JPH0365016A - 配電線地絡検出装置 - Google Patents

配電線地絡検出装置

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JPH0365016A
JPH0365016A JP19851189A JP19851189A JPH0365016A JP H0365016 A JPH0365016 A JP H0365016A JP 19851189 A JP19851189 A JP 19851189A JP 19851189 A JP19851189 A JP 19851189A JP H0365016 A JPH0365016 A JP H0365016A
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JP
Japan
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vector
fault
zero
sequence current
circuit
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Application number
JP19851189A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Ebizaka
敏信 海老坂
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は配電線に於ける地絡故障を検出する為に零相
電流情報をセンサ−3相分の合成で得る事により達成す
る配を線地絡検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は例えばOHM’88/11(フォトグラフ)に
記載された光センサ出力3相分の合成で零相電流を得る
原理を配電線の地絡検出に適用したものであり、図中、
(TR)は配電用変電所に設けられた配電用変圧器、(
BUS )は配電用母線、(CBI) 、(CB2)は
、それぞれ配′r!LM (t+)、(rz)  ト配
IE用ffl線(BUs)との接続点に設けられたしゃ
断器、(S81)、(S82)は&’、を線の区分に設
けられる区分開閉器、(DA)、(DB) 、 (Dc
)は配電線3相分導体、(LSA) 、(LSB)、(
LSC)は配KM3相分導体に取り付けられた光センサ
−(sp)は光センサ−3相分からの出力を3相合成す
る信号処理回路、(A)は信号処理回路(8P)からの
出力を増巾し、レベ〃検出器(LD)に与える為の出力
増巾器、(Tr)は配電線の線間電圧源を利用し整流器
(RFC)を介して制御用電源を得る為の入力変圧器で
ある。
次に動作について説明する。
配電線(F2)に地絡故障が無い場合は配電線3相分導
体(DA) 、(DB) 、(DC)に流れる電流をペ
クト〃合成すると理論的に零となり配電線地絡故障は検
出されない。
一方、配電線(B’2)に地絡故障が発生した場合は3
相分導体(DA)、(DB)、(DC)に流れる電流の
ベクトル和は零相電流として信号処理@Jw!?(BP
)で導出され、出力増巾器(A)にて増巾され、所定の
レベルを越えればレベル検出器(LD)にて検出され、
配電線(E’2)に地絡故障の発生した事が解かる。
尚、整流器(REC)を介して得られる制御用電源は、
上記、信号処理回路(SP)、出力増巾器(A)、レベ
ル検出器(I、D)の駆動用として用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術を用いて配電線の地絡故障を検出する事は以
上の様に理論的には問題なく行なえる。
所が、上位系送電線での地絡故障検出感度は常時最大潮
流3.000 A程度に対し30Aの要求で約1%の割
合であり、光センサーならびに信号処理回路の3相分ア
ンバランスは左程問題にならないが、配電線での地絡故
障検出感度要求は常時最大潮流4、OOA程度に対し0
.2 Aの要求である為約0.05%の割合であり、光
センサーならびに信号処理回路の持つ3相分個有誤゛差
が地絡故障検出感度に及ぼす影響は無視し得ない。
これに対し、従来使われて来た信号処理方法として常時
状態下での零相電流を記憶してかき、故障発生後、故障
電流から、常時状態下での零相電流をマイナスする事で
故障後の変化分電流のみを導出する電流変化巾検出原理
に基づく方法があったり 電流変化巾原理に基づく方法は配電系統の周波数が規定
商用周波であれば問題ないが商用周波数から多少なシと
も外れた状態て運用されている場合は問題を生ずる。
これを第3図を用いて説明する。
第3図は零相電流をペタ19表現したものであり今、 
A+jBなるベクトルが常時潮流状態下での3相分アン
バランスに起因する零相分誤差ベクトルとすると、規定
商用周波の場合はアンバランス分ベクトルの位相は変ら
ず、例えば故障発生によりベクトルx”jyなる変化分
が生じたとするとA+ jBとx+jyの合成ベクトル
が斜線の中に入らない為、未だ所定レベルの変化が無い
ことになる。
所が規定商用周波から外れている場合は故障発生前に記
憶したベクトルがA+jBの位置にあるのに比し、故障
発生時点でのベクトルは位相が変化しi+、IB’の位
置となる。
変化分z+jyをに+jB′に台底したベクトルが故障
発生後のベクトルとなる為、故障発生前の記憶ベク) 
/l/A+JBと故障発生後のペクトA/A+j13 
+ z+jyとの差はχ+jy゛となり本来の変化分ベ
クトルz+jyとは異なった量として検出されてしまう
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので系統周波数が規定商用周波数から外れている場
合には故障発生前の記憶ベクトルを系統規定周波数から
の外れに応じて、位相シフトすることで系統規定周波数
から外れた状態で運転されている配電系統でも正確に変
化分を検出できる装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段] この発明に係る配[線地絡検出装置は地絡故障が発生し
てもベクトル量として変化しない量、具体的には制御用
を源として導入している配電線の線間電圧を基準ベクト
ルとし、故障発生前の基準ベクトルから故障発生後の基
準ベクトルの変化量に等しいだけ、故障発生前に記憶し
た零相電流ベクトルを変化させる事で周波数外れに相当
する分を補正するようにしたものである。
〔作用J この発明にかけるIS3電繍地絡検出装置にかいては配
tj11mの線間電圧とセンサー、信号処理回路を介し
ての零相電流を導入し、故障発生前の線間電圧、零相電
流ベクトルならびに故障発生後の線間電圧ベクトルを用
いて、故障発生前の零相電流を周波数補正したものを正
規の故障発生前零相電流として用いる事で周波数ずれの
影響の無い零相電流度化量、すなわち故障による変化量
の純粋導出が可能となる。
〔発明の実施例〕
以下この発明の実施例を図について説明する。
第1図は配電線地絡検出装置(DG)の内部構成を示し
てかり、図中第5図と同一符号の物は第5図と同等品を
示している。
(FCC)は本発明の基本となる周波数変動補正回路で
詳細を第2図に示す。第2図に於て(SEII ) 、
 (suz)はそれぞれ零相電流と線間電圧の瞬時値を
サンプリングタイミング発生回路(CLG)からの指令
に応じてサンプリング保持する為のサンプリングホール
ド回路、(V)はサンプリングホー〃ドされた瞬時値を
記憶する為のメモリー回路、(VS)は故障発生前の零
相電流を周波数ずれ補正した量に変換する為のベクトル
シフト回路、(VLD)は故障発生後の零相電流ベクト
ルから周波数補正された故障発生前の零相電流ベクトル
値を差し引いて、純粋な故障電流変化分を導出する為の
ベクトル量演算回路である。
又、第4図は故障発生前の零相電流ベクトル値を周波数
補正すべく位相シフトを行っている図である。
次に周波数変動補正回路の作用、動作について説明する
故障発生前にサンプリングオールド回路(9TII>、
(SE12)から取り込筐れたベクトルは零相電流はA
+jB、線間電圧ばa+j hとしてメモリー回路(M
)に記憶される。
又故障発生後の線間電圧はa’+jgとしてベクトルシ
フト回路(VS)に入力される。
ベクトルシフト回路(VS)では故障発生前の零相電流
ベクトル演算回路に周波数ずれを補正を行ったベクトル
A′+jB′を演算導出し、これと故障発生後の電流ベ
クトルに’+jm’を用いて変化量ベクトルをベクトル
量演算回路(VLD)にて演算出力する。
この関係を第4図を用いて説明する。
第4図で r(!00θ+jsirlθ) =A+jB
は故障発生前の零相電流ベクトルで Lcooθ’+j
sinθ’)=A’+jB’は故障発生前の零相電流に
周波数ずれ補正を加えた零相電流ベクトルである。
以上に表わしたベクトルの関係は以下の数式で=A′+
jB                  ・・・(1
)(K′+ jB”)−(A+jB’)l = + (
A”−A’)+ j(百’n′)+Jπ函岡匹研・・(
2)(1)式はベクトルシフト回路で演算される量で、
故障発生前の零相電流ベクトルを線間電圧をベクトル基
準量として位相シフトしている0 又、(2)式は故#発生後の零相電流変化量の絶対値を
示してかり、この絶対値が第1図に示す出力増巾器(A
)で増巾され、レベル検出器(LD)の検出レベルを越
えれば地絡故障を検出した事になる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば故障発生前に記憶した
零相電流ベクトルを別の基準ベクトルを用いて周波数変
動補正した後で故障発生後の零相電流ベク)/しと差し
引く形になるので地絡故障発生時の配電系統の周波数が
規定商用周波数からずれている場合でも周波数ずれの影
響を受ける事なく、正確に故障発生後の変化分零相電流
値を算出し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による配電線地絡検出装置
の内部回路構成図、第2図は第1図の要部である周波数
変動補正回路の内部構成図、第3図は周波数変動した場
合のベクトル変化様相を示す図、第4図は故障発生前の
零相電流ベクトルを線間電圧ベクトルを用いて位相シフ
トしている図、第5図は従来方式による配を線地絡検出
構成を示す図である。 図にかいて、LSA%LSB%LSGは各相センサ、8
11、Sn2はサンプリングホールド回路、Vはメモリ
ー回路、V3はベクトルシフト回路、VLDはベクトル
演算回路である。 なか、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 配電線の地絡電流を各相毎に設けられたセンサー出力の
    3相分合成で得て地絡故障を検出する装置であつて、合
    成した零相電流ならびに配電線の線間電圧の瞬時値をサ
    ンプリング保持するサンプリングオールド回路、故障発
    生前の前記零相電流及び線間電圧のベクトルを記憶する
    メモリー回路、このメモリー回路に記憶されたベクトル
    と故障発生後の線間電圧ベクトルとから周波数変動分を
    補正した零相電流ベクトルを演算するベクトルシフト回
    路、このベクトルシフト回路により補正された零相電流
    ベクトルと故障発生後の零相電流ベクトルとから故障発
    生による変化分零相電流を演算するベクトル演算回路を
    備え、このベクトル演算回路の出力により地絡故障を検
    出する配電線地絡故障検出装置
JP19851189A 1989-07-31 1989-07-31 配電線地絡検出装置 Pending JPH0365016A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04331418A (ja) * 1991-05-01 1992-11-19 Nissin Electric Co Ltd 配電線の地絡故障区間検出方法及び地絡故障区間検出装置
JPH04331417A (ja) * 1991-05-01 1992-11-19 Nissin Electric Co Ltd 配電線の故障区間検出システム
JP2008032633A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toshiba Corp 電気設備の絶縁監視装置およびその方法
JP2017090114A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 関西電力株式会社 地絡検出装置

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