JPH0367012B2 - - Google Patents

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JPH0367012B2
JPH0367012B2 JP57103426A JP10342682A JPH0367012B2 JP H0367012 B2 JPH0367012 B2 JP H0367012B2 JP 57103426 A JP57103426 A JP 57103426A JP 10342682 A JP10342682 A JP 10342682A JP H0367012 B2 JPH0367012 B2 JP H0367012B2
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JP
Japan
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silicone elastomer
thin film
coated
coated paper
elastomer composition
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Isao Ona
Masaru Ozaki
Katsutoshi Usui
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TORE DAUKOONINGU SHIRIKOON KK
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TORE DAUKOONINGU SHIRIKOON KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/18Manufacture of films or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D7/00Producing flat articles, e.g. films or sheets
    • B29D7/01Films or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/755Membranes, diaphragms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2383/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
    • C08J2383/04Polysiloxanes

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シリコーンエラストマー薄膜の製造
方法に関する。更に詳細には、塗工紙上に液状の
付加反応硬化型シリコーンエラストマー組成物を
被覆し硬化させた後、該塗工紙からシリコーンエ
ラストマー薄膜を引きはがすことによりなる厚さ
1〜500μのシリコーンエラストマー薄膜の製造
方法に関する。
近年、シリコーンゴム薄膜が気体を選択的に透
過する性質を利用して、特定の気体を濃縮した
り、シリコーンゴムの耐熱性、耐酸化性、耐水
性、耐薬品性などが良好な性質を利用して、薄膜
状のパツキング材、ガスケツト材としたり、シー
ル用テープとして利用することが提案されてい
る。
従来、厚さ1mm〜5mmのシリコーンゴム膜は、
有機過酸化物加硫型シリコーンゴム組成物をプレ
ス加硫したりして成型していたが大きなゴム膜が
得られない、厚さ500μ以下にするのは技術的に
困難である、均一な厚さのものが得られにくい、
生産性が低い等の欠点があつた。
本発明者らは、これら従来公知の製造方法の欠
点を解消すべく鋭意研究した結果、厚さが1〜
500μと薄く、その厚さが均一なシリコーンゴム
薄膜を効率よく製造できる方法を発明するに至つ
た。
すなわち、本発明は、 塗工紙の塗工面上に、硬化性シリコーンエラス
トマー組成物を被覆後、該シリコーンエラストマ
ー組成物を硬化させることにより、シリコーンエ
ラストマー薄膜を形成し、次いで該シリコーン薄
膜を塗工紙から引きはがすことにより厚さ1〜
500μのシリコーンエラストマー薄膜を製造する
方法において、該塗工紙の塗工面がアセチルセル
ロースもしくはポリアクリル酸系パーフルオロア
ルキルエステルからなるものであり、該硬化性シ
リコーンエラストマー組成物が液状の付加反応硬
化型シリコーンエラストマー組成物であり、該塗
工紙の塗工面の硬化した該シリコーンエラストマ
ーに対する剥離抵抗値が25℃、剥離速度30cm/
分、剥離角度180゜の条件下で50g以下/cmである
ことを特徴とする、シリコーンエラストマー薄膜
の製造方法に関する。
これを説明すると、本発明に使用される塗工紙
は、塗工紙の塗工面がアセチルセルロースもしく
はポリアクリル酸系パーフルオロアルキルエステ
ルから形成されている必要がある。かかる塗工紙
はグラシン紙、クラフト紙、パーチメント紙など
の紙にアセチルセルロースもしくはポリアクリル
酸系パーフルオロエステルを通常の合成樹脂塗工
紙の製造方法に使用される手段を使つて塗工ある
いは被覆することにより容易に得られる。
この塗工紙の塗工面は、その塗工面上に液状の
付加反応硬化型シリコーンエラストマー組成物を
被覆し、硬化させた後、25℃、剥離速度30cm/
分、剥離角度180゜の条件下で引きはがしたとき
に、50g以下/cmの抵抗値を有する。この塗工物
は一種類であつてもよいし、二種類以上の塗工物
を混合したものであつてもよい。
ここで、アセチルセルロースとしてはトリアセ
チルセルロース、ジアセチルセルロース等が例示
される。また、本願でいうポリアクリル酸系パー
フルオロアルキルエステルとはアクリル酸のパー
フルオロアルキルエステルを重合して得られる高
分子化合物およびメタクリル酸のパーフルオロア
ルキルエステルを重合して得られる高分子化合物
を意味する。
かかるポリアクリル酸系パーフルオロアルキル
エステルとしては、ポリメタクリル酸パーフルオ
ロオクチル、ポリアクリル酸パーフルオロオクチ
ル、メタクリル酸パーフルオロオクチル・アクリ
ル酸パーフルオロオクチル共重合体等が例示され
る。
硬化シリコーンエラストマー薄膜の厚さを1μ
以上とし、塗工紙の塗工面の硬化したシリコーン
エラストマーに対する剥離性能を25℃、剥離速度
30cm/分、剥離角度180゜の条件下で引きはがした
ときに50g以下/cmの抵抗値としたのは、この厚
みより薄いか、この剥離抵抗値を上回ると、シリ
コーンエラストマー薄膜を塗工紙から引きはがし
にくく、無理やり引きはがすとシリコーンエラス
トマー薄膜に傷がつくことと、たとえシリコーン
エラストマー薄膜を傷つけずに引きはがせたとし
てもその速度を著しく遅くしなければならず、生
産性が低下するからである。
本発明で使用される付加反応硬化型シリコーン
エラストマー組成物とは、オルガノポリシロキサ
ンを構成するケイ素原子に結合した官能基と別の
オルガノポリシロキサンを構成するケイ素原子に
結合した官能基とが付加反応により結合して架橋
しエラストマー化するタイプのものをいう。
その代表例は、ビニル基のような脂肪族不飽和
基含有オルガノポリシロキサンとオルガノハイド
ロジエンポリシロキサンと白金属化合物触媒を主
剤とする付加反応により硬化するシリコーンエラ
ストマー組成物である。
ビニル基のような脂肪族不飽和基含有するオル
ガノポリシロキサンの代表例は、両末端ビニルジ
メチルシリル基封鎖ジメチルポリシロキサン、両
末端ビニルジメチルシリル基封鎖ジメチルシロキ
サン・メチルビニルシロキサン共重合体、両末端
ビニルメチルフエニル基封鎖ジメチルシロキサ
ン・メチルフエニルシロキサン共重合体である。
オルガノハイドロジエンポリシロキサンの代表
例は、両末端トリメチルシリル基封鎖メチルハイ
ドロジエンポリシロキサン、両末端トリメチルシ
リル基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロ
ジエンシロキサン共重合体、両末端ジメチルシリ
ル基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジ
エンシロキサン共重合体、メチルハイドロジエン
シクロポリシロキサンである。
白金属化合物触媒の代表例は、微粒子状白金、
塩化白金酸、白金とオレフインの錯体、白金とビ
ニルシロキサンの錯体、白金とジケトンの錯体、
パラジウム化合物触媒、ロジウム化合物触媒であ
る。これらのうちでは活性の点から白金化合物触
媒が好ましい。
本発明で液状とは、常温で液状を呈しておれば
無溶剤型でもデイスパージヨンないし溶液型のも
のでもよいことを意味する。無溶剤型の場合は、
オルガノポリシロキサンの25℃における粘度は通
常5000cst以下であることが好ましく、デイスパ
ージヨンないし溶液型の場合はオルガノポリシロ
キサンは生ゴム状のものであつても液状のもので
あつてもよい。
本発明に使用される付加反応硬化型シリコーン
エラストマー組成物は、補強性無機充填剤、例え
ば、乾式法シリカ、湿式法シリカあるいはカーボ
ンブラツクを含有していることが望ましい。ま
た、反応抑制剤を含有することが好ましい。その
ほか耐熱剤、顔料、オルガノアルコキシシラン、
無機質繊維、金属酸化物、炭酸カルシウム等を添
加してもよい。
液状の付加反応硬化型シリコーンエラストマー
組成物を塗工紙に被覆するには、まず、塗工紙を
固定し、ついでこの塗工紙上に液状の付加反応硬
化型シリコーンエラストマー組成物をリバースロ
ールコーテイング、ワイヤーラウンドバーコーテ
イング、エアナイフコーテイングなどの方法によ
り被覆する。
ついで、このシリコーンエラストマー組成物が
デイスパージヨン型ないし溶液型のものであると
きはまず有機溶剤を揮散させてから硬化させる。
またこのシリコーンエラストマー組成物が無機溶
剤型のものであるときはそのまま硬化させる。こ
のシリコーンエラストマー組成物の硬化は、通常
加熱による。もちろん、硬化を急がないときは、
室温下放置しておいてもよい。
加熱により塗工紙上の液状の付加反応硬化型シ
リコーンエラストマー組成物を硬化させるには、
熱風吹付、輻射線照射、加熱空気中への静置など
適宜選択すればよいが、加熱炉中に連続的に通す
のが効率的である。
この硬化の温度は100〜180℃で10〜2分間
(100℃で10分間、180℃で2分間)滞留するよう
に、加熱炉に通すことがボイドのないシリコーン
エラストマー薄膜を得るという見地から好まし
い。
そして、最初に相対的に低温の加熱ゾーンを通
し、ついで相対的に高温の加熱ゾーンを通すこと
がよりボイドのないシリコーンエラストマー薄膜
を得るという見地から好ましい。
塗工紙上の液状の付加反応硬化型シリコーンエ
ラストマー組成物が硬化完了後、硬化シリコーン
エラストマーを塗工紙から剥離すれば、目的とす
るシリコーンエラストマー薄膜が得られる。この
際、シリコーンエラストマー薄膜と塗工紙を別々
に連続的に巻き取るのが効率的である。なお、シ
リコーンエラストマー薄膜の厚みが1〜50μの場
合それを巻き取る前にタルク、微粉状マイカ、二
酸化チタン粉末、二酸化亜鉛粉末、シリカ粉末の
ような微粉末を打粉しておくことが好ましい。
本発明の製造方法は、 1 塗工面がアセチルセルロースもしくはポリア
クリル酸系パーフルオロアルキルエステルから
なる塗工紙を使用しているので、これを固定し
その上に被覆した液状の付加反応硬化型シリコ
ーンエラストマー組成物を加熱硬化した場合に
ポリテトラフルオロエチレンフイルムやポリエ
チレンフイルムのようなフイルムと違つて熱膨
張することがほとんどなく、フイルムと違つて
有機溶媒によつて膨潤すること、 2 塗工紙を使用しているので硬化したシリコー
ンエラストマー薄膜の表面がきわめて平滑であ
るという特徴、 3 硬化したシリコーンエラストマーに対する塗
工面の剥離性能が25℃、剥離速度30cm/分、剥
離角度180゜という条件下で50g以下/cmという
塗工紙を使用しているので、パラフイン被覆紙
と違つて硬化したシリコーンエラストマー薄膜
を傷つけることなくシリコーンエラストマー薄
膜を剥離することができるという特徴、 4 液状の付加反応硬化型シリコーンエラストマ
ー組成物を使用しているので、厚みが薄く(1
〜500μの間の任意の厚み)、しかも、表面が平
滑であり、ボイドを有しないシリコーンエラス
トマー薄膜を効率よく製造できるという特徴と
利点を有する。
本発明の製造方法により製造したシリコーンエ
ラストマー薄膜は、特定ガスの選択透過膜とした
り、打ち抜いて薄膜状パツキング材またはガスケ
ツト材としたり、テープ状シール材などとして広
く利用することができる。
次に、本発明の実施例を掲げるが、実施例中
「部」とあるのは重量部を意味し、粘度、剥離抵
抗値等の測定値はすべて25℃における値である。
なお、剥離抵抗値は、幅5cmの討験片5枚を剥離
速度30cm/分、剥離角度180゜の条件下で剥離した
ときの数値を単純平均した値である。
実施例 1 トリアセチルセルロースをグラシン紙に均一に
被覆した塗工紙(トリアセチルセルロースの厚み
10μ、グラシン紙の厚み210μ)を連続生産機のテ
ンターにより固定した。
この塗工紙上に、ナイフコーターを用いて主剤
としてのジメチルシロキサン・メチルビニルシロ
キサン共重合体生ゴム、両末端トリメチルシリル
基封鎖メチルハイドロジエンポリシロキサン(粘
度40cst)、白金触媒と補強性シリカフイラーとを
トルエンに分散・溶解した液状の付加反応硬化型
シリコーンエラストマー組成物デイスパージヨン
(固形分16重量%、回転粘度計を使用し、ロータ
No.12rpmでの粘度6500CP)を5m/分の速度で
連続的に約200μの厚みになるように被覆した。
次いで、40℃の温風を吹きつけてトルエンを連
続的に除去した後、150℃の加熱炉(長さ15m)
に3分間滞留するように通してシリコーンエラス
トマー組成物を硬化させ、冷風を吹きつけて冷却
し、ついで200メツシユのタルク粉末を打粉した
後、シリコーンエラストマー薄膜を塗工紙から30
cm/分の速度で剥離した。なお、この際、シリコ
ーンエラストマー薄膜と塗工紙は剥離しながら
別々のロールに巻き取つた。かくして得られたシ
リコーンエラストマー薄膜の表面はきわめて平滑
であり、どこにも傷がなく、ボイドが存在せず、
均一に硬化していた。このシリコーンエラストマ
ー薄膜の厚みは35μであつた。
なお、上記塗工紙に上記硬化シリコーンエラス
トマーに対する剥離抵抗値は2.6g/cmであつた。
比較例として、上記塗工紙のかわりに、厚み
200μのポリテトラフルオロエチレンシート、厚
み50μmのポリエチレンフイルムおよびパラフイ
ン被覆グラシン紙を使用し、それ以外の条件は上
記樹脂被覆紙と同様にしてシリコーンエラストマ
ー薄膜の製造を試みたところ、いずれも次の欠点
があつた。
ポリテトラフルオロエチレンシートの場合: オーブン投入時にたるみを生じ硬化シリコーン
エラストマー薄膜の厚みが不均一になつた。
硬化シリコーンエラストマーの表面をよく観察
すると微細な縦筋むらが多数存在していた。な
お、ポリテトラフルオロエチレンシートの硬化シ
リコーンエラストマーに対する剥離抵抗値は2.4
g/cmであつた。
ポリエチレンテレフタレートフイルムの場合: オーブン投入時にたるみを生じ硬化シリコーン
エラストマー薄膜の厚みが不均一になつた。ポリ
エチレンテレフタレートフイルムからシリコーン
エラストマー薄膜を剥離することが困難であつ
た。
ポリエチレンフイルムの場合: シリコーンエラストマー組成物デイスパージヨ
ンを風乾中にフイルムがでこぼこになつた。オー
ブン投入中にフイルム周辺部が溶融した。シリコ
ーンエラストマー薄膜をフイルムから剥離するこ
とは全く不可能であつた。
パラフイン被覆グラシン紙の場合: パラフイン被覆グラシン紙からシリコーンエラ
ストマー薄膜を剥離することは全く不可能であつ
た。
実施例 2 ポリメタクリル酸パーフルオロオクチルをクラ
フト紙に均一に被覆した塗工紙(ポリメタクリル
酸パーフルオロオクチルの厚み5μ、クラフト紙
の厚み300μをテンターにより固定した。
この塗工上に、アプリケータを用いて末端ビニ
ル基封鎖ジメチルポリシロキサン(粘度
1000cst)、両末端トリメチルシリル基封鎖メチル
ハイドロジエンポリシロキサン(粘度50cst)、白
金触媒および付加反応遅延剤を主剤とし、補強性
シリカフイラーを添加した無溶剤型の付加反応硬
化型シリコーンエラストマー組成物(回転粘度計
を使用しロータNo.4、12rpmでの粘度22000CP)
を約300μの厚みに被覆した。これを110℃の熱風
循環式オーブンに10分間投入してシリコーンエラ
ストマー組成物を硬化させ、オーブンから取出し
て室温になつてからシリコーンエラストマー薄膜
を塗工紙から30cm/分の速度で剥離した。
シリコーンエラストマー薄膜の表面はきわめて
平滑であり、どこにも傷がなく、ポイドが存在せ
ず、均一に硬化していた。シリコーンエラストマ
ー層の厚みは310μであつた。
なお、上記塗工紙の上記硬化シリコーンエラス
トマーに対する剥離抵抗値は12g/cmであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塗工紙の塗工面上に、硬化性シリコーンエラ
    ストマー組成物を被覆後、該シリコーンエラスト
    マー組成物を硬化させることにより、シリコーン
    エラストマー薄膜を形成し、次いで該シリコーン
    薄膜を塗工紙から引きはがすことにより厚さ1〜
    500μのシリコーンエラストマー薄膜を製造する
    方法において、該塗工紙の塗工面がアセチルセル
    ロースもしくはポリアクリル酸系パーフルオロア
    ルキルエステルからなるものであり、該硬化性シ
    リコーンエラストマー組成物が液状の付加反応硬
    化型シリコーンエラストマー組成物であり、該塗
    工紙の塗工面の硬化した該シリコーンエラストマ
    ーに対する剥離抵抗値が25℃、剥離速度30cm/
    分、剥離角度180゜の条件下で50g以下/cmである
    ことを特徴とする、シリコーンエラストマー薄膜
    の製造方法。
JP57103426A 1982-06-16 1982-06-16 シリコ−ンエラストマ−薄膜の製造方法 Granted JPS58219022A (ja)

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