JPH0365863A - 光走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電気信号に従い中間調を含む記録などを行な
うのに適した光走査装置に関する。

［従来の技術］ 従来、光走査記録装＠４こおいて、中間調を表現する場
合には、光源から感光体に至る光路中に単一の光量制御
部材を配置し、この光量制御部材を制御することによっ
て光束の光量すなわち光ビームの強度を制御し、感光体
上の光ビームスポットの強度を制御している［発明が解
決しようとする課題］ しかし乍ら、上記従来例では、光路の一部に設けられた
単一の光量制御部材を制御して光ビームの強度を制御す
る為、下記の様な欠点があった。

（１）光量制御部材の光量制御能力に応じて光ビームの
強度が制御される為、多段階に強度を制御するには単一
の光量制御部材が多段階に光量を制御できる必要があっ
た。

（２）光ビームは一様分布で、ある為に、光ビームの中
で、その切断面において２次元的な情報を持たせること
は不可能であった。

従って、本発明の目的は、上記課題に鑑み、単一の光量
制御部が複数集まった形態の光量制御手段を設けること
により各光量制御部の制御能力を超えて多彩な強度変調
を可能ならしめた光走査装置を提供することにある。

［課題を解決する為の手段］ 上記目的を達成する本発明では、半導体レーザーなどの
光源からの光束を記録体などの被照射媒体上に走査する
光走査装置において、信号に従い透過光の光量を制御す
る光量制御部である窓を複数２次元的に配列して構成さ
れた光量制御手段が設けられ、この光量制御手段を通過
した光束を被照射媒体上に走査する。

上記光量制御手段の容態は、例えば、電気信号に従い制
御される液晶セルから成ったり、また、光量制御手段の
位置と被照射媒体上とは光学系により共役な関係に置か
れたりする。

［作用］ 上記の如き構成を有する本発明では、光路中に配置され
る光量制御手段を、単一の部分から構成することなく多
数の窓（光量制御部）を２次元的に配列して構成して、
容態を独立的に制御可能としているので、光量制御能力
は単一の光量制御手段と比して格段に多彩となり、豊か
な中間調出力などが可能となる［実施例］ 第１図は本発明の第１実施例を示す、同図において、１
は光源である半導体レーザー２はコリメータレンズ、３
は光量制御手段である２次元記録ヘッド、４は補正のた
めのシリンドリカルレンズ、５は光偏向器であるポリゴ
ンミラー、６はｆ・０機能（光学系の焦点距離をｆ、入
射角度なθとしたとき、理想像高がｆ・θで与えられる
機能）を有するｆ・θレンズ、７は被照射媒体である記
録感光体、８は結像走査光学系の光軸、９は２次元ｇｉ
１２録ヘッド３を制御する為の制御装置、１０は記録デ
ータ処理装置である。

第２図は２次元記録ヘッド３を正面から見た詳細図であ
り、同図において、１２は多数の液晶セル（を界を加え
ることで液晶の配向の方向が変えられ、屈折率や光の透
過度が変化することで光変調を行なう）が２次元的に配
列されて構成された液晶セルアレイ、１３は各液晶セル
の駆動回路、１４は配線部、１５は２次元記録ヘッド３
の基板である。

以上の構成において、半導体レーザー１から射出された
光束はコリメータレンズ２を通過することで平行光とさ
れ、２次元記録ヘッド３に入射する。２次元記録ヘッド
３は、記録データ処理装置１０から出力されるデータを
基に、制御装置９により制御され、２次元に配列された
各液晶セルすなわち容態の透過光量が独立に変化する。

この為、２次元記録ヘッド３に入射した平行ビームは、
記録データ処理装置１０の記録データに基づいて、その
全光量が制御される。

２次元記録ヘッド３を出た光束はシリンドリカルレンズ
４を通ってポリゴンミラー５に入射し、ここで偏向され
、ｆ・θレンズ６を通過して記録体７上に走査露光され
る。こうして、記録体７上に、記録データ処理装置１０
の記録データに基づいて中間調画像の記録が行なわれる
。

ところで、２次元記録ヘッド３は１例えば、第３図に示
す様に、記録データに基づいて１〜１００で示す如き多
彩な濃度マトリックスパターンを示す様に動作される。

ここで、ハツチングが引かれた液晶セルないし窓の光透
過率は、白ヌキの窓の光透過率より大幅に小さい（或は
実質的にゼ０）ことを示す。

第４図は本発明の第２実施例を示す。第４図において、
第１図のシリンドリカルレンズ４とｆ・θレンズ６を除
いて、構成は第１図の第１実施例と同じである。

第２実施例では、シリンドリカルレンズ１６とｆ・θレ
ンズ１７が、記録体７上と２次元記録ヘッド３の位置が
共役な関係になる様に設計されている。

従って、第２実施例では、前述の第１実施例とは異なり
、２次元記録ヘッド３上の第３図に示す如き２次元情報
が記録体７上で保存される。よって、第３図に示される
濃度マトリックスが記録体７上にそのままの形態で走査
露光され記録される。

上記実施例では、２次元記録ヘッドの容態は液晶セルで
構成されていたが、その他電気光学結晶等の、印加電圧
を変化させることで光学的性質を変えられる材質で構成
しても良い。

また、結像走査光学系も上記の例はあくまで例示であり
、その他の形態も用途に応じて使用しつる。

［発明の効果］ 以上説明した様に、本発明・の構成によれば、電気信号
などに従い透過光の光量等を制御する窓を２次元的に配
置した光量制御手段が設けられ、この光量制御手段を通
過した光束を被照射体上に走査することにより、上記容
態の光量制御能力を超えた多彩な光量制御が可能となり
、豊かな中間調出力等が実現できる。

更には、光量制御手段上の２次元記録情報を保持したま
ま光束を被照射体上に走査露光することも出来るので、
光ビームスポットの大きさの限界を超えて精細な記録密
度で記録を行なうことも可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の構成図、第２図は第１実
施例に用いられる２次元記録ヘッドを示す図、第３図は
２次元記録ヘッドの動作の例を示す図、第４図は本発明
の第２実施例の構成図である。 １・・・・・半導体レーザー、２・・・・・コリメータ
レンズ、３・・・、・・２次元記録ヘッド、４．１６・
・・・・シリンドリカルレンズ１６・・・・・ポリゴン
ミラー、６．１７・・・・・ｆ・θレンズ、７・・・・
記録体、８・・・・・光軸、９・・・・・２次元記録ヘ
ラ・ド制御装置、１０・・・・・記録データ処理装置、
１２・・・・・液晶セルアレイ、１３・・・・・駆動回
路、１４・・・・・配線部、１５・・・・・基板

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光源からの光束を被照射媒体上に走査する光走査装
   置において、信号に従い透過光の光量を制御する窓を複
   数２次元的に配列して構成された光量制御手段が設けら
   れ、該光量制御手段を通過した光束を被照射媒体上に走
   査することを特徴とする光走査装置。 ２、前記光量制御手段の各窓が電気信号に従い制御され
   る液晶セルから成る請求項１記載の光走査装置。 ３、前記光量制御手段の位置と被照射媒体上とが光学系
   により共役な関係に置かれている請求項１記載の光走査
   装置。 ４、前記光量制御手段は記録ヘッドであり、被照射媒体
   は記録体である請求項１記載の光走査装置。