JPH0365034A - モータ用回転子 - Google Patents

モータ用回転子

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JPH0365034A
JPH0365034A JP1198367A JP19836789A JPH0365034A JP H0365034 A JPH0365034 A JP H0365034A JP 1198367 A JP1198367 A JP 1198367A JP 19836789 A JP19836789 A JP 19836789A JP H0365034 A JPH0365034 A JP H0365034A
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JP
Japan
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rotor
motor
bodies
pair
shaft
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JP1198367A
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Osamu Sakurai
修 桜井
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インナーロータ形のブラシレスモータに用い
られる回転子に関する。
[従来の技術] 例えばステッピングモータにおいて、例えば15000
rpm以上の高速回転が達成できるような、高入力・高
出力のものは従来提供されていないが、このようなモー
タを得るには、高磁束の回転子を形成すればよい。
そこで、このようなモータを得るにあたって、モータの
径に制約がある場合には、第7図に示す回転子軸1上に
複数個の回転子本体2を取付けた回転子10を採用する
ことが考えられている。
上記回転子本体2は、軸方向に着磁された円板状の永久
磁石3の両側面に、夫々ロータヨーク4を重ね合わせて
形成されている。そして、各回転子本体2は、回転子軸
1の一端側に同じ極が位置かも互いに間隔Gをもって取
付けられている。
なお、第7図中5はモータフレーム、6はステ内部に回
転子本体2を収容してモータフレーム7内に設けられて
おり、また、一対の軸受9は回転子軸1を回転自在に支
持している。
C発明が解決しようとする課題] 上記のように複数個の回転子本体2が、間隙Gをもって
互いに離間して設けられる回転子10を用いる場合には
、回転子10および固定子6の軸方向寸法が大きくなり
、モータが大形化するという問題がある。
それに伴って、コイル8の巻き量が多くなるから、その
銅損が増えて、モータの効率が低下するという問題があ
る。
本発明の目的は、複数個の回転子本体を有するにも拘ら
ず、小形でモータ効率を向上させ得るモータ用回転子を
得ることにある。さらに、本発明の他の目的は、回転を
円滑化できるモータ用回転子を得ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のモータ用回転子に
おいては、回転子軸に取付けられる複数個の回転子本体
の夫々が備える一対のロータヨークを、これらヨークが
両側面に重ね合わされる永久磁石の外周面を覆う円弧状
カバー部を周面の一部に有して、断面り字形に形成し、
これら一対のロータヨークをそのカバー部が上記回転子
軸に対して点対称にとなるように配置する。そして、上
記複数個の回転子本体を、互いに異なる極性のロータヨ
ーク同志を重ね合わせて、上記回転子軸上に積層して取
付けたものである。
また、回転を円滑化するために、上記回転子本体の個数
を偶数にするとよい。
[作用コ 複数個の回転子本体は互いに積層されて回転子軸上に取
付けられているので、この回転子全体の軸方向長さを短
くできるとともに、それに伴って固定子のコイル量を少
なくできる。そして、積層された各回転子本体の合わせ
面の極性を異極としたから、隣接する回転子本体同志が
磁気的に短絡することがない。そのため、複数の回転子
本体同志を積層して設けたにも拘らず、各回転子本体が
備える永久磁石の磁束を有効に利用できる。
また、断面り字形をなすロータヨークには、その形状的
アンバランスを原因とする力が作用する。
しかし、回転子本体の積層数は偶数であるから、互いに
重ね合わされたロータヨークには、回転軸の軸方向の力
が互いに向かい合う方向に作用するが、これらを相殺で
きる。それだけでなく、回転子の両端に位置されたロー
タヨークに働く回転軸の軸方向の力は、回転軸の軸線を
境に径方向片側において互いに逆方向に向くから、これ
らも相殺できる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第5図を参照して
説明する。
回転子11は、回転子軸12と、この軸12上に複数個
積層して取付けられる回転子本体13とから形成されて
いる。この回転子11は15000rpm以上の高速回
転をなす高入力・高出力のインナーロータ形のステッピ
ングモータに使用される。
なお、回転子11と図示しないステータとの関係は第7
図のものと同様である。
各回転子本体13は本実施例においては偶数個使用され
、これらは永久磁石14と、一対のロータヨーク15と
から形成されている。
する中心孔14aを有している。
一対のロータヨーク15は、その大きさおよび形状とも
同一の構造である。これらのロータヨーク15は、第4
図および第5図に示すように永久磁石14の側面に重な
るヨーク主部16の周縁の一部に、この主部16に対し
て略直角方向に延びるカバー部17を一体に設けて、断
面り字形をなが貫通する中心孔16aが形成されている
これら一対のロータヨーク15は、着磁された永久磁石
14の両側面にヨーク主部16を重ね合わせて設けられ
、それによってカバー部17が永久磁石14の外周面と
対向して、この外周面の一部を覆って設けられている。
しかも、第1図およ配置となるようにして、永久磁石1
4の両側面に重ね合わされている。
そして、上記構成をなす偶数個の各回転子本体13は回
転子軸12上に互いに積層して取付けられている。しか
も、これらの積層は、回転子軸12の軸線に直角に交差
する方向に沿う線を基準とした場合に、この基準線の線
対称となる配置にして積層されている。換言すれば、互
いに異なる極性のロータヨーク15同志を重ね合わせて
、各回転子本体13が積層されている。第3図に6ロて
中心孔14a、16aを圧入して取付け≠株ることによ
って、異極同志の反発力に抗して動き止めされているが
、必要によりストッパリング等の動き止め手段を設けて
も差支えない。また、隣接する回転子本体13のカバー
部17の先端同志は僅かなギャップをもって離れている
このような構成の回転子11を用いたステッピングモー
タは、回転子11の各回転子本体13を内部に収容して
設けられた図示しない固定子のコイルを励磁し、その励
磁相を順次切換えることにより、この固定子のステータ
と各回転子本体13との間に形成される磁気回路によっ
て、回転子11を回転させる。そして、回転子11のロ
ータヨーク15はカバー部17を有していて、ロータヨ
ーク15とステータの突極との対向面積が大きいので、
これらの間に磁束を極めて容易に通すこが減じることが
ないので、回転子本体13の数に応じて磁束を高めるこ
とができる。
さらに、各回転子本体13は、互いに間に磁気抵抗用の
空隙を確保することなく辱積層されている。そのため、
回転子11の軸方向長さを短くでき、それに伴って、固
定子も短くできるので、結局はモータを小形化できる。
し しかも、この小形化により、ステータに巻かれるコイル
の量も少なくなるから、銅損が少なくなる。したがって
、それに応じてモータの効率を向上できる。なお、モー
・夕の軸方向長さを短くしない場合には、回転子軸12
により多くの回転子本体13を積層できるので、より高
磁束の回転子11とすることができることは勿論である
そして、各回転子本体13が積層されているにも拘らず
、隣接する回転子本体13の重なっているロータヨーク
15同志は異極であるので、隣接する回転子本体13同
志が磁気的に短絡することがない。したがって、各回転
子本体13が備える永久磁石14の磁束を有効に利用で
き、有効磁束が減少することがない。
また本実施例は各回転子本体13を偶数個積層しである
から、回転時に発生する余計な力を相殺して、円滑に回
転できる。つまり、各回転子本体13のロータヨーク1
5はカバー部17を有しているから、その形状的アンバ
ランスにより各ロータヨーク15の夫々には回転に伴っ
て、第1図中点線矢印で示す力Fが作用する。各力Fは
同じ大きさである。なお、第1図中2点鎖線は、各ロー
タヨーク15とそれに対応して作用する力Fとの力F、
と、上記軸線に直角な方向に沿う分力F2とに分解でき
るが、そのうち分力F2は回転性能には殆ど影響しない
。そして、第1図に示されるように互いに重ね合わされ
たロータヨーク15同志の分力F2は、互いに向かい合
っているから、これらは相殺される。また、回転子11
の両端(第1図では上端および下端)に位置されたロー
て径方向片側(第1図では右側)にあって、互いに逆方
向に向いている。そのため、一方のロータくン ヨーク15に働く分力F2は、回転軸12の一端これら
の分力F2も相殺される。したがって、回転子11に作
用する余計な力をなくすことができ、モータの振動およ
びそれに基づく騒音の発生を抑制できる。
なお、比較のために示した第6図は回転子本体13が奇
数個である場合である。この構成では、側に配置される
ために、上記上下両端に位置され中矢印Aで示すような
余計な力が与られ、回転子11の回転に良くない影響を
及ぼすおそれがある。
[発明の効果] 以上説明した本発明のモータ用回転子においては、回転
子軸に取付けられる複数個の回転子本体の夫々が備える
一対のロータヨークを、これらヨークが両側面に重ね合
わされる永久磁石の外周面を覆う円弧状カバー部を有し
て、断面り字形に形成し、これら一対のロータヨークを
そのカバー部が回転子軸に対して点対称にとなるように
配置するとともに、上記複数個の回転子本体を、互いに
異なる極性のロータヨーク同志を重ね合わせて、回転子
軸上に積層して取付けた構成により、有効磁束が減少す
ることなく、軸方向長さが短い小形な回転子を得ること
ができ、そして、この回転子の使用によりモータ効率も
向上させることができる。
また、回転子本体の個数を偶数にした本発明のモータ用
回転子においては、ロータヨークの形状を原因とするア
ンバランスによる力を消失させて、円滑な回転を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は
断面図、第2図は斜視図、第3図は分解断面図、第4図
はロータヨークの平面図、第5図は第4図中v−v線に
沿う断面図である。第6図は奇数個の回転子本体を備え
た回転子の断面図である。第7図は従来の回転子を備え
たモータの断面図である。 11・・・回転子、12・・・回転子軸、13・・・回
転子本体、14・・・永久磁石、15・・・ロータヨー
ク、17・・・カバー部。 図面の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸方向に沿って着磁された円板状の永久磁石と、こ
    の磁石の両側面に夫々重ね合わされる一対のロータヨー
    クとからなる回転子本体を複数個備え、これら回転子本
    体を回転子軸上に取付けたモータ用回転子において、 上記一対のロータヨークが、その周面の一部に上記永久
    磁石の外周面を覆う円弧状カバー部を有して断面L字形
    をなしているとともに、これら一対のロータヨークはそ
    のカバー部を上記回転子軸に対して点対称に配置して設
    けられており、上記複数個の回転子本体が、互いに異な
    る極性のロータヨーク同志を重ね合わせて上記回転子軸
    上に積層されていることを特徴とモータ用回転子。 2、上記回転子本体の個数が偶数であることを特徴とす
    る請求項1に記載のモー用回転子。
JP1198367A 1989-07-31 1989-07-31 モータ用回転子 Expired - Fee Related JPH0828944B2 (ja)

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JPH0365034A true JPH0365034A (ja) 1991-03-20
JPH0828944B2 JPH0828944B2 (ja) 1996-03-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107681854A (zh) * 2017-11-02 2018-02-09 合肥工业大学 一种轴向永磁电机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5443512A (en) * 1977-09-14 1979-04-06 Toshiba Corp Step motor
JPS6416184U (ja) * 1987-07-21 1989-01-26

Patent Citations (2)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107681854A (zh) * 2017-11-02 2018-02-09 合肥工业大学 一种轴向永磁电机

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JPH0828944B2 (ja) 1996-03-21

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