JPH0364507A - ヘルメットのシールド開閉構造 - Google Patents

ヘルメットのシールド開閉構造

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JPH0364507A
JPH0364507A JP20154089A JP20154089A JPH0364507A JP H0364507 A JPH0364507 A JP H0364507A JP 20154089 A JP20154089 A JP 20154089A JP 20154089 A JP20154089 A JP 20154089A JP H0364507 A JPH0364507 A JP H0364507A
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shield
helmet
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slider
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JP20154089A
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Yoshihiro Shimada
島田 芳博
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、前部開口部がシールドによって覆われる構
造のヘルメットのシールド開閉構造に関するものである
(従来の技術) 従来、オートバイやスノーモービルなどに乗る際に着用
するヘルメットとして、走行中に風雨や埃から顔面を保
護するためにヘルメットの前部開口部を透明板からなる
シールドで覆うようにしたものが知られている。このシ
ールドの取付は構造として、例えば実公昭55−517
80号公報に示されるように、シールドの両側部をヘル
メット本体に対して取付は軸によりその軸回りに回転可
能に取付けて、シールドがこの軸回りに回転することに
より前部開口部の開閉が行なわれるようにしたものが知
られている。
さらに特開昭63−219609号公報に示されるよう
に、ヘルメット本体の両側部に取付板を取付け、この取
付板にガイド溝を形成し、このガイド溝中を移動するス
ライダにシールドの両側部を結合させ、このスライダが
ガイド溝中を移動することによってシールドが開閉され
るようにしたものも知られている。
〔発明が解決しようとする課題) 上記実公昭55−517804公報に示されるように、
ヘルメット本体側部の取付は軸回りに回転して開閉する
構成では、開閉動作、とくに所定の位置での停止などの
作動が正確に行なわれにくい。すなわち、回転中心とな
る軸の部分の僅かな範囲内で凹凸部の嵌合により適度の
回転抵抗や停止機能を具尚させるようにしているために
、回転中心から離れた部分でのシールドの動きとしては
凹凸部の誤差が拡大されて、ある程度の遊びくガタ〉が
生しることは避けられない。このため、シールドの開閉
操作が繰返されれることにより、そのガタも拡大される
という問題がある。
また時開@63−219609号公報に示されるように
、ヘルメット本体の両側部のガイド溝に沿ってスライダ
が移動することによりシールドを開閉する構成では、シ
ールドを手で持って操作する場合に、両側のスライダの
同期作動が正確に行なわれにくいために、スムーズな動
きが行なわれないという問題がある。
この発明は、このような従来の欠点を解消するためにな
されたものであり、シールドの開閉動作の動きにガタが
生じることがなく、スムーズな動きがなされるヘルメッ
トのシールド開閉構造を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、ヘルメット本体の前部開口部を覆う透明板
からなるシールドがヘルメット本体の両側部で取付は軸
回りに回転可能に取付けられてなるシールド開閉構造に
おいて、上記ヘルメット本体にはベース部材が固定して
取付けられ、このベース部材上にはスライド部材が配置
されてその一端部に上記取付は軸が貫通し、このスライ
ド部材の他端部にはベース部材上を摺動するスライド部
が構成され、このスライド部にはシールドの両側部がそ
れぞれ固定され、上記ベース部材には上記取付は軸を曲
率中心とする円弧軌跡を描く案内路およびこの案内路に
沿って配置された複数個の係止部が形成され、上記スラ
イド部材のスライド部がこの案内路に沿って往復動する
とともにスライド部には上記係止部に係止する方向に付
勢されたスプリングが設けられ、各係止部でスプリング
が係止することによりシールドを所定の開き状態に維持
するように構成されているものである。
(作用〕 上記構成では、シールドはその両側部がスライダに固定
されて取付は軸回りに回転し、シールドを片手で操作し
た場合に、両側が確実に同期してスムーズな作動がなさ
れる。またシールドを任意の開き角度で位置決めする際
にも、回転中心となる数句(プ軸から離れた位置にある
係止部で係止が行なわれ、位置決めが正確になされる。
〔実施例〕
第1図において、ヘルメットはFRPなどのプラスチッ
ク製のヘルメット本体1の内側に衝撃吸収用ライナーが
取付けられ、さらにその内側に内装パッドが取付けられ
てなり、前部開口部2は透明板からなるシールド3で開
閉可能に覆われている。ヘルメット本体1の両側部には
取付は部材を構成するベース部材5とスライダ(スライ
ド部材)6とが取付けられ、上記シールド3はこの取付
は部材により保持されて取付は軸4回りに回転して開口
部2を開閉するように構成されている。
ベース部材5およびスライダ6は、第2図〜第7図に示
すように構成されている。すなわち、ベース部材5は、
扇形の基板51の一端部に貫通穴42を有するボス部4
3が形成され、他方の側にはこの貫通穴42を曲率中心
とする円弧軌跡を描くガイド溝(案内路)53が形成さ
れている。このガイド溝53は、第4図に示すように、
基板51からL形に突出した相対向するリブ52によっ
てその幅が規制されて構成され、このリブ52にはその
長さ方向の一部にそれぞれ相対向して形威された切欠部
からなる係止部54.55および56が形成されている
。さらにこのガイド溝53の外側には貫通穴44を有す
るボス部45が形成され、第1図に示すように、この貫
通穴44と上記貫通穴42とにそれぞれねじ4aおよび
4を取付けることによりベース部材5をヘルメット本体
1に対して固定させている。
上記スライダ6は、上記ベース部材5の基板51より開
き角の小さい扇形の基板61の一端部に貫通穴62を有
するボス部63が形成され、他方の側には上記ガイド溝
53中を摺動するスライド部が形成されている。このス
ライド部はスライド板66と一対のボス部65とスプリ
ング67とからなり、ボス部65にはそれぞれ貫通穴6
4が形成され、一方のボス部65から他方のボス部65
に向って延びる一対の腕によりスプリング67が構成さ
れ、このスプリング67の先端部にはそれぞれ互いに相
反する方向に突出する凸部68が形成されている。また
スライド板66にはこのスプリング67に対応する部分
が切欠かれている(切欠部67a)。
上記ベース部材5上には第2図に示すように、スライド
部材6が重ねられてその一端部で貫通穴42.62に上
記取付は軸4が貫通し、第7図に示すようにヘルメット
本体1の貫通穴に固定されたナツト40にこの取付は軸
4の軸部41を螺着させることによりベース部材5およ
びスライダ6がヘルメット本体1に取付けられている。
またベース部材5の他端部のボス部45では、第1図に
示すように取付は軸4aによりヘルメット本体1に固定
されている。
スライダ6のボス部63は、第7図に示すように、ベー
ス部材5のボス部43に回転可能に外嵌され、他端部の
スライド部はガイド溝53に囲動可能に嵌入されている
。すなわち、スライダ6のスライド板66の両側部がリ
ブ52の下側に挿入され、ボス部65がガイド溝53上
に位置し、スプリング67の凸部68がリブ52の相対
向面に当接した状態でスライダ6が貫通穴42.62回
りに回転することによりスライド部がガイド溝53に沿
って摺動するようにしている。そして第2図の状態では
、スプリング67の凸部68が係止部54に嵌まり込む
ことによりシールド3が閉止状態で係止されている。
上記スライド部のボス部65には、第7図に示すように
シールド3の両側部がそれぞれ外嵌されて、キャップ3
0が嵌入されることにより固定されている。
上記構成において、第1図実線の状態ではシールド3が
前部開口部2を覆っており、スプリング67の凸部68
が係止部54に係止されてその閉止状態が維持されてい
る。この状態からヘルメットの着用者がシールド3の前
部を手で押し上げると、スプリング67の凸部68が係
止部54から外れ、スライダ6が取付は軸4回りに回転
するとともにスライド部がガイド溝53中を摺動して凸
部68が係止部55中に嵌入されることにより再び係止
されて移動が止められる。
このスライダ6の回転に伴いこれと一体のシールド3も
回転して第1図に仮想線3aで示すように前部開口部2
を微少量開くことになる。これによってシールド3で前
部開口部2を覆いながら、空気をシールド3の下側の隙
間から開口部2を通してヘルメット中に取入れることが
できる。この状態からさらにシールド3を手で押し上げ
ると、スプリング67の凸部68が係止部55から外れ
、スライド部がガイド溝53中を摺動して凸部68が係
止部56中に嵌入して再び係止されることにより移動が
止められる。この状態ではシールド3は、第1図仮想線
3bで示すように前部開口部2を全体的に開くことにな
る。
なお、ガイド溝53の端部には溝終端突起58が形成さ
れ、スライダ6のスライド板66の先端部がこの突起5
8に当接することによりそれ以上の移動が阻止されるよ
うにしている。
上記の開放状態からシールド3を押し下げることにより
、上記と逆の作動により第1図実線の閉止状態にするこ
とができる。この閉止操作の際に、スライダ6の側部が
ベース部材5のストッパ5つに当ることによりスライダ
6の移動を停止させる0 ようにしている。
上記作動においては、シールド3はその両側部がガイド
溝53中を移動するスライダ6に固定されて取付は軸4
回りに回転することになり、ガイド溝53と取付は軸4
との両者により移動径路が規制されている。このため、
従来の単にガイド溝中を摺動させる構造に比べ、シール
ド3を片手で操作した場合にも、両側が確実に同期して
作動することになる。また停止位置の位置決めは、回転
中心となる取付は軸4から離れた位置にある係止部54
.55.56で行なわれるために、誤差が拡大される程
度が非常に小さく、このためシールド3の開き角度の位
置決めが正確になされ、ガタが生じることがなく、正確
な作動がなされる。
なお、上記実施例ではヘルメットとして、いわゆるフル
フェイスタイプのものについてのみ説明したが、いわゆ
るジェットタイプのものについてもこの発明は同様に適
用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によればシール1 ドはその両側部がスライダに固定されて取付は軸回りに
回転するために、単にガイド溝中を摺動させて開閉させ
る構造に比べ、シールドを片手で操作した場合にも、両
側が確実に同期してスムーズな作動がなされる。またシ
ールドを任意の開き角度で位置決めする際にも、回転中
心となる取付は軸から離れた位置にある係止部で係止を
行なうようにしているために、位置決めが正確になされ
、ガタが生じることがなく、正確な開閉作動がなされる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すヘルメットの全体側面
図、第2図はそのシールドの取付は部のスライダとベー
ス部材との組立て状態の平面図、第3図はスライダおよ
びベース部材の分解状態の平面図、第4図および第5図
はそれぞれ第3図のTV −TV線およびv−v線断面
図、第6図はスライダの斜視図、第7図はシールド取付
は部の断面図である。 1・・・ヘルメット本体、2・・・前部開口部、3・・
・シフ2 一ルド、4・・・取付は軸、5・・・ベース部材、6・
・・スライダ、53・・・ガイド溝、54,55.56
・・・係止部、67・・・スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ヘルメット本体の前部開口部を覆う透明板からなる
    シールドがヘルメット本体の両側部で取付け軸回りに回
    転可能に取付けられてなるシールド開閉構造において、
    上記ヘルメット本体にはベース部材が固定して取付けら
    れ、このベース部材上にはスライド部材が配置されてそ
    の一端部に上記取付け軸が貫通し、このスライド部材の
    他端部にはベース部材上を摺動するスライド部が構成さ
    れ、このスライド部にはシールドの両側部がそれぞれ固
    定され、上記ベース部材には上記取付け軸を曲率中心と
    する円弧軌跡を描く案内路およびこの案内路に沿って配
    置された複数個の係止部が形成され、上記スライド部材
    のスライド部がこの案内路に沿つて往復動するとともに
    スライド部には上記係止部に係止する方向に付勢された
    スプリングが設けられ、各係止部でスプリングが係止す
    ることによりシールドを所定の開き状態に維持するよう
    に構成されていることを特徴とするヘルメットのシール
    ド開閉構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0966894A1 (en) * 1998-06-25 1999-12-29 AGV S.p.A. Crash-helmet with device for locking and releasing movable parts

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63219609A (ja) * 1987-03-02 1988-09-13 ヤマハ発動機株式会社 ヘルメツト用のシ−ルド
JPH01501404A (ja) * 1986-11-17 1989-05-18 フエール、アルツール 傾動かつ掛け止め可能なバイザ装置を備えた特にオートバイ運転者用ヘルメツト

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