JPH0364681A

JPH0364681A - ペリスタリックポンプ

Info

Publication number: JPH0364681A
Application number: JP19651689A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Okada; 茂岡田
Original assignee: Terumo Corp
Current assignee: Terumo Corp
Priority date: 1989-07-31
Filing date: 1989-07-31
Publication date: 1991-03-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、輸液用に用いられて好適なペリスタリックポ
ンプに関する。

［従来の技術］従来、特開昭５６−１１３０８４号公報に記載の如くの
ペリスタリックポンプが提案されている。このポンプは
、複数のカムと、該カムにより待避位置と作業位置との
間を駆動される複数のフィンガと、フィンガ群に対向位
置して各フィンガとの間にチューブを担持できる受板と
を有し、各フィンガを各カムにより順次作業位置に設定
することにより、各フィンガによるチューブ押潰し位置
をチューブ長手方向に移動するように構成されている。

これにより、このポンプにあっては、弾性を有するチュ
ーブに加える押潰し作用下で送液し、又、該チューブの
弾性復元作用によって流路を拡張して吸液し、ポンプ作
用を営む。

［発明が解決しようとする課題］然しなから、上記従来技術では、チューブの全長をフィ
ンガ群と受板との間の適正位置に安定的にセットするこ
との考慮がなされていない。

このため、■チューブが蛇行し、各フィンガの押圧領域
内におけるチューブの設定長が規定長と異なるものとな
る。

又、■作業位置に設定される各フィンガの押圧領域から
チューブの一部がはみ出る等を生ずる。

上記■、■は、各フィンガにより順次所定長のチューブ
を押潰すことを繰り返し、一定の流量精度を確保するこ
とを不可能とする。

本発明は、チューブをフィンガ群と受板との間の適正位
置に安定的にセット可能とすることを目的とする。

［課題を解決するための手段］請求項１に記載の本発明は、複数のカムと、該カムを駆
動するカム軸と、前記カムにより駆動されてチューブを
押圧する複数のフィンガと、該フィンガ群に対向位置し
て各フィンガとの間にチューブを担持できる受板と、押
圧フィンガと装填すべきチューブの間及び／又は受板と
装填すべきチューブの間に配設され、チューブに当接す
べき面にチューブを所定位置に保持可能なチューブ保持
手段を備えるチューブ保持具、とを具備するようにした
ものである。

請求項２に記載の本発明は、請求項１に記載の本発明に
おいて更に、前記チューブ保持具がシート状を呈する弾
性部材から形成され、チューブに当接する面に溝状、の
チューブ保持手段を有するようにしたものである。

請求項３に記載の本発明は、請求項２に記載の本発明に
おいて更に、前記チューブ保持具が、前記溝内に突出す
る少なくとも１対のチューブ挟持部を具備してなるよう
にしたものである。

請求項４に記載の本発明は、請求項３に記載の本発明に
おいて更に、前記挟持部に対応してチューブを保持する
挟持フィンガを備えるようにしたものである。

請求項５に記載の本発明は、請求項１ないし４のいずれ
かに記載の本発明において更に、前記カム、カム軸及び
フィンガを内蔵し、かつ装填すべきチューブに対向する
位置に前記チューブ保持具を支持してなるハウジング本
体と、前記ハウジング本体に対して開閉可能に支持され
、かつチューブに対向する面に前記受板を配設してなる
ドアとを備えるようにしたものである。

請求項６に記載の本発明は、請求項１ないし５のいずれ
かに記載の本発明において更に、前記チューブ保持具が
、チューブが当接すべき面を摩擦係数の大きいシリコー
ンゴムから形成し、フィンガの当接すべき面を摩擦係数
の小さいフッ素樹脂から形成してなるようにしたもので
ある。

［作用］請求項１に記載の本発明によれば、チューブは、受板に
担持された状態で、フィンガ群を構成する各フィンガに
よるチューブ押潰し位置を、各カムによる各フィンガの
駆動によってチューブ長手方向に移動せしめられる。こ
れにより、このペリスタリックポンプは、弾性を有する
チューブに加わる押潰し作用下で送液し、又該チューブ
の弾性復元作用によって流路を拡張して吸液し、ポンプ
作用を営む。

然して、請求項１．２のそれぞれに記載の本発明におい
て、チューブは、チューブ保持具のチューブ保持手段に
保持された状態下で、その全長が蛇行することなく、各
フィンガの押圧領域内に確実に所定の規定長を位置決め
され、作業位置に設定される各フィンガにより安定的に
押潰され、輸液の流ｊｌ精度を向上できることとなる。

請求項３に記載の本発明によれば、請求項２に記載の本
発明において、チューブ保持具のチューブ保持手段に保
持されるチューブを、該溝状保持手段の長平方向の特定
位置に設けられる一対の挟持部にて挟持することとなり
、各フィンガの押圧領域内により確実に位置決めできる
。

請求項４に記載の本発明によれば、請求項３に記載の本
発明において、挟持フィンガによりチューブ保持具の挟
持部を押圧することにより、該挟持部によるチューブの
位置決め作用をより確実化できる。

請求項５に記載の本発明によれば、請求項１〜４のそれ
ぞれに記載の本発明において、ハウジング本体とドアと
により、カム、押圧フィンガ、受板、及びチューブ保持
具を格納することにて構成し、装置構成をコンパクト化
できる。又、ドアの開閉時に、チューブをチューブ保持
具に設置し、チューブをフィンガ群と受板との間の押圧
領域内に極めて容易に装着できる。

請求項６に記載の本発明によれば、請求項１〜５のそれ
ぞれに記載の本発明において、チューブ保持具のシリコ
ーンゴムからなる面によってチューブを安定的に保持し
、フィンガの当接する面を摩擦係数の小さいフッ素樹脂
にて形成することにてその摩耗を抑えることができる。

［実施例］第１図はべりスタリックポンブの一例の全体形状を示す
模式図、第２図は第１図の要部横断面図、第３図は第１
図の要部縦断面図、第４図は第１図の要部分解斜視図、
第５図はフィンガの作動状態を示す模式図、第６図はガ
イドプレート及び挟持フィンガを示す模式図、第７図は
挟持フィンガの作動状態を示す模式図、第８図はガイド
プレートを示す模式図、第９図はべりスタリックポンプ
の他の例の要部横断面図である。

ペリスタソックポンプ１０は、第１図〜第３図に示す如
く、ハウジング本体１１と、このハウジング本体１１に
ドア軸１２を介して開閉できるように連結されたドア１
３とを有している。ドア］３は、開閉ノブ１４の回転操
作により、ハウジング本体１１に対する閉止状態をロッ
クできる。

ポンプ１０は、例えば第１図に示す輸液容器１５の止栓
１６に穿刺された導液針１７に接続されたチューブ１８
の中間部にポンプ作用を加え、輸液容器１５内の輸液を
患者に送液する。尚、１９は通気針である。

ポンプ１０は、第２図〜第４図に示す如く、ハウジング
本体１１に固定した基台１１Ａに支軸２１の両端部を支
持し、この支軸２１に可動ブラケット２２を揺動可能に
支持している。他方、ポンプ１０は、ドア１３に受板２
３を支持している。

可動ブラケット２２は、支軸２１のまわりに揺動可能に
支持されて、受５２３に対して接近／ＩＩＩ隔する方向
に相対移動できる。可動ブラケット２２は、支軸２１に
対し平行配置されるカム軸２４を備え、このカム軸２４
の長手方向に固定的に設けらる複数のカム２５を組込ま
れるとともに、支軸２１まわりに揺動でき各カム２５に
押動される複数のフィンガ２６を組込まれている。

この時、フィンガ２６と、対応するカム２５により待避
位置と作業位置との間を駆動される。

又、受板２３は、ドア１３の閉時に、第２図ＣＢ）に示
す如く、フィンガ群２６Ａに対向位置して各フィンガ２
６との間にチューブ１８を担持できる。これにより、ポ
ンプ１０は、各フィンガ２６を各カム２５により順次作
業位置に設定することにより、各フィンガ２６によるチ
ューブ押潰し位置をチューブ長手方向に移動する。尚、
チューブ１８は常時少なくとも１つのフィンガ２６によ
り閉じられている。フィンガ２６のうちの１つが最大押
潰し点に達して、その後後退を開始し始めると、次のフ
ィンガ２６は上記先行するフィンガがチューブ１８の通
路を開くのに十分移動してしまう前にチューブ１８を閉
じる。

更に、ポンプ１０は、可動ブラケット２２を受板２３に
接近する方向に付勢する付勢手段２７を設けである。付
勢手段２７は、ねじりばね２８（付勢部材本体）と、調
整ねじ２９（調整部材）とから構成される。ねじりばね
２８は、支軸２１における可動ブラケット２２の両側２
箇所に設けられ、一端が、可動ブラケット２２に係合せ
しめられ、他端が、ハウジング本体１１に固定した基台
１１Ａに螺着される上記調整ねじ２９の端部に係合せし
められる。この時、調整ねじ２９が螺着されている基台
１１Ａを支持するハウジング本体１１と、このハウジン
グ本体１１に閉止ロックされているドア１３に支持され
ている受板２３とは、互いに相対移動がない状態にある
から、ねじりばね２８は、可動ブラケット２２と受板２
３との間に介装されることになる。又、調整ねじ２９は
基台１１Ａに対する螺合位置の調整により、ねじりばね
２８の付勢力を調整できる。

尚、ポンプ１０は、可動ブラケット２２にカム駆動モー
タ３１を固定配置し、このモータ３１の出力軸に固定さ
れるつオーム３２を、前述のカム軸２４の一端部に固定
されているつオーム車３３に噛合いさせている。

これにより、カム軸２４はカム駆動モータ３１により駆
動されて各カム２５を回動し、各カム２５に対応する各
フィンガ２６を前述の如く駆動できる。

更に、上記ペリスタリックポンプ１０にあっては、以下
の述べる如くのチューブガイド装置を備えている。

即ち、ポンプ１０は、ハウジング本体１１の基台１１Ａ
におけるチューブ１８の押圧窓部４１（第４図参照）に
、これを閉塞するガイドプレート４２を配置し、このガ
イドプレート４２の外周縁部を枠材４３によって抑える
状態で止めねじ４４により基台１１Ａに固定している。

この時、ガイドプレート４２は、ドア１３をハウジング
本体１１に対して閉止ロックする時、フィンガ群２６Ａ
と受板２３との間に配設され（第２図（Ａ）　　　（Ｂ
）参照）、受板２３に対面する側にチューブ１８をセッ
トできるチューブガイド溝４５を備え、かつ作業位置に
設定される各フィンガ２６によるチューブ１８の押潰し
作用を阻害することのない柔軟な弾性材料にて形成され
ている。従って、チューブ１８は第５図（Ａ）に示す如
くガイドプレート４２のガイド溝４５に装着された状態
下で、その全長が蛇行することなく、各フィンガ２６の
押圧領域内に確実に所定の規定長を位置決めされ、作業
位置に設定される各フィンガ２６により安定的に押潰さ
れ、輸液の流量精度を向上できることとなる（第５図（
Ｂ）参照）又、ガイドプレート４２は、第４図に示す如く、ガイド
溝４５の長手方向の特定２位置のそれぞれで、ガイド溝
４５の相対する側壁に、チューブ１８を挟持できるよう
にガイド溝４５内に突出する一対の挟持部４６を備えて
いる。この一対の挟持部４６は、チューブ１８の外径と
略同−の溝幅を形成して相対し、ガイドプレート４２の
ガイド溝４５に装着されるチューブ１８を、各押圧フィ
ンガ２６の押圧領域内により確実に位置決めする。

又、ポンプ１０は、第６図、第７図に示す如く、フィン
ガ群２６Ａの上記ガイドプレート４２の挟持部４６に対
応する２位置のそれぞれで、隣接するフィンガ２６間に
偵まれる部位に挟持フィンガ４７を設けている。挟持フ
ィンガ４７は、チューブ１８を押潰すことのないように
ガイドプレート４２のガイド溝４５形成部を囲み、かつ
挟持部４６を押圧できるように構成されている。この挟
持フィンガ４７は、第７図に模式的に示される如く、ハ
ウジング本体１１との間に介装されるバックアップばね
４８によりガイドプレート４２の挟持部４６に押圧され
、上述の挟持部４６によるチューブ１８の位置決め作用
をより確実化している。

尚、ガイドプレート４２は、例えばゴムからなり、フィ
ンガ２６が圧接することとなる反ガイド溝側の表面をエ
ンボス加工する等により、ｌ！擦係数を低減し、フィン
ガ２６との接触による摩耗を抑える。

この時、ガイドプレート４２は、第８図に示す如く、チ
ューブ１８が装着される側を、摩擦係数が大きくチュー
ブ１８を安定的に保持できる例えばシリコーンゴム４２
Ａにて形成し、フィンガ２６が圧接する側を、摩擦係数
が小さく摩耗しにくい例えばフッ素樹脂４２Ｂにて形成
する、複合構造体からなるものであっても良い。

次に、上記ペリスタリックポンプ１０の作用について説
明する。

■チューブ１８は、ガイドプレート４２のチューブガイ
ド溝４５にセットされて、受板２３に担持された状態で
、フィンガ群２６Ａを構成する各フィンガ２６によるチ
ューブ押潰し位置を、各カム２５による各フィンガ２６
の駆動によってチューブ長手方向に移動せしめられる。

これにより、このポンプ１０は、弾性を有するチューブ
１８に加わる押潰し作用下で送液し、又該チューブ１８
の弾性復元作用によって流路を拡張して吸液し、ポンプ
作用を営む。

この時、フィンガ群２６Ａのうちのいずれかのフィンガ
２６がチューブ１８を過度に押潰そうとすると、チュー
ブ１８の過大な弾性反力が付勢手段２７の付勢力に抗し
て可動ブラケット２２を受板２３から離隔する方向に押
し戻す、これにより、この可動ブラケット２２に組み込
まれているフィンガ２６を、この可動ブラケット２２の
移動とともに、受板２３から離隔する方向、即ちチュー
ブ１８に対する反押潰し方向に逃がし、該フィンガ２６
による押潰し力の超過量を吸収し得ることとする。従っ
て、チューブ１８を受板２３にて常に安定的に担持し、
通常の使用状態下では各フィンガ２６により該チューブ
１８を安定的に押潰し、過大押潰し力の作用下ではフィ
ンガ２６による該押潰し力の超過量を確実に吸収し、安
定したポンプ作用を実現することができる。

然して、ポンプ１０において、チューブ１８は、ガイド
プレート４２のチューブガイド溝４５に装着された状態
下で、その全長が蛇行することなく、各フィンガ２６の
押圧領域内に確実に所定の規定長を位置決めされ、作業
位置に設定される各フィンガにより安定的に押潰され、
輸液の流量精度を向上できることとなる。

■ガイドプレート４２のチューブガイド溝４５に装着さ
れるチューブ１８を、該ガイド溝４５の長手方向の特定
位置に設けられる一対の挟持部４６にて挟持することに
より、各フィンガ２６の押圧領域内により確実に位置決
めできる。

■挟持フィンガ４７によりガイドプレート４２の挟持部
４６を押圧することにより、該挟持部４６によるチュー
ブ１８の位置決め作用をより確実化できる。

■ポンプ１５、ハウジング本体１１とドア１３とにより
、カム２５、フィンガ２６、受板２３、及びガイドプレ
ート４２を格納することにて構成し、装置構成をコンパ
クト化できる。又、ドア１３のｒＭｒＩ！１時に、チュ
ーブ１８をガイドプレート４２にセットし、チューブ１
８を押圧フィンガ群２６Ａと受板２３との間の押圧領域
内に極めて容易に装着できる。

尚、上記ポンプ１０のガイドプレート４２は、チューブ
１８を各フィンガ２６の押圧領域内に安定的に位置決め
して輸液の流量精度を向上する他、基台１１Ａの押圧窓
部４１を閉塞することによってチューブ１８に沿って落
下する薬液の装置機構部への浸入、及びこれによる汚損
をも防止する。

第９図のペリスタリックポンプ５０が上記ポンプ１０と
異なる点は、各フィンガが可動ブラケットに対して直線
動できるように支持されたことにある。

即ち、第９図において、５１はハウジング本体、５２は
ドア軸、５３はドア、５４は開閉ノブであり、これらは
ポンプ１０におけると同様である。

又、ポンプ５０は、ハウジング本体５１に固定した基台
５１Ａに支軸６１の両端部を支持し、この支軸６１に可
動ブラケット６２を揺動可能に支持している。他方、ポ
ンプ５０は、ドア５３に受板６３を支持している。

可動ブラケット６２は、支軸６１のまわりに揺動可能に
支持されて、受板６３に対して接近／ＩＩＩ隔する方向
に相対移動できる。可動ブラケット６２は、支軸６１に
対し平行配置されるカム軸６４を備え、このカム軸６４
の長手方向に固定的に設けらる複数のカム６５を組込ま
れるとともに、各カム６５に押動される複数のフィンガ
６６を直線動できるように組込んでいる。

この時、フィンガ６６は、対応するカム６５により待避
位置と作業位置との間を駆動される。

又、受板６３は、ドア５３の閉時に、押圧フィンガ群６
６Ａに対向位置して各フィンガ６６との間にチューブ１
８を担持できる。これにより、ポンプ５０は、各フィン
ガ６６を各カム６５により順次作業位置に設定すること
により、各フィンガ６６によるチューブ押潰し位置をチ
ューブ長手方向に移動する。

更に、ポンプ５０は、可動ブラケット６２を受板６３に
接近する方向に弾発する付勢手段６７を設けである。付
勢手段６７は、引張ばね６８（付勢部材本体）と、調整
ねじ６９（調整部材〉とから構成される。引張ばね６８
は、一端が、可動ブラケット６２に螺着される上記調整
ねじ６９の端部に係着せしめられ、他端が、ハウジング
本体５１に固定した基台５１Ａに係着せしめられる。

調整ねじ６９は、基台５１Ａに対する螺合位置の調整に
より、引張ばね６８の付勢力を調整できる。

尚、ポンプ５０は、可動ブラケット６２にカム駆動モー
タ７１を固定配置し、このモータ７１によりカム軸６４
を駆動することにて、各カム６５を回動し、ひいては各
カム６５に対応する各フィンガ６６を前述の如く駆動で
きる・。

又、ポンプ５０にあっては、ポンプ１０におけると同様
に、ハウジング本体５１の基台５１Ａにおけるチューブ
１８の押圧窓部８１に、ガイドフレート８２を配置し、
このガイドプレート８２にチューブ１８をセットするた
めのチューブガイド溝８３を備えている。８４は枠材で
ある。

ポンプ５０は、以上の如くの構成であるから、前記ポン
プ１０におけると同一の作用効果を奏する。

尚、本発明の実施において、チューブ保持具は、受板と
装填すべきチューブの間に配設されるものであっても良
い。

［発明の効果］以上のように本発明によれば、チューブをフィンガ群と
受板との間の適正位置に安定的にセットできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はべりスタリックポンプの一例の全体形状を示す
模式図、第２図は第１図の要部横断面図、第３図は第１
図の要部縦断面図、第４図は第１図の要部分解斜視図、
第５図はフィンガの作動状態を示す模式図、第６図はガ
イドプレート及び挟持フィンガを示す模式図、第７図は
挟持フィンガの作動状態を示す模式図、第８図はガイド
プレートを示す模式図、第９図はべりスタリックポンブ
の他の例の要部横断面図である。１０．５０−・・ポンプ、１１．５１・・・ハウジング、１３．５３・・・ドア、１８・・・チューブ、２３．６３・・・受板、２４．６４・・・カム軸、２５．６５・・・カム、２６．６６・・・フィンガ、２６Ａ、６６Ａ・・・フィンガ群、４２．８２・・・ガイドプレート（チューブ保持具）４５．８３・・・チューブガイド溝（チューブ保持手段）４６・・・挟持部、４７・・・挟持フィンガ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数のカムと、該カムを駆動するカム軸と、前記
カムにより駆動されてチューブを押圧する複数のフィン
ガと、該フィンガ群に対向位置して各フィンガとの間に
チューブを担持できる受板と、押圧フィンガと装填すべ
きチューブの間及び／又は受板と装填すべきチューブの
間に配設され、チューブに当接すべき面にチューブを所
定位置に保持可能なチューブ保持手段を備えるチューブ
保持具、とを具備するペリスタリックポンプ。
（２）前記チューブ保持具がシート状を呈する弾性部材
から形成され、チューブに当接する面に溝状のチューブ
保持手段を有する請求項１記載のペリスタリックポンプ
。
（３）前記チューブ保持具が、前記溝内に突出する少な
くとも１対のチューブ挟持部を具備してなる請求項２に
記載のペリスタリックポンプ。
（４）前記挟持部に対応してチューブを保持する挟持フ
ィンガを備える請求項３に記載のペリスタリックポンプ
。
（５）前記カム、カム軸及びフィンガを内蔵し、かつ装
填すべきチューブに対向する位置に前記チューブ保持具
を支持してなるハウジング本体と、前記ハウジング本体
に対して開閉可能に支持され、かつチューブに対向する
面に前記受板を配設してなるドアとを備える請求項１な
いし４のいずれかに記載のペリスタリックポンプ
（６）前記チューブ保持具が、チューブが当接すべき面
を摩擦係数の大きいシリコーンゴムから形成し、フィン
ガの当接すべき面を摩擦係数の小さいフッ素樹脂から形
成してなる請求項１ないし５のいずれかに記載のペリス
タリックポンプ。