JPH036423A - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

アブソリュートエンコーダ

Info

Publication number
JPH036423A
JPH036423A JP1141108A JP14110889A JPH036423A JP H036423 A JPH036423 A JP H036423A JP 1141108 A JP1141108 A JP 1141108A JP 14110889 A JP14110889 A JP 14110889A JP H036423 A JPH036423 A JP H036423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
absolute
pattern
output
detectors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1141108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2753537B2 (ja
Inventor
Yasushi Ono
康 大野
Kohei Kadowaki
門脇 幸平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP14110889A priority Critical patent/JP2753537B2/ja
Publication of JPH036423A publication Critical patent/JPH036423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2753537B2 publication Critical patent/JP2753537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はアブソリュートエンコーダに関するものである
[従来の技術] 従来、アブソリュートエンコーダとして例えば特開昭5
7−175211号公報または実開昭60−15291
6号公報に示されているように、符号板上のアブソリュ
ートパターンを1トラツクにし、このトラック長さ方向
に複数の検出器を配列して、各検出器の出力の組合せコ
ードによって絶対位置を検出する磁気式または光学式の
アブソリュートエンコーダが知られている。
前述の従来のアブソリュートエンコーダでは、磁気式と
光学式とを問わず、そのアブソリュートパターンの二進
ビット0.1の読み取りのために前記組合せコードのビ
ット数に対応した多数の非接触検出器をトラック上に配
列し、各検出器からの出力信号を電気回路によって矩形
波に波形整形してから二進数に数値化する必要がある。
しかしながら、各検出器からの出力信号を波形整形処理
によって矩形波にする場合、その立上り・立下りが成る
有限の時間を経て行なわれ、またそのタイミングに各検
出器で不可避的にずれが生しる。従って例えばエンコー
ダの分解能を上げるために符号板のアブソリュートパタ
ーンを細かくする場合には、各検出器の出力パルスの立
上り・立下り時間とタイミングの同期が特に問題となり
、検出器と符号板の相対移動の正逆両方向について、こ
れら立上り・立下り部分での各検出器出力の読み出し結
果が正確な位置コードにならず、エンコーダ出力に誤り
が生じる恐れがある。
[発明が解決しようとする課題] この問題の一つの解決策として木発明者らは、符号板上
の1トラック形式のアブソリュートパターンにインクリ
メンタルパターンのトラックを添設し、このインクリメ
ンタルトラックを利用して電源投入時においても安定し
た精度のよいアブソリュート出力を得る方式を先に提案
した(特願昭63−322189)。この方式によって
電源投入時においても直ちに正確なアブソリュート出力
が得られるようになったが、符号板にアブソリュートパ
ターンのトラックとは別にインクリメンタルパターンの
トラックを必要とし、従ってその分だけ装置が大型にな
り、また検出器や信号処理回路が複雑になるきらいがあ
った。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、アブソリ
ュートパターンのトラックだけでも電源投入時において
即時に正確な絶対位置検出出力を得ることができ、しか
も読み取りに誤りを生じることの極めて少ない高精度の
アブソリュートエンコーダを提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のアブソリュートエンコーダは、前述の課題を達
成するために、アブソリュートパターンのトラックを有
する符号板と、この符号板に対し前記トラックの長平方
向に相対移動可能なパタン読取用の検出部と、該検出器
の検出信号を処理する信号処理部とを備えたものにおい
て、前記検出部に、読取り位置のアブソリュートパター
ンに対応した第1信号と、この第1信号に対して前記ア
ブソリュートパターンの最小読取り単位幅より小さな位
相差をもつ第2信号とを各組毎に夫々生じる複数組の検
出器を設け、また前記信号処理部に、前記各組の第1信
号と第2信号とをそれぞれ三値のデジタル値に変換する
変換手段と、前記各組の三値信号の内容に基づいて前記
各組の第1信号と第2信号のうちから一方選択して出力
する信号選択手段とを設けたものである。
[作 用コ 本発明のアブソリュートエンコーダでは、符号板のトラ
ックのアブソリュートパターンが複数組の検出器を有す
る検出部によって読取られると、各組の検出器からはそ
れぞれアブソリュートパタンに対応した第1信号と第2
信号とが出力される。これら第1信号と第2信号とは、
各組において前記アブソリュートパターンの最小読取り
単位幅より小さな位相差をもっている。
一般的に、この検出器の組数は、符号板のアブソリュー
トパターンのスケール目盛数をXとすると、 2°−’<x≦2°   ・・・(1)の関係を満足す
るn組であり、アブソリュート信号用検出器の総数は2
n個となる。
各組の第1信号と第2信号とは互いにアブソリュートパ
ターンの最小読取単位幅より小さな位相差をもつ同一内
容の信号列からなり、これら第1信号の群を出力する検
出器群が前記アブソリュートパターンの読取単位同士の
境界領域を読みとっているときには、前記第2信号の群
を出力する検出器群は前記位相差の分たり境界領域から
離れて安定した読取信号を生している。逆の場合もまた
同様である。
従って、第1信号の群を出力する検出器群と第2信号の
群を出力する検出器群のうちのどちらが前記境界領域を
読取っているのかを判別すれば、他方の検出器群からの
安定な信号群を選択でき、これによって常に安定正確な
アブソリュート出力を得ることができる。
本発明では、検出器出力の立上り・立下りが木質的に有
限時間をもって行われることに着目し、一般には欠点と
されがちなこの有限時間の存在を積極活用して前記の判
別と信号選択を達成している。
即ち、信号処理部では、第4図に示したように先ず各検
出器から得られる読取出力を二つの閾値レベルLAとL
hで比較して論理処理することにより、低位安定部分子
oIJ、立上り・立下り不安定部分「10」及び高位安
定部分「11」という三つの値の2ビットデジタル信号
に変換する。
このように変換すると、2ビットデジタル信号の値の上
1桁は読取信号値を示し、下1桁はその検出器が境界領
域を読取っているかどうかを示すことになる。
一方、符号板上の1トラツクのアブソリュートパターン
をトラック長さ方向に配列された複数の検出器で読取る
この種のアブソリュートエンコーダでは、アブソリュー
トパターンの特性により、例えば第1信号を出力する検
出器群が前記境界領域に対置しているときには、そのう
ちの少なくとも一つの検出器が必ず前記不安定部分の出
力を生しており、その三値変換デジタル信号の下1桁は
「o」となる。
従ってこの場合、第1信号の検出器群の出力を三値変換
した2ビットデジタル信号の全ての下1桁の論理積をと
り、これをり、とすると、この状態でDlは必ず「0」
となるから、これによって第1信号の検出器群が境界領
域を読取っていることが判別できる。このとぎ、第2信
号の検出器群は境界領域になく、その全ての出力の三値
変換2ビットデジタル信号の下1桁はいずれも「1」で
あり、その論理積D2も「1」となっている。
信号選択手段では、Dlが「0」であれば第2信号群の
各三値変換2ビットデジタル信号の上1桁を選択してエ
ンコーダ出力とし、Dlが「1」であれば第1信号群の
各三値変換2ビットデジタル信号の上1桁を選択してエ
ンコーダ出力とすることにより、電源投入時を含んで常
に正確な絶対位置出力を安定して取り出すものである。
尚、ここでDlとD2が共に「0」になることはあり得
ないことであるから、このような信号が生じたときはエ
ラー指示を行わせることにより、信頼性を一層向上させ
ることができる。
またDlとD2が共に「0」でない場合は第1信号と第
2信号がいずれも安定状態にあるから、どちらを取り出
しても所定の精度の絶対位置出力が得られる。
このようにして、符号板と検出器の相対移動方向に関わ
りなく2個ずつn組の検出器の各組からの第1信号また
は第2信号をそれらの三値変換デジタル信号の内容に応
じて選択して取り出し、所定ビット数nの並列データと
して絶対位置信号出力を得るものである。
以下に、この発明の実施例を図面と共に説明する。
[実施例] 第1図は、検出器に光電変換素子を用いた4ビツトの光
学式アブソリュートエンコーダの場合の本発明の一実施
例を示している。
第1図において、このアブソリュートエンコーダは、符
号板(スケール)11と、符号板に記録されたアブソリ
ュート信号読み取るための検出部20と、検出部からの
信号を処理して絶対位置を表わす4ビツトの並列データ
に変換する信号処理部30とからなっている。
符号板(スケール)11は透明基板からなり、その表面
には、金属の蒸着などによる不透明部分(斜線部)と透
明部分(白抜部)とて「0,1」のビットを形成してな
るアブソリュートパターンを設けたトラック13が形成
されている。
前記トラック13上に形成されたアブソリュートパター
ンは、本実施例ではスケール全長骨を16の最小読み取
り単位パターンで分割して目盛数16とした4ビツト(
n=4)のアブソリュートコードであり、全周期配列と
呼ばれる次のパターン、 rOOOololloollllolJを有するもので
ある。このアブソリュートパターンは、第1図のトラッ
ク13において、図の左方から右方へ順に、透明部分に
よる連続した四つの「0」ビット、不透明部分による単
一の「1」ビット、透明部分による単一の「0」ビット
、不透明部分による連続した二つの「1」ビット、透明
部分による連続した二つの「O」ビット、不透明部分に
よる連続した四つの「1」ビット、透明部分による単一
の「0」ビット、不透明部分による単一の「1ノビツト
として示されている。
検出部20は、アブソリュート信号用検出器としてのフ
ォトダイオードアレイを構成する8個のフォトダイオー
ド21a、21b 〜24a、24bを備え、符号板1
1の上方から光を当てて、符号板11の下面側でフォト
ダイオード21a、21b〜24a  24bによりト
ラック13のアブソリュートパターンを検出し、この場
合、透過光を「0」、遮光を「1」とする。
第2図には、前記各フォトダイオード21a〜24bの
検出出力を処理するための信号処理部30の回路の一例
が示されている。
すなわち、検出器であるフォトダイオード21a、21
b〜24a、24bの各検出出力はそれぞれA/D変換
回路31a、31b 〜34a  34bで高低二つの
閾値Lh、LJILと比較されて二値化される。これら
の変換回路は、例えば変換回路31aに代表して示すよ
うに、基準入力に閾値LJZに対応した固定電圧が人力
された第1比較器311aと、基準入力に閾値Lhに対
応した固定電圧が人力された第2比較器312aと、両
比較器の出力の排他的論理和の否定を出力するゲート回
路313aとからなるものであり、第1比較器311a
の出力を三値変換デジタル信号の上1桁信号として出力
端子Uに、ゲート回路313aの出力を三値変換デジタ
ル信号の下1桁信号としてもう一つの出力端子りに取り
出すようにしたものである。全ての変換回路の出力端子
tJ、Lはそれぞれ信号選択回路40に人力されている
1 信号選択回路40は、a群の変換回路31a〜34aの
全ての出力端子りの下1桁信号の論理積p1を出力する
アントゲート46aと、同様にb群の変換回路31b〜
34bの全ての出力端子りの下1桁信号の論理積D2を
出力するアンドゲート46bと、a群の変換回路31a
〜34aの各出力端子Uからの上1桁信号の通過を制御
するアンドゲート群41a〜44aと、b群の変換回路
31b〜34bの各出力端子Uからの上1桁信号の通過
を制御するアンドゲート群41b〜44bと、両アンド
ゲート群41a〜44aおよび41b〜44bの対応す
る各出力同士の論理和をとってアブソリュート出力端子
61〜64へ出力するオアゲート群51〜54と、否定
回路48およびエラー検出用のノアゲート50とを備え
ている。
アンドゲート46aのD1出力は一方てa群の上1桁信
号の通過制御用アンドゲート群41a〜44aの制御信
号となり、他方で否定回路48を介してb群の上1桁信
号の通過制御用アン1−゛デー8群41b〜44bの制
御信号となっている。即2 ち、アンドゲート46aのD1出力が「1」の場合はa
群の検出器のフォトダイオード21a〜24aが安定出
力を生じているからa群の変換回路31a〜34aの出
力端子Uからの上1桁信号のみを出力端子61〜64へ
通過させ、逆にアンドケート46aのD1出力が「0」
の場合はa群の検出器のフォトダイオード21a〜24
aが不安定出力を生じているからb群の変換回路31b
〜34bの出力端子Uからの上1桁信号のみを出力端子
61〜64へ通過させるように信号選択動作が行われる
尚、第2図の例では、D1出力とD2出力とが共に「1
」となった際にはa群の上1桁信号を優先しているが、
勿論これは任意設計事項である。
エラー検出用のノアゲート50はアントケート46aの
り、出力とアンドゲート46bのD2出力とが共に「0
」のとぎにエラー検出端子60に指示信号「1」を出力
し、それ以外のときはエラ出力を「0」に保っている。
第3図は前記各検出器のフォトダイオード21a〜24
aおよび21b〜24bの出力波形とアンドゲート46
a、46bの出力信号り、、D2とを符号板1のアブソ
リュートパターンとの関係て示す波形図で、信号D1が
高レベルのとぎはフォトダイオード21a、22a、2
3a、24aの検出出力による変換デジタル信号の上1
桁信号が最終出力として選択され、逆に信号D1か低レ
ベルのときほからフォトダイオード21b、22b  
23b、24bの検出出力による変換デジタル信号の上
1桁信号が最終出力として選択されることを意味してい
る。ここで前記信号D1と信号D2とが同時に「0」と
ならないことに注目すべきである。
本実施例のアブソリュートパターンは、前述したように
N=4ビットの全周期配列と呼ばれる16分割のもので
あり、第1図に示したように、符号板11の長平方向へ
検出部20をその隣接する4組のフォトダイオード21
ab、22ab、23ab、24abの1組分のピッチ
づつ相対的にシフトさせた場合に、前記隣接する4組に
符号板11の全長に亙って同じro、IJの組合せのコ
ート信号が生じないようにトラック13上のアブソリュ
ートパターンの配列(アブソリュートコート)が定めら
れており、これは前述した通り、roooolollo
ollllolJである。
従って出力端子61を2862を2’、63を22.6
4を23に割り当てると4ビツトのアブソリュート信号
が得られることになる。
このように、各組の検出器出力を三値のデジタル信号に
変換して論理ゲートで信号処理することによって得た二
種の二値信号D+ 、D2で対構成のアブソリュ−1・
信号の立上り・立下り近傍の不安定領域を交互に相補的
に隠蔽するように切換えて出力することにより、常に安
定した絶対位置出力信号の取り出しと電源投入時の即時
出力の獲得とがなされるものである。
尚、以上によって得られる最終信号は数字が順番に並ん
でいないが、これは実際使用に際して適当なROMなど
の変換手段によって所望の数列に変換すれはよい。
5 6 アブソリュートパターンの配列は前述の16分割のもの
以外にも種々のものがあり、その配列の決定は次のよう
にして行なう。
即ち、ビット数が少ないときは順次試行錯誤的に行なっ
てもよいが、ビット数が多くなるとコンピュータで演算
させる必要がある。
前述の4ビツトの場合で説明すると、例えば各ビットが
「0」の場合は必ずあるから、先ず4つの「0」の連続
ro、0,0.OJを考える。そして「0」が5つ連続
すると同じ組合せが生じてしまうことになるから、「0
」が4つ続いた後には必ず「1」がくると考える。この
ようにして順次「0」か「1」かを追加していき、4つ
ずつの区切りで1ビツトずつシフトしたときに同じ内容
の組合せが生じないようにすればよい。
このようにしてコンピュータに演算させた結果を第5図
(a)(b)(c)(d)に示す。
第5図(a)は5ビツト、即ちN=5の場合のアブソリ
ュートコードであり、第5図(b)は6ビツト、即:t
5N=6の場合のアブソリュート信号であり、第5図(
C)は8ビツト、即ちN=8の場合のアブソリュートコ
ードであり、そして第5図(C)は10ビツト、即ちN
=10の場合のアブソリュートコートである。
第5図(b)(c)(d)のアブソリュートコードは、
行の末尾のビットがその次(下)の行の先頭のビットに
つながって一連のものとして構成される。
これら第5図のアブソリュートコートをロータリーエン
コーダに用いる場合には、最下行の最後のビットが第1
行の先頭のビットにつながって無端状に連続するように
する。
第5図の例ではアブソリュート信号用検出器のフォトダ
イオードの各組をアブソリュートパターンの最小読取り
単位の局に相当するピッチで連続配置する場合にコート
配列であるが、パターンが細かくなってフォトダイオー
ドアレイの配列ピッチが寸法上の制限によりそれ以上細
かくできなくなる場合には、アブソリュートパターンの
コード配列を工夫することにより、例えばコート配列の
1ビット置きの間隔でフォトダイオードを配列すること
ができる。そのような−例として第6図にN=10の場
合のアブソリュートコードを示す。
この場合、N=10であるから2個ずつ10組のフォト
ダイオードが各組につき1ビット間隔で配列されること
になる。
勿論、他の間隔についても同様にアブソリュートコード
を適宜窓めることは可能であり、一般的にはアブソリュ
ート信号用検出器のフォトダイオードの各紐間配列ピッ
チの整数倍についてアブソリュートコードを作ることが
できる。
更に第5図の各アブソリュートコードは目盛数で示すと
(a)がN=5で32目盛、(b)がN=6で64目盛
、(c)がN=8で256目盛、(d)がN=10で1
024目盛であるが、実際の用途ではこのような中途半
端な目盛数でない区切りのよい目盛数が要求されること
が多い。第7〜12はそのような区切りのよい目盛数の
アブソリュートコードの例を示している。
即ち、第7図はロータリーエンコーダなどで角度を1度
読みするのに適した目盛数360の例、第8図は目盛数
i、oooの例、第9図は目盛数2.000の例、第1
0図は目盛数5,000の例、第11A〜110図は目
盛数10,000の例、第12A〜12F図は角度1分
読みに適した21.600目盛の例である。
以上に例示したようなアブソリュートコードによれば、
1トラツクでアブソリュートパターンが実現できるので
、所謂インクリメンタル型のエンコーダと大きさが同等
のアブソリュートエンコーダを得ることが可能である。
本発明は直線位置を読み取るためのリニアエンコーダお
よび回転位置を読み取るためのロータリーエンコーダの
いずれにも適用でき、また、実施例に挙げた光学式のも
のに限らず、磁気式その他の任意の検出方式のアブソリ
ュートエンコーダに適用できることは述べるまでもない
[発明の効果] 以上に述べたように、本発明によれば、電源を9 投入したときに直ちに絶対位置信号が得られ、また符号
板のアブソリュートパターンをトラック上の複数組の検
出器によって読み取る際に、各組のアブソリュート信号
の立上り・立下り付近の不確定領域を交互に相補的に隠
蔽して取り出すので、インクリメンタルエンコーダ並み
の精度で誤出力の発生を防止した高分解能のアブソリュ
ートエンコーダを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る光学式アブソリュー
トエンコーダの構成を示す模式図、第2図は検出器の検
出出力を処理するための信号処理回路の一例を示す回路
図、第3図は動作説明のための波形を示す線図、第4図
は検出器出力の三値のデジタル信号への変換を説明する
ための線図、第5図は異なるビット数のアブソリュート
信号を得るためのアブソリュートパターンを決定するア
ブソリュートコードの幾つかの例を示す説明図。 第6図は間を一定ピッ装置きに開けて読む場合の 0 アブソリュートコードを示す説明図、第7図は目盛数3
60の場合のアブソリュートコードを示す説明図、第8
図は目盛数1,000の場合のアブソリュートコードを
示す説明図、第9図は目盛数2.000の場合のアブソ
リュートコードを示す説明図、第10図は目盛数5.G
ooの場合のアブソリュートコードを示す説明図、第1
1図は第11A〜IIC図の組み合せ配列を示す説明図
、第11A、11B、IIC図は目盛数10,000の
場合のアブソリュートコードを示す説明図、第12図は
第12A〜12F図の組み合せ配列を示す説明図、第1
2A、12B、12C,12D、12E、12F図は目
盛数21J(10の場合のアブソリュートコードを示す
説明図である。 (主要部分の符号の説明) 11:符号板 13ニドラツク 20:検出部 21ab〜24ab :検出器(フォトダイオード)3
0:信号処理部 31ab 〜34ab:変換回路 40.信号選択回路 41ab 〜44ab:アンドゲート 46a、b:アントゲート 48:否定回路 50:ノアゲート 51〜54:アンドゲート 60:エラー指、示出力端子 61〜64:出力端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アブソリュートパターンのトラックを有する符号板と、
    この符号板に対し前記トラックの長手方向に相対移動可
    能なパターン読取用の検出部と、該検出器の検出信号を
    処理する信号処理部とを備えたアブソリュートエンコー
    ダにおいて、 前記検出部が、読取り位置のアブソリュートパターンに
    対応した第1信号と、この第1信号に対して前記アブソ
    リュートパターンの最小読取り単位幅より小さな位相差
    をもつ第2信号とを各組毎に夫々生じる複数組の検出器
    を含み、 前記信号処理部が、前記各組の第1信号と第2信号とを
    それぞれ三値のデジタル値に変換する変換手段と、前記
    各組の三値信号の内容に基づいて前記各組の第1信号と
    第2信号のうちから一方選択して出力する信号選択手段
    とを含むことを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
JP14110889A 1989-06-05 1989-06-05 アブソリュートエンコーダ Expired - Fee Related JP2753537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14110889A JP2753537B2 (ja) 1989-06-05 1989-06-05 アブソリュートエンコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14110889A JP2753537B2 (ja) 1989-06-05 1989-06-05 アブソリュートエンコーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH036423A true JPH036423A (ja) 1991-01-11
JP2753537B2 JP2753537B2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=15284361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14110889A Expired - Fee Related JP2753537B2 (ja) 1989-06-05 1989-06-05 アブソリュートエンコーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2753537B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110274618A (zh) * 2018-03-16 2019-09-24 富士电机株式会社 绝对位置信息检测装置及其控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110274618A (zh) * 2018-03-16 2019-09-24 富士电机株式会社 绝对位置信息检测装置及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2753537B2 (ja) 1998-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2754422B2 (ja) アブソリュート・エンコーダ
EP0100243B1 (en) Position sensor
US5068529A (en) Absolute position detection encoder
US5235181A (en) Absolute position detector for an apparatus for measuring linear angular values
JP4044524B2 (ja) 位置測定装置
EP0042179A2 (en) Encoder
US5012238A (en) Absolute encoder
JP4885630B2 (ja) 二次元エンコーダ、及び、そのスケール
JP2007071732A (ja) 光学式絶対値エンコーダ
JPH036423A (ja) アブソリュートエンコーダ
US6693565B2 (en) Position transducer
JP2754635B2 (ja) アブソリュートエンコーダ
US5565864A (en) Absolute encoder
JP2754586B2 (ja) アブソリュートエンコーダ
JPH0157291B2 (ja)
JP2001194185A (ja) 光学式絶対値エンコーダ
US11204265B2 (en) Rotary coding disc and method for designing the same
JP3449793B2 (ja) 絶対値エンコーダ
JP2691943B2 (ja) 1トラック型アブソリュート・エンコーダ
JPH04136715A (ja) エンコーダ
US4973959A (en) Digital pulse circuit for processing successive pulses
JPH03287013A (ja) 符号板、および該符号板を用いたアブソリュートエンコーダ
JPH08304112A (ja) バーニア形アブソリュートエンコーダ
JPH0221216A (ja) アブソリュートエンコーダ
RU1780190C (ru) Фотоэлектрический преобразователь перемещени в код

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees