JPH036734B2 - - Google Patents

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JPH036734B2
JPH036734B2 JP6394886A JP6394886A JPH036734B2 JP H036734 B2 JPH036734 B2 JP H036734B2 JP 6394886 A JP6394886 A JP 6394886A JP 6394886 A JP6394886 A JP 6394886A JP H036734 B2 JPH036734 B2 JP H036734B2
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JP
Japan
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voltage
transistor
drive signal
winding
switching element
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JP6394886A
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JPS62221874A (ja
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Koichi Morita
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Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スイツチングレギユレータ、特に過
負荷時又は負荷短絡時に出力電流が増加しないス
イツチングレギユレータに関連する。
従来の技術 第4図は、従来のフライバツク型自励式スイツ
チングレギユレータの回路で、全波整流回路(図
示せず)に接続された正側端子1は、トランス3
の1次巻線4の一端に接続される。1次巻線4の
他端は、スイツチング素子としてのトランジスタ
10のコレクタに接続され、トランジクスタ10
のエミツタは、全波整流回路の負側端子2に、ま
たトランジスタ10のベースは、駆動回路11に
接続される。駆動回路11は、駆動信号供給回路
22と定電圧制御回路14とからなり、駆動信号
供給回路22は、トランス3の3次巻線12と、
抵抗13及びダイオード16の直列回路と、コン
デンサ17と抵抗18の直列回路とから構成され
る。また、定電圧制御回路14は、負側端子2に
接続されたコンデンサ20と、コンデンサ20と
3次巻線12の一端との間に接続されたダイオー
ド19と、コンデンサ20とトランジスタ10の
ベースとの間に接続された定電圧ダイオード21
とで構成される。
また、トランス3の2次巻線5は、ダイオード
8とコンデンサ9とからなる整流平滑回路6を通
じて負荷7に接続される。15は、起動用抵抗であ
り、正側端子1とトランジスタ10のベースとの
間に接続される。
上記構成において、電源投入時には、起動用抵
抗15を通じてトランジスタ10のベースに電流
が流れるので、トランジスタ10がオンとなり、
正側端子1、1次巻線4、トランジスタ10及び
負側端子2を通じて、電流が流れる。このとき、
トランス3の2次巻線5にはダイオード8の逆バ
イアス方向の電圧が誘起されるため、電流は流れ
ない。しかし、3次巻線12にはトランジスタ1
0を順方向にバイアスする電圧が誘起されるの
で、コンデンサ17と抵抗18の直列回路及び抵
抗13とダイオード16の直列回路を通じてトラ
ンジスタ10にベース電流が流れ、トランジスタ
10はオン状態に保持される。1次巻線4は、イ
ンダクタンスコイルとして働くので、トランジス
タ10のコレクタ電流は、時間と共に増加する。
その後、トランジスタ10の飽和抵抗と1次巻
線4の巻線抵抗によつてトランジスタ10のコレ
クタ電流が増加できなくなると、3次巻線12の
誘起電圧が減少し始める。一度、トランジスタ1
0のベース電流が減少すると、コレクタ電流も減
少するので、ベース電流は急激に減少して、トラ
ンジスタ10はオフとなる。トランジスタ10の
オン期間中にトランス3に蓄積されたエネルギ
は、2次巻線5と3次巻線12とを通じて放出さ
れる。即ち、2次巻線5からダイオード8を通じ
て負荷7に電流が供給され、3次巻線12からは
ダイオード19を通じてコンデサ20が充電され
る。トランス3のエネルギ放出が終了すると、3
次巻線12に微小のキツク電圧が発生し、トラン
ジスタ10が再びオンとなり、上記動作が反復さ
れる。
コンデンサ20は、トランジスタ10のオフ期
間に、3次巻線12のフライバツク電圧によつて
充電されるが、このフライバツク電圧は、負荷7
へ供給される出力電圧に対応するレベルで発生す
る。即ち、出力電圧が高いと、トランジスタ10
のオフ期間にコンデンサ20は、ダイオード19
を通じて3次巻線12から高電圧レベルに充電さ
れる。このため、トランジスタ10がオンすると
き、3次巻線12、ダイオード16、抵抗13及
び定電圧ダイオード21を通つてコンデンサ20
に流れる電流が増加し、トランジスタ10のベー
スに流れる電流が減少する。逆に、出力電圧が低
いと、コンデンサ20は低電圧レベルに充電され
るので、定電圧ダイオード21を通る電流は減少
し、トランジスタ10のベースに流れる電流が増
加する。このように、トランジスタ10のベース
電流は、定電圧ダイオード21の電圧とコンデン
サ20の充電電圧との差に等しい電圧により制御
され、負荷7に定電圧出力が得られる。
従つて、上記回路構成では、負荷7へ供給され
る出力電圧をV0、出力電流をI0とすると、V0は、
第5図に示される通り、電流値I1までI0に対しほ
ぼ一定となる。
発明が解決しようとする問題点 しかし、第5図に示される通り、従来のスイツ
チングレギユレータでは、過負荷時又は負荷短絡
時に出力電流I0が増加し、電流値I1を超えると、
V0が低下するへの字垂下特性となる。これは、
3次巻線12からトランジスタ10のベースに付
与される電流が増加しなくなり、これ以後、1次
巻線4から2次巻線5へ供給されるエネルギは、
ほぼ一定となるためである。
上記への字特性を有する従来のスイツチングレ
ギユレータでは、過負荷時又は負荷短絡時に電流
が増加するので、電力を浪費する欠点があつた。
本発明は、上記欠点を解消し、過負荷時又は負
荷短絡時に出力電流が増加しないスイツチングレ
ギユレータを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明のスイツチングレギユレータは、トラン
スの1次巻線に直列に接続されたスイツチング素
子と、該トランスの3次巻線を含みかつ該3次巻
線より前記スイツチング素子に駆動信号を供給す
る駆動信号供給回路と、該駆動信号供給回路から
前記スイツチング素子に供給される駆動信号を調
整して前記直流出力電圧を一定に制御する定電圧
制御回路とを備え、前記駆動信号供給回路の駆動
信号により前記スイツチング素子をオン・オフし
て前記トランスの2次巻線から安定化した直流出
力電圧を取り出すフライバツク型自励式スイツチ
ングレギユレータにおいて、前記トランスの3次
巻線と前記スイツチング素子の制御端子との間に
制御素子を接続し、前記スイツチング素子のオフ
時に前記3次巻線から得られる電圧を前記制御素
子の制御端子に付与して、該制御素子から前記ス
イツチング素子に駆動信号を供給することを特徴
とする。
作 用 過負荷時又は負荷短絡時に、直流出力電圧が低
下すると、これに伴つてスイツチング素子の制御
端子に供給される駆動信号供給回路からの駆動信
号が減少する。これによつて2次巻線から負荷に
供給される直流出力電流が減少し、出力特性をフ
の字垂下特性とすることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図に
ついて説明する。これらの図面に示される実施例
では、第5図に示される部分と同一の部分につい
ては同一符号を付し、説明を省略する。
第1図は、本発明のスイツチングレギユレータ
の一例を示す回路図である。この回路図では、ダ
イオード16の代りにトランジスタ35が設けら
れ、そのコレクタが3次巻線32の一端にそのエ
ミツタが抵抗13に接続される。また、3次巻線
32の分岐点33及び負側端子2にコンデンサ3
4が接続され、3次巻線32の他端とコンデンサ
34との間にダイオード36が設けられる。コン
デンサ34とダイオード36は、整流平滑回路を
構成する。更に、トランジスタ35のベースには
分圧器37が接続される。分圧器37は、負側端
子2とコンデンサ34との間に直列に接続された
抵抗38と39とを有し、抵抗38と39の間に
トランジスタ35のベースが接続される。
第1図の回路の動作について説明すると、トラ
ンジスタ10のオン期間に1次巻線4に流れる電
流によつてトランス3に蓄積されたエネルギは、
トランジスタ10のオフ期間に2次巻線5及び3
次巻線32から放出される。2次巻線5の電圧
は、負荷7へ付与される電流を生じ、3次巻線3
2のフライバツク電圧は、コンデンサ20と34
とを充電する電流を発生する。定電圧制御回路1
4は、負荷7への出力電圧が一定となるようにト
ランジスタ10のベース電流を制御する。
負荷7が過負荷状態又は短絡状態になると、ト
ランジスタ10のオフ時に2次巻線5に発生する
電圧は低下する。従つて、巻線比に対応する低レ
ベルのフライバツク電圧が3次巻線32に発生す
るので、コンデンサ20と34に充電される電圧
レベルが低下する。このため、抵抗39に印加さ
れる電圧は低下し、トランジスタ35のベース電
位も低下する。
従つて、トランジスタ10がその後オンとなつ
たとき3次巻線32から抵抗13と定電圧ダイオ
ード21を通りコンデンサ20へ流れる電流は減
少し、トランジスタ10のベース電流は増加しよ
うとするが、それ以上に分圧器37を通じてトラ
ンジスタ35のベースへ流れる電流が減少するの
で、3次巻線32からトランジスタ35のコレク
タ・エミツタ間を流れるトランジスタ10への電
流は制限される。即ち、過電流時又は負荷短絡時
には2次巻線5の電圧が低下し、これに対応して
3次巻線32のフライバツク電圧も降下する。3
次巻線32のフライバツク電圧のレベルは、抵抗
39に印加される電圧として検出され、トランジ
スタ35のベースに流れる電流は、抵抗39に印
加される電圧レベルに依存する。従つて、駆動信
号供給回路22は、2次巻線5からの出力電圧に
ほぼ比例する駆動出力をトランジスタ10に与え
るので、負荷7の過負荷時又は短絡時に出力電流
を減少することができる。この状態を第2図に示
す。出力電流はI0の増加に伴い出力電圧V0は、電
流値I1までほぼ一定であるが、負荷7の過負荷時
又は短絡時には、出力電流I0は、出力電圧V0の低
下と共に減少するフの字垂下特性となる。
本発明の上記実施例は、同一技術的範囲内で
種々の変更が可能である。例えば第1図では、ト
ランジスタ35はnpnトランジスタを使用した
が、第3図に示されるようにpnpトランジスタ4
0を使用することができる。この場合は、pnpト
ランジスタの接続が正しく行われるように、適当
に素子の変更又は調整を行うことは当業者に自明
であろう。
また、トランス3の2次巻線5で直流出力電圧
を検出し、基準電圧と比較した出力で1次側のス
イツチング素子を制御して定電圧にする定電圧制
御回路を含む形式のスイツチングレギユレータに
も適用可能である。上記実施例では、トランス3
に3次巻線32のフライバツク電圧のレベルを検
出して、このフライバツク電圧にほぼ比例するベ
ース電流をトランジスタ35に与えたが、2次巻
線5に発生する出力電流のレベルを検出して得ら
れた出力信号でトランジスタ35のベース電流を
制御するようにしてもよい。更に、駆動信号供給
回路22は、電界効果トランジスタで構成される
スイツチング素子の制御端子に駆動信号として電
圧を付与する回路としてもよい。
発明の効果 上述の通り、本発明では、過負荷時又は負荷短
絡時に、直流出力電圧の低下に伴つて駆動信号供
給回路からスイツチング素子の制御端子に供給さ
れる駆動信号が減少し出力特性をフの字垂下特性
とすることができる。よつて、スイツチングレギ
ユレータ及び負荷を保護すると共に、効率を高め
ることができる。また、入力電圧によつて垂下点
があまり変化しない特性とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるスイツチングレギユレ
ータの実施例を示す回路図、第2図は、本発明の
スイツチングレギユレータの出力電流I0と出力電
圧V0との関係を示すグラフ、第3図は他の実施
例を示す回路図、第4図は従来のスイツチングレ
ギユレータの回路図、第5図は従来のスイツチン
グレギユレータの出力電流I0と出力電圧V0との関
係を示すグラフである。 1……正側端子、2……負側端子、3……トラ
ンス、4……1次巻線、5……2次巻線、6……
整流平滑回路、7……負荷、10……トランジス
タ(スイツチング素子)、11、30……駆動回
路、12、32……3次巻線、14……定電圧制
御回路、22……駆動信号供給回路、34……コ
ンデンサ、35、40、41……トランジスタ、
37……分圧器、38、39……抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トランスの1次巻線に直列に接続されたスイ
    ツチング素子と、該トランスの3次巻線を含みか
    つ該3次巻線より前記スイツチング素子に駆動信
    号を供給する駆動信号供給回路と、該駆動信号供
    給回路から前記スイツチング素子に供給される駆
    動信号を調整して前記直流出力電圧を一定に制御
    する定電圧制御回路とを備え、前記駆動信号供給
    回路の駆動信号により前記スイツチング素子をオ
    ン・オフして前記トランスの2次巻線から安定化
    した直流出力電圧を取り出すフライバツク型自励
    式スイツチングレギユレータにおいて、 前記トランスの3次巻線と前記スイツチング素
    子の制御端子との間に制御素子を接続し、前記ス
    イツチング素子のオフ時に前記3次巻線から得ら
    れる電圧を前記制御素子の制御端子に付与して、
    該制御素子から前記スイツチング素子に駆動信号
    を供給することを特徴とするスイツチングレギユ
    レータ。 2 前記制御素子は前記3次巻線から得られる電
    圧の低下に応じて前記駆動信号を減少させるもの
    である特許請求の範囲第1項記載のスイツチング
    レギユレータ。 3 前記制御素子は整流平滑回路を介して前記3
    次巻線の一端に接続されたベースと、前記3次巻
    線に接続されたコレクタ又はエミツタ及び前記ス
    イツチング素子の制御端子に接続されたエミツタ
    又はコレクタを有するトランジスタである特許請
    求の範囲第1項記載のスイツチングレギユレー
    タ。
JP6394886A 1986-03-24 1986-03-24 スイツチングレギユレ−タ Granted JPS62221874A (ja)

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