JPH0364645B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0364645B2
JPH0364645B2 JP23335986A JP23335986A JPH0364645B2 JP H0364645 B2 JPH0364645 B2 JP H0364645B2 JP 23335986 A JP23335986 A JP 23335986A JP 23335986 A JP23335986 A JP 23335986A JP H0364645 B2 JPH0364645 B2 JP H0364645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
artificial turf
pile
lines
artificial
turf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP23335986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6389703A (ja
Inventor
Yoshikazu Higuchi
Yoshitomo Kitamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP23335986A priority Critical patent/JPS6389703A/ja
Publication of JPS6389703A publication Critical patent/JPS6389703A/ja
Publication of JPH0364645B2 publication Critical patent/JPH0364645B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐久性の良い芝のラインが設けられた
ライン入り人工芝グランドに関する。
〔従来の技術〕
野球場、陸上グランド、テニスコート、ゲート
ボール場等のいわゆるグランドは、従来、天然の
土、芝、クレイ等を利用していたが、近年、人工
芝を敷設した人工芝グランドが実用化されるよう
になつてきた。
この人工芝グランドはコンクリート、アスフア
ルト等の安定基盤の上に人工芝を敷設したもので
あり、適度のクツシヨン性、外観の良さ、手入れ
の簡易さ等において、天然グランドより優れてい
るため、種々のグランドに取入れられるようにな
つた。
このような人工芝グランドをたとえば野球場あ
るいはテニスコートとして適用する場合、ライン
を設ける必要があるが、人工芝のラインは他の部
分の芝の色(通常は緑)と異なる色(黄あるいは
白等)の人工芝をライン状に挿敷する方法が用い
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の人工芝グランドのラインは上述のように
ラインの部分だけ芝の色の異なる芝をを継ぎ合わ
せていたが、このライン用の芝は芝の色が異なる
だけで、パイル密度(本数)、パイル長さ等は他
の部分の人工芝のそれと同じものが使われている
ため、長期間使用している間に、芝にへたりが生
じ、ラインの太さが変つたり、ラインの色が変つ
たり、ラインが曲がつたりする欠点があつた。
芝のへたりを防止するためならびに表面のクシ
ヨン性を持たせるため、芝目内に砂を散布する方
法も試みられているが、ラインの部分が他の部分
と同時期にへたりだすことには変わりなかつた。
本発明はかかる従来のライン入り人工芝グラン
ドの欠点を解消するものである。
すなわち、本発明の目的はライン部分が他の部
分よりへたりにくく、耐久性に優れたラインを設
けたライン入り人工芝グランドを提供せんとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目記を達成するため、本発明は次の手段を
とるものである。
即ち、本発明のライン入り人工芝グランドは、
安定基盤上に人工芝を敷設した人工芝グランドに
おいて、該人工芝の一部に他の部分と色が異な
り、かつパイル密度の高い狭幅の人工芝を挿敷し
たことを特徴とするものである。
以下、図面を参照しながら、本発明を具体的に
説明する。
第1図は本発明のライン入り人工芝グランドの
断面図であり、安定基盤1の上にクツシヨン材2
を敷き、その表面に緑色の人工芝3を敷設し、そ
の芝目内に砂4を散布したものである。また、人
工芝3の一部には周囲の人工芝よりパイル密度の
大きい黄色のライン用人工芝5が挿敷されてい
る。
安定基盤1はコンクリート、アスフアルト、セ
メント等から成る基盤で、水はけのため、わずか
に傾斜を設けることが好ましい。
クツシヨン材2は必ずしも必要でないが、通
常、フエルト、発泡体、エラストマー等が使用さ
れる。
人工芝3,5はナイロン、ポリプロピレン等の
偏平糸からなるパイル糸を基布に植毛し、芝状に
したものであり、パイル密度(パイル重量)は平
均パイル長、パイル繊度、植毛密度(ステツチ、
ゲージ)で決定される。
フイールド用の人工芝3は、ナイロンパイルの
砂入り人工芝の場合(平均パイル長:43mm、繊
度:6000デニール)はパイル密度(重量)900〜
1000g/m2、砂を入れない人工芝の場合(平均パ
イル長:26mm、繊度:4000デニール)はパイル密
度(重量)1400〜1500g/m2のものが好ましく、
パイルの色は緑が好ましい。
ライン用の人工芝5のパイル密度(重量)は、
フイールド用の人工芝のパイル密度(重量)より
も約15%増のものが好ましい。
ライン用人工芝5の色はフイールド用人工芝3
の色に対して目立つ必要があり、通常黄色、白色
が用いられる。また、ライン用人工芝5のパイル
高さはフイールド用人工芝3のパイル高さと同じ
かあるいは少し高い方がよい。すなわち、第2図
のようにライン用人工芝が周辺の人工芝よりやや
高いと、へたりにくくライン際がよく目立つとい
う効果を発揮するので好ましい。ただし砂入り人
工芝テニスコートの場合は、ボールのバウンド高
さ、スピードに影響を及ぼすので、高さの差は2
mm以下にすることが好ましい。
本発明は、砂4を散布して人工芝3,5内に入
れた人工芝グランドにおいて、特に優れた効果を
発揮する。すなわち、砂4が散布されると、一般
にラインはボケて不鮮明になるが、本発明のライ
ン用人工芝によれば、濃くてラインの際の鮮明な
グランドを提供することができ、さらにパイルの
腰を安定化させ、へたりの防止された、より天然
グランドの感覚に近似した人工芝グランドを提供
することができる。
〔作用〕
本発明におけるライン用の人工芝は他の部分、
即ちフイールド用人工芝に比べて色が異なり、か
つパイル密度が高くなつている。
パイル密度の高い芝はパイル相互間で押し合う
ため、へたりが少ない。したがつて、ラインの太
さが変つたり、ラインの色がうすくなつたり、曲
がるようなことが少なくなる。
ライン用芝のパイルの耐久性を向上させるた
め、パイル密度をより高くしたり、ラインを明瞭
にするためにパイル高さを若干高くしてパイル密
度を高くすることは好ましいが、これらをあまり
高くするとボールのバウンド方向やスピードが変
わる可能性もあるので、パイル高さの差は2mm以
下にするのが好ましい。
〔実施例〕
アスフアルト基盤の上にフエルトを敷き、その
上に、緑色ナイロンパイル、パイル密度900g/
m2、パイル高さ20mmの人工芝を敷設し、ライン用
として黄色ナイロンパイル、パイル密度1040g/
m2、パイル高さ21mmの狭幅人工芝を挿設し、芝目
内に砂を散布してテニスコートを造成した。
このコートはラインが常に浮き出たように鮮や
かに見え、長期の使用に対してもラインのみだれ
が起こらなかつた。
〔発明の効果〕
本発明は次の効果を発揮する。
(1) ライン用芝として他の部分と色が異なり、か
つパイル密度の高い狭幅人工芝を挿敷するので
ライン部分の芝のへたりがなく、耐久性に優れ
たライン入り人工芝グランドが得られる。
(2) ライン部分のパイル密度が高いので、ライン
部分の色調が他の部分と異なり、単にパイルの
色を変えた従来のラインに比べ、鮮やかに見
え、球技がやりやすくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のライン用人工芝の一例を示す
断面図であり、第2図は本発明のライン用人工芝
の他の一例を示す断面図である。 1……安定基盤、2……クツシヨン材、3……
フイールド用人工芝、4……砂、5……ライン用
人工芝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 安定基盤上に人工芝を敷設した人工芝グラン
    ドにおいて、該人工芝の一部に、他の部分と色が
    異なり、かつパイル密度の高い狭幅の人工芝を挿
    敷したことを特徴とするライン入り人工芝グラン
    ド。 2 安定基盤上に人工芝を敷設した人工芝グラン
    ドにおいて、該人工芝の一部に、他の部分と色が
    異なり、かつパイル密度の高い狭幅の人工芝を挿
    敷し、かつそれぞれの人工芝内に砂が散布されて
    なることを特徴とするライン入り人工芝グラン
    ド。
JP23335986A 1986-10-02 1986-10-02 ライン入り人工芝グランド Granted JPS6389703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23335986A JPS6389703A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 ライン入り人工芝グランド

Applications Claiming Priority (1)

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JP23335986A JPS6389703A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 ライン入り人工芝グランド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389703A JPS6389703A (ja) 1988-04-20
JPH0364645B2 true JPH0364645B2 (ja) 1991-10-08

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ID=16953913

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JP23335986A Granted JPS6389703A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 ライン入り人工芝グランド

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JP (1) JPS6389703A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019008894A1 (ja) * 2017-07-06 2019-01-10 株式会社ピカコーポレイション 人工芝

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0399005U (ja) * 1990-01-23 1991-10-16

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WO2019008894A1 (ja) * 2017-07-06 2019-01-10 株式会社ピカコーポレイション 人工芝

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JPS6389703A (ja) 1988-04-20

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