JPH036682Y2 - - Google Patents

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JPH036682Y2
JPH036682Y2 JP1985109490U JP10949085U JPH036682Y2 JP H036682 Y2 JPH036682 Y2 JP H036682Y2 JP 1985109490 U JP1985109490 U JP 1985109490U JP 10949085 U JP10949085 U JP 10949085U JP H036682 Y2 JPH036682 Y2 JP H036682Y2
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JP
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lid
screw
opening
countersunk
cylindrical body
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JP1985109490U
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JPS6216183U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は床上掃除口等に設ける排水口金に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の排水口金は、例えば第6図及び第7図に
示すように、一端に開口部101を有する筒状本
体102と、該本体102の開口部101に螺合
嵌着される蓋体103とから成り、該蓋体103
には2箇所に貫通孔104を形成すると共に、有
底円筒形のキヤツプ105を蓋体103の内側か
ら該貫通孔104に付設してこの貫通孔104を
封鎖し、蓋体103に凹部106を形成した構成
のものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記構成の排水口金では、蓋体103
を筒状本体102から外して開口部101を開放
する場合、あるいは蓋体103を筒状本体102
に螺合嵌着して開口部101を封鎖する場合に、
蓋体103の凹部106にドライバー等の先端を
挿入して該蓋体を回転させたのでは、力を入れた
時に先が滑つて凹部106から何回となく外れ、
仲々蓋体103を本体102に脱着することがで
きなかつた。そのため従来は、蓋体103の2箇
所に形成した凹部106に同時に係合させて該蓋
体103を回転させることのできる専用工具を、
その都度別に用意しなければならなかつた。
本考案はこのような点に鑑みて考案されたもの
であり、その目的とする処は、専用工具を用いる
ことなく、普通のドライバーで容易に蓋体を着脱
できる排水口金を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を有効に達するために次のよ
うな構成にしてある。すなわち、一端開口部の外
周にフランジを備えた筒状本体と、該本体の一端
開口部に螺合嵌着される蓋体とからなる排水口金
において、前記蓋体の中心から適宜間隔を存した
外周部の少なくとも2箇所に螺子孔を貫設し、こ
れらの螺子孔に、蓋体の厚さよりも長い螺子軸部
をもつ皿ビスを螺挿した構成である。
(作用) 床上等に筒状本体を付設すると共に、通常は該
筒状本体の開口部を蓋体を螺合嵌着することによ
つて封鎖し、該蓋体に貫設した各螺子孔に皿ビス
を螺挿しておく。必要に応じて排水する場合は、
この皿ビスをドライバーで回して蓋体から該皿ビ
スを突出させる。このとき該皿ビスの螺子軸部先
端は、蓋体に形成した螺子孔に係合している。こ
のようにした状態で蓋体の上面に突出した皿ビス
に指を引つ掛けるか、或いは適宜な棒状物を2個
の皿ビス間に係止させて蓋体の円周方向に回動力
を付与することにより該蓋体を取り外し、筒状本
体の開口部を開口させる。このようにして開口し
た筒状本体から排水を行う。排水が完了すると突
出した皿ビスを持つて蓋体を筒状本体に再度螺合
嵌着し、最後に突出した皿ビスをドライバーで螺
子孔に螺子込み、筒状本体のフランジ上面と蓋体
の上面及び皿ビスの上面を面一にする。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図に示すように1は本考案に係る
一実施例の排水口金であつて、該排水口金1は一
端開口部2の外周にフランジ3を備えた円筒形状
の筒状本体4と、該本体4の上記開口部2に螺合
嵌着される蓋体5及び該蓋体5に螺着する皿ビス
6から構成されている。また上記筒状本体4のフ
ランジ3側内周面7は、蓋体5を螺合嵌着できる
ように螺刻し、該蓋体5を筒状本体4に螺着した
とき、蓋体5の上面8が筒状本体4のフランジ上
面9と略々面一となるようにしてある。
しかして、上記筒状本体4に螺合嵌着される蓋
体5は、筒状本体4の内径と略々同径の円板であ
つて、外周に上面8に対し垂直方向に数mmの外周
壁10が一体形成されている。該外周壁10の外
面11には、上記筒状本体4の螺刻した内周面7
と螺合できるように螺刻してある。この蓋体5の
上面8には、中心に対し図上左右対称に2個の螺
子孔12,12が形成され、該螺子孔12,12
に皿ビス6が取り付けられるように成つている。
そこで、本考案の要部であるこの螺子孔12,
12と皿ビス6との構成を第4図に基づいてより
具体的に説明する。上記のように左右対称に蓋体
5に形成された螺子孔12は、該蓋体5の上面
(外面)8に至る程拡径する円錐状面13が形成
され、かつ該円錐状面13の小径側に続いて蓋体
5の内面14まで螺子孔部15が形成されてい
る。上記円錐状面13は、皿ビス6の頭16と
略々同一の大きさに形成されている。また皿ビス
6は、上記のように蓋体5の円錐状面13に係合
する頭16と、螺子軸部17から成り、該螺子軸
部17は蓋体5の厚さよりも長くすると共に、該
蓋体5の螺子孔部15に螺挿できるようにしてあ
る。18はドライバー先端を係合させる溝であ
る。
叙述のようにして構成される排水口金1は、筒
状本体4を床上等に付設すると共に、通常は該本
体4に蓋体5を螺合嵌着し、更に該蓋体5の螺子
孔12に皿ビス6が螺挿されている。この排水口
金1を開口して排水する場合は、両皿ビス6,6
をドライバーで回し、第5図のように皿ビス6の
螺子軸部17先端近傍が蓋体5の下面近くにまで
螺退させる。このとき皿ビス6の頭16は蓋体5
の上面8より上に突出した状態となる。この状態
にして両皿ビス6の頭16を指で持つか、または
両ビス6に交互に金属棒等を係止し、該頭16ま
たは金属棒等を持つて蓋体5を回し、筒状本体4
から該蓋体5を外して筒状本体4の開口部2を開
口させる。このようにして排水を行う。
また排水が完了して上記開口部2を封鎖する場
合は、上記突出した状態の皿ビス6を持つて蓋体
5を筒状本体4の開口部2に係合し、該蓋体5を
皿ビス6または上記両皿ビス6に係止させた金属
棒を持つて締め込み方向に回し、蓋体5の上面8
がフランジ上面9と面一になるまで螺進させ、該
蓋体5を筒状本体4に螺合嵌着させる。最後に各
皿ビス6を回して頭16上面が蓋体5の上面8と
面一になるまで締め込む。このとき螺子軸部17
先端は蓋体5の内面14より下方に突出した状態
となつている。
このように上記実施例の排水口金1では、蓋体
5に設けた2個の皿ビス6を普通のドライバーに
よつて必要に応じて蓋体5の上面8から突出する
まで回し、該皿ビス6の頭16または両皿ビス6
に係止させた金棒等を持つて蓋体5を回すことに
より、容易に蓋体5を筒状本体4から離脱させ、
該本体4の開口部2を開口させることができる。
また通常の場合は、皿ビス6の頭16が蓋体5の
円錐状面13内に入り、頭16の上面が蓋体5の
上面8と面一に成つているため、皿ビス6に足等
を引つ掛けるといつた心配もない。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、皿ビス6を2個に限らず3個以上設けるよ
うにするも自由である。また皿ビス6を嵌合螺着
させる螺子孔12の位置は、蓋体5の外周縁近傍
に設けておくことが好ましい。
(考案の効果) 以上のように本考案は、一端開口部の外周にフ
ランジを備えた筒状本体と、該本体の一端開口部
に螺合嵌着される蓋体とからなる排水口金におい
て、前記蓋体の中心から適宜間隔を存した外周部
の少なくとも2個所に螺子孔を貫設し、これらの
螺子孔に、蓋体の厚さよりも長い螺子軸部を有す
る皿ビスを螺挿しているので、蓋体の取り外し時
には、これらの皿ビスをドライバーで適宜長さだ
け蓋体の上面から突出させ、その突出部に指を引
つ掛けるか、或いは適宜な棒状物を2個の皿ビス
間に係止させて蓋体の円周方向に回動力を付与す
ることにより、該蓋体を確実且つ円滑に回すこと
ができて、筒状本体から容易に取り外すことがで
きるものである。また該蓋体を該本体に螺合嵌着
する場合も、突出した皿ビスを持つて蓋体を回せ
ば、専用工具を用いることなく簡単に蓋体を該本
体に螺合嵌着し、開口部を封鎖することができ
る。したがつて緊急の場合でもドライバー1本あ
れば直に排水口金の開閉作業に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の分解斜視図、
第2図は組合わせた状態を示す斜視図、第3図は
第2図のB−B断面図、第4図は要部拡大断面
図、第5図は皿ビスを蓋体から突出させた状態を
示す要部断面図、第6図は従来例の斜視図、第7
図は第6図のA−A断面図である。 1……排水口金、2……開口部、3……フラン
ジ、4……筒状本体、5……蓋体、6……皿ビ
ス、12……貫通孔、13……円錐状面、15…
…螺子溝、17……螺子軸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端開口部の外周にフランジを備えた筒状本体
    と、該本体の一端開口部に螺合嵌着される蓋体と
    からなる排水口金において、前記蓋体の中心から
    適宜間隔を存した外周部の少なくとも2個所に螺
    子孔を貫設し、これらの螺子孔に、蓋体の厚さよ
    りも長い螺子軸部を有する皿ビスを螺挿したこと
    を特徴とする排水口金。
JP1985109490U 1985-07-16 1985-07-16 Expired JPH036682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985109490U JPH036682Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985109490U JPH036682Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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Publication Number Publication Date
JPS6216183U JPS6216183U (ja) 1987-01-30
JPH036682Y2 true JPH036682Y2 (ja) 1991-02-20

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ID=30987633

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JP1985109490U Expired JPH036682Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641831U (ja) * 1992-11-13 1994-06-03 鐘紡株式会社 撹拌装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238958B2 (ja) * 1974-04-10 1977-10-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830950U (ja) * 1971-08-17 1973-04-16
JPS5238958U (ja) * 1975-09-11 1977-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5238958B2 (ja) * 1974-04-10 1977-10-01

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JPS6216183U (ja) 1987-01-30

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