JPH0364533A - 糸処理機械からパッケージアダプタを自動的に取り外す方法並びに装置 - Google Patents

糸処理機械からパッケージアダプタを自動的に取り外す方法並びに装置

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JPH0364533A
JPH0364533A JP2190863A JP19086390A JPH0364533A JP H0364533 A JPH0364533 A JP H0364533A JP 2190863 A JP2190863 A JP 2190863A JP 19086390 A JP19086390 A JP 19086390A JP H0364533 A JPH0364533 A JP H0364533A
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JP
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thread
gripper
yarn
suction
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JP2190863A
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Siegfried Inger
ジークフリート インゲル
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Palitex Project Co GmbH
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Palitex Project Co GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H15/00Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing
    • D01H15/007Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing for two-for-one twisting machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/16Yarn-severing arrangements, e.g. for cutting transfer tails; Separating of roving in flyer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パッケージアダプタに挿入された少なくとも
一本の満パツケージを、殆ど空になったボビンを含む空
ユニットのボビンと交換する際に、垂れ下がってふらつ
く可能性のある糸をしっかりと保持する技術に関する。
〔従来の技術〕
ダブルツイスタのスピンドル上で、二つの単糸パッケー
ジの一方が完全に消費された場合、糸端(9) (10) に関して次のような問題が生じる。
ダブルツイスタのスピンドルに挿入された二つの単糸イ
くツケージの糸長を、両者が同時に消費されてスピンド
ル上に空ボビンだけが残るように揃えることは殆ど不可
能である。従って、一方のパッケージが完全に消費され
ても、他方のパッケージにはまだ幾らかの糸が残るのが
普通である。
トウーフォーワン(two−for−one)撚糸工程
においては、加熱中の糸はバルーンを生じて糸番手とス
ピンドル回転速度に応じた一定の高い張力を受ける。一
方のパッケージが完全に消費された後、残りの一本の糸
だけがバルーンを通過するが、この糸は張力に耐えられ
ずに切断するのが普通である。切れなかった場合には、
糸の経路に設置されている監視装置がこれを発見して信
号を発し、スピンドルを止めるか又はこれがスピンドル
に入る際に或いはスピンドルの内部でこれを留める。
上又は下の供給パッケージから巻き戻されるこの残留・
切断糸は、中空スピンドルの頂点まで進行を続け、中空
のスピンドルシャフトを通り、貯留ディスク上のロータ
ーのリム上で殆ど止まる。
ダブルツイスタのスピンドルから空又は殆ど空になった
ユニットを取り外す場合、それが人手で行われようと自
動装置で行われようと、中空スピンドルシャフトから引
き出された糸端はクリール装置(アダプタ)の中心から
飛び出して自由に飛び回る。
この空ユニットを取り扱う際に、この自由糸端はそのす
ぐそばで回転しているスピンドルにとって有害であるば
かりでなく、自動サービス装置の作用にも悪影響を与え
る。
パッケージ上の巻き糸コイルとアダプタの頂点との間に
位置する糸端もしっかりと保持されていないので、状況
によっては緩んで障害になることがある。
しかし、ツーフォーワン加熱方式によって加熱される糸
は合糸パッケージから作られる場合もある。撚り糸を構
成する2本の糸は合糸ワイングー上で引き揃えられ、一
つのパッケージ上に巻き取られる。
(11) (12) 通常、この金糸パッケージは完全に巻き戻され、ボビン
上には残糸は生じないものと考えられるかもしれない。
しかし、実際は合糸パッケージが完全に巻き戻される以
前に糸がボビン上に残る場合がある。この理由は、合糸
ワイングー上での巻き始めの時期に、糸層が互いにもつ
れ合うためであることが判明している。これによって、
ダブルツイスタのスピンドル上で糸切れが生じ、合糸パ
ッケージに糸が残るのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、ダブルツイスタでの自動サービス装置の作用
に関連して、上述の残糸や浮動する糸端による問題を解
決することを目的とする。
この目的は、請求項1〜4に規定された方法並びに請求
項5〜22に規定された装置によって達成される。
〔実施例〕
第1図はダブルツイスタAの一部、上下のレール1.2
に載ってこのダブルツイスタに沿って走行する自動サー
ビス装置B1及びオーバーヘッドコンベアCを示す。
このオーバーヘッドコンベアCは、上部レール3を具え
、これに沿ってコンベアチェーン又はベルトが延在し、
これに均等な間隔で下向きの懸垂。
ホルダ4が取付けられ、パッケージアダプタ5を担持し
ている。前記懸垂ホルダ4とパッケージアダプタ5は公
知の構造を有し、アダプタ5を一回上に持ち上げれば懸
垂ホルダ4に把持・固定され、二回目に上に持ち上げれ
てから下に下げれば懸垂ホルダ4の把持から解放される
。第1図において、上部レール3の左側には6個のパッ
ケージアダプタ5があり、それぞれ二つずつの完全な交
差巻きパッケージ6を担持している。これらは自動サー
ビス装置BによってダブルツイスタBのそれぞれの撚糸
位置に供給される。一方、右側にはそれぞれ二つずつの
空ボビン6°を保持した2個のパッケージアダプタ5が
あり、これらの空ボヒ゛ンは自動サービス装置Bによっ
てダブルツイスタへの撚(13) (14) 糸位置から取り外されて懸垂ホルダ4に移転されたもの
である。残糸の残っているこれらのボビン6 は、オー
バーヘッドコンベアCによってアダプタ5と共に外部の
装填ステーションまで運ばれ、ここでアダプタ5は再び
満パッケージ即ち供給用パッケージを受は取ることがで
きる。
この供給パッケージは合糸パッケージであってもよい。
ダブルツイスタAは、下部に設けられたスピンドル(図
示しない〉、バルール制限器7.保護ポット8.糸導入
ロ9.ヤーンガイド10.オーバーフィード機構12.
トラバースガイド13.並びにフリクションロール14
によって駆動される巻き取り中の交差巻きの撚糸パッケ
ージ15等の公知の標準エレメントを具えた複数の加熱
ステーションを有する。機械の中心には、満パツケージ
15を取り出すために、コンベアベルト16が機械の互
いに平行な両側板の間の上部に設けられている。フリク
ションロール14で駆動されている各撚糸パッケージ1
5の上方には、空ボビン18用のマガジン17が設置さ
れている。
前記保護ポット18内には、アダプタ5によって撚糸位
置に挿入された一対の供給パッケージ6の一部しか示さ
れていない。糸はこの供給パッケージから上方に引き出
され、糸導入口9を通って下部スピンドル部に導入され
て、糸貯留ディスクに達する。次いで引き揃えられた2
本の糸は糸ガイド10を経てバルーンを形成し、偏向ロ
ール11とオーバーフィードロール12を通過した後、
フリクションロール14で駆動される巻き取りパッケー
ジ15上に引き取られる。
自動サービス装置BはいつもはダブルツイスタAの撚糸
ステーションの前面を走行している。第1図は、空ボビ
ン6゛を担持したアダプタ5 (空ユニット)を、満パ
ツケージ6 (合糸パッケージを含む)を担持したアダ
プタ5 (供給ユニット)交換し、空になった又は殆ど
巻き戻されたボビン6′の糸端を処理・確保するための
この自動機Bの種々のエレメントの一部を模式的に示し
ている。
これらのエレメントは前記供給ユニット並びに空(15
) (16) ユニットのための2本のマンドレル100を主体とした
ものであり、該マンドレルは垂直軸を中心に回転すると
共に垂直に昇降するように構成されている。その他にグ
リッパ−とサクション装置22.23も設置されている
。これらのエレメントについては第5図〜第11図を参
照して後述する。
この自動サービス装置Bは、キャビネット型のハウジン
グ101を具え、その前壁には前記マンドレル100を
担持した回動可能なアーム103のためのガイドスロッ
ト102が設けられている。
各加熱ステーションの下方に設けられたペダル34は、
各ステーションの準備や保守を行うためのものである。
次に本発明の構造の詳細とやり方のステップ並びに各エ
レメントの機能について説明する。
第2図は、空ボビン6”付きのパッケージアダプタ5を
有する空ユニットをダブルツイスタのスピンドルから取
り外し、残っている糸端をしっかりと確保する操作の原
理を示す。第2図はダブルツイスタのスピンドルの保護
ポットの底部8.1゜通常の糸貯留ディスク19.糸導
入チューブ20゜並びに該導入チューブ20の内部の糸
ブレーキ21等も示している。搬送用アダプタも兼用し
ている前述したパッケージアダプタ5は、第3図に示す
ように、下端に搬送用フランジ5.2をそして上端領域
に環状溝5.3を具えた円筒部分5.1を有する。この
円筒部分5.1の上端に続いて、これより小径の連結ピ
ース5.4が設けられている。
水平方向(矢印f1)に回動可能で昇降可能な自動サー
ビス装置Bのグリッパ−アーム22.1と22.2が、
スピンドルから空ユニットを取り外すのに用いられる。
二つのグリッパ−アーム22.1と22.2の端部は、
保護ポット8内に挿入されたパッケージアダプタ5の外
周面を前記環状溝5.3の領域で包み込み、これによっ
て自動的に完全に巻き戻されていない下部のボビン6′
から繰り出されている糸端を把持すると同時にしっかり
と確保することができる。この例の場合は、スピンドル
上での糸端に更に操作を加えることは不要である。グリ
ッパ−22の上昇によってアダプタ5が保護ポット(1
7) (18) 8から取り外される時に、糸ブレーキ21が自動的に開
いてスピンドルの中空シャフトから糸端が妨害なく引き
出されるのを監視することだけが必要である。そうする
ことによって、糸端臼体はアダプタの内部に留まる。
第3図の例においては、グリッパ−22の他にサクショ
ン装置23が設けられ、このサクション装置はアダプタ
5の上部に被さるように挿入可能なサクションヘッド2
3.1を具え、これに糸カッター24が一体化されてい
る。グリッパ−22と同様に、このサクション装置23
は自動サービス装置Bの操作エレメントの一つをなして
いる。これら二つの操作ニレメン)22.23は装置B
の内側の共通の軸を中心に回動可能であり、且つ垂直方
向に昇降可能に構成されている。
糸の、各部分の名称について、第3図を参照して定義し
ておく。
Fl(並びにF1″、Fl”等)は、切断装置が作動し
て吸い出された最も外側に位置する糸である。
F2は、アダプタの中空シャフト内に少なくともその一
部が吸い込まれた一定長さの中間糸部分を言う。
F3は、空ボビンにまだ巻きついている糸と前記中間糸
部分とを接続している最も内側に位置している糸であり
、空ボビンとアダプタの上端の把持点との間の糸部分に
対応している。
第3図の例では、アダプタ5はグリッパ−アーム22.
1と22.2によって把持され、二つの糸部分F2とF
3の間の環状溝5.3の領域で、ボビン6゜から繰り出
される糸F1+F2十F3を所定の位置にしっかりと確
保している。サクションヘッド23.1tで延びる吸引
ライン25を通じて(矢印F2のように)吸引空気を作
用させると、第2図によればスピンドルの中空シャフト
内に存在している糸部分F1+F2は、糸ブレーキ21
が開放された後に、前記スピンドルの中空シャフトから
サクションライン25内に吸い出される。ライン25に
吸い込まれた糸端が図示しないセンサーによって検出さ
れると、カッター24がチャンネル26(19) (20) を通じて供給される圧搾空気(矢印F3)によって作動
する。カッターの重要部分は、スプリングの付勢力に抗
して動く刃を具えたピストン24.1である。サクショ
ンライン25内の切断糸部分Flは図示しない屑容器に
運ばれる。引き続いて、下部のボビン6°上の残糸に接
続している糸部分F2はスピンドルの内部で作動する吸
引空気流(矢印F4)によって再びアダプタの中心に吸
い込まれる。
この状態を第4図に示す。
そ1・れからグリッパ22が、空ボビン6′を具えたア
ダプタ5をダブルツイスタのスピンドルから持ち上げ、
これによってアダプタの頂点からボビン6′まで延びて
いる糸部分F3を把持し、空ユニツト全体を自動サービ
ス装置Bに移し、ここで更に処理を行う。
次の説明は主として二つの部分に分かれたパッケージア
ダプタについてのものである。アダプタの下方部分は満
パツケージ又は空ボビン用の搬送手段を構成している。
これはダブルツイスタ上に設置された搬送システムの一
部をなしている。ダブルツイスタのスピンドルの保護ポ
ットの内側において、アダプタの下方部分はパッケージ
を該保護ポットのハブの中心に位置決めする機能を有す
る。
上方の円筒状連結部分を除いて、このアダプタの下方部
分は第2図及び第3図のパッケージアダプタ5に対応し
ている。この理由で、第5図〜第11図に描かれたアダ
プタの下方部分も符号5で示されている。このアダプタ
の下方部分の頂部にはへッドビース即ち上方部分5°が
載せられている。この上方部分5′は中空シャフトを具
え、ダブルツイスタのスピンドルに対して種々の糸の巻
き戻しのやり方を行わせる機能を有する。第5図〜第8
図並びに第10図に示す実施例においては、上方部分5
°は糸導入口を有する公知の糸潤滑装置を構成し、ここ
を通過する糸に仕上げ剤を付与している。
第5図はダブルツイスタの一部の断面を示す。
詳しくは、機械のフレーム27.空気式糸通しのための
圧搾空気ノズル30を経てダブルツイスタ(21) (22) スピンドルに達するパイプ29を具えた圧搾空気ライン
28.並びにタンジェンシャルベルト33をワーブに対
して押圧する押圧ロール32を有するスピンドルワーブ
31が示されている。各スピンドルと連携するペダル3
4が図示しないスピンドルブレーキを作動させる。この
ペダル34は圧搾空気ノズル30も作動させ、中空のス
ピンドルシャフト内に吸引気流を形成して糸をスピンド
ルに挿通する機能も有する。
その上、第5図はダブルツイスタの前面をレール1,2
に沿って走行する自動サービス装置Bの一部を示す。本
発明に関連するこの装置のエレメントは、グリッパ−2
2,サクション装置23゜作動レバー35等であり、こ
のレバー35を矢印F6の方向に押し下げると、ペダル
34が作動して所定の時期にそれぞれのスピンドルを停
止させることができる。更に第5図には、前記ペダル3
4の真上に下部レール1のガイド面1.1に沿って移動
する自動サービス装置Bの走行用の二つの車輪が示され
ている。
サクション装置23とグリッパ−22は矢EI]flの
方向に回動可能であると共に、矢印F5の方向に垂直に
昇降可能に構成されている。
第5図に関して重要なことは、サクション装置23がス
ピンドル軸領域まで回動する時には、糸ガイド10がス
ピンドルと同軸位置から外れて移動することである。
第6図には、スピンドルの上方におけるグリッパ−22
とそのアーム22.1.22.2の回動位置が示されて
いる。相互に回動可能なアーム22.1と22.2とは
下部アダプタ5の環状溝5.3に係合している。
これによって、2本のボビン6′の一方に残っている残
糸から延びている糸端は、その位置がどこにあろうと糸
部分F2とF3との間で把持される。
グリッパ−22がスピンドル軸領域に回動すると、サク
ション装置23も同様にスピンドル軸の領域に移動する
。このサクション装置23の上には、相互に回動可能な
二つのアーム37.1と37.2とを有する補助把持装
置37が設けられている。下部グリッパ−22のアーム
22.1と22.2はその内周面金(23) (24) 体で環状溝の底部に接触して糸の円周位置に無関係にこ
れを把持するが、上部グリッパ−37のアーム37,1
と37.2は内側を向いた突起即ちノーズ38を具え、
アームが閉じた時にアダプタの上方部分即ち糸導入ヘッ
ド5′の環状溝5.1に点接触する。その結果、アダプ
ターの上方部分5′の外側に沿って移動する糸部分F1
+F2はこれらのグリッパ−アーム37.1と37.2
に把持されない。
第6図に示すように、上部のボビン6″の糸は完全に消
費されているが、下部のボビン6″にはく全部の残糸は
示されていないけれど)糸が残っている。この上部ボビ
ン6′の内側には糸ブレーキ21が示されているが、こ
れは自動サービス装置によって制御された所定の時点(
詳細は第7図を参照して後述する)で開放され、糸を中
空スピンドルシャフト又は糸導入チューブ20から引き
出す作用をなす。アダプタの下方部分5は、そのフラン
ジ5,2を一部が示されている保護ポット8゜1の底部
に載せた状態で設置される。
第6図と第7図に基づいて、把持・切断エレメントを具
えた上部補助把持装置37の構造と作用を、サクション
装置23との関係で説明する。この補助把持装置37と
サクション装置23の主たる目的は、糸端Flを確実に
除去し、2本のボビン6′の一方に巻かれた残糸に連な
っている糸部分F 2+F 2を中空シャフト内の所定
位置に確保することにある。
糸部分FlとF2とを処理するために、サクション装置
23は最高位置から導入ヘッド5゛上に降下する。対応
する高さに到達すると、前辺て開いていたグリッパ−ア
ーム37.1と37.2は内向きに回動する。これによ
って突起38はアダプタの上方部分5′の環状溝5.1
′内に入り、その底部に点接触するように位置する。
アダプタの上方部分5” は、円筒状の内部スリーブ3
9.1とこれから半径方向に所定の距離をおいて設置さ
れた外部スリーブ39.2とを具えたアタッチメント3
9を収容している。前記外部スリーブ39.2は少なく
とも一つの開口39.4を有するフランジ39.3によ
って前記内部スリーブ30.1に連結され(25) (26) ている。
サクション装置23の内部には、この時点ではまだ互い
に連結されている糸部分FlとF2とを把持するための
二つの環状把持表面を具えている。
その一つは内部スリーブ39.1の上縁領域にあり、他
方は外部スリーブ39.2の上縁領域にある。糸の把持
は、中空スピンドルシャフトと同軸に設けられてそれぞ
れスプリング42.43で付勢されているスライドスリ
ーブ40と41によって行われる。前記スライドスリー
ブ40は内部スリーブ39.1の上縁と協働し、一方、
下向きに拡がった円錐状内面を有するスライドスリーブ
41の方は外部スリーブ39.2の上縁と協働する。
把持作用を行う両スライドスリーブ40.41の間には
、下部に環状の切断刃44.1を具えた回転可能な切断
スリーブ44が設けられている。この切断スリーブ44
は、その外周に、球体45を受容するために前記外部ス
リーブ41の内壁に設けられた凹部44.1と対面する
ねじ状の溝44.2を具えている。前記球体45はその
一部を凹部44.1内に、又、一部を溝44.2に受入
れられ、スライドスリーブ、41が切断スリーブ44に
対して軸方向に移動した場合に切断スリーブ44が回転
するように構成されている。切断スリーブ44は、刃4
4.1から離れた方の端部に設けられた軸受、好ましく
は軸方向の溝を有するボールベアリングによって支持さ
れている。
サクション装置23が下降し、相互に接続されている糸
部分FlとF2がスリーブ39.1と39.2の上縁に
よってそれぞれ把持されるのと同時に、切断スリーブ4
4は凹部41.1.  球体45.溝44.2による強
制ガイドの結果として回転し、糸部分Fl+F2を糸端
Flと中間部分F2に切断する。
最初に切断スリーブ44が次いで内部スリーブ40が収
容された外部スリーブ41は、サクション装置23の吸
引ヘッド47の段付き孔として形成されている円筒状空
間48内に収容されることが望ましい。前記段付き空間
48の内側の大径部分は盲孔の底の部分に該当し、外側
の小径部分は外に向かって開放されている。段付き孔の
この外(27) (28) 側部分内に、前記外部スリーブ41が気密に嵌合されて
いる。このスライドスリーブ41はその内側端部に外に
張り出した環状のフランジ41.2を具え、これによっ
て段付き孔48の大径部分内に気密に嵌合している。こ
のようにして、環状フランジ41.2と環状肩部48.
1との間に環状空間が形成され、その中に第1圧搾空気
ライン49が開口している。このライン49を通じて圧
搾空気が環状空間内に導入されると、外部スライドスリ
ーブ41はスプリング43の付勢力に抗して上方に変位
し、これによって糸部分F2は解放され、重力によって
下部グリッパ−22の方に落下する。この把持点領域か
らの糸部分F2の落下を助けるために、アタッチメント
39の開口39.4に達するチャンネル系に接続してい
る第2ライン50を通じて圧搾空気が供給される。この
圧搾咎気は同時に導入ヘッド5″の上端部を清掃するの
に役立つ。
続いてサクション装置23は上部グリッパ−37と共に
(第6図に矢印F7で示すように〉上昇し、これによっ
て、自動サービス装置Bからの指令によって自動的に糸
ブレーキ21が開いた後に、アダプタの上方部分5°を
その内部の糸端Flと共に持ち上げる。
この上昇が終了すると、サクション装置23のライン2
5に吸引空気が供給され、サクションヘッド47を通じ
てアダプタの上方部分5゛の上端まで達する吸引ノズル
51を経て、スライドスリーブ40の下縁と内部スリー
ブ39.1の上縁との間に把持されたまま糸端Flがこ
のノズル51と吸引ライン25に吸い込まれるように吸
引を継続する。吸引ライン25を経て図示しない屑物容
器まで糸端Flを搬送できるように、内部スリーブは第
3チヤンネル52を通じて吸引ノズル51の外壁とスラ
イドスリーブ40の内壁との間の環状空間53内に供給
される圧搾空気によってスプリング42の付勢力に抗し
て上方に押される。前記内部スリーブ40は、この目的
のために環状ピストン面40.1を具えている。
サクション装置23が補助の上部グリッパ−37と共に
上昇し、吸引気流が開始された後に、こ(29) (30) れらの二つのエレメントは第8図の上方に示された位置
を占める。
その後に必要なことは、2本のボビン6°の一方に連な
っている糸部分F2をしっかりと把持して確保すること
である。第6図と第8図に示すように、グリッパ−アー
ムはその把持縁をアダプタの下方部分5の上端の環状溝
5.3に係合させて糸部分F2を把持している。第5図
〜第8図に示すように、二つの部分に分かれたアダプタ
を具えたシステムにおいては、下部グリッパ−22はア
ダプタの下方部分5の環状溝5.3に係合するグリッパ
−アーム22.1と22.2とを具え、パッケージ上の
残糸に連なる糸部分F2を把持する。
第6図と第8図に示すように、下部グリッパ−22はそ
の上側のアーム22.1と22.2の領域にアダプタの
シャフトと同軸の開口54を有する。第8図にはこの開
口の半分だけしか示されていない。
第6図によれば、この開口54はアダプタの上方部分5
°を通過させる機能を有する。アダプタの上方部分5°
が下方部分5から持ち上げられると、この開口はフラッ
プ55によって閉鎖され、アーム22.1と22,2の
内側に延在して吸引空気又は圧搾空気源のいずれかに接
続可能な空気チャンネル56をシールする。
糸部分F2が下部グリッパ−22上に落下すると、糸端
Flが切断スリーブ44によって切断され且つアダプタ
の上方部分5”が下部部分5から持ち上げられた後に、
この糸部分F2はチャンネル56に供給される吸引気流
によって開口54を通じて吸い込まれる。続いて、糸部
分F2が吸弓気流の影響下にある間にフラップ55が閉
じられる。ボビン6″の残糸に連なる糸部分F3は、環
状溝5.3の領域においてグリッパ−アーム22.lと
22.2によって把持されたままである。続いて、チャ
ンネル56内の吸引気流は中止され、圧搾空気がチャン
ネル56に供給されて一定の長さの糸部分F2がチャン
ネル56から吐き出され、アダプタの下方部分5の中空
シャフト内に導入される。
糸部分F2のこの位置の変化は、ダブルツイスタの中空
スピンドルシャフトの内部でエアサッカー(31) (32) のように使用される公知の糸掛は装置によって中空スピ
ンドルシャフト内に形成されている吸引気流によって助
けられる。
その後、アダプタの下方部分5は、グリッパ−22の上
昇によってスピンドルから持ち上げられ、グリッパ−〇
回動によって自動サービス装置Bの内部に移送され、第
1図に示すように、2本のマンドレル100の一方に載
せられる。これらのマンドレル100は垂直軸を中心に
回転可能であると共に垂直方向に昇降可能であり、これ
によって取り外しのために空ユニットを懸垂ホルダまで
搬送したり、2本の満パツケージ6を装着したユニット
を懸垂ホルダから外してこれをスピンドルまで搬送した
りするように構成されている。新たな満パツケージをス
ピンドルまで運んで挿入するためのエレメントは、本発
明とは無関係なので、ここでの詳述は省略する。本発明
は、ダブルツイスタのスピンドルの保護ポットから空の
ユニットを取り外してこれをマンドレル100に搬送し
、同時にアダプタ5の中空シャフト領域に存在する残糸
を確保することのみを目的としている。
第9図は、空の又は一部しか巻き戻されていないボビン
6′を装着されたアダプタ5を示している。このアダプ
タ5は懸垂ホルダ4に取付けられ、該アダプタの中心に
前もって吸い込まれている糸端は、ホルダ4とアダプタ
5の上部開口の縁との間で安全に把持されている。
グリッパ−22を空ユニット(2本の空ボビン6′を担
持したアダプタ)と共に持ち上げるために、サクション
装置23はアダプタの上方部分5′と共に、先ず中空ス
ピンドルシャフトの領域から離れるよう回動させられる
。上方部分5′ は、満パツケージ6を担持したアダプ
タ5を有するパッケージユニットが再び保護ポット内に
下部グリッパ−22によって挿入されるまで、上部グリ
ッパ−37によって保持されている。そして、上部グリ
ッパ−37は再びスピンドルの中心まで移動し、アダプ
タの上方部分5′を下方部分5の上に載置する。
第10図と第11図とは、上下両部分5.5(33) (34) からなる二つに分割されたパッケージアダプタを取り扱
う別の例を示す。この例も、二つのアーム22.1と2
2.2並びに二つのアームを具えた上部グリッパ−57
を具えたサクション装置23を有する。
上部グリッパ−57はアダプタの上方部分5゛の環状溝
5.1°に係合する突起57.1を具えた二つの回動ア
ームを有し、これらのアームはアダプタの上方部分5°
に点接触するように構成されている。
保護ポットから空のユニットを取り外すために、下部グ
リッパ−22並びに一体化された上部グリッパ−57を
具えたサクション装置23はスピンドル軸を越えて自動
サービス装置Bから出て行き、二つのグリッパ−22と
57がそれぞれアダプタの下方部分5と上方部分5°に
係合可能になるように下降する。これにより、下部グリ
ッパ−22のアーム22.1と22.2は環状溝5゜3
内で糸を把持し、一方、糸部分F2は上部グリッパ−5
7の領域で自由に動き得る。グリッパ−22と57とが
それぞれアダプタの上下部分5,5゛ に係合するとす
ぐに、グリッパ−57付きのサクション装置23は、F
lo とF2°からなる中空スピンドルシャフト内の糸
部分F2が一時的に開放されていた糸ブレーキを通過す
るまで上昇を継続する。
次いで、回動レバー58が第10図と第11図に点線で
示されている位置から下部グリッパ−22の領域の実線
で示されている位置まで矢印F8の方向に移動し、これ
によってFl、  Flo、Fl”並びにF2の二つの
ループを形成し、これらを切断装置59に導入する。糸
端は切断され、同時にサクション装置23の吸引ライン
25に生じている吸引気流が両糸端Fl、Fl”を除去
してこれを図示しない屑物容器に搬送する。下方部分5
又は中空スピンドルシャフトから出ている残りの糸端F
loは下部グリッパ−22に設けられた空気チャンネル
56を通じて除去され、一方、糸把持点と糸切断点との
間に残っている糸部分F2はこのチャンネル56内に吸
引される。この糸部分F2は空ボビン6”に連なる糸部
分F3につながっている。チャンネル56内に初めに存
在していた吸引気流は吹き出し気流に切り換えられ、初
めに(35) (36) チャンネル56に吸い込まれていた糸部分F2はスピン
ドルシャフトの方に吹き飛ばされる。同時に、中空スピ
ンドルシャフト内に設けられているエアサッカーの機能
を有する糸掛は装置の作動によって、中空スピンドルシ
ャフト内に吸引気流が発生し、糸部分F2もアダプタの
下方部分5の中心に吸引される。
サクション装置23が回動して離れた後、グリッパ−2
2はアダプタ5を保護ポットから持ち上げ、自動サービ
ス装置B内に持ち込む。ここでアダプタ5は糸端を所定
の位置に把持したまま、第9図に示すように懸垂ホルダ
4まで更に搬送される。
第5図〜第9図に示すように、残りの作業が実施される
図面の説明は2本のパッケージを収容した一つのパッケ
ージアダプタの取扱いに限定して行ったが、本発明は1
本の合糸パッケージのみを担持したアダプタにも適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は機台に沿って走行する自動サービス装置付きの
ダブルツイスタの斜視図、 第2図は本発明のパッケージアダプタ付きのダブルツイ
スタ用スピンドルの断面と自動サービス装置の部品を示
す斜視図、 第3図はアダプタ付きのダブルツイスタ用スピンドルと
これに関連する自動サービス装置のエレメントを示す側
断面図、 第4図はアダプタの上端を示す側断面図、第5図は自動
サービス装置のエレメントとダブルツイスタ用スピンド
ルの部分断面・斜視図、第6図は二分割型パッケージア
ダプタ付きのダブルツイスタ用スピンドルの一部とこれ
に関連する自動サービス装置のエレメントの拡大斜視図
、第7図は第6図のサクション装置型の上部エレメント
の拡大断面図、 第8図は第6図の機構の第2ステツプを示す部分断面斜
視図、 第9図は搬送装置に関連するアダプタの上部の(37) (38) 詳細断面図、 第10図は本発明の装置の別の一例を示す断面図、 第11図は第10図の二つのエレメントの一方の平面図
である。 4・・・懸垂ホルダ、 5・・・アダプタ又はアダプタの下方部分、5′・・・
アダプタの上方部分、 6・・・満パツケージ、6′・・・空ボビン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1本の空ボビン即ち残糸付きボビンを担
    持し、その頂部から底部に向かって処理すべき糸が通っ
    ている中空のコアを具えているアダプタをダブルツイス
    タ用スピンドルの保護ポットから自動的に取り外す方法
    であって、前記ボビン(6′)の残糸に連なり、外側糸
    端(F1)、中間糸部分(F2)、内側糸部分(F3)
    からなる自由糸端が前記糸端(F1)を切り離す切断装
    置によって所定の長さに切断され、元の中間糸部分(F
    2)がアダプタ(5)の内部で作用する吸引気流によっ
    てアダプタ(5)の中空シャフト内に挿入されることを
    特徴とする方法。 2、前記糸部分が、回動並びに昇降可能なグリッパーに
    よって糸部分(F2)と(F3)との間で、前記アダプ
    タ(5)の上部領域でその外周面に押し付けられて把持
    され、その後で外側糸端(F1)が切断され、そして吸
    引・除去されることを特徴とする請求項1に記載の方法
    。 3、空ボビン(6′)を収容しているアダプタの下方部
    分(5)が上方部分(5′)を担持した軸方向に二つに
    分割されたアダプタ(5、5′)が使用され、糸部分(
    F1+F2+F3)は一方では糸部分F2とF3の間で
    下方部分(5)の上部領域においてその外周面に対して
    把持され、他方では糸部分F1とF2の間で上方部分(
    5′)の上部領域において把持され、続いて外側の糸端
    (F1)が把持されたまま切り離され、その後、該糸端
    (F1)はアダプタの上方部分(5′)の内部に吸引さ
    れ、把持が解放された後に除去され、この糸端(F1)
    の吸引と共に前記アダプタの下方部分(5)は回動並び
    に昇降可能なグリッパー(37)によって持ち上げられ
    て外され、下方部分(5)が上方部分(5′)から持ち
    上げられると共に、糸部分(F2)は先ずグリッパー(
    22)の空気チャンネル(56)内に吸い込まれ、続い
    て空気チャンネル(56)内に下方部分(5)の中空シ
    ャフトの方に向かって形成されて最後にここに吸い込ま
    れる圧搾空気の噴射流によって再び前進させられること
    を特徴とする請求項2に記載の方法。 4、空ボビン(6′)を収容している下方部分(5)が
    上方部分(5′)を担持した軸方向に二つに分割された
    アダプタ(5、5′)が使用される請求項2に記載の方
    法であって、糸部分(F1、F1′、F1″+F2+F
    3)が糸部分(F1)と(F2)の間を前記下方部分(
    5)の上部領域において回動並びに昇降可能な下部グリ
    ッパー(22)によってアダプタの外周面に押し付けら
    れて把持され、前記上方部分(5′)が回動並びに昇降
    可能な上部グリッパー(57)によって前記下方部分(
    5)から持ち上げられ、アダプタの両部分(5、5′)
    の間に連なる糸部分が切断され、上方部分(5′)に残
    っている糸部分(F1+F1″)は前記上部グリッパー
    (57)を担持しているサクション装置によって吸引さ
    れ、続いて前記サクション装置は側方に回動し、下方部
    分(5)にまだ残っている元の糸端(F′)は前記下部
    グリッパー(22)に設けられている空気チャンネル(
    56)を通じて吸引除去され、把持点に続き自由糸端を
    形成している糸部分(F2)は、同様に前記チャンネル
    (56)内に一旦は吸い込まれるが、次にチャンネル(
    56)内に生じる圧搾空気流によって再び吹き出されて
    前記アダプタの下方部分(5)の中空シャフトの方に移
    動し、これに吸い込まれることを特徴とする方法。 5、残糸付きのボビンを担持し、その頂部から底部に向
    かって処理すべき糸が通っている中空のコアを具えてい
    るアダプタを、該アダプタが挿入されている中空スピン
    ドルシャフトの内部に圧搾空気で作動するエアサッカー
    型の糸掛け装置を具えたダブルツイスタ用スピンドルの
    保護ポットから自動的に取り外す装置であって、前記保
    護ポット内に挿入されているパッケージアダプタ(5)
    の外周面に接触する可動グリッパー(22)と、前記パ
    ッケージアダプタ(5)の上方に移動可能な糸吸引装置
    (23)と、グリッパー(22)の接触点から所定の長
    さの自由糸端(F2)が前記アダプタ(5)の外周面に
    残るように糸を切断する切断装置(24、44、59)
    とを具え、前記糸端(F2)は前記糸掛け装置によって
    アダプタの前記中空シャフト内に吸い込まれることを特
    徴とする装置。 6、前記グリッパー(22)と前記吸引装置(23)が
    、ダブルツイスタに沿って走行する自動サービス装置(
    B)に組み込まれていることを特徴とする請求項5に記
    載の装置。7、前記グリッパー(22)と前記吸引装置
    (23)が、水平方向に回動可能であると共に、垂直方
    向に昇降可能であることを特徴とする請求項6に記載の
    装置。 8、前記グリッパー(22)が、相互に回動可能で且つ
    前記アダプタ(5)の外周面に密着可能な二つのアーム
    (22・1、22・2)を具えていることを特徴とする
    請求項7に記載の装置。 9、前記グリッパー(22)が吸引空気源と圧搾空気源
    に交互に接続可能な空気チャンネル(56)を具え、前
    記アーム(22・1、22・2)を通じてその把持面ま
    で延在していることを特徴とする請求項8に記載の装置
    。 10、前記両アーム(22・1、22・2)がそれぞれ
    その上側に前記空気チャンネル(56)に接続された半
    円形の開口を具え、前記両アーム(22・1、22・2
    )の上方には、前記開口(54)をシールするための閉
    鎖手段が設けられていることを特徴とする請求項9に記
    載の装置。 11、前記閉鎖手段が、各アーム(22・1、22・2
    )に設けられた水平方向に回動可能なフラップ(55)
    であることを特徴とする請求項10に記載の装置。 12、前記アーム(22・1、22・2)の一方に支持
    されている空気で作動する切断装置(59)と、前記ア
    ームの一方にリンク接続されている空気作動の回動レバ
    ー(58)とを具え、該レバーは前記アームが閉じた時
    に、両アームの外側の位置から両アームの把持の範囲を
    通って前記切断装置(59)の作動領域まで調節可能で
    あることを特徴とする請求項9に記載の装置。 13、前記切断装置(24、44)が前記吸引装置(2
    3)内に組み込まれていることを特徴とする請求項7に
    記載の装置。 14、前記吸引装置(23)がパッケージアダプタ(5
    )の上端に挿入可能なサクションヘッド(23・1)を
    具え、このヘッドはサクションライン(25)によって
    吸引空気源と接続され、該サクションラインの領域には
    前記切断装置(24)が設けられていることを特徴とす
    る請求項13に記載の装置。 15、上部に同心状の二つの円筒スリーブ(39・1、
    39・2)を具えた上方部分と下方部分とからなる上下
    方向に分割されたパッケージアダプタをダブルツイスタ
    のスピンドルの保護ポットから自動的に取り外す請求項
    7に記載の装置であって、前記下方部分(5)のための
    前記グリッパー(22)の他に、前記上方部分(5′)
    のための上部グリッパー(37)が前記吸引装置(23
    )の領域に設けられていることを特徴とする装置。 16、前記上部グリッパー(37)が吸引装置(23)
    上に支持され、相互に回動可能なアーム(37・1、3
    7・2)を有し、該アームは内向きに曲がった突起、即
    ちノーズ(38)を具え、これによって、該アームが閉
    じた時にアダプタの上方部分(5′)に点接触するよう
    になっていることを特徴とする請求項15に記載の装置
    。 17、吸引装置(23)が、スプリングの付勢力に抗し
    て半径方向に調節可能な同心に配置された二つのスライ
    ドスリーブ(40、41)に取り囲まれた垂直に延びた
    チューブ状のノズル(51)を具え、該スリーブは、前
    記アダプタの上方部分(5′)の前記円筒状スリーブ(
    39・1、39・2)の上縁領域で糸を二重に把持する
    表面を具え、前記両スライドスリーブとは別個に軸方向
    に可動の円形の下部切断刃44・1を有する切断スリー
    ブ(44)が前記両スライドスリーブ(40、41)の
    間に配置され、前記アダプタの上方部分(5′)の上端
    において前記両円筒スリーブ(39・1、39・2)の
    間の環状空間内に入るように構成されていることを特徴
    とする請求項15又は16に記載の装置。 18、前記両スライドスリーブ(40、41)が互いに
    独立して空気によって軸方向に調節可能であることを特
    徴とする請求項17に記載された装置。 19、前記切断スリーブ(44)が前記スライドスリー
    ブ(40、41)の一方と連携し、前記スライドスリー
    ブ(40、41)の一方が軸方向に変位した場合に、切
    断スリーブ(44)が回転させられることを特徴とする
    請求項17又は18に記載の装置。 20、前記切断スリーブ(44)がその外周面に螺旋状
    の溝(44・2)を具え、この溝は外側のスライドスリ
    ーブ(41)の内壁に設けられた球体(45)を受容す
    るための凹部(41・1)に対面し、該球体はその一部
    が前記凹部(41・1)に、又、一部が前記溝(44・
    2)に収容されていることを特徴とする請求項19に記
    載の装置。 21、前記吸引装置(23)が前記スライドスリーブ(
    40、41)を空気的に調節するための圧搾空気用チャ
    ンネル(49、52)を具えていることを特徴とする請
    求項17に記載の装置。 22、前記吸引装置(23)が、その底部からアダプタ
    の上方部分(5′)の上端のアタッチメント(39)の
    内外二つの円筒スリーブ(39・1、39・2)の間の
    環状空間内に圧搾空気流を導入するための圧搾空気ライ
    ン(50)を具えていることを特徴とする請求項17に
    記載の装置。
JP2190863A 1989-07-24 1990-07-20 糸処理機械からパッケージアダプタを自動的に取り外す方法並びに装置 Pending JPH0364533A (ja)

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EP89113545.1 1989-07-24

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