JPH0365972A - 転写紙分離装置 - Google Patents

転写紙分離装置

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JPH0365972A
JPH0365972A JP1204139A JP20413989A JPH0365972A JP H0365972 A JPH0365972 A JP H0365972A JP 1204139 A JP1204139 A JP 1204139A JP 20413989 A JP20413989 A JP 20413989A JP H0365972 A JPH0365972 A JP H0365972A
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JP
Japan
Prior art keywords
transfer paper
film
separation
fluoride
claw
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Pending
Application number
JP1204139A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Masaki
賢治 正木
Shuji Iino
修司 飯野
Isao Doi
勲 土井
Mochikiyo Osawa
大澤 以清
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0365972A publication Critical patent/JPH0365972A/ja
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6532Removing a copy sheet form a xerographic drum, band or plate
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S271/90Stripper

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子複写機、 プリンター ファクシミリ等
において使用される転写紙分離装置に係り、感光体、定
着ローラ、多色現像の際に用いる中間転写体等の被分離
体から転写紙を分離爪によって分離させる転写紙分離装
置に関する。
従来の技術及びその問題点 近午、電子複写機、 プリンター ファクシミリ等にお
いて、広く電子写真方式が用いられるようになってきた
これらの装置においては、転写紙を順々に搬送させて各
工程の処理を行い、転写紙上に最終的なトナー像を定着
させる。
このように転写紙を装置内において順々に搬送し、各工
程の処理を行うにあたり、各工程において処理を行うエ
レメントがローラ状やベルト状のものである場合、転写
紙が非常に薄いシート状であるため、転写紙がこれらの
ものに巻き付き易く、一般にジャムと呼ばれるトラブル
が発生した。
例えば、感光体や多色現像の際に用いる中間転写体から
転写紙にトナー像を転写する工程においては、特に、曲
率半径の大きい感光体や中間転写体を用いた場合やステ
ィッ7不スの小さい転写紙を用いた場合等に、転写紙が
静電吸着等によって感光体や中間転写体に巻き付き、ま
た、転写紙に転写されたトナー像を定着ローラによって
転写紙に定着させる工程においては、定着の際の熱によ
って転写紙が非常にカールしやすくなり、定着ローラに
巻き付くという問題があった。
このため、従来より分離爪をこれらの箇所に使用し、分
離爪を感光体、中間転写体、定着ローラに接触させて、
転写紙を感光体、中間転写体、定着ローラから分離させ
るようにすることが行われていた。
ここで、このような分離爪として、従来においては、一
般にポリカーボネイト系樹脂やステンレス等の金属で形
成された分離爪を用いるようにしていた。
しかし、このような分離爪を感光体の表面に接触させて
転写紙を分離させるようにした場合、分離爪の接触によ
って感光体の表面が傷付き、この傷部分に静電荷が付与
されず、画像上に白筋状のノイズが発生したり、また、
この傷跡にトナーが埋まり込んで照射光が遮られ、光減
衰が得られずに、画像上に黒筋状のノイズが現れる等の
問題が生じ、特に近年広く利用されるようになった有機
感光体においては、その表面が柔らかいため、上記のよ
うな問題が大きな問題として存在した。
また、定着ローラから転写紙を分離するのに用いる分離
爪の場合、特に耐熱性が要求されるため、従来において
は、金属やポリイミド系の比較的耐熱性のある樹脂で構
成されたものを使用していた。
しかし、このような分離爪を使用した場合、分離爪の接
触によって定着ローラの表面が傷ついたり、逆に分離爪
がすぐに摩耗して先端の形状が変化し、転写紙の分離不
良が生じる等の問題があり、加えて、ポリイミド系の樹
脂の場合には、加工性が悪く、高精度の分離爪の成形が
困難である等の問題もあった。
さらに、上記のような各材料で構成された各分離爪にお
いてはトナーが付着しやすく、感光体や定着ローラと接
触すると、これらの表面に残っているトナーがこの分離
爪に付着し、これがある程度蓄積された時点で、分離爪
から転写紙上に落ち、画像に黒点状にノイズが生じたり
、またこの付着したトナーが、感光体との摩擦熱や、定
着ローラの熱により分離爪に融着してしまい、感光体や
定着ローラに対する分離爪の正常な接触が妨げられ、転
写紙の分離不良を生じる等の問題もあった。
さらに、ポリカーボネイト系やイミダゾール系の樹脂を
用いて分離爪を形成する場合、成形後の冷却による収縮
量が大きくて高精度のものが得られず、また金属を用い
て分離爪を形成する場合にも、研磨や切断の際に生じる
パリやプレスによる返りによって高精度のものが得られ
ない等の問題があった。
このため、近年においては、上記のような分離爪として
、特開昭57−27285号公報に示されるように、ス
テンレススチール、ばね鋼、モネルメタルにッケルと銅
の合金)等の高弾性シート材によって分離爪を形成した
ものや、実開昭56−3535号公報に示されるように
、分離爪の先端を合皮ゴム、天然ゴム、弾性合成樹脂に
よって構成したものや、特開昭60−162275号公
報に示されるように、分離爪の先端部にフッ素樹脂をコ
ートしたもの等が開発された。
しかし、これらの分離爪においても、依然として、分離
爪の先端にトナーが付着したり、感光体等に傷が入った
りし、また特に、接触部を樹脂で構成したものにおいて
は、分離爪の耐久性が悪くて分離不良を生じる等、分離
爪における問題を充分に解決することが出来なかった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、転写紙を感光体、定着ローラ、多色現像の際
に用いる中間転写体等の被分離体から分離爪によって分
離させる場合における上記のような問題を解決すること
を課題とするものである。
すなわち、本発明は、感光体、定着ローラ、中間転写体
等の被分離体に分離爪を接触させて、転写紙を感光体か
ら分離させるにあたり、分離爪によってこれらの被分離
体が傷ついたり、また分離爪にトナーが付着して画像に
黒点状にノイズが発生したり、転写紙の分離不良をおこ
したりすることない長期にわたって安定に使用可能な転
写紙分離装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 この発明は、上記のような課題を解決するため、感光体
、中間転写体、定着ローラ等の被分離体から転写紙を分
離爪によって分離させる転写体から転写紙を分離爪によ
って分離させる転写紙分離装置において、少なくとも上
記分離爪が被分離体に接する接触部を非晶質炭素膜(以
下、r a −C膜」という)で構成するようにしたも
のである。
ここで、この発明において使用するa−CI[Kは、以
下の如き、少なくとも炭素原子を含んでなる原料気体の
プラズマ重合膜を使用すればよい。
そのような化合物としては飽和炭化水素、不飽和炭化水
素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素等の他、アルコー
ル類、ケトン類、カルボン酸類、アミン類、アミド類、
エステル類、エーテル類、ハロゲン化炭化水素類等が例
示される。
飽和炭化水素としては、例えば、メタン、エタン、プロ
パン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、トリデカ
ン、テトラデカン、ペンタデカン、ヘキサデカン、ヘプ
タデカン、オクタデカン、ノナデカン、エイコサン、ヘ
ンエイコサン、トコサン、トリコサン、テトラコサン、
ペンタコサン、ヘキサコサン、ヘプタコサン、オクタコ
サン、ノナコサン1トリアコンタン、トドリアコンタン
、ペンタトリアコンタン等のノルマルパラフィン、並び
に、イソブタン、イソペンタン、ネオペンタン、インヘ
キサン、ネオヘキサン、2.3−ジメチルブタン、2−
メチルヘキサン、3−エチルペンタン、2.2−’;メ
チルペンタン、2.4−ジメチルペンタン、3.3−ジ
メチルペンタン、トリブタン、2−メチルへブタン、3
−メチルへブタン、2.2−ジメチルヘキサン、2,2
.5−ジメチルヘキサン、2,2.3−1−リメチルペ
ンクン、2.2.4−トリメチルペンタン、2.3.3
−トリメチルペンタン、2.3.4−トリメチルペンタ
ン、イソナノン等のイソパラフィン等が用いられる。
不飽和炭化水素としては、例えば、エチレン、プロピレ
ン、インブチレン、■−ブテン、2−ブテン、l−ペン
テン、2−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、3−メ
チル−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、l−ヘキ
セン、テトラメチルエチレン、l−ヘプテン、l−オク
テン、1−ノネン、■−デセン等のオレフィン、並びに
、アレン、メチルアレン、ブタジェン、ペンタジェン、
ヘキサジエン、シクロペンタジェン等のジオレフィン、
並びに、オシメン、アロオシメン、ミルセン、ヘキサト
リエン等のトリオレフイン、並びに、アセチレン、メチ
ルアセチレン、l−ブチン、2−ブチン、1−ペンチン
、l−ヘキシン、1−ヘプチン、l−オクチン、l−ノ
ニン、l−r”シン等が用いられる。
脂環式炭素水素としては、例えば、シクロプロパン、シ
クロブタン、シクロペンクン、シクロヘキサン、シクロ
ヘプタン、シクロオクタン、シクロノナン、シクロデカ
ン、シクロウンデカン、シクロドデカン、シクロトリデ
カン、シクロテトラデカン、シクロペンタデカン、シク
ロヘキサデカン等のシクロパラフィン並びに、シクロプ
ロペン、シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセ
ン、シクロヘプテン、シクロオクテン、シクロノネン、
シクロデセン等のシクロオレフィン並びに、リモネン、
テルビルン、フエランドレン、シルベストレン、ツエン
、カレン、ピネン、ポルニレン、カンフエン、フェンチ
ェン、シクロウンデカン、トリシクレン、ビサポレン、
ジンギベレン、クルクメン、フムレン、カジネンセスキ
ベニヘン、セリネン、カリオフィレン、サンタレン、セ
ドレン、カンホレン、フィロクラデン、ホトカルプレン
、ミレン等のテルペン、並びに、ステロイド等が用いら
れる。
芳香族炭化水素としては、例えば、ベンゼン、トルエン
、キシレン、ヘミメリテン、プソイドクメン、メシチレ
ン、フレニテン、イソジュレン、ジュレン、ペンタメチ
ルベンゼン、ヘキサメチルベンゼン、エチルベンゼン、
プロピルベンゼン、クメン、スチレン、ビフェニル、テ
ルフェニル、ジフェニルメタン、トリフェニルメタン、
ジベンジル、スチルベン、インデン、ナフタリン、テト
ラリン、アントラセン、フェナントレン等を用いられる
本発明に使用する炭化水素は、常温常圧において必ずし
も気相である必要はなく、加熱或は減圧により溶融、蒸
発、昇華等を経て気化しうるものであれば、液相でも固
相でも使用可能である。
また、上記炭化水素に加えてキャリアがスを用いてもよ
い。キャリアガスとしては、H2,Ar。
Ne%He等が適当である。
本発明に於ける原料気体からa−C膜を形成する過程と
しては、原料気体が、直流、低周波、高周波、或はマイ
クロ波等を用いたプラズマ法により生成されるプラズマ
状態を経て形成される方法が最も好ましいが、その他に
も、イオン化蒸着法、イオンビーム蒸着法等のイオン状
態を経て形成する方法、減圧CVD法、真空蒸着法、或
いはスパッタリング法、光CVD法等の中性粒子から形
成する方法、又はこれらの組み合わせにより形成されて
もよい。
本発明におけるa−C膜中に含まれる水素原子の量は、
成膜装置の形態並びに成膜時の条件により変化させる事
が可能であり、水素量を低くするには、例えば、基板温
度を高くする。圧力を低くする、原料炭化水素ガスの希
釈率を低くする、印加電力を高くする。交番電界の周波
数を低くする、交番電界に重畳せしめた直流電界強度を
高くする、等の手段により制御する事が可能であり、本
発明の効果を妨げない範囲であれば、適宜選定可能であ
る。
具体的には、水素原子は全構成原子に対して0゜1〜6
7 aLomic%、好ましくは20〜60 atom
ic%含有させる。O、l atomic%より少ない
と、脆性が高くなり、わずかの衝撃でa−C膜が欠は易
くなる。67atomic%より多いと、皮膜性が悪く
なると共に、a−C膜の硬度が低くなり、耐久性に乏し
くなる。
本発明によるa−CTflXの構造および膜中の炭素原
子、水素原子の量は、元素分析の常法、例えば有機元素
分析、オージェ分析、赤外吸収スペクトル分析、X線回
折、’H−NMR1あるい113C−NMR等を用いる
事によって知る事が可能である。
本発明のa−C膜はO,1μmないし500pm。
好ましくは5μmないし100μm程度の薄層で充分な
分離性能を分離爪に付与する事ができる。
0.1μmより薄いと充分な耐久性を確保する事が難か
しくなり、500μmより厚いと、分離爪先端に精度よ
(a−C膜を形成することが困難となり、好ましくない
a−C膜の膜厚は、a−C膜によって被覆される基体の
材質、形状等により適宜選択すればよいが、一般に低硬
度の基体を用いる場合には、a−C膜も厚目に付ける事
が好ましい。
例えば、ステンレス鋼や強化ガラス等の表面硬度が高い
基体を使用する場合には0.1〜20μm程度の膜厚を
、樹脂やゴム材等の表面硬度が低い基体を使用する場合
には5〜500μm程度の膜厚を、採用するようにすれ
ば、特に好ましい。
本発明のa−C膜中には、被分離体との滑り性の改善、
あるいは、被分離体との接触による摩擦帯電極性を負側
にシフトさせる制御を行なうために、弗素原子を添加し
てもよい。
a−C膜中に弗素原子を導入するには、前記炭化水素系
ガスに弗素化合物を混合したガスを原料ガスとして用い
、プラズマ反応を行なえばよい。
この弗素化合物における相状態は常温常圧において必ず
しも気相である必要はなく、加熱或は減圧等により溶融
、蒸発、昇華等を経て気化しうるものであれば、液相で
も固相でも使用可能である。
弗素化合物としては、例えば、弗素、弗化水素、弗化塩
素、弗化臭素、弗化沃素、弗化硫黄、弗化酸素、弗化砒
素、弗化硼素、弗化珪素、弗化水素アンモニウム、弗化
水素カリウム、弗化スルフリル、弗化セレン、弗化チオ
ニル、弗化チオホスホリル、弗化窒素、弗化テルル、弗
化ニオブ、弗化ニトリル、弗化ニトロシル、弗化シアン
、弗化ホスホリル、等の無機化合物、あるいは、弗化メ
チル、弗化エチル、弗化プロピル、弗化ブチル、弗化ア
ミル、弗化ヘキシル、弗化ヘプチル、弗化オクチル、弗
化ノニル、弗化デシル、弗化エチレン、弗化ブチレン、
弗化ブタジェン、弗化アセチル、弗化ビニリデン、フル
オロベンゼン、フルオロスチレン、フルオロホルム、弗
化オキサリル、弗化カルボニル、弗化エチリデン、弗化
アリル、弗化クロミル、弗化シアン等の有機化合物が用
いられス また、本発明のa−C膜中には(被分離体との接触によ
る摩擦帯電性を低下させる必要があるシステムに用いる
場合において)金属原子を添加して導電性付与もしくは
低抵抗化を図ってもよい。
a −C膜中に金属原子を添加するには前記炭化水素ガ
スに含金属モノマーガスを混合したガスを原料ガスとし
て用い、プラズマ反応を行えばよい。
この含金属モノマーにおける相状態は、常温常圧におい
て必ずしも気相である必要はなく、加熱あるいは減圧等
により、溶融、蒸発、昇華等をへて気化しうるものであ
れば気相でも固相でも使用可能である。
このようなモノマーとしては AQ:AQCOi−C3H7)3、(CH,)sA12
、(CzHa)iAL(+  C4Hs)sAQsAQ
CQ 3Ba:Ba(OCzHs)x Ca xCa(OCzHs)3 F e :F e(O1−C3H7)3、(C2Hs)
zFelFe(CO)。
Ga:Ga(O1−C3Hy)s、(CH3)1Gas
(C2H5)3Ga% GaCQI、GaBr3Ge:
GeH,、GeCQ、、G e (OC2H6)4、G
 e (C2H1)4 Hf :Hf (Oi  C3H2)4I n: [n
(Oi−C,H,)、、(C2H6)21 nK  :
KOi −C,H。
Li:Li0i −C,H。
L a :L a(Oi −C,H,)4Mg:Mg(
OCzHs)x、(CzHs)zMgNa:NaOr 
−C,H。
N b :N b (OCzH5)s S b :S b(OCzHs)x、5bCc3、Sb
H。
S r:s r(OCHx)z T i :T i(Oi−C,H7)、、Ti (OC
4HS)4、TiCl2゜ Si:SiHい 5i2H,、(C2H6)!S i 
H。
SiF、、S i H,CQ、、5iC(2,、Si(
OCH3)い S 1(OC,H8)4 Ta:Ta(OCzHs)s V  :VO(OC2Hs)s、VO(Ot  C4H
I)3Y  :Y(Oi  C3H7)3 Z n : Z n (OC2Hs)z、(CHs)x
Z ns (C!Hs)iZn Z r :Z r(Oi −C3H7)4S n :(
OH3)4S n、 (C2H4)4S n%S n 
CQ。
Cd :(CH3)2Cd Co :Co z(C0)s Cr:Cr(Co)i M n :M n !(CO)+。
Mo:Mo(Co)a、M o F @、MOC12゜
W  :W(Co)、、WCa、、WF。
等が用いられる。また、この他にビニル金属モノマー類
や金属フタロシアニン等も使用できる。
この他にも、a−C膜の経時安定性を増すために酸素原
子あるいは窒素原子、また、摩擦帯電極性を制御するた
めに、周期律表第■族、■族、V族原子等を、本発明a
−c膜中に添加してもよい。
また、分離爪基体がa−C膜と特に接着性の悪い材料で
あったり、処理が戊されたものであるような場合には、
a−C膜形成前に基体上に下引き層を設けてもよい。
そのような下引き層としては、a−C膜と同様にプラズ
マ反応により成膜可能なa−3i:C:Hsa−3i:
H,a−Ge:H%a−N:B:H%a−c:A(2:
H等の材料を用いる事ができる。
また、上記のようにしてa−C膜によって分離爪を構成
する場合、第1図に示すように、くさび状になった分離
爪(1)全体をa−C膜で被覆する他、第2図に示すよ
うに、感光体、中間転写体、定着ローラ等の被分離体の
表面に接触させる先端部(l a)のみをa−C膜で被
覆し、その他の部分(1b)を金属や合成樹脂等で形成
することも可能である。
そして、このようにして構成した分離爪を感光体に接触
させるにあたっては、第3図に示すように、分離爪(1
)を上記第1図に示すようなくさび状に形成し、この分
離爪(1)の先端を感光体(2)の表面(2a)に接触
させるようにする他、第4図に示すように、分離爪(1
)の先端より少しずれた位置に膨出した腹部(1c)を
形成し、この腹部(lC)を感光体(2)の表面(2a
)に接触させるようにした腹当て型のものであってもよ
い。なお、この腹当て型の分離爪(1)においては、転
写紙の分離を確実に行うため、この分離爪(1)の先端
と感光体(2)表面(2a)との間隔(d)を、分離さ
せる転写紙の厚みの半分以下にすることが好ましい。
また、このような分離爪(1)を感光体(2)の表面(
2a)に接触させ、転写紙を分離させるにあたって、分
離爪(1)を一定の位置で常時感光体(2)の表面(2
a)に接触させるようにすると、鋭敏な感光体(2)に
おいては、接触メモリーが発生することもあるため、転
写紙を感光体(2)に通紙させるタイミングと同期させ
て、分離爪(1)を感光体(2)の表面(2a)に接触
させるようにしたり、分離爪(1)を感光体(2)の軸
方向に揺動させるようにすることが好ましい。
また、このような分離爪を定着ローラに設ける場合には
、通常、第6図に示す一対の定着ローラ(11)、(1
2)の内、上のローラ(11)の表面に分離爪(1)を
接触させるようにするが、最近において普及が著しい転
写紙の両面に画像を形成できるようになった複写機等に
おいては、転写紙が下側にも巻き付き易くなるため、同
図に示すように、下のローラ(12)にも上記のような
分離爪(1)を設けることが好ましい。
第7図は本発明に係わるa−C膜の製造装置例を示し、
図中、(701)〜(706)は常温において気相状態
にある原料化合物及びキャリアガスを密封した第1乃至
第6タンクで、各々のタンクは第1乃至第6調節弁(7
07)〜(712)と第1乃至第6流量制御器(713
)〜(718)に接続されている。図中、(719)〜
(721)は常温において液相または固相状態にある原
料化合物を封入した第1乃至第3容器で、各々の容器は
気化のため第1乃至第3加熱器(722)〜(724)
により与熱可能であり、さらに各々の容器は第7乃至第
9調節弁(725)〜(727)と第7乃至第9流量制
御器(728)〜(730)に接続されている。これら
のガスは混合器(731)で混合された後、主管(73
2)を介して反応室(733)に送り込まれる。
途中の配管は、常温において液相または固相状態にあっ
た原料化合物を気化したガスが、途中で凝結しないよう
に、適宜配置された配置加熱器(734)により、与熱
可能とされている。反応室内には接地電極(735)と
電力印加電極(736)が対向して設置され、各々の電
極は電極加熱器(737)により与熱可能とされている
。電力印加電極(736)には、高周波電力用整合器(
738)を介して高周波電源(739)、低周波電力用
整合器(740)を介して低周波電源(741)、ロー
パスフィルタ(742)を介して直流電源(743)が
接続されており、接続選択スイッチ(744)により周
波数の異なる電力が印加可能とされている。反応室(7
33)内の圧力は圧力制御弁(745)により調整可能
であり、反応室(733)内の減圧は、排気系選択弁(
746)を介して拡散ポンプ(747)、油回転ポンプ
(748)、或は、冷却除外装置(749)、メカニカ
ルブースターポンプ(747)、油回転ポンプ(748
)により行なわれる。
排ガスについては、更に適当な除外装置(753)によ
り安全無害化した後、大気中に排気される。
これら排気配管についても、常温において液相または固
相状態にあった原料化合物が気化したガスが、途中で凍
結しないように、適宜配置された配管加熱器(734)
により、与熱可能とされている。
反応室(733)も同様の理由から反応室加熱器(75
1)により与熱可能とされ、内部に配された電極上に基
体(752)が設置される。
a−C膜製造に供する反応室は、拡散ポンプにより予め
10−’乃至10一’Torr程度にまで減圧し、真空
度の確認と装置内部に吸着したガスの脱着を行なう。同
時に電極加熱器により、電極並びに電極に固定して配さ
れた基体を必要に応じ所定の温度まで昇温する。
次いで、第1乃至第6タンク及び第1乃至第3容器から
適宜原料ガスを第1乃至第9流量制御器を用いて定流量
化しながら反応室内に導入し、圧力調節弁により反応室
内を一定の減圧状態に保つ。
ガス流量が安定化した後、接続選択スイッチにより、例
えば高周波電源を選択し、電力印加電極に高周波電力を
投入する。両電極間には放電が開始され、時間と共に基
体上に固相の膜が形成される。
反応時間により膜厚を制御し、所定の膜厚に達したとこ
ろで放電を停止し、本発明によりa−C膜を得る。
次いで、第1乃至第9調節弁を閉じ、反応室内を充分に
排気する。ここで反応室内の真空を破り、反応室より本
発明によるa−C膜を被覆層として設けた分離爪を得る
以下、この発明の具体的な実施例について説明すると共
に、比較例を挙げ、この発明の実施例に係る転写紙分離
装置が優れたものであることを明らかにする。
先ず、感光体に分離爪を接触させて、転写紙を分離させ
る実施例について説明する。
実施例1 この実施例においては、a−C膜で被覆された分離爪を
、第7図に示す如き装置を用い、表(の条件でプラズマ
反応を行ない、第1図に示すような表面全体がa−C膜
で構成されたくさび状の分離爪(1)を作製した。
表1 基体材料   ポリカーボネイト (三菱瓦斯化学社製ニーピロン S−2000) ブタジェン流量   80secm 水素流量     200 secm 圧力       !、2Torr 電力周波数    150KHz 電力       200W 基体温度     50℃ 成膜時間     90分 膜厚       5μm そして、第5図に示すように、転写紙(3)を感光体(
2)に導き、転写用帯電器(4)及び分離除電器(5)
を介して、感光体(2)の表面(2a)に形成されたト
ナー像をこの転写紙(3)上に転写した後、上記分離爪
(1)の先端を感光体(2)の表面(2a)に接触させ
、トナー像が転写された転写紙(3)を、この分離爪(
1)によって感光体(2)から分離させるようにした。
実施例2〜4 表2に示す条件で分離爪を作製し、これらの分離爪(1
)の先端を感光体(2)の表面(2a)に接触させ、転
写紙(3)を感光体(2)の表面(2a)から分離させ
るようにした。
表2 実施例    23 基体材料 実施例1と同 実施例1と同原料ガス プロ
ピレン  ブタジェン 流量   200scc+n    80sec+nキ
ヤリア ヘリウム ガス流量 101005e 圧力   0.3Torr 電力周波数 13.56MNz 電力    150W 基体温度  50°C 成膜時間  100分 0secm 水素 200secm 1、QTorr 0KHz 00W 50℃ 90分 モネメタル ブタジェン 101005e 0secm 水素 1001005 e、7Torr 00KHz 00W 200°0 5分 脛優 次に、上記実施例1,2で作製した分離爪を、負帯電で
使用する有機感光体を搭載した複写機(ミノルタカメラ
社製EP490Z)に使用し、転写紙の種類、温度や湿
度の使用条件及び転写紙に付着させるトナーの比率を変
化させて耐刷試験を行い、各分離爪の性能を評価するよ
うにした。
また、実施例3および4で作製した分離爪については、
正帯電で使用するセレン砒素系感光体を搭載した複写機
(ミノルタカメラ社製EP570Z、)を使用して同様
の評価を行なった。
ここで、上記耐刷試験としては、下記のi)〜V)の各
条件の順で、合計1万枚の両面コピーを行った。
i)秤量が64g/m”の転写紙を使用し、紙面に対す
る黒の比率が6%の原稿を、温度20℃、湿度65%の
雰囲気下で4000枚両面コピーを行った。
U)秤量が64g/m”の転写紙を使用し、紙面に対す
る黒の比率が6%の原稿を、温度35°C1湿度85%
の高温・高湿の雰囲気下で1000枚両面コピーを行っ
た。
1ii)秤量が52g/m”と薄い転写紙を使用し、紙
面に対する黒の比率が50%と高い原稿を・温度35℃
、湿度85%の高温・高湿の雰囲気下で500枚両面コ
ピーを行った。
■)秤量が104g/m2の厚い転写紙を使用し、紙面
に対する黒の比率が50%と高い原稿を、温度35°C
1湿度85%の高温・高湿の雰囲気下で500枚両面コ
ピーを行った。
■)秤量が64g/m”の転写紙を使用し、紙面に対す
る黒の比率が50%と高い原稿を、温度35°C1湿度
85%の高温・高湿の雰囲気下で4000枚両面コピー
を行った。
このような耐刷試験において、上記実施例1〜4の各分
離爪を用いた場合には、転写紙の分離不良は全くなく、
各分離爪のトナーの付着も認められず、画像に黒点状の
ノイズが発生することはなかった。
また、感光体においても、白筋状のノイズや黒筋状のノ
イズが発生するような傷は認められなかっIこ。
比較例1 次に、実施例1のものと比較するため、比較例1として
、実施例1のものと同形状の分離爪を、三菱瓦斯化学社
製のポリカーボネイト樹脂(ニーピロン5−2000)
で作製し、これを上記の各実施例のものと同様に、負帯
電の有機感光体を搭載した複写機に使用し、同様の耐刷
試験を行った。
この結果、この比較例1のものにおいては、上記I)の
試験で、500枚目のコピーした時点から、分離爪に付
着したトナーが転写紙上に脱落し、転写紙の画像上に黒
点状のノイズが発生し、さらに、1ii)の試験で10
0枚目の両面コピーを行った時点、すなわち最初からは
5100枚目の両面コピーを行った時点で、その分離爪
に付着したトナーの固着に基づく、転写紙の分離不良が
発生しt二。
比較例2 次に、実施例4のものと比較するため、比較例2として
、実施例4でa−C膜を設けない基体、即ち、ニッケル
と銅の合金であるモネルメタルをグライダ−加工し、上
記実施例1の分離爪と同形状の分離爪を作製し、このモ
ネルタイル製の分離爪を、上記セレン砒素感光体を搭載
した複写機において使用し、同様のi)〜V)の耐刷試
験を行った。
この結果、この比較例2においては、セレン砒素感光体
のように表面が硬い感光体であっても、i)における3
 、00枚目の両面コピーを行った時点から、感光体上
に筋状の傷が入り、画像に白筋状のノイズが発生した。
これらの結果より明らかなように、a−C膜で構成しt
:分離爪を用いた各実施例のものは、ポリカーボネイト
で構成した分離爪を用いた比較例1のものや、モネルタ
イル製の分離爪を用いた比較例2のものに比べ、感光体
から転写紙を分離させるのに好適に使用できるものであ
った。
次に、分離爪を定着ローラに接触させて、定着ローラか
ら転写紙を分離させる実施例について説明する。
実施例5〜6 表3に示す条件で分離爪を作製した。
表3 実施例 基体材料 キャリア ガス流量 圧力 電力周波数 電力 基体温度 成膜時間 膜厚 ポリアミドイミド 水素 1001005 e、2Torr 1MNz oow 200’0 100分 5μm ス テンレス 水素 200secm 1、QTorr 0KHz sow 250℃ 5分 O.1μm そして、上記のようにして作製した分離爪を市販の複写
機(実施例5についてはミノルタカメラ社製EP490
Z、実施例6については、ミノルタカメラ社製EP57
0Z) において使用し、第6図に示すように、転写紙にトナー
像を定着させる定着部(lO)に設けられた上下一対の
各定着ローラ(11)、(12)の表面に上記分離爪(
1)の先端を接触させ、トナー像が定着された転写紙を
、この分離爪(1)によって定着ローラ(l l)、(
12)から分離させて搬送ローラ(13)、(14)に
送るようにした。
ここで、これらの実施例のものにおいては、上記一対の
定着ローラ(l l)、(12)として、上のローラ(
11)に、円筒状のアルミニウム管の表面を厚み0.3
mmのテフロンフィルムで被覆したローラを用いる一方
、下のローラ(12)に、円筒状のアルミニウム管の表
面を厚み5mmのシリコン系ゴムで被覆したローラを用
いるようにした。
そして、上記下のローラ(12)を、スプリング(i5
)によって上のローラ(11)に圧接させ、この両定着
ローラ(l l)、(+ 2)間において、転写紙に適
切な熱と圧力を加え、転写紙にトナー像を定着させ、上
記分離爪(1)によって、この転写紙を定着ローラ(1
1)、(12)から分離させるようにした。
次に、転写紙の種類、温度や湿度の使用条件及び転写紙
に付着させるトナーの比率を変化させ、上記のようにし
て転写紙を分離爪によって定着ローラから分離させるよ
うにして耐刷試験を行い、この分離爪の分離性能を評価
した。
ここで、上記耐刷試験としては、下記のム)〜V)の各
条件の順で、合計10万枚の両面コピーを行った。
i)秤量が64g/m”の転写紙を使用し、紙面に対す
る黒の比率が6%の原稿を、温度20°C1湿度65%
の雰囲気下で4万枚両面コピーを行った。
i)秤量が64g/m”の転写紙を使用し、紙面に対す
る黒の比率が6%の原稿を、温度35°C1湿度85%
の高温・高湿の雰囲気下でl方杖両面コピーを行った。
ii)秤量が52g/m2と薄い転写紙を使用し、紙面
に対する黒の比率が50%と高い原稿を、温度35°C
1湿度85%の高温・高湿の雰囲気下で5千枚両面コピ
ーを行った。
iv)秤量が104 g/m2の厚い転写紙を使用し、
紙面に対する黒の比率が50%と高い原稿を、温度35
°C1湿度85%の高温・高湿の雰囲気下で5千枚両面
コピーを行った。
■)秤量が64g/m”の転写紙を使用し、紙面に対す
る黒の比率が50%と高い原稿を、温度35°C1湿度
85%の高温・高湿の雰囲気下で4万枚両面コピーを行
った。
この結果、上記分離爪を用いたこの実施例のものにおい
ては、10万枚の両面コピー中において、転写紙の分離
不良は全く発生せず、分離爪へのトナーの付着も認めら
れず、画像に黒点状のノイズが発生することはなかった
また、分離爪の摩耗もなく、これに基づく転写紙の分離
不良が発生せず、さらに定着ローラ上に傷が入ったりす
るということがなく、定着不良も全く発生しなかった。
比較例3 この比較例においては、分離爪として、実施例5の基体
と同一のもの、即ち下記の構造式[I]に示すポリアミ
ドイミド樹脂で成形したものをグラインダを用いて研磨
加工し、その先端部を手仕上げて所定の形状に形成した
ものを用いるようにしlこ。
■ 比較例4 この比較例においては、実施例6の基体と同一のもの、
即ち、ステンレス製の分離爪をグラインダを用いて研磨
加工し、その先端部を手仕上げで所定の形状に形成した
ものを用いるようにした。
比較例5 この比較例において、上記比較例4で作製したステンレ
ス製の分離爪の表面を、ふっ素樹脂でコートし、さらに
これを焼きつけて、分離爪の表面が厚み200μmのふ
っ素樹脂でコートされた分離爪を用いるようにし、先端
部は手仕上げで所定の形状に形成するようにした。
そして、上記比較例3〜5に示す分離爪を、前記実施例
5のものと同様にして複写機に使用し、上記i)〜V)
の各条件の順で耐刷試験を行い、各比較例における分離
爪の分離性能を評価した。
この結果、比較例3の分離爪を用いたものにおいては、
上記耐刷試験i)の段階で、約3万5千枚目をコピーし
た時点から、上方の定着ローラ側に設けt;分離爪にト
ナー融着が発生し、この融着したトナーによって分離爪
先端部における形状が変化し、転写紙の分離不良が発生
した。さらに、上記分離爪に融着するトナーを適宜清掃
し、これを除去しなから耐刷試験を続行したところ、耐
刷試験V)の段階で、約5千枚コピーを行った時点、す
なわち最初からは約6万5千枚コピーを行った時点から
、下方の定着ローラ側に設けた分離爪にトナー融着が発
生し、これに基づく転写紙の分離不良が発生するように
なった。
また、比較例4の分離爪を用いたものにおいては、上記
耐刷試験ii)の段階で、約3千枚目をコピーした時点
、すなわち最初から約5万3千枚のコピーを行った時点
から、上方の定着ローラ側に設けた分離爪に接するロー
ラ表面が摩耗し、この摩耗部に対応した画像部に定着不
良が発生し、また分離爪へのトナーの融着も観察された
また、比較例5の分離爪を用いたものにおいては、上記
耐刷試験の段階で、約1万枚目をコピーした時点から、
上下の両定着ローラに設けた両分離爪において、その表
面にコートしたふっ素樹脂が摩耗し、これによる分離爪
先端部の形状変化によって、転写紙の分離不良が発生し
た。
これらの結果より明らかなように、a−C膜で構成した
分離爪を用いた実施例5〜6のものは、上記比較例3〜
5の各分離爪を用いたものに比べ、転写紙を定着ローラ
から分離させるのに好適に使用できるものであった。
発明の効果 本発明は転写紙分離装置において感光体、定着ローラ、
多色現像の際に用いる中間転写体等の被分離体に接触さ
せて、転写紙をこれらの被分離体から分離させる分離爪
において、少なくともこれらの被分離体と接する接触部
をa−C膜で構成することにより、従来のように、感光
体や定着ローラの表面が分離爪によって傷ついたりする
ことがなく、画像上に白筋状のノイズや黒筋状のノイズ
が発生したり、転写紙におけるトナー像の定着不良が生
じたりすることもなくなった。
また、本発明において用いたa−C#!Xで構成された
分離爪は、耐久性がよく、またトナーの付着がないため
、従来のように、分離爪に付着したトナーが転写紙上に
落ちて画像に黒点状にノイズが発生するということがな
くなると共に、分離爪に付着しI;トナーが感光体との
摩擦熱や定着ローラの熱によって分離爪に融着し、感光
体や定着ローラに対する分離爪の正常な接触が妨げられ
るということもなく、これに基づく転写紙の分離不良も
発生しなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において用いる分離爪の一例を示す斜視
図、第2図は本発明において使用する分離爪の変更例を
示す斜視図、第3図は本発明において分離爪の先端部分
を感光体に接触させる状態を示す側面図、第4図は本発
明において分離爪の腹部を感光体表面に接触させる状態
を示す側面図、第5図は分離爪を感光体に接触させて感
光体から転写紙を分離させる状態を示す概略断面図、第
6図は分離爪を上下一対の定着ローラに接触させて定着
ローラから転写紙を分離させる状態を示す概略断面図で
ある。第7図は、非晶質炭素膜の製造装置例の概略構成
例を示す図である。 (1)・・・分離爪、(2)・・・感光体、(3)・・
・転写紙、(11)、(12)・・・定着ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被分離体から転写紙を分離爪によって分離させる転
    写紙分離装置において、少なくとも上記分離爪が被分離
    体に接する接触部を非晶質炭素膜で構成したことを特徴
    とする転写紙分離装置。
JP1204139A 1989-01-09 1989-08-04 転写紙分離装置 Pending JPH0365972A (ja)

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