効率的に行なうことがで
き、また作物の種子をキトサンオリゴ糖またはキ
トサン軽度分解物の溶液に浸漬した後、これを取
り出し、アルカリ性物質の溶液に再び浸漬し、キ
トサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物を作物
の種子上に析出させることもできる。 本発明におけるキトサンオリゴ糖およびキトサ
ン軽度分解物は、キトサンを分解することにより
得られるが、その分解の程度を所定の生成還元糖
量のキトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物
が得られるように調整することを必要とする。キ
トサンを分解するための分解方法は、所定の生成
還元糖量のキトサンオリゴ糖またはキトサン軽度
分解物が得られるならば、これまでに知られたど
のような分解方法であつても、これを採ることが
できる。キトサンの分解において、所定の生成還
元糖量の分解生成物を得るには、予備実験におい
て、所定の生成還元糖量の分解生成物が得られる
反応条件を定め、この反応条件においてキトサン
の分解を行なうのが普通であるが、バチルスNo.4
−M(微工研菌寄第8139号)により生産されたキ
トサナーゼによると、所定の生成還元糖量のキト
サンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物を得るた
めの反応における再現性が高く、好ましい。 バチルスNo.7−Mは、長崎県南高来郡小浜町雲
仙の原生沼の土壌よりキチンまたはキトサンを唯
一の炭素源とする培地に生育しうる細菌として分
離されたバチルス(Bacillus.sp.)No.7株を親株
として、この親株をN−メチル−N′−ニトロソ
ーN−ニトロソグアニジン(NTG)で処理して
突然変異を誘発させ、得られたストレプトマイシ
ン耐性の変異株の中から、高活性のキトサナーゼ
を生産しうるものとして分離された変異株であつ
て、微工研菌寄第8139号(FERM P−8139)と
して通商産業省微生物工業技術研究所に寄託され
ている。 バチルス7−Mの菌学的性質は以下に示され
る。 A 細胞の形態 (1) 細胞の形および大きさ:短桿菌、 (肉汁および肉汁寒天斜面培養、37℃、24〜
72時間の培養) (2) 細胞の多形性の有無:無し、 (3) 運動性の有無:有り、 (肉汁寒天半流動高層穿刺培養) (4) 胞子の有無:有り、内生胞子および裸の胞
子、球状、 〔ドーナー(Dorner)の染色法およびウイ
ツツ(Witz)変法〕 (5) グラム染色性:陽性、 〔肉汁寒天斜面培養、37℃、18時間、ヒユツ
カー(Hucker)の変法により染色〕 B 各培地における生育状態 (1) 肉汁寒天平板培養(37℃、24〜168時間):
糸状の周縁を有する円形で、隆起した乳白色
のコロニーを形成する。コロニーの表面は凹
凸でやや光沢があり、半透明である。時間の
経過とともに盛上つてくる。色素は生産しな
い。 (2) 肉汁寒天斜面培養(37℃、24〜168時間): 拡布状に盛上つた乳白色のコロニーを形成
する。 コロニーは凸円形の隆起があり、光沢があ
る。生育は良好で、時間とともに拡がつてく
る。色素は生産しない。 (3) 肉汁液体培養(37℃、24〜168時間): 表面に膜を形成しない。時間とともに全体
的に濁つてくる。底部に絮状(顆粒状)の沈
デンが形成され、徐々に多くなつてくる。 (4) 肉汁ゼラチン穿刺培養(25℃、24〜168時
間): 穿刺線に沿つて生育し、液化する。表面お
よび内部は漏斗状に生育し、液化する。液化
部分は白濁する。 (5) リトマスミルク(37℃、24〜168時間): 2日後から上部が少しずつ液化し、4日目
には色は完全に変色し、酸性となつた。凝固
はしない。時間の経過とともに、液化は進
み、半透明になつた。 C 生理学的性質 (1) 硝酸塩の還元:− (硝酸塩肉汁培地、37℃、24〜120時間) (2) 脱窒反応:− (駒形らの方法、発酵管を使用、37℃、24〜
120時間) (3) MRテスト:+ (37℃、24〜168時間) VPテスト(アセチルメチルカルビノール生
成試験:+ (37℃、24〜168時間) (5) インドールの生成:− (37℃、24〜168時間) (6) 硫化水素の生成:− (TSI寒天法、37℃、24〜168時間) (7) デン粉の加水分解:− (37℃、24〜168時間) (8) クエン酸の利用 (コーザーの培地、37℃、24〜168時間):− (クリステンセンの培地、37℃、24〜168時
間):+ (9) 無機窒素源の利用(37℃、24〜168時間) 硝酸塩:未定、 アンモニウム塩:未定、 (10) 色素の生成 (マンニツト・酵母エキス寒天斜面培地):
− 〔キング(King)A寒天斜面培地〕:− (11) 蛍光の有無:無し (12) ウレアーゼ:+ (クリステンセン−ウレア寒天培地、37℃、
24〜168時間) (13) オキシダーゼ:+ (肉汁寒天培地、37℃、24〜48時間) (14) カタラーゼ:+ (肉汁寒天培地、37℃、24〜48時間) (15) 生育の範囲:(肉汁寒天地) 温度:未定、 PH:5〜10、 添加食塩濃度:未定、 (16) 酸素に対する態度:好気性 (1%グルコース肉汁高層寒天培地、37℃、
24〜72時間) (17) O−Fテスト〔ヒユーーライフソン (Hugh−Leifson)法、37℃、D−グルコー
ス〕:発酵的に酸を生成する。
(fermentative) (18) 糖類からの酸およびガスの生成の有無 (37℃、24〜168時間): 糖 類 酸 ガス D−グルコース + − D−マンノース − − D−ガラクトース − − D−フラクトース + − L−アラビノース − − D−キシロース − − D−ソルビツト − − D−マンニツト − − イノシツト − − マルトース + − サツカロース + − ラクトース − − デン粉 + − セルロース − − グリセリン − − 以上の菌学的性質について、バージエイス・マ
ニユアル・オブ・デターミネイテイブ・バクテリ
オロジー(Bergey′ s Manual of
Determinative Bacteriology)の第8版(1974
年)を検索したところ、No.7−M株はバチルス
(Bacillus)属に属するのが相当であることがわ
かつた。 バチルスNo.7−Mにより生産されたキトサナー
ゼの酵素化学的性質は以下に示すとおりである。 (1) 作用: キトサンに作用し、分子の内部鎖から任意にβ
−1,4結合を分解して、主としてキトサンオリ
ゴ糖(GlcN)o(n=2〜8)(2量体〜8量体)
を生成する。キトサンオリゴ糖は高速液体クロマ
トグラフイーを用いてキトサン分解液から分離す
ることができる。この分解液におけるキトサンの
分解度は約45%である。カルボキシメチルセルロ
ース(CMC)にも作用し、ある程度はこれを分
解するが、キチンには全く作用しない。 (2) 作用温度範囲および最適作用温度: 可溶性キトサンを基質とした場合、80℃まで作
用、最適作用温度は50℃である。 PH6.0において10分間反応させた場合の温度と
比活性の関係を第1図に示す。 (3) 作用PH範囲および最適PH: PH3〜9の範囲において作用し、最適PHはPH6
である。 1%可溶性キトサン1mlに各PHの緩衝液2mlお
よ酵素液1mlを加えた反応液を37℃において10分
間反応させた場合のPHと酵素の比活性の関係を第
2図に示す。 (4) 熱安定性: 50℃における15分間の保温まで、ほぼ安定で、
60℃における15分間の加熱により、酵素の約40%
が失活し、70℃における15分間の加熱により、完
全に失活した。 温度と比活性の関係を第3図に示す。 (5) PH安定性: 0.1M緩衝液中で30℃において2時間放置した
後、残存する酵素活性を測定したが、PH5〜11の
範囲において安定であつた。PH10〜11において安
定であることは、バチルスNo.7−Mにより生産さ
れたキトサナーゼの大きな特徴の一つである。PH
と比活性の関係を第4図に示す。 (6) 阻害剤: バチルスNo.7−Mにより生産されたキトサナー
ゼは、1×10-3Mの終濃度のHgCl2、PbCl2
AgNO3、およPCMBの存在によりほぼ100%が
阻害された。 (7) 基質特異性: 種々の基質を使用し、基質の終濃度を0.25%と
した時に、酵素反応液4ml当り酵素蛋白質1mgに
よつて1時間後に遊離する全還元糖とヘキソサミ
ンの量(mg/mg蛋白質/時)を測定した。その結
果が第1表に示される。
【表】 バチルスNo.7−Mにより生産されたキトサナー
ゼは、コロイダルキトサン、可溶性キトサンおよ
びグライコールキトサンをよく分解し、カルボキ
シメチルセルロース(CMC)も若干分解したが、
粉末キトサンには作用しなかつた。またコロイダ
ルキチン、グライコールキチン、粉末キチンおよ
びメチルセルロースは全く分解しなかつた。 (8) 分子量: SDS−ポリアクリルアミド電気泳動法により分
子量を測定した結果を第5図に示す。第5図にお
いて(〇)はバチルスNo.7−Mにより生産された
キトサナーゼの分子量であつて、約41000である。 セフアデツクスG−100を用いたゲル濾過法に
より分子量を測定した結果を第6図に示す。第6
図において(〇)はバチルスNo.7−Mにより生産
されたキトサナーゼの分子量であつて、約30000
である。 (9) 酵素力価の測定法: 1gの粉末キトサン(28メツシユ)を50mlの
0.1M酢酸水溶液に溶解し、0.1M酢酸ナトリウム
水溶液でPH6.0に調整した後、0.1M酢酸緩衝液
(PH:6.0)を加えて、全容を100mlにして、基質
の1%可溶性キトサン溶液を調整する。 37℃において5分間プレインキユベートした基
質の1%可溶性キトサン溶液1mlに、同様にプレ
インキユベートした酵素液1mlを加え、37℃にお
いて正確に10分間酵素反応を行なわせる。その後
反応液を3分間煮沸して酵素反応を停止させ、反
応液中に生成した還元糖を定量する。 この条件において1μモルのグルコサミンに相
当する還元糖を遊離させる酵素量を、1単位
(unit)のキトサナーゼ活性とする。 以下において本発明を参考例および実施例に代
りうる試験例によつてさらに詳しく明する。 参考例 1 (種培養の調製) 250ml容三角フラスコに、酵母エキス0.8%、ペ
プトン0.4%、肉エキス0.2%、コロイダルキトサ
ン0.5%を含む液体培地(PH:7.2)50mlを入れ、
常法により殺菌した後、これに予め液体養したバ
チルス(Bacillus sp.)No.7−M(FERM P−
8139)を接種し、30℃において、1日間振とう培
養した。 (酵素生産用培養液の調製) 5容三角フラスコ2本に、上記と同一の組成
の液体培地をそれぞれ1ずつ入れ、常法により
殺菌した後、これに上記で得られた種培養液40ml
を接種し、30℃において、4日間振とう培養し
た。培養液を6000r.p.m.のおいて遠心分離して、
菌体を除去し、得られた上澄液のキトサナーゼの
活性を前記の酵素力価の測定法によつて測定し
た。上澄液1ml当り0.99単位であつた。 (酵素液の精製) 上記で得られた上澄液を混合し、得られた混合
液1.81に固体硫安1015g(硫安80%飽和に相当す
る)を加え、濾過し、得られた沈デン物を蒸留水
に溶解し、177mlとした。この酵素液を蒸留水、
引き続いて、0.02Mリン酸緩衝液(PH:6.0)に
対して透析した後、得られた酵素液を、予め
0.02Mリン酸緩衝液で平衝化したCM−セフアデ
ツクスC−50を充填したカラム〔2.6cm(径)×45
cm(長さ)〕に流してキトサナーゼを吸着させた。
ほとんどの不純蛋白質は素通り区分に集まつてい
た。このカラムを0.02Mリン酸緩衝液350mlで洗
浄した後、0〜0.5Mの塩化ナトリウムで直線的
濃度勾配により酵素蛋白質を溶出した。 次にキトサナーゼ活性を示した第218〜240のフ
ラクシヨンを合し、これをダイアフローメンブレ
ンフイルターPM−10(アミコン社製品)を用い
た限外濾過装置で17倍に濃縮し、この濃縮液に、
セフアデツクスG−100を用いるゲル濾過を行な
つた。 このゲル濾過のキトサナーゼ活性を示した第50
〜63のフラクシヨンを合し、再びCM−セフアデ
ツクスC−50によるカラムクロマトグラフイーを
行なつた。前回と同じ条件で酵素を吸着し、0〜
0.5Mの塩化ナトリウムで直線的濃度勾配により
酵素蛋白質を溶出した。 参考例 2 キトサン1gに、蒸留水50mlを加え、これに1M
酢酸6mlを加え、充分に撹拌して溶解し、これに
1M酢酸ナトリウム水溶液を加えて、PHを6.0に調
整した後、蒸留水を加えて、全量を100mlにして、
1%キトサン溶液を調製した。 1%キトサン溶液5mlを試験管に取り、これに
参考例1で得たキトサナーゼ溶液を水で希釈し
て、40unit/mlの活性としたキトサナーゼ溶液
0.1mlを加え、37℃のインキユベーターにおいて
4時間反応した後、試験管を沸騰浴に浸漬し、5
分間沸騰して反応を停止し、キトサン分解物を調
製した。 このキトサン分解物の生成還元糖量(mg.D−
グルコサミン/1g・キトサン)をシヤーレス
(Shales)変法〔テイー・イモト:アグリカルチ
ユラル・バイオロジカルケミストリ(T・
Imoto:Agricultural Biological Chemistry)
第35巻、第1154〜1156頁(1971)〕により測定し
たところ、700mg・D−グルコサミン/1g・キト
サンであつた。 参考例 3 キトサナーゼ溶液として、30unit/mlの活性と
したキトサナーゼ溶液を使用し、反応時間を3時
間とし、これ以外は参考例2と同様にして、590
mg・D−グルコサミン/1g・キトサンの生成還
元糖量のキトサン分解物(590)を調製した。 参考例 4 キトサナーゼ溶液として、5unit/mlの活性と
したキトサナーゼ溶液を使用し、反応時間を3時
間とし、それ以外は参考例2と同様にして、260
mg・D−グルコサミン/1g・キトサンの生成還
元糖量のキトサン分解物(260)を調製した。 参考例 5 キトサナーゼ溶液として、3unit/mlの活性と
したキトサナーゼ溶液を使用し、反応時間を3時
間とし、それ以外は参考例2と同様にして、120
mg・D−グルコサミン/1g・キトサンの生成還
元糖量のキトサン分解物(120)を調製した。 参考例 6 キトサナーゼ溶液として、1unit/mlの活性と
したキトサナーゼ溶液を使用し、反応時間を3時
間とし、それ以外は参考例2と同様にして、40
mg・D−グルコサミン/1g・キトサンの生成還
元糖量のキトサン分解物(40)を調製した。 参考例 7 キトサナーゼ溶液として、1unit/mlの活性と
したキトサナーゼ溶液を使用し、反応時間を2時
間とし、それ以外は参考例2と同様にして、20
mg・D−グルコサミン/1g・キトサンの生成還
元糖量のキトサン分解物(20)を調製した。 試験例 1 キトサンオリゴ糖およびキトサン軽度分解物の
大根の種子コーテイングが大根の収穫量に及ぼす
影響について試験を行なつた。 参考例2〜7において調製したキトサン分解物
5gを15mlの蒸留水に溶解して得たキトサン分解
物水溶液に、大根(品種:大蔵)の種子30mlを加
え、2分間ゆつくり撹拌した後、大根種子を引き
上げ、風乾して、大根種子をキトサン分解物でコ
ーテイングした。 圃場に、元肥として15Kg/10アールのN、18
Kg/10アールのP2O5および15Kg/10アールの
K2Oを施用し、この圃場を2.5m×3.6m(9m2)に
区画して、それぞれの試験区とし、各試験区に、
うね間60cmおよび株間25cmにおいて、4うね×14
株(計56株)の前記のキトサン分解物でコーテイ
ングした大根種子を播種し、その裁培を行なつ
た。種子の発芽から14日後に発芽した大根を間引
し、その10日後に圃場に追肥として、3Kg/10ア
ールのN、3Kg/10アールのP2O5および3Kg/
10アールのK2Oを施用して、大根の裁培を行なつ
た。 大根種子の発芽から72日後に、大根を収穫し
て、大根の葉数、葉長、葉重、根長、根幅および
根重を計測し、それぞれの根重比(%)を算出し
た。 その結果は第2表に示すとおりであつた。
【表】 第2表におけるそれぞれの数値は、各試験区に
おける根についての平均値である。 第2表によると、生成還元糖量が20〜590mg・
D−グルコサミン/1g・キトサンのキトサン分
解物により種子コーテイングを行なつた大根は、
無処理および前記以外のキトサン分解物で種子の
コーテイングをした大根よりも、その収穫量が増
大していて、20〜600mg・D−グルコサミン/
1g・キトサンの生成還元糖量のキトサン分解物
で種子のコーテイングをすれば、高い収穫が得ら
れることがわかる。 試験例 2 キトサンオリゴ糖およびキトサン軽度分解物の
トマトの種子コーテイングがトマトの収穫量に及
ぼす影響について試験を行なつた。 参考例2〜7において調製したキトサン分解物
5gを15mlの蒸留水に溶解して得たキトサン分解
物水溶液に、トマト(品種:瑞秀)の種子30mlを
加え、2分間ゆつくりと撹拌した後、トマト種子
を引き上げ、風乾して、トマト種子をキトサン分
解物でコーテイングした。 このトマト種子をバーミキユライトの苗床に播
種し、散水して発芽させた。トマト種子の播種か
ら10日後に、発芽した幼苗を、直径12cmのポリポ
ツトにバーミキユライトとともに鉢上げして育苗
した。 圃場に元肥として、有機化学肥料を用いて、15
Kg/10アールのN、22.5Kg/10アールのP2O5およ
び15Kg/10アールのK2Oを施用し、この圃場を2
×0.85m(1.7m2)の隔離床に区画した。 前記の発芽した幼苗の鉢上げから30日後に、ト
マトの苗をポリポツトから前記の隔離床に、株間
40cmおよびうね間30cmにおいて定植し、定植の2
ケ月後に、各隔離床に、追肥として17g(10Kg/
10アールに相当する)のNおよび17g(10Kg/10
アールに相当する)のK2Oを施用し、また定植の
3ケ月後に、各隔離床に追肥として、8.5g(5
Kg/10アールに相当する)のNおよび8.5g(5
Kg/10アールに相当する)のK2Oを施用し、さら
に定植の4ケ月後に、追肥として8.5g(5Kg/10
アールに相当する)のNおよび8.5g(5Kg/10ア
ールに相当する)のK2Oを施用して、トマトの裁
培を行なつた。 定植から2ケ月後に、トマトの草丈および1株
当りの葉数を計測し、五段で摘芯し、定植の3ケ
月後からトマトの収穫を開始した。 その結果は第3表に示すとおりであつた。
〔発明の効果〕
キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物で
種子をコーテイングすることによつて作物の収穫
量を増加することができる。 キトサンオリゴ糖およびキトサン軽度分解物
は、土壌または自然環境において容易に分解する
ので、安全性が高い。 キトサンオリゴ糖およびキトサン軽度分解物
は、その溶液にアルカリ性物質を加えることによ
り、溶液から析出するのでその種子の処理におい
て濃度の薄い溶液を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、バチルスNo.7−Mにより生産された
キトサナーゼにおける温度と比活性の関係を示す
図表、第2図は、バチルスNo.7−Mにより生産さ
れたキトサナーゼにおけるPHと比活性の関係を示
す図表、第3図は、バチルスNo.7−Mにより生産
されたキトサナーゼにおける温度と比活性の関係
を示す図表、第4図は、バチルスNo.7−Mにより
生産されたキトサナーゼにおけるPHと比活性の関
係を示す図表、第5図は、バチルスNo.7−Mによ
り生産されたキトサナーゼの電気泳動法による分
子量を示す図表、そして第6図は、バチルスNo.7
−Mにより生産されたキトサナーゼのゲル濾過法
による分子量を示す図表である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 キトサンを、バチルスNo.7−M(微工研菌寄
    第8139号)により生産されたキトサナーゼにより
    分解することによつて得た生成還元糖量が20〜
    600mg・D−グルコサミン/1g・キトサンである
    キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物を有
    効成分とすることを特徴とする種子のコーテイン
    グ剤。 2 作物の種子を、バチルスNo.7−M(微工研菌
    寄第8139号)により生産されたキトサナーゼによ
    りキトサンを分解することによつて得たキトサン
    オリゴ糖またはキトサン軽度分解物の溶液に浸漬
    した後、乾燥し、それによつて作物の種子をキト
    サンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物によりコ
    ーテイングすることを特徴とする種子の処理方
    法。 3 作物の種子を、キトサンオリゴ糖またはキト
    サン軽度分解物の溶液に浸漬し、これにアルカリ
    性物質を加えることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の種子の処理方法。 4 作物の種子を、キトサンオリゴ糖またはキト
    サン軽度分解物の溶液に浸漬した後、その作物の
    種子をアルカリ水浴に加えることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載の種子の処理方法。 5 キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物
    の溶液が、その酢酸水溶液であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項ないし第4項のいずれか
    に記載の種子の処理方法。 6 キトサンオリゴ糖またはキトサン軽度分解物
    が、キトサンをキトサナーゼにより分解すること
    とによつて得た生成還元糖量が20〜600mg.D−
    グルコサミン/1g・キトサンのものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項ないし第5項
    のいずれかに記載の種子の処理方法。
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