JPH0367403B2 - - Google Patents

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JPH0367403B2
JPH0367403B2 JP61315034A JP31503486A JPH0367403B2 JP H0367403 B2 JPH0367403 B2 JP H0367403B2 JP 61315034 A JP61315034 A JP 61315034A JP 31503486 A JP31503486 A JP 31503486A JP H0367403 B2 JPH0367403 B2 JP H0367403B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
container
lid
palate
locking piece
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61315034A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63164927A (ja
Inventor
Mitsuru Nakazato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Keikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Riken Keikinzoku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Riken Keikinzoku Kogyo KK filed Critical Riken Keikinzoku Kogyo KK
Priority to JP61315034A priority Critical patent/JPS63164927A/ja
Publication of JPS63164927A publication Critical patent/JPS63164927A/ja
Publication of JPH0367403B2 publication Critical patent/JPH0367403B2/ja
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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は粘液収納容器からなる調理用品等に利
用され、且つ口蓋の密閉状態の閉蓋に伴う容器内
の真空化を防止する粘液収納容器の例えば油濾し
器等の注口装置に係るものである。
(従来の技術) 従来一般家庭等で使用されている粘液収納容器
等の容体に突設した注口は、図面第15図に示す
ように容体33の一側壁に、口先側に向かつて傾
斜させた開口縁を有する嘴状の注口34を突設
し、該注口34の開口端に口蓋35を開閉自在に
軸36支した構成のものであつた。
この注口34を付設した油濾し器等を使用し
て、油等を注ぐ場合は、容体33を持つてこれを
傾ければ、閉蓋状態にある口蓋35は自重により
遊動展開して注口34をそのまま開口させ、容体
33内の油等の吐出を可能とするものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし前記従来の注口は閉蓋状態に於て注口3
4の開口縁へ口蓋35が密着するので、例えば油
等の油濾し器に於て容体33内に油が入つた状態
で、容体33に冠合した蓋体(図示せず)を取り
外すとき内部の油や空気は前記口蓋35の密着に
より外部へ抜けない為、容器の内部が密閉化や減
圧化され真空状態となつたり、又粘液が故に注ぎ
時、口蓋35が注口34に接合してこれが開かな
くなることが応々にしてあつて、前記蓋体の取り
外しが著しく困難となる問題点を有するものであ
つた。
本発明は前記した従来の問題点を解消するため
になされたもので、口蓋付きの注口を突設した粘
液収納容器等の容器に於て、口蓋に容器内の真空
防止用の不当接部と、注口に設けた回動規制部に
当接する係止片とを備えて、容器内の空気を逃が
し得るようにし内部の真空化現象をなくして、蓋
体等の常時円滑な取り外し等を可能とする便利な
粘液収納容器の注口装置の提供を目的としたもの
である。
ロ 発明の構成 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の粘液収納
容器の注口装置は、容体の側壁一側に注口を突設
してこれに口蓋を開閉自在に枢支した粘液収納容
器の注口装置に於て、前記口蓋に於ける枢支側に
係止片を、他方の口先側に容器内の真空防止を可
能とする注口の開口縁への不当接部を設けると共
に、前記係止片は、容体の注口に於ける開口縁の
根部に配設する前記係止片の回動規制部と閉蓋時
に当接するものである。
(作用) 本発明に係る粘液収納容器の注口装置は前記の
ように構成されているから、実施例に示すように
この注口装置を例えば油濾し器Aに於ける濾油受
け容体1へ施してこれの内部に溜つた油29を注
ぎ出す場合は濾油受け容体1の把手2を持つて、
そのまま濾油受け容体1を傾ければ、注口4に軸
9支した口蓋12は遊動回動して注口4を開きそ
の注口4からの注油を可能とするもので、又濾油
受け容体1に於ける上部の開口部に緊密に嵌合し
た蓋体27を取り外すときは、そのまま蓋体27
を前記開口部より取り外すが、このとき注口4の
口蓋12には容器内の真空防止を可能とする注口
4の開口縁への不当接部15を設けてあるから、
この不当接部15によつて形成された間隙イにあ
より内部の真空状態とならないので、蓋体27は
円滑に取り外すことが出来るもので、蓋体27の
嵌合時に於ける容器内の液の噴出も防止できてそ
の安全性も高める。
又この注口装置を粘液を収容する例えば湯沸か
し状の容体1″に施して、使用時同様に蓋体3
1′を外した場合、口蓋12″の不当接部15″に
よる間隙イ″で、容器内の真空化を防止して、蓋
体31′のスムーズな取り外し並びに嵌合時によ
る注口からの内液噴出の防止を可能とするもので
ある。
(実施例) 実施例 1 次ぎに本発明に係る粘液収納容器例えば油濾し
器の注口装置を図面第1図乃至第9図に基づいて
説明する。
第1図乃至第9図記載の注口装置は重ね合せ式
の油濾し器Aに施したものを示し図中1は濾油受
け容体で、所定容量の容体側壁に把手2を突設
し、且つ上端開口部には縁巻き3を形成してあ
る。
4は濾油受け容体1の側壁一側に突設した注口
で、口先の開口部5に嘴状の弧状縁6を形成し、
且つ根部側には濾油受け容体1の側壁に開口させ
た透孔7に対応する略Uの字形の嵌合縁8を設け
て、該嵌合縁8を透孔7へ嵌めた後、縁端を折返
して透孔7の孔端へ固着される。
又この注口4の開口部5側に、夫々相対応させ
て断面ハの字形を枢支形成する軸9の軸受け部を
兼ねた傾斜当接部10,10と、開口縁の根部側
に断面L字形の横架部片からなる後記係止片の回
動規制部11とを設けてある。
12は前記注口4へ開閉自在に軸9支した口蓋
で、注口4の開口部5の平面形状に合う略半円弧
状に形成し、且つ周端に注口4の口外側を覆う折
返し縁13を、軸9支側の端部には前記回動規制
部11へ当接可能とした係止片14を設けると共
に、面部に平面略蒲鉾形の打出しによる注口4の
開口縁への不当接部15を設けて、注口4との間
に間隙イを形成し容器A内の真空防止を可能とす
る。
尚この口蓋12には係止片14寄りに、注口4
の傾斜当接部10,10に対応する軸挿部を兼ね
た傾斜当接部16,16をハの字形に夫々突設
し、且つこの口蓋12は前記両傾斜当接部10,
10,16,16とを当接した状態で注口4へ対
応させて、この傾斜当接部10,10,16,1
6へ軸9を嵌装して遊動自在に支持させる。
前記開口部5の傾斜当接部10,10、と、口
蓋12の傾斜当接部16,16との傾斜角を開蓋
時、両傾斜当接部10,10,16,16の当接
に於ける摩擦係数の変化に伴う圧接により開蓋保
持と、この開蓋保持の状態に於て指等により押圧
補助力を与えることにより、前記圧接が解除され
て自重により自動閉蓋とし得る角度約5°〜45°と
してある。
17は濾油受け容体1の開口部へ嵌脱自在に嵌
めた濾し容体で、前記濾油受け容体1と略同径の
筒形とし、且つ一側壁に把手18を突設すると共
に、下部に濾過部材aを設け、該濾過部材aは底
部に複数の透孔19を穿設した濾過容器20内に
活性炭、アルミナ等の濾過媒体21を濾紙22,
23を対応させて充填し、且つ濾過容器20の開
口部に穿孔蓋24を嵌着した構成である。
25は濾し容体17の開口部へ係脱自在に係止
した濾過網で、この濾過網25とこれに対応させ
た濾紙26により比較的大きな混雑物を区分し、
又前記濾過部材aにより微細な混雑物の濾過を可
能とする。
27は濾過網25を介して濾し容体17へ冠着
した蓋体で、側壁一側に把手28を突設した構成
とし、且つこの蓋体27を第2図に示すように濾
油受け容体1へそのまま冠合させる場合と、これ
を反転させて濾し容体17を載置し、別の油濾し
器を形成する場合もある。
以上この実施例による油濾し器Aに溜つた油2
9を注口4より他に移す場合は、濾油受け容体1
の把手2を持つてこれを傾ければ、注口4の口蓋
12が遊動回動して注口4を開き、濾油受け容体
1内の油29を他の容器等へ注油できるもので、
又第2図に示す閉蓋した状態で蓋体27を取り外
す場合、口蓋12に形成した不当接部15による
間隙イにより、容器内は真空状態とならないの
で、前記蓋体27は円滑に取り外すことが出来る
ものである。
実施例 2 本発明の他の実施例を第10図に基づいて説明
すると、この実施例によるものは粘液収納容器の
調味料液等を収容する、例えばポツトへ注口装置
を施した例を示すものであつて、一側に把手2′
を突設したポツト容体1′に前記実施例1.と同様
に、注口4′に係止片14′と、真空防止を可能と
する注口4′の開口縁への不当接部15′を設けた
口蓋12′を遊動自在に軸9′支すると共に、注口
4′に於ける開口縁の根部に前記係止片14′の回
動規制部11′を備え、又ポツト容体1′の開口部
には濾過体30を介して蓋31を冠合させた構成
で、使用する場合には、前記油濾し器Aと同様に
ポツト容体1′内の油を注口4′より注油するもの
で、蓋31の撮り外しに於ては、口蓋12′に形
成した不当接部15′による間隙イ′によつて内部
の真空化が防止され、蓋31の円滑な取り外しを
可能とするものである。
又図面第11図は本発明の注口装置を湯沸かし
状の容器に施した例を示すもので、上部に蔓32
を取付けた容体1″に注口4″を突設し、更にこの
注口4″に、これの開口縁への不当接部15″と、
係止片14″を備えた口蓋12″を設けた構成で、
前記と同様に口蓋12″の不当接部15″によも間
隙イ″により内部が真空化されない容器となつて、
蓋体31′と取り外しをスムーズに行なえるよう
にしたものである。
更に又第12図に示すように本考案の注口装置
は、注口4aへ回動自在に枢支する口蓋12aの
係止片14aを容体1aの側壁に当接するように
鈎形に形成する場合、第13図に示すように、口
蓋12bの係止片14bを軸9bに当接するよう
に鈎片とする場合と、第14図に示すように口蓋
12cの係止片14cを口蓋12cの折返し縁1
3b側の部分に形成してこれを軸9cへ当接する
場合もあつて何れも同様の作用効果を発揮するも
のである。
ハ 発明の効果 本発明の粘液収納容器の注口装置は、容体の側
壁一側に注口を突設してこれに口蓋を開閉自在に
枢支した粘液収納容器の注口装置に於て、前記口
蓋に於ける枢支側に係止片を、他方の口先側に容
器内の真空防止を可能とする注口の開口縁への不
当接部を設けると共に、前記係止片は、容体の注
口に於ける開口縁の根部に配設する前記係止片の
回動規制部と閉蓋時に当接する構成であるから、
この注口を施すことにより注口と口蓋との間に隙
間を形成し、粘液性を備えた収納容器の注口と口
蓋には液の付着が防止され良好な開閉を可能と
し、注ぎ時は口蓋がスムーズに開き液の注ぎも良
好となり、且つ隙間からの空気の流通を良くして
容器内の密封状態となることを防ぐ為、蓋体等の
着脱を極めて容易化し、粘液収納容器の操作性を
大幅に高める特有の効果を奏するものであり、又
口蓋の係止片を回動規制部により注口の開口が規
制されて、円滑且つ理想的な注液等を可能とする
効果も有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本発明に係る粘液収納容器の注口
装置を施した実施例1を示す一部縦断正面図、第
2図は仝上使用例を示す一部縦断正面図、第3図
は仝上要部の拡大断面図、第4図は口蓋の断面
図、第5図は仝上平面図、第6図は仝上背面図、
第7図は注口の断面図、第8図は仝上背面図、第
9図は、仝上一部を横断した状態の平面図、第1
0図は実施例2の一部を縦断した正面図、第11
図は他の実施例を示す説明図、第12図乃至第1
4図は口蓋の他の例を示す要部の断面図、第15
図は従来例を示す要部の断面図である。 尚図中1は容体、4は注口、9は軸、11は回
動規制部、12は口蓋、Aは油濾し器、14は係
止片、15は不当接部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 容体の側壁一側に注口を突設してこれに口蓋
    を開閉自在に枢支した粘液収納容器の注口装置に
    於て、前記口蓋に於ける枢支側に係止片を、他方
    の口先側に容器内の真空防止を可能とする注口の
    開口縁への不当接部を設けると共に、前記係止片
    は、容体の注口に於ける開口縁の根部に配設する
    前記係止片の回動規制部と閉蓋時に当接すること
    を特徴とする粘液収納容器の注口装置。
JP61315034A 1986-12-26 1986-12-26 粘液収納容器の注口装置 Granted JPS63164927A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61315034A JPS63164927A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 粘液収納容器の注口装置

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JP61315034A JPS63164927A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 粘液収納容器の注口装置

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JPS63164927A JPS63164927A (ja) 1988-07-08
JPH0367403B2 true JPH0367403B2 (ja) 1991-10-22

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JP61315034A Granted JPS63164927A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 粘液収納容器の注口装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429584U (ja) * 1977-08-01 1979-02-26
JPS61259626A (ja) * 1985-05-15 1986-11-17 松下電工株式会社 浄油器
JPS61259627A (ja) * 1985-05-15 1986-11-17 松下電工株式会社 浄油器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429584U (ja) * 1977-08-01 1979-02-26
JPS61259626A (ja) * 1985-05-15 1986-11-17 松下電工株式会社 浄油器
JPS61259627A (ja) * 1985-05-15 1986-11-17 松下電工株式会社 浄油器

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JPS63164927A (ja) 1988-07-08

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