JPH0365314A - 樹脂成形方法 - Google Patents
樹脂成形方法Info
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- JPH0365314A JPH0365314A JP1202603A JP20260389A JPH0365314A JP H0365314 A JPH0365314 A JP H0365314A JP 1202603 A JP1202603 A JP 1202603A JP 20260389 A JP20260389 A JP 20260389A JP H0365314 A JPH0365314 A JP H0365314A
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- molding
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Links
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、FRP (繊維強化樹脂)のプリプレグな
どを成形する場合に好適な方法に関する。
どを成形する場合に好適な方法に関する。
[従来の技術]
従来行われているプリプレグ法の一般的なものとして、
予め成形型面にシリコンなどの不乃至難溶性の離型剤を
塗布し、その後この離型剤の表面にプリプレグを接触さ
せ、バッグ法などによって加圧成形する方法がある。
予め成形型面にシリコンなどの不乃至難溶性の離型剤を
塗布し、その後この離型剤の表面にプリプレグを接触さ
せ、バッグ法などによって加圧成形する方法がある。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上記従来方法の場合、成形後の製品表面に離
型剤が付着してしまい、この状態のまま塗装を行うと塗
装ムラなどが生じるので、次の塗装工程に先立つアセト
ン脱脂工程において、付着した離型剤をできるだけ完全
に洗い落す必要がある。しかし、この離型剤を完全に除
去することは極めて困難である。
型剤が付着してしまい、この状態のまま塗装を行うと塗
装ムラなどが生じるので、次の塗装工程に先立つアセト
ン脱脂工程において、付着した離型剤をできるだけ完全
に洗い落す必要がある。しかし、この離型剤を完全に除
去することは極めて困難である。
そこで本発明は、かかる成形後の塗装を容易にできる成
形方法の提供を目的とする。
形方法の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決するため、本発明に係る樹脂成形方法は
、不乃至難溶性の離型剤を塗布した成形型を用いて成形
用樹脂の成形を行う方法において、成形用樹脂と離型剤
の間に水溶性膜を介在させた状態で成形することを特徴
とする。
、不乃至難溶性の離型剤を塗布した成形型を用いて成形
用樹脂の成形を行う方法において、成形用樹脂と離型剤
の間に水溶性膜を介在させた状態で成形することを特徴
とする。
[発明の作用〕
成形用樹脂と離型剤の間に水溶性膜を介在させた状態で
成形すると、製品の成形面に水溶性膜を介して離型剤が
付着する。そこで製品を成形型から取り出して表部を水
洗いするヒ、水溶性膜が溶けて容易に除去され、このヒ
き同時に水溶性膜の表面に付着している離型剤も水溶性
膜と一緒に除去される。
成形すると、製品の成形面に水溶性膜を介して離型剤が
付着する。そこで製品を成形型から取り出して表部を水
洗いするヒ、水溶性膜が溶けて容易に除去され、このヒ
き同時に水溶性膜の表面に付着している離型剤も水溶性
膜と一緒に除去される。
[実施例]
第1図及び第3図に一実施例を示す。第1図は自動2輪
車のシートカウルSCを示し、FRPのプリプレグを用
いて成形されたものであって、その表面に適宜な塗装が
施されている。
車のシートカウルSCを示し、FRPのプリプレグを用
いて成形されたものであって、その表面に適宜な塗装が
施されている。
第2図はこのシートカウルSCの成形時における成形型
内談を示しており、成形型は左右の割型1.2からなり
、その合せ部にそれぞれ形成きれたフランジ部3.4を
クランプ5によって接合するこεにより、型締めされて
いる。
内談を示しており、成形型は左右の割型1.2からなり
、その合せ部にそれぞれ形成きれたフランジ部3.4を
クランプ5によって接合するこεにより、型締めされて
いる。
左右の割型1.2の各型面6.7」二には、シリコンな
どの不乃至難溶性の離型剤8が塗装され、さらにその表
面に水溶性膜9が形成されている。
どの不乃至難溶性の離型剤8が塗装され、さらにその表
面に水溶性膜9が形成されている。
水溶性膜9は例えば水性ワックス等の水溶性膜形成液を
塗布して固化させることにより形成される。
塗布して固化させることにより形成される。
この水溶性膜9」−には、成形用樹脂として、例えばガ
ラスクロスやカーボン繊維製クロス等にエポキシ樹脂等
を含浸させてなるプリプレグ10が適当数積層された状
態で置かれ、その内側にエアバッグ11が収容されてい
る。この状態でエア吹込口]2からエアバッグ11内に
エアを圧入して加庁膨張させると、プリプレグ10が型
面6.7側へ圧接されて所定の形状に成形される。これ
を所定時間硬化させた後、左右の割型1.2を開いて製
品取り出すと、第3図にその一部を拡大断面で示すよう
に、成形されたプリプレグ10からなる樹脂N13の表
面に、水溶性膜9を介して離型剤8が間接的に付着して
いる。この樹脂層13(製品)の表面は被塗装面をなす
。そこで、製品の表面を中性洗剤を用いて水洗(ブラッ
シング)するヒ、離型剤8は不乃至難溶性であるため本
来水に溶けないが、水溶性膜9が水溶性であり、水に溶
けて製品の表面から容易に離れるので、この水溶性膜を
介して樹脂M2S(製品)へ間接的に14着しているに
すぎない離型剤8は、溶解した水溶性膜と一緒になって
樹脂層13(製品)の表面から離れ、容易に洗い落ヒさ
れる。ゆえに、水洗い後の製品表面は離型剤8及び水溶
性膜9をほぼ完全に除去できている。しかも、洗浄作業
の内容は簡単になる。この水洗後、必要によりさらにサ
ンディング、アセトンガン吹き、サーフエーザー処理等
の仕上処理を行い、清浄にされた製品表面に例えばウレ
タン塗装などの適宜な塗装を施すヒ、美しくかつムラの
ない仕上りの塗装面が得られる。
ラスクロスやカーボン繊維製クロス等にエポキシ樹脂等
を含浸させてなるプリプレグ10が適当数積層された状
態で置かれ、その内側にエアバッグ11が収容されてい
る。この状態でエア吹込口]2からエアバッグ11内に
エアを圧入して加庁膨張させると、プリプレグ10が型
面6.7側へ圧接されて所定の形状に成形される。これ
を所定時間硬化させた後、左右の割型1.2を開いて製
品取り出すと、第3図にその一部を拡大断面で示すよう
に、成形されたプリプレグ10からなる樹脂N13の表
面に、水溶性膜9を介して離型剤8が間接的に付着して
いる。この樹脂層13(製品)の表面は被塗装面をなす
。そこで、製品の表面を中性洗剤を用いて水洗(ブラッ
シング)するヒ、離型剤8は不乃至難溶性であるため本
来水に溶けないが、水溶性膜9が水溶性であり、水に溶
けて製品の表面から容易に離れるので、この水溶性膜を
介して樹脂M2S(製品)へ間接的に14着しているに
すぎない離型剤8は、溶解した水溶性膜と一緒になって
樹脂層13(製品)の表面から離れ、容易に洗い落ヒさ
れる。ゆえに、水洗い後の製品表面は離型剤8及び水溶
性膜9をほぼ完全に除去できている。しかも、洗浄作業
の内容は簡単になる。この水洗後、必要によりさらにサ
ンディング、アセトンガン吹き、サーフエーザー処理等
の仕上処理を行い、清浄にされた製品表面に例えばウレ
タン塗装などの適宜な塗装を施すヒ、美しくかつムラの
ない仕上りの塗装面が得られる。
なお、本発明は実施例のブリブ1/グ法に限定きれず、
種々の成形方法が可能であるこヒはいうまでもなく、さ
らに、FRPだもづでなく広範な樹脂材料の成形に適用
できる。
種々の成形方法が可能であるこヒはいうまでもなく、さ
らに、FRPだもづでなく広範な樹脂材料の成形に適用
できる。
[発明の効果]
本発明は、樹脂の成形に際し、成形型の型面に塗布され
た不乃至難溶性離型剤と成形用樹脂との間に水溶性膜を
介在させたので、成形後の製品表面には、樹脂表面とこ
れに付着する離型剤εの間に水溶性膜を介在させること
ができ、成形後に製品表面を水洗するこヒにより、製品
にM[した離型剤を水溶性膜ヒー緒に容易に除去できる
。ゆえに、塗装T程に先立つ製品表面の洗浄工程にお(
プる作業が容易となり、しかもその後における製品表面
に対する塗装を美しくかつムラのないものにすることが
で趙る。
た不乃至難溶性離型剤と成形用樹脂との間に水溶性膜を
介在させたので、成形後の製品表面には、樹脂表面とこ
れに付着する離型剤εの間に水溶性膜を介在させること
ができ、成形後に製品表面を水洗するこヒにより、製品
にM[した離型剤を水溶性膜ヒー緒に容易に除去できる
。ゆえに、塗装T程に先立つ製品表面の洗浄工程にお(
プる作業が容易となり、しかもその後における製品表面
に対する塗装を美しくかつムラのないものにすることが
で趙る。
第1図乃至第3同は実施例を示し、第1閃は成形品(製
品)の斜視図、第2図は成形状態を示す断面図、第3図
は要部の拡大断面図である。 (符号の説明) 1・2・・・割型、8・・・離型剤、9・・・水溶性膜
、10・・・プリプレグ(成形用樹脂)、13・・・樹
脂層。
品)の斜視図、第2図は成形状態を示す断面図、第3図
は要部の拡大断面図である。 (符号の説明) 1・2・・・割型、8・・・離型剤、9・・・水溶性膜
、10・・・プリプレグ(成形用樹脂)、13・・・樹
脂層。
Claims (1)
- 不乃至難溶性の離型剤を塗布した成形型を用いて成形用
樹脂の成形を行う方法において、成形用樹脂と離型剤の
間に水溶性膜を介在させた状態で成形することを特徴と
する樹脂成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1202603A JPH0365314A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 樹脂成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1202603A JPH0365314A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 樹脂成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365314A true JPH0365314A (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=16460174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1202603A Pending JPH0365314A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 樹脂成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0365314A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000334851A (ja) * | 1998-09-02 | 2000-12-05 | Toyama Prefecture | 内圧成形法によるfrpの製造方法 |
JP2007173982A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Toshiba Corp | 温度補償増幅器 |
GB2481046A (en) * | 2010-06-09 | 2011-12-14 | Vestas Wind Sys As | Method for producing a wind turbine component using a water-based coating compound |
CN108297457A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-07-20 | 上海交通大学 | 一种复合材料origami结构吸能装置的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144625A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-04 | Hitachi Chem Co Ltd | F.r.p成形品の製造方法 |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP1202603A patent/JPH0365314A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144625A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-04 | Hitachi Chem Co Ltd | F.r.p成形品の製造方法 |
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GB2481046A (en) * | 2010-06-09 | 2011-12-14 | Vestas Wind Sys As | Method for producing a wind turbine component using a water-based coating compound |
GB2481046B (en) * | 2010-06-09 | 2012-09-12 | Vestas Wind Sys As | Method for producing a wind turbine component using a water-based coating compound |
CN108297457A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-07-20 | 上海交通大学 | 一种复合材料origami结构吸能装置的制备方法 |
CN108297457B (zh) * | 2017-12-28 | 2019-12-10 | 上海交通大学 | 一种复合材料origami结构吸能装置的制备方法 |
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