JPH0365050B2 - - Google Patents

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JPH0365050B2
JPH0365050B2 JP56164006A JP16400681A JPH0365050B2 JP H0365050 B2 JPH0365050 B2 JP H0365050B2 JP 56164006 A JP56164006 A JP 56164006A JP 16400681 A JP16400681 A JP 16400681A JP H0365050 B2 JPH0365050 B2 JP H0365050B2
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JP
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resistor
transistor
circuit
power supply
collector
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JP56164006A
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JPS5864821A (ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は閾値回路に関し、特に電源に重畳する
ノイズに対し安定に動作する閾値回路を提供しよ
うとするものである。
閾値回路を使用する1例として内燃機関の点火
装置がある。即ち、第1図の例のように、この種
の点火装置の一方式である磁気回路を内蔵したデ
イストリビユータ1からその回転数に対応した鋸
歯状波に近似した出力を得、シユミツト回路のよ
うな閾値回路2により整形の後に出力回路3のイ
グニツシヨンコイルの2次側に所定の点火エネル
ギーを得るものである。
このような用途において、第1図で示した閾値
回路2としては従来は第2図で示したような回路
が用いられていた。同図で、Sは信号源(デイス
トリビユータ)、R1,R2,R3,R4,R5、は抵抗、
aおよびbはそれぞれ反転増幅器、cは閾値回路
の出力端子、そしてdは電圧供給源の一端であ
る。
このような構成の閾値回路の動作を第3図の信
号波形図を用いて説明する。第3図aのような信
号が信号源Sより与えられているとする。反転増
幅器aおよびbは、抵抗R1,R2,R3,R4および
R5で定まる第3図aで示した閾値VTHを有する。
従つて、出力端子cには同図bの実線で示したよ
うな矩形波が得られ、そのオンデユーテイ周期
T1に対応して第1図の出力回路3に含まれるイ
グニツシヨンコイルには、同コイルのインダクタ
ンス分で決まる時定数により第3図cの実線で示
したような電流が流れる。ここで第2図の回路の
場合、第3図aの破線で示したようなノイズが入
力信号に重畳して閾値VTH以下になると、出力が
反転する。この状態が発生すると、抵抗R4の正
帰還作用の為出力は保持され、この結果端子cの
出力波形は第3図bの破線で示したようになる。
従つて、その時のイグニツシヨンコイルには第3
図cのような電流が流れる。
この種のノイズは、特に電源供給端子dに重畳
するノイズが抵抗R2及びR5,R4を通して反転増
幅器aの入力に加えられるもので、このようなノ
イズの影響により第3図cの波線で示したように
イグニツシヨンコイルを駆動する出力トランジス
タの消費電力及びイグニツシヨンコイルの消費電
力が増大する。このことは、閾値回路2ならびに
出力回路3内の出力トランジスタ及びイグニツシ
ヨンコイル等の構成部品やパツケージの熱設計が
非常に困難となると同時に、イグニツシヨンコイ
ル及び出力トランジスタを破壊する原因ともな
る。
従来、この種の対策としては第2図で点線で示
すように、反転増幅器aの入力端側の抵抗R1
R3の接続点にコンデンサC1を挿入してノイズ除
去を行なつている。しかしながら、信号源Sの信
号源インピーダンスや抵抗R1とコンデンサC1
積分回路によつて、信号源Sの信号の位相が遅れ
て反転増幅器aに伝達される為、点火時期が遅れ
るという不具合があつた。特に、信号の周期が短
い時により顕著に遅れるという不都合を生じる。
その為にコンデンサC1の値をノイズを除去する
のに十分な値迄大きくすることはできなかつた。
本発明は以上の欠点を改善する為になされたも
ので、その目的は自動車に搭載される他の電子機
器からの電源に重畳するノイズやバツテリー端子
がはずれて発電機からの脈流電圧が、十分圧縮さ
れない状態で閾値回路の電源供給端子に印加され
ても安定に動作する閾値回路を提供しようとする
ものである。
本発明による閾値回路は、エミツタ接地型の第
1のトランジスタと、入力信号を前記第1のトラ
ンジスタのベースに導くための直列接続された第
1および第2の抵抗と、これら第1および第2の
抵抗の接続点と回路節点との間に接続された第3
の抵抗と、前記回路節点と電源端子との間に接続
された第4の抵抗と、前記回路節点と接地端子と
の間に接続されたコンデンサと、前記第1のトラ
ンジスタのコレクタ出力をベースに受けるエミツ
タ接地型の第2のトランジスタと、この第2のト
ランジスタのコレクタと前記回路節点との間に接
続された第5の抵抗と、前記第2のトランジスタ
のコレクタと前記第1および第2の抵抗の接続点
との間に接続された第6の抵抗とを有し、前記第
1のトランジスタのコレクタに前記第4の抵抗を
介することなく第7の抵抗を介して動作電圧を与
えたことを特徴とする。
第4図に本発明の原理図を示す。第4図におい
て、信号源Sの信号は抵抗R1,R3を通して反転
増幅器aの入力に加えられ、さらに反転増幅器b
により反転されて出力端子cより同相信号が取り
出される。抵抗R4は正帰還抵抗であり、抵抗R5
は抵抗R4のバイアス抵抗であつて電源供給端子
dより抵抗R6とコンデンサC2のフイルタ回路か
ら抵抗R5を通して抵抗R4へバイアスを供給して
いる。又、抵抗R2は電源供給端子dの電圧に応
動して閾値回路の閾値VTHをかえるもので、抵抗
R1とR3の接続点と抵抗R6とコンデンサC2のフイ
ルタ回路の接続点間に接続される。従つて、電源
供給端子dにノイズが重畳しても、抵抗R6及び
コンデンサC2により除去されるので、第3図a,
bおよびcの点線で示した誤動作は生じない。さ
らに、耐ノイズ性の向上は、コンデンサC2の値
が大きくしても前述した従来回路のような位相遅
れを生じないので、3倍〜10倍以上の効果が期待
できる。
第5図は本発明の一実施例である。第5図にお
いては、電源供給端子dの変動に応動して閾値を
変える回路として抵抗R2とツエナダイオードD1
で構成されている。すなわち、ダイオードD1
アノード電圧は電源電圧よりもほぼ抵抗R2の電
圧降下とダイオードD1のツエナー電圧だけ低く
なり電源電圧の変動に応動して変化し、閾値を変
えることができる。このとき、抵抗R2の電圧降
下は、その抵抗値とダイオードD1にアノードか
らみた合成抵抗との比によつて決定できるので、
抵抗R2を挿入することで、電源電圧の変動に対
する閾値電圧の変化の割合を調整することができ
る。つまり、本閾値回路は前述のように内燃機関
の点火装置として用いられるが、その場合、必要
充分な点火エネルギを確保するとともに回路の消
費電力をできる限り小さく抑えることが要求され
る。点火エネルギは閾値回路の出力のパルス幅に
依存するので、電源電圧が低いときは幅の広い出
力パルスが要求され、一方高いときは幅の狭い出
力パルスが要求され、しかも、そのパルス幅の増
減の割合を負荷(イグニツシヨンコイル)特性に
応じて制御する必要がある。そのために、抵抗
R2およびダイオードD1は電源電圧が高くなると
ダイオードD2のアノード側電圧を引き上げて閾
値を低くし、一方低くなると同電圧を引き下げて
閾値を高くし、しかも、その変化割合を抵抗R2
で調整している。入力信号源Sの信号は抵抗R1
R3を通して反転増幅器Q2により反転される。反
転増幅器Q2の負荷抵抗R9は、フイルタ回路にお
ける抵抗R6の電圧降下を少なくする為、第2の
電源供給端子gに接続されている。抵抗R6の電
圧降下が少なくなる分、本閾値回路はより低い電
源電圧まで動作することになる。しかも、抵抗
R6の電圧降下はトランジスタQ2のオン、オフに
影響を受けないので、それによる閾値の変化もな
い。反転増幅器Q2の出力は抵抗R7を介する反転
増幅器Q3によつて反転されて出力端子cに出力
される。さらに出力インピーダンスを小さくする
為、出力端子cにトランジスタQ4のエミツタホ
ロワ回路を接続して、そのエミツタより抵抗R4
により入力に正帰還をかけ、またトランジスタ
Q4と直列にベースにトランジスタQ2からの出力
が抵抗R3を介して供給されるトランジスタQ5
設けて十分低レベルになるように駆動するように
している。第4図と同様電源端子dに重畳したノ
イズは抵抗R6とコンデンサC2により除去され抵
抗R5や抵抗R4及び抵抗R2等ののバイアス抵抗を
通してトランジスタQ2のベースに加えられるノ
イズはきわめて小さくなりノイズに対し安定に動
作する。又、抵抗R9からのノイズに対しては十
分余裕があるので第2の電源供給端子gはノイズ
フイルタを必要としない。
以上本発明によれば、閾値回路の位相遅れを生
じることなくノイズによる誤動作から出力トラン
ジスタやイグニツシヨンコイルが破壊することを
防止すず閾値回路を構成でき、バイアス回路の共
通化によつて1ケのコンデンサにより十分大きな
ノイズ除去効果を上げることができた。このこと
はハイブリツブIC化する際にはパツケージの縮
少及びコスト低減に大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃帰還点火装置を説明する為のブロ
ツク図、第2図は従来の閾値回路を示す回路図、
第3図はその動作を説明する為の信号波形図で、
aは入力信号波形、bは出力電圧波形、そしてc
はイグニツシヨンコイルに流れる電流波形図であ
る。第4図は本発明の原理図を示す回路接続図、
第5図は本発明の一実施例を示す回路接続図であ
る。 図において、A……デイストリビユータ、B…
…閾値回路、C……出力回路、R1,R2,R3
R4,R5,R6,R7,R8,R9……抵抗、Q1,Q2
Q3,Q4,Q5……トランジスタ、C1,C2……コン
デンサ、a,b……反転増幅器、S……信号源、
c……出力端子、d,g……電圧供給源、f……
イグニツシヨンコイル、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エミツタ接地型の第1のトランジスタと、入
    力信号を前記第1のトランジスタのベースに導く
    ための直列接続された第1および第2の抵抗と、
    これら第1および第2の抵抗の接続点と回路節点
    との間に接続された第3の抵抗と、前記回路節点
    と電源端子との間に接続された第4の抵抗と、前
    記回路節点と接地端子との間に接続されたコンデ
    ンサと、前記第1のトランジスタのコレクタ出力
    をベースに受けるエミツタ接地型の第2のトラン
    ジスタと、この第2のトランジスタのコレクタと
    前記回路節点との間に接続された第5の抵抗と、
    前記第2のトランジスタのコレクタと前記第1お
    よび第2の抵抗の接続点との間に接続された第6
    の抵抗とを有し、前記第1のトランジスタのコレ
    クタに前記第4の抵抗を介することなく第7の抵
    抗を介して動作電圧を与えるとともに前記第2の
    トランジスタのコレクタからパルス信号を取り出
    し、当該パルス信号により前記電源端子に一端が
    接続された誘導性負荷を駆動する閾値回路であつ
    て、前記電源端子の電源電圧の変動に応答して前
    記パルス信号のパルス幅を変化せしめて前記誘導
    性負荷の駆動時間を変えるようにしたことを特徴
    とする閾値回路。
JP56164006A 1981-10-14 1981-10-14 閾値回路 Granted JPS5864821A (ja)

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JP56164006A JPS5864821A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 閾値回路

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JP56164006A JPS5864821A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 閾値回路

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Publication Number Publication Date
JPS5864821A JPS5864821A (ja) 1983-04-18
JPH0365050B2 true JPH0365050B2 (ja) 1991-10-09

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JP56164006A Granted JPS5864821A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 閾値回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080332U (ja) * 1973-11-26 1975-07-11

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JPS5864821A (ja) 1983-04-18

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