JPH036409Y2 - - Google Patents

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JPH036409Y2
JPH036409Y2 JP1985109404U JP10940485U JPH036409Y2 JP H036409 Y2 JPH036409 Y2 JP H036409Y2 JP 1985109404 U JP1985109404 U JP 1985109404U JP 10940485 U JP10940485 U JP 10940485U JP H036409 Y2 JPH036409 Y2 JP H036409Y2
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、反応射出成形装置において、原料タ
ンクに貯蔵された液状プラスチツク原料(以下原
料と略す)を、原料の射出工程時に供給路を通じ
て混合ヘツドに送り、原料の循環工程時に上記供
給路から循環路を通じて上記原料タンクに循環さ
せる原料供給装置に関する。
「従来の技術」 従来の反応射出成形装置の1例においては、第
3図、第4図に示すように、原料タンク1,1と
混合ヘツド2との間に、吸入側が吸入弁3,3を
備えた吸入路4,4によつて原料タンク1,1に
吐出側が供給路5,5によつて混合ヘツド2にそ
れぞれ接続された原料供給シリンダ(原料供給装
置)6,6が配設され、かつ、上記混合ヘツド2
と原料タンク1,1とは循環路7,7によつて相
互に連絡されると共に、上記供給路5,5と該循
環路7,7とはバイパス弁8,8を備えたバイパ
ス路9,9によつてそれぞれ相互に連絡されてお
り、原料の射出工程においては、吸入弁3,3が
開放して原料供給シリンダ6,6が後退作動し、
原料タンク1,1内の各原料が該原料供給シリン
ダ6,6内に吸入されると共に、吸入弁3,3が
閉じて該原料供給シリンダ6,6が前進作動し、
これにより、原料供給シリンダ6,6内に吸入さ
れた各原料が供給路5,5を通じて混合ヘツド2
に圧送され、混合ヘツド2から循環路7,7を経
由して原料タンク1,1に循環される。そして、
各原料の流れが安定したところで混合ヘツド2が
開いて各原料は該混合ヘツド2内において互いに
衝突混合されて金型(図示せず)内に射出され、
混合ヘツド2から規定量の各原料が混合射出され
た後は、混合ヘツド2は閉じられ、各原料は循環
路7,7から原料タンク1,1へと循環し、上記
原料供給シリンダ6,6が終端に達して一行程が
終了する。一方、原料の一射出工程と次の射出工
程の間においては、各原料の状態を一定に保つた
めに、上記の場合と同様にして吸入弁3,3と原
料供給シリンダ6,6を連繋作動させると共に、
バイパス弁8,8を適当なサイクルで開閉し、こ
れにつて各原料を、供給路5,5→混合ヘツド2
→循環路7,7→原料タンク1,1、あるいは、
供給路5,5→バイパス路9,9→循環路7,7
→原料タンク1,1、の順で原料タンク1,1に
循環させる循環工程を行なつている。
また、上記原料供給シリンダ6は、シリンダ本
体10aにピストン10bが液密的に摺動自在に
嵌挿されて成る供給シリンダ(供給装置本体)1
0と、上記ピストン10bにロツド11aを介し
て連結された駆動ピストン11bが駆動シリンダ
本体11cに液密的に摺動自在に嵌挿されて成
り、油圧によつて上記供給シリンダ10を駆動す
る駆動シリンダ(駆動装置)11とから構成され
ており、上記駆動シリンダ11の駆動シリンダ本
体11cには、吸入用流量調整弁12を備えた第
1油路13と吐出用流量調整弁14を備えた第2
油路15の各一端が接続され、該第1、第2油路
13,15の各他端は4ポート3位置電磁切換弁
16のA,Bポートにそれぞれ接続されると共
に、上記切換弁16のP,Tポートは、第3、第
4油路17,18によつて油圧ポンプ19及び油
タンク20にそれぞれ連絡されている。
そして、原料の吸入時には上記切換弁16の第
1ソレノイド16aが励磁されて、PポートがA
ポートに、BポートがTポートにそれぞれ連通す
る状態に切換弁16が切換えられ、油圧ポンプ1
9から圧油が、吸入用流量調整弁12によりその
流量が調整されながら、第1油路13を経て駆動
シリンダ本体11cに供給され、駆動ピストン1
1bが第4図において左方に移動せしめられて供
給シリンダ10が吸入作動し、また、原料の吐出
時には切換弁16の第2ソレノイド16bが励磁
されて、PポートがBポートに、AポートがTポ
ートにそれぞれ連通する位置に切換弁16が切換
えられ、油圧ポンプ19から圧油が、吐出用流量
調整弁14によつてその流量が調整されながら第
2油路15を経て駆動シリンダ本体11cに供給
され、駆動ピストン11bが第4図において右方
に移動せしめられて供給シリンダ10が吐出作動
するようになつている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記反応射出成形装置において、例
えばナイロン反応射出成形を行う場合、原料の射
出は低圧、低流速で行うのが一般的であり、ま
た、原料の循環工程も射出工程と同一の低流速で
行つていた。のため、例えば原料中にガラス繊維
等のフイラーを強化剤として混入させて成形を行
う場合、該フイラーが循環路7等の配管中に沈降
して配管が閉塞したり、機械動作が不能になるな
どの問題があつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
原料にフイラー等を充填して射出を行う場合にお
いてもフイラー等の沈降のおそれのない反応射出
成形装置の原料供給装置を提供することを目的と
する。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案は、駆動装
置により駆動される供給装置本体により、原料タ
ンクに貯蔵された原料を、原料の射出工程時に供
給路を通じて混合ヘツドに送り、原料の循環工程
時に上記供給路から循環路を通じて上記原料タン
クに循環させる反応射出成形装置の原料供給装置
において、上記駆動装置には上記供給装置本体か
ら吐出される原料の吐出流量を変更させる流量変
更手段が設けられ、該流量変更手段には原料の射
出工程時から原料の循環工程時へまたその逆へ切
り換えられたときに、該流量変更手段を切換制御
する制御手段が並設されている構成したものであ
る。
「作用」 そして、本考案の原料供給装置によつて例えば
ナイロン反応射出成形における射出工程で原料を
供給路に吐出する場合は、流量変更手段で吐出流
量を低く設定する一方、原料の循環工程で原料を
供給路に吐出する場合は、流量変更手段により吐
出流量を相対的に高く設定し、これにより、循環
原料の流速を高めてフイラー等の沈降による配管
の閉塞を防止する。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図を参照して説
明する。
本実施例においては、原料供給シリンダ(原料
供給装置)6の駆動シリンダ(駆動装置)11に
は、従来例同様、第1、第2油路13,15の各
一端が接続され、該第1油路13の他端は切換弁
16(以下第1切換弁16という)のAポートに
接続されると共に、該第1切換弁16のPポート
とTポートは第3、第4油路17,18によつて
油圧ポンプ19と油タンク20にそれぞれ連絡さ
れ、かつ、上記第1油路13には吸入用流量調整
弁12が備えられている。
一方、上記第1切換弁16のBポートには第5
油路21の一端が接続され、該第5油路21の他
端には3ポート2位置電磁切換弁から成る第2切
換弁22の第1ポートαが接続されると共に、該
第2切換弁22の第2、第3ポートβ,γには、
循環工程用流量調整弁23を備えた第6油路24
と射出工程用流量調整弁25を備えた第7油路2
6とが、それぞれ接続され、上記第6、第7油路
24,26は上記第2油路15の他端に接続され
ている。そして、上記循環工程用、射出工程用流
量調整弁23,25が原料の射出時と原料の循環
時とで原料の吐出流量を変更する流量変更手段2
7を構成し、また第2切換弁22は、原料の射出
工程時から原料の循環工程時へまたその逆へ切り
換えられたときに、流量変更手段27を切換制御
する制御手段を構成している。また、ここで、上
記循環工程用流量調整弁23における設定流量は
射出工程用流量調整弁25の設定流量よりも大き
い。
しかして、上記構成の原料供給装置においいて
は、原料の吸入時には、第1切換弁16の第1ソ
レノイド16aが励磁されて、PポートがAポー
トに、BポートがTポートにそれぞれ連通する位
置に第1切換弁16が切換えられ、油圧ポンプ1
9から圧油が、吸入用流量調整弁12によりその
流量が調整されながら第1油路13を経て駆動シ
リンダ本体11cに供給され、駆動ピストン11
bが第1図において左方に移動し、また、駆動シ
リンダ本体11cから排出される圧油は、第2油
路15→第6油路24及び流量調整弁23の逆止
弁(あるいは第7油路25及び流量調整弁25の
逆止弁)→第2切換弁22→第5油路21→第1
切換弁16→第4油路18→油タンク20、の順
に油タンク20に戻り、供給シリンダ(供給装置
本体)10が吸入作動する。さらに、循環工程で
原料を吐出する場合は、第1切換弁16の第2ソ
レノイド16bがが励磁されて、PポートがBポ
ートに、AポートがTポートにそれぞれ連通する
位置に第1切換弁16が切換えられると同時に、
第2切換弁22は第1ポートαが第2ポートβに
連通する位置に維持される。そして、油圧ポンプ
19から圧油が第3油路17→第1切換弁16→
第5油路21→第2切換弁22→第6油路24及
び循環工程用流量調整弁23→第2油路15→駆
動シリンダ本体11c、の順で駆動シリンダ本体
11cに供給され、駆動ピストン11bが第1図
において右方に移動し、また、駆動シリンダ本体
11cから、第1油路13及び吸入用流量調整弁
12の逆止弁→第1切換弁16→第4油路18→
油タンク20、の順で油タンク20に戻り、供給
シリンダ10が吐出作動する。またさらに、射出
工程で原料を吐出する場合は、循環工程の場合と
は異つて、第2切換弁22のソレノイドが励磁さ
れて、該第2切換弁22がそのαポートをγポー
トに連通する位置に切換えられ、これにより、圧
油が、第7油路26と射出工程用流量調整弁25
を通つて第2油路15から駆動シリンダ本体11
cに入り、駆動ピストン11bを第1図において
右方に移動させる。
ここで、循環工程用流量調整弁23の設定流量
は相対的に大きく、射出工程用流量調整弁25の
設定流量は相対的に小さくなつているから、循環
工程時には、駆動ピストン11b移動速度が高ま
つて供給シリンダ10の原料は高速で吐出される
ので、配管中におけるフイラー等の沈降を防止す
ることができ、また、射出工程においては、供給
シリンダ10の原料吐出速度は低くでき、ナイロ
ン反応射出成形等の成形条件で定まる比較的低速
な流量を得ることができる。
このように、上記原料供給装置では、循環工程
と射出工程とで原料の吐出速度をそれぞれの状態
に合つた最適な値に切換えることができる。した
がつて、ナイロン反応射出成形のような場合で
も、成形条件を最適に維持できると共に、配管中
でのフイラー等の沈降も確実に防止することがで
きる。
また、射出工程から次の射出工程までの時間間
隔は、金型側の準備状況により一定ではなく、金
型側から射出の要求があつた時点が循環工程であ
る場合があり、そのような場合、一工程が終了す
るまで射出工程に入ることはできない。ところ
が、上記原料供給装置では、循環工程におけるシ
リンダ速度が速いため、1回1回の循環工程は短
時間に終了している。したがつて、射出の要求か
ら実際の射出工程の開始までが短時間になり、一
成形当りの無駄時間が少なくなつて生産性が向上
するという利点がある。
また、第2図は、他の実施例を示すもので、こ
の実施例においては、第2流路に、指令器28か
らの信号により流量が調整される電磁式流量調整
弁または電気・油圧サーボ弁等の吐出用調整弁2
9が設けられており、循環工程用設定器30及び
射出工程用設定器31により設定された各流量に
基づいて指令器28が上記吐出用調整弁29の流
量を循環工程と射出工程とで切り換え、前記実施
例と同様の効果が得られるようになつている。す
なわち、この実施例では、吐出用調整弁29が原
料の吐出流量を変更させる流量変更手段27を構
成し、指令器28、循環工程用設定器30および
射出工程用設定器31が流量変更手段27を切換
制御する制御手段を構成している。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の原料供給装置に
よれば、原料の射出工程時と循環工程時とで原料
の吐出流量を変更することができ、例えばナイロ
ン反応射出成形等における射出工程では、原料の
流速を低くして、良好な品質の成形品を得ること
ができ、また、循環工程では、吐出速度を速くし
て配管中におけるフイラー等の沈降を防ぎ、配管
の閉塞等を未然に防止することができ、さらに、
無駄時間を少なくして生産性を向上させるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明図、第2
図は他の実施例を示す説明図、また、第3図は反
応射出成形装置の1例の全体の説明図、第4図は
従来例を示す説明図である。 1……原料タンク、2……混合ヘツド、6……
原料供給シリンダ、10……供給シリンダ、11
……駆動シリンダ、22……第2切換弁(制御手
段)、28……指令器、30……循環工程用設定
器、31……射出用工程用設定器、27……流量
変更手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動装置により駆動される供給装置本体によ
    り、原料タンクに貯蔵された原料を、原料の射出
    工程時に供給路を通じて混合ヘツドに送り、原料
    の循環工程時に上記供給路から循環路を通じて上
    記原料タンクに循環させる反応射出成形装置の原
    料供給装置において、上記駆動装置には上記供給
    装置本体から吐出される原料の吐出流量を変更さ
    せる流量変更手段が設けられ、該流量変更手段に
    は原料の射出工程時から原料の循環工程時へまた
    その逆へ切り換えられたときに、該流量変更手段
    を切換制御する制御手段が並設されていることを
    特徴とする反応射出成形装置の原料供給装置。
JP1985109404U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH036409Y2 (ja)

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JP1985109404U JPH036409Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JP1985109404U JPH036409Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JPS6219221U JPS6219221U (ja) 1987-02-05
JPH036409Y2 true JPH036409Y2 (ja) 1991-02-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57160603A (en) * 1981-03-30 1982-10-04 Niigata Eng Co Ltd Raw material supplying method for raw material mixing apparatus for multicomponent liquid plastics

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57160603A (en) * 1981-03-30 1982-10-04 Niigata Eng Co Ltd Raw material supplying method for raw material mixing apparatus for multicomponent liquid plastics

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JPS6219221U (ja) 1987-02-05

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