JPH0365734A - 仮想計算機システムにおけるvm間通信方式 - Google Patents

仮想計算機システムにおけるvm間通信方式

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JPH0365734A
JPH0365734A JP20143789A JP20143789A JPH0365734A JP H0365734 A JPH0365734 A JP H0365734A JP 20143789 A JP20143789 A JP 20143789A JP 20143789 A JP20143789 A JP 20143789A JP H0365734 A JPH0365734 A JP H0365734A
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JP20143789A
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Kenichiro Shimokawa
健一郎 下川
Takashi Oguro
隆 大黒
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概   要] VMモニタを介して通信を行うための仮想計算機システ
ムにお番するV M (Virtual Machin
e)間通信方式に関し、 既存の○Sに手を加えることなく、O3配下で動作して
いる送信元プログラムと他VMのO3配下で動作してい
る送信先プログラム間の通信を実現すること、すなわち
、コンソール装置についてのIloを模擬することによ
り、VMモニタのエミュレーション処理を簡単に行うこ
とを目的とし、異なる仮想計算機(VM−Virtua
l Machine、以降VMと称する)間のデータの
通信をVMモニタを介して行う仮想計算機システムにお
いて、VMモニタ内にシステム内の全装置の一部をVM
間通信用の装置として定義する第1の仮想I/O装置設
置手段と、メツセージを送信する送信元プログラム及び
メツセージを受信する送信先プログラムを制御するオペ
レーティングシステムの領域に定義される第2.第3の
仮想I/O装置設置手段とを具備し、前記送信元プログ
ラムから送信先プログラムにメツセージを送信するため
にI/O命令が発行されたときには、前記VMモニタが
前記第1の仮想I/O装置設置手段の定義体を参照し、
その指定I/O装置は、VM間通信用として定義されて
いるI/O装置であることを判定すれば、送信先プログ
ラムの存在するオペレーティングシステムにATTEN
T ION割り込みである旨のI/O割り込みを行い、
メツセージが送られてきたことを認識した送信先プログ
ラムからメツセージ読み込みノタメのI/O命令が発行
されたら既にVMモニタ内に前記第1と第2の仮想I/
O装置設置手段を介して複写していた送信元プログラム
がメツセージ送信時に指定したメツセージ内容を送信先
プログラムが指定したVM2内のメモリに複写する制御
を前記第1と第3の仮想I/O装置設置手段を介して行
うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、仮想計算機システムにおける異なるVM間の
送信元プログラムと送信先プログラム間の通信を実現す
るための方式に係り、さらに詳しくは、VMモニタを介
して通信を行うための仮想計算機システムにおけるVM
 (Virtual Machine)間通信方式に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の仮想計算機システムにおけるVM間通信
方式では、共用D A S D (Dynamic A
cceStorage Device)等のデバイスを
用いて、これを通信のための新しい資源としてVM間の
通信を行っていた。或いは専用のデバイスとしては、F
SI (Fujitsu Subsystem Int
erface )或いはCTCA (Channel−
To−Channel Adapter)等がある。
共用DASDを用いてVM間通信を行うとDASDのア
クセス処理時間を要する。ランダムなアクセスファイル
装置には、例えば、磁気ディスク装置がある。この装置
に対する入出力命令は複数のディスクからなる磁気ディ
スク装置の場合には、磁気ヘッドを目的とするシリンダ
へ移動するシークと、指定トラック、指定セクタの読み
出し或いは書き込みの動作を行う必要がある。従って、
DASDへのIloのために処理時間はかなりかがる。
そこで、仮想計算機システムでは、D、ASDへのI/
O命令が伴わない様に、DASDへのアクセスを仮想計
算機モニタ(VMモニタ)でシミュレーションし、実ハ
ードウェアにはアクセスせず、主記憶上のVMモニタを
介して通信する。例えば、送信元プログラムからこのV
M間通信を行うとき、共用DASDへWRITE要求を
行うと、VMモニタがVMモニタ上にそのデータを一度
蓄積する。そして送信先VMで動作中のプログラムがア
クセスし、READ要求を出した時点でメモリ上に蓄積
されたそのデータを送信先プログラムの存在するVMの
メモリ内に転送する。
第5図は従来の仮想DASDを用いたVM間通信を行う
ときの処理の機能ブロック図である。
図中、左側が送信元プログラムの存在するVM室空間V
MI)で、右側は送信先プログラムの存在するVM室空
間VM2)で、各空間上のプログラムのフローに対応し
ている。VMI内のプログラムは他VMに対して排他制
御を行うため、デバイス専有用のデバイスリザーブコマ
ンドを実行する。そして、そのときにVMモニタはリザ
ーブコマンドがそのデバイスに発行されたことを記憶し
、他VMからのアクセスを禁止状態にする。VMI内の
プログラムは、メツセージを送信するために、メツセー
ジを書いた旨の表示データを書き込む。
このとき表示データ内には自分の識別子、送信先の識別
子、データを送信したことの表示を行う。
メツセージ本体には、送信したいメツセージが書き込ま
れる。VMI側でまずO31が機番020は共用DAS
Dであることことを定義する。VM2側のO32も同様
に行う。そして、VMモニタ領域の■において機番02
0は仮想DASDであるということを定義する。プログ
ラム1は、■において、■のメツセージを指定してので
定義された機番020に対しI/O要求、すなわちWR
ITE要求を行う。■において、共用DASDとして定
義されているので、○S1は、DASDのI/O命令で
あるRESERVEコマンドを発行しさらに送信メツセ
ージを同じ(I/O命令であるWRITEコマンドを用
いて書き込む。■において、VMモニタは、仮想DAS
Dとして定義されているので、指定されたDASD内の
レコード位置を計算し、メモリ上の対応する位置に識別
子とメツセージ本体を記憶する。■において、○S2は
、定期的に送られているメツセージがないかどうかを通
信識別子を読み込み判定する。このとき、共用DASD
であるので、先にI/O命令であるRESERVEコマ
ンドを用いて装置を専有してから処理する。[相]にお
いて、VMモニタは、指定された位置のデータをVMZ
内の指定領域に複写する。■において、プログラム2は
、メツセージが送られてきたという識別子があれば、メ
ツセージ本体を読み込むためI/O命令すなわちREA
D命令を実行する。@において、O32は、共用DAS
Dを専有するためにI/O命令であるRESERVEコ
マンドを用いてデバイスリザーブを行った後、メツセー
ジリードを実行する。そして[相]において、VMモニ
タは、■のバッファ内容を@のバッファに複写する。
第6図はメツセージ送信時の送信元プログラムが発行し
たI/O命令におけるVMモニタ内のシミュレート方法
の従来法の記述図である。
最初はデバイスリザーブコマンドが実行され、その後メ
ツセージ送信を示す識別子及びメツセージ本体が書き込
まれる。ステップS12において、指定された機番は仮
想DASDであるかどうかをチエツクする。もしそうで
あるならば、Sllで指定されたCCWをVMモニタ内
に読み込み、さらにステップS12において、装置は専
有化されているかどうかをチエツクする。もし専有され
ているならば、313でCCWを解析し、指定されたレ
コード位置に対応したVMモニタ内メモリにデータを記
憶する。もし装置が専有化されていないならば、NOの
方向に行って、S14でCCを1にして返答する。また
、ステップ3/Oにおいて、指定された機番が仮想DA
SDでないならば、通常のI/Oエミュレーション処理
を行う。これがメツセージ送信要求時のVMモニタ内の
処理、すなわち、WRITE要求のI/O命令に対する
処理であって、この処理時間が、送信元のVMのディス
バッチ時間となる。
第7図はVM2が発行したメツセージを読み込むための
チャネルプログラムにおけるVMモニタ内のシミュレー
ト方法である。VM2内のプログラムはメツセージが送
信されてきたかをO3内のタイマ機能、すなわち、ある
一定時間間隔で動作する機能を用いて、定期的に送信さ
れてきたメツセージがないかを調べる。このときにも、
排他処理の関係からI/O命令であるRESERVEコ
マンドを発行し、さらにREADコマンドを用いてメツ
セージがあるかの判定を行うために識別子を読み、自分
宛のメツセージがあったときにはさらにメツセージを読
み込んでくる。すなわち、READ要求のL/O命令に
対しては、VMモニタは、まずステップ316において
、指定された機番が仮想DASDであるかどうかの判定
を行い、もしそうであるならば、ステップS17におい
て、指定されたCCWをVMモニタ内にまず読み込む。
そして、ステップ31Bにおいて、装置が専有化されて
いるかどうかをチエツクし、もしYESであるならば、
319でそのCCWを解析し、指定されたレコード位置
に対応したVMモニタ内のメモリのデータをVM内の指
定され位置にデータ転送する。もしステップ518にお
いて、装置が専有化されていないならば、CCを1にし
て返答する。また、S16で指定された機番が仮想DA
SDでないならば通常のI/Oエミュレーシゴン処理を
行って終わる。このメツセージ送信要求時の処理にかか
る時間が送信先のVMのディスバッチ時間となる。
また、従来方式では、メツセージを送信したことを知ら
せるための識別子の書き込み時のチャネルプログラムは
、 ■ SEEK(VM2との間で決められたシリンダ位置
に移動) ■ SET FILE MASK  (データ書き込み
許可のため)■ 5EARCHID EQUAL  (
V M 2との間で決めたトラック、レコード位置に移
動) ■ TIC ■ WRITED(メツセージ本体の書き込み)となる
また、メツセージが送信されてきたかどうかの識別子を
読み込むときのチャネルプログラムは、一定時間間隔で
行なわれ、以下のようになる。
■ SEEK(VMIとの間で決められたシリンダ位置
に移動) ■ 5EARCHID EQLIAL  (VM 1 
ト+7)間で決めたトラック、レコード位置に移動) ■ TIC ■ READ D (識別子を読み込む。読み込み後に
送信されてきたメツセージがあるかを判定し以下のチャ
ネルプログラムを実行するかを決める) そして、送信されたメツセージを読み込むときに実行さ
れるチャネルプログラムは、 ■ 5EEK (VM 1との間で決められたシリンダ
位置に移動) ■5EARCHID EQLIAL  (VM 1との
間で決めたトラック、シリンダ位置に移動)) ■ TIC ■ READ D (メツセージ本体の読み込み)とな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来の方式では、共用DASDを用いてVM
間通信を行うことは、DASDへの■/Oのために処理
時間がかかる。さらに、これを実ハードを用いないで仮
想化すると、アクセスがあったときだけVMモニタがメ
モリ上でDASDをシミニレ−ジョンする方法となる。
そのため、VMモニタのシξニレージョン処理が複雑に
なるという問題点があった。すなわちO3配下で動作す
るプログラムは簡単にVM間通信を実現させるのが困難
であるという問題がある。I/O命令下では、共用DA
SDはすべてVMモニタのエミュレーションによって実
行されるため、VMモニタの処理が複雑化することにな
る。またFSIやCTCAなどの専用ハードウェアを用
いる方法は、ハードウェアが特殊なためいずれの装置も
高価となり、導入に支障が生じるという問題点があった
本発明は、既存のO3に手を加えることなく、O3配下
で動作している送信元プログラムと他VMのO3配下で
動作している送信先プログラム間の通信を実現すること
を目的とする。すなわち、コンソール装置についてのI
loを模擬することにより、VMモニタのエミュレーシ
ョン処理を簡単に行うことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
本発明は、異なるVM間のデータの通信をVMモニタを
介して行う仮想計算機システムに関する。
第1の仮想I/O装置設置手段1は、VMモニタ6内に
システム内の全装置の一部をVM間通信用の装置として
定義する。
第2の仮想I/O装置設置手段5.7は、メツセージを
送信する送信元プログラム2及びメツセージを受信する
送信先プログラム3を制御するオペレーションシステム
4,8の領域に定義される。
そして、前記送信元プログラム2から送信先プログラム
3にメツセージを送信するためにI/O命令が発行され
たときには、前記VMモニタ6が前記第1の仮想I/O
装置設置手段1の定義体を参照し、その指定I/O装置
は、VM間通信用として定義されているI/O装置であ
ることを判定すれば、送信先プログラム3の存在するオ
ペレーティングシステム8にATTENTION割り込
みである旨のI/O割り込みを行い、メツセージが送ら
れてきたことを認識した送信先プログラム3からメツセ
ージ読み込みのためのI/O命令が発行されたら既にV
Mモニタ6内に送信元プログラム2がメツセージ送信時
に前記第1と第2の仮想I/O装置設置手段1,5を介
して複写していた指定したメツセージ内容を送信先プロ
グラム3が指定したO8S内のメモリに複写する制御を
前記第1と第3の仮想I/O装置設置手段1.7を介し
て行う。
〔作   用〕
本発明では、VMモニタ内のI/O装置内の定義体にV
M間メツセージ通信用の仮想コンソールを定義しておく
。これにより、送信元プログラムが発行したI/O命令
のエミュレーション処理で、VMモニタがメツセージ送
信であることを認識し、送信元プログラムが指定したV
Mに対し、通常のコンソールからのI/O割り込みが発
行される。
すなわち、ATTENTION割り込みをエミュレーシ
ョンする。これにより、メツセージ送信先VM内のO3
は通常のコンソールとして、その装置を処理する。AT
TENTION割り込みを受は取った送信先プログラム
は、通常のコンソールへのREAD要求を行う。これに
より、VMモニタ内に蓄積しておいた、送信元プログラ
ムからのメツセージを送信先プログラムが指定した領域
に複写する。このことにより、メツセージ通信を実現す
る。
O5はコンソール装置(端末装置)を処理するプログラ
ムの選択を、装置管理テーブルとして管理しており、割
り込みが起きた装置のアドレスを識別する。そのため、
装置をコンソール(端末)として定義しておき、かつ装
置管理テーブルに送信先プログラムのアドレスを格納し
ておけば、O5に手を加えることなく、O3配下のプロ
グラム相互でメツセージの通信が可能となる。
〔実  施  例] 第2図はVM間のメツセージの通信を行う本発明の処理
の機能ブロック図である。
図中、/OはVMモニタ領域、11は03ISff域、
12はO32領域、13はVMI(7)プログラム1の
領域、14はVM2のプログラム2の領域である。図中
、左側が031に関するVM室空間右側は032のVM
室空間ある。メツセージ送信元のVM名をVMI、VM
I内でメツセージを送信しようとしているプログラムを
プログラム1、VMI内のO3をO31とする。また、
メツセージ送信先VM名をVM2、VM2内でメツセー
ジを受信しようとしているプログラムをプログラム2、
VM2内のO3をO32とする。本発明では、VMモニ
タ内の装置管理テーブルはシステム内の全装置に関する
属性を格納し、特に、このテーブルにはコンソール装置
機番とVM間通信装置である旨の識別子を格納する。ま
た送信先プログラムの存在するVM内のO3内の装置管
理テーブルには、通常の装置管理テーブルの形式と同様
であり、I/O装置機番が送信先プログラムのアドレス
とともに格納される。
まず、■の処理において、メツセージを送信しようとし
ているプログラム1は通常のI/O命令と同様の準備を
行い、CCWの作成を行う。そしてVM間通信用コンソ
ールとして定義されたコンソール020番に対しIlo
の要求を行う。すなわち、送信元プログラムがVM間通
信用のコンソール装置に対しI/O命令を発行するわけ
である。
すると、■の処理終了後にI/Oの管理はO3Iが行っ
ているので、正しい機番であれば、そのまま、そのI/
O命令を実行する。これが■の処理である。するとVM
モニタに割り込みが発生し、I/O命令のエミュレーシ
ョン処理でVMモニタ内の装置管理テーブルが参照され
、VM間通信用コンソール装置かどうかの判定が行われ
る。VM間通信用のコンソール装置と認識した場合には
、■のメツセージを■のVMモニタ内のバッファ領域に
複写し、そのメツセージ内に指定されている送信先のV
M名を得る。このとき通信用のコンソールでないときに
は、通常のI/O命令のエミュレーションを行うことに
なる。VMのディスパッチ処理でVM2をディスバッチ
するときには、このVMにメツセージが送られてきたこ
とを通知するため、I/Oマスクが開いていれば、コン
ソール装置からの1/O割り込みをエミュレーションす
る。これが■の処理である。すなわち、その装置がVM
間通信用のI/O装置であれば、送信元VMが指定した
メツセージをVMモニタ内に複写し、そのメツセージ内
に指定されている送信先VM名を得て、かつVMのVM
管理テーブル内にメツセージが送られてきた旨の識別子
を設定する。
VMのディスバッチ処理で送信先VMを動作させるとき
には、I/Oマスクが開いていればコンソールからの1
/O割り込みが発生したかのごとく送信先VMに対しア
テンション割り込みをかけさせる。
一方、VM2内のO3は1/O割り込み機番よりO3内
の装置管理テーブルを参照し、その装置の処理を行うプ
ログラム、すなわちプログラム2のアドレスを得る。こ
れが[相]の処理である。そして、○S2からプログラ
ム2に制御が渡ると、メツセージ通信があったことを認
識し、I/O命令の準備、すなわち、CCWの作成を行
ってVM間通信用コンソールとして定義された装置にI
/O要求する。これが■の処理である。そしてOS2経
由でVMモニタに制御が渡り、VMモニタは■の内容を
プログラム2の■のバッファ領域に複写することになる
。このように、送信先VM内のO3は、まずO3が所有
している装置管理テーブルを参照し、コンソール処理を
行うプログラムすなわち送信先プログラムのアドレスを
得るとともにこのプログラムを呼び出すことになる。そ
して送信先プログラムはメツセージが送られてきたこと
を認識すると、当該コンソール装置に対しリード要求の
I/O命令を発行するわけである。これによりVMモニ
タに制御が渡り、送信要求時にVM管理テーブルに設け
たメツセージありの識別子を参照し、メツセージがある
ことを認識する。すると送信時にVMモニタ内に複写し
ておいたメツセージをリード要求があったVM内の指定
された領域に複写し、処理をリード要求のあったVMに
戻すことになる。
以上の本発明によるVM間通信方式の処理の流れを記述
すると以下のようになる。
■機番020は実コンソール機番として定義しておく。
■同上 ■機番020はVM間通信用の仮想コンソールとして定
義しておく。
■■のメツセージを指定してので定義された機番020
に対しI/O要求(WRITE)を行う。
■通常のIloとして020の機番に対しI/O命令(
WRITE)を実行する。
■仮想コンソールとして定義されている機番に対するI
/O要求であれば、■のメツセージを■のVMモニタ内
バッファに複写する。
■VM2をディスパッチする時、そのVMに送られてき
たメツセージがあればそれを通知するためにVM2に対
し、1/O割り込み(ATTENTION)を発生させ
る。
[相]020の機番の1/O割り込みを受けたO32は
、事象を待っているプログラム2に制御を渡す。
■メツセージ通信についての割り込みであったら、その
メツセージを読み込むために、■のバッファを指定して
I/O要求(READ)を行う。
[相]■のバッファを@のバッファに複写する。
第3図は本発明のVMモニタ内の処理の機能ブロック図
である。メツセージ送信要求時の処理がWRITE要求
のI/O命令である。本発明の■Mモニタ内の処理はW
RITE要求に対して、まずステップS22において、
指定された機番はメツセージ通信用の機番であるかどう
かのチエツクを行って、もしそうであるならば、指定さ
れたメツセージをVMモニタのバッファ領域に読み込む
そうでなければ通常のI/Oエミュレーションの処理を
行って終わりとする。これが送信元のVMのディスパッ
チ時間である。一方、送信先のVMのディスバッチ時間
においては、まず、S25でVM通信のメツセージがあ
るかどうかのチエツクを行って、もしあれば、326で
VMのI/Oマスクが開いているかのチエツクを行う。
もし開いているならば、S27でO3へのIlo割り込
みエミュレーシゴン処理を行う。326でもし開いてい
なければ、割り込み保留処理となる。また、325でV
M間通信のメツセージがない場合にはこのまま通過し、
終わりとなる。
一方、メツセージ受信要求時の処理はREAD要求のI
/O命令による処理である。ステップS29において、
指定された機番がメツセージ通信用の機番であるかどう
かのチエツクを行って、もしそうであるならば、330
で送信メツセージがあるかどうかのチエツクを行い、も
しあれば、S31でそのメツセージを指定された領域に
複写する。送信メツセージでなければ、332でCCに
よりメツセージがないことを伝える。また、S29で機
番がメツセージ通信の機番でない場合には、332で通
常のI/Oエミュレーションを行って終わりとする。
本発明ではメツセージ送信時のチャネルプログラムは単
にWRITE動作であり、メ・ンセージを指定し、コン
ソールに対しメツセージをWRITEするだけである。
またメツセージを受信するときのチャネルプログラムは
READ動作であり、読み込みアドレスを指定しコンソ
ールからメ、:、セージをREADするだけとなる。
第4図(a)及び(b)はそれぞれ本発明のO3内及び
VMモニタ内の制御データの構造を示す概念図である。
本発明ではO3内の制御データはコンソール番号、処理
中表示、プログラムアドレスである。コンソール機番に
はO3内に定義されたコンソールのアドレスが格納され
、処理中表示にはI/O1行中オペレータ人力待ち等の
装置状態が格納される。また、プログラムアドレスには
コンソールからIlo割り込み発生したときに制御を渡
すO3内のプログラムのアドレスが格納される。また、
本発明では、VMモニタ内の制御データもコンソール機
番、装置識別子及び「状態」である。この場合、コンソ
ール機番にはVMモニタ内に定義されたコンソールのア
ドレスが格納される。また装置識別子にはコンソール装
置がメツセージ送信用コンソールか通常のコンソールで
あるかを示す識別子が格納される。「状態」にはVMに
送信されてきたメツセージの有無の識別子が格納される
〔発明の効果〕
本発明は、VM配下で動作するO3を改造せずに、異な
るVM配下のプログラム間のデータの受は渡しを仮想コ
ンソール上を介して可能となる。
すなわち、本発明では送信元プログラムから送信先プロ
グラムにVMモニタを介してデータを転送する場合には
、O3内には通常のコンソールとしてIloを模擬する
ことにより、VMモニタのエミュレーションを簡単化す
る。そればかりでなく、特殊の装置を一切使用せずにV
M間通信が簡単に可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明のプロセス間のメツセージの通信処理の
機能ブロック図、 第3図(a)〜(C)は本発明のVMモニタ内の処理の
機能ブロック図、 第4図(a)、(b)は本発明のO3内及びVMモニタ
内の制御データの構造を示す概念図、 第5図は従来の仮想DASDを用いたVM間通信処理の
機能ブロック図、 第6図は従来のメツセージ送信時の送信元プログラムが
作成するチャネルプログラムでのVMモニタ内エミュレ
ーションの記述図、 第7図は従来のメツセージ受信時の送信先プログラムが
作成するチャネルプログラムでのVMモニタ内のエミュ
レーション図である。 1 ・・・ 第1の仮想I/O装置設置手段、2 ・・
・ 送信元プログラム、 3 ・・・ 送信先プログラム、 4 ・・・ オペレーティングシステム、5 ・・・ 
第2の仮想I/O装置設置手段、6 ・・・ VMモニ
タ、 7 ・・・ 第3の仮想I/O装置設置手段、本焚B月
の浮大埋プロ、ツク圀 第1図 オペレーティングシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)異なる仮想計算機(VM−VirtualMach
    ine、以降VMと称する)間のデータの通信をVMモ
    ニタを介して行う仮想計算機システムにおいて、VMモ
    ニタ(6)内にシステム内の全装置の一部をVM間通信
    用の装置として定義する第1の仮想I/O装置設置手段
    (1)と、 メッセージを送信する送信元プログラム(2)及びメッ
    セージを受信する送信先プログラム(3)を制御するオ
    ペレーティングシステム(4)、(8)の領域に定義さ
    れる第2、第3の仮想I/O装置設置手段(5)、(7
    )とを具備し、 前記送信元プログラム(2)から送信先プログラム(3
    )にメッセージを送信するためにI/O命令が発行され
    たときには、前記VMモニタ(6)が前記第1の仮想I
    /O装置設置手段(1)の定義体を参照し、その指定I
    /O装置は、VM間通信用として定義されているI/O
    装置であることを判定すれば、送信先プログラム(3)
    の存在するオペレーティングシステム(8)にATTE
    NTION割り込みである旨のI/O割り込みを行い、
    メッセージが送られてきたことを認識した送信先プログ
    ラム(3)からメッセージ読み込みのためのI/O命令
    が発行されたら既にVMモニタ(6)内に前記第1と第
    2の仮想I/O装置設置手段(1)、(5)を介して複
    写していた送信元プログラム(2)がメッセージ送信時
    に指定したメッセージ内容を送信先プログラム(3)が
    指定したVM2内のメモリに複写する制御を前記第1と
    第3の仮想I/O装置設置手段(1)、(7)を介して
    行うことを特徴とする仮想計算機システムにおけるVM
    間通信方式。 2)前記第1及び第2の仮想I/O装置設置手段はコン
    ソールであることを特徴とする請求項1記載の仮想計算
    機システムにおけるVM間通信方式。 3)前記第1の仮想I/O装置設置手段(1)にはコン
    ソール装置の機番とそのコンソールがVM間通信装置で
    ある旨の識別子を格納することを特徴とする請求項1記
    載の仮想計算機システムにおけるVM間通信方式。 4)前記第3の仮想I/O装置設置手段(7)にはコン
    ソール装置の機番と送信先プログラムの存在するアドレ
    スが少なくとも格納されることを特徴とする請求項1記
    載の仮想計算機システムにおけるVM間通信方式。
JP20143789A 1989-08-04 1989-08-04 仮想計算機システムにおけるvm間通信方式 Pending JPH0365734A (ja)

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