JPH0367291A - 電子写真感光体の帯電電位安定化方法 - Google Patents

電子写真感光体の帯電電位安定化方法

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JPH0367291A
JPH0367291A JP20348389A JP20348389A JPH0367291A JP H0367291 A JPH0367291 A JP H0367291A JP 20348389 A JP20348389 A JP 20348389A JP 20348389 A JP20348389 A JP 20348389A JP H0367291 A JPH0367291 A JP H0367291A
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JP
Japan
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light
photoreceptor
irradiation
electrophotographic
peak wavelength
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JP20348389A
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Shigemichi Ito
伊藤 成通
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子写真装置に搭載し連続使用したときに
光疲労を起こすセレン系材料からなる感光層を備えた電
子写真感光体の帯電電位安定化方法に関する。
〔従来の技術〕
セレン系材料からなる感光層を備えた電子写真感光体く
以下、単に感光体とも称する)は、一般に、光の照射を
受けて暗減衰率が変化し、その後暗中に放置すると旧に
復してくる。いわゆる光疲労の現象を示すことが知られ
ている。これは光の照射を受けて発生した電荷が感光体
バルク中にトラップされ、その後感光体が暗中に放置さ
れると、トラップされている電荷が徐々に解放されてい
くことに起因している。
このような特性を有する感光体を電子写真装置に搭載し
使用すると、休止後再開する連続画像出しプロセスにお
いて、画像出し初期段階で感光体の41)電電値が変動
する。すなわち、第3図に一例を示すように、多数枚の
連続画像出しを続けると感光体の帯電電位は感光体が光
疲労を受けて感光体バルクの空ill電荷が飽和した状
態のときの値Aで安定しているが、画像出しを中止する
と休止期間中に光疲労が回復してきて帯電電位がのるよ
うになり、画像出し再開後lサイクル目の帯電電位はA
の値よりΔVo高く、 その後画像内しが連続されると
感光体が光疲労を受けて帯電電位が低下していきへの値
で安定する。このような画像出し再開初期段階の帯1!
電位の変動はセレン・ひ素糸材料を用いた感光体のよう
に高感度な感光体はど顕著となる。
また、この画像出し再開lサイクル目の帯電電位の変化
値ΔVoは、第4図に一例を示すように、休止の初期に
大きく変動し、その後変動率は小さくなっていき、ΔV
oは感光体の光疲労が完全に回復したときの値Bとなり
安定する。それまでの間は休止期間が長くなるほどΔv
oは大きくなっていく。
このように感光体の帯MS電位が不安定で変動すると、
得られる画像に地かぶり、a度変動などが生じ、安定か
つ良好な品質の画像が得られない。
特にセレン−ひ素合金のようにキャリアの移動度が極め
て小さい材料を用いた感光体の場合には、光疲労の影響
が著しく、−層大きな問題となる。
また、光疲労は一般に感光体に照射される光の波長が長
い程大きいことも知られている。
この光疲労による感光体の画像出し開始初期段階の4j
i MS電位の不安定を防止するために種々の方法が提
案されてきた。例えば、画像出しに先出って感光体を予
備回転し、 この間に(i20nmのピーク波長の光を
照射して感光体を光疲労させた後画像内しを行う方法(
特開昭53−148444号公報)、あるいは、感光体
の除電を行うのに、600nm以下のピーク波長の光と
(i20nm以上のピーク波長の光とを同時または相前
後して感光体に照射するとともに、感光体の休止期間後
に画像出しを再開するときには、少なくとも最初の回転
にて[i20nm以上のピーク波長の光をその光量が感
光体の休止期間が長くなるに従って多くなるように設定
して照射する方法(特開昭6l−97(i67号公報)
が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述の前者の方法では、感光体の休止期間が
長期になった場合、感光体の光疲労が不十分で、画像出
しの初期段階の帯電電位の変動を完全には防ぐことがで
きない。また、後者の方法では、感光体の休止期間の長
さに対応して620nm以上のピーク波長の光の光量を
調節するための制御機構が必要となり、電子写真装置が
複雑となる。
この発明が解決しようとする課題は、前述の問題点を解
消して、感光体の休止期間後の画像出しの初期段階から
、感光体の休止期間の長短に左右されることなく常に一
定で安定した帯電電位を実現できる、効果的で、かつ、
実用的な感光体の帯電電位安定化方法を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、この発明によれば、円筒形導電性基体の
外表面にセレン系材料からなる感光層を備えた電子写真
感光体を用いて画像出しを行う際の電子写真感光体の帯
電電位安定化方法において、(i50nm以」二のピー
ク波長を有する露光源および600nm以上650nm
未満の範囲内に ピーク波長を有する少なくとも一つの
除電光源を備えた電子写真装置に電子写真感光体を搭載
し、画像出しに際して前記電子写真感光体の画像出し前
の休止期間の長さに応じて除電光のみの照射、露光光の
みの照射5あるいは除電光と露光光との同時照射を行い
ながら少なくとも一回の前記電子写真感光体の予備回転
を行う方法によって解決される。
〔作用〕
感光体は休止期間中に光疲労が回復してきて帯電電位が
のるようになる。感光体の休止期間後画像出しを再開し
たときに、初期から安定した帯電電位を得るためには、
画像出しプロセスを開始するまでのできるだけ短時間の
うちに、感光体を休止前の連続画像出しのときの状態に
まで光疲労させ、感光体バルク中の空間電荷を飽和させ
た状態とする前光疲労を与えればよい。休止期間中の感
光体の帯電電位の変化分Δ0は第4図に示したように休
止期間が長くなるにつれて大きくなる。
従って、休止期間の長短に応じて適切な前光疲労を与え
なければならないが、類11光の波長を選択することに
よって対応できる。
第1図は、感光体に上述のような前光疲労を与えたとき
の帯電s位と経過時間との関係を示す線図である。連続
画像出しによりΔ値で安定していた感光体の帯電電位は
、 X1時点で画像出しが中ILされると、感光体の休
止期間に応じて一点釦線で示すように上昇していき、画
像出し再開時点x2でΔVoだけ増加する。画像出し再
開時点X2と画像出しプロセス開始時点X、との間で感
光体に前光疲労を与えることにより Δvoを0にする
ことができれば帯電電位の変動はなくなる。しかし、現
実には0にすることは難しく、実用上問題とならない程
度にできるだけ小さくなるように前光疲労を与えること
になる。画像出しプロセス開始時点x5での帯電電位は
、前光疲労が必要とする光疲労より少ない場合には実線
で示すようにA値よりΔvlだけ若干プラスとなり、多
い場合には点線で示すように A値よりΔV2だけ若干
マイナスとなる。画像出しプロセス開始時点X3以後画
像出しを連続すると帯電電位はA値となり安定する。△
V、△V2が小さいほど帯電電位は画像出し再開初期か
ら変動が少なく安定していることになる。
この発明においては、650nm以上のピーク波長を有
する露光源と600nm以上650nm未満の範囲内に
ピーク波長を有する少なくとも一つの除電光源を備えた
電子写真装置を用い、感光体休止期間後の画像出し再開
に際し画像出しプロセス開始前に感光体を少なく、とも
−回予備回転させ、その間に感光体休止期間の長短に応
じて露光源および除電光源より適切な光を選択して照射
することにより、画像出しプロセス開始直前に短時間の
うちに感光体に所要の前光疲労を与えて、感光体の休止
期間の長短に左右されることなく、初期から帯電電位を
実用上問題とならないように安定させる。すなわち、休
止期間が例えば数分間と短いときには除電光のみを照射
することにより、また、数十分間と比較的長いときには
露光光のみを照射することにより、さらに休止期間が長
くなったときには露光光と除電光とを同時に照射するこ
とにより、感光体に休止期間に応じた所要の前光疲労を
与えることができる。休止期間が極端に長い場合〈例え
ば8時間以上)には、予備回転を2回〜5回に増加させ
露光光と除電光とを同時照射することにより初期から帯
電電位を安定させることができる。
このようにして、前光疲労を電子写真装置の露光光およ
び除電光を利用して行うことにより、前光疲労用の光源
を別途に設ける必要がなく、また、光量制御機構も必要
としないので、電子写真装置の複雑化を避けることがで
きる。
〔実施例〕
第2図は、この発明に係わる電子写真装置の一例として
の印字装置の要部概念図であり、円筒状の感光体lの周
囲に、感光体lの表面を約800vに帯電させる帯電器
2. ピーク波長780nmの半導体レーザダイオード
の露光源3.現像器4.転写帯電器5.クリーニング部
6. ピーク波長(i35nmの発光ダイオードアレイ
の除電光源7が配設されている。除電光源7としては、
他にEL、蛍光灯なども使用することができ、さらにフ
ィルタを組み合わせて用いることもできる。また、除電
光の光量は感光体の半減衰露光量の00倍ないし20倍
とし、露光光を前光疲労に利用するときには露光光源の
照度を通常の印字工程のときの2倍とし、その光重を感
光体の半減衰露光量の2倍となるようにする。この印字
装置は、図示はしていないが、休止期間後画像出しを再
開するに際して、感光体lが一回予備回転し、その間に
除電光のみの照射、i先光のみの照射、除電光と露光光
との同時照射のいずれかを選択して感光体に前記疲労を
与えた後に画像出しプロセスを開始する機構を備えてい
る。
外径140+nmのアルミニウム合金円筒からなる基体
の外表面に、真空蒸着法で^s、Se、からなり膜厚5
0μmの電1;「輸送層、 Teを45重屯%含むSc
/Te合金からなり膜厚0.5μmの電荷発生層、へs
、Se、からなり膜厚5μmの表面保護層を順次積層し
て作製された感光体を第2図に示した印字装置に装着し
、連続印字を行って感光体の帯電電位が安定した後印字
を中止し、ある休止期間後印字を再開する。このときの
体止JI71 nHの長さと、ny光疲労の光の種類と
、印字プロセス開始時の帯電電位の変動値(連続印字で
安定したときの帯電電位との差)と゛の関係を調べた。
この変動値の絶対値が小さい程印字再開初期の帯電電位
の変動は少なく、0であれば帯電電位の変動は生じない
ことになる。調査結果を第1表に示す。単位はボルトで
ある。
第1表 第1表に見られるとおり、休止MMが数分以内のときは
[i35nmのピーク波長を有する除電光のみを、数分
以上30分以内のときは780nmのピーク波長を有す
る露光光のみを、30分を超えるときには除電光と露光
光とを同時に照射しながら感光体を一回予備回転させて
前光疲労を与えた後に印字プロセスを開始することによ
り、休止期間の長短に左右されることなく初期から安定
した帯電t位が得られることか判る。なお、休止期rl
J)が極端に長くなった場合(8時間以上)も、予備回
転数を2回〜5回に堆加させ除電光と露光光との同時照
射を行うことで同様の効果を得ることができた。
〔発明の効果〕
この発明によれば、円筒形導電性基体の外表面にセレン
系材料からなる感光層を備えた電子写真感光体を用いて
画像出しを行う際の電子写真感光体の4i> ?Ii電
位安定化方法において、650nm以上のピーク波長を
有する露光源および600r++++以上650nm未
満のピーク波長を有する少なくとも一つの除電光源を備
えた電子写真装置に感光体を搭載し、画像出しに際して
感光体の1ijii像出し前の休止期!171の長さに
応じて除電光のみの照射、露光光のみの照射、あるいは
除電光と露光光との同時照射を行いながら少なくとも一
回の感光体の予備回転を行う。
このような帯電電位安定化方法によれば、画像出し直前
に短時間のうちに感光体に必要な前光疲労を効率的に与
えることができ、帯TL電位の安定化に非情に有効であ
る。また、感光体の休止期間の長短に応じて波長の異な
る3種類の光を選択して用い、適切な前光疲労を与える
ことができるので、画像出し初期から休止期間の長短に
左右されることなく常に一定の安定した帯電電位を実現
することができる。しかも、前光疲労に用いる光は電子
写真装置の露光光と除電光であるから実用的であり、別
途に前光疲労のための光源を設ける必要はなく、感光体
休止期間の長さに対応する光量制御機構も必要としない
ので、電子写真装置が複雑となるのを避けることができ
る。
かくして、効果的で実用的な方法で、感光体の休止期間
に左右されることなく画像出し初期から安定かつ良好な
品質の画像が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光体にこの発明に係わる前光疲労を与えたと
きの帯電電位と経過時間との関係の一例を示す線図、第
2図はこの発明に係わる電子写真装置の一例としての印
字装置の要部概念図、第3図は画像出し初期段階での感
光体の帯電電位の変動の従来例を示す線図、第4図は連
続画像出し後の感光体の休止期間と(1)電電位の変動
の一例を示す線図である。 1 感光体、2 帯電器、3 露光源、7 除×1 ×2×3 経過時間 第  1 図 第 図 経過時間 第 図 体止時間(分) 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)円筒形導電性基体の外表面にセレン系材料からなる
    感光層を備えた電子写真感光体を用いて画像出しを行う
    際の電子写真感光体の帯電電位安定化方法において、6
    50nm以上のピーク波長を有する露光源および600
    nm以上650nm未満の範囲内にピーク波長を有する
    少なくとも一つの除電光源を備えた電子写真装置に電子
    写真感光体を搭載し、画像出しに際して前記電子写真感
    光体の画像出し前の休止期間の長さに応じて除電光のみ
    の照射、露光光のみの照射、あるいは除電光と露光光と
    の同時照射を行いながら少なくとも一回の前記電子写真
    感光体の予備回転を行うことを特徴とする電子写真感光
    体の帯電電位安定化方法。
JP20348389A 1989-08-05 1989-08-05 電子写真感光体の帯電電位安定化方法 Pending JPH0367291A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012198284A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012198284A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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