JPH036559Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH036559Y2 JPH036559Y2 JP1984023696U JP2369684U JPH036559Y2 JP H036559 Y2 JPH036559 Y2 JP H036559Y2 JP 1984023696 U JP1984023696 U JP 1984023696U JP 2369684 U JP2369684 U JP 2369684U JP H036559 Y2 JPH036559 Y2 JP H036559Y2
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- JP
- Japan
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- canvas
- reel
- sail
- mast
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 claims description 2
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 claims description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
この考案は、船舶の帆走装置に関するものであ
る。
る。
従来、この種の考案は、特開昭57−194188号お
よび実開昭58−160896号に述べられている。
よび実開昭58−160896号に述べられている。
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術に述べられているように、特開昭57
−194188号は、帆柱を甲板上に、垂直に軸心を中
心として原動機により水平回転自在に取り付けた
ものであり、帆布の巻取り、巻出しは、自立した
帆柱を原動機で本体自身を回転させており、帆柱
が自立しているので、帆柱自身にも負担がかか
り、帆柱の直径も大きくなり、それを駆動する装
置も大がかりとなつていた。また、従来の技術の
特開昭57−194188号および実開昭58−160896号
は、帆布を旋回させるためにブームを設けてお
り、ブームの基部付近で旋回動力を与えるので、
大きなトルクを必要としていたという問題点を有
していた。 この考案は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、帆柱で帆布巻取リールを支持し、該
帆布巻取リールを減速機付電動機で駆動し、帆布
を巻取り、巻出しを行い、帆布の旋回は滑車装置
により、帆布の船尾側端部を操作し、人手も少な
く、操帆の簡単な帆走装置を提供しようとするも
のである。
−194188号は、帆柱を甲板上に、垂直に軸心を中
心として原動機により水平回転自在に取り付けた
ものであり、帆布の巻取り、巻出しは、自立した
帆柱を原動機で本体自身を回転させており、帆柱
が自立しているので、帆柱自身にも負担がかか
り、帆柱の直径も大きくなり、それを駆動する装
置も大がかりとなつていた。また、従来の技術の
特開昭57−194188号および実開昭58−160896号
は、帆布を旋回させるためにブームを設けてお
り、ブームの基部付近で旋回動力を与えるので、
大きなトルクを必要としていたという問題点を有
していた。 この考案は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、帆柱で帆布巻取リールを支持し、該
帆布巻取リールを減速機付電動機で駆動し、帆布
を巻取り、巻出しを行い、帆布の旋回は滑車装置
により、帆布の船尾側端部を操作し、人手も少な
く、操帆の簡単な帆走装置を提供しようとするも
のである。
上記目的を達成するために、この考案は、甲板
に帆柱を立設し、該帆柱に帆布巻取リールの上部
を支持し、下端部は、ブラケツト金具を介して減
速機付電動機を設け、帆布巻取リールを回動して
帆布の巻取り、巻出しを行い、帆布の船尾側端部
を滑車装置を介して張設し、操帆用ウインチで右
舷、左舷に旋回させ、操帆するようになつてい
る。
に帆柱を立設し、該帆柱に帆布巻取リールの上部
を支持し、下端部は、ブラケツト金具を介して減
速機付電動機を設け、帆布巻取リールを回動して
帆布の巻取り、巻出しを行い、帆布の船尾側端部
を滑車装置を介して張設し、操帆用ウインチで右
舷、左舷に旋回させ、操帆するようになつてい
る。
甲板上に帆柱を立設し、帆布巻取リールに帆布
を巻取り、巻出しが行えるようになつており、帆
布の船尾側端部を滑車装置を介して張設し、操帆
用ウインチで右舷、左舷に旋回するようになつて
おり、また、帆布巻取リールはブラケツト金具を
支点とし、俯抑用ウインチで俯抑させることがで
きるようになつている。
を巻取り、巻出しが行えるようになつており、帆
布の船尾側端部を滑車装置を介して張設し、操帆
用ウインチで右舷、左舷に旋回するようになつて
おり、また、帆布巻取リールはブラケツト金具を
支点とし、俯抑用ウインチで俯抑させることがで
きるようになつている。
実施例について、図面を用いて説明すると、甲
板上には帆柱１が立設されており、帆柱１の上部
から２本のステー９が両舷側の甲板上に張設され
ている。帆柱１に沿つて帆布巻取リール２が設け
られ、帆柱１の下部に設けられたブラケツト金具
４で帆布巻取リール２の下部が俯抑および回転可
能に支持される。帆布巻取リール２の上端部回転
自在な保持部２Ａを有しており、保持部２Ａは帆
柱１の上部に設けた台形形状の溝を形成した格納
金具５に嵌着する。ブラケツト金具４の下部は軸
４Ａと連結されギア４Ｃが挿嵌されており、その
両側は軸受支持板４Ｄで支持された軸受４Ｂが設
けられている。軸４Ａと垂直方向の軸６Ａにはギ
ア４Ｃと噛み合うようにウオーム６Ｂが挿嵌さ
れ、その両端には軸受支持板６Ｄによつて支持さ
れた軸受６Ｃが設けられ、軸６Ａはカツプリング
６Ｅを介して減速機付電動機６に連結しており、
帆布巻取リール２を回転させる。保持部２Ａの頂
部に設けたシーブ１０からは俯抑用索８が帆柱１
の頂部に設けたシーブ１１を介して俯抑用ウイン
チ７に巻着されており、帆布巻取リール２を俯抑
させる。帆布巻取リール２には帆布３が巻着され
ており、帆布３は、ほぼ三角形状をし、合成繊維
の布製である。帆布３の船尾側端部３Ａは操帆用
索１３で船尾方向に張設され操帆用滑車１２から
操帆用索１３で左舷操帆用案内滑車１４および右
舷操帆用案内滑車１５を経て、さらに、操帆用滑
車１２に張設し、制御用支柱１９に設けた案内滑
車１６，１７は風向あるいは風速により帆布３の
船尾側端部３Ａの位置を操帆用索１３の長さを操
帆用ウインチ１８で制御することにより左右方向
の位置決めを行うようになつている。
板上には帆柱１が立設されており、帆柱１の上部
から２本のステー９が両舷側の甲板上に張設され
ている。帆柱１に沿つて帆布巻取リール２が設け
られ、帆柱１の下部に設けられたブラケツト金具
４で帆布巻取リール２の下部が俯抑および回転可
能に支持される。帆布巻取リール２の上端部回転
自在な保持部２Ａを有しており、保持部２Ａは帆
柱１の上部に設けた台形形状の溝を形成した格納
金具５に嵌着する。ブラケツト金具４の下部は軸
４Ａと連結されギア４Ｃが挿嵌されており、その
両側は軸受支持板４Ｄで支持された軸受４Ｂが設
けられている。軸４Ａと垂直方向の軸６Ａにはギ
ア４Ｃと噛み合うようにウオーム６Ｂが挿嵌さ
れ、その両端には軸受支持板６Ｄによつて支持さ
れた軸受６Ｃが設けられ、軸６Ａはカツプリング
６Ｅを介して減速機付電動機６に連結しており、
帆布巻取リール２を回転させる。保持部２Ａの頂
部に設けたシーブ１０からは俯抑用索８が帆柱１
の頂部に設けたシーブ１１を介して俯抑用ウイン
チ７に巻着されており、帆布巻取リール２を俯抑
させる。帆布巻取リール２には帆布３が巻着され
ており、帆布３は、ほぼ三角形状をし、合成繊維
の布製である。帆布３の船尾側端部３Ａは操帆用
索１３で船尾方向に張設され操帆用滑車１２から
操帆用索１３で左舷操帆用案内滑車１４および右
舷操帆用案内滑車１５を経て、さらに、操帆用滑
車１２に張設し、制御用支柱１９に設けた案内滑
車１６，１７は風向あるいは風速により帆布３の
船尾側端部３Ａの位置を操帆用索１３の長さを操
帆用ウインチ１８で制御することにより左右方向
の位置決めを行うようになつている。
この考案は、上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 この考案は、操帆用索により風の強弱に対応し
て帆布の面積が調整でき、帆布巻取リールと該帆
布巻取リールを支持する帆柱に分けているので、
帆布巻取リール自身の負担も小さく、帆柱の直径
を大きくする必要がなく、そして駆動装置の動力
も小さくて済み、また、帆布巻取リールの回転に
より帆布を縮展できるので、多くの人手と時間を
要することなく、さらに、帆布巻取リールは儘抑
できるので、倒すことにより帆布巻取リールの補
修作業が極めて容易にかつ安全にできる等の効果
を有するものである。
で、次に記載する効果を奏する。 この考案は、操帆用索により風の強弱に対応し
て帆布の面積が調整でき、帆布巻取リールと該帆
布巻取リールを支持する帆柱に分けているので、
帆布巻取リール自身の負担も小さく、帆柱の直径
を大きくする必要がなく、そして駆動装置の動力
も小さくて済み、また、帆布巻取リールの回転に
より帆布を縮展できるので、多くの人手と時間を
要することなく、さらに、帆布巻取リールは儘抑
できるので、倒すことにより帆布巻取リールの補
修作業が極めて容易にかつ安全にできる等の効果
を有するものである。
第１図は、この考案の全体を斜視図で略示した
ものである。第２図は、この考案の展帆時を側面
図で略示したものである。第３図は、この考案の
縮帆時を側面図で略示したものである。第４図は
帆布巻取リールの保持部と格納金具との嵌合部分
を斜視図で略示したものである。第５図は、帆布
巻取リール下部の駆動装置を正面図で略示したも
のである。 １……帆柱、２……帆布巻取リール、３……帆
布、４……ブラケツト金具、５……格納金具、６
……減速機付電動機、７……俯抑用ウインチ、８
……俯抑用索、９……ステー、１０……シーブ、
１……シーブ、１２……操帆用滑車、１３……操
帆用索、１４……左舷操帆用案内滑車、１５……
右舷操帆用案内滑車、１６……滑車、１７……滑
車、１８……操帆用ウインチ。
ものである。第２図は、この考案の展帆時を側面
図で略示したものである。第３図は、この考案の
縮帆時を側面図で略示したものである。第４図は
帆布巻取リールの保持部と格納金具との嵌合部分
を斜視図で略示したものである。第５図は、帆布
巻取リール下部の駆動装置を正面図で略示したも
のである。 １……帆柱、２……帆布巻取リール、３……帆
布、４……ブラケツト金具、５……格納金具、６
……減速機付電動機、７……俯抑用ウインチ、８
……俯抑用索、９……ステー、１０……シーブ、
１……シーブ、１２……操帆用滑車、１３……操
帆用索、１４……左舷操帆用案内滑車、１５……
右舷操帆用案内滑車、１６……滑車、１７……滑
車、１８……操帆用ウインチ。
Claims (1)
- 甲板に立設した帆柱１に沿つて帆布巻取リール
２を設け、該帆布巻取リール２の下部は俯仰およ
び回転可能なブラケツト金具４で支持され、支持
部分に減速機付電動機６等により駆動させ、該帆
布巻取リール２の上部は回転自在な保持部を有
し、該保持部は前記帆柱１の上部に設けた台形形
状の溝を形成した格納金具５に嵌着し、また、該
保持部からは俯仰用索８が前記帆柱１の頂部に設
けたシーブ１１を介して俯仰用ウインチ７に巻着
し、そして、該帆布巻取リール２は、ほぼ三角形
状の合成繊維の帆布３を巻着し、帆布３の船尾側
端部に操帆滑車１２を設けると共に右舷操帆用案
内滑車１４および左舷操帆用案内滑車１５を設
け、操帆用索１３を操帆用ウインチ１８により船
尾方向に張設することを特徴とする帆走装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2369684U JPS60135297U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 帆走装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2369684U JPS60135297U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 帆走装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60135297U JPS60135297U (ja) | 1985-09-09 |
| JPH036559Y2 true JPH036559Y2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=30517161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2369684U Granted JPS60135297U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 帆走装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60135297U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57194188A (en) * | 1981-05-26 | 1982-11-29 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Retraction/extension apparatus for triangle sail |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58160896U (ja) * | 1982-04-23 | 1983-10-26 | 三井造船株式会社 | 複合帆 |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP2369684U patent/JPS60135297U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57194188A (en) * | 1981-05-26 | 1982-11-29 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Retraction/extension apparatus for triangle sail |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60135297U (ja) | 1985-09-09 |
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